
総合評価
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powered by ブクログ角田さんも穂村さんも大好きで興味を持った本。 角田さんは女性として、穂村さんは男性としての意見を交互にやりとりして進んでいく。 こういう女性が多いかもしれないけど自分は違うとか、もてる男性はこうだが自分にはできないとかいう話題も出てきて、男女の違いを紐解くという面白さももちろんあるけど、ただ角田さんと穂村さんが恋愛観について意見を交わし合うという意味でもすごく興味深かった。 特に印象に残ったのは次の二つ。 一つ目は、「もてる」というのは対人的な「スペース」、つまり「隙」が関係しているのでは?という考察。 隙、確かに大事だよなぁ、わかるわかる。 学生の頃からもてるのは、狙った獲物は逃さないようなギラついている子より、「なぜか可愛く生まれちゃったの」と言わんばかりに無垢を武器にしている子だった。 男子の場合は、「もてたい」を全面に出してもてる子もいたけど、それは自分の欲を露わにして腹を見せることで生まれるオモシロ系の隙によってもてていたんだと思う。 以前穂村さんの作品を読んで、「穂村さんって年を重ねるごとにもてる気がする」みたいな感想を書いたのだけど、それも完全に「隙」だ。 もてたい!という必死感が年を重ねるごとに薄れていって、いざ好かれると、こんな自分の何が良いの?って不安に感じてしまいそうな穂村さんってめちゃくちゃ隙がある。好き。笑 二つ目は角田さんの「自分をふった恋人が別れた後、幸せになって欲しいか、不幸になって欲しいか」という話。 角田さんは不幸になって欲しいと思ってしまうという話から、以下の文章が続く。 『私にとって、小説を書かせている部分と、その、ふった恋人の不幸を願う部分は、かかわり合っているというだけのことだ。自分でもうまく説明できないのだが、私が小説を書こうと思い、書き続け、なお書きたいと願う、その核の部分は、きらきらしたまぶしい正のものではなくて、黒くてゆがんで湿った負のもの、という気が、どうしてもしてしまうのである。』(p129) ここを読んで私はため息をついた。 私が角田さんの小説を好きな理由がここに全部つまっている気がする。 角田さんの胸の内に渦巻いている負の部分が原動力になって生み出された小説、そして今後生まれる小説。 まだ読んでいない作品も含めて、これからたくさん読むことができるって幸せだなぁ。
13投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ穂村弘さんの文章が読みたくなって、探してみたら、私の好きな小説家のひとりである角田光代さんとの共著が(図書館に)あったので読んでみた。「異性」という題名も期待感を抱かせるものだし。 期待外れでした。 このテーマはすでに語り尽くされているのかな。特別「おもしろい」も「新しい」もなかった。(実は私はこれ系の本はかなり読んでいる。) 穂村さんは別の本を近いうちに借りてみよう。
4投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ穂村弘ということだけで読む。 期待していたようなものではなかった。 つまらない訳でもないが、穂村弘の良さというか、面白さがあまり感じられなかった。 さらっと読めて、印象には残らない。 つまらないわけではない。
1投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ男女の考え方ってこんなに違うんだと考えさせられた。 一つ一つがかなり短い短編になっているから読みやすかったし、2人の掛け合いが面白かった。 自分の今までの恋愛と照らし合わせて、考えたりして面白かった。
2投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ男と女って切り口は結構乱暴なところはあるのだけど、なんとなくわかる、の積み重ねで、うーんそれは違うなぁ、とか、いやーそれはわかる!確かに!がちょいちょい混じってきて、結果それなりに共感ができる、って言うのが実は作家の力なんだろうな、と思う。自分の考えのようで自分を小出しにしかしない、というところが上手い 2023.10.17 173
3投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログこういうの好きそうな女性は多いかも。男はどうとか女はどうとか、女子大生かOLの駄弁りでも聞いているみたいだった。
1投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ恋愛カースト制度的に最下層で燻りっぱなしの者としては、ハートをグッサグサさされまくった一冊であった。 恋愛、男と女をベースに、二人の作者が「前章の一部を引用して」書き続ける。 対話のようで、対話とは少し違って見える。 面白い。
0投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログ渋谷デザイナーズマーケット内の「BOOK TRUCK」(移動本屋)で300円(うろ覚え)で購入 ジェンダーに関わる本が選書されていて、たくさんの本に出会えた なかなか実生活ではしない、男女が面と向かってお互いに異性について話するっていうのが面白い p.s.2022/12/07 昨日、(たしか)nhk にでてる角田光代さんをみた。めちゃめちゃ穏やかな人で、そのような方から鋭い言葉が出てくることが意外。再読決定。また違う読み方ができる
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ恋愛について女性の視点、男性の視点が交互に書かれている本です。こういうことあるあると共感しながら読むことができるのですが、女性はこういう考えで男性はこういう考えでっていうすごくステレオタイプ的な古い価値観を感じました。
0投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログモテるかどうかは、対人的なスペースがあるかどうかだ発言に激しく同意。お二人の交換日記のように交わされる恋愛論によって、男女のスタンスのちがいが明らかになっていく様子がとても面白かったです。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 女性は最初の数秒で恋愛対象になるかならないかを判断しているはとても共感した…笑 女性と男性の恋愛に対する認識の違いはけっこうあるんだなと改めて感じたし、なるほど〜という気持ちで読めた。 男性は過去に付き合った女性を資産目録に入れるとか、モテる人にはスペースがある、とかが印象的。 そして、スペース=自信で、その自信は恋愛や異性に対する自信ではなく、自身の内に直結した何かである…他者を受け入れる余裕がある感じ、というのはかなり共感した
0投稿日: 2020.12.29
powered by ブクログ永遠に分かり合えないのかも? 歌人・穂村弘と作家・角田光代が男と女を代表し、それぞれの考えていることを意見交換していく。穂村さんの意見に、そういうものですか、と感心するような納得するような。角田光代さんも女子校育ちだとは知らなかった。 ジェンダー論に踏み込むかもしれないけれど、アップデートしたこういう意見交換をまた読んでみたいと思った。時代や世代が変わるとここで語られている「男性」と「女性」もまた変わるのではないか。
