
総合評価
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powered by ブクログ長編小説を読んでいる時の箸休めで読んでもすぐに戻って来れるような掌編小説集です。 ちょっとした空き時間でオチまで読めるショートショートがたくさん。ブラックユーモアが楽しい。星新一が好きな人はハマるかも。
15投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ玉石混合の掌編集。ブラックユーモア満載なので、「和菓子のアン」だけしか読んだことない人は面食らうかと。
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログどの章?編?でもスルッと読んで気持ちが様変わりする。コスパ・タイパ良すぎる本。 学生の朝読書にぴったり。難しすぎないオチだし。 だけど一編が時間内に読みきれないと「待って……!!!!」ってなるのが玉に瑕。 それだけ面白い。 私が好きなのは『ほどけないにもほどがある』です! 惹きつけられたうえでのオチが良かった。 『目撃者』も良かった。一文目でびっくり、展開もどんどん変わっていって最後はスッキリ!最高! これは人におすすめしたくなる本です!
1投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
YouTubeで紹介されていたのをきっかけに初めて坂木司さんの作品を読みました。 短編で読みやすく、世にも奇妙な物語といったお話は読んでいて楽しかったです。 個人的には、ケーキ登場が色んな人の思いが交錯しているのが面白かったです。 星新一のショートショートを思い出す作品でした。
0投稿日: 2023.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
坂木司版世にも奇妙な物語 という帯に惹かれて買いました。 短編がブラックなまま 余韻を残して終わるのが 繰り返されるとなんとも言えない気持ちになる、、、 あとがきさえも坂木司さんが 上手に脅かしてくれるので 病院で呼ばれるのを待ちながら 読んでた私はこれからも ふとこの物語を思い出してしまう気がします。。。 和菓子のアンシリーズや 先生と僕など読んできましたが これまでと種類が違くて楽しかったです。
3投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログ坂木司版世にも奇妙な物語。 ぞくっとするような数ページの短い話の短編集。 坂木司さんの明るい話に慣れている私は、こんな怖い世界も書く作家さんなんだと意外に思う一冊だった。
1投稿日: 2023.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一般に言われるショートショート(掌編)集。 『最後の別れ』や『眠り姫』は何だか良い話だなって 思ったけれど、基本的にはブラックな話が多くて読む のがしんどい時もあった。『しつこい油』・『最先端』・『物件案内』はオチの付け方が秀逸で気に入った。 しかしまぁ、ショートショートの可能性を見い出せるような本だったので良かった。星新ーも読もう。
1投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログ掌編と言ってもよいくらいの短さで、どれも見事なオチとブラックユーモアが魅力の1冊。もう何回も読みなおしているがそのたびに、ひっくり返る気持ちよさが味わえる。「ケーキ登場」「怖いのは」「最先端」「ゴミ掃除」「試写会」「並列歩行」そしてあとがきがお気に入り。
0投稿日: 2022.09.28
powered by ブクログ懸賞で当たった映画の試写会で私が目にしたのは、自分の行動が盗撮された映像だった。その後、悪夢のような出来事が私を襲う…(「試写会」)。とある村に代々伝わる極秘の祭り。村の十七歳の男女全員が集められて行われる、世にも恐ろしく残酷な儀式とは?(「秘祭」)。ブラックな笑いと鮮やかなオチ。新鮮やオドロキに満ちた、坂木司版「世にも奇妙な物語」。 最初の短編「カフェラテのない日」がほのぼのした終わり方だったので、油断した。坂木司という作家のイメージが覆された一冊だった。 ブラックな話を読みたい人、オススメです。
0投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ本書のあらすじにも記載された「坂木司版"世にも奇妙な物語"」は言い得て妙だ。 どんでん返しとまではいかないものの、全編しっかりとしたオチで着地するので読んでいて心地よかった。設定が特殊であっても、どこか現代の風刺的な要素があるのも良い。 本著者の作品は本書が初めてだったが、他の作品も読んでみたくなった。
1投稿日: 2022.03.28
powered by ブクログえっ何これ。 ショートショート26篇全部面白いって何なんだ。 読めそうで読めないオチ、残酷さはないけど間違いなくブラックな展開。 最高。 特に『秘祭』がニヤリとする。 『物件案内』のオチもかなり好きだな。 ああでも、バースデーケーキを囲んでの不穏な空気とそれぞれの思惑が渦巻く『ケーキ登場』も捨てがたい。
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログショートショートのような短編の集まりですが、 読んでビックリでした。 この著者のほかの小説からは想像できない ブラックさでした。 心温まる世界を想像していたらあったのは 不思議なこわい世界。 幅が広いなぁ。
