
総合評価
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powered by ブクログ「やや黄色い熱を帯びた旅人」から個人的原田宗典ブームのときに購入した1冊。 甘たるいような男女の短編集かと思っていたけど、表題作以外はミステリー?サスペンス?の要素が強くて、自分が思っていた著者のイメージと異なるが面白かった。 著者の書く繊細な心理描写、人の、特に男女のやり取りの生々しさはすごい。世の中の多く男性がおそらく思っているが、口にしないことがたくさんあったと思う。言っちゃダメ・思っちゃダメでしょ!とひやひやした。表題作は、文章の読点・句読点・改行が少し変で、その部分から考えが溢れ出てくる雰囲気を感じた。パン屋もこの二人も優しくって少しばかで、愛くるしいと思えた。今風にいうとエモいんだろうか。 何か知識とか得たくて読書することも多いけど、このくらい余裕のある読書もいい。面白かった。
1投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ原田宗典のエッセイはよく読んで知っていたが本書を読みはじめてみたら小説だった あまり期待せずに読み進めるが意外と全編面白い それもそのはず第八回すばる文学賞受賞作品が収められている 表題作以外はちょっと不気味で怖いお話し 好みなのは「優しくって少しばか」かな 登場する女性がとっても魅力的で可笑しくってキュートで笑える
0投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ『優しくって少し ばか』では男っていうのはほんとにばかで愛しい生きものだと思った。庄司薫をちょっと思い出した。もちろんDVとかもあるみたいだからすべての男ってわけじゃないんだろうけど、基本的に弱くてやわらかくて壊れやすい女の子にはやさしくするようにプログラムされているんだと思う。そういう意味ではもともと男女は平等じゃないのかもね。 同じ異性の人を長きにわたって愛し続けるっていうのはかなり難易度が高いと思う。だって、男女の考え方ってほんとに違うもの。恋人や夫婦の関係であっても、それぞれの性の素を出したら上手くいかないんじゃないかな。男は好きな女性の前ではカッコよくありたい、女性は好きな男の前では可愛くありたい、って頑張るからいい恋愛が保てるんじゃないかっていうのがオイラの持論だ。いくら長く連れ添っても、馴れ合いになって互いにそういう努力ができなくなったらいい関係を保てなくなると思う。長く一緒にいたら自分のことを何でもわかってくれるなんて都合のいい考え方なんだよな。というわけでやっぱり「例のパン屋さん」の主人みたいな人がホッとするのである。
2投稿日: 2020.01.08
powered by ブクログ表題作がなかなか独特な文体ながら、じつにこの…あまーくぬるーい、男女の生々しい感じがすごい。明るい外の光を閉ざして薄暗い部屋で貪るむやみやたらな幸福感というか。風邪をひいて部屋で二人、というのがいいんだろうな。 表題作もよかったけど、個人的には「ポール・ニザンを残して」が一番好きかもしれない。シャレオツ。
1投稿日: 2017.10.07
powered by ブクログ表題作は慣れるとあの文体も味があるように感じられる。表題作以外はどれも結構不気味。そして出てくる男性も女性もほんと愚か。
1投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログ短編集。 優しくって少し ばか 題名がいい。話もいい。 一部の人にだけウケる映画みたい。 男性側から見た女性と男性の違い。 その違いがわかるけど理解できない。 そんな短編集。 怖いわホント。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ初めて原田宗典を読んだ。覚せい剤かなんかでつかまったけども。題名買いで失敗。いやーな感じのする本だった。男の書く文!ってかんじ。男女の話の短編集だが、男女どちらにも共感できなくてイライラする。うんん。題名は好き。優しくって少しばかなら、生きるの楽しそう。
0投稿日: 2014.08.08
powered by ブクログ作者のナイーヴな性格がそのまま表れたような作品。 余談だが、ブクログの本作『みんなのレビュー』がすごく的を得ていて、こういう人たちが読むのか!と思って感慨深かった。
0投稿日: 2014.01.25途中でなげだそうかと
いらいらしてちょっと途中で投げ出したくなりました.文章のテンポが嫌いです.
