
総合評価
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powered by ブクログ序盤はよくある感じの漫画かな?と思いましたが、巻が進み世界観が理解できてきて、内容も深く狭くなっていくにつれて、どんどんおもしろくなってきました。
0投稿日: 2024.02.10
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昔読んだ炎の転校生から変わってない作風。大爆笑と共に、この頃のオタクあるあるが沢山散りばめてあった。懐かしさだけではなく、主人公の青さゆえは今にも通じるところは多々あると思う。トンコさんはメーテルなのか森雪なのか?一番気になるところではあった。
0投稿日: 2024.02.06
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初読はずいぶん前、島本和彦ファンなので買っていたのだが、当時はあまり読めなかったのだ。 …痛くて! これを他人事と笑い飛ばすには身に覚えがありすぎる類…! シン・エヴァ公開で何故かアンノさんの話からこっちに来て一般人の部下にうっかり貸す羽目になった。 …大丈夫か?!!
0投稿日: 2021.03.21
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漫画の原稿用紙を自分で作らないといけないのは大変そう。今は普通に原稿用紙を売っているから、今の漫画家志望は物に恵まれているね。
0投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログ買わねばと思いながら、借りてしまった・・・。 くそ面白い。 買わねばならないからこれ以上読んじゃいけない。
2投稿日: 2019.06.02
powered by ブクログ「島本和彦×岡田斗司夫〜アオイホノオの真相〜」 をみました。 実は途中から、話の経緯がわからないまま見ていたのですが、それでも島本先生のいちいちのリアクションがあまりに面白すぎて、苦しかったです。 前に岡田代表と赤井さんとの対談も見ていました。 私の印象として、赤井さんは非常に「スマート」。 相手を読み、自身の主張を交ぜ、そして視聴者も意識したその場にふさわしい対談でした。春の海を行くかのごとく、安定感がありました。 が。 島本先生は全く真逆。 岡田代表のことばや、それに応じた結果、はからずも引き出されてしまった自身の答えに考え込み、全身で納得したり、渋面つくったり。荒れ狂う冬の日本海のようなアップダウンの激しいリアクション。しかも、巻き込まれているのは自身のみ(笑) しかし、それでも島本先生も楽しそうでした。 もうすぐ、1時間半の対談時間が終わると告げられると残念そうな顔をして、自身の「アオイホノオ」の宣伝をして、無事、タイムアップ… とおもいきや、一番私がウケたのが、画面がフェードアウトし、音声が切れる直前の最後の島本先生のおことば。 「アオイホノオの事しか喋ってないじゃないか!」 いや、そのための対談だったんだってば(゚∀゚;)!!! おあとがよろしいようで。 岡田代表、その他の関係者の方、お疲れ様でした。
0投稿日: 2018.12.22
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時は1980年代初頭―――漫画・アニメ界に新たなムーブメントが起き始めようとしていた熱い時代。近い将来ひとかどの漫画家になってやろうと、もくろむ一人の男がいた。男の名は、焔燃(ホノオモユル)。しかし、野望ばかりでまだ何も具体的には動いていなくて…!? 「なぜか元気の出る面白さ」と大好評!!いまだかつてない、熱血芸術大学生物語!! ヤングサンデーの大人気シリーズ連載、待望の単行本化!!(Amazon紹介より)
0投稿日: 2018.11.01
powered by ブクログ1980年代初頭!! その時代、マンガが、ぬるく成って来てゐた!! そのやうな状況下で、マンガ家だかアニメーターとして、デビュウをかます野望を抱いた男、焔燃は、大阪の大作家大学へ通ひながら、修練に余念がなかった!! 矢野健太郎大先生がかっこいい!! カヴァー裏の高橋留美子先生の、「怒ってないよ」が怖い!! 冒頭の、「この作品はフィクションである」をずたずたにしかねない、主人公いか当時のバカ野郎どもが行き場のないやる気パルスを放ちながら暴走する、一発目!!