0投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログ気持ちが 分かったり 分かんなかったり。 男っぽい女とか、その逆とか。 もっと色んな人にも同じ議題で話してほしい。
0投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログ好きと思ったならば相手が10キロ太っても好きと言えるか。 性格と容姿は比例する事が多い。 内面より外見を褒められる方が人はうれしい。 女子は頑張ってお洒落して化粧をしているからデート代は男が出すべきだと考えられる。奢られる女は頑張った努力の対価。 割り勘男は奢られ女を誘わないし、おごり男は割り勘女を誘わない。 男は変化を望み、女は固定を望む。 私を女は子供に主張し、男はコレクションに転移させる。 〇〇の父親ですとあまり言わないし、△△コレクターのなんとかですと女は言わない。 別れ際の摩擦係数を下げるために本気で愛していた時期があったことにする。 女は非日常を常に求めているが男は日常を得るために非日常を演出する。 会って3分で友達か恋人かのクラス分けは決まる。それが変わることはない。 女の方が好きな人にしか目が向かない。 未婚女性が増えているのは審美眼が変化しないため。 女性の好きな人は1人であるが、男はまあまあいいと思う人が何人もおり、格上げが容易に行われる。 女(ブス)は自分の価値を認められたい、男は自分だけが価値を見出したい。 例えば本を大勢の人に読んでもらうためには大勢の人に読んでもらうように書かなければならない。 時間とともに恋愛カーストは強化される。 ブスデブださいスパイラルからはぬけだせにくい。 かっこいい人は意識せずともかっこいい。 ダサい人の髪型の違いなど些細なものでしかない。 モテとは美醜ではなくスペース(スキ) 人間として他者を受け入れる余裕があり、いきなりキレたりせず、こちらの話しを聞いてくれ、困っている時は一緒に考えてくれる人間がモテる。 男は過去の出来事や思い出を資産に感じる、だから一度好きになった人を嫌いに感じることが少ない 女はなにかのきっかけで生理的に受け付けなくなる 男はいつも最初の恋人になりたがり、女は誰も最後の愛人でいたい 女性とつきあったことのない男性は高い確率で避けられる、すると永遠に女性とつきあったことのない男性のままとなってしまう そのような人は女子校育ちで男の兄弟のいない女性としか話が合わない 男女共学上がりや兄弟がいたり現実の男を知る女性からは幼く見える 女性とつきあったことのない男独特の無神経さがある それのない人には今までの過ちや失敗が関係しているのかもしれない 女の私の男は私の子供という意味に近い 男は夜景や女、野球サッカーチームを所有した気になりがち だから、自分より遥かに上手なプロに対しても自分的意見を言える 女は所有されたがち 男女の年齢が近いと見える事は多いが、離れてしまうとやや視点がぼやけ、お互いの差は年齢の差であると勘違いする 女は男よりも好きなうちは許せる度が高い 反対に好きでなくなっても早い 男はアイドル好きほど好みの範囲が実は広い 女は逆に狭い 女性はほぼすべてケチな男やクチャクチャ食べる男が嫌いである 好きな時は我慢できるから言わないし、嫌いになっても興味がないから言わない。 男は好きだからという理由で何かを許容する考えがないが、ラインを秩序や場の空気で変える。 女性はどきっとするような反論をしたりするが、ただ本当の事を言っている認識である 付き合っている女性よりも付き合う前の女性に対しては、将来の可能性を狭めないために言いたいことを言いにくい。 女は別れた恋人からのプレゼントを捨てるが、男は使い続ける 女はモノに記憶が入るが、男はモノはモノだと考える 女は非日常体験を楽しむ能力に優れている 女にとってモノはわたし モノから共通点を見つけに行く 女性に比べ男性は服への意識が低い 服にこだわりのある男性は内なる自分が強い 人は憧れから自分には似合わないものを買いがちである だから自分とかけ離れたタイプの人を好きになる事もある 根幹が変わらない女性は男にオレがいなくてもいいと思わせてしまう 男は価値観が合わない女性にオレにはもったいないと別れを切り出す こじつけの理由をどうにか作り出して。 女性は付き合うためにも別れるためにも理由が必要。 男はなぜその人が好きなのか理由がわからなくなる事もある。 女性は恋愛を長編小説と考えるが男性には4コマ漫画に過ぎない。 長編小説は未完のまま終われないから気軽に描き始めることができないのだ。
0投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログ恋愛における男女の違いや傾向を 2人がリレー形式で語るエッセイ。 男女2人が交代で書いてるから 互いに気づかされる事も多く、 読む側も共感したり驚かされたり。 楽しかった。 飲み会で止まらなくなりそうな議題!
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ男女交互の文通のようなエッセイから男女の主に恋愛に関する共通点と相違点がわかる モテない人間がどのような誤解を持っているのかなどが読み取れて興味深い
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログ2013.10/31 作家の角田さんと歌人の穂村さんが、恋愛にちょっと奥手?な男女それぞれの代表となってテーマを絞って、雑誌の連載で交互にやり取りしているのが往復書簡の様で面白い。相手の発した言葉から、更にテーマが移っていき、恋愛って!男女の違いって!!と楽しく読んだ。多分に主観的でもあるのだけれど、二人とも自身の経験や友人知人の情報から一生懸命考えて掘り下げて言葉を紡いでいる。好感がもてた。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ「男として」「女として」でなくあくまでお二人の一個人の意見として読めばふーんそうなのね、って感じです。 ネットで流し見するには面白いけれど一冊の本として読むと退屈でちょっと途中でだれます。
0投稿日: 2017.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
穂村弘氏と角田光代氏が「異性」について語る、リレー式エッセイ。ウンウンとヘッドバンキングするかのごとく頷く内容もあれば、「それ、男女の差で片付けるのは乱暴でしょ!」って突っ込んでしまう内容もあり、飲み屋であーだこーだ喋ってる気分になってくる。こんなに鋭い切り口に持っていけるのは、このお二人だからに他ならないけれど。 生物学的に言えば、男性と女性では子孫の残し方が異なるから、相容れない部分があるのは仕方あるまい。恋愛は、絶妙なバランスで成り立っているよなあと、改めて思った。
0投稿日: 2017.04.03
powered by ブクログ男女のことって尽きない、面白い話題だ。 お二人がずっと喋って(本だけど)るの見ていられる。 見ていられるし、自分も喋りたいことが出てきて、己の中の新しい思いを発見したというか。 三浦しをん氏とも、してくれませんか?穂村さん・・・。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ大好きな作家さん2人の本なので きっとおもしろいだろうと 期待していたけど それを上回る読後感! 恋愛について交換日記のような 形式で書かれていてサクサク読めました おおかた、 女性側の角田さんに共感するものの たまに穂村さんにも共感したり、、、 あ〜おもしろかった。 色々な人に勧めたくなる1冊です
