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双界幻幽伝1 出逢いは前途多難!
双界幻幽伝1 出逢いは前途多難!
木村千世、くまの柚子/KADOKAWA
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総合評価

15件)
4.1
4
8
3
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    ツッコミ系俺様デレ武官×引きこもり卑屈全自動ボケ製造機公主の凸凹譚。ヒロインが消極的というか、究極に卑屈で負の方向へ積極的な感じなのを、ヒーローが突っ込みを入れつつ引っ張っていくというオリャー系ラブコメでした。ヒロインがかわE。あとがきにも書いてあったけど、スナック感覚につまめるラブコメってやっぱりとてもよいものですね! しかし既刊12巻(以後続刊)とは……残り11巻にも渡ってヒーローの蒼刻さんがひたすら生殺しの目に遭うのか……おいたわしや…… 。

    0
    投稿日: 2014.08.05
  • 手堅い作り

    内容は煽り文の通りで、特に付け加える事はありません。ちょっと予想通りの内容すぎるきらいがありますが、対人恐怖症の引きこもりっぷりはなかなか面白かったです。サブキャラクターはなかなか魅力的です。まず、朧月の親友(幽?)として星彩、二人を振り回す狂言回し的な立場のキャラクターとして、太子の天祥が配されています。でも、一番面白いのは張さんですね。張さんの事はあまり書かない方が良いと思うので書きませんが、いいキャラです 本巻はいかにも第一巻という作りでして、顔見せと宮中の幽鬼がらみの事件を一つ解決します。本シリーズは、朧月を蒼刻が助けてさまざまな事件を解決するというのが基本プロットになるんだろうと思います。恋愛関係は、本巻では主人公達は互いに淡い恋心を抱いて・・・というところで幕となります。本シリーズは、現時点で12冊刊行されていますが、本巻のあとがきで作者が「バカップルになりそうなコンビ」と書いてますので、バカップルのくせに亀のようにノロノロ進む恋愛模様が描かれるんではないでしょうか。

    1
    投稿日: 2014.06.15
  • 見鬼の引きこもり姫と無愛想武官のドタバタ出会い編。

    幽霊の見える引きこもり公主・朧月ちゃんと名門武官の蒼刻との出会い編。 二人の関係がホワホワと可愛らしいです! まぁ、なんといっても星彩と張さんのラブラブっぷりが良いです。次巻も楽しみです!

    2
    投稿日: 2014.01.03
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    幽鬼が見える可愛い天然公主、という噂を兄によって巷に流されているが 単なる後ろ向き引きこもり少女。 そんな彼女の元にやってきたのが、無愛想な武人。 必死(?)の抵抗の果てに、住み心地の良い場所から 光あふれる、ついでに魑魅魍魎のいる都会に連れて行かれました(笑) 兄はシスコン、友人の幽鬼はテンション高く。 都会で出会った雲の上の人物もキャラが濃い。 この中で動いていると、無愛想武人と少女が やたらに薄く思えるのは何故でしょう?w 事件よりも、やたらに印象に残るどたばた状態。 最終部分はシリアスだったというのに 何だか無意識いちゃつきがあったというのに。 内容を思い出すと、どうしても幽鬼な友人のいちゃつきぶりが…w あぁでももふもふしてみたい!

    0
    投稿日: 2013.10.29
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    花とゆめオンラインから面白そうだと電子書籍で読み始めてどはまり。 お互い意識してるのに気づいてないっていうもどかしさ。

    0
    投稿日: 2013.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。 画が綺麗。 あっちもこっちも美麗な人ばっかで目の保養~。 でもやっぱ張さん、サイコー。 まじ、だきつきたい~。 案外素直にラブラブになるもよう? 星彩の過去話はそのうちからんできそうだな。 あと、天祥のこころうちも。 こーゆー中華系のものはとにかく名前の読みが覚えられん。 とりあえず漢字の字面で読んでいくので、はたと名前を書こうとすると 全くでてこない。 まあ、読むのに不自由はないのだが。 ライトノベルはかるーく楽しく読めるのでやっぱ好きだわ~。 衣装とか、国のなりたちとか、凝ってるので 煌びやかで楽しい。 実は妹メッチャ大事な兄様がツボ。 手紙の量、半端ない。(笑) 蒼刻、嫁とりは、大変そうじゃのう。

    0
    投稿日: 2013.03.21
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    蒼刻が思ったよりも明るいです。 もっと無口な武人かと勝手に思ってました。 良いとこの出身なのに、口も悪いしね。 朧月は想像通り、期待通りでした。 とりあえず、一巻で十分です。満足しました。

    0
    投稿日: 2013.03.14
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    幽鬼が見える、極端に後ろ向きな引きこもりの少女・朧月と、怖そうだけど意外と世話焼き武官な蒼刻の物語。シリーズ第1巻。 朧月の後ろ向きな引きこもりっぷりが嫌味でない感じで楽しい!少女小説にありがちな「特殊な能力ゆえに辛い過去があり、可愛いのに自分に自信がもてない」設定ですが、それだけでは語れない見事なまでの後ろ向きが、逆に清々しく笑えるキャラクターです(笑)久々に面白そうなシリーズに出会えました。 蒼刻も硬派で世話焼きで苦労性で格好良いです。相手が朧月にしろ皇子にしろ、ボケとツッコミの掛け合いが楽しいし!でも、「抱きつきたい男」第一位は、やっぱり張さんでしょう。肉球は正義。

    0
    投稿日: 2012.11.29
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    主役二人がすごく微笑ましかったけど、みんな可愛かった! 実はこの作者さんの前二作がどちらもあまり好きではなくて、若干苦手意識があったのですが、なんか人気みたいだなぁと買ってみたらすごく良かったです。後ろ向きだけど変に暴走したりはしな隴月は可愛いし、蒼刻も優しいところのあるいい人だしで、これからどんな風に距離を縮めていくのか楽しみです。あと体格差たまらん。表紙可愛いよ!

