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セカンド・ラブ
セカンド・ラブ
乾くるみ/文藝春秋
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総合評価

384件)
3.1
14
106
153
77
8
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    えっ何? 正明は、序章と終章ではもうこの世にいないということ? 春香は胡散臭いとずっと思ってたけど、こんな結末とは。 ーーー 1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは……。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。『イニシエーション・ラブ』に続く二度読み必至、驚愕の「恋愛ミステリー」。

    0
    投稿日: 2014.05.03
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    イニシエーションラブ程のインパクトはないけど、最後はゾッとしました。 本作も読み終わってから所々読み返すところもありました。 話の内容として、現実味があるようで、ないというところが、あまり感情移入出来ずに終わってしまったかな?という感じがあります。 というより、今度は騙されないぞ。という疑いの目で登場人物を見ていたので、感情移入出来なかったのかもしれないですが(笑) それにしてもラストの新郎新婦の談笑加減が怖いというか腹立つというか…。

    0
    投稿日: 2014.04.29
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    イニシエーション•ラブの方が好きかなー 最後の二行は結局よくわかりませんでした。 あそこがわかればもっとうぉーってなったかもしれませんがね。 時間があれば再読したいのですがあんまり好きじゃない場面とかあるので迷ってます。

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    恋愛ものは苦手なので途中退屈したが、後の驚きの展開だけを楽しみに読み続けた。すっかり騙されたー!トリックには満足したものの、このトリックを使うために無理に話を作った感が否めない。まあ女は怖いという事か。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    本当は今話題の「イニシエーション・ラブ」を読みたかったのだけれども、ブック○フにはこれしかありませんでした。 「イニシエーション・ラブのショック再び」との解説があったので「じゃあ、これでいいか」と読んでみたのですが、ショックでも意外でも何でもありません。予想出来た結末な上に、細かいところは強引そのもので、何の感動もありゃしない。 一番意外だったのは作者である乾くるみが男性だったということでしょうか。女性だと思ってた…。 「イニシエーション・ラブ」への興味が薄れてしまった。読もうかなぁ、どうしようかなぁ…。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    インパクトっていう点では、イニシエーションラブに及ばない。 それでも最後の2文で一瞬「???」ってなってからの「!!!」な流れはさすがです。ゾッとした…。 新郎新婦は好きになれんなぁ……

    0
    投稿日: 2014.03.31
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    イニシエーションラブのことがあったから、今回はどんなどんでん返しがくるのかと、考えながら読んでいた。それもあって、イニシエーションラブほどの衝撃は受けなかったけれど、面白かったという読了感がある。 まぁ、多少強引かなとも思うけれど。。宇多田ヒカルや中森明菜のアナグラムはなるほどと物語と関係ないところに感動してしまった。

    0
    投稿日: 2014.03.31
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    ゾッとします。イニシエーションラブには負けるかな…でも、やっぱり伏線の貼り方がうまい。最後のゾクって感じがやめられない。 悪女を書かせるなら、このひとやと思うなあ。

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    イニシエーションラブは、さいしょのラブコメのようなノリに早々と脱落してすこし後悔したので、このセカンドラブはがんばった。 とはいえ万が一、嫉妬事件(注 あたし史上最悪の相性悪しの乾くるみ作品)のような悲惨な話だったらどうしよう、との思いもあり、すこし引け腰で。この作家さんもあたしにとって、作品ごとにかなり相性の変わるタイプ。 セカンドラブは、イニシエーションと違い、最初の振りがミステリータッチだったし、男性目線に固定された独白中心のスタンスで、またその独白がやや卑屈ともとれるストイックさ。感情的なアップダウンもなく、振り飛ばされずに読めたのが救い。 最後の一行で、途中のやや蛇足とも思われた箇所がクリアに意味を持ったのは見事。ただ、その箇所がもう少し必然性を持つと、もすこし感動できたかも。 すこし唐突感があって違和感があったから。 つまり、手法としては誉田哲也の某作品(書くと瞬間ネタバレなので書かない)や、オチにはしないけど伊坂幸太郎のゴールデンスランバーに近いんだけど、この二作品ほどさりげなく配置されていない気がした。 あとのハテナは、 1. 結構ページをさいてディテール化した人がほぼスルー 2. 最初の独白にあったけど、結婚式に女性は少なくともでられたのでは?男性も別にでられただろうし、出られない状況だとすると辻褄あわないのでは? 3. 最後の2人の会話、もしそうなら2人目なんだからもっとしんみりしてないとおかしくないか? タイトルから各章の見出しから、楽しんで書いてある作品だし、乗って書かれてる感じはあるし読みやすかったけど、どうも惜しい感か残ったかなあ

    0
    投稿日: 2014.01.07
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    乾くるみさんの『イニシエーション・ラブ』を読んだときは、とにかくもう衝撃でした。 最初はどういうことなのか分からなくて??状態だったんですが、解説とか読んで理解した時の衝撃といったら…。 この『セカンド・ラブ』は、帯に「『イニシエーション・ラブ』ショック再び」という文が書いてあったので、またあの衝撃に会えるのかと期待して読み始めました。 結果、期待しすぎた感は否めません。 一応予想してなかった結末ではあったんですが、衝撃というほどではなかったです。 ちょっと「なぜ?」と思ってしまうような納得できないところもあったし。 恋愛ミステリーのミステリー要素が少ないような気がしました。 ただ、物語としては結構好きです。 春香とミナとの間で揺れる感じとか、ちょっとドキドキしながら読んじゃいました。 それにしても女は怖い!