0投稿日: 2021.10.05
powered by ブクログひとつひとつは短いけれど、引き込まれる世界観はしっかりと。 きゅんとしたり、ぞっとしたり、スカッとしたり、ぐっときたり、感情が慌ただしい。 坂木司さんの小説って、ほんわかなイメージしかなかったんですけど、まさかこんなブラックな話も書かれるなんてびっくり。 『肉を拾う』とか『ゴミ掃除』とか、ぞっとして怖くて「これほんとに坂木司さん?」って思わず表紙見直したくらい。 いろんな色が出せるってすごい。 超短編ばかりですが、読み応えありました。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ坂木司さんの26編の短編集。 個人的には「試写会」「ケーキ登場」「目撃者」「ビル業務」が好み。「試写会」と「ビル業務」は『世にも奇妙な物語り』に出そうな引き込まれていく話。「ケーキ登場」は同じ場面で遭遇した人たちそれぞれの解釈が面白い!!「目撃者」はモノが語る怖い女について!!でも、一番恐ろしかったのは「しつこい油」今までにこんな女性に出会ってなくて良かったと安堵した。それくらいやばい女性が出てきた!! 今までのあたたかくてふんわりした坂木司ワールドとは異なる奇妙さを持ち合わせた短編集だった。
1投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログ26編のショートショート集。 途中でオチが読めてしまったり、納得いかない話しだったりでそこまで楽しめなかった。 オススメをあげるなら「雨やどり」かな。 どんでん返しや秀逸なオチを期待してる人には勧められないなあ。
0投稿日: 2021.07.19
powered by ブクログ『和菓子のアン』から入って『先生と僕』、そしてこの短劇と、坂木さんの本は三冊目。個人的には「カミサマ」が好き。「秘祭」はなかなか…。中にはある種のホラーな話もあって、楽しめた一冊。
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ坂木司さんの短編集。 ほんわかエピソードもありつつ、結構ダークな話が多かったですね。人間の闇を描いたような…。 個人的には、「雨やどり」「秘祭」「物件案内」「ゴミ掃除」「穴を掘る」「試写会」あたりが好みです。 空き時間にさらっと読めるのも良いですね。
5投稿日: 2020.08.29
powered by ブクログ切れ味がよく、読みやすい。 手に取った時はそれなりの分厚さを感じたものの、読み終わるまではあっという間だった。 ふふっと笑える程よいブラックジョークの短編集。 最高です。
3投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ今までは、どちらかと言うと、優しい感じの作品が多い作者のダークな一面が見える、ショートショート短編集。 収録されている作品、全てが読んでいて、気分が悪くなるという、かなりの強者。 坂木司の闇って深いんだなぁ、とただただ脱帽。 ただ、題材としては、どこにでも潜んでいそうな小さい憎悪で、作品の中の登場人物みたいに、実行に移せたらいいのに…と思う部分も。でも、半分くらいは読後感は最悪…気持ち悪くなる内容も。
2投稿日: 2019.08.19
powered by ブクログ2019年、15冊目は、坂木司のショートショート集、26編収録。主に隙間読書用にしていたモノ。 全編、10p前後。お得意のホッコリ系より、ややブラック・ユーモア的なモノ多め。どちらかと言うと、後者のベクトルの方が好みの自分。嗜好には、ハマり、楽しく隙間時間を埋めるコトが出来た。 そんな感じで、隙間読書にはピッタリ。ただし、やはり、ガツンと印象に残るモノは……。ソレが、総合、★★★☆☆という評価に、 ソレでも、嫌いじゃない、むしろ好きな方。隙間読書用に困った時、すぐに手に取れるトコに置いておこうと思う。
0投稿日: 2019.06.26
powered by ブクログブラックだよ、黒坂木だよと言われ、なんとなく遠ざけたままになっていました。読み始めは、えっ?結構いつもの坂木さんじゃない?が、だんだんなんか怖いかも、さらに読み進めると気持ち悪いかもに。普段の私なら拒否反応を示したかもしれませんが、今は人間のドロドロしたものを求めてたのでちょうどよいタイミングで読めました。
0投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログなんだかゾワゾワする。 坂木さん本は初めてだったけど読む順番間違えたかな? ほんわかした内容の本を書かれるイメージがあったんだけど本書はブラックです。 全てというわけではないが26編あるうちのほぼブラックです。 中にはクスッとする作品もあるのですが。 1つが短くて5分程度で読める感じでサクサク読めました。 こういう内容の本を読むとどうしても髪をオールバックにしてサングラスをかけている人物が出てきてあの不思議な曲が頭に流れます。 今度はほんわかした作品を読もうっと。
2投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログ坂木司さんのちょっと怖い奇妙なストーリーを集めた短編集。 長編の日常ミステリの感覚で読んでびっくりしました。 「ビル業務」がお気に入り。日常に紛れて実は…という妄想をかき立ててくれます。
