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森沢明夫/幻冬舎
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総合評価

164件)
4.2
59
66
22
2
2
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    洋子さんが残した手紙から旅が始まる 旅の最中に仲間と出会い英二は少しずつ人と関わるようになっていく 最初から最後まで物語が本当に温かくて心にじんわりと沁みた

    2
    投稿日: 2026.01.12
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    高倉健と大滝秀治の遺作となった映画を森沢明夫さんが脚本を元にノベライズした作品。読みたいに登録してからずいぶん経ってから読了。 倉島英二と洋子の最後の日々が描かれ、亡くなったあと、独りで粛々と生活を営んでいたところに、洋子からの手紙が届く。故郷の薄香の海に散骨してほしい、薄香の局止めで手紙を送った事が分かる。洋子が最後に一緒に旅をしたかった願いをこめた計らいだった。 洋子。空気のように、極々当たり前に聞こえていたわたしの名前。でも、今は違う。あの人に「洋子」と呼ばれるたびに、小さくてきらきらした幸福感が、わたしの内側に積み重なっていくのがはっきりとわかるのだ。普通に名前を呼んでもらえるという、普通でない幸せ─。

    17
    投稿日: 2025.12.06
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    優しい森沢さんワールドに包まれましたが、この本は情景の表現も素敵でした。 世界を透明なパイナップル色に染め上げていた 密集した樹々の向こうに熟したマンゴー色の夕空が広がっていた 集落の奥には、ピンク色の絵の具を流したような小さな海がとろりと横たわっていた しばらくぼ〜っと思い浮かべて余韻に浸りました。いつか見てみたい景色です。

    17
    投稿日: 2025.11.11
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    優しい。第一章からして不穏な雰囲気があったけど全然そんな事ない。映画のキャストを見て納得。 おじさんたちに幸せあれ。

    19
    投稿日: 2025.10.22
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    この本に出会えて良かった。 人それぞれ将来に訪れる辛さ、寂しさ、不安に優しく大丈夫だよと、言ってくれているような気がしました。 倉島が洋子さんからの手紙を読んだ後余韻に浸ったように私も読了後ジーンときてしまいました。人を大切に想う気持ち、人生は賞味期限が切れるまで続く過去に戻ることはできないけど未来はこれから、か、、賞味期限がいつかわからないけど、平凡でも良い楽しかったと思える人生を歩みたい。

    26
    投稿日: 2025.09.24
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     亡き妻の遺骨とともに、富山から妻の故郷・長崎の漁師町まで、キャンピングカーでの旅…この4日間に出会った人々が、不思議に繋がり合っていて、驚きと感動の連続でした。一気に読み終えてしまいました。  妻の遺した手紙に泣けて泣けて・・・  そして、随所に残る名言に心が揺さぶられました。自分自身の人生の糧としたいと思いました。 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」 「人生には賞味期限がない」 「偶然のいい出会いっていうのは素敵なことが起きる予兆で、それが三つ続いたときに、驚くような奇跡が起きる」

    36
    投稿日: 2025.09.21
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    読み終わるとほっこり前向きな気持ちになれました。 ありがとう、という気持ちで他人の好意は受けるべきというのはわかっていても、遠慮してしまう気持ちはよくわかります。。登場人物それぞれがお互いにありがとうの気持ちを持っているのが、素敵だなと思います。 自分と未来は変えられる。命とは時間のこと、今この瞬間を大切に丁寧に。前向きな気持ちになれた気がします。この本を読めてよかったです。

    51
    投稿日: 2025.09.16
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    「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」 私も言葉が達者ではないし、内に引きこもったらどんどん沼っていってしまいそうだから、この物語とこの言葉を読んで、前向きになれた。 私も洋子さんのような、少しお茶目で、あたたかい言葉を持てる人でありたい。 登場人物、全員があたたかい心の持ち主。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    森沢明夫さんの作品を続けて読みたくて、探していたところ表紙が高倉健さんって事だけで手にした本。本作には無い台詞だけど、脳内では所々で「不器用な男ですからー」が、こだましていました。

    16
    投稿日: 2025.08.12
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    森沢明夫氏の本は、読書後ホッコリするとともに、自己肯定感が高くなりますね・・。 改めて、好きな作家さんです。 ひとりになったあなたにお勧めの一冊。

    3
    投稿日: 2025.08.10
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    読みやすい。話の流れ、テンポ良く進む。それぞれの人が抱えるエピソード、表現がすっとはいってくる。終わり方、後味も良く、生きることに前向きになれる。とても良い作品。

    1
    投稿日: 2025.07.17
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    亡き妻の「憶い」を受け取るため、富山から長崎まで自作のキャンピングカーで旅をする夫。森沢さん作品おなじみの「凜」、そして種田山頭火の句が出てくるたびに静かな温かさを感じました。

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    「幽寂とした闇」 森沢明夫さんのこんな表現を待っていた。 この小説のベースに鳴り響いているのは 種田山頭火の言葉 「風鈴の鳴るさへ死のしのびよる」 森沢さんの凛とも洋子の死とも重なる。 「うれしいこともかなしいことも草しげる」 森沢さんの言う通り、一人旅も、人生も、二つの側面を持つ。淋しいと言えば淋しくなるし、自由だと言えば自由になれる。どちらの側面も真実であり、どちらに寄り添うかで気持ちが変わる。いずれにしても痛みは伴う。 倉島英二は、妻からの二通目の手紙を受け取って、本当の一歩めを踏み出せると思う。 残りの時間を、妻への感謝を胸に大切にしていくだろう。 でも、やっぱり淋しいよな。 夕方読もうと手にしてから 没入し、気がついたら最終章だった。 やっぱりこれが森沢作品だよな。 納得の一冊だった。 ごめんなさい。 最後の第九章はなくても十分感動できましたよ。 読者に親切すぎるのかな?

    102
    投稿日: 2025.04.15
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    自分の命の残りを知ってしまったとき、最愛の人にこんな素敵な手紙を贈ることができるだろうか。人は、悲しさよりも、虚しさよりも、喪失感よりも、ありがとうと言う思いを抱いたときの方が、はるかに涙腺が緩むらしい。 主人公の妻、洋子の座右の銘は、「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。人生には賞味期限がない」 命とは、時間のこと。時間を大切にするとは、命を大切にすること、賞味期限が切れるまで。

    10
    投稿日: 2025.02.21
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     青島武脚本の映画「あなたへ」を原案に創作された作品。  こういう小説の書き方もあるんだと新たな発見だった。  亡くなった妻の遺言で、妻の故郷の郵便局留めになっている手紙を受け取りに、キャンピングカーで旅に出る倉島英二。  その道中に偶然とも奇跡ともいえる出会いを重ねる。  英二と洋子さんの深い愛に心を打たれた。  海、空、風、雨 すべてがドラマチックでもあり厳かでもあり作品の世界にすっかりのめり込んでしまった。  宮沢賢治や山頭火の作品にも触れてみたくなった。 そしてなにより、 「凛」 このワードで、小説「あなたへ」が輝く。

