
総合評価
(519件)| 60 | ||
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powered by ブクログ主人公がなかなかめんどくさいが共感できました。結婚に躊躇したり理想を抱く男女にも読んで欲しい。大阪からの特急で一気に読みました。
2投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ巷でたまに、「追う恋」と「追われる恋」の話を聞くことがありますが、それが同時に来た時、「自分のことが好きな人」と「自分が好きな人」、どちらを選ぶのが幸せなのでしょうか。 本作はそんな2人の男性の間で揺れ動く1人の女性の視点から描かれ、生々しさと青臭い痛さがリアルに感じることができる作品でした。 本作の主人公は26歳の男性経験がない女性。あくまで妄想上の話ですが、その女性には彼氏が2人いるという… 1人目の彼氏の名は「イチ」。中学時代からの王子様でその女性がずっと憧れていた男性。とにかく本作では何かにつけて「イチ」を崇めるような高評価の連続で、主人公の溢れる恋心が表現されています。 2人目の彼氏の名は「ニ」。同じ会社で働く同僚で、主人公ヨシカのことが気になり、たびたびデートに誘ってくる男性で主人公に好意を寄せている。とにかく、「ニ」への描写が酷く、妄想上の「イチ」と対比させられ何かにつけて難癖をつけるような描写の連続。 本作の良かった点としては、ただの痛い女が恋愛に必要なモノや心構えを理解し始めて、これまでの妄想から、現実の2人とリアルに向き合う心理的成長が描かれているところが素敵だなぁと思いました。 結局、「追う恋と「追われる恋」のどちらが幸せになれるのかという問いかけに対しては、人生経験の乏しい私では結論が出せませんが、どちらを選ぶにしても人をリスペクトし、人と向き合う精神は忘れずにいたいものです。
40投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログ正直あんまりよくわからなかった。 最高級で美味しいものでもそもそも嫌いだったらたいして美味しいとは感じない。そんな感じだった。
0投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログ昔、映画は観ていたが、原作を改めて読んだ。痛い女の子である。ただ、自分に正直で世間一般の普通といったカテゴリーの中で生きづらいだけなのかも知れない。絶滅危惧種の女の子。作中にもドードーの件があるが、すごく好き。 今作も非常に楽しめた。
7投稿日: 2023.09.08
powered by ブクログ二とヨシカが結構好きな結末だったので辛酸なめ子氏の解説になんでそんな意地悪言うの!?と思った。でも的を得てるのかもしれない。 原作より前に実写映画観ちゃってたけど映画はわりとオリジナル要素盛り込んでたんだな… 仲良くしようかの方は難しくてよくわからんかった。
0投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログタイトル大好きです。辛口の綿谷節もところどころにあり最高。主人公がいい感じに狂ってる。確か映画の方は主人公が壊れて途中ミュージカルになったりしてて笑った
0投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログ面白くてスルスル読めました。 読み進めながら、主人公に共感して寄り添ったり、一転して、それはありえないでしょと外から非難してみたり、心情変化が激しかったです。 最後の展開は、どうしてそうなった?感が強かったです。
0投稿日: 2023.08.24
powered by ブクログ綿矢りさのタイトル、大好きすぎる。このマインドで生きたい。共感できることが正直多くて笑ってしまった。ほんとにがんばれ私。
0投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログ主人公が頭の中で勝手に暴走してやりすぎな言動をとったり、メンヘラな感じがあったりして、あまり共感できず、主人公の目線で読み進めていくのは厳しかったですが、しっとりした文学的な表現は素敵でした。
0投稿日: 2023.07.25
powered by ブクログ最初の方はすごいすごい!こじらせ方がわたしだ!と思って読んでたけど、最後の方向性が自分と真逆だったから「自分の選択は合ってたのだろうか」と不安になってしまった。 エピローグ(?)は私の読解力では読み解けなかったので、いつか読み返した時に理解できるようになってるといいな。
3投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ映画を観て絶対原作も読もうと思ってた小説。 他人事とは思えなくて感情移入しながら読みました。 ヨシカの発想や行動力はすごいが、少し違った方向性からのアプローチが奇妙だが面白い。 自分“が”好きな人か自分“を”好きな人か。冷静に考えればどっちも叶えられる人を探せばいいのだが、感情が昂ってる時ってこのどちらか1つを選ばなくては、って思ってしまうんですよね。周りの見えなさというか他者からの意見を聞き入れない感じがよく描かれている。
4投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オタク女子(私も含む)には少なからず刺さる内容じゃないだろうか。 主人公・ヨシカは、中学時代の初恋の人を十数年たった今も大切に想い続けている。いじられキャラでクラスの人気者だった「イチ」は、本当は潔癖症で人とじゃれあうのが苦手。そんな彼を、陰で密かに見つめていたヨシカだけは理解していた。そして「イチ」もそんなヨシカに気付き、二人は無意識下の絆で結ばれていた……はずだった。 タイトルは、「イチ」と再会したヨシカが心の中で彼に投げかけた言葉だ。ヨシカの名前すら覚えていなかった「イチ」に、「イチなんて勝手に震えてろ」と毒づくヨシカだが、その言葉は、自分自身にも向けられていたのではないだろうか。 ヨシカは自分の欲望には誠実なくせに、他者への思いやりが決定的に欠けている。「イチ」に会いたいがために同級生の名を騙って同窓会を開いたり、出社したくない(しかし仕事は辞めたくない)あまりに妊娠したと偽り、長期休暇を申請する。