0投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログ読書録「優しくって少しばか」2 著者 原田宗典 出版 集英社 P31より引用 “どこで仕入れてくるのか知らないけど彼女お得意の“世界的傾 向”や“社会現象”というのはどうも、 胡散臭い。” コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活 躍する著者による、短編小説集。 表題作から気になる噂の女の話まで、穏やかな日常やそう見え るだけな話が収録されています。 上記の引用は、とある男と女の会話に対する一文。 流行というのはまぁ大体胡散臭いものを含んでいるものだと思い ます、楽しく現象や傾向を受け入れている人の邪魔はしないよう にとは思いますが。胡散臭いとわかっていて、それを踏まえて楽 しんでいるのかもしれませんし。 二話目の林檎煮の話は、その他の話とはなんだかまったく雰囲 気が違っていて、飛び抜けて怖いです。その他の作品も少しずつ 不気味なところはありますが、この話だけ入れる本を間違えたの かと思いました。 ーーーーー
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログ本全体が、優しくって少しばか、ってかんじ。この優しくって少しばかを大事にしたいって書いてる本ってこの世にものすごくたくさんある気がするから、みんな心の底ではこういうの求めてるのかなあ。危うい揺れ動きが面白い場面設定で描かれているものが六短編。全部ひやっとするかんじなんだけれども、これはたぶん本としての本質的なひやっとではなく、筋としての脚本的なひやっとかな、と思う。女のひとがかく男女の揺れ動きは時々ありえないほどの寄り添いの波が押し寄せて、それがすきなんだけれども、男のひとがかく男女の揺れ動きはそれはそれでとても興味深い。一線かくしているし、女のひとの観察がすごくて、はっとさせられた。
0投稿日: 2013.07.25
powered by ブクログ男は、いけない。女もいけない。 いけない二人が一緒にいるから、なおいけない。 けれど1人じゃまたいられない。
0投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログ6つの短編 一つが表題の「優しくって少しばか」 全体的に綺麗だけど、オチがいまいち.というかそのタイトル、コピーとして綺麗だっていうだけでお話としては生かされてないじゃんっていう. リンゴ、雑が谷、世にも奇妙な物語ぽい。もしかしたら原作になってるかも。 正直、ありきたりだなって思ってしまった.
0投稿日: 2012.11.29
powered by ブクログ一番初めの話のみ むっちゃいい! どこがこうっていうのはないけ ど 読み終わったら ヌクっとする
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログ表題の小説はタイトルどおり、やさしくって少しだけ おばかさんな雰囲気が漂う、そんなホンワカしたお話。 私、物語が月日を追って進んでいくものよりも、この小説のようにその一瞬をすくいとったモノローグのような文章がすごく好きなんですよね。 心がすこし優しくなれて、このまま ばかのまま生きていくのでもいいかなぁ……なんて思えるようになる。 そんなお話です。 その他の内容は、読んでからのお楽しみに(笑)
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログタイトルみただけで、キュンとしてしまいます(笑) 短編集になっているのですが、最初の『優しくって少し ばか』が好きでした。 ありふれた生活の中にこんな幸せがつまってるのかあ。 大切な人が傍にいるっていいなぁ…。笑 句読点を使わないことで、熱を出している時の怠さがそのまま伝わってきました^^ 他の作品はちょっと毒々しさがあるけど、それはそれで好きかもしれない
0投稿日: 2012.05.19
powered by ブクログ短編集は、作者の技量が問われる。 コンパクトにまとめる技量もそうだが、限られた字数の中でいかにして厚く、重みのある作品に仕上げるか。 僕は短編集というものが嫌いだ。 でも彼は短くとも、それがたとえ3ページのものでさえ 作品の中に重みを与え、僕らを熱くしてくれる。 彼は、いい。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ表題作は、風邪をひいた男女が仕事を休んでベットで横になりながら、とりとめもない話をしています。そんな二人なんだけど、どこかいとおしく感じるお話でした。 何かの対談で表題作を湊かなえさんがお薦めしていて、有川さんとお話をされていたのをみて、読んでみました。 表題作以外は、背筋が寒くなるようなお話が多くてちょっと苦手でした。