    0
    投稿日: 2013.12.22
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    言われてるほど駄作ではなかったけど、スッキリしないのも確か。 サトヤンの死亡理由?春香の二役の理由?倉持の逃亡?などなど… 2013.12.20(金)

    0
    投稿日: 2013.12.21
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    分かりやすい「謎」が目の前にずっとあったから、イニシエーションラブとの混乱とは違ったのですが、これは再読したくなるーー!!!1 途中出てくるいきなりのオカルトは(゚、。)?だったのですが、再読したいいいい!!!1

    0
    投稿日: 2013.12.03
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    「イニシエーションラブ」ショック再び の帯に惹かれて読んでみましたが… うーん、イマイチ。 なんとなく、途中でわかってきて… 残念でした。

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乾くるみは「イニシエーション・ラブ」に次いでの2作目を読了。 前作同様に「二度読み必至」と背表紙に書いてあった。 前作もそうだったが、恋愛小説、というよりは恋愛「ミステリー」小説なので、その謎解きのために二度読みが必要になるということ。 本作についても、1回読んだ限りではちょいと謎解きがモヤモヤ。 2回目をナナメ読みして少しは分かった気が・・・。 前作同様に、ウブな青年が女性に翻弄されてしまうという展開。 しかしなぁ、なぜこの女性は生き別れた双子なんて紛らわしいことを使ってまで、ウブな青年からその先輩へ乗り換えるなんてことをするのだろう・・・。コワイコワイ。 少なくとも自分のまわりにはこのような女性がいないことを望むばかりです・・・

    2
    投稿日: 2013.11.27
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    一言で表すと「女って怖い!」だ。 同じ女でも、そう思ってしまうくらいの恐怖がここにはある。 何が嘘で、何が事実なの?!という思いが最後まで続く。 それと、確かに二度読みというか、読み返しちゃうな、これは… 2013.11.23

    0
    投稿日: 2013.11.23
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    春香と美奈子の関係性には驚きは少なかったですね。ただ主人公が最後にどうなったのか、春香の特異な体質は、現実的じゃないという人もいるかもしれないけど、おー!となりました。

    0
    投稿日: 2013.11.07
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    イニシエーションラブのようなサプライズを期待していたが、全然驚けなかった。 ちょっと期待しすぎちゃったかなぁ。

    0
    投稿日: 2013.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーション・ラブの時ほどの謎が解けた爽快感がなかった。 内容がまだ理解できていないのかと思うので、もう一度読もうと思う。

    0
    投稿日: 2013.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーションラブの衝撃再びということで読んでみました。 イニシエーションラブ読了後は『えっ?どういうこと?』って感じでしたが、本作の最後は『????』って感じでした。 解説を読んでようやく内容が理解できましたが、衝撃度ではイニシエーションラブの方が上だったと思います。 乾くるみの作品ということでかなり警戒しながら読んでいたので、春奈と美奈子の関係が分かったときには特に驚きはありませんでしたが、最後はそうくるかという感じでした。 本当は美奈子が生きていて騙していたのは美奈子か・・・って考えるとカーの『火刑法廷』のように読者の捉え方によってはどちらでもとれるミステリホラーのような作品にも思えてきます。

    0
    投稿日: 2013.10.23
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    イニシエーション・ラブより、私は好きです。結末が怖すぎる!!最後の2行が恐ろしい。絶対2回読みたくなるし、えっ、どういうこと?!って絶対思います。ミステリーだけど普通のミステリーとちょっと違う。乾くるみさん、素晴らしい。

    0
    投稿日: 2013.10.11
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    ※ネタバレあり ヒロインの女の子も騙しているから酷いと思うけど、主人公も主人公で自業自得かな…と思った。ヒロインの目的がちょっと不明確。もう一人の全く違う自分になりたかったのかなぁとは思うけど。 最後にどう終わるか気になって、一気に読んだ。ヒロインが霊感強いというのが伏線だとは思わなかったから、ちょっと驚いたかな。

    0
    投稿日: 2013.10.03
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    イニシエーション・ラブの驚きと興奮覚めやらぬまま、本作に突入。 ハードル上げすぎてたのか、最後は、「なるほど~」って感じで終わりました。(とはいえ、きっと作者さんの思惑どおり騙されてます…) 相変わらず、叙述トリックがすごいなー!!って思いました。

    0
    投稿日: 2013.10.03
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    最初に読んだときは、ラストの意味が解らず、再度ナナメ読みして納得。イニシエーション・ラブと同じく、女は恐い・・・。

    0
    投稿日: 2013.09.30
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    イニシエーションラブを読了し、さらなるどんでん返しを期待して購入。イニシエーションラブほどの衝撃はありませんでしたが、乾くるみの描く人間関係は複雑に入り乱れていて面白いです。人と人の付き合いというのは本当に難しいなと感じています。まだもやっとしている箇所があるので時間ができたらもう一度読み返しておきたい作品。