0投稿日: 2016.01.05
powered by ブクログ角田光代、穂村弘が交代で異性について語った恋愛エッセイ。それぞれが独特の感覚でつながってゆく論点が、面白くでも感性豊かに紡がれているところが好感がもてる良書。
0投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログ穂村さんと角田さんの往復書簡形式で進む恋愛エッセイ。読んでいると男女どちらの言い分も共感できる。 特に「好きな人」「まあまあ」「眼中にない人」の区分けは初対面の最初数秒で決まる女の残酷さ、すごくよく分かる。しかも一度区分けされるとそこからの転換はほぼないのだから怖いし、逆に考えると最初の判断ミスで実はものすごく相性のいい人を弾いてしまっている可能性もあるのだけど。 あと、モテとは美醜や内面じゃなく心のスペースであるということ、分かってはいるけど耳が痛い…。
0投稿日: 2015.11.29
powered by ブクログ穂村弘がすごく好き。 自分の感情には素直なのに、不器用でうまく表現できないところや、ちょっとずれてる所が良い。 背伸びせずに、自分たちのペースで一緒に恋愛してくれそう。
0投稿日: 2015.08.05
powered by ブクログ「異性」に関するお二人のリレー形式のエッセイ。オトコノコの不思議、オンナノコの不思議。共感できるところたくさん。お二人の鋭い切り口、考察に目から鱗。結局わからないところがあるから異性に魅かれるのでしょうかね。あのセリフの裏側に隠された真意とかなー。参考になります、穂村さん。2013/200
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログ対談形式よりもずっと読みやすい。 私的すぎて閉口する場面もなくはなかったが、そこも含めて。 すべての男性、女性の意見とは言わないけれども、性差を見事に言葉で表している。正しくは性差からくる個人の差異、かな。
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログ角田さんと穂村さん、それぞれの綴った文章から男女のことについて実際にあったことを踏まえながらやりとりしていく。 このやりとり自体も読んでいて楽しかったのだが、お互いが綴っている内容も大変興味深く思わず納得させられることが多かった。 そのうちのひとつ… たぶん、女性の脳は圧倒的に現在優位なんだろう。そう考えることで、私はこの現象を自分自身に納得させてきた。女性にとって「今」が全て。だから、そこまでの経緯がおごりか割り勘かは、「今」となっては問題にならない。 一方、男性たちは過去から「今」までを連続的に捉える傾向がある。過去の女性たちとの思い出を或る種の資産のように思ってみたり、「戦国武将でいうと俺は信長タイプ」と大真面目に語ってみたり。男性の脳内では過去から「今」までの時間が一直線に繋がって並んでいるのだろう。(p30-31)
0投稿日: 2015.03.16
powered by ブクログ穂村さん、角田さんという 好きな作家さんのリレー式エッセイ。 異性も恋愛も形なし。 だから頭で考えようとする。 感情だけでは覚束なくて 足元がふらつくときもあるから。 そう思っている私には 本一冊を脳内に入れて 辞書化したい一冊でした。 相容れないんだよなあ そして好きになったら 頭はどこかで考えることを停止させようとする。 ブレーキとギアの繰り返しでした。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログ異性についてふたりが文通しているみたいなエッセイ。 名前の通り角ばった角(つの)を食い込ませてくる角田さんと、ただでさえ掴めない輪郭をさらにほわほわと滲ませてくるほむほむ。 大人の男女が触れる異性の真理は、核心をつきすぎている!
0投稿日: 2015.01.23
powered by ブクログ往復エッセイだけれども 表現巧者の2人だから 男女の違いについて なんだかとてもすごい高みに上っていく気がする 何か所も引用しておきたくなる本 ずっと往復していくことが 可能じゃないか と思わせる終わり方
0投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログ二人とも好きだから買ってみて、あーなるほどねーって思うとこもあったけど、なんとなく流し読みしてしまった。2人それぞれの恋愛としては理解できるけど、世代が違うから自分に置き換えられないものもしばしば。
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログ男性、女性両方の恋愛に関する様々な考察。身に覚えがあることが多くありドキッとしたし、あれはなんだったんだろうと疑問に思っていることが解明したり、こう思うのは自分だけ?自分はおかしいのではと思っていたことが案外普通のことだったり、発見が多くあった。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ交換日記のようなエッセイだったが、なかなか同意できる部分も多くて面白く読んだ。バルーンすかーとのくだりは、その解釈と見抜いた女性にドキッとしました。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログ穂村弘と角田光代が飲み屋で恋愛談義しているような本。 どちらも好きな作家! 割と混んでる電車で読んでいたら、目の前にいた女子高生三人が私を見て?笑っている気がする。 『ちょっとちょっと、あんな本読んでるよー』みたいな眼? えー別にそんな本か、タイトルか。 自意識過剰かな。。 モテ、非モテ、恋愛カースト 主電源オフなら何してももてない。 …etcについて、2人の見解が交互に出てくる。往復書簡のようであり、2人で雑談してるみたい。 二村ヒトシを混ぜて対談してもらいたい。
1投稿日: 2014.07.22
powered by ブクログ不毛の会話過ぎて、途中で読む気が失せた。永遠に解り合えないことを議論すること自体、時間の無駄な気がする。
0投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログわたしが女だからだろうけど、ほむほむの指摘が意外だったり鋭かったりで唸りまくり。雑誌に交代で連載してたのかな、なんかふたりの往復書簡を盗み見てるような感覚もたのしい。
0投稿日: 2014.06.30
powered by ブクログ2014.6.16読了 角田光代と穂村弘の文通みたいなエッセイ。 男女の感じ方の違いをいろいろな視点で書いてあって面白かった。 もっと早く読めばよかったなぁ
0投稿日: 2014.06.16
powered by ブクログおもしろかった。 見事におもしろかった 意識の違いって、こんなに明確に分析表現できるものなんだなぁ。 なんとなく、最後の方の物語云々を読んで恋愛をするには自分が主人公になることが必要なのかな。 特に女性には。そう感じた。 いや、自分の人生の主人公は自分自身ですよ的論法は承知してるんだが、それよりも明確な物語化というか。 言うなれば他人に自分のラブストーリーを語ることを恐れない主人公気質… 男性はそれが過去の武勇伝になっちゃうんだろうなぁと会社のおっさんたちを見てて思った。