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログ表題作を含む六篇の中短編集。 全て男と女の関係をテーマとした繊細な小説なのだが、表題作以外は何とも不穏で背筋がゾクリとするような狂気を根底に孕んでいる。 それだけに表題作の「ユルさ」が非常に心地いい。お互いに風邪をこじさせている男女が一つの部屋で繰り広げる駆け引き。 読点や句読点、改行などの文法をあえて無視しリズム感を重視した文章は、男の視点から見た恋愛の身勝手さや不条理さを優しく紡ぎだす。 解ってる恋愛なんて不公平だなんて解ってるつもりなんだけど、あーやっぱり一緒にいたいんだよなぁ。そんな微妙な男心。 その他の収録作も見事なキレを持った作品ばかり。小説ならではの満足感を得られます。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログ文体と構成で空気感を表現するという部分で、最初に衝撃を受けた作品。 最初に読んだのは高校生の時だった。
0投稿日: 2011.02.11
powered by ブクログ6つの恋愛小説短編集です。表題作は好きでした。熱を出した恋人同士がちょっとしたことでケンカになる微笑ましいストーリーでした。でも他の5編に出てくるヒロインはなんでみんな不気味なんでしょう。男性はこういう不気味ちゃんに惹かれるのかしら。
0投稿日: 2010.10.22
powered by ブクログこんな愛情にあふれたことばはあるだろうかと考える。 わたしは すこしぐらい愚かな方が人間はいとしいなあっておもう。
0投稿日: 2010.09.29
powered by ブクログあぁやっぱりこの文体って変だなぁとか思いつつも結構今もブログとかで使っちゃうんですよねまったくグダグダしてるだけの描写なのになぜかそれが また 愛おしかったりしてまぁちょっと真似てレビューも書いてみたりとかしてみたりして 。
0投稿日: 2010.09.03
powered by ブクログ原田宗典最初期に発表された、短篇6本の作品集。 表題作は、どうしようもなくだらしのない男と、とてつもなく身勝手な女の、あるほんのひとときの物語。舞台は、女の住むマンションの一室。そろって熱を出し寝込んでいる二人の会話…というよりも、男の心の中のひとりごとに、時々彼女のセリフが挿入される、という形で展開するストーリー。 気の強そうな彼女に、始終のまれっぱなしのように見える男が、妙なところで意地をはったりして、二人の関係はぎしぎしときしみ音を響かせて、かなりスリリングな状況にはいっていくけれど… タイトルにある‘優しくって少しばか’な存在が、そんな二人にも日だまりの時間をもたらす。ラストのぬくい幸せ感が心地よくて、時々ふと浸りたくなる。 その他は、かなりゾゾーッとさせられる男と女のお話の連発。ドロリと湿り気たっぷりな雰囲気もあれば、研ぎ澄まされた剃刀でスパッとやられるスタイリッシュなものもあり、多彩な原田宗典ワールドが楽しめる1冊。しかし、かなり異色。好き嫌いがはっきり分かれそう。
0投稿日: 2010.08.19
powered by ブクログ短編集だが、表題作にでてくる「優しくってすこしばかなパン屋」のくだりを読むと、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を思い出す。 何ということのないカップルの、グダグダした時間が、ふんわりと温かくて心地よい。とてもかわいらしいお話です。 表題作以外はあまり覚えてない…。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ男と女の短編集。 会話や行動がとても生々しくて 頭の中に映像として出てきそうなのだ。 人間の 特に女の狂気は恐ろしい!
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログ6つの短編集。 どれもこれも、やりとりや心情の描写がとってもリアル。 読んでいて苦しくなるくらい。 だけど、不気味さもただよう。 結局のところ、標題作に出てくる二人の関係がいいんだろうな。(この話は主人公が第一人称なので、すべての細かい心情まで書かれている!すごい!つかれるけど、濃い!)
