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弔い花 長い腕III
弔い花 長い腕III
川崎草志/KADOKAWA
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総合評価

32件)
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16
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「長い腕」シリーズ3作目。 これで完結と聞いていたので着地点が気になっていたけど、そういうことだったのね。 石丸さんの存在が気になっていたのですっきりはしまかな。

    4
    投稿日: 2025.05.24
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    『長い腕』の完結編。読者みんなが気になっていたであろうことが決着した。 ひとつ前の『呪い唄』もそうだけど、狭い閉ざされた田舎の雰囲気を出すために、たとえば「姫御」という特有の言葉を使ってみたり、寄講という慣習を登場させたり、あるいは登場人物同士の因縁が説明されたりするのが、いかにも後づけの感じがして気になった。 1作目の執筆時には、続編を考えていなかったといえばそのとおりだけど、書かれていないのとも含めて世界観をつくり込めるかどうか、作家さんの力量が問われるひとつだと思う。 設定や、ストーリー自体はおもしろかったし、3作目のラストシーンは好き←1作目から一気読みしてようやく気づいた。

    1
    投稿日: 2025.01.17
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    三部作、悪い意味で長かった。 この内容ならばせめて二部作で終えられたのではないだろうか。 過去から続く因習などは興味深いものの妙なところであっさりまとめられていてドロドロとした感情が今ひとつ伝わってこない。主人公の存在感も希薄で感情移入ができない。

    0
    投稿日: 2023.09.25
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    2022.03.20 石丸の正体が気になって、つい第三部まで読み進めてしまったけど、二部と比べて読みやすく、整理されていたと思う。 けど前作まではあったスリルもまったくなく、スピード感も失速したままで、ただ惰性で読んでしまったという感じ。 登場人物たちも、初期にはあった熱が無いというか、あっさりしすぎているような? 最後まで読み終えてもいまいちピンとこず…。なんかスッキリしなかった。ふーんで終わってしまった。さすがに第三部までは長かった。二部で完結してて欲しかった。やーっと読み終わったー!という感じ。もはや義務。 「長い腕」が結局一番面白く読めました。 二部も三部もやはり付け足し感は否めない。

    0
    投稿日: 2022.03.21
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    読み応えのある作品 Iの長い腕は中々話に入っていけなかったが、呪い歌から壮大な相関図に引き込まれた。弔い花を読み終え切なさも感じつつ、汐路がリアルな女性として存在。 作者はこの三部作、どの時点で構想を練ったのだろうか。圧巻

    0
    投稿日: 2018.09.04
  • 身体の芯から冷えるような恐ろしさを堪能しました

    隔世の感を禁じ得ない世になっても生き続ける近江敬二郎の技術と怨念。 二作目では影を潜めた感じがありましたが、最終作にして身体の芯から冷えるような恐ろしさを再度味わえて大変満足いたしました。

    0
    投稿日: 2017.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    近江敬二郎が仕掛けた呪いが、現代で出版物として世に知れ渡り、SNSで炎上するとは、仕掛けた近江敬二郎もあの世で驚いてるんではないでしょうか。 そんな隔世の感を禁じ得ない世になっても生き続ける近江敬二郎の技術と怨念。二作目では影を潜めた感じがありましたが、最終作にして身体の芯から冷えるような恐ろしさを再度味わえて大変満足いたしました。

    0
    投稿日: 2017.11.21
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    前回は勝パートが主だった内容に思えたが、今回は過去、現在共にバランス良く後に繋がるという面白さもあった。 愚連隊退治は自警団と絡める為? ちょっと長かったかな。 完結のようだがまだ読みたい、スピンオフ的な物でも出して頂きたい。

    0
    投稿日: 2017.05.10
  • 家の歪みが…

    最高の建築技術を用いて、何時達成されるか分からない呪いの注ぎ込まれた家。 建築のこととか全く興味の無い自分でも、この着眼点には引きずり込まれました。 この長い腕三部作は、自信を持ってお勧め出来る作品です。

    0
    投稿日: 2017.04.25
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    長い腕三部作これでやっと完結。 これはまとめて読まないと駄目ですね・・・。 こう年月があき過ぎると覚えてないし(笑) で、内容ですが、相変わらずよく出来てます。 ただ2作目も含め1作目の面白さには届かないのが 残念なところ。 今回更に残念なのは、登場人物全てに元気がナイ。 主人公始め、鍵を握る人達に生気がなく、 たんたんと物語が進み終わっていく。 あっさりしすぎじゃあるまいか・・・??? しかしまぁ全ての謎をきれいに解明した 終らせ方は無理もなくよかったかなぁと思います。 この巻だけだとなんとなく3つぐらいかなぁと 思いましたが、3部作トータル的に考えると星4つの 作品です。 面白かったです。