    2
    投稿日: 2025.01.24
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    富山刑務所で木工作業技師として働く倉島。最愛の妻を亡くし、その遺言に従って長崎に向かう中で出会う人々との関係を通じて成長していく物語りでした。少し出来すぎた話のように感じてしまい星1つとしましたが、読みやすく綺麗なストーリーとおもいます。

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いずれ夫婦のうちのどちらかが先にこの世を去ってしまう。 先立つ側が何を残し、遺された側が何を受け取るか。 別れの悲しさの中に、倉島夫妻のお互いを想う気持ちがぎゅっと込められていて、胸が苦しくなったり温かくなったりと、情緒が揺さぶられる。 私の何となくの理想は散骨だったけれど、遺族の負担は結構大きいのだと知った。(亡くなった人の骨を砕いて粉々にしなければならないという心理的な負担と、船を出して海に撒かなければならない身体的・時間的な負担) でもその旅を通して、最初の章では点でしかなかった色んな人たちの人生が、線になって繋がっていく様子は、洋子が遺した奇跡なのだと感動した。 最後に倉島さんが到達した境地(命を大事に生きることは、時間を大事に過ごすことだということ)は、今後の自分の人生においても大切にしたい。 死んだ後に遺すものも一世一代のことで大事だけれど、その前に一緒に過ごした時間の中に光るものがあるからこそ、その人への気持ちがきちんと伝わるのだと、この話から学んだから。

    3
    投稿日: 2024.10.27
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    物語の始めも最後も涙。でも、悲しみだけの涙ではなくて、美しいものに対する涙も。 「ありがとう」 この話を読み終わって、この言葉が特に心に響いています。 「ありがとう」 感謝を伝える言葉だけど、時には哀しみを含むこともある。でも、本当に美しい言葉で。  そして、それは奇跡に繋がりもする。そんなことをこの本を読んで思いました。  妻の洋子を病で失った倉島。その洋子の遺書にあるとおり、彼女の故郷へと向かう。その道中での出会いを通して、倉島自身が変えられていく。    「もしかすると、この世のすべての事象は『自分がソレのどこを見るか』だけで、がらりと変わってしまうのかも知れない。」と倉島の言葉にそれは表れている。  どこを見るか、何を見るか。見ようとする時に、見落としていることにも気づくだろう。そこに至るのには、哀しみの道を通ることもあるだろう。向き合っていくしかないんです。でも、一人じゃない。そこに至る道に、きっと誰かいる。  森沢明夫さんの小説は本当に読後感がいいですね。そして、読み始めたら止まらない。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    たまたまかかっていた KOKIAさんの名曲 『ありがとう』♫ 聴きながら洋子さんの 二通目の手紙を読んで いたら思い出した。 先日書類の整理をして いたら父からの手紙が ポロッと。 生前ときどき送られて きていたうちの一通。 当時ほとんど流し読み していたので、 なにが書かれていたか 思い出せず。 そそくさ開いてみれば 朴訥とした筆跡で、 センスも捻りもなにも ない、 「体に気をつけろ」と ただそれだけの手紙。 なんだか急に目の前が 曇った。 うん、体に気をつけて 頑張るよ、父さん。 今ごろは見晴しのいい 遥かな海辺でポツンと、 大好きだった釣りでも しているのかしら。 どうせなにも釣れずに ぼんやり空でも眺めて いるんでしょ? 母さんや私もそのうち そっちに行くから。 たかだか数十年ほんと あっという間だから。 そして最期は私も海に 散骨してほしいな。 海を見たら思い出して ほしいから。 洋子さんの可愛らしい 悪戯に敬意を込めて、 ささやかだけど星五つ 捧げます。

    95
    投稿日: 2024.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    倉島英二 刑務作業をする受刑者たちに木工を教える指導員。定年後に嘱託として再雇用される。洋子の散骨のため、キャンピングカーで長崎へ向かう。 倉島洋子 英二の妻。悪性リンパ腫。余命六ヶ月を宣言され、亡くなる。元歌手で、刑務所慰問をしていた時に英二と知り合う。 杉野輝夫 キャンピング仕様に改造した紺色のハイエースワゴンに乗る車上荒らし。元女子高の国語教師。 田宮裕司 北海道の物産展で「イカめし」を出店するため日本を回っている。自宅で妻が浮気をしているのを目撃する。 美和 田宮の妻。 南原慎一 年齢は上だが田宮の部下。過去に何かを抱えている。倉島に船が見つからなかったら、大浦吾郎に相談しろと伝える。 大浦卓也 薄香の若い漁師。奈緒子と来月結婚の予定。 濱崎奈緒子 卓也の婚約者。父を海で亡くした。 濱崎多恵子 奈緒子の母。薄香で唯一の食堂を営む。夫が海で遭難して行方不明になって以来、奈緒子を一人で育てている。 大浦吾郎 卓也の祖父。散骨のために船を出す薄香の漁師。 塚本和夫 富山刑務所の総務部長。階級は矯正副長。英二の後輩。 塚本久美子 和夫の妻。 笹岡紀子 NPO法人遺言サポートの会のスタッフ。洋子から託された手紙を英二に渡す。一通は直接、もう一通は薄香郵便局の局留め。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    寡黙な刑務技官の倉島英二が妻の散骨のために長崎に行く道中で様々な奇跡の出会いをする。 その旅は妻からのプレゼントだった。 心温まる物語。

    4
    投稿日: 2024.07.31
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    これは。映画館で映画で観たいお話。 主人公だけでなく、道中会う人の人生、生き方についても思いを馳せたくなる。

    4
    投稿日: 2024.01.27
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    狙いがあからさまなだけに安心して (?) 読んでいられる。まぁ、「それもよからう草が咲いてゐる」から。

    2
    投稿日: 2023.12.24
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    森沢明夫さんの本を初めて読みましたが、文章がとても読みやすく、内容がスッと頭の中に入ってくる感じで読み触り最高でした。読みやすいのもあってか、登場人物の心の動きがもろに伝わってきて、感情移入しやすかったです。 物語からは相手を大切に思う人の愛情を感じて、心温まりました。

    14
    投稿日: 2023.12.05
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    亡くなった妻の洋子さんの遺言を求めて自家製のキャンピングカーで旅に出た夫の英ニさんに待っていた偶然と呼ばれる数々の人との素敵な出会いによる様々な出来事やその時々の心境等も鮮明に描かれております。 終盤の洋子さんの散骨、門司港での南原さんへの報告、洋子さんから英ニさんへの3枚の手紙のシーン「あなたへ」のたった4文字に込められた想いも考えると感慨深く、涙が溢れました。 「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」「人生には賞味期限はない」 洋子さんのこの言葉が心に刻まれました。二人の夫婦愛も素敵であり、感動作です。

