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ここに死体を捨てないでください!
ここに死体を捨てないでください!
東川篤哉/光文社
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総合評価

55件)
3.7
7
21
13
2
1
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     ひょんなことから殺人事件の隠蔽のために死体遺棄をすることになった二人の男女が捨てた筈の死体の消失に困惑したり、事件を捜査すると思われる探偵達との遭遇に恐れたり、奇妙な変死体が出たりする烏賊川市シリーズも5作目で、シリーズだ最もコメディー色が強い一方で様々な要素が繋がって導きだした真相は予想だにしないものだった。唐突なChoo Choo TRAINに思わず笑ってしまった。

    1
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「スラップスティックコメディミステリー」というらしい。 スラップスティックとは、どたばた喜劇のこと。 スラップ=叩く、スティック=棒。 もともとは、アメリカの道化師2本の棒を打ち合わせて大きな音を出す道具。または、コメディで使われる先がふたつに割れた棒を指す。日本でいうハリセンのようなもの。 コメディミステリーなので、シリアスな雰囲気はほぼない。 関係なさそうなことがつながっていく、伏線の巡らせ方はおもしろかったけど、個人的にコメディミステリーというジャンル自体がそんなに刺さらなかった。 ------------------------------ 妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。かわいい妹を守るため、有坂香織は、事件の隠蔽を決意。廃品回収業の金髪青年を強引にまき込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。さんざんさ迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ?帰る車がない!! 二人を待つ運命は? 探偵・鵜飼ら烏賊川市の面々が活躍する超人気シリーズ第五弾!

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    東川篤哉さんの作品を初めて読みました! 印象としてはミステリーとして、もちろん面白かったのですが、それに加えて作中の要所要所でキャラがユーモアを生み出していて、コメディ感があり、すごく楽しみながら読み進められた一冊でした! 解説を見る限り、これが東川篤哉さんの特徴みたいで、他の作品も気になりました〜!!

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    いくらフィクションでも「やっだー。妹が猫轢いて殺しちゃったんだってー。死体が怖くて触れないっていうから、あんた捨てるの手伝ってよー」くらいのノリで、何の良心の呵責もなく死体を捨てに行くような話、私は不快だし、人に薦められないです。

    0
    投稿日: 2025.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズものと知らずこちらを初回で読んでしまった… そして作者の名前どこかで聞いたことあるなと思ったら謎解きはディナーのあとでの方だったとあとで知った 読みやすかった サクサク一気に ただ香織と鉄男のキャラ立ちがなかなかしんどくてそのやりとりがきっとこの作者の持ち味?なのかもだけどププっと笑える…ではなくちょっと私にはイライラ… ストーリーはうまく繋がってたけど、あぁ、最後は犯人逮捕できないパターンか 確かに謎解きはの方もギャグ?がちょくちょく挟まれてたな… そうか、この作者はこういうパターンなのか… と、改めて知りました

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    #64奈良県立図書情報館ビブリオバトル「限界」で紹介された本です。 2016.3.19 https://m.facebook.com/events/1703650989917012?view=permalink&id=1712833982332046

    0
    投稿日: 2024.09.29
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    烏賊川市シリーズ第5弾長編 善良な烏賊川市民に突如起きた悲喜劇。 もう引き返せない。 とある勘違いから始まる逃避行劇と、謎に次ぐ謎。 それはまさにアンジャッシュなミステリー。 2時間サスペンスのような人物相関に、挿し込まれるユーモア味、消えた死体の謎、まさかの終劇、などなど魅力的要素がいっぱいで面白い。

    6
    投稿日: 2024.01.31
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    妹が殺してしまった女性の死体を隠蔽しようと奮闘する姉、という無謀なオープニング! 死んだ女性が鵜飼探偵事務所に依頼しようとしていたらしいことから、いつものトリオが動き出し、クレセント荘に何故か集まって…勘違いや誤解が絡まり合って、今回も期待どおりのややこしさ! 死体遺棄のお二人さん、無事でよかったよかった…。烏賊川(川の名前)に、10本もの支流があったとは!