自分に思いを寄せる「ニ」に対しても、一方的に自分の趣味に付き合わせ、「ニ」が合わせてくれないと不満を抱く。中学時代、「イチ」を王子様に見立てて漫画を描いていたヨシカだが、幼児期の万能感が抜けないようなヨシカの行動は、むしろ自分を王女様とでも思っているかのようだ。 しかし、ヨシカは地味でオタクな自分をちゃんと自覚しているのだ。幼児期の万能感は、成長し現実を知るにつれ、否応なしに消え去るものだが、ヨシカは長年「イチ」との思い出に浸り過ぎて、劣等感と万能感がないまぜになったまま、大人になってしまったかのようだ。「勝手に震えてろ」は、自分の拵えた理想郷から出ようとしない自分へのブーメランに見える。 お星様に手を伸ばすような、自分の愛情ひとつをひたすら研ぎ澄ませるような純度の高い恋を求めていたヨシカは、最終的に「ニ」との、少しずつ育んでいく新たな愛の形を受けいれる。しかし「ニ」の匂いが苦手だったり、キスされる瞬間の唇に「タコの吸盤」を連想したり、それってもう生理的にダメってことではないかと思うのだが、それでも愛は育つのだろうか?まあそうやって、傷だらけになってまた一つヨシカは成長していくのかな。
1投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ「女の人って醜いよなあ」 っていうヤマシタトモコの漫画の一節をずっと思い出しながら読んでた。ヨシカにピッタリだと思ったから。 初恋の人が絶対の1番なのに「ニ」にちょっと寄り道してみるところも、仲良しだと思ってた人に隠しておきたい秘密をベラベラ喋られたことがショックでとんでもない嘘をつくところも、なんか全部が最悪で醜くて、でも全部が超可愛い。 こういう悪魔的でひきょうで青臭くて醜くてでもとびきり可愛いヨシカみたいな女の子、私は大好き。
4投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しっちゃかめっちゃか。周りの人が突然何かに吹っ切れて奇行に走ったらびっくりすると思うし、できればそういうことはしないでほしいなぁと思う。私が誰かを脳内の恋人にするのはいいけど、私は誰の脳内の恋人にはなりたくないなぁと思った。
1投稿日: 2023.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分もイチカみたいなスクールカースト最下層だったから、すごく共感した。 相手にとっては些細な記憶にも残ってない出来事が、自分にとっては宝物なのが切ない。その小さなことを何度も反芻して、ずっと心の拠り所にしてしまうのがわかる。 フィクションの世界だったら主人公はイチと幸せになれるんだろうけど、現実は自分は相手にとって取るに足らない存在でしかないのがリアル。 けど、こうやって妥協しながらみんな大切な誰かを見つけてくんだな、と当たり前なことだけどグッときた。
3投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ蹴りたい背中、インストールを読んで以来久しぶりに彼女の作品を読みました。 かなり独特な文章だけど、毒々しさの中に甘さもあって、そんな気持ちになることもあったな、という描写もあった。一方、内面のみならず行動もそんな感じなので、20代後半にしてはあまりに拗らせている。 心理描写や比喩の幅が本当に広く、読んでいて純粋に楽しかった。
1投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生時代の根暗加減に比べて、街の人と明るく軽やかに関わっているに違和感があったけれど、それは全て理想と妄想に過ぎなかった……。自分は透明人間で、あと一歩踏み出せばその人と接点を持つことができるのに、それができない。孤独ってそうやって生み出されていくのかも。あと一歩の勇気、それを踏み出せる人が、きっと孤独から抜け出せるんじゃないかな。とても難しいことだけれど。
3投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログオタクの脳内二股が小気味良く綴られた作品。 後半は主人公が意外な行動に出てハラハラした。 文章にエッジが効いていて結構好み。
2投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログ著者の独特な言葉選びとか、 センスが好きだなぁ。 イチとニとか、最高なチョイスだし、 ストーリーも主人公のキャラも好きでした。
52投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログ読み始めはなんだかオタクの独り言のような言葉が苦手だったけど、言い回しが面白くて読み進めるうちにどんどん受け入れられた。 「仲良くしようか」はよくわからない。
2投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ綿矢りさ節炸裂 すごくレールから外れてるんだけどキュートでちゃんと翻弄される主人公 大抵ちょっと信じられないような大胆な行動に出るから、今度は何をするんだろう?と楽しみになる
1投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ綿矢さんの本は蹴りたい背中に次いで2冊目。 相変わらず文章も感性も独特すぎて共感はできなかったが、これはこれで面白い。 同時収録されている短編「仲良くしようか」は完全に理解の範疇を超えていたので誰か解説してください…。 ✏相手の体臭が好きになれるかなれないかは遺伝子レベルの相性の問題で、遺伝子が近いほど、例えば家族などの臭いは嫌になり、遺伝子が遠いほど臭いは好きになる。 ✏自分と遺伝子がかけ離れた相手との方が丈夫な子どもが生まれる。 ✏好きになった人と結婚したいと思い詰めるあまり、どんどん年を取って生殖の機会を逃そうとしている。生殖促進効果のはずの恋が、逆に子孫繁栄を阻害している。 ✏思い浮かべる人がいないのは孤独だ。 ✏自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、自分への裏切りではなく、挑戦だ。 さあ私は、愛してもいない人を愛することができるのか?ううん違う、私は今までとは違う愛のかたちを受け止めることができるのか?