    0
    投稿日: 2012.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帝の娘でもないのに、なぜ公主なのかってのは気になりましたけど、朧月の天然ぶりとひきこもり第一だけど、蒼刻に連れられてがんばってるのは、なかなかかわいいです。変に暴走しないし。 隻眼キャラはイマイチ苦手でしたけど、蒼刻にはちゃんと目があったし、多少強引なところはあるけど、腹黒さが感じられなくて、朧月といい感じです。朧月に惹かれるのを必死に否定してたり、無意識に近寄ってしまったり、何気に天祥に嫉妬してたりする蒼刻がかわいかったです。 事件は解決しましたけど、天祥が何気に朧月を気に入っていたり、兄の静心のいびりがあったりと、蒼刻の苦労は絶えなさそうですね。

    0
    投稿日: 2012.06.15
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    おもしろぶっとびキャラがあってこそのかけあいだったり事件の面白さだったり。 作者さんが楽しんで書いてるんだろうなってことが伝わってきた。 それにしても最近は中華もの多いなぁ。それもこういうコメディーテイストで。

    0
    投稿日: 2011.11.16
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    凄くかわいかった! 人よりも幽鬼に馴染んでるお姫様と呪い持ちの武官さんのお話。 幽鬼さん達も可愛いし、お姫様のお兄さんもかわいかった。ちょっとずれたお姫様をかわいがる様が楽しい。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    “「姚朧月。俺の顔なんか見ないで、前を見てろよ。いい感じだぞ」 「......!」 意味深な言いように妙に焦りを煽られ、朧月が顔を前に振り向けると。 (あ——) 怖いくらい開けた景色が、そこに広がっていた。やわらかな風が袖や髪をさらう。 いつのまにか関門を抜け、州都の外に出ていたようだ。 澄んだ青空。陽光にきらめく、一面の菜の花畑。四方から押し寄せる春の香り。 耳をすませば、さかんに働く蜂の羽音がかすかに聞こえてきた。 「......本格的に気分が悪くなってきました」 「なんでだ!?」 だれもが心癒されるだろう春の景色なのだが、朧月は逆にどんよりと沈んでしまう。 「だって、ここが本当に外で......どんどん邸が遠ざかっていると思ったら、すごく憂鬱に」 「おまえってやつは」 あきれたような半眼になる蒼刻を無視して、朧月の思考はどんどん落ちこむ。 (......皇宮も皇都も、絶対に人がたくさんいるのよね) (これからの旅路だって、きっと知らない人ばかりだろうし......やっぱりだめ、絶対無理!)” ひきこもりでどこまでも後ろ向き思考の朧月だけど、蒼刻に反発したり人を助けるために頑張ったりする意思が良いなー。 素敵なキャラの星彩の過去が気になる。 カバー下の朧月可愛い。 “幽鬼を見る力のせいで、幼い頃から不吉がられ、いじめられた経験は豊富なので、いじめっ子という人種には詳しいつもりだ。この青年はそうではない。しかし、幼い頃から唯一朧月を理解し、庇護してくれた兄とも違う。 (どのくらい心を開いてもいいのかな......) そんなふうに悩みながら、朧月は、再び蒼刻に抱かれて馬上の人となった。 ——問題の紅梅宮は、天香宮から馬で半刻ほど離れたところにあるという。 途方もなく広大な敷地だ。 馬で移動しなければ違う建物に行けないなんて、朧月にはついていけない世界である。 天香宮から離れるにつれて人気は減り、緑なす道の静けさが身を包んだ。 一目がないから恋人のフリは忘れていいと言われ、朧月は少しだけ肩の力を抜く。 「ここは、幽鬼しかいなくて、いい場所ですね......」 「おまえはまたそれかよ。俺がいるってことを忘れてないか?」 「いえ、忘れてるわけではないのですが......蒼刻さんは、もう大丈夫ですから」 「......そうなのか?」 「はい。ついビクッとはしてしまいますけれど......そう、たとえるなら、激辛だけどおいしい麻婆豆腐みたいな」 「結局まだビビッてはいるんだな?しかも、その喩えはなんだ」 褒め言葉のつもりなのはわかるが。 (でも一応、俺のことを信用はしてる——っていうことか?) 朧月は意識してないようだが、蒼刻を見上げる表情は、以前よりも無防備だ。 出逢ったばかりの頃は、ふれただけで砕け落ちそうなほど張り詰めていたのに。 ——それはいい変化なのだが、同時に妙に気恥ずかしくもあった。”

    0
    投稿日: 2011.08.09
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    軽く楽しめれば良いと思って読んだら大満足な読了です! シリーズを通して楽しみたいです。もふもふな張さんが素敵です。朧月もすっごく可愛い。

    0
    投稿日: 2011.05.10
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    ふたりのやりとりが可愛い。クスッと笑えてよかった。張さんかっこいい!中華が苦手じゃなかったら、もっとハマれてたかも…。

    0
    投稿日: 2011.04.23