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ワーキングガール・ウォーズ
ワーキングガール・ウォーズ
柴田よしき/新潮社
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総合評価

141件)
3.7
18
59
44
8
0
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    面白いし最後の方の翔子が好きすぎた! 読んでてスッキリするし もう少し仕事頑張ろうかなと思える。 女性のリアルなところをしっかり描いてくれている。

    25
    投稿日: 2024.09.02
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    時代小説の「お勝手のあん」シリーズからの流れで読む。 「あん」は薄幸の少女期を過ごし、料理の腕は上がるが気の弱い役柄だが、この本の主人公・墨田翔子は全く逆の性格。 37才で未婚の管理職。社長賞を何度も取る程の凄腕だが、部下含め皆んなが自分を嫌っていると自覚。煮詰まって、オーストラリアでも行こうかと思ってSNSで聞いてみたら、オーストラリア在住の旅行社の女性・嵯峨野愛美に出逢う。職場トラブルからの逃避と思って自分が優位に立ったと考えた愛美は、翔子が一流企業の管理職と知って打ちのめされる。二人の心の声が現実的で鋭い。 オフィスではマニュキアでの汚染や生理用品の紛失などのイジメのような事件、セクハラなどのトラブルが発生するが、無関心を装う翔子が、なぜか奮闘する。 ミステリー要素も盛り込みつつ、意外な犯人が現れる。翔子、愛美の自虐的な内容が多いが、男性作家でありながら、良くここまで書けるな、と感心する。

    32
    投稿日: 2022.09.03
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    初めは嫌いだった主人公墨田翔子。 周りに攻撃的で、周りを信用しない。 そんなふうに見えていたが、さまざまなできごとを通して、すごく人間味がある素敵な人に思えてきた。

    1
    投稿日: 2022.07.07
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    柴田よしきさんは何冊か読んでるので、期待してました。今回も所々コミカルに、一部ご都合主義なところはご愛嬌ですね。とても面白く読めました。

    0
    投稿日: 2022.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実は最初、一流企業OLの主人公になんとなく嫌悪感を抱いていた。けどそれは何となく、お局になるであろう自分の未来を垣間見たからかもしれないw他人と関わることによって人は変わる、作品の最後には主人公を可愛らしいと思うくらいには好きになっていた。

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    とても面白かったです。 一言言われた時の心の声とか、自分の本当の感情等とても共感出来ました。 思わず笑ってしまう場面や、ちょっとニヤついてしまう場面も多かったです。

    1
    投稿日: 2020.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログの談話室で紹介されていたので読んだ本。「ペリカンズ・バトル」のところが笑えた。職場の中の悪意の描き方女性作家ならではの視点だと思った。「メーリングリスト」の話が時代を感じた。日本テレビの水曜22時のお仕事物のドラマが好きな人に薦めたくなる小説。

    0
    投稿日: 2019.07.08
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    一流企業社内でお局扱いの翔子。オーストラリアの旅行会社で働く愛美。旅先で翔子が殴り合いの大ゲンカをしたところ友情が芽生える....というくだりは「ガラスの仮面か」と思わず突っ込んだ。しかし二人とも自分の事を、嫌な性格、屈折している、など思っているようだが、立派に仕事をこなす姿は十分に素敵だと思う。途中社内の嫌がらせ犯人は誰?みたいな謎解きのようなものもあって、飽きないストーリー仕立てになっている。全然状況は違うけれど、自分の会社員時代を思い出す一冊となった。

    0
    投稿日: 2018.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    柴田よしきって男の作家さんだよね??? なんであんなに生理用品の事とか、OLの事情や生態に詳しいの??? 大企業のオフィスでキャリアを積み重ね、係長まで登った翔子は仕事はできるが部下からは嫌われている。 でも嫌われた方が仕事はやりやすい。それもわかる。 勝ち組の負け犬と言っていたが、本当にそう思う。 都内にマンションを持ち、仕事もあり、給料もいい。 でもやはり、ストレスは溜まる。 そのストレスを発散させるためにペリカンを見るためだけにケアンズへと旅立つ。 そこで一人旅の女の人がもう一人いる事を訝しむケアンズのツアコン愛美。愛美と翔子は単なるメル友だったのだが、翔子の出来る女っぷりを知り、愛美は翔子にもう一人の一人旅の女の人、玲奈を注意してみていてくれと頼む。根っからの真面目人間翔子は裏の意味を汲み取り、愛美のお願い聞き入れる。そして目を配っていたらなんと玲奈はペリカンに石を投げつけたのだ。玲奈と翔子の取っ組み合いを必死で止めた愛美。この三人に不思議な友情が芽生える。 翔子と愛美の物語がかわりばんこでつづられるのだが、玲奈とのからみが少なくて、『ホントに仲いいの?』と思ってしまった。 翔子に訪れる生意気な年下部下の男の子との絡みもきゅん♪となるのだけど、ああいう物語の締め方はいいね~! ーーーーーー 37歳、未婚、入社十四年と十ヶ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと……。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性と奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘い続ける。働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります。(裏表紙より)

    0
    投稿日: 2018.07.20
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    連作短編。 大手企業で働くお局様、オーストラリアで働くアラサー、彼に裏切られた女、それぞれがどん底で出会い、這い上がっていく物語。 オーストラリア行きたくなった(笑) 作者らしいプチミステリーもあり、 最後まで一気に読めた。

    1
    投稿日: 2017.11.15
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    日本の会社で、周りに距離を置かれたりしながらも係長として働く翔子、オーストラリアのツアー会社で働く愛美。 翔子は様々な人と接しながら、人への妬みや悪意などオフィスに渦巻く嫌らしい感情達と戦っていく。 自分が女性ゆえにわかる部分もあるがあまり好きなテーマではなく物凄く面白かった!とは言いにくいけれど、作品として、しっかりと読者を引きつける文章力のある作家さんだと思う。

    0
    投稿日: 2016.06.11
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    今年一冊目の読了は、やっぱり“柴田よしき”さんの“ワーキングガール・ウォーズ”2004年に37歳の主人公は、まさに同年代ですごく感情移入して読めちゃいました。年末に読んだ“風のベーコンサンド”とは全く違う作風なのも面白かった!