0投稿日: 2018.06.03
powered by ブクログ坂木司さんの肉小説集と何が怖いかって、にはまって短劇も購入。やっぱこのくらいのショートショートは面白さが詰まっててお得感がありますね。 わたしが特に好きなのは、 カフェラテのない日 ケーキ登場 しつこい油 物件案内 ビル業務 かな~ なんか、なるほどやられた!って思う話と、 心がほっこりする話が好きみたい カフェラテのない日は、最悪だいらいらするという日常もどこに幸せが転がっているかわかんない ケーキ登場は、周りが見ていても結局は本人たちしか本当のことはわからないってところがすき しつこい油は、まさに女の執念(笑)女を倒すのはいつだって女 物件案内は、よかったね主人公!この案内のおばあさんわたしのもとにも来て欲しい(笑) ビル業務は、たしかにそういう人たちばっかだと思ったら高級住宅街も演出か?と思っちゃう 2018.03.21
0投稿日: 2018.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
8~18頁の短編が26編からなる作品集。 坂木司初読みなので、作者らしいのか、異色なのかはわからないが、どれもくすっと笑った後はちょっとブラックだったり、かなりグロテスクだったりする。 世にも奇妙な物語を彷彿とさせる、幻想的でシュールな作品たち。 中でも私の好みは、同じレストランに居合わせた客の、他人には推し量れない心の奥を描いた「ケーキ登場」。 急な便意をもよおして飛び込んだビルのトイレの壁に見つけた入り口をたどっていった先の出来事を描いた「ビル業務」。 地下鉄が止まったため、家まで歩いて帰ることにした男の目の前に、自分にそっくりな男が現れた。その男に張り合うように歩き続けた先に待ち受けている結末を描いた「並列歩行」の3編。これは秀逸。
0投稿日: 2017.07.11
powered by ブクログ短編集。 坂木さんのどこかあたたかくて優しい物語が好きだ。 この短編集には、どちらかというとブラックな物語ばかりが収録されている。 最初に収録されている「カフェラテのない日」は、謎めいてはいるけれどけっしてブラックではない。 多少の歪みは感じるけれど、ちゃんと最後には良い気持ちで読み終わることができた。 ところが…。 読み進んでいくと、ブラックさは激しく加速していく。 ときに、「ちょっとこれは限度ギリギリ」と思ってしまう方向へのブラックさのある物語もあった。 本当にショートショートなので、1話ずつ読んでいくこともできる。 物語によって出来不出来のバラツキはあるようにも感じたけれど、中には「なるほど」と思う物語もあった。 でも…。 正直に言ってしまえば、やはり坂木さんにはあたたかな物語を書いてほしいと思ってしまった。
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログそう、私は今、道に迷っているのだ。 ー〔迷子〕 “和菓子のアン”しか知らなかったけど、雰囲気が変わって、不気味だったけどどれも面白かった! 〔迷子〕や〔最後〕が印象に残ったが、最後の単行本版あとがきで更に印象深くなった!
0投稿日: 2017.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
解説にもありますが、「坂木司」のイメージで読んだらびっくりします。ブラックブラックでびっくり。たまーにおとなしめの話もありますが、そのすぐ後に、まぁブラックなお話が待っています。グロテスクさが無いので読みやすいですが、こんなブラックな話を書く人とは思いませんでした。「カフェラテのない日」を試し読みして買った人は騙された気分だろうな。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「和菓子のアン」の著書、 旦那が読んで、面白いよと。 う~ん、 「世にも奇妙な物語」と、解説してあるけど… 確かにそうかな。 理解できないのもあったけど…。 気持ち悪いものあったし…。
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログ坂木氏の小説にのめり込み、「ホテルジューシー」「和菓子のアン」「切れない糸」「ワーキングホリデー」「ウィンターホリデー」「シンデレラティース」「青空の卵」「仔羊の巣」「動物園の鳥」「先生と僕」と読了し、いづれも日常の謎にわくわくしていたのですが、この「短劇」は全然わくわく感がなく、がっかりでした。違った魅力を感じる人もいるのでしょうが、残念ながら私の求めるものではなかったです。
2投稿日: 2017.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブラックな話が多いです。 大体5ページ位の短編が沢山入っています。 私の中で坂木さんって明るいイメージだったので 今まで読んだのが、和菓子のアンとかシンデレラティース ホテルジューシー など、食べ物を絡めたお仕事小説のイメージ今回は全然違う! 空いた時間にちょこちょこ読んでいたのでなかなk進みませんでしたが、ちょっとした暇つぶしにこういう超短編はいいですね 次は読書の秋にふさわしくガッツリ長編ミステリーでも読みたい
