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ひきだしにテラリウム
ひきだしにテラリウム
九井諒子/イースト・プレス
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総合評価

132件)
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46
18
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    星新一を思わせるショートストーリーが多いが、マンガならではのアイデアストーリーや、星新一というよりも筒井康隆に近いような、実験的な展開も多い。絵柄がシンプルかつ多様で、とても器用な人であるという印象。

    0
    投稿日: 2013.04.16
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    1ページめの少女チックなイラストにびっくりするかもしれないが、そこは踏みとどまって先に進んでもらいたい。 色々なタッチの絵柄を使い分ける作家さんのようだけど、この少女漫画でずっと続いたらどうしようかと私は不安になったので。(笑) ショートショートの詰め合わせである本作。 どちらかというとSFよりな話が多い気がした。 好みにもよると思うが、私は同じ著者の他の本の方が好みだった。 だが、こちらもこんなことあるかもな〜と空想してしまう面白さがある。

    0
    投稿日: 2013.04.15
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    この人の作品ほんと外れない。空気感がすごくいい。他の二冊も短編集だけど、これはそれ以上に短い作品がぎっしり。ショートショート読んでる気分。「記号を食べる」が好き。

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    投稿日: 2013.04.14
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    九井諒子の本が読んでみたくて、とりあえず書店に新刊で並んでいた短編集を買ってみました。 短編というよりも短い、ショートショートです。 星新一を思い起こさせるようなSFあり、ファンタジーありのぎっしり感で、作品ごとに絵柄も変え、どちらかというとほのぼの系や笑いありのユーモラスな作風。思わず何度も吹き出しました。 絵もこなれていて可愛くて、表紙も工夫されています。内容もいいので、ジャケ買いしても正解な漫画でした。 他の本も読んでみたいです!

    1
    投稿日: 2013.04.11
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    ファンタジーやおとぎ話の色が濃いものが目立つけれども、愚直なまでに現実的なものがひょっこり現れるので油断ならない。カバーイラストに33編のお話がごった煮になっているのも楽しい。

    0
    投稿日: 2013.04.10
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    評判いいので試しに買ってみました。 最初のページの絵で、あれーこれって少女漫画なの?と思っていたら、それは他の漫画家の書く漫画で、さらに次の話では絵柄が変わって… と多彩な絵柄が素晴らしい。 ストーリーも数ページの中に世界がどーんと広がっていて、どれも面白い。 すごい人だなと思いました。 値段以上の価値のある一冊。

    1
    投稿日: 2013.04.06
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    前読んだ短編が面白かったので。 小ネタが面白いな~ 龍を食べる話が妙に頭に残ります。未来人の漫画も面白いですね。コニー・ウィリスの小説みたい(笑)でも一番好みなのは猫神様の話でした。

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    絵の描き方が多彩で、読んでてわくわくする。着眼点が面白い。マンガを描くことの楽しさを考えさせられる。

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    投稿日: 2013.04.04
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    絵のバリエーションが豊富でうまい。最初はオチが弱くゆるいSFだなと感じたのだけど、舞台設定が全てなのだろうと思い直した。ちょっとしたアイデアなんだけど深読みすると結構鋭いというテーマが多かったりする。だけど自分の知識では理解ができないのも。

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    投稿日: 2013.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

     著者(たぶん)3冊目の作品集。今回は短め(2ページとか4ページとか)のものが多く、33編収録。 続き絵のカバーが楽しい。カバーを外してみても楽しい。 すれ違わない  痛くないのかw 湖底の春  水に飛び込む

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    投稿日: 2013.03.28
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    これぞショートショートという感じの漫画。 一話一話は強烈に感動的!であったり衝撃的!と言った感じではないが、どれもが感動的で衝撃的であるといった印象を与える。 言ってしまえば、日常における空想がもの凄い面白い人の頭の中を具現化しました、といった様相。 記号を食べる「記号を食べる」という話と、よくあるオマケ漫画を一つのショートストーリーに仕上げた「スットコ訪問記」がお気に入り。

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    んーまあまあ、かな 「代理裁判」は笑えた、かわいい。「パーフェクト・コミュニケーション」も。ただ全体的には正直そこまで面白くはなかった。オチが不明瞭というか。 でも雰囲気がまるで違う話をこうも色々と描ける人はなかなかいないと思うので、器用貧乏な感じにならないといいな