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログ寝る前に読んでたから、かなりの時間かかってしまったけどやっと読み終わった。 角田さんと穂村さんが、「男とは」「女とは」とをテーマに、リレー対談?方式で語っていく本。 177P付近に、「女性は「好きだから」という理由で相手の悪いところも許容する人が多いが、 男性は「好きだから」という理由で何かを許容する思考回路がない」ということが書いてあった。 ということは、、、適当・大雑把・のんびり街道の第一線をゆく私には、 その真逆の人は付き合わない人が良い、ということであろうか。。 同じような、おおらか(自分はおおらかなのだろうか…)人である方が良いのだろうか。。 あと、同じページには容姿が好みの男性と、中身が好みの男性とどちらが良いか、という話もされているが、 私は断然後者であると思う。 容姿が好みの人と付き合ったとして、その人と趣味が全く違ったら、 本書曰く女性はその人の趣味に無理矢理合わせることが多いとのことだし、 長く付き合えば付き合うほど自分が苦しくなっていくのではないかなあ。 似たような話だが、後輩が「交際が長くなり、愛情がなくなって情だけになってしまった場合、金と顔が良ければ一緒に暮らしていける」と言っていた。 その話を母にしたら、「容姿はともかく金やね〜」と言っていた。 でも、私はそうは思わない。 人のお金で暮らしていきたいなんて思わない、 むしろ自立して生活していきたいと思うからかもしれない。 もし結婚するとしたら愛情ないけどお金ある人、 お金ないけど愛情ある人、どっちが良いだろう。 後者の方が、人生楽しく生きられそうな、自分らしく居られそうな気もするな〜個人的には。 まだ働く苦労を知らない学生だからそう思うのかもしれないけれど。 何はともかく、すごい哲学的に発展していた話もあり頭の中が混乱することもしばしばだったが、 まあ〜1つ1つが短いし、寝る前にはちょうど良かったかもしれない。
1投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログおもしろかったー!あっという間に読み終えた。 角田さんと穂村さんが恋愛談義文通しているのを そのまま読んでいるような。 ただ男の人の見方、視点がわかっただけでなく、 なんだろう、個人的には対人的なコンプレックスを すこしほぐしてくれたようにも思います。 おふたりの仕事への姿勢が見えたりしたのも とてもおもしろかった。
0投稿日: 2014.02.01
powered by ブクログ面白かった~!! 自称もてるという人の考察本より、もてない((学生時代ね)という二人の掘る掘る。 どこまで、掘り下げるんだ、という男女の考察が面白すぎた。 頭の切れる二人が恋愛を考察するとこうなるのか! 30代で読むと、うんうん。そうそう。と膝をうつ考察ばかり。 この二人と知り合いになれたら、飲んだら、めちゃめちゃ面白いんだろうな。
0投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログほむらさんと角田さんの、往復書簡ならぬ往復エッセイ問答。 二人の掛け合いというだけで本を手に取らない理由はない。そしてページをめくる中、襲われる既視感。羞恥心。そしてそれを紐解かれる爽快感。さすがである。 そしてこれを読んで私の恋愛力が上がったかと言うと...むむ。むむむ。むむむむ。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログ角田光代さんと穂村弘さんによるエッセイのキャッチボール。角田さんが投げて、それを受け止めた穂村さんが投げ返す。これが12回。回数からして月刊誌に連載されていたのだろう。企画としては、なかなか面白そうなのだが、結果的にはあまり成功したとは言い難い。角田さんの小説はよく知らないのだが、少なくてもここでは真面目に語りすぎるのだ。そのために穂村さんも真面目に答えてしまうために、彼の逸脱した本領を発揮できないのだ。時々、彼は変化球を要請したりもするのだが、返ってくるのはまたしても真面目一方の直球、といった繰り返し。ところで、表紙の絵だが、左の男性はどう見ても穂村さん。そうすると右の妙に色っぽい女性は角田さん?
1投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ対談かと思ったら往復書簡的なエッセイ。 角田光代の本は初めて読むが、この人も「女子高出身」なんだな。 女子高出身の書き手の独特の湿度がちょっと苦手だ。 必ず「共学の女子は男の目を意識している」って書くのは どんなコンプレックスなんだろう。 意識するのは「男の目」ではなく「相手の目」。 女ばかりで周りを意識しない態度はただのオバサンではないの。 穂村さんと角田さんのやりとりのなかで、 男性女性ならでは、個人ならではの思いこみや無意識があらわになるのが面白い。 読みながら共感したり、うげ、と思ったり、発見があったり、 男女の内面は一筋縄ではいかないのだ。 文体は穂村さんの方が味わい深い。
1投稿日: 2013.10.02往復エッセイ
角田光代さんと穂村弘さんが恋愛等での自分の性側の感じ方や反応について、また、相手側の反応に対しての疑問や考察を交互に書きあっていく形のエッセイ。相手が書いた疑問に答えたり、答えに納得したり、新しく疑問が生まれたり。読んでいるこちらも「へーっ」と思いながらどんどん読みすすんでいってしまう。隠しておきたいような内面まで語ってしまう二人のやりとりが面白かった。
2投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ「カクちゃん」こと角田光代と「ほむほむ」こと穂村弘の二人が異性について考えてみました。 内面か外面か、おごるか割り勘か、という些末な事象から恋愛そのものといったまとめ的な内容に至るまで、男女の視点で交互に考察し合っている。 カクちゃんのとがった物言いもいいことはいいのだが、頭の中を素通りしてしまうことが多く、エッセイとして読む分には、ほむほむの文章の方が心に残るなぁと思った。
1投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ作家角田光代さんと詩人穂村浩さんが男女間の理解の難しさはどこにあるかについて、往復書簡のような形で意見交換をおこないながらお互いの意見に呼応しながら軽く探求してみようとした作品。 うーん往復書簡形式でお話が進んでいくので、読みやすいのだが二人の持ち出す例が分かりやすくかつ深い考察に基づいているので面白く読めた。読んだからといって異性の事がよる分かる訳でもないだろうが、ちょっと参考になる部分は誰にでもあるだろうと思わされるないようだった。軽いので、短い出張の時にでも読むとよいのでは。
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ正直あまり期待してなかったのだけど、うんうん頷ける所が多く面白かった。角田さんも穂村さんもモテない代表みたいに仰るけど、これだけ男女間の感覚のズレや差異など客観的に分析できるなら、もはや恐れるもの何もないでしょうに。頭では解っているつもりでも、実際となるといつまでも掴めそうで掴めない逃げ水のようなものなのでしょうかね。
1投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログこういう話は百戦錬磨ギラギラ系男女がしてくれるのを非現実として聞くのがおもしろいから、角田さんと穂村さんと大人な話を聞いてもつまらないだけだ!