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    翔子がオーストラリア旅行をきっかけに、良い上司へと変わっていくのが良かった。最後近く、セクハラ上司をやっつける(?)ところはスカッとしました。 この本を読んで会社員だった頃を思い出した。すごく有能で、でも周囲に対してめちゃくちゃ厳しい女性上司の下で働いていたから。でもこの本にあるような人間ドラマは無かったな。今振り返っても良い職場だった。

    1
    投稿日: 2015.12.22
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     はっきりとした悪意や嫉妬じゃないとしても、職場に漂うどことなく不穏な雰囲気があることは分かる。それらにいかに打ち勝ちながら自分のペースを乱さず仕事をするか。

    0
    投稿日: 2015.11.28
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    すごくおもしろかった。 誰でも稼いで生きていくのって本当に大変。 きっとたくさん嫌な思いして、 たくさん我慢して、でもその中にもきっと いいこともあって。 ペリカンのくだりがおもしろかった。

    0
    投稿日: 2015.11.18
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    一流企業に勤めている37歳独身管理職女性が主人公の話。出だしでどうかなと思ったけれど、様々な人間関係やミステリ要素などもあり思ったよりも面白かった。

    0
    投稿日: 2015.11.17
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    最後の話までは、こんなの無いよとか男目線であり得ないとか思っていたけれど、最後の話で一気にすかーーーーーっとした。超気持ちいい!!! 37歳なんてまだまだ若いけどね。一流企業だと大変なのか。

    0
    投稿日: 2015.10.04
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    翔子と愛美、二人の女性が主人公になっているけど、私には翔子の話の方が面白かった。 一部上場企業の係長で、働く女性としては勝ち組だけど、37歳、未婚、恋人なしと、ただの女性としては負け犬という設定は良いと思ったけど、一流企業の割に男性の上司がアホに描かれ過ぎでは? あと、部下の八幡くんの設定も個人的には重すぎだと感じた(しかも、最終章で唐突に重くなる)。 おばんざい屋さんの女将さん並みにハードな過去というのは、柴田さんらしいといえば、柴田さんらしいけど。

    0
    投稿日: 2015.08.06
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    「こんなふうだからあたしは嫌われる。しかし、好かれたとしていったい何の得がある?ちょっとばかり居心地がよくなったからって、それで給料が上がるわけでもあるまいし。」 墨田翔子、37歳。独身。 大手音楽企業の企画部係長。 陰口も独りランチにも慣れた。 高学歴高プライド高自意識過剰の若手にうんざりしつつ、女子休憩室のマニキュア事件、トイレの生理用品の盗難、人気作家のイラストの裁断事件と悪意渦巻くオフィスで逞しく生きていく。 高学歴だけど常識がない神林。 オーストラリアのツアコン愛美。 ケアンズの浜辺で殴り合った嶺奈。 不遜な態度で口の減らない部下、八幡。 いろんな出会いがだんだんと翔子の気持ちをまあるくしていく。 女のイヤラシサがこれでもか!っていうくらい、いろんな形で出てきた。 それが暗くどんよりと濁らないのは翔子の底にある人の良さなのかも。 どんなに凹んでも立ち上がって顔を上げて笑い飛ばすような強さと。 「女らしいってことは、男の都合のいいように動く、男に逆らわないってことじゃないのよ。本物の女らしさってのは、女としてのプライドを簡単には譲らないことなのよ。 あたしにはあたしのプライドがあるの。そしてあたしは、それを守るためだったら、他のなんだって犠牲にするのよ」

    6
    投稿日: 2015.05.15
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    #読了。37歳独身、大手音楽関連企業で働く墨田翔子。社内での評判は、仕事は出来る、人間関係は今一つ。そんな彼女が一人で旅したオーストラリアで、2人の女性と知り合う。女性の怖さがソフトに描かれる作品。

    0
    投稿日: 2015.04.13
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    2冊続けてOLのゴタゴタ本を読んだ。 自分がOLだったころを思い出すとスラスラ読めた。 もちろん、こんなゴタゴタはなかったけれど。。 ありそうでなさそうでありそうなー。コワイ。。 続きが気になって えぇぇぇー!と言いながら読み終わったのは 久しぶり。主人公には幸せになってほしいワ。

    0
    投稿日: 2015.01.21
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    文庫本が家にあった気がしたんどけど、見つからないし、内容もあまり覚えてないしで再読。 前に読んだときより登場人物と年齢が近づいたせいか、現実感がある。 主人公のように勝ち組負け犬なわけもなく、負け組負け犬予備軍としては暗くもなるけれど、とりあえずは頑張ろうと思える話。

    0
    投稿日: 2014.11.01
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    少し昔が舞台であるが、秋ドラマで話題になっているらしい「マウンティング」とやらのはしりにも思える。 いつの世も女性同士の張り合いは凄まじい、といったところか? 女同士のいがみ合いだけでなく、偶然見つけた友人や「彼女のことは気に食わないけれど、彼女がああいう風にふるまってしまう理由はわからんでもない」という主人公のスタンスはよいと思った。