    10
    投稿日: 2024.01.19
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    主人公の香織は妹の部屋に突然現れた見知らぬ女の死体を隠すため、通りすがりの廃品回収業者の鉄男と奔走する。 山中の池に死体を隠し、道に迷った末にたどり着いたペンションには、なぜか死体の女を探している探偵が。 隠したはずの死体が消えたり新たな死体が見つかったりのドタバタコメディータッチのサスペンス。というかほぼコメディー。 身に覚えのない死体を隠すという普通なら不条理でシリアスな状況なのにコメディーだからこその謎の安心感(笑 探偵や警察まで現れて、危機的状況なのに探偵も警察も今ひとつ抜けてるし、はたして香織と鉄男はこの状況を切り抜けられるのか! 新たな死体は事故なのか殺人なのか! サスペンスだけど重くない、楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2023.09.05
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    烏賊川シリーズの5作目、素性のしれない死体、全く関係のなかった事件と人物が繋がっていく…。    シリーズお馴染みのユーモラスさ、今作は探偵組のほかに図らずも死体遺棄を行うはめになった男女が主人公格として取り上げられます。犯罪者ながら憎めない二人の描写もユーモラス、本シリーズの重いミステリーと一線を画することを象徴しています。

    0
    投稿日: 2023.06.04
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    話自体は先が読めずなかなか面白かったけど、登場人物のキャラクターと寒いギャグは最後まで受け付けなかった。

    0
    投稿日: 2023.02.16
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    東川篤哉の長篇ミステリ作品『ここに死体を捨てないでください!』を読みました。 『密室の鍵貸します』、『密室に向かって撃て!』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- じゃあ、どこに捨てろっていうんですかっ!! 会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。 ……クルマに死体を積み込んで。 「死んじゃった……あたしが殺したの」 有坂香織は、妹の部屋で見知らぬ女性の死体に遭遇する。 動揺のあまり逃亡してしまった妹から連絡があったのだ。 彼女のかわりに、事件を隠蔽しようとする香織だが、 死体があってはどうにもならない。どこかに捨てなきゃ。 誰にも知られないようにこっそりと。 そのためには協力してくれる人と、死体を隠す入れ物がいる。 考えあぐねて、窓から外を眺めた香織は、 うってつけの人物をみつけたのであった……! 烏賊川(いかがわ)市周辺で、ふたたび起こる珍奇な事件! 探偵は事件を解決できるのか? それとも、邪魔をするのか? ----------------------- 2009年(平成21年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第5作です。  ■プロローグ  ■第一章 死体に捨てにいく  ■第二章 クレセント荘にたどり着く  ■第三章 不穏な空気が流れる  ■第四章 川に死体が転がる  ■第五章 アリバイが語られる  ■第六章 それぞれが推理する  ■第七章 両雄、あいまみえる  ■第八章 砂川警部が意外な事実を語る  ■第九章 犯人が罰を受ける  ■エピローグ  ■解説 石持浅海 妹の春佳から突然かかってきた電話… それは殺人の告白だった、、、 かわいい妹を守るため、有坂香織は事件の隠蔽を決意… 廃品回収業の金髪青年・馬場鉄男を強引にまき込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。 さんざんさ迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ? 帰る車がない……… 二人を待つ運命は? 探偵・鵜飼ら烏賊川市の面々が活躍する、超人気シリーズ第五弾。 鵜飼杜夫と戸川流平のコンビに二宮朱美という三人組のお惚け振りは相変わらず… 烏賊川市警察署側は志木刑事負傷のため砂川警部が単独で頑張っていますが、そこに、有坂香織と馬場鉄男という殺人事件に巻き込まれたコンビが加わり、てんやわんやの大騒動、、、 偶然、山中のペンション・クレセント荘で同宿することになった鵜飼等と香織と鉄男だったが、そこで新たな殺人事件が発生… 鵜飼等は香織と鉄男を疑い、香織と鉄男は鵜飼等を疑い、お互いが真相を探ろうと……。 香織の妹・春佳が起こした謎の女(山田慶子)に関する事件については、そんなことだろうなー と思っていましたが、その他の殺人や、そのトリックは意外なものでしたね… 終盤、真犯人を追い詰めるのは、刑事や探偵ではなく、山田慶子でしたね、、、 この終盤の展開も好みでした… 香織と鉄男が、死体遺棄で逮捕されつつも、明るい未来を感じさせる結末も良かったな。 これで烏賊川市シリーズの本棚ストックは全て読み終えちゃいました… また古書店で探してみようと思います。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    「死体を捨てにいく」 逃げてしまった先で。 どんな状況であろうと、隠蔽工作を始めた時点で罪は余計に重くなってしまうだろうに。 「クレセント荘にたどり着く」 無計画過ぎた結果は。 必死だったのは分かるが、自分たちが居た痕跡を残してしまっては意味がないだろうに。 「不穏な空気が流れる」 無駄になった労力に。 しっかりと状況を共有していれば、死因が分かった時点で通報し全てが終わったのにな。 「川に死体が転がる」 聞いた話と全く違う。 日が暮れていたから仕方ないとはいえ、せめて嘘か本当かぐらい調べるべきだったろう。 「アリバイが語られる」 恐れていた出来事が。 わかり易すぎる態度をどうにかしなければ、全て露呈するのも時間の問題になりそうだ。 「それぞれが推理する」 情報が錯綜した故に。 互いに中途半端な情報しか持っていないからこそ、勘違いが多発してしまったのだろう。 「両雄、あいまみえる」 互いの手札を見せる。 既に正常な判断が出来なかったのだろうが、突然の出来事に恐怖しか感じなかったろう。 「砂川警部が意外な真実を語る」 一つの川に一つの池。 車を降りて歩き始めた時点で、気にかける者がいないのが不思議なぐらい簡単な話だな。 「犯人が罰を受ける」 一連の犯行を行った。 全ての事件に関係している人物を考えれば、答えは簡単に見つかったのかもしれないな。