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ穂村さんの書いた部分を中心に。 わりとー飛ばし読みー 交換日記のような感じで、 もっとビシバシ言い合いしあってほしい気した。 喪男・喪女風に。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログお二人とも自意識過剰な(失礼)方だから、だからおもしろい。 自分はどう考えても「主電源オフ系女」だ。 耳の痛い話も多かった。
1投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログ女性から見た男性、男性から見た女性についてと、その差異のエッセイ。 全然違う生き物だからこそ、時にしんどく、時に愛おしく、そして面白いんだなー。
0投稿日: 2013.08.02
powered by ブクログ無駄無駄無駄。だって、主電源が落ちてるんだから。 (穂村 弘) やばい。おもしろい。ほむらさんににやにやしちゃう。 楽しかったなあ。結局分かり合えないもんなんだなあ。そこがいいんだな。 あ、忘れてたけど、ダ・ヴィンチ推奨本。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ初めて、角田さんや穂村さんのエッセイを読んでみたが、面白かった。 テーマが男女の意識の違いだったせいか、角田さんのエッセイはそうそう、と思わず頷いてしまうことが多々あったし、穂村さんの方は、へぇーと関心してしまった。 男女って互いに異次元に住んでる感じ。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ女の視点から見た男、男の視点から見た女について、理解出来た。同じ人間でありながら全く異なる人種だと。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログ普通に、どちらの言っている事もわかるが。自分の考え方が、男性よりな事を再確認。 そして、世間の男はそんなに酷いのかと疑いが。一度男性にどうなのかといただしてみたい。
1投稿日: 2013.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。恋愛コンプレックスを持つ人の恋愛論? ・だからときどき揉める。たいてい女が「私のこと本当に好きなの」と詰め寄り、男が「好きってどういうことなの」などと、己の気持ちに誠実すぎて哲学めいた言葉を漏らすことになる。―角田 ・私は顔も鼻も丸く、丸いものは柔和に見えるという理由で、柔和そうだという印象を持ってくれる人がいる。ドラえもんが凶暴に見えないのと同じ理由である。が、私は名前にその一字があるとおり丸というよりは角なのである。―角田 ・以前、飲み会の席でひとりの女性が「新婚旅行の飛行機が落ちたら、ちょっと嬉しい」と云うのをきいて、驚いたことがある。その場にいた男性は全員言葉に詰まってたけど、女性たちの何人かは「あ、でもちょっとわかる。本当に落ちたら困るけどねー」と普通に同意していた。―穂村 ・私のどこを好きになったのかと訊かれ、「えっ、どこって…」と考えこみ、つまりほかの人と違う私関係で印象に残っているところだよ、と質問を変えられてますます混乱し、あげく、「後ろ姿が好きだ」と言ったりする(言われたことがある)。それでもそう言ってくれるだけましで、「いや、好きなのかどうかわからなくなってきた、嫌いではないんだけど…」と後退していく場合もある(言われたことがある)。―角田
1投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ一般的な異性論とは、ちと違う。だって、“ほむほむ”だもの。 読んでて、どこかクスりとしてしまうんだ。光代さんも男らしいし(笑) 書簡形式で進む本作。 ハッとさせる言葉のやりとりの1つが、異性間での「所有感覚」。 私は『俺的』な部分が結構あるな…と、苦笑。 よく、男性脳・女性脳と話題に出ることもある昨今だが、 一概に決めつけられなくて、人それぞれ。だと言うことはよくわかった。
0投稿日: 2013.07.18
powered by ブクログ今更ながら読んでみた^^角田光代さんと穂村弘さんがそれぞれの恋愛テーマに関して女の立場、男の立場で語るあたかも対談のようなエッセイ。 お二人の視点の違いや恋愛遍歴が分かって面白かったけど あんまり印象には残らないかな。
1投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログ結婚について思ったこと。向上心ありすぎるイマドキ女子達は、本当に好きで信じ切れる人とじゃないと無理ってことだな。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。角田光代と穂村弘との往復エッセイ。男女の違い、恋愛について。私はまさに主電源オフ系だと思う。ためにもなったし、笑えたし。さすが、この二人。
0投稿日: 2013.06.02
powered by ブクログ同性でも異性でもいいんだけれども、ともかくだれかを、友達に対するのとはちょっと違ったふうに好きだと思う。はて、そう思ったとき、私たちはどの程度ストレートにそれを伝えるべきなのか。 (P.7)
0投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログ女・角田光代さんと男・穂村弘さんが恋愛について、しりとり的やりとりを繰り広げていくエッセイ。 オトコとオンナのレンアイとは、雲と蜘蛛、あるいは橋と箸くらい違うのだなぁ。
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログ小説家・角田さんと歌人・穂村さんの往復書簡風エッセイ集。 とても面白かった。まず人選がナイス過ぎる。 恋愛に関する性差の話を突き詰めたこの本、(うがった捉え方で見ると)男女の「別れ話の議論」みたいになっているという・・・。少々きついぜ。
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログエッセイであり、恋愛論。 久し振りでしたが、コレはヒット。 交互にエッセイは、江國香織と辻仁成ので、うんざりしましたが、コレはうまい! 楽しめました。
0投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ角田さんと穂村さんが男女についてかいたエッセイ。 共感したり、自分はどうだろうと真剣に考えたり 読んでいるあいだ、頭のなかが忙しかった。 「人は中身か、外見か」という きっと誰もが議論したことのある議題(?)から 「主電源オフ系男女」という発見的なものもある。 恰好いいとかもてるとかには、 主電源というかおおもとのスイッチみたいなものがあって それが入っていない人間は細かい努力をどんなにしても どうにもならないんじゃないか と穂村さんはかいている。 ・・・主電源。なんとウマイ表現か。 そして穂村さんの部下だった新人の女の子は こんなことを言ったそうだ。 「がんばってお洒落してお化粧して可愛くしてるんだから デートの費用は当然男性が全部払うべきだと思います」 デートの費用の支払い云々はさておき、 前半の部分で十分衝撃だった。 がんばっておしゃれしてお化粧した=可愛いって 鏡のまえで自分を確認したときには成り立つかもしれないけれど あとは自分の手から離れるのではないだろうか。 とはいえ、そう言い切れる(思える)のがすごい、というか もはや羨ましいかも。 なんて話を友だちにして、返ってきた言葉を聞いていたら 「いや、わたしが細かすぎたな」と苦笑しました。 いつもよりがんばってきれいにしたときぐらい そうして「可愛くしてる」と少しぐらい自信をもちたいものだな と書きながら思ったりも。 (再び)苦笑。