    5
    投稿日: 2023.12.03
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    再読。映画の脚本を森沢さんが小説にした作品。亡くなった奥さんの遺言で奥さんの故郷の海へキャンピングカーで散骨しに行く途中に出会った人々とのつながりや夫婦の絆が丁寧に描かれている。高倉健さん主演の映画も感動したが、小説の方も心を揺さぶられるステキな作品だった。登場人物一人一人が何かしらの問題を抱えながらも前向きにあたたかく描かれているのもよかった。奥さんの2通目の遺言を読んでいて涙があふれてきてしまった。短い言葉だが「あなた」という3文字の言葉がとてもステキな言葉に思えた。倉島と奈緒子の「他人の厚意は?」(奈緒子)「受け取るべき、でしたね」(倉島)「正解です」(奈緒子)のやり取りもおもしろかった。小説の中に出て来る風鈴の音、シャボン玉、種田山頭火の句も印象的。小説の中に出て来る宮沢賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」をYouTubeで高畑充希さんが歌っているのを聴いてみたら、とても優しい歌で心があたたかくなる心に沁みる曲だった。 心に残った言葉 ・「一瞬」と「永遠」は、時計で計れば大きな差が出るが、人の想いで計ればイコールで結ばれることもあるのではないだろうか。(倉島) ・「我々も蔓草になっちゃ駄目なんですよね。蔓草ってのは、絡む木がないと枯れてしまう存在ですから。我々はしっかりとした木になって、根を張って、自分ひとりの足で立って、周囲に蔓草がいたら幹も枝も貸してやり、生かしてやる。そういう人間じゃないとね」(杉野) ・「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」(洋子) ・「人生には賞味期限がない」(洋子) ・「偶然のいい出会いっていうのは素敵なことが起きる予兆で、それが三つ続いたときに、驚くような奇跡が起きるー」(洋子) ・もしかすると、この世のすべての事象は 「自分がソレのどこを見るか」だけで、がらりと変わってしまうのかもしれない」(倉島) ・ただ裸足になってドアの外に一歩出るだけで、世界はこんなにも違う。こんな小さな一歩で、世界も、自分も、変えられるチャンスは生じるのだ。たったの一歩。ゼロではなくて、一歩。その差は、無限に等しいくらいに大きいのかもしれない。(倉島) ・命とは、時間のことだと。だから私は、残された時間を大切にする。時間を大切にするとは、命を大切にすることなのだ。(倉島)

    21
    投稿日: 2023.10.19
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    サプライズがなくても、特別な何かが起こらなくても、愛する家族がいて、平穏な日が、また明日も訪れる毎日、それが幸せなんだな…って思えました。「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。」また本を読むことで、素敵な言葉に出会えました。

    2
    投稿日: 2023.10.06
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    とても面白かった。というかとても良かった。洋子とのこれ以上ない深くて押し付けない二人の思い。それまでに出会う様々な人どの出会い。自然に入り込んで余韻を感じることができました。おすすめです。

    2
    投稿日: 2023.10.02
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    生き方は人それぞれ。でも一歩踏み出すことで拡がる世界はきっとあると思います。作中に出てくる「人生には賞味期限がない」とは良い言葉ですね♪私も悔いのない人生を送りたいものです。

    3
    投稿日: 2023.09.16
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    夫婦愛に涙がこぼれました。 病に冒され、残り少ない人生を愛おしむように過ごす妻・洋子さんと英二。 二人の間に流れる時間が悲しくも、たまらなく優しい。 最期の願いを叶えるため、キャンピングカーで奥さんの故郷へ旅に出る英二。 洋子さんが最後に伝えたかったこととはーー。 洋子さんの想いのこもった手紙を読んで涙腺崩壊でした。 夫への愛と感謝、溢れる想いがたまらない。 こんなふうに人生を終えるまで寄り添い、想い合えるって本当に素敵。 大事な人と一緒に年齢を重ねられたら良いなぁ。 素敵な夫婦愛の物語でした! 『他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる』

    7
    投稿日: 2023.09.03
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    積読していた森沢さん。ごめんなさい。 本って自分が読むべき時があると感じた。 大切なものを見失いそうな時とか。。 特に心にとめた言葉は、 ●他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えれる。 ●人生には賞味期限がない。 ●旅は二面性。淋しさと自由。この世の全ての事象は自分がそれのどこを見るかだけで、がらりと変わる。 ●ただ裸足になってドアの外に一歩出るだけで、世界はこんなにも違う。こんな小さな一歩で、世界も自分も、変えられるチャンスは生じる。 私にとって大切な一冊となりました。

    18
    投稿日: 2023.08.31
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    亡き妻 洋子からの遺言を求めて、妻のために作ったキャンピングカーでの一人旅をスタートした主人公の倉島英二。 旅の道中での出会いを通して、次第にみえてくる夫婦の絆、生きることの意味… 病床で夫にあてた洋子からの遺言が、一人残される英二のことを想い、包み込むような大きく深い愛に溢れ、涙が溢れてきた。 また英二と出会ったそれぞれの人生が、その出会いを機に少しずつ趣きを変えていく… 同じ日の同じ時間、登場人物それぞれの目線に変えることで、其々が歩んできた人生が物語をより立体的でリアルなものに感じさせてくれた。 生前の洋子がよく口にしていた台詞 「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」 「人生には賞味期限がない」 自分の命を愛おしくおもい、時間を大切にすることに気づくことが、生き方すらも変えるキッカケになる。 目を閉じると聴こえそうな虫のさえずりや波の音… 匂いまで感じられそうな茂った芝生や雨の気配… 目にも鮮やかに広がる夕陽が沈む海と空のコントラスト… 豊かな情景描写がとても丁寧で繊細で、気持ちまで清らかに浄化されるようだった。 本作品に出会えたことを心から感謝したい。

    10
    投稿日: 2023.06.25
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    映画「あなたへ」はまだ観ていない。 でも読んでる間ずっと、高倉健さんと田中裕子さんの面影が浮かんでいた。 「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」色んな事が重なって最近投げやりだった私に刺さった。賞味期限まできちんと頑張らないといけないなと。 この本の中にはいくつもの出会いがあって、その1つ1つが次の一歩に繋がっていった。今の私がこの本に出会えたのをきっかけに一歩を踏み出せるだろうか…実際の私は文中の一言が刺さっても次に繋がる一歩なんて…正直出せそうにない。 なんだかなぁ。

    16
    投稿日: 2023.06.08
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    主人公のまっすぐで飾らない、控えめで優しい性格に惹きつけられるように、色々な過去を背負った人たちが登場する。 こう繋がっていくのか〜。こんな縁があったんだ!と、どんどん次の展開を知りたくなり、あっという間に読み終えてしまった。

    4
    投稿日: 2023.05.28
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    ストーリーに愛する人の死を絡めるのってズルと思うな〜。死という元に戻れない別れがストーリーに組み込まれると、どうしても亡くなる人や残された人の気持ちに感情移入して涙腺が緩んでしまうから・・・。 コンビニへのデートなあたりからウルウル感が止まらない。そして最後に局留めの「あなたへ」の手紙・・・。心が震えました。(o^^o)

    3
    投稿日: 2023.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良かった。 年を取ってから奥さんを亡くした男性が人生の意味を考える旅に出る話。 それにしても素敵な奥さんですね。 こういう本を読むと出会いって良いなと思います。