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ最後にくすりと笑えるお話もありましたが。ほとんど怖い〜。悪事を働いたらどうなるか、というのを教えるような民話や神話を思い出したりもしました。怖い、気持ち悪い、けど、引き込まれる文章でした。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログタイトルに惹かれて購入。 短、というとおり短編集。しかし、全ての作品が全く違ったテイストの話。 心温まる話、不気味な話、その儀式は自分は絶対やりたくないなと思わせる話、など1冊で何度も新しい物語に触れる事ができる一冊。この本で坂木司を読むようになりました。
0投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(もくじ) 目撃者 雨やどり 幸福な密室 MM 迷子 ケーキ登場 ほどけないにもほどがある 最後 しつこい油 最後の別れ 恐いのは 変わった趣味 穴を掘る 最先端 肉を拾う ゴミ掃除 物件案内 壁 試写会 ビル業務 並列歩行 カミサマ 秘祭 眠り姫 いて 単行本版あとがき 解説 千街晶之(せんがいあきゆき)
0投稿日: 2016.01.17
powered by ブクログ◎26のショートショートに、暗めな日常が紛れ込む 26のショートショート集。ほぼ「ブラック」な物語。日常にもしかして潜んでいたのではと疑いたくなるほどリアルで、作者の名前やタイトルで想像した内容と全く違って驚いた。星新一も彷彿とさせる爽やかな語り口もよい。 ひとつだけご紹介。「MM」 …わたしは、しがないOL。あるときインターネットの掲示板を見ていたら、あれ私のことが書いてある?書き込み人はMMさんで、いつも面白い書き込みで有名な人だ。さて、なぜMMさんは私のことが書けたのか・・・ハッ!そういうことか。
0投稿日: 2016.01.16
powered by ブクログほっこりからホラーまで幅広く。後者のほうが印象的。 「しつこい油」ラストのモヤモヤ感。 かわいいひと。
0投稿日: 2015.12.26
powered by ブクログ坂木さんの作品を読むのは二作目だったけど、『和菓子のアン』を読んだ時に受けた印象と全く違ったので驚いた。ブラックなユーモアやシュールな世界観、少し残酷なシーンなどいろいろあって、飽きずに最後まで楽しめるショートショート集。特に印象的だったのは、「MM」「最先端」「秘祭」。
0投稿日: 2015.11.29
powered by ブクログ少しブラック目な短編集。 いろんなお話があったけど、 そんなに印象に残るものは無かったかなぁ。
0投稿日: 2015.11.25
powered by ブクログ坂木司の短劇を読みました。 26のショートショートが収録されている、奇妙な物語でした。 怖い物語、気持ちの悪い物語、どんでん返しの物語、驚きの結末の話、それぞれの物語をおもしろく読みました。 「最先端」の気持ち悪さ、「試写会」のどんでん返し、「秘祭」のばかばかしさ、「肉を拾う」のアイディア、さすが小説家のネタの引き出しはたくさんあるんだな、と感心しました。
0投稿日: 2015.08.06
powered by ブクログブラックなお話が多くて驚いた。 爽やかさを求めて読み始めたため、余計に。 そういう意味では少し読みづらかった。 解説読んでちょっと納得した。 けど、ほのぼの、爽やかな話が読みたいです。 気に入ったもの カフェラテのない日 ケーキ登場 物件案内
0投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログ本当にあの坂木さんが書いたの?てくらい初見はびっくりするくらいブラックな内容。 さくさく読めて少し背筋が冷たくなる。 通常営業の坂木さんが好きです(笑)
0投稿日: 2015.06.02
powered by ブクログショートショートが沢山つまった一冊。中には生理的に受け付けない話もありましたが、基本世にも奇妙な~を本にしたらこんな感じです。好きだったのは秘密のお祭りとカミサマと物件案内。お祭りは当事者には絶対になりたくないですが、自分にも覚えがあるだけに笑ってばかりもいられないですね。
0投稿日: 2015.05.30
powered by ブクログ坂木司に対する認識を改めさせられました。今までは、弱いものに優しい、されど鋭い坂木司。 それだけじゃない。 坂木司は、怖い。 これまではゆっくり読んでいこうと思っていた坂木司の作品、ちょっと本気で集めてみよう。
0投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログ短編集というよりは、ある種のサブリミナル的な長編かもしれない。 一つ一つの話は、基本的に後味の悪いものが多く、時たまいい話が紛れている感じ。それだけだと単なる、あまり趣味のよくない短編集なのだが、後書きを読むとちょっとゾクッと来た。といっても、怖くなったというよりは、妙にネタ被ってるなとおもいながら、なんかこだわりあるのかなぁ、と流してしまっていた鈍感さに。
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログいつもの坂木司だと思っていたら、超ブラックだった〜。「世にも奇妙な物語」っぽいかな。 2015.4.8
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログ身につまされる怖さは「眠り姫」。 まぁおっしゃるとおりなんだけど、それを言っちゃっちゃぁねえ。ねぇ?