0投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログ1980年代を舞台にした、自意識過剰なマンガ家を目指す、青年の話し。 最近、漫画家の生態を明らかにする漫画が増えてきたな。
0投稿日: 2018.04.04
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芸術大学に通う、ムダに自信家、ムダに野望家の焔燃の物語。 アツいなあ。 色々間違った方向に(笑) 「なんでもできる・何にでもなれる」と思っている時代の「青さ」を全開で描いている。 くだらなくておもしろい。
0投稿日: 2017.04.29
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キャラクター(絵柄も含め)が、なんというか”二昔前”感を醸し出しているが、それがいい。ドラマ版もストーリーとしては漫画版を踏襲していたのだなぁと。PS.どうでもいいが、大作家芸術大学があるのは、近鉄長野線沿線。そのターミナル駅大阪阿部野橋駅のあるある感に吃驚してしまった(でも、1980年代は違っていたとは思うけど…)。
0投稿日: 2017.01.23既刊全巻を読んでみた上で
ハイテンションなノリ(島本漫画だし)で、非常に残酷な笑いを覆い隠して提供する漫画。 若い時代の無根拠な自負心や、自分への甘さ、他者への厳しさ、無駄な対抗心、奥底にある自信の無さ、そういった痛い部分を、年を取ったあとの心境で「あーあーあったあった、痛かったよねーあのくらいの年頃は」と生温かく痛痒く笑う構造の漫画だと感じた。 そうした醜さを、誰しも心のどこかに持っている。でも、それを受け止められるのは多分、人生にある程度見極め(悪く言えば諦め)がついた後で、若い頃は見ていないか見て見ぬふりをしている。 それを容赦なくネタにして、さあ笑えと迫ってくる。 しかも、主人公としてあれやこれやに七転八倒するホノオ君も、最終的にあの「売れっ子プロ漫画家・炎尾燃先生」になる、ということがメタな視点では分かっているので、「安心して」若さと痛さを笑っていられるという、これもまた残酷な親切設計。 80年代当時のオタク状況、後に有名業界人になる登場人物、有名漫画家の画風模写や批評部分など、目を引くネタ、インパクトのある描写も豊富で、そういう面からも楽しめるだろう。 けれど、そうしたものを表面に盛って覆い隠しているものの、本質的には残酷で自虐的な笑い、大いに吹き出しつつもどことなく哀切な笑いをもたらす漫画で、それゆえに見た目以上に人を選ぶ作品なのではないだろうか。
1投稿日: 2016.09.03
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つか、 この本は感想が書きにくい。 変に深読みしなければならないのかな? と、 思ってしまう。。。 1980年代の初頭のお話し。 きっと、 作者「島本和彦」さんの大学生時代で漫画家デビュー前の自伝的マンガ?! 「ホノオ」君と「トンコ」さんの会話から始まる。 で、 「あだち充」さんを俺だけは認めてやろうとのたまうのが主人公の「ホノオ」君! でも、 まだマンガをしっかり描いたことないのに俺はデビューできる的に思ってるアホ。 でもでも、 同級生が書いたパラパラマンガに度肝を抜かれる! つか、 同級生がエヴァなんかで有名な「庵野秀明」さんなんですけどね。。。 「高橋留美子」さんの「うる星やつら」に衝撃を受けたり、 「細野不二彦」さんの「恋のプリズナー」に衝撃を受けたり、 「庵野秀明」さんの実写「ウルトラマン」の衝撃を受けたり、 「矢野健太郎」が1年生を3回留年してることに衝撃を受けたり、 と、 お前は何してんの? と、 思ったらちょー腹筋を鍛えてるのが「ホノオ」君なわけだ。。。 大丈夫かなぁ。。。 漫画家になれるのかなぁ。。。 と、 思ってしまう1巻です。
0投稿日: 2015.06.06あの漫画家・あの作品への独特な書評・分析に思わず笑ってしまいました。
高校生のときに島本和彦『逆境ナイン』、GAINAX制作『ふしぎの海のナディア』に多大なる影響をうけた者としてはこの作品を読まないわけにはいきません。 主人公の考えの甘さと情熱の空回りの連続には「あー自分もこんなに浅はかな感じだったなぁ・・」と親近感が湧いてきます。 また巨匠や80年代に台頭してきた漫画家・作品への独特な書評・分析に思わず納得(!?)してしまいました。
1投稿日: 2015.05.06