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ題名に惹かれて購入。 なんだろう、会話や描写がとても生々しい。それがとても不気味で怖い。 全体的に恐怖が見え隠れする作品集だった。 そんな中、表題の「優しくって少しばか」は、雰囲気が好き。 句読点のない語り、独特の改行。 小説というより、詩集みたいだ。 最初は慣れないけど、読み進めるうちに、独特のテンポに引き込まれていきます。
0投稿日: 2010.01.31
powered by ブクログ原田宗典さんはエッセイが面白いけど、小説は不気味というかちょっと怖いところがある。だけどそれが良くて、日常の裏にあるみんなが持ってる暗い部分が面白いのかもしれないと思う。無理に深くしようとしてない、自然な進み方がすき。恋愛の話だけど、奥が深くて、難しい。私はこのひとの本がすきなひとを好きになりたい。好きな人に読んでほしい本。
0投稿日: 2009.11.30
powered by ブクログ原田宗典の小説。 エッセイと小説のギャップに惚れ込みます。 ほのぼの、まるで自分の日常のようなストーリーと、ちょっと斬新な文体が魅力的な一冊。
0投稿日: 2009.11.02
powered by ブクログみんなそうだ 優しいフリをしたり 狂っているフリをしたり そうやって人生に味をつけてる 男と女、表と裏、凸と凹 そうやって無理やり合わせようとするから ほらいつのまにこんなに ずれていくんだよ
0投稿日: 2009.10.31
powered by ブクログ表題作のもつ雰囲気がとてもすきだ 男の頭の中はこんな感じなのか、と、思ったけど女の頭の中も案外こんなもんだ 他の短編はそっと背筋が凍る話であった 実に危うい
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログ本当に「人間らし」くて腹の黒い作者が書いたんだろう。 けど、その厭味な感じが、くせになる。 この本と原田宗典の存在を教えてくれた人に感謝したい!
0投稿日: 2009.08.29
powered by ブクログわたしはこういう人と結婚したい。 こういう話がすきな人がすき。 優しくって少しばか。な人。 人の家で読んで、自分でも買った本。
0投稿日: 2008.11.24
powered by ブクログ原田宗典の第一作品集。 表題作以外はホラーともサスペンスとも言えるけれど、一定しているのはすべての作品には男と女の関係を紡いだもの。だけど改めて内容紹介の「男は、いけない。女もいけない。いけない二人が一緒にいるから、なおいけない。けれど1人じゃまたいられない」を読んだ時、表題作も含めて、その関係がすでに奇妙だと膝を叩かざるを得ない。怖いもの見たさ・ではないけれど、人は奇妙な物や人物に惹かれるんだなとも。優しくって少しばか。だけど、時にホラーな作品集。
0投稿日: 2008.01.20
powered by ブクログ表題作の男の語り口が、不思議な改行のされ方でまた、独特な雰囲気になっているようです。 とても幸せな感じがします。 その他の作品は不気味でミステリアスな雰囲気が漂っているものが目立ちます。 精神的に崖っぷち的な怖い感じがします。 この短編集に惹かれるのは、対照的な作品に惹かれてのことなのかもしれない。
0投稿日: 2007.10.23
powered by ブクログ原田氏初期の作品集。 短編で読みやすい。表題作のけだるい感じがすき。 原田氏の作品は中学〜高校時代に当時刊行されていたものはほぼ読んだはず。 ちなみに彼の書くエッセイは部屋で読むように!電車で盛大に噴出して恥ずかしかった…
0投稿日: 2007.04.25
powered by ブクログこの人の笑えて気軽なエッセイを読むことが多いけど、小説家なのねー。といってもこれは初めて読んだ原田本でした。
0投稿日: 2007.03.09
powered by ブクログこれはねぇ、一言では語れない1冊なんだよね。 とにかく、男と女の関係っての? コレ危ういんですよ。 原田宗典の世界はここから始まる・・・。 と、オレは思っている。
0投稿日: 2007.03.08
powered by ブクログ表題作『優しくって少しばか』以外は何だかサスペンス気味の作品ばかりで表題作やタイトルで購入した私はちょっと面食らった。表題作からのギャップが激しいから恐らくそれも狙っているのだろうけど。表題作は風邪ひきの男女の室内での話。文体に特徴があり、実際に話しているような軽快なテンポが。全体的にしあわせな雰囲気が漂っており心地よい。
0投稿日: 2006.08.29
powered by ブクログ優しくってすこし馬鹿なパン屋さんの話などなど 穏やかだけど、ちょっとユニークな短編集。 原田さんのエッセイも面白くて好きです。
0投稿日: 2006.08.23
powered by ブクログ何だか怖い話です。 何が怖いって、文章が怖いです。 どういう怖さかと言うと、体温や体臭や生々しい色が見えてしまうという怖さ。 この方の書く、恋愛小説はとにかく生臭い気がする…。そして女性が怖い。どの女性も、匂いもすれば色もある。ただ、その色や匂いは、決して美しいものではない。 綺麗で切ない掌編も書くのに、こんなに生っぽい男女も書くのだなぁ。 私は、前者の文の方が断然好きなのですが、後者の話も書けてこそ、綺麗な話が活かされるのかもしれないと思いました。 そのギャップがものすごい。 要するに、この『優しくって少し ばか』には、そういう生っぽい男女の恋愛がたくさん書かれています。 愛憎や狂気が根底に隠れた、静かな恋愛。 私は、どういう内容であれ、“血”が想起させられるものは苦手です。 しかし、どうもこの短篇集の中には、それを思い起こされる話が混じっている。それが、怖くて怖くて…。 あ、でも、ラストに収録されている『テーブルの上の過去』はそういう生の匂いはしなかったな…。安心して読めたもんな。 とにもかくにも、色々と衝撃的な恋愛が多かった。 愛と憎悪と狂気と死が近くに見えるような。 すごいです。
0投稿日: 2006.06.11
powered by ブクログとにかく表題作が秀逸。コピーライター出身らしく、句読点を極度に省いたゆるやかな文章でほっこりとした気持ちにさせてくれます!