6投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログやっぱり綿矢りささんのキレのあるワードセンスが好きだな〜。タイトルも秀逸。 めんどくさいこじらせ系女子の脳内を覗き見している感じで飽きずに楽しめた。 〈audible〉
2投稿日: 2023.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて。 耳で聴いてるのもあって途中途中で何度か頭の中混乱したりしましたが、面白かったです。 脳内妄想( ? )をよくしている、拗らせているOLの恋愛話でした。 ここまで拗らせてるとは思いたくないけれど、共感してしまうところもあって…憧れの人って自分の中では神様みたいにキラキラしてるんですよね。 何度か「あぁぁぁぁあ…」と頭を抱えたくなりました。 この先ずっと一緒にいるのなら追いかけてくれる二の方がいいのでは…と思いつつ、私もきっとイチを追いかけてしまう気がします。追いかけられたら逃げたくなるので。笑
2投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ綿矢りささんの文章って独特。 文字びっしり、みたいな。 ヨシカの妄想が炸裂しまくってて面白かった。でもこんな人か身近にいたら怖いな。 会社をずる休みするために妊娠したから産休取ろうっていう発想がぶっ飛んでて笑った。 タイトルの『勝手にふるえてろ』はヨシカがイチに対して言うセリフだけど、インパクトは薄かった。 自分的にはリアリティのない小説として楽しめました。
2投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログ表紙の可愛さとパンチのある題名のギャップに惹かれて♪ 不器用で複雑な乙女心が繊細に描かれていた。 恋愛と結婚の違い。愛するより愛されるほうが幸せなのか。 そんな答えのでない永遠の問い。悩みすぎて時に暴走してしまうが、それは真剣に向き合った証でもある。 自分の想いを伝えること。相手の想いを受けとめること。決して簡単なことではないけれど、どちらも大切だよね。 主人公が相手と本音でぶつかりあえた時に初めて少し大人になれたような気がした。
27投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いわゆる"非リア"主人公。妄想彼氏(中学時代の初恋)に区切りをつけて、愛してくれる人と向き合うことに。オタク気質だからか?斜に構えるような考え方や行動があまりしっくりこないまま読み終わってしまった。 「好きな人には正直でいたいという気持ちも、ただの欲望の一つ」「でもいくら好きだからって、そのまま受け入れるなんて無理だ。相手に全部受け入れてほしいなんて、乱暴だ。うまくやっていくには、二人とも相手に合わせて少しずつ変わっていかないと」 「自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、自分への裏切りではなく挑戦だ」 愛を受け止める、というのはただ受け身でいるのではなく、覚悟をもった選択。それも一つの強さなのだろうなと感じた。
1投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悲しい。 自分は霧島くんと認識できないまま結婚してしまうと思うし、そういう人は多いと思う。 過去好きだった人や絶対に手が届かない人に恋をしたまま今後も現実を諦めていく人が多い中で、この主人公は過去の恋にある意味ピリオドを打てたのが羨ましい。
2投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ感想 突きつけられた現実。理想を追っているつもり。それでもいつのまにか現実は邪魔をする。思い通りいかなくてもいいや。なんて言いたくもないのに。
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ恋愛小説?違うよな。昔の片思いの彼のことを妄想ぽく思い続けている主人公。現実につき合っている男とどう折り合いをつけていく?うーん、身もふたもないなあ。とにかく大人しい若い女性の心理を細かく述べるのが主眼?分からんなあ。解説の辛酸なめ子さんは、「主人公のヨシカがニ彼のことを好きになったらダメ」と言う。ニ彼は手に入れたものには関心がなくなってしまうから。脳内二股を続けたほうがいいとか。うわあ。
83投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校時代に読んだ本を再読。 映画も最近鑑賞した。 ここで映画の感想を述べるのは野暮かもしれないが、松岡茉優さんの演技は見ものなので、原作が好きな方、松岡茉優さんが好きな方はぜひ。 綿矢りささんの本は、恋愛ものでありながらも、キュンキュンと言うよりか、昔の、若かりしイターイ恋愛を思い出して、思わず目を背けてしまいたくなるようなお話が多い。 勝手にふるえてろ、もその類で、中学時代に好きだった人との思い出(ほぼ会話していないため、思い出という思い出もないが。)を脳内で神格化し、現実逃避にも思える26歳交際経験なしの女性が主人公。主人公の特徴を書いただけでも、綿矢りさワールドといったところか。 (ちなみに映画版の方はもっと妄想が過激で、以降映画のネタバレにもなるが、序盤ではバスの乗客や道端で釣りをする人らと楽しそうに話していたが、実は全部妄想で、誰とも会話していない…なんて終盤でオドロキを得た) 美しい思い出の中に生きるイチより、好きでもない欠点ばかりが目に付くニを、私は選ぶことができるだろうか。 恋愛の難しさというか、どう気持ちを乗り越えて行けるか…ひねくれているようでとてもまっすぐな主人公を俯瞰して応援してみている気分だった。 やっぱり綿矢りささんの本が好きー!!
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ綿矢りささんは若くして芥川賞を受賞してその後の作家人生については悩み苦しんでいた時期があるとインタビュー記事にあった。インタビューが全てとら思わないけどもちろん苦しみはあっただろう。本作のような女性心理を描くことに長けていることに気づくと一気に魅力を増したように思える。彼女の新たなスタート時期に描かれた作品で感慨深い。
2投稿日: 2022.10.20
powered by ブクログなんでだろうか、もっと早くに出会っていたはずなのにもしそのときに出会っていたならきっと私は惹かれなかった あらゆる生存と愛情の共生に、受け入れられない筈のものをめちゃくちゃ味わってしまっている 何時間もかけて潜る文字の海で、出会いたかったのはたった数行、なんて、そのために文字を追っている、最高な経験だ。 もっと、もっと潜ろう
2投稿日: 2022.10.19
powered by ブクログイチ、ニ、2人の男性の間で揺れ動く主人公の残酷なほどリアルで時たま衝動的な言動に引き込まれる作品。軽いタッチで描かれているような部分も多いけれど、ガツンと響くような的確すぎる表現ややり取りが挟まれていたのが印象深くて面白かった。
1投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ題名である「勝手にふるえてろ」が書籍の中に出てきた時嬉しかった。彼が名前を覚えていないところが、ヨシカの幻想の恋にすぎなかったことが分かり辛かった。
1投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仲良くしようかを読んで勝手にふるえてろの感想が全部飛んでいってしまった。 この作品に対しての感想みたいなのは出てこないけれど 映像にしてほしいと思った。 部屋に押し寄せる波から始まり海の底から出てきた門の中で放たれた犬に身体中を食べ尽くされる。 中華屋で目があった男との間にその先起こりうる5年を2秒で見て、見るだけにした 全てが流れるように頭の中で映像化されてく感覚が不思議だったので 作者の思うように映像にしたものを見てみたいと思った。
0投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ綿矢りさの本はテンポが良くて読みやすいと思って手に取ってみた。 勝手にふるえてろ、は蹴りたい背中と少し似た雰囲気。 もう一つ入っていた話、仲良くしようか、は全く読み進められなかった。ストーリーがよく分からなかった。
0投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生の時の片思いの彼「イチ」か、今職場で思いを寄せられている「ニ」か。イチを絶対的な王子として描くヨシカの視点から見て、ニは勝手で思いやりがなくて気が利かないし話聞いてくれないし全然よく見えないけれど、最終的にはイチには脳内で「勝手にふるえてろ」と切り捨て、ニをとるヨシカ。恋愛ってそういうものだろうか。もの静かで気が合うイチに惹かれる気持ちは分かるが、最終的になぜニをとったのか分からない。イチが完全に脈なしで、自分の中で作り上げたイチの幻に恋していただけだったからか。自分の愛ではなくて相手の愛を信じてみる、相手の純情を優先してみる、っていうのは、自分を大切にすることになるのだろうか。オタクで26年彼氏がいたことがなくて、処女がコンプレックスで思い込みが激しくて空回りしてしまうヨシカに共感するところがなくもない。結局自分の視点でしかものが見られてないので、イチには名前さえ覚えられていなかったりする。仕事が嫌なんだけれど、もう辞めることになるかも、と思うとそこがかけがえのない居場所だったと思えてしまうところとかも共感する。
1投稿日: 2022.08.03
powered by ブクログめちゃめちゃ好き 数年前に映画を見たんだけど内容はあまり覚えていなかった、その時の感想を見てみたら☆5をつけて絶賛していた。 ヨシカの頭の中をのぞいている感じとても楽しい さらっと読めるから何度も読みたいな 『仲良くしましょう』はちょっと疲れた
1投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログイチを一途に思う自分が好きだけど 埋まらない距離を実感した時、突然ニに会いたくなるの、なんかわかるなあ 愛し愛されること、どっちも望むのは贅沢なのかな、
3投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログイチとニ、2人の男性の間で揺れ動く妄想女子のヨシカ。 イチを見る目やイチと再会するための企みが、ストーカー気質でちょっと痛々しい女子。 どんな行動をしでかすのかハラハラしながら読んだ。 「相手の名前を呼ぶ」って恋愛や人間関係において大切なことなんだなぁ。
6投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ「五感の膜が一枚はがれたように、いつも見ている電線越しの青空が急にみずみずしく見え、家の近くのケーキ屋さんから流れてくるバターの溶けた甘いスポンジ生地の香りが鼻をくすぐった。」p116 「おかげで人からほめられることもありますが、それは擬態で、生きる術で、猿まねです。そんなものを後から身に付けなくてはならなかった時点で、私はとぼしい。」p207
3投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生の頃の恋愛を拗らせたまま大人になった女の子の話。 心の声がリアルで生々しくて、読んでいて面白かった。 もう過去のことなのに(過去のことだからこそ?)美化してしまって、現実から逃れようとするビミョーに子供なところとかわがままなところに共感。 だけど、私はもっと子供だからこの恋愛を諦めないし、もっとわがままだから、典型的な男らしい“二”とは絶対に付き合わない。!!! P 15 彼は自由だ、毎日毎時間毎秒自由だ。縛りきれない、私は彼の自由を愛せない。
3投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ脳内二股をしてるこじらせ26歳OLの話。 独特の文章と表現で好みは分かれるかもだけど、共感できることが多々あって面白かった。女性はあるあるが多い作品だと思う。 辛酸なめ子さんの解説が端的にまとまっているうえにクスッと笑える。
4投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し前占い師の人に言われた あなたの彼氏はあなたを失ってから、あなたの大切さに気づくよって 気づくのおせーよ!ふるえてろ! 二はヨシカが振り向いた瞬間離れてく気がする イチはそもそもこっちを向いてくれない
2投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログ「処女とは私にとって、新品だった傘についたまま、手垢がついてぼろぼろに破れかけてきたのにまだついてる持ち手のビニールの覆いみたいなもの」 比喩表現がいちいち的確だなと思った。昔これを読んだ40代後半くらいの大学の先生が「何が言いたいのかさっぱりわからなかった」とぼやいていたけれど、読んでみてなるほどこれは中年男性向けではないと思った。更に言えば男性向けではないと思う。 26歳こじらせ女子ヨシカの痛さに共感できるのは、同世代もしくはそれより少し下くらいの同じ境遇の人間だと思う。ヨシカの葛藤には共感しつつ、どうにもスッキリこなかったのはそれだけ年齢を重ねてしまったからかななどと思った。
5投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヨシカの中二病感が最後までダラダラと続くのかなと思いきや、意外としっかりした恋愛ものだった。 ヨシカが中学の時から一途に大好きなイチと同じ会社の営業部で働く、話などは全く合わないけどヨシカのことを好きなニ。 自分が好きな人(イチ)を選ぶか、自分を好きな人(ニ)を選ぶか。思ったより面白かった。 短編の「仲良くしようか」は癖が強すぎてよく分からなかった笑
3投稿日: 2022.04.29
powered by ブクログ解説が面白かった。 小学生の頃、好きだった男の子にサッカーボール型のチョコをプレゼントして、お返しに童貞ください。って話。笑った。 本編は、改めて映画すごいなってなった。原作まんまだ。 26歳のヨシカは乙女心を未だに失わず、イチとニで脳内三角関係を作り出す。自分よがりな恋愛で痛々しい。ラストの大人になってしまうヨシカはもっと痛々しい。 もう一個の短編はさっぱりわからなかった。