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーションラブを読んで、再びあの衝撃を・・・と思って読んでみた。 が、やっぱり前作ほどの衝撃を受けなかったのが事実。 前作を読んでるから、どんなことにも疑ってかかったせいもあると思うけど・・・作者はそのことを踏まえて仕掛けていたのだ。。。 結末に驚きはしなかったけど、そういう仕掛けだったのか・・・と、納得した感じ。騙された感はなかった。。。 それにしても、後味悪すぎ・・・ 人間不信になるわ(笑)

    0
    投稿日: 2013.09.26
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    『イニシエーション・ラブ』に続くどんでん返し恋愛もの。『イニシエーション・ラブ』との繋がりは全くなし。これは冒頭にある程度の謎が示されているので、『イニシエーション・ラブ』ほど最後のどんでん返しはない。なんとなく展開も予想できるけれど、面白く読めた。2013/284

    0
    投稿日: 2013.09.25
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    個人的にイニシエよりラストは好きです。伏線を全部回収していないことの不満はあるけど、ラストの意味が分かった時のバッドエンド感はたまりません。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    イニシエーション・ラブにしてやられ、セカンドの方ではもうちょっと張り切って読んでみました。おかげで簡単なオチは想像ついてましたが、最後にもうひとつ大きなオチを用意されてるとは思わないで驚きました。でもイニシエーションのときの衝撃には足りなかったかなあと。やっぱり最後は真っ直ぐな人じゃなくてすこしくらいは曲がった人が生き残るんだなあ…。それにしても思わず、うわあ、と言っちゃうお話でした。

    0
    投稿日: 2013.09.19
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    先輩が 「読んだ後、モヤモヤする」とレビューしてて、気になっていた作品。 ちょうど、恋愛小説を読みたかったので、手にとった。 生き別れた双子の姉妹に翻弄される 1人の男性の話。 最後の章で、いきなり急展開! モヤモヤというより、 私は「ポカーン」って感じだった。 最後まで読み終わって、 最初の章を再度読み直す。 ポカーンって状況から …考えて、なーんとなく状況を判断できるようになってくる。 春香は、最初から嵌める気でいたのか… それとも、他の男性に心を奪われてしまったのか… 謎だ。

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    『イニシエーション・ラブ』『スリープ』同様の驚きを期待していたぶん残念。同様にトリックをしかけられていてビックリはするが、一つは予想通りだし、もう一つは非常に後味の悪い救いの無い真相だった。結局、春香はなぜ美奈子を演じていたのか。なぜ人を何度も自殺に追い込んでおいて幸せそうに結婚式を挙げハネムーンに向かっているのか。納得の行かない点が多くモヤモヤした。

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストで読者を驚愕の淵へと叩き込んだ恋愛ミステリーの傑作 『イニシエーション・ラブ』ショック、再び。 また、あの衝撃を味わってください。 どうしても「イニシエーション・ラブ」と比較してしまうが、 こっちの方が性質が悪いと思った。 正直言ってあらすじの内容から、一つのネタは想像がついていたので、 問題は落としどころだったわけなのですが……、後味は非常に悪い。 あと、この時代性というのもあるんでしょうね。 今なんかすぐばれてしまうでしょう。 ミステリ :☆☆☆☆ ストーリー :☆☆☆ 人物 :☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆☆

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    前作のイニシエーションラブほどの期待をして読んだからか悪い意味であまり裏切られなかったのが少し残念。

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    またしても、最後の最後。 でもよくわからず、、ググって納得。こわい。 イニシエーションラブほどのインパクトは確かにないけど、それでも伏線と結末のこわさと気分の悪さは秀逸。

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    帯に「イニシエーション・ラブの衝撃、ふたたび」と大々的に謳われているので、どうしても「イニシエーション・ラブ」と比較してしまいます。完成度では及ばないと思いますが、衝撃度ではこちらの方が大きかったです。 仕掛けが裏の裏をかく三段オチで凝っていると思いましたし、予想もしない方向から襲ってくる最後の一撃はとても強烈です。総合的に『イニシエーション・ラブ』を凌駕するとはいかないまでも、十分に及第点といえるのではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2013.07.21
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    図書館本。『イニシエーションラブ』が良かっただけに…まあしょうがないでしょう。最初から疑ってかかってますから。ただ、凄いのはそれでも今回のは読めなかった。というか読めるはずないけど(笑)確かにまたもや最後の2行でやってくれました。最初は書いてある意味がわからず???。何度か読み返して、まさかしんでるってこと?そして最初を読み返してみると…そういうことか!とはなるのですが、なぜか感動がないんだなあ。残念。

    0
    投稿日: 2013.07.20
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    2013-65 結末の意味がわかってゾッとした。 思わず読み返した。 でも、そもそも春香がなんであんな行動をしていたのかなどスッキリしない部分があったので、ちょっと微妙かな。 イニシエーションの方が良かった。

