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ヤクザが恐喝りにやってきた
ヤクザが恐喝りにやってきた
宮本照夫/朝日新聞出版
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総合評価

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    装丁から、POPなヤクザ体験記かと思ったのだが、一人の一般人がヤクザに恐喝され搾り取られる悲劇がつらつらと述べられる。 その内容は、ただ経緯を追っただけで、パーソナリティというものがない。 登場人物は、被害者A、ヤクザA,情婦A・・・という役割が与えられて、そらそうだろうなあ、という結末を迎える。 ただの事件簿、産経の「衝撃事件の核心」のロングバージョンのようなものだ。 飽きたら読み飛ばしても全く問題がない。 そして鼻についたのが、時折現れる著者の自己顕示欲だ。 彼は飲食店のオーナーらしいがさもありなん。 飲み屋のオヤジの人生訓や「今時の若いものは」的説教を聞かされ、自分がいかに被害者救済にあたったかを被害者に語らせる。 かくしてひとつの疑念が浮かんだのである。 あまりにも想定通りの事件の進行。 調書にしてはいやにリズムのあるヤクザの供述。 著者自身の賞賛。 ――この事件、本当にあったのだろうか?

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    投稿日: 2017.05.06
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    ここに出てくる話が実話と思うととても怖い。 ヤクザにイチャモンをつけられて金品を要求されたらどするか? いざという時のために予め知識を持っておくことは非常に重要と感じる。脅迫と暴力に怯える気持ちに絡め捕られ、奴らの金蔓となってしまわぬために。 著者は、決して一人にならない(抱え込まない)こと、しかるべき機関(暴対センターや警察)に相談することを勧めている。

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    投稿日: 2014.05.19
  • ヤクザ、暴力、詐欺を知らない人は必ず読んだほうが良い本

    タメになる良本です。 一度読むだけで、突然、自分の身に災いが降りかかった時に勇気を持てるでしょう。 どうすれば暴力、詐欺の罠に引っかからないか書かれています。 頭の片隅に置いているだけで良いです。 それだけで、暴力、脅しにより、どうしようも無くなり、自殺しかないという状況にはならないでしょう。 何も知らないより、知ったほうが良い。脅しにより高い勉強代を払わなくて済みます。体験より知識。 法律の知識はいりません。実際に起こった出来事を元に書かれているため真に迫っています。 一人でも多くの人が読むべき本です。

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    投稿日: 2014.02.21