2投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分に好きな人がいる時に好かれても興味が持てない気持ち、とても共感しながら読みました。 それでも最後に彼女は「ニ」を選ぶことに決め、現実と向き合おうと思えたわけで。理想ばかりを追い求めるのは難しいのだなと考えさせられました。
3投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログこの小説で綿矢りさを知った。うん、文体というか表現というか、書き方というか この人すげえなって思いながら読んだ気がする。
1投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログaudibleにて拝聴。 「勝手にふるえてろ」の映画を先日観たので、原作を読んでみたくなって拝聴。 結果、あの映画凄くいい実写化だったんだなぁ…としみじみ…原作の内容をしっかりふまえた上で、さらに主人公の事を「ああ、こういう子居そう」という実体感を更に盛り上げていた。 映画だと「二」に対する考えがあまり分からなかったけど、原作を読んでこういうこと考えてたんだ…とか、結構「一」に対してはあっさりと引き下がってたんだなぁ…とか、印象の違いがあったりして面白かった。 映画と同じく、最後の最後で「二」の本名が主人公の口から出た時に、何かぐっっっっと込み上げるものがあった…これから目の前の相手にきちんと向き合って行くんだろうなぁ… また、「仲良くしようか」という短編があるとはしらず、流れでそのまま聴いていたためビックリした… ナレーターさんも同じ人だけど、何か違う…鬱々とした空気が言葉から漂ってきた。
1投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ綿矢さんの本は初めて読んだけど、心の内に秘めている言葉の具現化が非常に秀逸。表現の仕方が独特というか、何か生々しいというか、言葉では表せない魅力がある。 女性の内面のエグイ部分の描写は僕だけでなく、他の男性読者もヒヤヒヤさせられたはず。内心ではこう思ってるのか、と自分の普段の女性に対する接し方を考えさせられるほどに。 イチとニの対比が落差があってまた面白い。紆余曲折を経て、理想と現実を彷徨って結局そっちを選ぶのかという部分もあったけど、ヨシカが今後どういう心境で人生を歩んでいくかが気になって仕方がない。
1投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ何をしてもかっこいいし大好きだけど、自分のことなんか眼中にないイチと、何をされてもダサくてキモいけど自分のことが好きなニ。その描写の対比が本当にひどすぎて面白い笑 言葉選びが秀逸で、読んでるこっちまでイチはかっこよくていいにおいがして、二はなんかダサくて臭そうと思ってしまう。 主人公がストーカーじみてて完全には共感できないが、理想と現実のギャップには誰もが心当たりあると思う。 物語の面白さもあるが、それよりも頭の中で考えていることをそのまま文章にしたような文章が素晴らしい。 あと他の人の音姫に便乗するのはめっちゃわかる笑
1投稿日: 2022.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画見てから読んだ。 わたしをくいとめてもそうやけど 綿矢りささんの本、この年代のこういう女の子 ほんまに上手に助けてくれる。 おもしろかった!! 映画は映画でおもしろかったし 小説は小説で面白かった! イチなんてとっとと思い出の中の人に召喚して もっともっと召喚して 二に進んだヨシカの選択を正解にしてくれ!
1投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ中学時代の初恋の相手、"イチ"。 社会人になってから同じ会社でヨシカに猛アタックしてくる、"二"。 自分だったらイチへの恋が終わったとしても、二にはいかないなあと思った。 単純に彼の性格にあまり魅力を感じなかった(笑) 初めて綿矢りささんの作品を読んだが、要所要所に出てくる例えが面白かった。 〜〜、で、その鳩は誰が面倒みるの?とか(笑) 続けて別の収録作「仲良くしようか」を読み進めて、「????」となった。 てっきり前ページの続きの話だと思い込んでいたので、よくわからないままパラパラ飛ばしてモヤモヤが残る読書になってしまった。
2投稿日: 2022.02.28
powered by ブクログ恋愛に不器用な主人公の葛藤と妄想に、心が 掴まれてしまいました。特に女性の方には共感 する部分が多くあると思います。タイプの違う 二人に心が惹かれてしまった主人公。行けそうで、 行けない。そんな心模様に『勝手にふるえてろ』と 己を鼓舞する姿にヤられました。映画化されているので、映画もチェックしたいです。
19投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ綿矢さんの本を初めて読んだが、エネルギー溢れる感じが伝わってきて最初から最後まで楽しく読めた。映画も見てみたい。
1投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログAmazonオーディブルが聴き放題になってついつい小説にはまった。 2人の彼氏候補とどう向き合っていくか心の動きが、綿矢さん独特の心理描写でとても共感しながら最後まで一気に聞いてしまった。 小説はやっぱり面白いなぁ!
1投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログすごく私的なコメントではあるが、自分に初めて恋人ができたこのタイミングに読んでよかった より作品に没入できた気がする 2022.02.07
1投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ比喩が独特ながら大共感の嵐で、読めば読むほど世界観にハマった。好きだなと思う一文が多すぎる。行動力のあるヨシカにハラハラしちゃう。
3投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ文庫化の際に購入。単行本を図書館で借りて読む。買ったことを忘れて2冊買ってたので備忘録がわりに登録。
0投稿日: 2022.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
痺れるほど痛かった。最高な拗らせ女子。 イチと絶滅危惧種の話をしてるところ どうしようもない気持ちになって 泣きそうになってしまったよ。 二はずっといいやつでさ、ヨシカは欲張りすぎだ。 頭の中で見えない恋してるんだよね。 全部が特別に見えて感じるよね。 私も、二みたいな人と出逢えたらな。 うーん、ちょっとウザいか…?笑
3投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ綿矢りささんの比喩が好きです。 勝手にふるえてろ。 ふるえる、ふるえろ、ふるえてろ。 命令形が好きなのはいつからだろう。 ああ、きっとあの曲を聴いた日からだ。 楽しかった記憶、後悔していること、 あああ、また思い出してしまった。 あ、でも今なら悔しくなんてないと思える。 確か2年前にこの映画を観た。その気持ちを引っ張り出してみる。 喫茶店でゆっくりしすぎてぎりぎりに映画館に着いたこと、タモリ倶楽部のネタ、ミュージカル調の映像。 あ、思い出した。
1投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ自分を見ているようでしんどくて愉快だった。 自分だけで考えて被害妄想が膨らんでいく。 イチじゃなくて二を選ぶことが大人になるってことなんだって思った。 二を選ぶことが女の幸せ。幻想を捨てろって言われてるみたい。それなら私はまだ大人になれそうにない。
1投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログ空想しがちで、アニメ好きな26歳、処女のヨシカ。 簡単に嘘をつけちゃう、失ってから大切なものに気づくとか、自分に戒めないとなって思った!笑 ラストは被害妄想して、妊娠したって嘘ついて会社休むんだけど、それをニに明かして、そしたらニが俺との子供つくろーぜってどんな展開。笑 くるみちゃんとのすれ違いは、 くるみちゃんは良いように取り持ってくれてるだけじゃないかなぁって思った。 好きになるのと好かれるのとじゃ、気持ちが全然違うのはすごく共感したなぁ。 自分の直感が大切なように、相手の直感を大切にするのも大切っていうのは、良い考え方だなぁって思った。
2投稿日: 2021.12.28
powered by ブクログ現実逃避のための妄想だったはずなのに、だんだん目的と手段が入れ替わってこんがらがってしまう。良香の気持ちわかる気がした。だって現実を直視したって辛いだけだもんね。 巻末に収録されてる『仲良くしようか』は私小説なのかな。綿矢りさって言葉が溢れて止まらない人なんだろうな。零れ落ちるように連なる言葉が気持ちいい。
1投稿日: 2021.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々の綿矢りさ なんだろう、ヨシカにイライラすらするのは 振り回してることに無自覚だから? 年齢にしては青いから? イライラしながらも最後まで読んでしまったのは イライラさせるくらい色んな意味で感情移入してしまったからなんだとおもう きっとニ彼とは別れることになって またうだうだ言うんだろうなっておもうけど やっぱりそれもヨシカの魅力なんだろうな イライラするけど。笑
1投稿日: 2021.11.15
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イチを愛する私は外面はともかく、精神的に現実の世界にはいない。過去のイチを想うだけだ。 二は私に好意を持っている現実の男性。当たり障りのない会話を交わすが、好きではないので、心の中での評価は辛らつだ。 イチへの片思いが溶けてしまったとき、私は自分の殻を脱ぎ捨てたのだろうか。非常識な行動をとるが、それが二への気持ちの持ち方に変化をもたらす。 ラストで形式でしかなかった二の名前が出てきて、私は現実の世界に生きる道を見出す。
0投稿日: 2021.11.11
powered by ブクログ一途に初恋の人を想う自分がアイデンティティ ものすごく身に覚えがあるから 恥ずかしくて切なくて 不思議と行動力があるヨシカに ハラハラしてドキドキして 一緒にいてくれる人に抵抗してしまう感じ それもまたよくわかる 天邪鬼な自分が止められない 痛々しいけど軽く読める感じの一冊だった これは映画も面白そう
1投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログ映画が好きで、それをきっかけに原作を読みました。 痛いよ、ヨシカ、、、。 って思うけど、やっぱり映画の方が妄想と現実の境がわかりやすく、ストーリーも追いやすかった。 もう1つの収録作の「仲良くしようか」もだけど、 綿谷りさって、こんな文章書く人でしたっけ⁇ ちょっとわたしには読みづらかった、、、。 辛酸なめこの解説は、ステレオタイプで物見てない? って思ってしまったけど、 自分の過去エピソードとかがおもしろかった。
0投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログ自分が思ってるほど、他人なんてどうとも思ってない。って事を頭の片隅に入れてないと常にてっぺんから人を見下すようになって…周囲に気付かれようが気付かれまいが、自分自身が不幸になってしまうんだな。 ヨシカはイチの一言がきっかけで、ニに救われてそんな独りよがりな世界から抜け出せた。 ニはいい奴だ。 ヨシカのような考え方は結構ありがちではないかと思う。私も気をつけてよう。
10投稿日: 2021.11.02
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どうしてなのイチ、懐かしい仲間たちに、とくに私に、今日の一回しか会えなくても平気なの。 さてはこの会をあんまり楽しんでないわね、どこかさめているのね、でもそういうところも好きだわ、イチ。 怯えがセクシーなままのイチ。 ぬれた黒目がちの瞳。 恋をしたときの感情を、大好きだったイチにはあげることができない、他人の想いを受け止めることは妥協ではなく挑戦だ。 この物語はイチ、ニではない、一宮くんと霧島くんとの出会いによってヨシカが五感の膜をもう一枚破る最初の一日までのプロローグだと思った。
1投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログ妄想こじらせ女子の話。 わかる。わかるぞヨシカ。 自分の中で対象がどんどん成長していって、もはや現実世界での対象をとらえられていない感じ。 で、挙げ句の果てに「ごめん。なんていう名前だったか思い出せなくて」とくる。 そんなもんさ、妄想ばっかりしてると。 私も大学の時に、2年間一緒にいた文化祭実行委員会の先輩に、先輩が引退する時に告白したら「そんな風に思ってるなんて一ミリも知らんかった」だってよ。 そういや、デートらしいデートなんか一回もしたことなかったすわ。 その笑顔と一緒に色んなことを語りかけてくれてたのは、私の頭ん中だけでしたわ。 全部、妄想でしたわ。 わかるぞヨシカ。
1投稿日: 2021.10.21
powered by ブクログ妄想と純情は紙一重。メンヘラと悪女もきっと紙一重。途中までは気持ちはわかるが、最後は全く共感できず、なんとゆうか、過剰防衛の子供の自意識が突飛な行動をしたとしか思えず。大人とは。社会人とは。私も歳をとったのね。
2投稿日: 2021.10.02
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たいがい初恋やとっても好きになった相手のことは美化したまま記憶にとどまっているけど ヨシカのはそれの最高潮という感じ。 頭の声や妄想がとにかく面白いし、人間味あっていい。 結局相手にとったらなんてことない理由でした行動が自分にとっては何年もずっと綺麗なまま残ってしまうのは良いことなのか悪いことなのか。 そして相手のこともすごく美化するし、相手が世界で1番モテてると勘違いもしやすい。 だからそこの沼から出られない。 最終的には名前さえ忘れられてた存在で まぁ現実はこんなもんだなぁと。 一が頭からいなくなり突然ニが繰り上げてくるのも 分かる気もするし。ヨシカ不思議ちゃんすぎと思いつつも実はめっちゃ身近な感じかな、誰しもこういうことあったんじゃない?って読み終わった後になった。 すごく面白かったけど、第二章の仲良くしようかが全然理解できなくて、残念だった。