    3
    投稿日: 2023.02.11
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    文体といえば良いのでしょうか。 作者の書かれている本はどれも優しさと丁寧さが感じられて読んでいて穏やかな気持ちになれます。 話は穏やかではない出来事も含まれているのですけれどね。 主人公は妻を亡くし妻からの手紙を受け取りに旅に出ます。この旅は妻の希望でもありますが、主人公へのプレゼントでもあります。 残していかなければならない方から残された人のこれからの人生のために何をプレゼント出来るのか。 いつか考えてみたいと思います。

    20
    投稿日: 2023.01.31
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    途中から、旅のガイドブックを読んでいるのかな?と錯覚するほど、物語に出てくる地域の魅力が伝わってきました。特に薄香。昔ながらの漁師町の情景がそのまま頭に浮かんでくるほどの書き振で、観光してみたくなりました。その地域の味を登場人物がさらに深くする、そんなハートフルな旅行記?のような物語です。

    3
    投稿日: 2022.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる 人生には賞味期限がない 深い言葉がたくさんつまった、温かいお話でした。旅の途中で出会う人たちとの奇跡にも感動しました。 森沢さんのお話は、登場人物がつながっていくところが魅力的ですね。今回もあの風鈴が登場しました。

    5
    投稿日: 2022.11.13
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    映画が先らしい。理想の夫婦。日常の小さい幸せに気づけて、それを幸せだって思えるってすごいし大切なことなんだなぁと思った。

    2
    投稿日: 2022.11.01
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    冒頭から涙ですね。 反則です。 泣くために読む本ですね。 流した涙で心が洗われます。 理想の夫婦だと思いました。

    6
    投稿日: 2022.08.14
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    偶然だけど、もしかしたら必然なのかもしれない。そう思ってしまうような、奇跡の連続に読んでいて、心が暖かくなりました。いつか私もこんな夫婦になれたらいいなぁ…

    3
    投稿日: 2022.08.06
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    当たり前なことが当たり前じゃなくなる瞬間。そんな時に後悔することがないように、自分の素直な気持ちを相手に伝える。今日から私の座右の銘は、他人と過去は変えられないけど自分と未来は変えられる。

    2
    投稿日: 2022.08.05
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    素敵な偶然が3回あったら奇跡が起こるんだ。 話がつながっていく感じも気持ちよく、誰かを思いやる気持ちが各人に現れていて感動した。

    2
    投稿日: 2022.06.20
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    不思議な縁と出会いの物語。それぞれのこれからが気になる。 還暦すぎて、富山から長崎までキャンピングカーで一人旅って、タフだなぁ。洋子さんも病床ですごいこと考えるなぁ。

    2
    投稿日: 2022.05.23
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    読んでみたいと思っていた森沢明夫さんの本が図書館の棚にあったので借りてみました。 主人公は60代の男性で、亡くなった妻からの遺言により旅に出るというお話。亡くなった妻の方に感情移入したからか、泣くことはなかったけれど、いいお話でした。歳を取っても前向きに生きる気持ちを大切にしようと思いました。 映画が先で、映画を原案に書かれた小説とのこと。映画のキャスト等は見ずに読み、読み終わってキャストを見たら、けっこうしっくりくる配役でした。機会があれば映画も観てみたいです。

    2
    投稿日: 2022.03.07
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    新幹線での旅の途中、西へ移動しながら読んだのでまさにこの物語に入り込んだような気分だった。 人生最悪のどん底にいる人々がなぜかとてもキラキラして見えた。 身の回りで起きた出来事なんて所詮一つの出来事でしかなくて、生きてさえいれば新しい明日に向かって一歩踏み出すことができる。 気持ち一つで、出会い一つで、一つの言葉で、いくらでもやり直せるし人は強くなれる。 読みながら、一期一会、という言葉が浮かんできた。 自分が死ぬと分かった時、手紙を書きたいと思えるような人がいたら幸せ。

    1
    投稿日: 2022.02.27
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    映画が先なんですね 映画は見てないですがキャストは調べてから読みました いわゆる当て書きなのかはわかりませんがどうしたって役者さんには引っ張られてるとは思うのでもう自分も思う存分引っ張られようとw それにしても高倉健さんてかっこいいですよね ザ・無口 無口なのにすごくこう伝わってくるんですよね こんなかっこいい大人になりたいと思った時期もありましたが無理です もう無口が無理 しゃべっちゃいますもん あき竹城さんばりにしゃべっちゃいますもん あき竹城…略して『あきたけ』なんちて (たいして略してないし、ダジャレももうここまで来たか…感がエグい) さて『あしたへ』です 理想の夫婦像っていうのはそれぞれにあってそれこそ星の数ほどあるのかもしれないけど 幸せな夫婦っていうのは理想の夫婦像が一致していて理想にはほど遠かったにしてもお互いに足りないところが共有できているか あるいは理想なんてなくて日々の生活に小さな満足感を得ることができる夫婦なんじゃないか そんなことを思いました うーん 難しいすわ夫婦って なかなか小説のようにはいかんね 自分が足りないんだけどさ

    26
    投稿日: 2022.02.12
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    ほんっとによかった。涙がぽろぽろでた。決められた時間の中、私も今を大切にして生きようと思った。 この本を読んでから、大好きな人との時間が今まで以上に大切に思えた。早く会いたいなあ。

    1
    投稿日: 2022.01.30
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    中高年。人生の諦観を覚えつつ日々を生きる登場人物達。毎日の生活に流されているそれぞれが、ある男性の妻の死によって変わっていく。「生きることは時間」「変えられるのは自分と未来だけ」。自分という人間をわかったつもりでいる人でも新たな発見をし生き方を変えることもある。こうなった自分を作った親を責めるでもなく、でもそれによって作られた自分を変えようともせず生きてきた主人公。妻の残してくれた遺言による旅で自らの新しい一面を発見していく。日本の美しい風景と切なさが人生を彩りになって描かれており、再びそこでの生活を体験したくなった。

    1
    投稿日: 2021.10.17
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    ロードムービーを見ているような素敵な1冊。 名言に出会える本は、色々あるけれど、こんなにじんわりと沁みる名言が出てくる本はなかなかないのでは?と思った。説教臭くもなく、非現実的でもない。 個人的には、癌闘病を支えたことがあるので、感情移入せずにはいられなかった。 奥さんの素晴らしいギフト、遺書に涙が溢れた。 主人公が、雨の中で自由を感じるシーンが素晴らしくて忘れられない。 「ただ裸足になってドアの外に一歩出るだけで、世界はこんなにも違う。こんな小さな一歩で、世界も、自分も、変えられるチャンスは生じるのだ。 たったの一歩。 ゼロではなくて、一歩 その差は、無限に等しいくらいに大きいのかもしれない。」 「ああ、馬鹿みたいに自由でーー最高だ」 忘れた頃、また読み返したい。。。