    0
    投稿日: 2014.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これ読みながら思ったのは、もう私も純・青春小説を卒業してしまったんだなと。アラサーとかアラフォー女性の奮闘記みたいのばっかり読んでるw全然ハッピーエンドしないやつな。これもだけど、結局青春を振り替えるより更年期を見据えた方が現実的って女が、その事実に絶望しながらどうやって前を向く理由を見つけるかってだけで、事実この本に出てくるキーパーソン3人は誰も明白なハッピーエンドを迎えないまま話は終わってる訳で。女性もひとりで強く生きられますよ、っていう気休めを欲した人をターゲットにした小説のまあ多いこと…

    0
    投稿日: 2014.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります、 と裏表紙に書いてあったのですが… 確かに小ネタはリアルですが あとは非現実的。 ティーンズ小説がそのまま大人版に 移行した感じ とにかく主人公に感情移入が全く できない。特に後半に進むにつれて。 わたしも働く女なので、ある程度 心を入れて読みたかったけど無理だった あとやはり時代がもう変わってますね バブル末期から氷河期初期の空気感ではないかと 思います また、働く女性へのエールの反動でしょうが 男性の描写が酷いのもちょっと。 仮にも大手の会社の人たちだとは思えないくらい 漫画的です(特に最後の話の人物とか) 人物設定、ストーリー全てが浅くて鼻白んだというのが 正直な感想。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    この人のOL物は共感できるし、 読んでいてスカッとするほど小気味イイ。 もっとこの路線を書いてほしい。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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    同じ37歳という主人公に興味を持ち読んだが、設定の時代背景が古いのか、お局、上司といったとこが感情移入できず、話もさして盛り上がらず…。イマイチな感じだったかなぁ、、

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    こういうハツラツとしたお話は元気が出るな。登場人物のその後を応援したいし、とっても気になる。 でも特に感動したわけではないので、星3つ。

    0
    投稿日: 2014.02.08
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    軽く一冊読みたいなと思って買ったやつ。 数時間で読み終えて、今でも大体の話の流れ覚えてる。 読み終えるとなんだかスッキリ出来た本。

    0
    投稿日: 2014.01.27
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    勝ち負けなんて、今決まるものじゃない、戦い続けろ! オーストラリア旅行が転機ではあったのだろう。要は気持ちの持ちよう。お互い隣の芝生は青いから、自分の持ち物で勝負するしかない。無条件の幸せなんて、与えられるわけじゃない。やはり、勝ち取らなくては。 翔子には、翔子の武器があって、だから、翔子と同じようには出来ないけど、自分の武器を使って今の場所で戦っていくことはできるはず。がんばれる話だった。しかし、色々とジョシ社会がリアルである。

    1
    投稿日: 2013.12.25
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    女性が働くことってどういうことか、どう見られるのか、を考えさせられた。同じ負け犬同士で、友達、と思っていても妬みはあるし、ずる賢いだけじゃなく純粋だったり、抜けてたり、人に好かれたかったり。誰がどう思うか、誰にどう思われることに重きを置くか、それを考えないとなぁ、と。あまり期待せず読み始めたから、思った以上に感銘を受けた。

    0
    投稿日: 2013.12.08
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    翔子さんがドロドロした嫌な女から頼れる姐御に変わって行く様が良かった。人生の切り替えスイッチなんてどこにあるか分からないものだなと思った。

    0
    投稿日: 2013.11.01
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    働く女性の抱える悩み、葛藤をコミカル且つ的確に描写した作品。 キャリアウーマンとしてバリバリ働くことで犠牲にしてきた恋を後悔することもなく、 強く振る舞いながら友達の前では少女のようにはしゃぐ主人公。 視点が変わる為主人公と記していいのかは分からないが、キャリアウーマンの揺れる心情に引き込まれた。

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    仕事をする女のプライド。仕事の自分とプライベートの自分は別人。完ぺきな人はいない。仕事を頑張ろうと思える。

    0
    投稿日: 2013.08.24
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    柴田さんのドロドロしたミステリーが好きなのだが、この作品はそういうのではないので、あまり面白くなかった。

    0
    投稿日: 2013.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    柴田よしきさんの実体験?から綴る働く女性のリアルな本音と弱音。総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子・三十七歳、未婚、入社十四年と十ヵ月。部下があり仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと……。仕事に疲れ、ネットを通じて旅行代理店の契約社員愛美と知り合い、愛美が住むオーストラリア旅行へペリカンを求め旅立つ。そこで出会った二人の女性との奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘いつづける。OL歴が長くなると・・・翔子はお局さまだがかっこいいね、面白く読めた作品。

    0
    投稿日: 2013.07.28
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    勝ち組負け犬と、負け組負け犬予備軍の女性が織りなす、現代社会を生きる女性の物語。読み終わったあとの爽快感が最高♡ 働くことは誰かだって楽しいことばかりじゃないけど、明日も頑張ろうって思える。

    2
    投稿日: 2013.07.06
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    主人公・翔子が働くのは、「仕事」の本質的な部分に魅かれてなのか、女性のキャリアを切り拓くためなのか、働き続けることそれ自体が目的なのか、出世のためなのか… それはよくわからなかったけれど、「仕事をする」というプライドを持っていることを随所に感じた。 とてもかっこいい! 翔子の「働く女性としての覚悟」のようなものに心がえぐられるような思いがした。 「私もがんばって働こう」という気持ちにさせてくれる。

    0
    投稿日: 2013.03.28
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    ケアンズが舞台の女物語。 女の人が複数集まると心が絡み合うような人間社会が必ず出来上がる、のではないかと思ってしまう。