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    乾くるみの小説は下品な言い方をすると 「胸糞が悪いが悪くなる」 の一言に尽きる。 後味が悪いってもんじゃない。 腹が立つというのとも違う。 胸糞が悪いとしか言いようが無い。 後味が悪いといえば若竹七海だが、あれは、一気にのみほしたビールのような感じ、スカッと飲んであっ、苦い!と慌てるみたいな。 乾くるみは爽快感は無い。 ひたすら、うええ、という感じ。 登場人物の実際いそうな短絡的でこずるい人間性の描き方や生臭いベッドシーンに辟易してくる。 くさやとか発酵食品、癖の強いそういうの?しばらく胸がムカつく。 が、同時にあのイヤーな味を試したくなるのだ。忘れた頃に。 読み直したくはないんだが、もうこのいやなこのうえもない不快感をぐっと飲みたくなる。 トリックがそんなにすごいわけではないと思う。 叙述トリックならもっとうまい作家はいる。 乾くるみが誰にもまねできないのはこの気持ち悪さだ。 さくっと読める文章なのに、立ち上ってくるいやらしさえげつなさ、そんなに人間ってしょうもないもんなのか、と思うほど短絡的に欲望に生きている登場人物。 さわやかさが売りの作家がいるなら、乾くるみは間違いなく、この気持ち悪さが売りの作家だと思う。 たぶん新刊出たら、また読むんだろうなぁ、私。 ただ、今回はトリックがまるわかりのうえ、キャラクターの動機がわかりづらかったので、星は低くつけさせていただきました。

    0
    投稿日: 2013.07.17
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    1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは……。 イニシエーションラブが面白かったので、これも読んでみた。 これまたどんでん返しがあるということで一気に読んでしまった。 そして最後まで読んでも相変わらず??だったのでネットでネタバレを探す。 ただちょっと腑に落ちない部分があり、何で?どうして?感が残る。. 恋愛ミステリーっていうのはこういう感じなのかなぁ。

    0
    投稿日: 2013.07.02
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    後味が悪い。 恋愛小説にしてもミステリー小説にしてもスッキリしない。 欲は時にこんなにも人間を非情にさせるのだろうか。

    0
    投稿日: 2013.06.29
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    イニシエーションラブの次に読んだため、少しあっけなかった。 内容としても、トリック?の予想がついてしまう。恋愛小説としても、うーーーん。

    0
    投稿日: 2013.06.23
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    イニシエーションラブ が面白かったので読んで見た。んんーーー。特に意外性のない結末に、感情移入し難い主人公。どんでん返しを期待して読むとガッカリするし、恋愛小説として見てもサッパリ。イニシエーションラブみたいなのをまた書いてくださいよー、って言われて無理やり書いたように感じられる。いやー久々にガッカリした!

    0
    投稿日: 2013.06.13
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    登場人物それぞれの思いや思惑が、とても生々しく良かったが…結局全員救いようがないのがやっぱり後味が悪い。

    0
    投稿日: 2013.06.12
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    イニシエーションラブふたたび、という帯だったけど、やっぱりそこまでじゃないかな。 でもおもしろい。 でも後味はやっぱり良くない。笑

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    投稿日: 2013.06.11
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    イニシエーションラブとはまた違ったトリックだったけど騙された!!!最初のシーンの意味が分からず読んでいくと、最後に……。面白かった!

    0
    投稿日: 2013.06.10
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    [イニシエーション・ラブ]は衝撃でした。こちらも二度読み必至との触れ込み。 確かに二度読みしたくなる。それは間違いない。でも話はなぜだかわからないこともあり、きっちり納得しては読めない。

    0
    投稿日: 2013.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらずの生々しい「童貞描写?」には頷かずにはいられないが 如何せん、不明な部分が多くてまったくスッキリしない。 動機やら倉持やら・・・・ それにこれってあの「シックス・センス」の影響受けているよね? だって幽霊が・・・・

    0
    投稿日: 2013.06.05
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    「イニシエーション・ラブ」と同じく、「二度読み必至」が売り文句。だが、出来としては「イニシエーション~」の方が上かなと思う。 あちらは作中人物には気付かない、本の「外側」にいる「読者」だからこそ分かる結末というのが巧いなあと感心した。翻って本作は最後に作中で謎が解かれてしまうので、その辺りがどうしても割り引かれる。 他の作品も仕掛けに凝ったものらしいので、機会があったら読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.06.02
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    すごく残念な本。 途中まで完全に感情移入させられていました。作者の造り上げた謎には完全に騙され、それはとても良かった。 けれど、登場人物の行動に一部納得感に欠ける部分があり、結末も含めて読後感が物凄く悪かった。おかげで、読みながら聞いていた音楽のイメージまで引っ張られる始末。結末がなぁ…

    1
    投稿日: 2013.05.21
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    イニシエーションラブを読んでからだったので、なんとなくストーリーの流れは予測できた。 イニシエーションラブ、セカンドラブともに、童貞が主人公だから共感できたり、応援できるんだろうな。 おれにもあの時あった!みたいな気持ちが湧いてくる。 女はそこらへんを見抜いて、本当にうまく男を転がすなーと感心しつつ、やっぱ女って怖いとも思いました。

    1
    投稿日: 2013.05.15
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    前作が良かっただけに、高まっていた期待がちょっと裏切られた。 読者は、前作のような展開には騙されないぞと意識して読む分、オチを別方向に持ってくるのは当たり前。それへの伏線がやや唐突な感じ。そして、読後感が異様に悪い。何故一人二役を演じていたのか…核となっていることの動機が全く描かれておらず、さっぱりしない。そこを女性の恐さとしているのか? 次回作は「トライアングル・ラブ」らしいけど、その出来やいかに。。あまり期待しないけど、やっぱり購入してしまうのだろう。

