
総合評価
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powered by ブクログ「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。主人公たちの友情を痛快に描く物語で、わくわくしながら読める傑作です。
0投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ元祖キャラクター小説!今や登場人物達が魅力的なのは当然のことだが、150年前の小説でこんなにも個性豊かなキャラクターで溢れているのはデュマならではといったところか。現代のマンガやラノベを呼んでいるかの如く、活き活きとした情景が浮かび、ページをめくる手が止まらなかった。下巻も楽しみ。
0投稿日: 2018.09.26
powered by ブクログ(上下巻通しての感想です) 「三銃士」と聞いて真っ先に浮かぶのは、小学生の頃にNHKで放送されていた『アニメ三銃士』。オープニングでかかっていた酒井法子の「夢冒険」は鮮明に覚えているものの、本編の内容はすっかり忘れてしまっていたので、本書読了後にWikipediaを見てみたところ仰天しました。ダルタニャンの不倫が改変されていたのは予想通りでしたが、アラミスが実は女性だったなんて! さて小説版ですが、後半ミレディ―の妖しさばかりが目立って三銃士とダルタニャンの影が薄くなっている点が気にはなったものの、まずまず面白く読めました。解説にもありますが、デュマの代表作2作の中で物語の壮大さや破天荒さをとるのであれば『モンテ・クリスト伯』、シンプルな娯楽ヒーロー物を読みたいのであれば本作になるかと思います。訳については同じ岩波文庫版『モンテ・クリスト伯』よりは個人的には読み易かったです。 本作の続編にあたる『二十年後』および『ブラジュロンヌ子爵』が現在では手軽に読めないのは残念なところです。アニメ版のラスボスである鉄仮面は本作には登場せず、『ブラジュロンヌ子爵』に登場しているとのことでした。
0投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログチャーンス! ~ガスコーニュから出てきた貧乏貴族の倅・ダルタニャンはルイ13世の下の銃士隊に入って出世の糸口を掴もうとするが,アトス・アラミス・ポルトスと知り合う。リシュリューは王と王妃を離反させようと謀り,銃士隊はそれに敵対している。王妃がバッキンガム公に与えたダイヤ付きの飾緒を取り戻そうとロンドンに走る~最近ではマスケティアーズ・ちょっと前は三谷幸喜の人形劇・古くはTBSのラジオドラマ
0投稿日: 2016.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
懐かしく思って、今になってもう一度手に取って読んでみた。まどろっこしい所もありつつ、割と面白かった。どうしても、昔やってたNHKのアニメの三銃士を思い出してしまい、登場人物の姿かたちはそれになってしまう^^;。 指輪を取り返す話とか、結末がわかっていてもハラハラドキドキと楽しめた。 こういう古典を読むと、価値観が当然違う世界のことになり、その中を楽しめるのも面白い。作者でさえ、「この頃は・・」と書いてあり、既にギャップがあるから、二重に世代の壁を突破する感じがある。 王様と王妃は仲良くすれば良いのに、と子供心に思っていたが、大人となった今では、なかなかそうは出来ない感情を理解できると言う発見もあったりする。
0投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログ言わずと知れたアレクサンドル・デュマの大作『ダルタニャン物語』の冒頭の『三銃士』。昨年は『モンテクリスト伯』を読んだので今年は『三銃士』をと思って読み始めた。 『モンテクリスト伯』に比べるとやはりこっちはドタバタ喜劇という印象を受ける。シリアスな雰囲気のなか三銃士が出てくるとなんだかバタバタになってしまう。真面目な雰囲気のなかなんだが軽い。そんな印象。新聞での連載なのでスピード感はあるが、どうしても先をどんどん読みたくなるというハラハラした感じがない。まぁこの先長く続く『ダルタニャン物語』のエピローグとしてはこれくらいの背景説明は必要なのかもしれないが、なんだが余計な長さを感じてしまった。ミレディーの登場ですこし話も動くかなと下巻に期待。
0投稿日: 2014.09.16これぞ冒険活劇~
学生時代に映画を観て(C・シーンのではありません)から、この原作を読みました。 主人公・ダルタニアン、三銃士たち、それぞれの物語があり楽しかった作品です。 フランス革命前の華やかな時代が舞台ですので、世界史の参考になるかも? 冒険あり、恋愛あり、スリリングな展開あり・・・早く続きが読みたい・読み終わりたくないと思った作品のひとつです。
2投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ久々に古典を読み直し。けっこう好きなお話です。 ちょっとしたことで決闘になったりいろいろ単純やな〜とか思いながら、みんな裏に謎を持っていたり。 なにかと微笑ましかったりもします。
0投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログデュマ代表作の一つ。三銃士の一人ダルタニアンが幾多の試練を乗り越えながら成長していく、革命期のフランスを舞台にした冒険活劇。最近NHKで三谷幸喜の手により人形劇化された。原作は結構込み入っている部分もあるのでとりあえず人形劇あたりに軟着陸(笑)するのもおすすめ
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ大人になって再読。子ども向けのリライトじゃなくても元々テンポいいんだ、デュマの時代でもリアルタイムじゃなくて歴史小説だったんだ、と気付く。そしてなぜ四じゃなくて三銃士なのか? というよくある疑問も解けた。ダルタニャンは物語通してしばらく、銃士じゃなく護衛士なんだねーへー。 基本的人権とか平等といった概念が生まれる前の感覚とか雰囲気を、小説ならではで実感。
0投稿日: 2012.02.26
powered by ブクログミレディー物語…じゃないって。 ルイ13世治世下のフランス。銃士になることを夢みて単身ふるさとガスコーニュを後にしたダルタニャンは、パリで同郷の名士・トレヴィルの指揮下にあったアトス・ポルトス・アラミスの三銃士と出会う。王の腹心・リシュリュー枢機卿の陰謀に巻き込まれながらも、三銃士との友情を育み困難を解決してゆく。 恥ずかしながら初読でした。主役と思しきはダルタニャン一人なのに何故に『三銃士』?これはどう見ても『ダルタニャンと三人の銃士たち』だろ―と思っていました。瀬尾まいこさんの『図書館の神様』という作品の中で「山本周五郎の『さぶ』は栄冶の成長物語なのに何故タイトルが『さぶ』なのか?」と話題にする印象的な件があり、さてはここにも何か深い含蓄が?!と思ったのですが、さにあらず。『三銃士』は本来三部作からなる『ダルタニャン物語』の第一部に当り、日本ではこの『三銃士』が古くから単独の小説として知られてきたとのこと。友情あり、恋あり、冒険あり、娯楽小説の王道と言ってよく、読んでみて今なお単品で愛読される理由がわかる気が致します。 若く覇気があり、大将としての器も認められ、そこそこ良い男(らしい)のダルタニャンは主役の貫禄十分です。謎めいた過去を持つ寡黙なアトス、単細胞だがムードメーカーのポルトス、学者肌のアラミスのいわゆるキャラの立つ三人組も良い。どんな時も彼らは至って真面目なのですが、そのやりとりは時にはお笑いユニットとまごうばかり。三蔵法師を彷彿させる懐の広いトレヴィル、悪代官そのもののリシュリュー枢機卿、そしてなんと言っても忘れてちゃならない妖婦・ミレディー。 我が強く野心家の彼女はリシュリュー枢機卿の女間諜として働き、重婚、毒殺、色仕掛けなんでもござれで物語を振り回していくのですが、その妖婦っぷりはここまでくればもうあっぱれ。物語のラスト4分の1くらいからこのミレディーの存在感に圧倒されまくり、気がつけば彼女の最期とともに物語は終わった…のでした。
2投稿日: 2012.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アトス ポルトス アラミスの三銃士と田舎から出てきたダルタニヤンの冒険 イギリスとの戦争や怪しい宮廷の裏事情などが絡んでいるが、全くあっさりした冒険譚 ダルタニヤンとコンスタンスとの恋愛、ミレディの悪女っぷりが痛快
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ貧乏ながらも4人が旅続けるんですねっ アトスもイイですが ダルタニャンも行動的だなぁと思えて、良い♪ 下巻もいつか読みたいですね。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ何よりも仲間との友情を大切にし、勇敢で行動力がある男たちがかっこいいです。ミレディーの悪女っぷりにはびびります。 (九大スタッフ)
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ巻頭に「はしがき」として物語の背景が説明されてゐて、訳注もある。が、角川文庫を読んでしまつた身には訳注はすこし煩はしく感じられる。「はしがき」はうまくまとまつてゐると思ふ。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログアニメ・漫画でよく聞くワード「三銃士」の原点です。上下とも読みましたが、ざっくりいえば若者達の剣と誇りを賭けた冒険活劇といったところでしょうか! 主人公ダルタニアンの勇敢だけど無鉄砲ともとれる性格は熱血漫画の主人公に通ずるものがあるなと個人的に思ってます(ちなみに三銃士はダルタニアンの仲間であって主人公ではない)。でもこの中で私が一番好きなキャラは三銃士の1人のアトスかなぁ。 …上編で一番好きなのはイギリスまで命がけで手紙を届けに行く話。その後散り散りになった仲間達と再会するエピソードも結構可笑しい。 一癖も二癖もある三銃士のメンバーも魅力的ですし、お話のテンポも良くて楽しめるので、何度もリメイクやパロディが作られる理由が分かります(^^)
0投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ最初、岩波文庫だし翻訳だしすごいムズカシーのかなと思って読み始めたんですがとんでもないー、まるでラノベのように(と言っては双方に失礼かもですが)すいすい読めますー。時代背景とか勉強する必要まったくないです、読みながら察する程度で問題なし。ある意味すごいなーと。 2009/6/24(水) 読了
0投稿日: 2010.07.08
powered by ブクログ読み易いけど、岩波の『モンテクリスト伯』の訳の方が好きかな。 意外とお金に苦労したり、間抜けな感じのある三銃士とダルタニャン。 これからの展開が気になります。
0投稿日: 2009.12.12
powered by ブクログ田舎から出てきた貴族のダルタニャン。パリに向かう途中、父親がしたためてくれた手紙が盗まれた。手紙を盗んだ謎の男と親しげにする謎の女。ダルタニャンの将来を左右する出会い。権力争い、陰謀、恋愛いろいろな要素を盛り込んであります。話の筋が見えてきたと思ったら、またもつれて下巻に突入。脇役にまで細かい配慮がなされていて隙がない。う〜ん、ミレディーが気になる。
0投稿日: 2009.10.18
powered by ブクログ時代背景をガッツリ把握して無くても、あまり考えずにサラッと読めるのがデュマの小説のいいところといえば、そうなのかも知れない。 面白くないというわけじゃないから………読みやすいので一気には読めるんだけど、怪物的な、或いは津波的ななにかとまではいかないというか。 だから=サラリと読める、ということなんだろうけれども。 人形劇のことが無ければ読むのはかなり後回しだったはず。 よくよく考えてみれば、私が人生ではじめて読んだフランス文学って、三銃士だったなぁ・・・小学6年生の時の話。
0投稿日: 2009.09.25
powered by ブクログ『モンテ・クリスト伯』といい、『三銃士』といい、本当に、昔の、しかも、フランスの文学とは思えないほど、面白くて、アレクサンドル・デュマ氏にはこのような素晴らしい作品を多く遺して頂いたことを心から感謝したいと思います。 ダルタニャン、アトス、ポルトス、アラミスそれぞれのキャラクターが大変に魅力的で、はらはらドキドキする展開といきいきとした彼らの描写に目が離せません。
0投稿日: 2009.08.02
powered by ブクログ大人になって再び読みました。やっぱいい。すごくいい。読んでるこっちまで仲間に加わった気分で気分が高揚する!
0投稿日: 2007.11.14
powered by ブクログアニメ三銃士ではまってこの原作本を読みました。やっぱり三銃士はおもしろいですね、ダルタニアンと三銃士の活躍もいいですが、ローシュフォール伯爵とリシュリュー閣下もいい味を出していますね。 『三銃士』、実はアレクサンドル・デュマの弟子の作品だったのをデュマが「俺が書いたほうがおもしろい」って採り上げたって話はほんとうですかね〜。
0投稿日: 2007.03.10
powered by ブクログガスコーニュの田舎から出てきた勇敢で、しかし愚かではない青年剣士ダルタニャンと三者三様の個性ある三銃士との友情と冒険の物語。敵役のリシュリューの人物造型も素晴らしく、文豪デュマの力量に感服。同作者の「モンテクリスト伯」は小学生の時読んで分かんなかったけど、再読してみようかと思った。「三銃士」自体は「ダルタニャン物語(全11巻)」の最初の2巻らしいとのこと。いずれ全部読みたい。…次は息子(私生児)の作品を読むか…【古060910/061116】
0投稿日: 2006.11.21
powered by ブクログ最初、ダルタニャンて弱そう…と思ったが、すぐにやとら強いことが分かった。 彼らが友情や忠誠を胸に戦う姿は、時代劇に通じるものがあって、実に小気味良い。
0投稿日: 2006.09.08
powered by ブクログ言わずと知れたデュマの作。ナインスゲートを読み終わったらこれを読みたくなったのです。はっきり言ってこれのほうがかなり面白いです。
0投稿日: 2006.02.03
powered by ブクログ「一人は皆のために!皆は一人のために!」でおなじみの作品です。アニメ化もされましたな・・似ても似つかないけd
0投稿日: 2005.08.01