powered by ブクログちらっと1話みたドラマが面白かったので、原作を手にとってみたものの、ストーリーは面白いけど絵柄がどうしても好みじゃない・・・。これから庵野秀明たちがどう開花していくのか興味は湧いたのだけど、2巻目以降にいくかはちょっと様子見。
1投稿日: 2015.01.03ひと昔…いやふた昔ほど前の漫画家を目指す若者の話
芸術大学で漫画家を目指す若者が主人公。 昔のオタクあるあるがたくさん出てくるのでそういうのに興味のある人は面白いかも。そうでもない人にはそんなに面白くないかも。例えば当時はビデオを持っている人は限られていたので、みんな放送時間にはテレビの前に張り付いたりとか…。その時代の真性オタクって母数が少なそうだからこのネタに共感できるような読者ってあまりいないのではないだろうか…。 主人公はそんな時代の中で、オールナイト映画を夜通し繰り返し見たり、新しいジャンルの漫画に驚いたり、様々な刺激を受けて成長(?)していく。やる気のあることを言う割にはなかなか行動に移さなかったりするのは現代にも通じるところかも。 古いネタが続くので人によってはあまり引きつけられないかも…。昔の漫画家(の卵)の整体が気になる人には向いてるかもしれない。作中に某アニメの監督で有名な庵野さんが随所に出てくるのでファンなら楽しめるかも。 漫画が好きでアニメが好きで特撮が好きな懐古主義の人に是非。
4投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログマンガ家を志す芸大学生のお話し。 島本さんらしいアツさもいいですし、舞台設定が1980年代というのが何とも!(´∀`*) 色々と楽しいマンガです。
2投稿日: 2014.10.26
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80年代カルチャーが濃すぎる実在人物が脇役になって登場してくるこのマンガ、ドラマ化されるので、主役のホノオモユル観察目当てで読んだが面白い!若かりしころの監督くん(エヴェの庵野監督)を誰が演じるのか!演じられる人がいるのか!!
1投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ今週の週刊金曜日で石坂啓がオススメしていたので読んだ。5巻まで読んだけど腹筋が痛い! 地方の芸大で漫画家を目指す主人公ホノオモユルは、根拠のない自信だけはある熱血野郎。そして始めに大きく「この物語はフィクションである」と書いてあるのに実在の人物ばかりが登場する。「オレだけは認めてやる、あだち充!」とか「ズレてないか心配だ、高橋留美子!」と言ったりするモユル君。さらに緻密な絵を描く大友克洋を「どうするんだろうな、この人…」と上から心配してあげてたり。 あだち充の「みゆき」を人に説明するのに「いつものような話です!」で吹いた。 このまま最後まで読んでしまいそう^^
1投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログドラマを見たのがきっかけで読みました。島本先生ならではのハイテンションが楽しい。リアルとフィクションの間で色々と想像を巡らせるのも楽しいです。
1投稿日: 2014.09.13
powered by ブクログドラマを先に見てから読みました。 原作は、未熟な主人公を優しく見守ってくれるような、ドラマとは別の暖かさがあって、ダメな子を受け止めてくれる、そんな場所のような、ホッとする雰囲気でした。
1投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログ自堕落キャラを熱血で書いたら面白いに決まってるじゃないか。 主人公は漫画家を志す芸大生。アニメや特撮が大好きで同人レベルの漫画は作成済み。あとはいつでも描ける。と一向に手が進めないダメキャラ 大阪芸大をモデルとしたフィクションらしいです。 エヴァの庵野監督や細野不二彦、あだち充など実名のまま作品中に出てます 吼えよペンは未読なのですが自伝的なものなんでしょうか。フィクションらしいですが。 古臭い絵柄は人を選びそうですが、読めば一気にハマる作品です。
1投稿日: 2014.09.04ドラマとは違う雰囲気がある。
登場する「山鹿」というキャラクターのモデルは新潟出身、作者の島本先生は新潟と同じ雪国の北海道出身と言うことで勝手に親近感を持っていると言う前置きをして。 「庵野ウルトラマン」や「怪傑のーてんき」を知っている世代にはにやにやさせられる点が多数。最近ドラマ化もされて俳優さん達の怪演がこのマンガへの注目度を上げている。 ドラマは、マジンガーZのオープニングで、ブレストファイヤーで敵を倒した後のユラユラのようにマンガの世界を映像化していても所詮は、本物を本物のように作った偽物で本物ではありません。本物を知ってこそ分かる世界もある。 ということで、島本先生が描く苦悩する若者の姿を楽しんでください。それは、1980年代の話であって現在の話でもあります。(と扉と1ページ目の絵から大胆に予想してみました。)
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ以前ちらっと立ち読みしたことがあったけどドラマが面白かったのでまた改めてきちんと読んでみた。 めちゃくちゃ面白かった。 久しぶりに爆笑しながら読んだ漫画! めちゃくちゃシュール。
1投稿日: 2014.07.22
powered by ブクログ在りし日の大阪芸大の学生生活を描いたアニメファン、マンガファン垂涎のノンフィクションのようでありながらフィクションを唄い、その中心にはどうにもならん感じのダメ学生を置いてドラマを展開するという、この構成にハマる。 ほお、庵野ウルトラはこういう経緯で生まれたのか!とか、この頃の大阪芸大とんでもねーな!とか、このあたりあまり詳しくない身としては面白く読めた。 一方で焔のキャラクターもいい。情熱は人一倍、知識や鑑賞力も高いのに、それだけで実力と行動が伴わないこの感じ。決して嫌なキャラではないのだが、庵野あたりの突出ぶりと比較して残念な感じになってしまう。だが応援したくなるし、今後が気になる。
1投稿日: 2014.07.21あのウルトラマンは庵野さんだったのか
「あのウルトラマン役は庵野さんだったんだ。このまんがを読むまで結びつかなかった」という私の感想にシンクロできる人にだけオススメ!します。 意味分からんぞと思った人にはハードルの高いマンガです。 当時、ダイコンフィルムの上映会で日本SF大会のオープニングアニメと愛国戦隊大日本、帰ってきたウルトラマンを見にいったことがある人には、その補足資料としても価値のある一冊になるのではないでしょうか。 でも、このコメントを読んでくださる方の中で庵野さんのウルトラマンを見た人ってどれくらいいるのだろう?
3投稿日: 2014.07.11
powered by ブクログ島本和彦さんの、自伝的?漫画です。島本版「まんが道」。 島本和彦さんと言えば、何と言っても「逆境ナイン」と「燃えよペン」。 この二つを読んだことのない人は、老若男女問わず、勿体ない(漫画好き、の人ならば、ですが)。読んでください。面白いです。爆笑です。感動です。 その二つ読んだことないと、「アオイホノオ」読んでもねえ…と、すら思ってしまいます(笑)。 で、この「アオイホノオ」。今回、1巻から6巻まで読みました。 「燃えよペン」「吼えろペン」でもおなじみの?島本和彦さんをほうふつとさせる漫画家・焔燃(ホノオ・モユル)の、若き日、デビュー前の青春物語。 主人公は、1980年代初頭に、大阪芸術大学に所属して、漫画家あるいはアニメ作家を目指して、でも目指しているだけで割と無為に日々を送っているんですね。 この、時代。 携帯電話もなくて。DVDもなくて。インターネットもメールもパソコンもなくて。 お金もクルマも冷房もなくて。部屋には風呂すら付いてない。むさ苦しい男子大学生。 でも、特段ほんとに貧しい訳でもなくて。そこそこノホホンと恵まれていて。 可能性と、自信のない妄想だけが暴走し。野望と理想と恋愛欲と性欲と。見栄と社交と落伍する恐怖に苛まれ。 ミットモナサ満載。疾風怒濤、ひたすらまっしぐらに停滞する青春の物語。 いやあ、もう、お恥ずかしいですが、単純に昔の自分(とその周り)を思い出してしまって、笑って読んでしまいました。 細部は全然違いますけれど。 僕は1991~1996の期間に、東京は多摩地方の大学にいまして。自主映画やっていました。まだビデオでもないアマチュアのフィルム映画を作っていました。 そういう、「学生映画の世界」っていう業界?では、圧倒的に、知名度と実績が、ゼロという。吹けば飛ぶような少人数。男ばかりの事実上3~4人所帯。ほそぼそ、やってたんですね。 いやもう、ほんとに。大教室で上映会やっても、我ながら何一つ面白くない。技術レベルすら正視に堪えないアマチュア映画。映写機回して観客はゼロという。そんな素敵な青春でした(笑)。 この漫画は、恐らく1980~1983くらいが舞台です。色々ズレはあります。 舞台はいちおう、芸術大学だし。周りの仲間ライバルたちも、ちゃんと業界に食い込んでいく大物になるような人々がいます。だから、80年代版「トキワ荘」でもある訳です。 何より、主人公だって技術も自覚もあってプロを狙っている。ま、だって、島本和彦さんにせよホノオモユルさんにせよ、ちゃんと立派な一流のプロになってますからね。 