    0
    投稿日: 2012.12.17
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    どこも似たようなひがみ・ネタミ・嫌がらせあるんだなって。。上の立場にいる女性の心理が描かれていて面白い。まとめる方は大変なんですよね。

    0
    投稿日: 2012.11.15
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    仕事をする元気が湧いてくる。最初はどろどろした女の戦いかと思ったら、結構サッパリしていて、男性からみた「女のどろどろ」を「こんな感じだろう、だなんて、なめてんじゃないわよ」とぶった切るかのような印象だった。女性の私としては、爽快。

    0
    投稿日: 2012.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    勝ち組負け犬キャリアウーマンの翔子。退屈しのぎに部下に小言を言って鬱憤を晴らしていた翔子と、アーミーグリーンのマニキュアを塗って出社する翔子はまるで別人。人は、年をとっても環境の変化や出会いによっていくらでも変わることができるんだなと思った。「あたしが、あたしでよかった」という言葉はとても胸に響いた。がむしゃらに生きてきて気づいたら目標を見失っていて、そんな途方に暮れているときでも少しあたりを見渡せばまた新しい光が見えてくるんだ。そんなふうに思わせてくれる小説でした。

    0
    投稿日: 2012.10.13
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    爽快!! たしかに、嫌なことも多々起きるけど、また明日も頑張ろう!!と思えます。 この距離感で付き合えたら楽だよなぁ…羨ましい

    0
    投稿日: 2012.10.05
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    自分がOLだからとても面白く読めました! OLあるある的な嫉妬ねたみひがみ。 とても共感できました。 また、旅行がきっかけで知り合う境遇のちがう働く状態たちの、友情に変わっていく流れが好きです。 こんな友人欲しいなとも思いました。

    0
    投稿日: 2012.08.25
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    37才未婚、一部上昇企業係長の肩書、都心にマンションを持つ勝ち組負け犬の翔子が主人公。ふと思い立ったケアンズ旅行をきっかけに29歳未婚、ケアンズ在住で現地添乗員をしている愛美とメール友達になる。 それぞれに思いを抱えた女たちはひょんなことから結束して、仲良くなるのだけど。。。 当初翔子はいけすかないのだけれど、よくよく彼女を知るうちになんとも憎めない格好いい女性に思えてきます。 かつての職場で匿名の誰かの悪意を感じたことがあるけど、翔子のような先輩がいたらどんなに心強かったかな。 ペリカンと野良ラクダを見にケアンズに行ってみたいな。 日本に見切りをつけてオーストラリアに旅立ったお友達に会いがてら。

    1
    投稿日: 2012.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から中盤までは、大して面白くもなかったんだけど、後半からがGood! 前半はどこにでもありそうな女のいざこざや、ちょっと頑張ってる女性が、ひょんなことで弱みや共感しあう「ホロリ」感を描いているけど、いまいちその手にはのるか、みたいな反抗心もあって、共感できず。ペースがなんとなく、ダラダラしているのもあって、ダラダラしか読めない。 後半は、もうちょっと山と谷がある感じで、すいすいいける。エアーズロックが舞台になっている節とかは、行ったことがあるだけに、つい引き込まれたりもするんだけど、それだけじゃなくて、ちょっといいハナシに思えてきたりもして。あと、墨田翔子が自分を見つめなおすところだったり、八幡光雄の一言がそのきっかけをつくったり、最後、女らしさとは何かについて男前に言い放つところとか、結構共感できたりした。 それで、ちょっとこの作者が好きになれた。

    0
    投稿日: 2012.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [概要] 東京の大手総合音楽企業に務めるお局係長墨田と、ケアンズの旅行代理店で働く嵯峨野の視点で描かれる、お互いの日常や交流を描いたお話。マニキュア事件後、長期休暇をとった墨田はケアンズへ旅行し、MLで知り合った嵯峨野と会う。その後はそれぞれの視点で独自の物語が語られる。嵯峨野視点ではピエールとの出会いを、墨田視点ではマニュキア事件の真相を描く。 [感想] 日本の企業で働く女性の裏側(闘争、葛藤、考え方)がわかって面白かった。序盤は正直言ってこんなにグロいものかと思って読む気が失せたが、我慢して読み進めると、女性っていろいろ大変なんだと改めて気付かされた。 [読み方] 通読 [読了時間] 4.5時間

    0
    投稿日: 2012.05.11
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    【負けないもんね。絶対に。】 やってられない月曜日著者の働く女の子シリーズ。 タイトル通り、働く女の戦いですよ。 作り笑顔の下の妬みや憎しみ。 疑心暗鬼がもたらす心の闇。 一見平凡に見える会社の中にも、様々な悪意や 悲しみが潜んでいる。 主人公は30代後半の出世頭。未婚、彼氏なし。 だけど、それがどうした? といわんばかりに強気な発言、行動を繰り返す。 そんな翔子はあるとき一人オーストラリア旅行に飛び立つ。 オーストラリアで働くまなみの視点と東京の翔子の視点で 交互にかかれるストーリー。 オーストラリアに行ったからといって、 なにかが凄く変わったわけじゃないんだけど、 友情とか、ぶつかりあった経験とかが どんどん主人公を強くしていく。 最終章での啖呵の切り方は、拍手物です。 ものすごくかっこいい! これはドラマ化したら面白いんじゃないかな~? と思うんだけど・・・また篠原涼子になっちゃうか笑

    0
    投稿日: 2012.04.14
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    嫉妬、駆け引き、非日常への現実逃避、友情、職場で起きる事件を、2人の女性の視点で描かれた作品。個人的には各章のタイトルが好きでした。