    0
    投稿日: 2022.11.09
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    今回も笑った。階段を落ちたり、溺れたり…。 トリックは巧みなのに、クライマックスでのちっちゃいエグザイルに全部持っていかれた。 やっぱり面白い。

    2
    投稿日: 2022.08.16
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    アパートのドアの施錠をしっかりしなかったがために殺人事件に巻き込まれた女子大生。しかし、気が付いたら仙台に(逃亡して)いた(笑)。そんな彼女は、姉に救いを求めるも、殺人を犯してしまった妹を守るためという勘違いから、事件の隠蔽と短絡してしまうことで、この物語が俄然面白くなっていく。香織と鉄男という小心者の死体遺棄犯と、鵜飼探偵たちが引き寄せられるように集まったクレセント荘で起こった殺人事件。輻輳する事件が大きな渦を作ってまとまっていくのも流石な展開。被害女性が、死してなお事件解決に一役買った結末も良かった!

    0
    投稿日: 2022.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三日月池…なんか勉強になった話だった。あとからミニクーパーが流れてくるあたり東川ワールドな感じで面白かった。最終的に犯人を捕まえることが出来ず、それでいいのかと考えてしまう。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    いっぺん、死体を偶然居合わせた共犯者と遺棄する話に見える。しかし、遺棄した先で別の事件が発生し、それが遺棄事件に繋がっていくという構成はとても面白い。最後の大がかりでぶっ飛んだトリックは必見である。

    3
    投稿日: 2021.03.07
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    相変わらず飽きさせないギャグ×ミステリー、そして予想を超えるオチ。現実味はともかく、突き抜けた発想と張り巡らされたら伏線は凄い。

    0
    投稿日: 2020.10.18
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    題名に 惹かれて 読みました。 関係ない ことが つながっていく。 さすがですね。 ちょっと 犯人の 動機が 弱いかな。と思いましたが まあ 納得ですね。 ほかの 作品も どんどん 読もうと思っています。

    2
    投稿日: 2019.11.24
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    烏賊川市シリーズ第五弾。長編。相変わらず東川さんはギャグシーンに伏線を張るのが上手いなぁ。今作はそれがめっちゃ活かされていたと思う。長編なのにそれを感じさせないスピード感も流石。今回のトリックは大胆だけれど知識さえあれば見抜けるのでそこから犯人もわかった。