でもやっぱり、「携帯もメールもネットもDVDもTSUTAYAもユニクロもスタバもなくて、飲み水はお金出して買うものではなかった時代」が、島本節に歌われて。 若さという、おバカな情熱とともに、手触りが甦ってきますね。 まあ、個人的にはこの漫画みたいに、なんだか良くわからないけど美人な女の子が身辺をウロウロしていたり、などということは、全く無かったですが。残念ながら(笑)。 正直、あまりにも個人的に懐かしすぎて、客観的に評価不能(笑)。でも、やっぱり漫画らしくバカバカしく、細部が具体的で、空回りする情熱のミットモナサが愛おしい。うん、面白い漫画、素敵な漫画なんですね。 やっぱり、書き手が愛着ある訳だから、「三丁目の夕日」的なロマンチックなノスタルジイ、感傷過多な懐かしさ、は、あるんですけど。 でも、そんなものは僕らの世代だけのことで。 きっと、これは2010年代の若者でも通底するハズカシサや物悲しさがあるんでしょうね。 そして、この漫画と、「ハチミツとクローバー」を比較すると面白い気がしますね。 どちらも、造形デザイン系の大学生の青春物語(笑)。 かたや。 「汗と埃とミットモナサの男汁。止めてくれるなオッカサン。濃いさと熱さの空回り。男ドアホウ島本節、笑って笑って、馬鹿馬鹿しさに涙する、最後はやっぱり少年漫画」 であり。かたや。 「全ては優しく、汗すら何だかレモン味。将来よりも今の想いが。すれ違い想いあう切なさが、静かに遠ざかるあの日々の後ろ姿に、胸キュン、クスクス、甘酸っぱい。最後はやっぱり少女漫画」 僕はどっちも、楽しめたんですけどね。どちらも漫画らしい素敵な漫画でした。 好みでしょうけど。そんな振れ幅が楽しめるのも、日本が世界に誇る、漫画という読物の快楽ですねえ。
5投稿日: 2014.04.24暑い
熱い、ではなく暑苦しく、もだえるほど気恥ずかしく、ちょっと切ない。
3投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログおちこんでるときに読むと、元気になれます。 テンション高いときに読むといちだんと調子に乗れて、冬読むと寒さを忘れます。夏なら猛暑の中鍋食べました! みたいな達成感に溢れることが出来る……かな。 とりあえずクリエイター的な仕事をしているひとは、家に一冊置いておくと、スランプに陥りそうなとき、役に立つと思います。
1投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログ絵が古めかしいけど(そこも含めて)おんなのこの描写というか目の書き方が宇宙っぽくて独特なふんいきを持ってる。むさくるしいほどの漫画に対する熱気。今の自分はこういう感情って忘れかけていたなあと思い出しました。
1投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログう・・・・ん、途中で読み捨てる程では無いが、つまらない。 あだち充の単行本に宣伝が載っていたから読んでみた。
0投稿日: 2012.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
9巻まで読了。 めちゃくちゃ笑った。 人に薦めたくなる本ではないが、 80年代をおもしろおかしく描けてると思う。 90点
1投稿日: 2012.05.17
powered by ブクログホノオのいーっつも考え事してるところに共感した。 妄想やら思い込みやらで、一人で苦悶しているところも(笑。。
0投稿日: 2012.03.30
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80年代のアニメ・漫画界を描いた作品。漫画家になる方法を勘違いし続けている主人公がホントバカで面白い。この漫画はフィクションである!と書いてあるけど島本先生そのものな気が…(笑)。今まで読んできた島本作品の中で一番好き。絵は相変わらずなので女性ウケはしなそうだけど。
1投稿日: 2011.12.28
powered by ブクログ分類をギャグマンガにすべきか迷いましたが、最新刊での踏切のシーンがとても良く、ギャグをやりたい漫画じゃないんだな、と思ったのでストーリーに。 島本和彦先生お得意の勢いありあまる作品ですね。 漫画家漫画の中でも、主人公はとびきり(ある意味)リアリティのあるキャラクターで、現実が舞台の漫画としては非情に共感を覚える面もあると思います。 アニメや漫画の文化に興味が有るのなら是非。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ色んな意味で時代逆行 だがそれがいい 今の漫画にはあまり感じられない空気が流れている 絵にとっつければ大丈夫