    0
    投稿日: 2012.03.24
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    おんならしいってのは、男の都合のいいように動く、男に逆らわないってことじゃないのよ。 本物の女らしさってのは、女としてのプライドを簡単に譲らない事なのよ。 あたしにはあたしのプライドがあるの。それを守るためだったら、他のなんだって犠牲にするのよ。 この一節が一番ずしんとキタ。職業柄、男女差別について考える事が多いので。 今年読んだ日本の小説のなかでは最も伏線などがしっかりとしていて面白かった。愛美の物語が中途半端だったのが残念ですが。

    0
    投稿日: 2012.03.14
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    一見勝ち組なキャリアウーマンの主人公だけど、彼女には彼女のステージでの苦悩があったりする 働く世の女性が読むとちょっと元気がでるようなストーリーでした 自分が今すすんでいる道は自分だけの道ではなくて、いずれくる第二第三のわたしが通るみち だから、そこに穴があるなら埋めておくのがわたしの役目 っていうような言葉にすごく共感した

    0
    投稿日: 2012.03.10
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    すっきり爽快! 久しぶりの小説だったからササッと読めちゃいました。 私は自分自身が入社2年目なので、主人公の気持ちは分かってあげられないけど、こんな風に思われているのかな…なんて思いながら読んでみました。 女一人で海外旅行とか、かっこいいな。 息抜きな感覚で読めるこういう本もたまにはいいですね^^

    0
    投稿日: 2012.02.03
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    強烈。 職場のドロドロな人間関係、 立場、年齢、仕事の出来からくる不安、 女のやることなすことの下らなさが が相当テンポよく描かれている。 爽やかに感じられるほど。 ただ、「仕事は好きか」という問いかけに対しては、 誰もが(女性)「好きです」と即答するのも気持ちがいい。 一緒に働く人って大事。 仕事が好きかどうかって大事。 女性(に関わらずかもしれないが)が仕事を続けるためには、 「負けない心」が大事。 うん、 「負けないもんね。絶対に。」

    0
    投稿日: 2012.01.04
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    いい人ぶってなくて、 人間らしい登場人物たちが好き。 翔子も愛美もかっこいい。 軽い事件も絡んでておもしろい。 今日から英語の勉強しよっと。

    0
    投稿日: 2011.12.28
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    37才一部上昇企業の係長、でもお一人様お局の、勝ち組負け犬の翔子が、半ば衝動的にペリカンを見に行くために、旅に出たケアンズで、28才、英語は勉強してみたものの、ろくな就職先もなく、生活のために現地添乗員をしている、負け組負け犬予備軍、愛美と出会う。 翔子の仕事内で起こるトラブルを軸に、愛美のお仕事ライフや、愛美視点の翔子から、働く女子の葛藤と解消を描く、働く女子がんばれ物語。 せっかく、2人の働き女子がいるのに、愛美目線の翔子は描かれても、翔子視点の愛美は描かれていず、翔子中心感は否めず少しもったいない。 翔子も最初はかなりツラい感じのキャラなんだけど、なんかだんだんいいカンジになってきて、愛着でるし、彼女の行動、葛藤、でもこれでいいのだ、みたいな結論は、働き女子として共感できたり、スカッとしたり。 やっぱこの手の負け犬系はスカッとして、しゃーない。やってやるか。って思わせてくれる、カラッとした空気感が大事だなーと思う。

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    投稿日: 2011.12.13
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    久しぶりに読み返してみました。 読後感は爽快。働く女性、勝ち組負け犬の主人公と負け組負け犬予備軍の登場人物。働くと良くあるであろう悩みだったり、思いに共感です。

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    投稿日: 2011.11.16
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    女性からの共感はすごいあると思う。すごくささいなことなんだけど、女性ってそういうのあるよねーって納得してしまう本。

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    投稿日: 2011.11.12
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    最初はちょっと馴染めなかった。主人公(翔子さんの方)の一人称が「あたし」なのがどうも年の割に幼稚に聞こえたり、やってることも大人気なかったりして。 真ん中辺りからちょっとずつ雰囲気が変わってくるのは恋のせい…でもあるのだけど、そこは詳しく描かれないで終わっちゃうのが残念。恋は「ウォーズ」じゃないからかな、と勝手に納得していますが、やっぱり不完全燃焼な感じが否めない。 自分が「たたかう」ってことが苦手だからかもしれないけど、「あるある」というよりは、「あったら怖いな」と思う割合が多かったです。

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    投稿日: 2011.10.11
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    女子が感じている、人には言えないような本音がリアルに表現されていて時々共感する部分がありました。 いくつになってもどんな人と出会っても悩みはつきない。 でも、それでも刺激を受けながら前へ進んでいく女子たちの物語が面白かったです。 でも、ここに出てくる登場人物のようになりたいと思える人が誰もいないぐらい腹黒い女子が登場してくるのは事実。 こうはなりたくないな〜と思いながら読んでいましたw

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    投稿日: 2011.10.03
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     女の人間関係は嫉妬や羨望が入り交じって壮絶な有様だ。仕事・人間関係・男・生活……。これはそんな働く女性たちのささやかな事件と葛藤の日々。  柴田よしきの描く女性たちは非常に生々しく、彼女たちのいじらしさもずるさも赤裸々だ。たまに自分でも身に覚えのあるような遣り取りや葛藤があってドキリとさせられる。

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    投稿日: 2011.09.13
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    痛快で面白かったけど、「はたらく女性の教科書」みたいで、何となく反発を感じる。「共感した」とは言いたくないような。

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    投稿日: 2011.09.04
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    かなりどろどろ。でも、その後爽やか。 現実はここまでではないような、いや、こんな感じなのかも・・・。 痛快で、明日からも頑張って「私の戦場」で働こうと思う。

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    投稿日: 2011.09.03
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    日本とオーストラリアで悶々としながら働く女性2人のお話。ドロドロしすぎでしょって思うところもあったけど、結構リアルで面白かった。あとは観光客相手の仕事って大変そうだなぁと思ってしまった。いろんな人がいるね。働き始めたらまた読みたいと思う日が来そう。

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    投稿日: 2011.08.31
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    読後、爽やかな感じ。やっぱり男でなく女で良かった!と思う。 「あたしがあたしで良かった!」と言えるように、私もがんばろ。

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    投稿日: 2011.08.30
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    出てくる人、出てくる人、正直あんまりいい人はいない。 でも、これが人間。悩める女性たち、働く女たちという意味でリアルなかんじがした。 まわりは気にせずに生きていけ、というけれど、となりの芝生は青いのだ。

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    投稿日: 2011.08.17
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    会社勤めをしたことがないので、社内の女性同士や上司・部下との雰囲気とかは分からないんだけど、もし自分がそういう立場だったら翔子に共感できるのかな。その後八幡くんとの淡い関係がうまくいくといいのにな、と思う。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    軽快、痛快で面白い。 働いている女性特有の生きづらさが湿っぽくなく書かれている。 でも私の疲れが解消されるほどではなく…。 って当たり前か。

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    投稿日: 2011.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと似た立場だけあって、かなり共感。 「働く女性」をテーマにした、ドロドロあり、ちょっと感動有りの読み応えある1冊です。 プライドの高い者同士の友情は、やはり一筋縄ではいかない。 でもちょっとしたきっかけがあれば、絆は深まる。 うーん。なるほど。

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    投稿日: 2011.07.26
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    「同僚や部下に慕われて」かつ「さばける」なんていうのは 相当にレベルの高いことなのだとしみじみ。 30代女性の中間管理職、ストレスフルですね。

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    投稿日: 2011.07.23
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    なんだか最近こんなタイトルの本ばっかり読んでるような気がするな~。 37歳独身中間管理職の女性が仕事に疲れて休暇をとって行ったオーストラリアで友達ができて…、 それをきっかけにがんばれるようになっていく…ってハナシ。 ちょっとしたきっかけがあると、人間って少しずつでも変わっていけるよのね、ただ、前向きじゃない人はダメよね。

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    投稿日: 2011.07.08
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    アラサーの未婚女性3名が、仕事や恋愛を通して、自分らしい生き方で切り開いていく。自らの思い込みに吐き気を催す主人公は、繊細な心をもつが、仕事に対しては大胆かつ厳しい行動をとる。軸がぶれない強さは、その人にとって吉なのか、凶なのか…。

    0
    投稿日: 2011.07.04
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    働く女性への応援歌。 しょっぱなから部下をいびるネタを探す女上司が登場する。彼女の職場は、妬みによる嫌がらせが当たり前のようにある。顔は笑いつつも心の中では文句たらたらだったりする。南国リゾートで働く女性も登場する。彼女らの思考を可愛いと思ってしまった。なんだかんだ口で言いつつ、男らしいからなんだろうな。本人は陰湿ないじめをすることはないし。暗い気持ちを持った自分にイヤになってるし。迷惑をかける人間も、破れ鍋に閉じ蓋であり、主人公が正義ぶって一方的に批評しない点が好感度高し。悪意を当たり前のものとし、その上でどういう態度をとってどういう方向に進むか。綺麗事でもどろどろしているのでもなく、なんとなく爽やかなのが良かった。ヒロインズの年齢が比較的高いのも良かったな。女の子って歳じゃないから、自分探し等のくだらないこととも無縁だし。

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    投稿日: 2011.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いくつかのエピソードからなってるけど、読み進めていくと面白い。会社で働く女性ってこんな感じなんだとわかる本。 本音も出てくるけど、翔子さん、強いね。

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    働く女性達の現実・日常がここには描かれています。劇的な展開や感動的な話はありませんが、主人公達の心のゆらぎ、つぶやきが愉しくて、思わずうなずいてしまうことしきりでした。「ウォーズ」となっていますが、仕事をしていればおこる出来事を表しています。 心が疲れたときに、お勧めの一冊です。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    男の人のえがく、女性一人称の小説ってやっぱり苦手だ。こんな強すぎる女性いないよーと思いながら読んだ。 男の人をぶっとばしちゃうそのパワフルさがとても痛快。

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    投稿日: 2011.06.11
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     これはなかなかに面白かった。仕事に何かしらの悩みを持っている人にはかなり共感される作品なのではなかろうか。  もちろんあれやこれやドラマチックに描かれているところもあるが、メイン主人公の墨田翔子の普段生活している中での想いが心に響いてくるのである。墨田翔子以外にも、嵯峨野愛美や大泉嶺奈といったそれぞれに悩みを抱えているサブの主人公も出てきて、作品全体の構成も飽きさせないものとなっている。シリーズ化しても面白いのではないだろうか。  普段鬱屈している中でもがき何とかしようとして、突き抜けるシーンもあり、これを読むとちょっと元気が出てきて、毎日お仕事大変大変嫌なこともたくさんあるけど、頑張ってみましょうか。と思わせてくれるちょいエンタメな作品である。

    1
    投稿日: 2011.05.04
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    37歳、大手企業勤務のキャリアウーマン、墨田翔子が主役。 しかし、彼女はキャリアウーマンだからといって、順風満帆な人生を送っているわけでは決してない。 その証拠に、翔子は、翔子の勤める企画部で部下から嫌われているし、慰安旅行として突然ケアンズに出かけたりする。 彼女の人生は、とてもリアルで泥臭い。 「人生って、こういうもので、これが美しい形なのかな?」 まだ社会にも出ていない身ですが、人生の先を垣間見たような気持ちにもなったのでした。