    1
    投稿日: 2019.10.05
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    烏賊川市シリーズですが、だいぶ間が空きました。それにしても最初は香織に腹が立ちました!さっさと警察に通報しろ!他人を巻き込むな!そんなことしても無駄!と。ところがすべてすべて繋がっていたとは…なかなかやりますなと最後は感心☆よく考えられてておバカな探偵…というだけではありませんね。おもしろかったです。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    シリーズ5作目。殺人を扱っていることをうっかり忘れてしまうほどの期待を外さないユーモアミステリです。探偵パートよりも香織と鉄男の弥次喜多コンビパートがありえな過ぎて楽しんでしまいました。しっかり伏線もある本格ミステリにはなっているのですが、今回のトリックは物理的に現実にはかなり難しい気がします。でもラストの映画のような展開といい、いつも通り完璧な計算で綺麗に伏線を繋げて回収していくのに感心します。このシリーズは深く考えずにどっぷりつかって楽しむのがいいんでしょうね。次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    烏賊川市シリーズ 妹からの突然の電話 「おねえちゃん、私ひとを殺しちゃった!!」 妹を守るため、死体遺棄を決意した香織。 偶然居合わせた鉄男と共に向かった先で 別の殺人事件に巻き込まれる 軽快でユーモラスな文章 でも肝心のミステリ部分は案外しっかりしていて 殺人事件が何件も出てくるわりに 気楽に読めてしまう1冊(笑)

    2
    投稿日: 2018.11.23
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    まず題名が気になって読み始めました(笑) じゃどこに捨てればいいの?って感じ(^^) 「謎解きはディナーのあとで」より前の作品ですが、ストーリーの流れ方がそっくりですね。本作はちょっと変わった探偵がかなり強引な推理展開で事件を解決していくのですが、その強引がちと過ぎる感じ(^^;)

    1
    投稿日: 2018.10.15
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    妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。かわいい妹を守るため、有坂香織は事件の隠蔽を決意。廃品回収業の金髪青年を強引にまき込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。さんざんさ迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ?帰る車がない。二人を待つ運命は?

    0
    投稿日: 2018.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    氏の作品はどうでもいいところにギャグ的な要素を持ち込みつつ、いつの間にかそれが伏線だったりするという、してやられた感がいつも満載で楽しい楽しい。ホントにギャグで終わっているところも多々あるわけだが(笑) 文末の講評にあるように、素の部分でこういうネタがわいて出てくるんだから、いいなぁと思う。

    1
    投稿日: 2018.02.05
  • 新コンビ誕生!香織と鉄男のトタバタ犯人劇。

    今作は犯人側の視点で書かれていて、前作までとは違う印象があります。 でも、コミカルさは3バカトリオを超えています! 暴走して物語を複雑化させる香織、その香織に運悪く巻き込まれてる鉄男。 鵜飼さんたちがいなくても十分主役をはれるコンビです! 序盤は香織と鉄男のハチャメチャ振りが面白く、 鵜飼さんたちが出てくる中盤になったら“この面白さが終わってしまった”とちょっと白けてしまいました・・・。 トリックでは人ではなく自然がキーワードとなる初めての謎解きです。 スケールの大きさに驚きが隠せません。 よくよく考えたら、香織と鉄男にトリックを考えるほどの頭があるとは思えないので、別の方向性でトリックを考えるのは普通かもしれない。 最後に香織と鉄男はまた登場させてほしい!スピンオフでもOK! この2人をここで終わらせるのはもったいない!

    3
    投稿日: 2016.09.08
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    烏賊川市シリーズ。 人を殺してしまったという妹からの電話を受け、妹を守るため死体を処分することに。 たまたま出会った廃品回収業者を巻き込み、死体を捨てに行くが・・・。 ミステリーというかコメディ? 鵜飼さんと戸村くんのコンビは相変わらずのおバカっぷりで。 他の人物も、ちょっと抜けてるような。 死人が出ているのにシリアスに感じない…それが良さなのかな? ちょっとおふざけが強すぎて、読むのがしんどく感じました。

    1
    投稿日: 2016.05.25
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    文章が軽いのはあまり好きじゃないけどストーリーは好きでした。 シリーズのようですがこの作品が初めてだったので、これから他の作品も読んでみたいです

    1
    投稿日: 2016.04.02
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    面白かったけど完全犯罪に猫は何匹必要かを読んで次に読んだからところどころのギャグが少なくて物足りなく感じたけどやっぱ面白いです‼️

    1
    投稿日: 2016.02.01
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    東川ワールドの中でも私好みの烏賊川市シリーズ。ちょっと前の長編です。やっぱ東川さん良いなぁと思いました。 ギャグタッチでテンポ良い東川さんですが、本作も非常に大人目線でシニカルなところが気に入っています。本書読まれる方は是非最後、石持さんの解説まで読まれることをお勧めします。