0投稿日: 2006.06.03
powered by ブクログすごく大好きな短編集。友達にも薦めまくりです。原田さんはエッセイもとても楽しいですが、私はこっちのほうが好き。プチホラー?なのかなぁ。
0投稿日: 2006.05.15
powered by ブクログ短編がうまい彼。 その中でもこの一冊は、ほんわかするラブストーリーの百貨店や〜(笑) ふふふ、ってなんかとても優しくなれる本。
0投稿日: 2006.05.05
powered by ブクログ最初の話が一番好きかなぁ 点とか丸とかの区切れのない感じ ゆるくするりぬける感じ でも怖くもあってぞくってなる
0投稿日: 2005.12.15
powered by ブクログ笑えるエッセイストとして不動の人気を得るずっと以前の、処女短編集。演劇寄り文系出身+コピーライターの文章センスが絶妙なバランスで混ざり合ってます。憎めないダメポな彼の恋愛モノ、サスペンスタッチのドラマなど、情景がすっと目に浮かんでくるオススメの逸品。個人的に、わけあり男女のクールな会話劇「ポール・ニザンを残して」の余韻が好きです。
0投稿日: 2005.12.04
powered by ブクログ初めての原田宗典作品です。「優しくって少しばか」な人、いいですね。私もアンクレット好きです。「西洋風リンゴワイン煮」「海へ行こう、と男は」は両方共曖昧さが怖い!「西洋風〜」の方は、やっぱり美也が煮られていたのか??怖い〜
0投稿日: 2005.10.10
powered by ブクログ独特なテンポの小説。村上春樹の匂いを感じるのはボクだけか?彼氏と彼女の状況設定や心理描写だったり、読んでいて分かりやすい。何気ない彼氏と彼女の一場面。それが良い。
0投稿日: 2005.09.30
powered by ブクログ男も身勝手。女も身勝手。 なのに一緒にいるのはなぜ。 全体的にけだるくて、 でもそういう日常が実は 大切だったりするのかも。
0投稿日: 2005.08.08
powered by ブクログ中短編集。久々に読んだ男性作家作品。「西洋風林檎ワイン煮」は実におぞましい話。おーこわいこわい・・・
0投稿日: 2005.06.18
powered by ブクログ短編集。表題作“優しくって少しばか”とてもよかった。自意識のバランス?村上春樹や辻仁成の対極?対極まではいかないまでもアンチ。手元に置いておきたかったのでamazonで購入。
0投稿日: 2005.01.29
powered by ブクログ高校生だった頃、とてもとても好きだったことだけ覚えています。どんな本だったかは覚えていません。(あんこ)
0投稿日: 2004.11.28
powered by ブクログ「西洋風林檎ワイン煮」が特別好き。あいまいさが、これほど怖い。 弘前駅ビルの今はなき本屋で購入。個人的思い出がある本。
0投稿日: 2004.10.22
powered by ブクログほんとに、男も女もやさしくて、ばか。表題作はバカですが、 西洋風林檎ワイン煮はこわいです。やっぱり美也が煮られていたのか・・・。じゃぁ、胴体は?
0投稿日: 2004.09.30
powered by ブクログ原田宗典の優しくって少しばかを読みました。男と女の気持ちが微妙にずれてくるときの怖さや面白さが描かれている中短編集でした。語り口がちょっと変わっていますがつい引き込まれて読んでしまいました。この人の他の小説も読んでみようかな、と思いました。
0投稿日: 2003.05.13