    2
    投稿日: 2021.10.07
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    53歳という若さでこの世を去った妻の洋子から2通の遺言が届く。1通は故郷の海に散骨してほしいとのこと。もう1通は故郷に取りに行ってほしい、と。しかもその受け取りには期限がある。行かなければ焼却処分されてしまう。最後の悪戯に付き合うため、キャンピングカーの助手席に遺骨を載せて、旅が始まった。 不器用な英二。さらに無口で無表情。きっとそんなところも、洋子は好きだったんだろう。 童謡のしゃぼん玉が作られた背景は有名なので知っていたが、やはり改めて聴くと悲しい。人が亡くなるって、寂しい。しかし英二はそんな悲しさや寂しさだけではなかったのではないだろうか。洋子からの愛情や洋子への愛情に溢れてもいたのではないか。そう考えると微笑ましい。 登場人物のそれぞれの夜に伏線が散りばめられていて、ラストに向かって切なく優しく回収されていく。杉野も田宮も南原も、これまた不器用なぐらい真っ直ぐ。 思い立った今がスタート地点。 小さくてもいい、ゆっくりでもいいから、自分で一歩ずつ進んでいきたい。何歳だって何処でだって時間を命を大切に。 優しくて温かくて時に切なくて、自分と大好きな人を大切にしようと思える本。 歳を重ねても忘れないように何度も何度も時間をかけて読もう。また英二と薄香へ行こう。そっと本棚にしまっておく。

    13
    投稿日: 2021.09.30
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    妻に先立たれた還暦過ぎの夫が、長崎の漁村の郵便局に局留めで送られた妻の遺書を受け取りに富山からキャンピングカーで向かい、もう一つの遺言である長崎の海に妻の骨を散骨をしに行くといった趣向。 最初は主要人物の三人称で描かれるが、それが終わるとほぼ主人公である夫の一人称で物語は進む。 様々な出会いの中で妻に先立たれた夫としての生きる理由を見つける。 後半はかなり泣かされてしまった。 良い話でした。 映画も観てみたい。

    1
    投稿日: 2021.07.18
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    この作者らしい、優しさと温かさを感じる作品なのですが、主人公が無口で控えめな60代の男というのが、さらに良い塩梅です。 亡き妻の遺言で、妻の故郷の海までキャンピングカーで旅に出た倉島。 旅の途中の偶然の出会いが、不安な空気も含みながら、それでも倉島が出会う人を受け入れて、自然に進んでいく話に引き込まれます。 図書館で、たまたま手に取った本、これも不思議な偶然の出会いかも。

    9
    投稿日: 2021.06.21
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    運命と偶然と奇跡...。旅か放浪か...。洋子が亡くなってからのロードムービーは、英二が新たな一歩を踏み出すためのイニシエーションなのだろう。穏やかに心に沁みる一冊。 私も死んだら散骨派です。いつか薄香漁港を訪ねてみたい...。

    12
    投稿日: 2021.06.11
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    命は時間であり、時間をどう過ごすか、が人生なのですね。 最後が見えてから、時間をどう過ごすか改めて見直すのではなく、今から納得できる時間を過ごしたいと本当に思います。 それにしてもシャボン玉、悲しいです。 知らなかったです。つぎに歌を聞いて耐えられるかどうか・・・。 最後に、感謝と思いやりを持って終われる、そんな人生が描かれています。 短かったので可哀そうなのですが、でも心の底からよかった、と言えているところ、そしてなぜ局留めにしたかったのか、それがわかって涙です。 この本は自炊して取り込んでいたのですが、最後のページが抜けていました。 なんとも悲しい。。。 週末図書館で1頁だけコピーさせてもらおう。。。 みなさんも気を付けましょうね。

    18
    投稿日: 2021.02.04
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    原作を読んだ後に、高倉健主演映画を観て、更に長崎県のロケ地を訪ねた。 写真館はそのまま残っており、原作の風景に浸ることができた。

    1
    投稿日: 2021.01.25
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    映画が先にあったのですね。 みてませんが。 高倉健 なるほど この著者の本はかなり読んでいますが どれも読後感がいいんですよねえ。 だからやめられません。 知らない町も、知ってる場所も ありましたが 風景が目に浮かびました。 登場人物がうまくクロスして静かに終わります。 パチパチパチ ≪ ひとりでも 未来と自分は かえられる ≫

    7
    投稿日: 2020.11.28
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    倉島英二は63歳で、10歳年下の妻、洋子を53歳の若さで、悪性リンパ腫により亡くします。 英二は富山刑務所の職員で受刑者に工芸を教える仕事をしていました。 妻の洋子は亡くなる前に遺言を二通残し一通目には遺骨は故郷の海に散骨して欲しいという願いが、そしてもう一通は故郷の薄香という九州の町の郵便局に局留めで残していたことを知らされ、洋子と二人で乗るはずだったキャンピングカーで、旅に出ます。 旅先で元高校の国語教師で種田山頭火を愛読する杉野や、「イカめし」販売員の田宮、南原らと出会い数日間、一緒に旅をします。 杉野は元受刑者で、青森刑務所で、出会っていることに英二は気づきますが、英二は最後までそれを口にしませんでした。 杉野が再犯の容疑で、警察に捕まった時、何のてらいもなく、杉野のことを「友達です」と答える英二の人柄は本当に誠実であると再確認しました。 南原の口添えで、薄香に住む吾郎という漁師を紹介され、洋子の遺骨を散骨する場面は胸が熱くなりました。 「散骨してしまえば、墓参りに意味が無くなってしまう」という吾郎の言葉が響きました。 南原という人物の秘密にも驚かされました。 人と人との、縁を感じさせる物語でした。 森沢語録 「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」 「人生には賞味期限がない」 「不思議な偶然の出会いは、素敵な出来事の前触れ。三回続いたら、奇跡が起きる」

    54
    投稿日: 2020.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    妻の洋子を癌で亡くした刑務官の倉島英二。妻からの遺言が2通。1通は自分の遺骨を長崎の海に散骨して欲しいということ。もう1通は長崎の郵便局留めで12日以内に受け取って読んで欲しいこと。妻からの遺言を受け取るためにキャンピングカーで長崎へ移動する。その途中、刑務所で世話した杉野と、またイカ飯移動販売の南原に出会う。南原の真相も切ない物語だった。英二が2通目の遺言は、洋子が英二に「感謝と幸せの証」を伝えることだった。英二は長崎への「旅」を終え、更なる洋子への愛を貫くに違いない。それこそ彼の生き様なのであろう。

    18
    投稿日: 2020.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序章で、5人の物語が展開し、すべてが織り成し、主人公のストーリーをきれいに完成させていく。構成が非常に素晴らしく、感動する。何度も読み返したくなる。 いつかはキャンピングカーで放浪の旅にでてみたいな。

    4
    投稿日: 2020.09.23
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    心に温かいものが満ち溢れてくるような読後感。 亡くなった妻の、“遺骨を故郷の海に撤いてほしい”という希望をかなえる為、富山から長崎の漁港に車で旅をすることになった主人公。 途中で出会う男性達も様々な事情を抱えているのですが、その出会いが不思議な縁と奇跡のような展開に繋がっていくのが素敵です。 第七章以降は、涙がポロポロあふれてきて、胸いっぱいな感じで読みました。 主人公・倉島さんの奥様・洋子さんの言葉:「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」「人生に賞味期限はない」という台詞は救われた気持ちにさせてくれますね。