    1
    投稿日: 2015.08.18
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    シリーズで5作品目になります。主人公たちがあまりにも完成している中で、新しいサブキャラが中心に話が始まるあたりが新しさです。扉絵もすごいそのままです。ギャグがいつもより冴えている気がしました。

    1
    投稿日: 2015.07.27
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    烏賊川市シリーズ5巻、一応これで最新の長編まで追い付きました。こっから短編なので、長編のボリュームを時間をかけてゆっくり読み進めました。 前巻では、三視点で進む関係の見えない物語が最後につながる瞬間の興奮を味わった訳ですが、今作は二視点の絡みあう物語。勘違い、すれ違い、互いの牽制と読者をそわそわさせる展開に、毎度ながらやられてしまいました。推理に関してもなかなかのもの。規模の大きさに驚かされもしましたが、本格として良くできていると感じました。

    1
    投稿日: 2014.01.18
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    そうなんすよね。 結局、ぼちぼちおもしろいんすよね。分かりやすいしね。続けて読もうとは思わないけど、たまーに読むといいよね。そうなんすよね。 そうなんすよね。 結局、ナポリタンてのは具とかなくても、パスタにケチャップをかけただけでもある程度は成立してしまうんですよね。それでもぼちぼちうまいんすよね。

    1
    投稿日: 2013.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東川さんらしいコミカルなストーリーです。 今回は、容疑者側からの視点ですすんでいきます。 妹が故意にではなく、殺人を犯してしまった。その彼女を助けるために、死体を捨てるというお話。 姉視点で進んでいくのですが、この姉が底抜けに明るく…いや能天気で。サクサク読めちゃいます。 もちろん、烏賊川シリーズなので、あの名探偵も登場します。 トリックとしては、自然を使った大規模なもの。 私だったら、色々な偶然がないと気づかないかな~と思いつつ読み進めました。

    1
    投稿日: 2013.06.11
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    トリックを考え疲れた頭に、底抜けに明るいジョークが叩き込まれてまた文章に引きずりこまれていきます。何度電車の中で「ぶふっ!」って、吹いてしまったか分かりません。 妹を助けるため、謎の女の死体を捨てる為に奔走する姉と巻き込まれた青年は、悪戦苦闘しながらも何とか死体を処理し山奥のペンションに辿りつく。しかし、そこで新たな事件に巻き込まれていく。そして、「密室シリーズ」でおなじみの鵜飼探偵と愉快な仲間達も、謎の依頼人の行方を追って(本来の目的はバカンス)山奥のペンションを訪れていた。それぞれの事件は豪快にクロスしていく。 東川さん特有の、小気味良いジョークの数々やテンポの良い話、そして予想外であり奇想天外なトリックが本書でも大健在です。特に今回は「遊び」が多く、緊張感高まる場面でも笑ってしまうようなことがありました。そんな緩急も合わせて、今までの鵜飼探偵シリーズでも屈指の破壊力と面白さがあります。

    1
    投稿日: 2013.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歌野晶午「長い家の殺人」以来久々にトリックを看破できた。 横山三国志を読んだことがあると見破りやすいかも。 トリックというより兵法に近いかも。

    1
    投稿日: 2013.03.16
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    ドタバタギャグを演じるために配されたキャラクターならいいんだけど、そうじゃないよ、普通の人だよ、みたいな形でそこに対置されたキャラがやらかす、作者の狙いとすれば笑いをとろうとするような行動ってのが、単に、違和感のある行動に見えて浮くなぁという感じ。 という感じで、特に鵜飼さんとかが出てくる前の場面がえらく苦痛だった。どうせバカやってる人たちですからというエクスキューズがあるならいいのだけど、それはないし、まあ、愚かなところはあるかも知れないけれど、愚かであることを笑いのネタにするのは後味悪いしね。 ということで、ちょっと不快でした。

    1
    投稿日: 2013.03.02
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    このシリーズで一番好きな作品。やっぱりあの場面は再読でも笑えてしまう。石持浅海さんの解説を読んで改めてココが好きだったんだなと振り返ることが出来たのも良かった。自分が何となく言葉に出来ず思っていたことを数ページのあとがきでしっかり文章に組み立てて解説を書かれている作家方は素晴らしいなと思う。まぁ、中には意味不明な解説書かれていて逆に衝撃を受けた作家さんもいましたが、文庫の解説も人によって面白いと改めて思った。

    1
    投稿日: 2013.03.01
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    評価3.5、四捨五入で4。視点が死体遺棄側と探偵側で切り替わりながら進み、テンポは○。この人の本は気楽に読める。しかしあのトリック、実際にうまくいくのか(?_?)