    1
    投稿日: 2013.05.10
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    イニシエーションラブの影響が大きかったせいか…期待外れも大きかった… でも読んでいて苦じゃない! ただ先が読めてしまって( ; ; )

    1
    投稿日: 2013.05.09
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    友人の勧めで読んでみました。 イニエーションラブと同じく、最後の部分を読んだ時に「うーん」と唸らされました。 途中の内容については普通の恋愛小説だと思いますが、最後で唸れる分の面白味はあるかと思います。

    1
    投稿日: 2013.04.21
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    イニシエーションラブの様な流れかと思いきや…。 オチがよくわからなかったので、読み返して、 それでもしっくりこなかったので、 もしやと思ってネタバレサイトで色々読んでようやく納得。 本編だけ読んでそんな展開だったとはー!と 叫びたい人は前作を読むべし。

    0
    投稿日: 2013.04.17
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    二度読み間違いなしと言われるイニシエーションラブの乾くるみ作品。 叙述トリックが二つ。 一つ目は別にばれても構わないくらいで書かれてて、 もう一つ目は最後の数行で判明する。 それいる?ていうのにも伏線がしっかり入っていた。 イニラブのインパクト強すぎて物足りないのと最悪の終わり方で読後感最悪。。

    0
    投稿日: 2013.04.14
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    イニシエーション・ラブが面白かったので期待して買ってみたけど、大筋、予想通りの流れに沿ったトリックなので新鮮味や驚きは前作にはかなわなかったかな。 トリックなしの小説としても面白くなったし、全編に流れる昭和テイストも親近感はわくけれど、大胆なトリックをなくなったら、湊かなえには勝てなさそう。もしかするとショート作品のが向いてるのかも。 次回作、トライアングルラブに期待。

    0
    投稿日: 2013.04.09
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    普通に恋愛小説としても男の苦悩を楽しめるのではないかと思う。イニシエーションラブの衝撃を期待していると少し落ちはするけれど、二度読みします。 この乾くるみの結局男も女もこんなもん、的な目線はなかなか的を射ていて勉強になります。女目線の感想ですが。

    1
    投稿日: 2013.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーションラブに続く、くるみ作品の二作目。 解説よむと、次はトライアングルラブなる作品が予定されているとか。 イニシエーションのインパクトがすごすぎて、セカンドのほうは、意外にあっけなかった。序章を伏線として、春香=美奈子の二人一役なんだろーな的なネタバレがだいたい予想ついたのが残念。 だけど、結局、結婚したのは紀藤のほうで、正明は最後死んでたっていうオチはびっくり。でも、イニシエーションに比べると、このトリック、わかりづらい。。 あと、倉橋の女体彫刻が、いまだに意味がわからない。。結局、何だったの?禁欲の果てを見せることで、正明を追い込む通過ポイントになったってこと? イニシエーションにしても、セカンドにしても、カセットのA面B面とか、赤電話とか、国電とか、乾作品は昭和を感じる。平成世代だと面白さが伝わらないかも笑。

    1
    投稿日: 2013.03.29
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    イニシエーションラブに続く乾ワールド全開のセカンドラブ。 最終章で全部持って行かれるなぁ。思わず最初の章を読み直して、そういうことかと驚かされます。前作、っていうからにはどっかでどんでん返しあるだろうと予想してたのに、読めませんでした。 この話によく出てくる、ツヨくなければならないって思っていた、言い聞かせていた、ってのが私の好きな歌の一部に似てたり、希望を持たなければ絶望しないとか極端にネガティブな主人公の感性はすごく好きです。最初はわかるなーっておもってよんでいました。 驚きたい人、イニシエーションラブで見事にだまされた人、自分を強く見せている人ははまるんじゃないかなと。

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    投稿日: 2013.03.20
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    おもしろかったなー。イニシエーション・ラブの衝撃再び!みたいな売り込みだったんで、なんかあるだろうとは思ってたけど、こんなん途中で分かるわけもなく。ズルいよな。 ただ伏線はしっかりあるし、なるほど〜と思える。

    2
    投稿日: 2013.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーションラブを読んで、気になったのでこちらも。 結果から言うと残念な感じでした。 途中で2人の謎については見当がつくし、 オチもなんだかなぁって感じ。 読み返したくもなりませんでした。もうこの作者のは読まなくてもいいかな。

    0
    投稿日: 2013.03.13
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    イニシエーションラブよりストーリーが楽しめたかな。 最後の文章にはそう来たか!と思ったけど、大筋がやっぱりそうかと…。

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    投稿日: 2013.03.10
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    まさかプロローグにそんな秘密が・・・ あと味は決して良くはないがストーリーとしては若干やられた感をもらい一気に読み進められた。

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    投稿日: 2013.02.09
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    イニシエーションラブで相当な衝撃をうけたので、それを楽しみに読んだ。それほどではなかったけど面白かった。 80年代の男女の話や、流行や、お店、そんなのも面白かった。 ネタバレあり ただ、やっぱり最後のトリックはわからなかった。まさか幽霊だなんて。全然わからなくてネタバレ解説読んであー納得。伏線も見破れなかったなー。 まぁでもこういうどんでん返しの小説って好き!