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うひー面白すぎます。 はっきり言って、前作の吼えろペンよりも面白いです。 時代は、1980年代前半。一番アニメや漫画の質が良かった時期で、最も熱かった時期だったと記憶します。 当時の人気漫画家さんも登場。(作者さんは出ません。庵野さんや矢野さんは出ますが) あだち充さん、高橋留美子さん、細野不二彦さん、庵野さん 矢野健太郎さんなどなど、出てきます。 次巻に期待ですね。
1投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログこれは、どう考えたらいいのかわからない。 きっと作者や庵野監督やいろいろな人のことをもっと知ってなきゃいけないんだろうな。 主人公のダメさを笑えるようになるには、思春期を終えないといけないね。
0投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログビバ!中2病! 主人公は焔燃(ほのおもゆる)名前通りの熱い奴です。 若さとは、怖いもの無しで自負心とか過剰なまでの自信に溢れてて、でも少しいろんな事がわかってくると怖くなって…そんな感情は今思うと恥ずかしいが、あの無根拠な自信が創作にはとても大事な感情だと思う。 漫画が世の中で一番面白い。と言い切る男らしさがありながら、女の子にはそれを言えない。過剰な自負と虚栄心の間で揺れる庵野秀明などのGAINAX創業メンバーなど天才に
0投稿日: 2011.05.26
powered by ブクログ時は1980年代初頭―――漫画・アニメ界に新たなムーブメントが起き始めようとしていた熱い時代。近い将来ひとかどの漫画家になってやろうと、もくろむ一人の男がいた。男の名は、焔燃(ホノオモユル)。しかし、野望ばかりでまだ何も具体的には動いていなくて…!? 「なぜか元気の出る面白さ」と大好評!!いまだかつてない、熱血芸術大学生物語!! ヤングサンデーの大人気シリーズ連載、待望の単行本化!! 【Amazonより】 友達がオススメと貸してくれた本。 漫画家を目指しているわけではない私も読んでて興奮しました。 焔の気持ちの揺れ動きは、何かしら夢を追って頑張っている人には共通するものがあるのじゃないかと。 一つの事が終わると出来た感じになっちゃうとか、ついつい後回しにしちゃう感じとか。 貸してくれた友達の言葉をそのまま借りると、漫画家を目指す人にオススメの本だと思います。 絵柄が“今どき”では無いと思うので、見た目で読むのを拒んでいる人も読むべき! スラスラっと読めて面白かったです!
0投稿日: 2011.04.05
powered by ブクログ80年代の青春っていいですよね。 関西弁の女の子(しかも先輩)っていいですよね。 熱いよ!熱い! それにしてもビデオデッキ無い時代は、こんなに気合を入れてアニメを観ていたのね。。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログマンガ家になる前に、マンガを描くまでに引っ張りすぎて理想の炎が消えそう。でもこの熱さは「描かないマンガ家」にはないなぁ。くどいので読む人を選ぶマンガですね。
0投稿日: 2011.01.10
powered by ブクログ1巻を読んで面白くて全巻集めた作品。面白い!古い漫画のネタとかがちらちら出てくるのがすごくわたしにとってはよかった!島本漫画はあついあついアツーイ!
0投稿日: 2010.12.13
powered by ブクログhttp://d.hatena.ne.jp/pushol_imas/20101206/1291637969
0投稿日: 2010.12.08
powered by ブクログフィクションだとしても美大生?の学生生活って普通の学生とは違うなぁって思う。常に何かに飢えてる姿を見るとこっちもやる気が出てきます(笑)
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ1980年代の初めの大作家芸術大学が舞台のフィクションらしいが、ま、明らかに大阪芸術大学を舞台としたほぼノンフォクションのエッセイ的な漫画と見ていいだろう。私より4-5才くらい年上の漫画家を目指す大学生の話だが、時代の雰囲気とか私の世代も十分に共感できる。 自分の才能を疑わず、かといって何もしようとはしない主人公がどうも私の鬱屈した大学時代とかぶって見えて、何となく恥ずかしく感じたりもする。そして、今の自分はどうなんだっていうと大して進歩もしてなかったり…なんで、自己反省しちゃってんだ、俺?
