美食とビールと蘭をこよなく愛する私立探偵ネロ・ウルフ
美食とビールと蘭をこよなく愛する私立探偵ネロ・ウルフ。外出嫌いで書斎と寝室、食堂、温室をうろつく毎日。実際の調査は助手にまかせてウルフは推理だけ。その推理力が素晴らしい。他に類をみない偏屈者でさらに自ら偏屈者を演出する懲りよう。それでも次々と依頼は舞い込む。数年前にウルフにハマったがその当時は絶版本が多くて手に入れるのが大変だった。ウルフ熱は冷めてしまったが読み始めると一気読みだった。