    0
    投稿日: 2016.03.03
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    長い腕シリーズ完結編。 敬次郎の一生とか、石丸さんとか、いろいろ明らかになる。 罠以上に、正義感振りかざした人間が怖い。

    0
    投稿日: 2015.09.10
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    愛媛県、早瀬町。 この地がまだ江戸幕府の天領であった頃に起きた「喜助一家心中事件」の生き残り、敬次郎の復讐の呪いが、早瀬の旧家を襲う―――― 石丸さんを追いかけてきた全三巻。 とうとう完結編を迎えた訳だが、私は、その、なんというか、その、まだ、信じたくない。 今も、これを打つすぐ隣に「…怒涛の書き下ろし完結編!」と見えるが、見なかったことにしたい。 確かに完結篇にふさわしい、伏線の回収具合だったが、1巻からの読者の中には、ふとよぎった人もいるのではないだろうか。 最後の、親子のやり取り。 これは、どこかで読んだことがあるぞ、と。 喜助・敬次郎親子を彷彿する最後のやり取りは、「二人の叶えられなかった幸せな日々」と「連綿と続く呪い」のどちらをも思い起こさせる。 もしかして、島以外の全てのお屋敷の血が途絶えたわけではない今、呪いはまだ終わってはいないのではないか。 そんな気持ちにさえさせる、最後ではなかったか。 ―――なんて、そんなことを考えてしまうのは、私がいまだに石丸さんについて納得していないからだ。 幸せになってほしかったのに。 本当に、石丸さんの幸せを追い続けて駆けてきた三部作だったのに。 現実も物語も、想い通りにはいかないものだなぁ…

    0
    投稿日: 2015.07.29
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    やっと三部作を読み終わりました!簡潔に終わっているし、鶴太=敬次郎の呪いが結局は早瀬の庄屋を根絶やしにしてしまう悲しい最後。 それと並行し、同じく自らの復讐に静かに暗躍する石丸さんの執念が、現代の敬次郎となって、最後までハラハラでした。 個人的には生きて、主人公の島家の汐路ちゃんとくっついて欲しかったけれど、そこはご先祖同様叶わずに終わってしまい、なんだか事件解決したものの、悲壮感が残りました。 実際身近に居ないのでわかりませんが、親兄弟が居なくなったら、自分だけで強く生きようとは思えないものなのでしょうかね〜。本当に血が途絶えてしまう事を、死んだ家族は望まないと思うけどなぁ〜っと思いを馳せてしまう。

    0
    投稿日: 2015.05.07
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    「長い腕」シリーズ完結編。連綿と続いた近江敬次郎の呪いはようやく終焉を迎えることになるのでしょうか。 早瀬を襲うさまざまな災厄。そのもとになる「呪い」の恐ろしさよりもむしろ、無関係なくせに迎合して乗っかる人々が恐ろしいやら腹立たしいやら。これもまた現代の「呪い」といえるのかもしれないなあ。

    0
    投稿日: 2015.04.30
  • 呪いの技術と人の未来への想いの闘争

    前2作の伏線、 江戸時代にさかのぼる過去 終戦期の過去 主人公の幼年期 これまでに起こった数々の事件 破滅に向かって怒涛に進んで行きます。 人の恨みとはかくも恐ろしいモノかと。 一族壊滅の為に、自らを完全に人柱にした呪い。 対抗するのは現代の心。 最後は切ないのですが、とりあえずのハッピーエンドです。 あと1年くらいしたら再読しようと思っています。

    0
    投稿日: 2015.04.04
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    長い腕シリーズ最終巻 2作目と同じように、さまざまな時代の話が並行して進み ラストにフラグ回収となる。 石丸さんの謎が解けたのはいいけど あまりスッキリしない終り方だったかも。 ちょっと期待しすぎました。

    0
    投稿日: 2015.03.28
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    2月-7。3.0点。 長い腕シリーズ完結編。前作から時間が経ちすぎ、 忘れている。但し、謎は解けたかな。 ラスト、あの人物が破滅になったのは痛快。 積年の恨みというひと言かな。

    0
    投稿日: 2015.02.12
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     三部作の完結編。主人公の島汐路が、江戸時代から繋がる宮大工の呪いとの戦いに終止符を打つ。建築に密かに仕組まれた呪いの正体を、現代、江戸時代、敗戦後の三つの時代を超えて解き明かす構成が秀逸。  様々な伏線が一つに畳まれていくので、恐らく3部作を念頭にプロットされた小説だったと思う。1作目のホラー的な要素や、より生活感のあるリアルな島汐路のキャラクターが良かったが、3作目は終盤に向けてスピーディな展開になった感じがした。待ちに待った作品だったので、じっくりタイムトラベルを楽しみながら読めたかな。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話の流れや伏線の回収などとても良かったと思えるのに、いまいち話に入り込めなかったのは主人公をはじめ登場人物に魅力がなかったせいかもしれない。近江敬次郎の呪いという線では第1話が一番良かった。 自分も日本人に生まれたからには、日本家屋の建築の素晴らしさを少しはわかるようになりたいものだ。今の自分では歪んだ屋敷にも気づけないかと思う。

    0
    投稿日: 2014.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件の解決と共に、敬次郎の呪いもある意味完結して思わず溜め息が洩れる。 違う場所違う時代で彼に縁を持つ者たちが動き、その想いが時を越え繋がってゆく様は見事で重厚。 結局最後まで触れられなかった敬次郎の胸の内が一番のミステリーでありパンドラの匣なのだろう。その匣は彼の死で放たれてしまったが、残った一抹の希望が汐路の父のような存在だったのかな。

    0
    投稿日: 2014.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「長い腕」の3部作もついに終了。 1作目から間が開きすぎて、敬次郎の呪いってなんだっけー、な状態。「長い腕」を本棚の奥から引っ張り出してきて、軽く読み返してから読んだ。 汐路ちゃんおつかれ、って感じ。 感動のフィナーレ、というわけにはいかなかったけど、3冊それぞれでしっかりミステリー、ホラーしつつ、敬次郎の呪いもしっかり解決。複線も回収して、きれいにまとまったかな。 石丸さんの最後は残念だったけどね。

    0
    投稿日: 2014.07.13
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    「長い腕」三部作、最終巻。 最終巻にして、人物関係が繋がり、敬次郎が最後に残した呪いも明らかにされる。最後、上手く纏めてきたナ感は得られたものの、時代が何度も行ったり来たりして、少々読み辛いのと、2作目から少し間が空き、曖昧な記憶のまま読み進めざるを得なかったのが残念なところ。これから読む方は是非とも三作一気に読んで戴きたい。ただ、呪いのかけ方も1作目が一番衝撃的だったかな。2作目も3作目の今回も、それを超えるほどではなかった。

    0
    投稿日: 2014.06.30
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    「けいじろう」の幼少期、つまりは 呪いが始まるきっかけが鮮明になって面白かった。 石丸さんがあんな形で関わりがあったのも驚き。 すっきりと終わる訳ではないけれど 大きな区切りはついたので、終わったな。という 感が大きく残ったのがよかった。

    0
    投稿日: 2014.06.27
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    ここにきて驚きの相関図が現れた。『長い腕』を書いたときにここまでの展開を考えていたのかな。 もう一度はじめから読みたくなっちゃったじゃないか。

    0
    投稿日: 2014.05.16
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    3作目と言う事を知らずに、読んでしまいました。 題名の「弔い花」とは、何かまがまがしいものかも、、、なんて、怖いもの見たさの興味心から、手に取りましたが、、、、 な~んだ、曼珠沙華の事でした。 彼岸花では、題名には、ならないかもしれない。 大工の石丸幸太郎は、「火事花」と言う。 菊代は、「思い花」と、可憐な花の名を口にする。 花が咲く時には葉が枯れて、葉が、茂る時には花は、姿を見せないから、葉は花を思い、花は、葉を思っているのに、一緒になることは出来ないと、、、 近江敬次郎が、桜材で、彫った花の伏線も、なるほど、、、と思う。 寛永元年1848年から、現在を、交互に、書き表しているところも、なるほどと思うけど、最初の2冊を読まずに、初めてこれを読んだので、、最初の登場人物だけでなく、系図が、書かれていて、やっと、理解出来た。 昔の物語が、現在にまでつながっているところは、面白いけど、なんか、最後が、物足りなく感じたのは、私だけなのでしょうか?

    0
    投稿日: 2014.05.12
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    どうしても一作目のあの震えるような怖さ、凄味、に対して見劣りしてしまう感はあり残念。ですが、三冊を始めから読み返してみれば、伏線の回収はきっちりと成されている。素晴らしい。 そして、過去の歪みの怖さとともに、現代人の社会の歪みに、寒気が走るのです。

    0
    投稿日: 2014.05.11
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    シリーズ第三弾で、完結編とのこと。2まで読んだ以上、外すことも出来ずに購読。 やはり独特な世界観は維持されつつ、今回は結末へ向けての盛り上がりが特に希薄な感じがしました。なんだか、過去と現在の話を交互に描写することで真相へ迫っていくのはいいんですが、あまりにも淡々としすぎていたというか、消化不良のような印象はあります。もちろん、シリーズ全部を読んで、その構成とかはすごいな、と素直に思えるんですが。 意外性よりも、ここまでの因果に1つの結末(終着点?)をもたらす為だけにある物語、だったような気がします。

    0
    投稿日: 2014.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「長い腕」の完結版。長い長い復讐とそれにまつわる謎が明かされるとあって、喜び勇んで購入したのですが。 読み終わった感想としては「肩透かしかな」という感じです。 1巻、2巻、3巻とトーンダウンしていく様な印象です。 ある人物による時代を超えた復讐と罠が現代の人間に作用を及ぼし、様々な事件を引き起こしていく。 この設定は非常に面白く、既に鬼籍に入った人間の悪意と罠に翻弄される描写に引き込まれていたのですが、ラストに向かうにつれて素っ気ない描写になっていきます。 同じ章の中で時代があちこちへ飛ぶのも集中を削がれました。 重要なキーパーソンであるはずの人物の心の描写もあっさりとしていて、正直「え?」という感じです。 「あの人物」の罠の完成を期待していた人には、がっかりの内容かもしれません。

    0
    投稿日: 2014.04.28
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    長い腕シリーズ3部作の最終巻。第1部の長い腕、第2部の呪い唄に比べると、近江敬次郎の残した罠や、罠にはめられた人たちが殺人を犯す動機が弱い気がする。描写が少ないせいもあるかも。とはいえ東屋敷が抱える構造的な怖さの描写部分は、寒気を感じながら、なるほどと納得。

    0
    投稿日: 2014.04.25
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    シリーズ三作目。シリーズ物はだんだんつまらなくなっていくのが多いような気がするけれど、このシリーズはだんだん面白くなっていったと思う。テンポが良く、前二作に比べてとても読みやすかった。ただ、オチが何となくわかってしまうのが残念といえば残念だけれど。

    0
    投稿日: 2014.04.18
  • 三部作完結

    長い腕シリーズの完結編に相応しく、今までの伏線などは丁寧に回収されています。 テーマも家の歪みを再び取り上げ、独特の嫌な気分に浸れますので、同シリーズが好きな方にはお勧めします。 ただ、今作から初めて読まれる方は、人物関係が入り組んで訳がわからない可能性があるので、1作目から読まれることを強くお勧めします。 「長い腕」が終わるのは寂しいですね。

    3
    投稿日: 2014.04.17
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    前作ではお話への訴求要素を阻害していたように感じられた過去パートと現在パートの行き来が、本作は全然気にならず。むしろ前作までの内容を知っていたことと、何より石丸Dが本シリーズに関して無関係じゃないどころか、当事者の一人であることが明らかになるという点に興味津々。 そのためか、終止モチベーションが低下することなく読了。一気読みに近い状況で、久々に早めに読了しましたが、読後の感想としてはいくつか首をひねる点が… まずは前作までは全知全能クラスの存在感を放っていた石丸さんが、ラストシーンでのあの展開を予想できなかったという点に理不尽さを感じてしまいます。石丸Dだったらあの程度の“アクシデント”は予想していて然るべきかと思うのです。前作までの聡明さがあれば、二十三重にも張り巡らせた防護策で回避してても変じゃないかなー、と。 そしてもう一点は妙にしっくりこないラストシーン。何ですかね、この煮え切らない感じは。意味がありそうで意図が全く読めないあのエピローグ(二ヶ月後)は「これで終わり?」感が強烈に感じられるのであります。 終盤までのお話がいい感じだっただけに、終わり方が微妙だった点が少々残念。本作でシリーズ完結だったと思うのですが、補完のための小品集など出していただきたく思うのが本音であります…

    0
    投稿日: 2014.04.07