6投稿日: 2013.05.02
powered by ブクログもともと職場の女性について理解したいとの思いから「女子力」「女性脳」といった本を読むようになったのですが、最初は「なるほどぉ」と感じることが多く、とても参考になるなぁという感じだったのが、次第に男女の違いの面白さにはまるようになり、気づけば「女子力」「女性脳」関連の本を楽しんで読むようになりました。 角田光代さんと穂村弘さんの往復書簡形式による異性に対する疑問考察の本書もその違いに十分楽しませてもらえます。 自分を振り返ってみると、多少女性脳の部分が自分の中に存在するなぁと思っています。 ある本で「女性は100回許せても、101回目で溢れてしまったらもう二度と許すことはない」と女性脳についての説明を読んだことがありますが、本書でも「好きなうちは許せる度」ということで触れられています。 ある日突然許せなくなる、ということが私にも今までに何度かありました。。。 共感も感心も出来る内容だと思います。男女の違いについての本は、価値観の違う人との付き合い方としても読める本がありますが、本書はこと恋愛に関しての違いに興味をもって読むと面白いと思います。
0投稿日: 2013.04.17
powered by ブクログ小説家・角田さんと歌人・穂村さんの往復書簡風エッセイ集。対談形式ではなく、相手が書いたことを受けて、返信の様にまた書いていく・・・という形式を取っていて面白い。 テーマは「異性」という、男女にまつわる様々な「男って」「女って」という、今迄におそらく自分自身、身の回りで何度となく語り尽くされて来た内容なんだけど、お二人の個性と文章力によって、よくある男女の違いを語りあうにとどまらない面白い一冊に。 共感できる部分も、できない部分も。そして「そういわれてみれば、そうなのかも・・!!」と新しい気づきも。このテーマでいろんな人と語ってみたいかも。
0投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログ男性と女性の感覚・観点・価値観などの違いが明らかに・・興味深いうえに可笑しい。ニヤニヤしながらサラッと読める。
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログ角田さんと穂村さんが恋愛における男女の違いをしりとりのように キャッチボールしていくエッセイ。 同性として角田さんの意見に「うんうん。そうだよなぁ。」と思っていると、 穂村さんから意外な角度から女性ってこうだよねと言われて、 「たしかに!」と思う事の連続。異性である男性の事より自分でも意識して いなかった女性の習性を理解できたかも。 男女の違いを語る時は生物学や心理学などが持ち出されがちだけど、 この本はあくまでお二人やその周囲の人の経験を元にした考えで 書かれているのが良いなと思った。
1投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログ最初は二人のやりとりが面白く、男と女はこんな風に違うんだねーと読んでいました。 しかし、最後はなんだかしんみり。 穂村さんのせいです。 「あれっ、変だな、同じことしても前は笑ってくれたのに、って感じた瞬間に、もう私は死んでいる」 あああああわかるー
1投稿日: 2013.03.22
powered by ブクログ奢られ女と割り勘女 男と女の恋愛観 学校内での恋愛カースト 「あるある、」と共感しながら、「えっそうなの?」と驚きながら、様々な議題で異性間の違いや意識しなかった同性の言動の傾向について語ってくださっている。 私が中でも共感したのは「男はスポーツの試合等で自分的ベストメンバーを作りたがる」という角田さんの言葉だ。野球のメンバーに文句をつけている弟を見ながらうんうんとうなずいてしまった。 また、穂村さんがおっしゃる「恋愛カースト」でお二人が下の方にいたと書かれていたが、そのことも自分がこの本に深く共感できた理由の一つであると思う。 美容院に行けなかったり、お洒落やメイクに抵抗を感じたり、私と同じように「分かる!」と思う人もいるのではないだろうか。 最初はお二人の対談の本かと思っていたため、毎回交互に書く形式であることが分かり少しがっかりした。しかし読み進めるとお互いが相手の意見に驚いたり、そこから自説を展開したり、質問したりと自分が期待した通りの内容を楽しむことができた。 もちろん読み手の意見は様々だろうが、是非とも一読して欲しい。
0投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログこれは、ためになる本というか、おもしろい本だと思う。 この企画はすごい。 もっと、前に読んでたらよかったかな・・・。 222『おまえはひとりで生きていける。でもあいつは、おれがいないとだめなんだよ。』この言葉が男性の口から出た時は要注意。というか、あんまり真に受けない方がいいと思う。・・・自己都合の塊のような言葉だから。 223『君はおれなんかにはもったいない女性だ・・』・・・まったく意味不明。 225 このページにかいてあることは、イタイデスネ。 227自分が選ばれなかった理由を、頭でも体でもどこでもいいんだけれど、納得しないと好きでいることをやめられない女性は、多い。・・・・別れの理由が納得できないと、ふった相手にわざわざ会いにいって、・・・修羅場のひとつ・・・修羅場が終わらない場合、全速力で逃げ出したりしなければならなくなる。 →たしかに。。。 229恋のおわりに理由がないというのも、真実だと思う。・・・ →このページもイタイデスネ。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログいろんな媒体で紹介されているのを見たし、角田さんのも穂村さんの本も好きなので買ってみた一冊。 「そうだねぇ、そう思う」「いや、私はちょっとこの意見は違うな」など、いろいろとおもしろいところはあったのですが、なんというか堅苦しいというか、そんなに分析するほどのことでも…とやや読み疲れてしまう部分もありました。 私がもっと若くて、「男の気持ちって、わかんない…」などと思っている頃に読んだら、「そうかっ!」と膝を打つ思いになったことでしょう。 今は、「男って(ていうか旦那って)、そういうもんでしょ」と思ってしまっているので(笑)
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログ角田光代さんと歌人の穂村弘さんが交換日記っぼく恋愛に関して語っている本。同じテーマを二人の視点で。性の違いか個人差かは別としても、捉え方の違いが面白い。 お酒を飲みながら話してるって雰囲気に浸れます。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ性が違うだけでこうも色々と違うものかと思った。 その、ちょっと理屈っぽいところもあったのか、あまり心には残ってはいないけれどでも簡単に読めたかな。