    1
    投稿日: 2013.01.20
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    久しぶりに乾くるみ読みましたー♡ でもイニシエーション・ラブのラストの方が好きだな♪(´ε` ) まぁまぁ面白かったです、 がしかしオチが自分の解釈で合ってるのかわからず、ネットで調べましたΣ(゚д゚lll)あはは

    1
    投稿日: 2013.01.12
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    好みのタイプの小説ではないけれど面白かった オチを見てやっと主人公のだめっぷりに納得がいった にしてもこの女、醜悪である 自分と主人公は人間として似通ってはいないと思うが、もし女性にこのようなことをされたら、死ぬか殺すか逃げるかしかないと思う 主人公に深く同情する

    1
    投稿日: 2013.01.11
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    イニシエーション・ラブのほうがお話がすっきりまとまっていた気が。 コミック本のようにさくさくと読めて、良い気分転換になりました。

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    投稿日: 2013.01.11
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    結論から言うとやはりイニシエーションラブのときほどの驚きはなく、二度読みはしないかなー。 もしかしたら僕が最初にイニシエーションラブを読んだからかもしれないけど、ファンタジーだったりSFだったり、そういう要素は求めていないので、あまり非現実的な方向に進んでしまうのは残念。

    0
    投稿日: 2013.01.05
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    イニシエーション・ラブではラストに「えっ!?」と言う驚きともう一度読み返したい気持ちがあった。この作品も驚きはあったけどもう一度読もうという気持ちにはならなかった。 後味が悪い。個人的には夢オチ並のガッカリ感です。

    0
    投稿日: 2013.01.03
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    最高にして最悪の読後感を僕に投げ与えた『イニシエーション・ラブ』の作者の送る恋愛ミステリの次作、といったところでしょうか。 正直に申し上げますと、イニシエーション・ラブが強すぎてセカンド・ラブが霞んでしまった感じがあります。疑ってかかるとろくなことがない。 しかもあまりにもリアリティに欠けるオチだったために読後感があまりよくない。咀嚼しきれていない感じ。 今回はイニシエーション・ラブのようなどんでん返し性というよりかは、小説全体を通してのモチーフ(登場人物や舞台)に重点を置いていたのではないかと勝手に解釈しておきます。そうでないとこの内容に合点がいかない。 なんだかんだで結局騙されてしまったのは事実ですが、イニシエーション・ラブの生々しさを考えると、かような叙述トリックは見ぬくことが難しいのではないか、と考えてしまいます。とは言え続編などとは一言も明記されていないことに気づかなかった僕に落ち度があるのでしょうねえ。

    1
    投稿日: 2013.01.03
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    イニシエーション・ラブほどはびっくりしなかったけど、2冊読んですごく乾くるみ作品が好きになった。普通の恋愛小説じゃなくて、あとから「こういうことだったのか!」って考えさせられるところが好き。

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    投稿日: 2012.12.30
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    二匹目のどじょうを狙いすぎでしょう・・・ 最後のオチは最初わからなかったけど、よかったんですがね。 1冊目がこれなら良いが、帯が煽りすぎなので2冊目以降ではお勧めできない。

    0
    投稿日: 2012.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーション・ラブでは驚きだったけど、今回は「う~ん・・・」だった。 ラブミステリーというより、悪い人間に騙された真面目な男性の話だったかなっていうのが正直な感想。 裏と表の顔を持った女性の恐さっていうのを現しているのは解るけど、今回のは、同僚である紀藤まで加わって騙してて、どうしてそこまでして騙す必要があるのかな??っていうのがあった。 しかもそのことで正明が死んでしまったことも笑いのネタにしてたし。 だから結局、酷い奴らだな~っていう気持ちの方が強くて、読後感はあまり良くなかったかな。 ミステリー部分は、幽霊の部分だけかな。。 あと同僚の倉持が夜逃げした理由が最後まで不明だった。 年下班長の井崎から怒鳴られるのが夜逃げするほど嫌だったということ・・・?こっちの方がミステリーかも。

    0
    投稿日: 2012.12.29
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    ※多少のネタバレ有りですのでご注意ください 本作を手に取った人は前作?イニシエーションラブを読んだ人が大半だと思う。 前作はいろいろありながらも割とハッピーエンドだったと捉えられるのに対し、本作はどう解釈してもバッドエンド。 前作の中心だった人物誤認、時系列誤認に注意しながら読み進め、早い段階で主要な叙述トリックは見破ってしまった。 相対的に難易度は低いけど、前作が異常に高いだけでこれくらいが読者にはちょうどいいかと。 小説として、文学として見るならばやっぱり三流だと思うけど、コト叙述トリックに関して言えば質はいいと思う。 下手くそな官能小説のような部分がないとなおよい。

    0
    投稿日: 2012.12.28
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    確かに結末は衝撃的なんだけど… 序章からしっかり伏線が張られているとは言え、言ってしまえばそこまでが普通の物語なのだから、更なる衝撃でないと割に合わないと思ってしまうのは贅沢なのだろうか。