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    投稿日: 2011.04.25
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    主人公たちの性格の悪さが、なんか共感できる。 そして、読み終わってちょっと元気になれる小説です。 うん!明日もがんばろう。p(*^-^*)q

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    投稿日: 2011.03.21
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    37歳、未婚、入社して14年、東証一部上場企業の企画係長、そんなキャリアウーマンのお話。 係長の辛さも、働く女性の辛さも、逃避行したい気持ちもよくわかる。 みんな一生懸命に頑張っているんだ。 でも、彼女のようなバイタリティはもうないなあ。。

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    投稿日: 2011.03.10
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    働いてて少し疲れた時にお勧めの1冊かな。 37歳、独身。 入社して14年と10ヶ月。 とある音楽企業の企画部部長・翔子が主人公。 仕事はバリバリ、収入はソコソコ。 でも対人関係には少し問題あり(笑) 仕事に疲れて、ある日ふと思いついてオーストラリアに旅行。 目的は、ペリカンって(笑) そこで、出会った2人の友情をパワーに変えて職場に渦巻く悪意・嫉妬と戦うキャリアウーマンのお話。 上司のパワハラ、女同士のゴタゴタ。 働いてる女性なら思い当たる事が満載(笑) それでも、リズムよく書かれてるからサクサク読めて逆に爽やか( ´艸`)

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    投稿日: 2011.02.09
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    37歳独身女係長のお話。女の世界がよく描けていると思います。そして最後が頑張ろうかと思わせる終わり方なのもよかったです(*^^)v

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    投稿日: 2011.02.07
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    就職希望ランキングでは常に上位に食い込む、 東証一部上場の大手総合音楽企業の花形である企画部に勤める翔子。 37歳、独身、彼氏なし。 でも年収約一千万のバリバリのキャリアウーマンであり、 都心部の1LDKマンションを所有し、 すぐに仕事を辞めてもなんだかんだやっていけるくらい貯金もある。 同僚や部下が自分のことを疎ましく思っていることを自覚しているけど、 「それが一体何なの?」とクールに振る舞う。 冷めた頭で物事を淡々とこなしていく彼女が、 とある女の子とのネットを通した出会いがきっかけで変わっていく。 というお話。 女性ならではのテーマを扱ったっぽい題名とあらすじだったから、 「世間に溢れる女性の悩みに立ち向かっていく女の人の話なのかなぁ」 なんて思ってたら、想像以上に凄く凄く良かった。 どす黒い感情を渦巻かせて他人をこき下ろしながら、 本当はそんなこと思いたくないのにって心の中で叫ぶ人間くささ。 誰も悪くないって理屈では分かっているのにどうしても現実を受け止められず、 「大人」になって赦すことをできない自分に嫌気がさしちゃうどうしようもなさ。 分かりやすい悪意に人が傷付くことは当たり前で、 なんだか腑に落ちない出来事の中に悪意や敵意を無駄に感じとって、 それでも真相を暴くことができずに怯えて過ごすことの苦痛さ。 などなど、とにかく、 ひとことでは言い表せない「人間」というものの有様が詰まってました。 登場人物はまあそれなりに何人かいるんだけど、 中でも一番切なくなったのは、 翔子の部下の男の子がオーストリア支社への転勤(栄転)を辞退した理由。 話の最初の方で「辞退しました。理由は今は言えません。」て言ってたけど、 最後の方でそれが明かされて、なんだかどうしようもなく切なくなった。 女性ならではの感性から生まれた一作。 著者名が男っぽいから「これ男が書いたんだったら相当人生経験豊富だぞ…」って いい意味でも悪い意味でもひとりでわななないてたんだけど、 女性だってことが分かってなんだかほっとした。 もし男性だったら「男と女は所詮根底の部分では分かり合えない」っていう 私の勝手な思い込みが成り立たなくなるからね。 いやでも、私は分かり合おうと日々奮闘してるつもりだよ…! 後読感も良かった。 物語の締めくくり方って私は結構重要視してて、 なんだかよく分からない終わり方だったりバッドエンドだったりすると、 なんかすっごいイライラするんだよね。 一時期洋書にハマってた時はシドニィ・シェルダンの本をよく読んでたんだけど、 全部が全部なんだかハッキリしないふわふわした終わり方で、 「もうこいつの本は読むものか!」って全部売り飛ばした。 明るい未来が来そうっていう含みを持たせた終わらせ方とかならいいんだけど、 なんかもう「えーなにこれ!はぁ!?だから何!?」みたいな終わらせ方が、 なんともいえないムカつき感を生み出すというか…。 すっごい説明しにくいなこれ。 『世界の中心で愛を叫ぶ』も私の苦手な本の部類なんだけど、 読み終わって本を閉じた後に眉をしかめて「だから何?何が言いたいの?」って 壁に向かってドスきかせて言い放ちたくなるようなものが嫌。 なんであの本あんなに人気出たんだろう…未だにハイパー謎。 話めちゃくちゃ逸れたけど、とにかくいい本でした。 この人の別の本も読んでみたい。

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    投稿日: 2011.02.07
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    年齢、職業の違う3人の女性がオーストラリア、ケアンズである事件をきっかけに友達になる。社内のいざこざ、待遇問題、いじめなどにも強く向かっていく所が読んでいて気持ちがいい。さくさく読めました。

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    投稿日: 2011.01.24
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    一流企業のお局様の翔子と契約社員でアラサーの愛美、働く女子ってやっぱり大変。 だけどなんだかかっこいい。 いろいろ起こりすぎてワクワクしたし、すかっとできる物語。 何年後かに読み直したい!

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    投稿日: 2010.12.22
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    キャリアウーマンの仕事、プライベートの奮闘が軽快に描かれた一冊。 軽くさらっと読めたけど、主人公に共感できず・・・で星2つ。

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    投稿日: 2010.12.11
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    こんなもんだよね、社会って。会社って。 働いて働いて、ちょっと疲れた時読んでみると少し元気になれる。 働く女子は、みーんな頑張ってる。この作品、ドラマにしたらおもしろそうだな、と思うし、見てみたい。

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    投稿日: 2010.12.02
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    1日で読んでしまったけれど、本当かな〜?ってOLとしての感想。 会社はそれほど暇ではないけれど、それほどエキサイティングでもないなあ。

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    投稿日: 2010.11.07
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    働く女性の物語。境遇が違う3人の女性。まだ働いたことがないから、あまり共感できなかったけど、将来読み直したら、きっと今とは違う感想なんだろうとおもう。 キャリアウーマンになっていたいけど、結婚もしていたい。 んー、怖いけど、早く働きたいともおもう。

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    投稿日: 2010.10.29
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    女の中に多かれ少なかれある妬み、嫉妬、恨み、羨み、疑心…。 そういうものを自覚しはじめた時、見える世界は変わる。 徐々に柔らかくしなやかになってゆく、そしてそれでも強かに闘い続ける主人公に好感。 この著者の書く女性はどうしてこうも不思議な魅力があるんだろう。決して輝くばかりではないというのに。

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    投稿日: 2010.10.26
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    軽く読めそうだなって気軽に手にとったら意外に面白かった。 立場的に似ていたし、こうはなりたくないな。と思いつつ、共感することもあり、弱さと強さのバランスが魅力的に思えた。 みんな頑張って生きてるんだ。って思いつつ、こんなに頑張ることないのになーとも思えた。

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    投稿日: 2010.10.23
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    三十七歳、未婚、入社十四年と十ヵ月。だけど、それがどうした?総合音楽企業の企画部係長・墨田翔子。仕事は出来る。収入もそこそこ。でも対人関係はちょっと...。仕事に疲れ、ある日ふと思い立ったオーストラリア旅行。そこで出会った二人の女性との奇妙な友情を力にして、翔子は、オフィスに渦巻く悪意や嫉妬と闘いつづける。働く女性のリアルな本音と弱音。

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    投稿日: 2010.10.19
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    主人公に共感できなくて読むのをやめてしまおうかとも思ったけど、いろんな出会いを通じて素直に優しく大きく成長していく彼女に最後はほれていました。仕事を続けていくとどんどん孤独になる、強くなれなければならないと感じている今日この頃ですが、この作品を読んで、「道を作っている」っていうその後ろ姿をみて、そんな生き方もありかなあ・ありだなあ、と思えました。

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    投稿日: 2010.09.14
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    働くシングル女性への応援歌的小説。書店でタイトル、帯の「もう疲れた!!」「慢性的な精神疲労に、よく効きます」につられて購入。ずっと読書できず、久々の小説購入。軽くて読みやすかった。内容や文章は痛快で小気味よい。あの「負け犬の遠吠え」より先に出た本。著者は男性だけど、なかなか分かってるじゃないの! 女ゴコロを。だけど、ラストはやっぱりそうなのね~。翔子姉さん、報われないなぁ。ちょっと切ない。ドラマ版「Anego」を思い出した。解説も働く女性の心に効きそう。ただ、そうそう目新しい感じでもないので★は少なめ

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    投稿日: 2010.07.24
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    「持っていないものもいっぱいあるけれど、持っているものもたくさんあるんだから。」 持ってないものを考えると凹むけど、それでも前を向いている働く女たち。 読んでてスッキリしました。

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    投稿日: 2010.06.16
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    最初は、主人公のお局っぷりに嫌悪するが、次第に本当は、情け深い、頼りになる理想の上司だとわかってきて、惚れ惚れする。 30代の独身女性なら楽しめること間違いなしです。 途中で、海外在住の女性視点の話が入るのは余計かな。

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    投稿日: 2010.06.04
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    何度か途中で読むのをやめようとしつつも、どうにか読み終わった後、「・・・んー、で?」という気分になった。「慢性的な精神疲労によく効きます」という解説文が付いているが、毒にも薬にもならないモノだった。

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    投稿日: 2010.05.29
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    王道・OLスッキリスカッと小説。 何も考えずに読み。 すっきり! よっしゃ!と、無駄に元気になります。 水戸黄門的な気持ちよさ。

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    投稿日: 2010.05.07
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    主人公はバリバリのキャリアウーマン。 もちろん自分と立場や年齢は違うけど、でも働く女性として共感出来る所が多々ありました。 働く女性にオススメの一冊です。

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    投稿日: 2010.04.21
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    待ち合わせの時間潰しに購入。さらーっと楽に読めた。 結構面白かったけど、翔子はこんなにズケズケ言う必要あるの!?もっと普通にすればいいのにと思う所が多々アリ。 あと、現代だと37歳はそんなに年じゃないと思うけどなー。 37歳独身OLなんていーっぱいいるもん。うちの会社だと8割そんな感じ(笑)

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    投稿日: 2010.03.08
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    働く者、そして一応会社では部下のいる立場として、OLたちの心情というものはやはり気になる・・。 この小説はフィクションではあれど、なかなか「へぇ~」と思ういくつかのシーンがあった。 想像の域で描いているはずのこの小説なのに、いやにリアルに感じるのだけどなあ(笑)

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    投稿日: 2010.02.17