3投稿日: 2021.09.17
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簡単にいうと、夢見る少女のお話です(簡単に言い過ぎました)。 この方の作品を読むのは初めてだったのですが、主人公の価値観や思想、言動が面白く、どこか惹かれるところがありました。他の作品も読んでみたいです。
1投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ人間臭い、リアリティのある文章だった。 共感するところもいっぱいあった。だけど、主人公が孤独に負けてニとまた関わり合おうとするのを見て、なんか可哀想だなとも感じた。 だからこそ人間臭い、リアリティのある話だと感じたんだろうな。 「仲良くしようか」という別の話も収録されていたんだけど、マジで話の内容が理解できなかった。途中で読むのをやめてしまった。
2投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログなんかすごい文学的?とういう感じ 主人公のヨシカがすごい厨二病で恥ずかしい気持ちになるけど、おもしろい 中学の時からほぼ会話もしたことない憧れのイチと自分のことを好いてくれてる同じ職場の二で揺れ動く話 最後は嘘で産休申請を出したやばいヨシカを受け入れてくれてホッとした
2投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログ主人公がいい人過ぎず、人間臭いところがあって感情移入しやすくおもしろかった。でも最後の章(仲良くしようか)はイマイチなにが言いたいのかよくわからなかった。モヤモヤなまま終わった。
3投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログ宅飲みで働こうと思っても動けない。でも人が水をつけずにしゃもじを使うことを皮肉的にみる。要領の良い子が仕事を取っていくと陰湿な視線が秀逸。 ラスト後半の描写はよくわからなかった。
4投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログ綿矢りささんの作品は思考の描写が自分と重なり易くてスイスイ読める。 思い出を1回取り出したら風化しちゃうとか、二との恋愛のこととか
3投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログ好きなんだよなぁ綿矢りさの書く陰キャ女子。 イチはヨシカの中で美しくなりすぎてしまっていて、完璧で誰も入り込めなくて前に進めない。 女子のうじうじを描くのがうますぎる。
3投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログ初恋を拗らせちゃったヨシカ。 痛いけど、可愛らしい。 映画も最高で松岡茉優ちゃん演じるヨシカ、 まさにイメージ通りです。 「仲良くしようか」は途中で脱落。
2投稿日: 2021.08.09
powered by ブクログ2021.08.05 再読。 二作続けて痛かった… 1番好きな人とは結婚できないって言われるまさにそれ? ライトな喋り口調で書かれてるから読みやすいです。 ただ、結構ぶっ飛んだこともして共感できない箇所は 読むのが辛かった……!! "自分の人生をじっくり見直す休暇"欲しすぎるな 2つ目の話は、怒涛の語りかけが止まらなくって息苦しかった、、、こういうのは苦手なんだと再認識。
1投稿日: 2021.08.05
powered by ブクログ『勝手にふるえてろ』と『仲良くしようか』の2作が収録されている。 『勝手にふるえてろ』は主人公とちょうど同じ年齢だからとても共感してしまった。ただ好きな人、もしくは好いてくれている人と一緒になるばいいわけじゃない。色んな事を考えて付き合わないといけないな。 ニみたいな男もいるよな〜。 『仲良くしようか』は正直最後まで内容がよく分からなかった。 あまり印象に残らなかった。
1投稿日: 2021.08.03
powered by ブクログいるいる、こんな男。主人公の気持ちもわかる〜、26歳までくると、結婚に仕事、相手の相性、将来性とか現実的なことと好きな人と一緒になりたいっていう理想的なことがぶつかってぐるぐるしちゃうんだよね〜かといって、恋の火加減は自分でつけたり消したり調節不可能で、恋愛ってめんどくさい。
2投稿日: 2021.08.02
powered by ブクログ一気に読めた。 主人公のヨシカの考えや、感じることが、「イタイなぁ〜」と思いながらも、痛いくらいに分かってしまう自分もいる。 最後の数行、ニに人間としての輪郭が現れる瞬間は、さぁっと心が晴れるような気持ちになった。
2投稿日: 2021.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヨシカの心情の揺れがずるいけど分かってしまう。 産休を取るのはさすがにやりすぎだと笑ってしまったけど、そういう気になるのはとても分かる 一気に自分が全部の被害者に感じてきて何もかも投げ出したくなる。 後悔して自分で要らないと言ったいつでも寄り添ってくれたものに縋りたくなる。 女のズルさや感情的な部分が描かれているように感じました。
1投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ綿矢りさ初読。最初に選んだ作品が運悪く合わなかったのか、楽しめない。 「勝手にふるえてろ」 「仲良くしようか」 心理描写を省略し、主人公の突飛(と作者としては思わせたい)な行動、思考をぶつ切りで書き連ねることが、綿矢りさの「ワールド」「綿矢節」なのか。 時々はまった感はあったけれど、全体的には成功しているようには感じられない。 表現方法は独特。ただ私には、テキストの奥側に存在していてほしいあれやこれや(音楽性とか詩心とか)が根本的に失調しているように思えて、読んでいて辛かった。 もう一作読んで駄目なら、綿矢りさ離脱。
1投稿日: 2021.07.06
powered by ブクログ今年の頭に、3週間だけ付き合った女性に前の男が忘れられないとフラれた事を思い出した。 イチが忘れられずニをフるヨシカ、僕は彼女にとってのニだったのだろうか。 読んでいて皮肉だなと思ったのが、ヨシカにその気がないのに的外れなアプローチをしてくるニの構図は、そのままイチとヨシカに当てはまるんじゃないかということ。 その気が無い人からの恋愛感情というのは、時にただ重苦しくて鬱屈としたものでしかない。 世の中には、特に小説の中には、どうやったって"幸せ"になれない人が存在すると思う。 彼ら彼女らは大抵拗らせた自意識を認識しつつも、変われない自分に苦しんでいる。でもそれに気づいていない事もあるのが、人間って難しいよねぇって感じ。 『蹴りたい背中』でも思ったけど、五感と比喩の結びつきがとてもユニークで綺麗な文章を書く作者。 『嘘はばれたとき人を傷つける。でも正直に言うことも、ときには同じくらい人を傷つける。』
1投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初綿矢りささんでした。好き、綿矢さんの、言葉の例えがたまらなく好きだと思った。すっごく地味な例えなんだけど、ああもうわかる!と日常に溶け込んで見落としそうなくらい小さなザラつきとか、不快感とか、そういうの全部ひろわれていて共感しかなかった。 ヨシカが他人とは思えないくらい身近な人という感じでいろんな部分を当てはめ寄り添いながら読みすすめたなあ。初っ端の、恋が死んだのフレーズがとても強くて、 振られたわけじゃないのにどういうこと?と思ってたら、物語の中で痛烈な決定打。ああ、これは、死ぬ。 目に見えて好きとか嫌いとかじゃない、相手の一挙一動からわかる自分への思い。虚しいくらい相手の心は ここに無かったと思い知らされる時のあの感じ。 そしてニへの感情。好いてくれる気持ちにあぐらをかいて、ひとりぽっちになるまで気付けない鈍感さ、人間なんてそんなもの。失って初めてどれだけその愛に甘えきっていたか寄りかかっていたかわかるもの。ニのヨシカへの気持ちも痛いくらいわかる。人を好きになる時のあの真っ直ぐな気持ち、人を好きになる時に理由なんてなしに、胸にふせんがついてただけでその人を見つけてしまった、恋の始まる時の感覚。 追われるのと追うの、どちらが幸せになれるか?は永遠の恋愛テーマ。なんだけど、端々の言葉に納得と胸にストンと落ちてくるものがあった。自分の気持ちだけを貫いて、自分を思ってくれる人には目もくれないでそれが純情だなんてよく言う。だからヨシカが選んだ選択は、妥協じゃなくて挑戦。相手の純情を信じてみる挑戦。 いままでとは違う、愛の形。 自分が探していた答えがいままさにタイムリーにぽん、と落ちてきた感覚。 変な自分を曝け出しても、大声で受け止めてくれる愛のある人に、コンソメの匂いがしても愛しくなっちゃうそんな人と、私も恋愛がしたいなと切実に。 好きなフレーズがありすぎて、メモするのに必死だった小説。大好きになった綿矢りささん。 ただ、同時収録されていた話は綿矢りささんの大好きな書き方がもう完全ワールド化されていて、一般人の自分には入り込む隙がなくってちょっと難しかった。
1投稿日: 2021.05.19
powered by ブクログ綿矢りささんが女性を描くと、大抵の小説で美化されそうな部分があまりにも直接的に描かれるから重たい感情とかがズシンときて胃もたれする時があるんだけど、それでもつい最後まで読んでしまうんだよなぁ…。勝手にふるえてろ、ってタイトルはイチにも当てはまるしニにも当てはまるしなんなら主人公に一番あてはまるタイトルなのでは?と思った。
1投稿日: 2021.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めは、ヨシカの妄想拗らせている様子に共感できないな〜と思っていたけれど、気付いたらあっという間にラストまで読んでしまっていた。 ずっと片想いしていたイチとの思い出がキラキラしたまま残っていて、イチと再開するためのヨシカの行動力に驚き。久しぶりの再会、その後飲み会でもイチへの思いは熱いまま。この距離感って異性をすごく魅力的にさせるなと思った。 自分に絶対に向くことがない人になぜか惹かれる。自分への好意を感じてしまうと、その人に対して嫌悪感を抱いてしまう。どうしてもうまくいかない感じ。 ヨシカの同期のくるみ、ヨシカの今までの交流関係からすると目立つ女の子と仲良く入れることで自己肯定感が少し上がっていたのに、裏切られた、結局自分のこと下に見て本当の信頼関係が築けていなかったと知って絶望する感じ、すごく辛い。とっても痛々しく感じた。 ラスト、ニ彼と結ばれる?ようなラスト。何となく付き合って何となく結婚まで行くのかもしれないし、ニ彼がヨシカが手に入ったことで興味が薄れて上手くいかないような気もする。どちらにしてもそれが恋愛なんだよなって思った。
1投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ語彙?表現力?がすごかった、好きだった。 勝手にふるえてろはラストがあまりピンと来なかったけど展開は楽しめた。 2つ目の話(なんだっけ)は最初からずっとよく分からなかった。何も記憶に残ってない。
1投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログ映画と比較して、原作からどんなふうにアレンジされたかを目の当たりにできてよかった 映画のつくりやセリフ、脚本家さんや監督さん、キャストで めっちゃ上手く作り込まれたんやなぁって思えてめっちゃくちゃ感動した!
2投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かつて冴えない中高生だった私はヨシカの卑屈さと嫌なプライドの高さに心当たりがあり過ぎて、死にてえと思いながら読み進めていたが、ウソ妊娠あたりで「こいつよりマシ…」とヨシカを見下してしまった。裏切ってごめん。 平田や来留美のような女子には、自分のような苦しみや葛藤がないと思い込んでいそうなところが、ヨシカの嫌なところであり、しかし、共感してしまうところでもある。 キャラクターの端々に現れる中二感が、大人になるって難しいよな、そうだよな、と私にまた一つ要らぬ安心感を与えてくれた。
1投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛されるよりも愛したい、でも女は愛された方が幸せになれるとよく聞く。初めは二股しているのかと思ったら、イチは妄想の中で付き合ってて、ニには全然興味がないかんじ。イチに対して中学からの片思いをずっと大事にしすぎて、美化してしまい独りよがりなところがオタク気質なのかな。でもちゃんと行動して接点を持って気持ちを伝えたけど、名前さえ覚えてもらっていないなんて悲しすぎる。ニがいるからいいやと思っても、衝突すると連絡が来なくなって不安になる。それに同僚の女の人が勝手に秘密をニにバラしてて、会社も辞めたくなっちゃう。八方塞がり。最終的には、自分は自分の純愛を信じてイチを求めていた。ニもニの純愛を信じて、上手くいくという確信があるから、それを自分が信じないのは烏滸がましいのでないかと、ニと付き合い始める。なくなって気づく大切なものがある。遠くに輝く星だけじゃなく、足元にあるものをもっとよく見てみよう。あなたが満足できるのもきっとあるはず。
4投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログオタクっぽい性格の主人公が自分と重なってすごく共感できた。シニカルでこざっぱりした比喩と読んだ後の爽快感が好きです。
1投稿日: 2021.04.04
powered by ブクログ自分が愛する人か、自分を愛してくれる人か… これは私の中でも永遠の疑問になると思っている。 しかし二は何故こんなにも主人公が好きなのか…主人公が自分勝手過ぎてあまり共感出来なかった。
1投稿日: 2021.03.24
powered by ブクログ面白い。登場人物にずっとイライラしてしまう。 イチはもちろん、主人公の拗らせ具合が人をイライラさせるレベルで見事。
0投稿日: 2021.03.20