    0
    投稿日: 2012.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーション・ラブの続編ではなく、独立した別の物語。 イニシエーション同様にラブストーリー・ミステリーである。 主人公の正明と恋人の春香のラブストーリを軸に、春香にそっくりな 美奈子が絡んでくる。 冒頭で主人公達の結婚式を描かれているので結婚することが分っていて ミステリーとしてどの部分が謎となるのかと言う点に興味を惹かれる。 途中からは春香と美奈子は同一人物ではないかと疑いながら 読むことになるし、作者もそれを承知の上で書いているような感じでは あるが、結末に至りその動機と言うか状況に驚きを持って来たような 感じである! そして、これを書いた時点でも本当の謎は分らないでいた!!! イニシエーション・ラブ同様、本書も多くの人が、自分と同じように 本当の意味を理解してないので、本書の評価が低かったのでは ないだろうか!? もう唸るしかないです。 完全にやられました^^; ネタバレ 結婚したのは正明と春香と最後まで思いこんでいたが、完全に騙された。 と、言うよりこれを書いた時点でもそう思い込んでいた。 結婚したのは正明ではなく紀藤先輩と春香だった! 最後の視点は正明が死んで幽霊となった視点であるし、冒頭の結婚式の 場面も正明の幽霊としての視点であった。 春香と美奈子が同一人物であるかないのかが、最大の謎の様に 思わせ、全く違うミステリーを仕掛けられていた。

    2
    投稿日: 2012.11.29
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    うーん。所々にある伏線を上回る、もしくは覆すラストが待ってると期待してましたが、 正直、これくらいなら予想の範疇かなと。 驚愕とかショックとか、帯で散々煽るから 尚更がっかり感が増すんだよなぁ。 手にとってもらうためには仕方ないとは言え、読み手のハードルを上げまくるこの売り方が、著者のためになってるのかどうなのか。

    1
    投稿日: 2012.11.28
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    久しぶりの更新☆ イニシエーションラブで気持ちよく騙されて、「今回も!」と期待して読みました。結果、まあ騙されたわけです。 うまいこと書きますね。作者は文章で「状態」を表すのだけれども決して嘘をついていない。読み手側の思い込みを利用する。まさに読書ならではのトリックでした。でも、登場人物が嫌な奴ばかりなのと回収しきらない点があったので辛めの星3つです。

    1
    投稿日: 2012.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    春香とミナの関係も、そういうことだろうと予想はついた。 なので、そういう意味では、イニシエーションラブほどの最後の衝撃はなかった。 だけど、この小説での一番のひっかけはそんなことではないんですね。 確かに、最終章まで読んで序章が分からなくなった・・・ でも、再度、序章と最終章をじっくり読んでみると・・・ 特に最終章のラストシーン。 春香のあの能力は、そのための伏線だったのですね。

    0
    投稿日: 2012.11.20
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    「『イニシエーション・ラブ』ショック、再び」というオビに釣られて即買い。似たようなテイストの恋愛系ミステリーなのだが、ミステリーだということを忘れて読み流してしまい、ラストで「???」となった。あ〜そういうことか、という感じなのだが、『イニシエーション・ラブ』に比べるとちょっと分かりにくいかな・・・。しかし、仕掛けが分かったとしても、なんとも救われない気分になる。次回作、『トライアングル・ラブ』に期待しよう。

    0
    投稿日: 2012.11.18
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    さいごのさいごでやっと真相がわかった。 いつもオチを最初に読んじゃうんだけどでも一から読み終えるまで最後の文の意味がわからなかったという。 こんな女の子が周りにいることを想像したらめっちゃ怖いなぁ。

    1
    投稿日: 2012.11.11
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    二度目の乾くるみ作品。 イニシエーション・ラブですっかり騙されたので今回は割りと警戒して読み進めていたのだがやはり今回も騙されました。 相変わらず見事な伏線でした。 女の子は怖い・・・・

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    投稿日: 2012.11.07
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    一応ではありますが、文中に伏線があるのでフェアではあるのかなぁと。驚きはありましたし。ただ予想通り、「イニシエーション・ラブ」には劣ります。

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    投稿日: 2012.11.05
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    どんなどんでん返しが用意されているのかと、ドキドキしながら読みました。最後に、そういうことかあああと。最後まで読んで、最初の序章をもう一度読みました。そしたらいろんなことに納得。で、そのあとでもやっぱり納得いかない部分もあって、ネタバレサイトに走りました。そして、イニラブのときと同様、時代がちょっと古くてよく分からない描写も。なんだかそこも引っかけなのかとすごい注意しながら読みました。でも特に何の引っかけでもなかったような。もうね、前回イニラブ読んで、まんまと引っかかった自分に腹が立ったので、今回は結構気を付けてすごい警戒しながら読みました。しかしやられた。意味が分かったときの、何ていうか、うわあって感じね。これ好き。すごいなあ、乾さん。作り込んでる感が。まだまだ乾作品読み飽きないです。

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    投稿日: 2012.11.03
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    どうも主人公の性愛に対する考えがしっくりこない、時代なのかとか著者は何考えてるのかと思ってたら最後にそうゆうことかと納得させられる。終章のひっくり返しかたとか嫌いじゃない。序章の結婚式もあぁってなるし、霊感がどうのって伏線とかいいね。

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    投稿日: 2012.10.29
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    主人公?の正明さんのような男性は苦手ですw。 正明さんのぐじぐじだらだら考えている文章がながらく続いていて、途中で読むのをやめたくなってしまいました。 しかーし、 ラストに何かあると、それだけを頼りに読み進めてみましたが 。。。 思っていたほどの衝撃はなかったかも。 単に 私が恋愛?モノあまり好きじゃないせいかもしれませんが。