    0
    投稿日: 2013.03.27
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    星新一のような、日常的なズレの面白さを演出した作品。 短編であるけど、どれもこれも見せ方が、秀逸。 くせになります。

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    投稿日: 2013.03.27
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     ショートショートコメディ、というのかな、どれも面白かった! かなり笑った。電車の中で読まなくてよかった(笑)。

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    投稿日: 2013.03.26
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    平積みになってたのが気になって購入。 ショートショートなものを読むのが久しぶりだったので楽しく読めた。 絵のタッチやテーマは作品ごとに全然違うが、オチが不可解なものがあまりなくって良かった。

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    投稿日: 2013.03.25
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    九井作品は三冊目ですが、勢いがあるままというのは素晴らしいと思います。あんまり読んだこと無いけど、星新一のショートショート読んでる気分。何となく。

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    投稿日: 2013.03.24
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    お、面白かった。色々入ってて本当そのどれもが短くも完結してる。シュールな話も多いけど、そこがなんか普通には出ない発想で面白い。

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    投稿日: 2013.03.24
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    平積みになっていたのをジャケ買い。 短編がたくさんで、どれもこれも一捻りあって楽しめた。 四角は生でもっちりが印象的。

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    投稿日: 2013.03.23
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    表紙と題名で買ったけれど、思っていたより普通(--;) でも、ショートが沢山つまってるから読み返すだろう…ノベルダイブは気持ちがとてもよくわかる(^o^;)

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    投稿日: 2013.03.23
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    計33篇のショートショート集。 時々ハッとさせられるほど、胸に響く話が出てくる。 個人的には「恋人カタログ」が一番好きです。 あと九井さんの描かれる猫の寝姿が、たまらなく可愛い。

    0
    投稿日: 2013.03.23
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    七つの竜の子、ですごく好きになって またもショートショート、しかも33編!?と食いつかずにはおられなかったので購入。 九井さんの漫画は日常のあるある!っていうのと 非日常のファンタジーな世界とを無理なく結びつけるのがべらぼうにうまい。 絵も、話に合わせて不自然なく変えることができるし、すごい。 ただ、ショートショートだからか、いくつかの話には詰め切れていないような 話のオチがわかりづらいようなものも数点あって、 それがまたいいのだけど、これが克服されると怖いものなしかな、とも思う。 個人的には九井さんにはずっと短編を書いていてほしいかな、という感じ。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    どのページから読んでもおもしろい、33篇のショートショートが詰まった一冊。 舞台もファンタジー・SF・和風・現代ものと多岐にわたり、少ないページ数でもひねったオチを持ってくる。すげえ。 個人的には、ほっとする又は救いのあるオチなのが、すごく良いと思う。何度でも読み返したくなる。 「○○が××だったら」なんていうのは、いろんな人が考えるけど、それをもう一歩も二歩も踏み込んで、現実にすりあわせつつ理屈をつけつつ、それでもファンタジーっていうこの絶妙のバランスがたまりません。 この作者さんの作品全般に言えることだけど、今回はショートショートが詰まっている分、そのあたりが顕著に感じられました。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    ショートショートの極み 「恋人カタログ」「かわいそうな動物園」「すれちがわない」「遠き理想郷」「神のみぞ知る」が好き

    1
    投稿日: 2013.03.19
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    確かにショートショート。でもどれもアイディアいっぱつものじゃなくてそこにさらに一ひねりしているところが素晴らしい。 「ノベルダイブ」は個人的にもよくやるので、辛い混ざり方だった(笑) 1話目と最終話が繋がってるんだけど、山田さん丸くなりましたね。

    0
    投稿日: 2013.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ショートショート、33篇。 33篇もあるからものすごいお得感。 なにこの読み応え!! いろんな種類のお話があるから飽きないし、ほんと大満足! 「かわいくなりたい」と「すごい飯」がお気に入り。

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    投稿日: 2013.03.18
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    淡々とした語りがショートショートに良く合っていて、更にオチのはずし方の…なんだろう…梯子の外され感、というか…その感じが気持ち良くすらある。 …ベストワンは「神のみぞ知る」かな。ものすごい語り手だとおもう。 …あとこの表紙拡大コピーしてインテリアにしたい。

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    九井諒子の掌編集。 とてもショートショートらしいショートショートだった。 期待してた地に足着いた系ファンタジーもなくはなかった。もっと欲しかったけど。 話に合わせて色々な画風を使う人だと思ってたけど、やはり得意というかスタンダードがあるらしい。 地に足着いた系ファンタジーの長編を描いて欲しい。