0投稿日: 2010.11.02
powered by ブクログ「バクマン。」と同様、マンガが出来上がるまでの過程をマンガ家の視点から描いた内容だけれど、作者自身をモデルにして半ノンフィクションの自伝的な構成になっている点、藤子不二雄(A)の「まんが道」と似たスタイルになっている。 テイストはもう完全に島本和彦ワールドで、必要以上に暑苦しく、ひたすら熱血スポ根ノリなのが、自伝的マンガとしてはかなり異色なところ。 作者の大学時代の同期である、庵野秀明についての話しはかなり頻繁に出てきて、ほとんど準主役並みの扱いになっている。 あだち充や細野不二彦や高橋留美子など、実在のマンガ家のエピソードや作品が次々と登場して、これは、権利関係の承諾を取るだけでも大変な労力がかかっているだろうなあと思う。 といっても、小学館に連載しているマンガなので、「ジャンプ」関連の話題については、あえてあまり触れずに、「サンデー」や「スピリッツ」が中心になっていて、そういう構成にせざるを得ない事情があることが、なんとなく察せられる。 偉人伝としても面白いし、新世代の数多くのマンガ家たちにとっての黎明期である、1980年代当時のカルチャーがとても緻密に描かれていて、「何かスゴい時代がやってきそうだ」というワクワク感が伝わってくる作品だった。 この時代、人を捜すのには実体で走るしかなかった! 下宿に押しかけるか偶然会うのを待つか なにしろ携帯電話どころか直通電話すら数十人の学生寮に一台しかない時代だ。 会わない時はあきらめる。(1巻p.171) 人生の中で一番記憶力がいい時代らしいんです、中学の頃は。記憶の大半を『ヤマト』が埋めてしまった。学校の歴史の年号とか公式とかは全然覚えてなくて、主砲や波動砲の発射の過程等は、今でもそらで言えます。そんなもの覚えて何の役に立つんだって、親にしかられてましたけど、今、すごく役に立ってます。(庵野秀明)(1巻 巻末インタビュー)
0投稿日: 2010.08.21
powered by ブクログ漫画家(またはアニメータ)を目指すが、今一行動に移せない焔燃(ホノオモユル)。島本和彦版「まんが道」?の第1巻。島本和彦は特に好きではないので、試しに1冊だけ買ってみましたが、面白く読めました。島本和彦と庵野秀明って同級生だったのですね。そのうち続きも読んでみたいと思います。
1投稿日: 2010.07.30
powered by ブクログ1980年が舞台になっている。 読んでいて「懐かしい」と感じるのは40代の人たちかな。 私にはあまりよく分からないネタがあったり。 庵野秀明の描写がツボ! 主人公が漫画家を目指すサクセスストーリーだけれど 「バクマン」とは全然違う感じ。自信家のわりに実力が伴っていない(笑) とんこちゃんが天然おっとりさんだから、バランスが取れてるのかな。 3巻くらいからようやくおもしろさを感じるようになってきた。 4巻まで読了。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログ漫画家主役の漫画は珍しくないが、80年代ってのはこれだけ。 『今は青春を』とか言っちゃいながらも、色々な才能に打ちのめされる一巻。 ダサイクルを抜け出すか?二巻に期待。
0投稿日: 2010.07.28
powered by ブクログ何か表紙から惹かれるものがあり購入してみました。 このちょっと古い感じが自分は好印象です。 感想はとにかく面白い!このシュールさは他の漫画ではなかなかみれないと思います(笑) 「バクマン」より私的にこっちの方の主人公好きです。 マンガへの熱意が伝わってきて、こっちもマンガが描きたくなる一冊です。
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクログ3巻まで読了。あるのは根拠無き自信だけでやるやると言いながら言い訳ばかりでなかなか行動しようとしない主人公に自分をダブらせるという自虐的な読み方が出来るって意味では嫌いじゃない。
0投稿日: 2010.03.30
powered by ブクログいわゆる「漫画家漫画」とはちょっと違う、読者視点での80年代漫画・アニメ文化史とでも言うべきもの。教養的価値すらある作品。濃い作風だけどかなりストレートに青春していると思います。
1投稿日: 2010.03.06
powered by ブクログや~、おもろい!大阪芸大は今も変わった人たちの集う大学だと思うが、当時はもっとすごかったんだなあ・・、特に衝撃的なのが庵野監督との出会い。巻末に島本先生との対談も載ってる。いまだに、一発当てたいと野望もやしてる島本先生に対して、作品が成功した先に何かあると思ったら何もなかったという庵野監督の言葉が胸にきた。一人でいるのが怖くなった…ヒットしたって、いいことより悪いことのほうが多い…、うーん。だとすれば到達することよりも、その地点をめざして突っ走ってる期間のほうが幸せなのかも。
1投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログ何もかもできると信じ、何もしなかった、悶々とした青春時代を送ったことのある人は、きっとこの作品に共感できるだろう。青春漫画の傑作である。
0投稿日: 2009.10.11
powered by ブクログ文句なし。面白い。 2巻になると、少しパワーが落ちている感じがするので 1巻をプッシュします。
0投稿日: 2009.07.15
powered by ブクログテンションの高さが魅力の一つ。 読むとこちらのテンションも2割増。 マンガやアニメに興味のある人には、共感することも多いはず。 大学時代の庵野秀明が出てきたり、あだち充や高橋留美子の作品を批評したりする場面も このマンガならではで、ワクワクさせてくれる。 島本先生には、これからもぶん回し続けていただきたい。 もしも、なれなかった時のことなど、 考えている奴は、 なれないんだよ!!