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    投稿日: 2012.10.28
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     乾作品と言えば、やはり女の立ち振る舞いをしっかり見てしまう。しかし、今回のどんでん返しはちょっと物足りなかった。「もしかして・・・?」な感じで予測はついてしまったし、騙された感じがあまりしなかった。読後感はよくない。春香の過去の男と主人公が最終的に同じようになってしまうのは興味深かった。やりすぎな気もしたけれど。「霊感」が個人的には一番グッときました。

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    投稿日: 2012.10.24
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    『イニシエーション・ラブ』の驚きを再び!と思って期待して読み進めていましたが…あまり納得のいくオチではなくて、拍子抜け。こちらを先に読んでいれば、素直に驚けたかな〜。。

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    投稿日: 2012.10.18
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    イニシエーションラブに続くシリーズ。といっても登場人物とかは全然かぶってないんですが・・・・最後の二行でひっくり返される展開は同じです。 残念ながら前作ほどのインパクトは無し・・・・でもお話としては十分面白い内容でした。 感想としては、この話のヒロインには僕はさっぱり魅かれなかった。それゆえに割と感情移入出来なかったから冷静に読めたのかもね。あるいは、いまどきこんな純な男の子って居るのかなぁ???舞台の設定はバブル時期だから僕にはピンとこなかったが。 恋愛小説としても読めるミステリーが読みたい人にお勧め。

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    投稿日: 2012.10.17
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    主人公に好感が持てず、話もだらだら続くので途中でやめちゃおうかと思ったけど、 最後のしかけが楽しみで読んだんですが。。 序章の仕掛けはわかったんですが、わからないことだらけで不完全燃焼。 イニシエーションラブに比べたら微妙です。 2012.10.13

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    投稿日: 2012.10.13
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    2012/10/06読了 春香を終始疑いながら読み進め、途中春香の手に乗せられそうになったけども、やっぱり悪い女だったか!!!って感じ。 ラストが全く意味わからなくて、モヤモヤして、みなさんのレビューを見て謎が解けた! そーゆー意味か!!!スッキリ! 春香には普通の人には見えないものが「見える」。 信じてた人間にこんなにもひどい仕打ちされたら、ムリだわ。 イニシエーションラブに続いて悪い女だったー

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    投稿日: 2012.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の「二人の秘密」って、似てる女性二人のことだと思ってた。 先輩との秘密だったのね。なるほど。 面白かったです。 でもイニシエーションラブの驚き度の方が大きかったな。

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    投稿日: 2012.10.04
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    イニシエーションラブほどの驚きはない。だいたい予想のつくネタ。最後だけ、お前もかよ!とツッコミたくなった。その後、序章は彼らの話か、と納得。途中でネタバレを予想できてしまったので、あまり面白味はなかった。恋愛話そのものはそれほど珍しいものでもないし、期待しすぎた感がある。イニシエーションラブ以上の出来を期待してはいけない作品。普通、かな。あまりお勧めしません。残念。

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    投稿日: 2012.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、ちょっと拍子抜け。 なんだろう、設定がちょっと現実離れしていたからかしら。 イニシエーションラブは、”いかにもありそうな”ストーリーだったから、 最後こわっっって思ったけどね。組み方すごかったし。 あとは主人公あんまりすきくないからかしら。 イニシエーションラブの続編ってことで、期待しすぎだったかも。 あれだな、「見える」ってことについて、ミナに懐疑的な様子を見せたから ふられちゃったんだろーなー

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    投稿日: 2012.09.24
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    たぶん『イニシエーション・ラブ』ショック再び、という文句さえなければ星4つ。 今回のトリックは二度読みするどんでん返しではない。たぶん。『イニシエーション』はトリックが本編の時系列に組み込まれていたから二度読みしたけど、『セカンド』の(たぶん)本命トリックは時系列が違うから。ただ序章は読み直し必須。 あとは『イニシエーション』とキャラ似すぎ感が……主人公も女性も。作者がすきなのでしょうか。 でも真ん中はがっつり恋愛小説でオチにミステリーなところは『イニシエーション』と同じく好きです。

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    投稿日: 2012.09.22
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    よく分からなくて、 最終的には人様のネタバレに頼った。笑 世間の読者の皆様って、 1回読んだだけで、 あそこまで話繋げられるもんなの? 頭良過ぎ。笑 びっくり、ってゆうよりも 夜中に読んだから、ちょっと怖い(´;ω;`) イニシエーション・ラブが もっかい読みたくなった。 きっともうあの衝撃は この先超えられないんだろうな。

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    投稿日: 2012.09.17
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    読了日20120916 あんまり意外性がなかったというか、愉快な驚きではなかったというか…。イニシエーションラブショックをもう一度味わいたいなあ。次に期待。

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    投稿日: 2012.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イニシエーション・ラブに続く叙述トリック第2弾。前作はうまく騙され「えー」となりました。だから今回はさらっと読まずにいろいろと記憶しながら読んでみた(笑)恋愛物語としては正直面白くないです。今回も時代背景が古いし。「靭い」とされる主人公が全然靭さを感じず。むしろベラベラ喋りすