
総合評価
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powered by ブクログ全5巻完結。 色んな童話の悪夢がグロテスクに顕在するのが面白かった。少女の口に指を入れて銃を取り出す、とか、JKがスカートの中に手を入れて産んだ卵を取り出す、とか、 あと、お下げ髪でやる気の無さそうな生駒千鳥があんなことになってからがとても良かった。 『不思議の国のアリス』いいところ持っていった。
0投稿日: 2020.09.22厨二文学が好きな人は楽しめるでしょう
内容が厨二なのはいいのですが、冒頭からいきなり戦闘シーンで、そのあとヒロイン的存在が延々世界の説明を喋るという組み立てになっています。その後も、これでもかというくらいにアクロバチックな構成で自分には厳しかったです
0投稿日: 2013.09.28
powered by ブクログいろいろ納得がいかない部分もあるけど、何回も読み返して咀嚼しようと思う。どうも自分の読む本は、主人公のタイプが偏る(苦笑)←
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2巻が出るので積み本を崩したが、積んでたのが勿体無かった、ってくらいに楽しめた。 兼亮が赤ずきんを返却しないのがいい感じ。これからどんどんロリコン眼鏡キャラになっていくわけですね。
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは悪役の物語。話しの序盤、展開、設定が良かった!新鮮で読みやすかった。ヒーローとダークヒーロー、主役と悪役、ハッピーエンドとバッドエンド。これがこの作品の醍醐味であると思います。表と裏、プラスとマイナスのように正反対のものだけれど実はとても近くて少しのきっかけでどっちでもなれることを読んでいてふと思いました。そしてすべての原点にあるのが「絵本」。これからの展開が面白くなりそう。
0投稿日: 2012.12.01
powered by ブクログ学園ものダークメルヘン 意図せずに買ったんだけど 読んだことのある作者だった! 『こうして彼は屋上を燃やすことにした』 → http://booklog.jp/users/skyufo/archives/1/4094512705 よく知る童話に残酷な一面があるというのは多々ある話だけれど その絵本のシリーズは憂鬱で残酷な結末ばかりが描かれた「決して読んではいけない絵本」 何故ならその本の悪役(ヴィランズ)に 取り込まれてしまうから…… 普通の高校生だった主人公の周りで 失踪事件が相次ぐ 消えたのは2人の女子中学生と、 ただ一人の親友の青年 そんな彼の前に『読み手』と呼ばれる異能力の使い手が現れて その日常は更にダークメルヘン街道へと迷い込む * 童話が好きなので買うてみた これからどんどんと話が膨らんでいく感じ 人の心の裏側を 考える
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012 9/14読了。WonderGooで購入。 本来の童話の筋とは異なる、強烈なバッドエンディングに至る絵本のシリーズ「ワーストエンド・シリーズ」。 その読み手は悪役の力を借りられる代わりに、返却せずにいると悪役に取り憑かれるという。 ワーストエンド・シリーズ「赤ずきん」の狼に乗っ取られたかもしれない親友を探す主人公と、その親友の妹、ワーストエンド・シリーズを集めて回る絵本の「借り手」たちを描いた話。 ・・・前作に比べてだいぶラノベに舵切ってきたなあ、カミツキレイニー。 設定からしてシリーズ化を目論んでいるっぽいし、やはりラノベで生きていくにはそうならざるをえないか・・・。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ童話をモチーフにした学園異能バトル。 シリーズものの1巻らしい感じで、異能の解説やキャラの紹介を上手く挟みつつ、ストーリーも良い意味で分かりやすい展開で良かったと思う。 「本当は怖いグリム童話」的なネタを使うのであれば、もう少し作品の背景とか解釈なんかに踏み込んでほしかったなと。今作は「赤ずきん」がメインでしたけど、少女を襲う狼というモチーフの怖さがイマイチ伝わってこなかったですね。 とりあえず続刊に期待。
0投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログ悪役の力を借りれる絵本を利用して盗まれた絵本を探す異能力バトルもの バトルものですが、バトルより独特の雰囲気を楽しむ系 魅力的な悪役の物語が魅力的にならないわけがおはなし 童話モチーフ美味しい
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悪役(ヴィランズ)に焦点を当てた絵本に纏わる物語。 まず表紙に目がいった。青い双眸に見つめられるその様はまるで本編よろしく、心を見透かされている――いや読まれているかのよう。 誰ものヒーローで在り続けようとした者。そのヒーローに憧れ、友達になろうとした者。ヒーローの大事な唯一の家族――。 そして、それを歪み、壊していく『絵本』。 一つ一つが重要なファクターで、それが絶妙に絡み合い、不協和音を奏でながら、物語を構成・展開していく様はすごいと思った。 何より、文章構成が巧いため、非常に読みやすい。 最後の展開もちょっと奇をてらうものだったと個人的には思います。。これ以上は過剰なネタバレになってしまうので伏せるけど、これはぜひみんなにも読んで欲しい作品です。 一応現代異能バトルものだけど、バトルシーンが主軸ではなくてあくまで『物語』が基盤なので、『絵本』の所有者の葛藤する様を感じて欲しいです。
0投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログ『こうして彼は屋上を燃やすことにした』のカミツキレイニー最新作。 前作と違って学園異能バトル? って最初は思ったけどちょっと違う感じですかね。 絵本を使った異能設定といいお話のまとめ方といい、 ああ、なんかこんな感じの作家さんだったなと思う感じ。 所々たどたどしく感じる部分もありましたが、 読み終わってみると面白かったなぁと感じる。 やっぱ作風的に微妙に暗いんですが、 会話など笑っちゃう部分もありつつバランスは良かったかと。 ちょっと脇役を持て余してる感がありますが、 続編が出るようなので徐々にってイメージでしょうか? とりあえず続編楽しみに待つくらいは面白かったです。
0投稿日: 2012.08.21