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    細切れな短編がこれでもかというほどつまってるけど、さくさく読めます。 限りなくリアルなファンタジーというんでしょうか、我々のすぐそばでこんな話が展開されてそうな、身近な感じが大変良いです。 とりあえず、この人の脳みその中をのぞいてみたい。

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    投稿日: 2013.03.17
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    ショートショートのワンダーランドへ行ってきた。別世界へ近未来へ星間旅行なんてしてみたり☆キラッ マトグロッソ時々覗いてたしアオハル0.5号も読んでたけど大丈夫。表紙から中まで続くカラー珍しい。かわいい♪ 『すごい飯』がいいなー。あの形容。真似したい。人にわけわからん想像させてモヤモヤさせる遊びしたら楽しそうだよ~。あと『かわいくなりたい』の肉球ね。いやもう肉球。どうしようもなくて肉球。 テレビ見たり猫を撫でたりキーホルダーを揺らしたり、そんなちょっと退屈でなんでもない時にヒョヒョイと別世界に遊びに行ってる感じ。 その能力を少しわけて貰お~。 ヒョヒョヒョイ

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    投稿日: 2013.03.17
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     まさに表題作に違わぬ万華鏡のような33作品でした。各話様々なパターンで描かれながらもどこか根本的なところが同じと思わせてくれる九井先生らしい物語でした。  様々な視点の問題。「TARABAGANI」や「語り草」などは人間のものさしのおかしいところを極論化して表現していて面白かったです。植物もありがとうって言ってくれてるのよと言ってる人が剪定しているところ見たら確かに違和感でまくりですよね。ただ、これを見るまでその部分の言葉に対して疑問を持ってなかった自分もまだまだ頭の固い部分盛りだくさんだなと思いました。九井先生にしてやられた感でてます。  ショートショートの話作りでも高い構成力。起承転結うまく構成して短いページでここまでのクオリティなのがすごい。オチがちょっと飽きてきたなと思い始めていた矢先に「ショートショートの主人公」のような話がフッと前に現れてきてこれまたしてやられたと思わせられました。この本自体の構成力もあることがこの話で現れた気がしました。  構成力も良かったですけど、ギャグとしてのクスリ感もちらほらと。「パラドックス殺人事件」や「すごいお金持ち」なんかはオチでクスリとくる仕様になっていて楽しかったです。「パーフェクト・コミュニケーション」の音ゲーコマンドの背景がなんともキャラの心情を表していて面白かったです。自分の場合はどちらかというとノベルゲー方式になりがちですが、話の組み合わせと制限時間付きの会話コンボの観点からみると確かに音ゲーが一番ぴったりきますね。  それぞれ面白い作品で1ページ1ページのめり込んでいたらあっという間に1時間過ぎていたことに驚愕すると共に、ショートショートといっても33作品集まればこんなにも時間泥棒されてしまうものなんだと勉強させられました。

    0
    投稿日: 2013.03.16
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    ショートショート形式で送る、丸井先生の三作目。 なんと全33篇もあります。とんでもないボリューム。 驚くべきは描き分け。全て作品によって、また作中でも絵柄が変わります。描き分けによって仕掛けられるギミックもあって非常に楽しい。 短いページなのに深く考えさせられたり、笑って泣いて、驚いて。読後の満足感が尋常じゃなかったです

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    投稿日: 2013.03.16
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    『竜のかわいい七つの子』がすごく好きだったから、今日発売してるのを見つけてノータイムでレジ行った。33の漫画を収めたショートショート集。 画風が多彩にもほどがある。『太臓モテ王サーガ』みたいなパクリ芸だとか、ジャンプ作家みんなでジョジョの絵描いたりすることだとかはあっても、その画風は所詮パロディ。 九井諒子はあくまでも自分の絵をいくつも持っている。そしてそこからネームに最適な絵柄をチョイスできる。何という強みだろう。 その中でも「えぐちみ代このスットコ訪問記 トーワ国編」は、架空のエッセイ漫画家えぐちみ代このデフォルメの強い画風、えぐちみ代この本気絵、下働きの男の子視点からみた写実的な画風、下働きの男の子を見る読者からの視点(九井諒子風)の4つを使い分けている。圧巻。

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    投稿日: 2013.03.15