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログただただ面白かった。男と女は何故こうも違うのか淡々と考察され、非常に主観的観点からさらりと述べられている。そうなのか〜ふむふむ、とページをめくるごとに頷く自分がいて、それも妙に面白い。やはり男女のすれ違いと交わりは永遠のテーマであるようだ。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ女をン十年やってきているけれど、 角田さんの意見に相いれないところがある。 逆に、穂村さんの方にあるあると頷いてみたり。 これは男と女というのは画一的ではなく、 あらゆることが想定内にあって、 なおかつ、天文学的数字の上に連なる相性、組み合わせが・・・ 云々じゃなく、 ただのえこひいき?なのかもしれないなぁ。
2投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログ主に恋愛観について、男側の主張を穂村さんが、女側の主張を角田さんが語る往復書簡みたいなエッセイ。 お二人とも、無意識すぎてふだん考えないところを、改めて文章で表して下さっているので、そうだったんだ!とすっきりしました。 自分、一般の女性とは恋愛観がかけ離れてるかもと思っていたのですが、穂村さんとはほとんど意見が合わず、角田さんにシンクロする部分の方が多かったです。やはり自分は女だった。当たり前か。
0投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログいゃあー、面白かった!!二人の男女がリレー形式で恋愛のあれこれや男女の違いを描いている。今までの自分の恋愛を振り返りながら女特有の行動や発言があまりにも当てはまる事が多くて、独身時代にこの本に出会っていたら恋愛に対する意気込みが変わっていたかも…『女性の恋愛には物語が必要である』はものすごく納得。異性と言うタイトル通り、男と女はまったく異なる生き物なんだなぁ。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ女性と男性 それぞれの方向からの 物の見方、感じ方。 「そうそう!」と共感できる事もあれば、そうじゃない事も。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ作家の角田光代さんと歌人の穂村弘さんの異性についての往復書簡。 2人の異性に関する疑問経験考察が書かれていて面白い。恋愛カースト制度やさかのぼり嫉妬など穂村さんの経験から命名されたその言葉たちはどれもが たしかにこんなことある!と的を得ていてる。読んで初めて名前のないあいまいな感情に名前が付けられて安心すると同時にもっと知りたいと思って読み進めた。 異性のある行動がどうしても理解できない,知りたいと思う方,これを読んだらその答えがどこかに書いてあるかもしれません。 <私が特に面白いなと思った目次> 2 内面か外面か 10 もてるための努力が恥ずかしい 13 もてる人にはスペースがある 15 さかのぼり嫉妬 →(解説)穂村さんいわく 自分の彼女の元カレの影に嫉妬することらしいです 24恋愛という物語―長編劇画VS四コマ漫画
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ読了日20121224 いつも小説を読んでいる時には呼吸するようにすんなりと同調して読める角田さんの文体なのに、意外にもこの本で角田さんが書いてることはピンと来ないことやわかりにくいことがとても多かった。どちらかというと穂村さんの言ってることの方が理解できて面白かった。☆は穂村さんに対しての三つ。角田さんだけだと二つかな。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログそうそう、そうなんだよね。女性の方はふーんそうなんだ。何となく分かった気になります。でも、永遠に分かりはしないさね。
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログいつ読んだか忘れた。 男女の心理の違いがよくわかる。もっと前に読んでたら・・・と思う。 もし恋をしたら、1番に買おう!なんて思わせる恋愛バイブル。
0投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログ男の所有についての話が興味深かった。なる程、男子はサッカー見て「俺が監督なら~」「俺ならこいつ起用しない」とか言うわけだ。
0投稿日: 2012.11.29
powered by ブクログ(*^_^*) (*^_^*) ちょっとトンガった&経験豊かな女性・角田光代さんと、 少々、優柔不断に見えたりもする(そこがまた「男」なんだよね!)の男性・穂村弘さんが語る、 女とは、男とは、恋愛とは、結婚とは。 このお二人の組み合わせを考えた編集者は偉い! 私は当然のことながら女性目線でお二人の話を読みすすめていったのだけど、男の人ってホントにわからない!と思う苛立ち(汗)を穂村さんが遺憾なく発揮してくれ、でも、そのわからなさを鋭く指摘する角田さんへの受け答えが、なるほどね・・・という誠実さに溢れていて、というくり返し。 そして、角田さんも突っ込むばかりではなく、穂村さんからのコメントに、うんうん、そうだよね、女性側からは至極当然、たぶん男性側からは非常に驚き!の心の動きを吐露しているあたりが、なんていうか、嫌味なく読めたんですよ。(*^_^*) ただ・・・ これが30年前に読めてたらなぁ、という気持ちは読みながら何度もこみ上げてきて、もう遅いよ、とさえ。 私、生まれて初めて付き合った異性が主人で、当時は二人とも同じ大学の学生。 私ったら自分でも言うのも大恥ずかし!「チッチとサリー」のチッチになったみたいな気持ちで、毎日が嬉しくてたまらず、でも、段々、この人は何を考えているんだろう???と、わからないことだらけで不安な日々だったんだよね。 ホント、あのころ、人生の不可解さは全て彼から学んだ、みたいな気持ちになってたくらい。で、すっごぉ~~くあれこれ考えて、話もして、結論としては、男って女とは別の生き物なんだ、と悟ったというか、そう思うことにしたというか。 もちろん、当時とは時代が違うからこの「異性」では、新しい価値観なんかも出てきて、それはそれで面白かったのだけど、今、これをとことん考える元気はないぞぉ~~、とか、男女、ということだけじゃなく、女ってさ、という自分自身のこととしても、今ひとつ、のめりこめない。 これは、ここのところ、私の外界が急転回していて気持ちがついていってない、ということもあるんだろうな。 なんていうか、バタバタに追われて、自分に対する関心を持ってられないという…。 私ってこういう時にはこう思うよね、とか、こう対処してきた、とか、今、考えてはいられない程、ジェットコースターに乗っている、っていうことなんだろうな、と、この「異性」を読んで気がついたのがもしかしたら、一番面白いことだったかも。(*^_^*)
2投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログ膝を打つこと多くて困った。なんとなく自分でも気づいていることを詳細に語っていただくと納得しきり。人間って解らないから面白くて、歩み寄るから愉しいのかな。
0投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログ中身が、思ったのと違った(少し読んでから買えよってことだけど)。 角田光代さんと穂村弘さんの、性別に関する、というより恋愛に関する、エッセイ交換日記。 角田さんのこじらせ具合は共感できるから面白かった。 追記:話題の紀伊国屋書店新宿本店の「本のまくらフェア」で最も売れたのは穂村弘さんの作品だったそうだ。 「あした世界が終わる日に一緒に過ごす人がいない」 これは…わたしもこの本を選ぶかもしれない!
0投稿日: 2012.11.02
powered by ブクログ穂村弘さんも角田光代さんも鋭い感性の持ち主。この二人が往復書簡のように男性と女性それぞれの恋愛についての考え方経験などを語るのが、どきどきするほどおもしろい。 もうすぐ読み終わるのがもったいなくなります。よみおわってしまいました。
0投稿日: 2012.10.29
powered by ブクログ男と女の感覚の違いが浮き彫りにされた1冊。 もうちょっと若いときに読みたかった。 そうすればうまくいった恋もあったかも? 今後活かせる場はあまりないかもしれないけど、今だからこそあるあると思える話(外見か内面か議論とか)、改めてへぇ~と思う話(男にとってモノはモノ、女にとってモノ=ワタシ。だから私があげたスウォッチをお母さんにあげたりできちゃうんだ。)などなど。 面白かった。
0投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
対談形式化と勘違いしていたが、交互に同じお題について語るといった、リレー方式だった。ところどころ、「うんうん」と思ったり、「そうゆうモテナイ傾向と会えて逆のことをしてやってモテナイという定義をより曖昧なものにしてやりたい!」という謎の対抗心を燃やしてみたり。夜なかに声をあげて笑ってしまう部分もありで、暇つぶし(時に私の様なモテナイ人々)には最適だった。 とりあえず、これを読んで異性の気持ちを把握したつもりになってみて、ちょっくら努力でもしてみたら何か変わるかも?← 隙を見せれるひとは取り合えずモテるらしいよ!
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログなるほどなーっと。 断片的であり、連続的対話 何かの対談番組を見ているような感じ。 女性の考えの氷山の一角を見た気がします。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ男と女の性差の問題やら、そこから発展して恋愛の問題やら、普段なかなか言えない本音のドロドロした部分の話が書いてあって、救われた。 別れた男に幸せになってほしくないのは私だけじゃない(笑) こと恋愛って、自分の意識の中でもかっこつけたくなることばかりだけど そういうのを全部はがされた会話ができるのって、とても楽しいし、救われることを改めて実感した一冊。 そして、作家って本当に心の中のことを言語化するのがうまいなあと心から思えた一冊でもある。 私は女性なので、主に角田さんの書かれる心情やら若かりし頃のモテなさっぷりはものすごく共感するが、夫に見せたところ、穂村さんの書かれる男性視点に共感できる様子。 隙のなさはいまだに私は課題だし、 角田さんの書かれるドロッとしたところに私は惹かれて角田さんの本を読みあさるんだということも発見できた。
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログいい具合に男と女の違いがわかる!それも角ちゃんとほむほむだからくすっと笑えるところがね。 角ちゃんのとこは、わかるわかるとヘットバンキング、ほむほむのとこは、え、男ってそうなの?みたいな新しい発見が。 今後の恋愛で役に立つといいなぁ笑
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログ角田光代と穂村弘が、それぞれの視点で恋愛について往復書簡のようにリレーでエッセイを綴っています。 お二人の人となりが垣間見れて、楽しかったです。 男女、それぞれの考察を客観的に見ると、「だから喧嘩になるのか~」なんて、妙な納得をしてしまいました。 男性目線の恋愛論、なかなか興味深いものです^^v ロマンチックなんですね。
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
確か新聞の書評かなんかで見た覚えがあったので手に取る。 ふ~ん、とゆー感じ。 最後の四コマと長編漫画のたとえはよかった。 笑った。 でも、なんだろう?ちょっと中途半端な感じ。 まあ、テーマ自体がこれってゆー答えがでるもんでもないし、 100人いれば100通りの答えがあるんだろうし、 こんなもんなのかも。 いっそのこと顔と顔合わせて対談でやってくれた方が おもしろかったかもな。 そして、主電源、ないわーっと思った。 うんうん、もう殆ど生まれもったもんだよなー。 華がある、とか、ない、とかね。 人生は不条理で、不平等で、 自分で楽しいこと見つけなきゃやってられんわ。 自分を幸せにするのは自分だ。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ面白かった。 クスクス笑いながら読んだ。 角田光代さんが女性の恋愛観を、穂村弘さんが男性の恋愛観を語っているのだけど、どちらも個人の経験から出来上がっているから単純に女性側に共感出来るわけではなかった。 それがまた面白いなぁと思う。 角田さん、穂村さんどちらの話にも「えっ、そうなの!?」という驚きがあり、同じくらい「分かる気がする」という共感があった。 でも「分かる気がする」と、「私もそう」はやっぱり違う。 読み終わってから全体の印象をぼんやり思い返すと、やっぱり私は女性側だった。 性別がそこまで個人の感覚(?)に影響しているというのは、当たり前だと思ってきたけど、よくよく考えると気持ち悪いかも。 人間→日本人→女性→個人くらいの階層になっていて、それぞれの階層で共通項があって…、個人レベルで決まるのは本当に些細な部分なのかもしれない。 私にとっては、異性だけではなく、同性についても勉強になる本だった。 女性って実はかなりこわいんだな、とか。 男性って意外といい加減なんだな、とか。 恋人の言動に悩む友人にも薦めてみようかな。
6投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もてる人にはスペースがあるということ。余裕、自信ともいえるスペース。「スクワット」話。私はそれを読んでアイタタタ・・・っとなりました。面白かったです。
0投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログ「異性」というタイトルがぴったりの、往復書簡のようなエッセイ。 角田さんの頑なさと、穂村さんの脱力感と。 二人ともさすが文章を生業にしているだけあって、鋭いなぁと思う。 だからと言って決して器用なわけではないところがまた、いい。 「あー、あるある」とか「へー」とか「意識したことなかったけど確かに」とか「なるほど」とか、男性のことだけでなく自分たち女性のことも客観視できて面白かったです。 世の中にはいろんな人がいるはずなのに、同じ性別ってだけでこんなに違和感なくひとくくりにできるのが不思議。 さらりと読めます。
0投稿日: 2012.09.14