0投稿日: 2015.04.06
powered by ブクログブラックなのはかなりブラックだけど、いい話も不思議な話も笑える話もあったし。面白かったです。 バリエーションに富んでいるから、私は『何が困るかって』よりもこっちの方が好きだな~。
0投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログ坂木さんの本はこれで二作目。 二作目にして、まあダークなものを手にしてしまったものだ。 「短劇」のタイトル通り、表紙を捲ってみればショートショートな作品集。 そのどれもが不思議でダークで、そして奇妙。 一冊を通して読むよりも、日をまたいで数作ずつお読みになるほうが胃にも優しいだろう。 あとがきまで一貫してモヤがかった一冊。 普段はほのぼのした作風と聞く著者・坂木さんの裏の一面を垣間見てしまったような、そんな気分。 誰が、何が、いつどこで見ているか分からないから、下手なことはできないな。 ...なんてね。
0投稿日: 2015.01.23
powered by ブクログ「和菓子のアン」の作者作品であることから読んだが、全く違うテイストのダークなショートショート集ですね。 人間の心に潜む闇を描いていて有り得るかもと、どこか納得。 短編集は気楽に読めるが物足りないですね。
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログ日常系ミステリの作家が書いたショートショート ってか、ショートショートって星新一しか読んだことないけど、全部こんななのかね? 最初はほのぼの系なんだけど、ブラックなものやダークなもの、ホラーなものの比率が後半になると増える 個人的にツボにはまったのは「秘祭」 あれは年頃の子にとっては辛かろうなぁ(笑)
0投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログホントに坂木さん?と思うほどブラックが過ぎる。 最初は楽しく読んでいたけど、後半はうんざりしてしまった。
0投稿日: 2014.11.05
powered by ブクログ裏表紙に「坂木司版 世にも奇妙な物語」とある通り、 ハッピーエンドもバッドエンドも詰まってるショートショート。334ページに全26編。 純然たるホラーではなく、日常的な不思議を題材としているので、読了後に不安にかられる作品だ。 甘めの人情話を得意とする著者の新たな一面を垣間見られる作品集だ。 ・「試写会」 無料試写会に参加。だが、そのVTRは自分を盗撮したもので……。 ・「最先端」 流行の高級ネイル。その廉価版のサロンを、知人紹介されたのだけど……。 ・「ケーキ登場」 レストランでの誕生日パーティー。しかし本心は、周囲から見る印象と食い違っていて……。
0投稿日: 2014.10.22
powered by ブクログホラーというのかな、ミステリー・・でもないな、不思議なお話ですね。ショートショートで、奇妙な感じに囚われたと思ったらスグ終わる。その繰り返しなので短編でも一気に読めました。タモリ氏がストーリーテラーを務めていたまさにあの番組のような雰囲気ですね。テーマ曲が聴こえるようでした。
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ坂木司版「世にも奇妙な物語」と裏表紙に書かれていた。 ブラックなものが多くて、あまり楽しめなかった。
0投稿日: 2014.08.05
powered by ブクログ小説版「世にも奇妙な物語」です。 ゾッとする話からほっこりする話まで。 坂木さんの幅の広さ、恐れ入りました。
0投稿日: 2014.06.15
powered by ブクログ坂木司さんというと穏やかな作風が思い浮かびますが、この本はブラックでした。 良い話もあればブラックユーモア、クスっとくる話、ゾワリとする話がありました。こんな話も書けるなんて思いませんでした。 ちょっと意外なところを見た気分です。一話一話が短いのでサクッと読めました。 「MM」「壁」にはゾワッとしました。 人のブラックな部分を描いていて面白かったです。
0投稿日: 2014.03.03ショートストーリー
一人の作者が書いたとは思えないほど、パラエティに富んでいるショートストーリーが集まっている。 きれいな話、ブラックな話。 読者によって、ストーリーのどれかは好きで、どれかは嫌いになると思う。 1つ1つのストーリーが短いので読みやすい。
3投稿日: 2014.02.15
powered by ブクログ最後まで読んで、共通点を見つけられた。 坂木司っぽくない話も多いけど、ほっこりにやにやできる話もあり
0投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あかね文庫より。再読。3回目かな。覚えてるのも忘れてるのもあったけど、やっぱ坂木司は好きだ。『ケーキ登場』レストランにバースデーケーキが運ばれてくる。その場に居合わせた人たちの思いは周りが思っているのとは全く違う。人のことなどテレパシーの持ち主でもないと分からないのだ。『ゴミ掃除』も好き。本当にこういう悪質な奴らを退治してくれる人がいたらいいのに。それこそテレパシー、未来も過去も見えちゃうようなおばちゃんの『物件案内』、都会の背景としてひっそり住む『ビル業務』なんかは憧れる。『秘祭』は自分がされるとなったら本当に恐ろしい。思春期だもの。
3投稿日: 2013.12.22確かにシニカル・・
全ての話しにブラックというかシニカルなオチがついています.軽い気持ちで あぁやられちゃったなぁ ぐらいに楽しんで読めれば良いかなと思います.大人になるための儀式・・・あれはトラウマになりそうだなぁ.
1投稿日: 2013.12.12
powered by ブクログこれは黒・坂木さんだったようです。星新一や阿刀田高、筒井康隆に通じる黒さ。アンちゃんや引きこもり探偵の時とは違う悪意に満ちた人々のオンパレード。でもなぁ、ここまで一話一話を短く纏めるなら、やっぱり星新一には敵わないでしょう。
2投稿日: 2013.12.09
powered by ブクログ坂木司さんの本は読んだことがありませんでしたが、この本は黒いと聞いて読んでみることにしました。 はじめは「あれ?こんなもんか」と半ば拍子抜けしていましたが、読んでいくうちにどんどん雲行きが怪しくなっていくかんじがたまらなく楽しかったです。 ほかの本はほのぼのとしているということで機会があればまたぜひ読みたいと思います。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログ題名通り短い話がたくさん詰まった本。 すごいのは読み終わってからしばらくした後でもタイトルを見ただけでどんな話だったすぐに思い出せることです。 秘祭、ケーキ登場、ねむり姫、ほどけないにもほどがあるが好き。 ほのぼのを期待して読むと後悔します。 買って良かったです。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログく、黒い!!坂木司なのに黒い!! びっくりと同時に安心。これだけ引き出しがある人だったらこれからもずっと面白い話を作り続けてくれるはず。 タイトルが語る通り短い話がたくさんあるので、電車の中とか短時間に読むのにものすごく向いてました。読み終わっちゃっても、手持ち無沙汰な時間にまた好きな話だけ読み返すのも簡単。そしてあとがきに書かれていた「(この作品は)某作家を思わせる」、という話、自分も読書中に感じたのですごく共感!!
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログブラックだったりほんわかだったりブラックだったりなショート・ショートの連続。今までの坂木せんせえの作品とは違いすぎて初めは「えっ?」ってなったけど、だれが書いたとか抜きにして読むとほんとよくできた短編ばっかだなと。ブラックユーモア大丈夫な方には読みやすいし文章うまいしお勧めです。 ブラックじゃないけど個人的には「物件案内」がいちばん好き。大量の短編の中で、この話がいちばん印象的だったなぁ・・・。
0投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログブラックショートショート集。不気味さで印象に残ったのが「ほどけないにもほどがある」。同じこと考えてるって思ったのが「ゴミ掃除」。物凄くリアルに想像できてエグかったのが「眠り姫」。「幸福な密室」は始めの方でオチが見えたし、あんまりピンとこない作品もあったし、読んでて気持ちのいい本ではないなあ。2013.8
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ坂木司さんは好きな作家さんのひとり。 この本で坂木さんの本は10冊目になります。 今まで読んできたのはライトミステリー。 この本は坂木さん初のショートショート。 いつもの坂木さんのほんを読むようなつもりで読み進めていくと・・・ あれ?あれれ??あれれれ???あれれれれ???? どんどんブラックになっていきます。 うわぁ~、坂木さんの作品にもこんな感じのものがあったのね・・・ と、驚きつつ、いつもの坂木さんの本が好き!と強く思ったのでした。
3投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんというか、不思議な読後感。 この前に読んだ『夜の光』も色が違うと思ってたんだけど この『短劇』はそれ以上だった。 読後感がいいか悪いかといったら良くはない。 だけどただ薄気味悪いとかゾッとするだけではない何か、 巧く説明できないけど、気持ち悪いんだけどクスッと笑っちゃうような感じ。 長さ的には物足りない向きもあるかと思うが 坂木司という作家さんは意外とこういうショートショートもイケるんだなーと 目から鱗が落ちる気がした。 個人的には 『カフェラテのない日』のオチのほのぼの感、 『ゴミ掃除』のどんでん返しのスッキリ感、 『試写会』の主人公に一切同情できない感じが好きだった。
5投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
坂本司の他の本とは話の進め方が全く違います。悪くはなかったけど、「和菓子のアン」や「切れない糸」のような話を読みたかったので、今読みたい本ではなかった。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ和菓子のアンが面白かったので、読んでみました。 短編集になっているのですが、気持ち悪さのある作品でした。
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログ不思議な本。 題名の通り、短い短い物語が続く。 何話あるんだ、と感じるくらい。 多分、何回も読める。 通勤のお供にはいいかな。
0投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログ今まで読んだ著者の作品とはまったく異なり、違和感を覚えた部分もありました。今までの作品では人が死なない、謎を解決するだけでなく、皆が幸せになるといった感じでしたが、本作はまったく違う。たが、短編で非常にまとまっており、最後まで面白く読めました。こういった作品も書かれるんですね。 読みながら「世にも奇妙な物語」みたいだなぁと思っていたら、背表紙に坂木司版「世にも奇妙な物語」と書かれていました。! 「ケーキ登場」「しつこい油」「最後の別れ」「物件案内」「試写会」「眠り姫」が良かったです。
0投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログ素晴しいの一言。 『和菓子のアン』や『青空の卵』のシリーズを代表とした、今までの“坂木節”とはひと味もふた味も違った作品……といった紹介がなされることも多かったと思うが、 むしろこれは、今まで以上に“坂木節”の発露が直接的になった作品だったのではないかな、と私は思う。 1冊に、26作の短編がおさめられている。 放射線状という言葉がおそらくピッタリだと思えるような、多種多様な物語ばかりだ。 共通のモチーフのようなものもある。 覗き、覗かれるようなナニか。 そして一貫しているのは、日常とその向こう側との境界線に立っているということ。 境界線は細く脆いようで、きっと幅広いから、それぞれの位置に立つそれぞれの主人公たちによって、線の色は随分と違ったものに感じられるのだけれど。 坂木さんの魅力が爆発していた。 きっと「ほんわりさ」だけに終始する作品が好きな人にはあわないのだと思うけれど。 今すぐ本屋に行って、財布の許す限り坂木さんの作品を買い集めたい。 そう思うほど、魅力的な作品だった。 大好きだ。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログ読後感の良い話中心…かと思っていたら、だんだんブラックユーモアや少し不思議な話が増えて行きます。 個人的には、最後のお話が一番不気味でした。