    6
    投稿日: 2020.07.01
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    人生の途中、自分の大事なモノを奪われた五人の男性の人生の喪失からの再生と再出発の物語。 刑務所の作業技官の倉島の、先立った妻の遺言を受け取るために富山から長崎への物語。遺書にあったものは、先立った者の生きている者へのささやかな願い。 読了後、一抹の寂しさと人恋しさを感じられずにいられませんでした。 間違えなかった生き方なんて、誰しもできない、悔やみなぜ?と悩みながら生きている。けれども、誰もが「自分と未来は変えられる」し「人生に賞味期限はない」のだと、自分が選び決める人生に希望を見出だせる物語でした。

    2
    投稿日: 2020.01.02
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    人の出会いは一期一会。そんな奇跡的な出会いがつながって、物語が完成されています。心に響く言葉にあふれていて、優しい気持ちになれます。心がカサカサしていると感じた時に、しっとりと優しく傷口を埋めてくれる一冊でした。

    2
    投稿日: 2019.07.08
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    あいかわらず しみじみ暖かい情感に包まれてしまう ♬星めぐりの歌 が  実におだやかに 流れて 随所に 種田山頭火さんの句 が  その時の 気持ちを 実に見事に表し 読後の 余韻が いつもより 長く感じました  

    4
    投稿日: 2019.06.28
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    人生に賞味期限はない 他人と過去は変えられないけど、 自分と未来は変えられる それもよからう草が咲いてゐる 種田山頭火

    1
    投稿日: 2019.05.04
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    読後感最高。 じんわり涙。色々な人生を紡いで車は走る。亡くなった奥さんの座右の銘「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」出会った人は他人と過去は変えられないと気づき、本当に自分と未来を変えようとしている。再生の物語でもある。最後の手紙が泣ける。人生に賞味期限はない。自分も賞味期限までしっかり生きようと思った。

    3
    投稿日: 2019.04.28
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    綺麗な表現が随所に散りばめられていて、読んでいて心地よかった。擬音や比喩が一々詩的、でも分かりやすい。 始終穏やかに進んで、最後はウルっと来る。 優しい人がたくさん出て来る作品は観ても読んでもストレスフリーで、通勤時には最適ですね(笑) 映画先行の小説とのことで、映画も観たくなりました。

    2
    投稿日: 2019.04.11
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    またまた会社の方にお借りした本だが、これは良かった〜。 じわり、じわり、じぃ〜ん、、、 そんな感じ!! 序章では、幾編かの人生が綴られるが、それが少しずつ重なり、大きな感動が押し寄せてくる。。。 優しく、じわりしわりと心に語りかけてくれる、そんな一冊だった。 これは全ての人にオススメできる一冊だ! うるうる(T-T)

    16
    投稿日: 2019.01.12
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    心温まる物語。 高倉健の映画の原作と思いきや、映画が先で、その脚本を原作に創作された小説とのこと。 これ、映画も見たい。 ストーリとしては、富山の刑務所で作業技官として働く英二。その妻洋子が末期の癌で亡くなります。 その洋子が残した遺言は、遺骨を長崎の海に流すこと。さらに、洋子の故郷の郵便局留めになっている、もう一通の遺言書を受け取ること。 亡き妻の思いを知るために、英二は富山から長崎まで自家製キャンピングカーで旅にでます。 そして、英二がその旅の途中で出会った人たち。彼らとの交流の中で、彼らの人生に影響を及ぼしていきます。 そうした旅の中で、長崎で受け取った妻の思い。 これがまた心打ちます!! 洋子の座右の銘 「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」 「人生には賞味期限がない」 がじんわり伝わってきます。 さらに、要所要所で出てくる山頭火の句の数々が、物語のアクセントになっていると思います。 最後、英二が命について気がついたこと 「命とは、時間のことなのだと。 だから、私は、残された時間を大切にする。 時間を大切にするとは、命を大切にすることなのだ。」 当り前な事ですが、振り返って自分は時間を(命を)大切にしているのでしょうか.. とても良い物語でした。 映画みなくっちゃ。 お勧め

    4
    投稿日: 2018.09.24
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    映画は観ていないのですが、物語に引き込まれ一気に読みました。 映像ありきな文章に感じられましたが、テンポよく最後まで読ませるお話でした。 山頭火の本を読みたくなりました。

    1
    投稿日: 2018.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悲しくて心がきゅうっと痛くなるところもあるけど、そこにもやさしさや愛があって。旅を進めていくうちにやさしさやあたたかさが広がっていく。 8章、9章はうるっときた。小説読んで泣いたの久しぶり。 旅で、そこでの出会いで主人公は変わっていくけど、主人公と出会ったひとたちもそこから変わっていく。 どの登場人物もやさしくてあたたかくて、すきだな。 心にぐっとくる言葉がたくさんあった。 森沢明夫さんの小説を読むと、世界はやさしくてあたたかくて愛が溢れてるって思える。やさしい、あたたかい、愛に溢れたひとがたくさんいるって思える。 一番すきな作家さん。

    2
    投稿日: 2018.04.19
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    読み終わった時にとても優しい気持ちになります。 先だった妻が愛する夫に残したかったものは、自分がいなくなっても夫が人を愛し人に愛されていくこと。 いなくなってしまう自分の想いではなく、これから生き続けていく夫の幸せ。とても深い愛情に、考えさせられるものがあります。 夫婦の愛を感じられると思い本を手に取りましたが、愛は特定の2人だけに語られるものではないんだなということを感じ、いい意味で裏切られました。 結婚されている方はもちろん、そうでない方にもおススメの一冊です。

    3
    投稿日: 2018.04.07
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    『津軽百年食堂』よりは大人の落ち着いた感じ。 それにしてもこの作家さんは、風、雨、青空、花、色彩を巧く取り入れますね。

    2
    投稿日: 2017.12.11
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    高倉健さんの映画の本。亡き妻からのメッセージで初めて旅に出る寡黙な男、倉島英二の物語。とてもとても良かったです。 最初の夫婦のくだりは涙なしには読めませんでした。そのあとに出てくる杉野、田宮、南原、卓也、奈緒子、それがこうつながってくるとは。 妻の洋子は素敵な女性だなぁと思った。亡くなってもなお夫を思い、その先の人生へ送り出したんだなぁと。 「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」「人生には賞味期限がない」杉野じゃなくてもぐっとくる言葉です。 映画のサイトを見てみたらかなり良さそうなキャスティングで映画を見たくなりました。夫婦で見ると良いかな。

    2
    投稿日: 2017.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんか、面白いというのとは少し違うけど、感動レベルがすごく高い訳じゃないけど、なんか悪くないなと思った。 ほんのり奥が温かい感じ。 誰かのほんの些細な一言で、誰かが更正しようと思ったりね。 サスペンスとかじゃないけど、めっちゃハートフルストーリーなんだけど、人との出会いとその謎解き感が妙にそういう感じっぽぃ、不思議な小説でした(笑)。 後で最後のページを見て知った話。 元々は別の人の書いた脚本で、それからインスピレーションを得て小説にしたらしい。 そんな逆(?)パターンもあるんですね。

    1
    投稿日: 2017.07.18
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    妻と遅くに結婚し、早くにがんで失った旦那が妻の遺言に従い、長崎まで散骨にいく話。 妻が好きだった風鈴の音が「凛」と表現されており、音以外も意味を含んでいる感じ。 技術刑務官ということで、朴訥さを前面に出しているが、高倉健をイメージして人物像が出来上がっている感じ。 吉永小百合と高倉健を絡ませるとこうなるのかもしれないが、小説として起伏に富んでいるわけではないような。

    1
    投稿日: 2017.06.26
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    他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。 ちっぽけなことばかり気にしてないで、もっと大きく生きていかなければ!

    2
    投稿日: 2017.06.23
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    よかった。 いっぱいステキな言葉が散りばめられてる。 「自分と未来は変えられる」そう思って頑張れたらな。 最後は涙がキラリ。

    2
    投稿日: 2017.04.04
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    パイクで日本半周したことを思い出した。やっぱり一人旅の出会いはいいな。こんなに濃い出会いは少ないけど… 自分の老後はどうなるか、大切な人の死についても考えさせられた。

    0
    投稿日: 2017.01.29
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    刑務所の刑務官である主人公が ガンで先立った妻、洋子の故郷に手紙を受け取り、遺骨を海に散骨しに行く物語。 いつか妻と一緒に旅をするために作り続けていたキャンピングカーで、妻の遺骨と一緒に妻の故郷長崎を目指す。 今まで、刑務官として真面目に、レールからはみ出さないようにしていた主人公にとっては初めて その道中で出会った男。 過去、主人公が勤めていた刑務所で木工を教わったことがあった。 車上荒らしを常習としていたが 主人公と出逢い人生のやり直しを決意する。 その男を変えた言葉が洋子の 過去と他人は変えられない。 未来と自分は変えられる。 妻の故郷に向かう途中で出逢った、イカめし屋の営業マン。 散骨の話をすると1人の漁師の紹介を受ける。 故郷に着くとその漁師の息子に出会う。 紹介を受けた漁師は海難事故で既に亡くなっていた。 祖父に散骨をお願いするが、そこでずっと心にひっかかっていた本当に散骨していいのかを問われる。 しかし、その故郷で受け取った洋子の最後の手紙を読み散骨を決意。 この散骨のための富山から長崎への旅は 洋子との最後の旅であり、洋子の夫への恩返しでもあった。

    1
    投稿日: 2016.06.10
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    人を愛する事の美しさに改めて気づかされた一冊。妻に先立たれた男に残された2通の手紙。1通は男の手元へ。もう1通は妻の生まれ故郷の長崎にある郵便局留めで配達される。亡き妻の謎の行動に戸惑いながらも、長崎へ旅立つ男。旅の合間に偶然のようでもあり必然のような出会いもあり、ちょっとしたロードムービーのようだ。「あなたと出会えたことは、わたしの人生における最良の奇跡」という妻の残した言葉。奇跡のような出来事や出会いは、日々、静かに繰り返されているのだろう。「あなた」がそこにいてくれる日々が奇跡そのものなのだ。

    1
    投稿日: 2016.06.08
  • もう一度映画を観たくなる

    高倉健主演の映画で、数年前にケーブルテレビで観ました。 妻の遺書から始まる旅と様々な出会いが奇跡的に誰かに繋がっていく・・・派手さはないけれど何か心に残っていました。 森沢明夫の小説だったのかぁ・・・森沢明夫の小説を元にした映画だったら、あんな感じも納得だなぁ・・・読んでみようか・・・と思い購入。 (偉そうに言ってますが、森沢明夫の小説は他にあと1作しか読んだことがないんですが) 読み終わるまで、小説が映画の原作と思っていましたが・・・・、何と!映画が原案と最後に書かれていました。 以前にも、ドラマからノベライズ化した本を原作と思って購入して、読んだことがあり、その薄っぺらさ、おもしろなさに辟易したことがありました。 これは、そういうところが全くありません! こっちが原作かと思ってしまうくらいでした。そういう驚きで、星5です。 文中の人物が主人公と出会うたびに、映画の出演者とそのシーンが思い出されたのですが、 それも当然といえば当然だったのです。逆に出演者が思い出されるほど、文章がうまいのでしょう。 偶然の出会いが奇跡と化していく瞬間・・・。人生のつまずきなどと思っている些細なことから自分を解放するような旅を、 全くの偶然ではありますが、妻からプレゼントされた主人公。その結果、出会った人々とそして主人公は、自分と未来を変えていくことになるでしょう。 つらいけれど、前向きになれる・・・そんな物語です。 私には映画の終わりが、あまり記憶に残らなかったのですが、小説は、妻の思いが伝わってきて映画よりも良かったくらいです。 もう一度、映画が観たくなりました。

    2
    投稿日: 2016.05.05
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    やさしい人に会いたいな。 そんな時に読むのが森沢明夫さんの小説。 [あなたへ]とは主人公島倉英二の妻洋子が亡くなる前に夫に残した遺言書の最初の一歩。 夫の地味な仕事を天職だと喜び、口下手という短所を沈黙は金なのよと励ます。刺激のない平凡な暮らしをこれこそが幸せと言って微笑む。洋子さんってそんな人。やさしさが日常的な人。そんな洋子さんが残した遺言というプレゼント。キャンピングカーでのデートはさぞかし楽しかっただろうなぁ。 今回も沢山のやさしい人に会えました。

    1
    投稿日: 2015.11.27
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    虹の岬の喫茶店が思いのほか良かったので、再び森沢明夫を読んでみる。遺言に密かにしかけた亡き妻の罠、っていうとミステリーってぽいけど、初老期を越えた夫婦の愛情を描いたとびっきりのファンタジー。高倉健主演で映画化されてます。物語の後半っから涙腺緩んじゃって、朝から号泣。いい歳こいた親父なのに恥ずかしい。

    1
    投稿日: 2015.09.26
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    森沢明夫さんの本は、【虹の岬の喫茶店】、【津軽百年食堂】に次いで3冊目。 富山の刑務所で働く倉島は亡き妻洋子の想いをかなえるため、洋子の故郷、長崎の薄香へ。 映画も観てみたい。

    3
    投稿日: 2015.08.18
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    映画はTVでなんだかみていたので、この作品を原作と思って読んでいたが、本当は映画が原作で、それを元に書かれたのが本著だったようだ。 杉野との関わり、洋子さんとの関わり、洋子さんが手紙を出した理由、全ての人との関係性。 これらは、映画よりも詳細に書かれており、私は小説の方がその流れはよいと思った。 いつ、どこで途切れるかわからない自身の生。 それをどう過ごし、どう味わうかは、自分だけが決められる。 そんなニュアンスの言葉が最後の方では繰り返されており、あらためて、自分の時間が大切なものなんだよな。。という気分になった。

    1
    投稿日: 2015.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画の出来が良かったので、読もうと思っていたところ、WOWOWでも放送されたので読むことにした。映画の原案として書かれたとのことであるが、読んでる間中、高倉健とビートたけしの演技がずっと浮かんできたが、映画は原作ほど濃厚な関わりを持たないで終わってしまった。妻の遺言の内容もちょっと違っているのかな。この間吉永小百合主演で「虹の岬の喫茶店」が映画化されたが、こちらの方は原作ほどいい出来ではなかった。本作は原作も映画もどちらもいいという稀な例だった。

    1
    投稿日: 2015.04.06
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    岬の喫茶店を読んで、森沢作品に興味を持ったので高倉健さんで話題の本を読んでみました。 亡くなった妻の故郷へと旅することになった主人公がいろんな人と出会っていく。その出会った人が思いがけないところで繋がっていて・・・。 重松清作品も好んで読んでいるためか、同じような ストーリーを読んだことがあるような無いような感じで、もう少し深い内容でも良かったんじゃないかという印象でした。

    1
    投稿日: 2015.03.16
  • またファンになりました

    余命いくばくかの妻が病床、主人公に遺書を遺した。 それがちょっと変わった遺書で。 妻のたっての希望で、主人公は妻の生まれ育った郷里の郵便局までその遺書を遠路はるばる車を運転して取りに行く、また妻の遺骨を散骨しに行く。 その道中必然的な運命の数々の出会い。 病床の妻のために中古でキャンピングカーを買い、妻が乗りやすいようにコツコツと内装を自分でこしらえたが、その甲斐なく亡くなった妻。その車で薄香まではるばる旅をするのだけれど、その妻が一緒に旅をしているような、切ない、けれど温かい気持ちになった。 目に浮かぶ田舎の情景や食べ物の香り、物売りの声などが臨場感あふれる彼の作品に、早く読み終えたい、けど読み終えるのが惜しいと思ってしまった。 私もこの妻のように、してみたい。残された大切な人のために

    2
    投稿日: 2015.02.02
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    死んだ妻の導きで旅に出た倉島。その旅で出会う奇跡。 どうしても高倉健さんを思い浮かべて読んでしまう。いったい妻は何を自分に伝えたかったのだろうと思っての旅。最後に受け取った手紙と旅で巡りあった人たちとの奇跡で倉島はこの後も強く優しく生きていくのだろう。

    1
    投稿日: 2015.01.10
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    高倉健の遺作となった映画「あなたへ」のノベライズ小説。 文字におこされても主人公の倉島は健さんでしか演じられないなという印象を受けた。

    0
    投稿日: 2014.11.30
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    もらいもの。ロードストーリー。くれた人が「健さんじゃないと」って感じと言っていた。それもそのはず健さん主演の映画を種としている作品だった。

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    投稿日: 2014.11.28
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    高倉健/田中裕子の主演の同名の映画を原案に書かれた小説です。 てっきり小説が先で映画化されたと思っていたのですが逆でした。森沢作品では『虹の岬の喫茶店』の逆パターンですね。 映像化されたから読むと言うより、映像化されたから読まないという方向に走りがちな私なので、この作品にもなかなか手が出なったのですが、なかなか読みごたえのある小説でした。 暖かな夫婦の物語であり、熟年男性たちの再生の物語です。 妻を亡くしたばかりの初老の男が、その遺言に従って妻の故郷である九州までキャンピングカーで旅をする。その途中や、妻の故郷での様々な出会いを通し、登場人物たちが再び前進しようと立ち上がる姿が心地良く。 作中の種田山頭火の俳句の使われ方が絶妙です。

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    投稿日: 2014.11.05
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    20141101 虹の岬の喫茶店を読んで、一気にファンになった森沢明夫さんの作品の2冊目。 映画の原案からノベライズということで、映画は観ていないが、森沢さんのなんとも言えない、情緒深く、優しさが溢れている文章に完全にやられてしまった。後半にはまさに号泣してしまった。 夫婦の大切さ、ありがたさ、生きていることへの感謝が詰まった最高の作品。 特に心に残ったところは、 洋子さんの言葉で、 『他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる。』 洋子さんの遺言に書かれていた 『あなたに出会えた事は、わたしの人生における最良の奇跡でした。出会ってくれて、本当にありがとう。心から』 その後映画を観てみたが、期待が大きかったからか小説の方が数倍面白く、感動も出来た。

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    投稿日: 2014.11.01
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    映画を先に観て大感動し、何年かぶりに小説に出会いました。 おぼろげながら覚えているワクワクシーンがいくつかなくなっており残念。 でも、それでも最高にやさしい気持ちになれる本!

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    投稿日: 2014.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同僚の勧めで借りた本。 良かったです。 同僚曰く、映画の方はイマイチだったようですが…(苦笑)。 映画脚本の小説化だからか、読みやすいです。 いつもは電車の移動時間くらいにしか読まないのですが、最後の方は気になったので、休みだったこともあり家で一気読みしてしまいました。 読み始めからクライマックスで吃驚しましたが、こんな夫婦になれたら素敵ですね。 種田山頭火は詳しくはないのですが、私も何となく好きな俳人だったので、その句が沢山出てたのも良かったです。 しかし南原さんがどうして戻れないのか、そして第一章のところで振り込んでいる口座が何なのかがわからないのは…読み込みが足りないのでしょうか…。

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    投稿日: 2014.09.15
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    +++ 富山の刑務所で作業技官として働く倉島英二。ある日、亡き妻から一通の手紙が届く。そこには遺骨を故郷の海に撤いてほしいと書かれており、長崎の郵便局留めでもう一通手紙があることを知る。手紙の受け取り期限は十二日間。妻の気持ちを知るため、自家製キャンピングカーで旅に出た倉島を待っていたのは。夫婦の愛と絆を綴った感涙の長編小説。 +++ 実直な倉島が、妻の遺言に従って、彼女の生まれ故郷に散骨のための旅をする。妻と旅するために買ったキャンピングカーで、妻の遺骨とともに。旅の途上で出会い、ひとときを共に過ごした人たち。妻の故郷で出会い恩を受けた人たち。その不思議なめぐりあわせは、運命を感じさせるものである。妻・洋子の生前の言葉「過去と他人は変えられなくても、未来と自分は変えられる」「人生に賞味期限はない」という言葉とともに、人生の出会いと生きる意味について考えさせられる一冊である。

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    投稿日: 2014.07.23
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    他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。 人生に賞味期限はない。 一人旅は二つの側面を持つ旅だ。 淋しいと言えば淋しくなるし、 自由だと言えば自由になれる。 この世の全ての事象は、自分がソレのどこを見るか、だけでがらりと変わってしまうのかもしれない。 (瞑想や仏門の考えに一致している感じがした。

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    投稿日: 2014.06.18
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    "散骨"という鎮魂と"堅物"という鎧を脱ぎ去る旅の道中に、冒頭の一人一人との見事な絡み合いは彼女の引き合わせ。風鈴の音"凜"が鳴る毎に、重みと清廉さがどんどん増していく…周りの人たちの心の病が浄化されていく様だ。終りに近づく数章には泣かされる締め括り。映像化が先の創作でも…まさに健さんWORLD炸裂だなぁ♪

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    投稿日: 2014.03.10