0投稿日: 2009.05.12
powered by ブクログもうね、島本先生ダイスキ!あとこの作品の中ではカントクくんが重要な登場人物となっているので、そこもヨシですわ!あの伝説の庵野ウルトラマンを別の作家の視点で語るって、すごいです。
0投稿日: 2009.02.23
powered by ブクログ庵野秀明、高橋留美子、あだち充などが実名で登場。青春の一著「炎の転校生」の作者が描く、半自伝的青春群像ギャグ漫画(たぶん本人はギャグだと思っていない)。作者の中二病加減がいちいち笑える。半分ネタだろと思っていても、いや島本氏ならありえる…というところも含めてキャラ勝ちな一冊。個人的2008年コミックベスト3!
0投稿日: 2008.12.12
powered by ブクログこれって、わたしが1番マンガを吸収していた時代だなぁと思います。 その時代のわたしよりも、ちょっと年齢が上の人たちの物語という感じです。 主人公は、若き日の焔燃。 なにをするわけでもなく、でもわけのわからない自信だけはあり、選ばれた物の恍惚と不安の間をいったり来たりする。 この「なにをするわけでもなく、でもマンガ家になろうとしている」というところのせいかもしれませんが、なんとなく、わたしには、「男おいどん」を思い出させました。 まぁ、「男おいどん」は、すごく一般にわかるようにかかれていますが、こっちは、オタクの心をとらえるようにかかれているという違いはあるのですが。 若き日の庵野監督や、ガイナックスの人たちが出てきたり、その頃連載されているマンガが出てきたりと、かなり楽しめます。 そうそう、「みゆき」だよなぁとか、おぉ、「うる星やつら」とか、矢野健太郎だ!とか(笑) そして、トンコさんが、なんていうか何でも理解してくれて、少年の日の幻想というかなんというか、メーテルみたいだと思いました。 楽しいです。デビューまでの物語になるんでしょうか。
0投稿日: 2008.10.26
powered by ブクログありますよね、大学生って、こういう根拠のない自信を持ってるものですよね。実はそれは不安の裏返しだったりして。漫画やアニメ業界に興味の無い人でも、共感できたり笑えたり楽しめる漫画だと思います。
1投稿日: 2008.09.05
powered by ブクログ30代後半以上のちょっとでもこの世界に興味のある人間にとっては猛烈な面白さ! ただの評論家の評論ではなく表現者による評論?作品なのが良い!(上から目線だ(笑) 矢野健太郎が大阪芸大だったのは知らなかった。
1投稿日: 2008.06.15
powered by ブクログ青いっ!青すぎるっ!! あだち充が憤り、高橋留美子が侮蔑する(帯コメント参照)ほど、青ずっぱい大学生活をおくる若者の名はシマモト…いや、焔 燃(ホノオ モユル)。 『燃えペン』・『吼えペン』とはちがう、まだ駆け出しの頃の彼の姿は、ガガーリンから見ても青かった。 同期生には著名な漫画家、アニメーターも入り乱れて、ほぼノンフィクションの群像劇に身悶え必至。特に庵野秀明との出会いは衝撃。★
1投稿日: 2008.04.14
powered by ブクログ滅茶苦茶熱い漫画!そして面白い漫画!面白いだけじゃなく、「あるあるw」と思わせる箇所も多くあります。劇中の「また……また細野不二彦にやられた――っ!」にはお茶吹くと同時に、凄い共感できました。自分では何も生み出してないくせに、「くそ、そのアイディアは俺も考えてたのに〜!先にやられたーorz」ってなることありますよね?え、ない?^ω^;
2投稿日: 2008.03.09
powered by ブクログ時代は廻るんだなあと実感しました。 昔の話のようで、今にも通じるものがあります。 とりあえず、とにかく面白い。
1投稿日: 2008.03.02