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログフィクション=ありえない話、という構図の中で、しかもブラックな印象の方が強く残ってしまい、あとがきを読むまで意図されていることがわからなかった。 同じフィクション劇であっても、自己の開放や非日常への憧れが「生活」の中で具現、体験できる小説であれば、その灯りは私の「生活」の中でも光りつづけるのだが。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ☆2~3 なんか、文章表現が軽いのかな?全体的に物足りない。そのくせおどろおどろしい。 「秘祭」が面白かったので☆3つ。 坂木作品をたくさん読んでいる人のほうが、新鮮な気持ちで読めると思う。 私は詳しくないので、いまいち…。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログ久しぶりの坂木司。 短編集。 世にも奇妙な物語。ショートショート。 「眠り姫」「幸福な密室」なんかは映像で、「恐いのは」「雨やどり」なんかは漫画にしてほしい感じ。 全然関係ないけど、ひきこもり探偵もう一度読みたくなりました。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ星新一の様なショートショートを目指した本なのかな? 強烈な嫌味や本末転倒なオチ等を期待していたが、思わず苦笑いをしてしまう様な話もなく1/3程読んだトコロでストップてしまった 他の積読が片付いたらもう一度手に取ってみようかと思う。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ坂木司さんのイメージを覆す短編集 最初のうちはほんわかした作品もあるものの、だんだん違和感を覚える物が増えていく。 他の不可解な短編集と比べ、短いページ数にも関わらず面白い! 一気に読んでしまった
0投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログブクログ仲間さんのレビューで、覚悟はしていたけれど 坂木さんの思った以上にダークな一面を垣間見て まさに、「甘いぞ。苦いぞ。おどろくぞ。」 26篇のショートショートが収められていますが、 甘い=10%、苦い=70%、驚く=20% という感じでしょうか。 坂木さんといえば、心癒される温かい読後感や 問題を起こしてしまった人物も含め 登場人物への手厚いフォローが持ち味と思っていたけれど、 『先生と僕』あたりからひとさじずつ苦さが加わってきて 『夜の光』での、高校生たちの家族への絶望感は かなりヒリヒリ後を引く痛みとなって残って。。。 その後での、一気に苦さ倍増の、この『短劇』! 読んでいて辛くなるような作品もかなりありましたが、 こういうシニカルな一面や、混沌とした闇を抱えているからこそ 『青空の卵』や『和菓子のアン』でみせる坂木さんの温かさが、 地に足がつかないふわふわしたものではなく 清濁併せ呑む苦しさの中から濾過に濾過を重ねて生み出した きらめくような一滴なのだ、と信じられる気がしました。 たぶん坂木さんにとってのガス抜きともいえるこの1冊、 そう思いつつも、このあとしばらくは 「温かい坂木さん」作品が続きますように! と祈ってしまうわがままな読者を、 坂木さんが許してくれますように!
6投稿日: 2012.06.06
powered by ブクログ坂木氏が癒し系ではなくブラックな内容を書いたということで、書評等でも評価されている作品なので呼んでみましたが、毒の種類が自分には合いませんでした。 ブラックでも風刺的なものなら大丈夫なのですが、後味の悪いものや、グロテスクなのはちょっと...
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星新一風のショートショート! こんな雰囲気のお話もあるだなんて意外。 1話目でほっとゆるんだら、騙されます。 でも好きか嫌いか聞かれたら、好きですわー。
0投稿日: 2012.04.21
powered by ブクログ通勤時間などの片手間にさくっと読めてしまう長さの物語がぎゅっと詰まったショートストーリー数。特筆すべきは作者のイメージであるほんわか作風はほんのわずかに潜められ、悪意や恐怖を前面に感じさせるものばかり、ということではないかと思います。こういうのも書けるのかという驚きが大きかったです。けっこうえげつない(グロではないですが、心理的にざっくり刺すイメージ)オチがまたキレイに嵌っていて、上手い。なるほど作家ってほんといろんなことを考え付くのだなあというアイディアもたくさん感じさせられて、楽しめた作品群でした。おすすめですよ。
2投稿日: 2012.04.06
powered by ブクログ短編集と言うよりはショートショート。26編が収録されています。全体的にブラックな話が多くて、いつものほんわかした雰囲気の坂木作品からは、随分とかけ離れた印象でした。個人的には「カフェラテのない日」と「物件案内」が良かったです。中にはオチが分からない話もありましたが(私だけ?)…。まぁ、たまにはこういう作品も面白いし新鮮だけれど、私はやっぱりいつもの坂木作品が好きだなぁ。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログシンデレラ・ティーズ、ホテルジューシーとは対極の、ブラックな短編集。シンデレラやジューシーでは女流作家のような文体であったが、こっちは男性の文体。
0投稿日: 2012.02.26
powered by ブクログ坂木さんの作品はまだ引きこもり探偵シリーズしか読んでいないのですが、それとは全然イメージ違いますね~。 「短劇」はかなりブラックでした。 最初ちょっぴりいい話みたいなので始まるのですが、段々段々ブラックに(笑)
0投稿日: 2012.02.17