    1
    投稿日: 2013.01.14
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    今のところの最新刊です。今から次が楽しみですね。 なんだか段々知名度が上がっている気がする私立探偵の鵜飼杜夫の下に、奇妙な依頼が舞い込んでくる。 しかし依頼人は約束の日に現れず、不審に思った探偵一行はバカンスがてら、依頼人が示した宿、クレセント荘に訪れた。 一方で、正体不明の不法侵入者を刺し殺してしまった有春佳は姉に助けを求めていた。 妹思いの姉は死体を隠匿することを思い付き、近くにいた廃品回収業者の馬場鉄男と共に山へと向かうことになる。 ひとつの事件を多面的に捉えるのが上手な作者だと思います。 ユーモアあふれる情景描写が、事件の重苦しさをさらっと打ち消して、さも大したことのない謎解きのように読者を話の中に引き込みます。 第一作目と比べて戸村流平のキャラクターが大分暢気になった気がしますが、それがさらに事件をコミカルにしているように感じます。 緊迫した雰囲気ではないためにもしかしたら誤解を招くのかもしれませんが、ミステリーの要素は非常によく練り込まれ充実しています。 ミステリーが苦手な方にこそ是非読んでいただきたいシリーズです。

    1
    投稿日: 2013.01.02
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    探偵小説ではあるけど、どちらかといえばドタバタコメディ。非常に下らないんだけど、とても楽しく読めました。

    1
    投稿日: 2012.12.04
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    面白かった、面白かったんだけどなぁ……。 今回は逮捕された二人が不憫でなぁ……純粋に面白かったとは言いにくいなぁ……。不運であったとしか言いようがないが、可哀想だなぁ……。  作中だと捕まってはいおしまいだけど、二人には今後の人生だってあるわけだし、家族だっているんだし、これから難儀な生活を送ることになってしまうのかと心配で堪らない。   そんなことばかり考えてしまうわけです。     しかしまぁ今回はギャグが酷かった。 ちょっとやりすぎ。 刑事に大怪我させといて笑って済ませるのはさすがにいかんでしょう。  探偵はまぁアホでもいいけど、警察があれだとさすがに不愉快だなぁ。   それと、探偵に一番弟子はすっかりギャグキャラになってしまって、二番弟子が見事に助手になってしまってるんだがいいんでしょうかね……。    このシリーズは、警察が活躍するより探偵が活躍した方が面白く感じますね。

    1
    投稿日: 2012.12.01
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    スマッシュヒットはないものの、安定の面白さの烏賊川市シリーズも、今作で5作目。 いい意味でのくだらなさが今回も炸裂し、気軽にするすると物語を読み進めたのもこれまたいつもの通り。 ただしラストの謎解きは、いかにも本格的な理詰めの謎解きではなくて、ひねりのきいた思わぬ展開へ。くだらなさの中に、ほんわりとした感動が差し挟まれたような感覚を覚えました。烏賊川市シリーズの中でも、印象的なラストシーンとなりました。 同じ作者の謎解きシリーズはすでにお腹いっぱいなのですが、この烏賊川市シリーズに関しては、まだまだ何作でも読めそうです。

    1
    投稿日: 2012.11.30
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    本作は烏賊川市シリーズの5作目になるらしい。シリーズ全部読んでいるので期待通りの内容だった。結構本格的なミステリーなのに、登場人物がトリッキーなので深く考えさせないところは相変わらず。じっくり推理を楽しみたい人には不向きだが、気楽に読みたい人にはオススメ。それにしても鵜飼探偵、今回は冴えてたな!