powered by ブクログ2012.1.27 読破 気持ちが悪い(笑) もちろん、いい話もあったんだけど、筆者も言ってたよ 『当初、いい話の連載だったはずが、どんどんブラックになってしまいました』って(笑) ちょいちょい、いい話とかちょっと意味不明だけどホラーではないやつとかあるけど、そんなの気休めで、顔が引きつって来るような話の方が印象に残り始めてくるし、だから構成が意地が悪い。 『確かに、この本は純然たるホラーではない。ただちょっとだけ薄気味が悪くて、ちょっとだけ偏執狂的なだけだ。』 うんとね、今回は物語で気になったワードは、とにかく気味が悪い感じで特にないけども、まあなんといってもあとがきが一番気持ち悪いよっ!(笑) ええ、私は今回真面目に最初から順々と読んでいきましたよ…そして、見事に坂木ワールドに巻き込まれてしまった。 シュールな話なのに、なんかありそうな気がしてくるのは何故だ。笑
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログ坂木司版「世にも奇妙な物語」。 ブラックなお話ありファンタジーストーリーありの贅沢なショートショート集だが、世界観に入りきれない作品もあった。 お気に入りは、「MM」「目撃者」「最後」「試写会」。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログタイトルから察せられる通り全26編の短編集/苦手なブラック要素にぞわぞわ/基本ブラックなのでブラックじゃない話に集中しきれなかったり/世にも奇妙な物語/個人的には坂木司さんの作品は青臭くてもほんわかな方が好みかな/
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログ坂木司作品に潜む悪意にこっそり気づかされる怖い本でシタ。 くわばらくわばら。 【以下ネタバレ?】 なんかもぉ ちくわさえ怖い気がする。
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログ短編集と言うよりショートショート。あまりにも短くて、主人公に感情移入するまもなくそれぞれの話は終わってしまいます。お話を楽しむというよりは、アイデアを楽しんでる感じがします。 やや現実離れした設定の話が多く、時折とてもブラックですが、よくもこういろいろと思い付くなぁと、そんな風に楽しむ本かもしれません。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログ読みやすい。オモシロいのもあれば薄っぺらいつまらんのもある。 坂木さんは今までの作品だと、優しいいい人っぽいのが多かったのでそのイメージが強く、ブラックな本作を読んでも『いい人が無理にイメチェンしようとして…』と思ってしまう。
0投稿日: 2011.10.20
powered by ブクログう〜んイマイチ満足できないかな 7つで読むのあきらめた いいものもあるけど、ギミック勝負なのに到達していないです・・・
0投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ帰省の電車の中で読んだ。帯の通り、結構ブラック。 坂木さんのって結構きゅんきゅんくる恋愛ものとか友情(?)系のイメージが強かったから予想外の黒さにびっくり。 一本一本がほんとに短いから空いた時間にさっくり読めます。 でも次の話もざっくざっく読みたくなって結局イッキ読みという事態に…まあそんなもの。 試写会の話でぞっとしてわが身を振り返らされた。一番印象に残った話でした。 でも私はシンデレラ・ティースみたいなのんびりのほほんとした話も好きだよ!
0投稿日: 2011.09.15
powered by ブクログうーん、満足満足! 坂木作品の胸キュントーンはあまりないけれど、 ブラックなオチや、短いのにふかーい作品とか、 とにかく飽きない、楽しい、うまい!! 短編の上手さと言うか軽さの中のセンスと言うか、 最近は蒼井上鷹さんファンなのだけど、この作品集もすごい! 才能に出会えると、いつでもわくわくします。
0投稿日: 2011.08.19
powered by ブクログ文庫化したので再読。坂木司さんのブラックな一面が見えるショートショート集。改めて読んでみると、他の作品と較べて確かに異質ですね。でもこういうブラックな雰囲気は好きだし、オチの切れ味はミステリ作家だからこそでしょう。マイベストは解説と同じく「秘祭」。大爆笑できる話でしたが、この祭りが自分に振りかかることを考えると、あれこれ思い出してきて怖ろしくて仕方ないです。それと「ケーキ登場」、これを読んで群像劇をどこかで書いてくれないかなと思ったりしました。他は「目撃者」「物件案内」「最先端」「いて」が好みです。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ坂木さんとは思えないほどのブラックユーモアが炸裂。世にも奇妙な~系かと思います。妙にリアリティのある非現実。だけど人間を描いてるところはらしい、から嫌いになれない!
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログSFやらホラーやら。 藤子不二雄の漫画にありそうなちょっとブラックな内容の詰め合わせ。 「最後の別れ」が一番印象に残ってる。
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログ常を逸するといった感じ。アウトローな世界だったり、誰しもの心の中にいる天使と悪魔の悪魔の部分だったり、目をそらしたいけどまぎれもなくそこにある汚れた現実だったり。 美しいだけが世界のすべてじゃない、とでもいうかのよう。 陰が存在することで陽が際立つのだ。 ただ、読後感がマイナス気分にならないのが不思議。内容のわりにさらり、ふわりと読めてしまうのはどうしてだったんだろう。
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログ短編集だからサクサク読めてよかった。 あんまりブラックだとは感じなかったけどおもしろかった。 『目撃者』『幸福な密室』『物件案内』『ビル業務』がお気に入り。
0投稿日: 2011.06.08