    1
    投稿日: 2012.11.05
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    好みは別れますが、おバカな会話のやり取りは、割と好きです。 ただ、物語として、それほど軽快に読み進める感じでも、中身やヒネリがある感じでもないので、少し物足りないかも。 おバカ系としては、木下半太のような軽快さがあると良いんだけどなぁ。。。

    1
    投稿日: 2012.10.27
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    まず、あらすじ読んだだけで面白い。妹を守るため死体遺棄を決意し、死体を車で運んで車ごと山中の池に沈めるが、帰る車が無くなったことに気づき山中をさまよう(笑) 相変わらずテンポが良くて、所々に散りばめられたユーモアに吹き出してしまう、良い作品でした~

    1
    投稿日: 2012.10.17
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    大胆なトリックと緻密な構成、それを覆い隠すベタベタなドタバタ喜劇。いつものパターンとは言え、これが大好きなんですよ。ギャグをミスリードにしているので、それに気付かず読むとドタバタしている内に事件が勝手に解決しているように見えるのですが、その実しっかりと伏線は張られているんですよね。 まさかそんなことはないだろうなというような思い切ったネタも、このギャグがあるからこそ活きるんですよね。この路線でどんどん突っ走って欲しいなあ。

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    投稿日: 2012.10.10
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    突然出会った若い男女の死体遺棄と、いつものデコボコ探偵と警察のミステリー。シリーズ物の何作目からしいが、そんなに違和感はない。むしろ、脱力系のギャグが面白い!ミステリーとしての驚きは感じられなかったし、文章を読ませるという文章力もそれ程ではないので、漫画で読んだ方が面白いかも。

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    投稿日: 2012.09.22
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    シリーズ5作目 今回もお馴染みの面々が活躍しますが、主役は香織と鉄男。  妹のピンチを救うために頑張る香織と、巻き込まれただけなのに頑張っちゃう鉄男。 切羽詰ってるはずなのに二人のやり取りはどこか抜けてて、罪を犯している筈なのに善良で、なんともいえない可笑しさがあります。 レギュラー陣は相変わらず、とっちらかってて、的外れで、残念です。 けれど、キチンと(と言うか、なし崩し的に)事件も解決してしまいます。やるじゃないか!  東川さんの本は、殺人事件であってもグロくなく読みやすい。 さっくり読める、でもキチンとミステリーな所が魅力なんだと思ってます。

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    投稿日: 2012.09.20
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    ひさびさの東川作品、しかも烏賊川市シリーズとくれば期待も高まるというもの。で、やっぱり面白かった。解説で石持浅海も言っていましたが、今回はノーマルな二人を中心に据えたお蔭でいつものメンバーか引き立ち、スピード感が出ていたと思います。

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    投稿日: 2012.09.19
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    鵜飼さん、相変わらず良い味だしてるなぁ。今回は流平君がちょっと大人しめ。 東川先生の作品は、毎回ホントに映画っぽくて、各シーンを脳内再生するのが楽しい。(場面転換やシーンの区切り方、メリハリの付け方など、とても絵になるしテンポ良い。まぁ、コメディ映画だけどねw) 綺麗に収めて大団円なところも満足でした。

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    投稿日: 2012.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここに死体を捨てないでください! 言われなくても‥笑。 コメディタッチの鵜飼杜夫シリーズ。 相変わらずテキトーで笑える内容でした! 【評価軸】 低 0〜10 高 1期待感(帯や背表紙、前評判)9 2キャラクター(登場人物の性格、キャラの立ち具合)9 3設定・コンセプト(舞台や軸となる設定)7 4インパクト(全体を通じたメッセージ性や衝撃度)8 5独創性(作者らしさや他との比較)9 6新しさ(類似したものがないか)7 7意外性(開始と結末の落差、奇抜さ)6 8読みやすさ(文章としての読みやすさ)9 9美術性(表紙や作品の美的センス、情景)5 10総合点(作品全体の出来映え)8 総評価(?〜?の平均点÷2)7.7÷2=3.85 ★★★★

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    投稿日: 2012.09.19
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    妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。かわいい妹を守るため、有坂香織は事件の隠蔽を決意。廃品回収業の金髪青年を強引に巻き込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。さんざん迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ?帰る車がない!!二人を待つ運命は?探偵・鵜飼ら烏賊川市の面々が活躍する、超人気シリーズ第五弾!

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    投稿日: 2012.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012/9/12 Amazonより届く。 2025/7/5〜7/10 久しぶりの烏賊川市シリーズ。 妹から人を殺してしまった、という電話を受けた香織は、死体の隠蔽を図る。偶然巻き込んだ鉄男と共に、死体を捨てる場所を探すが・・・そこに、探偵、鵜飼らが絡んで、ドタバタ騒ぎに。  最初鵜飼らの設定を忘れていたが、すぐに思い出せた。いつものように軽快なユーモアミステリ。

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    投稿日: 2012.09.12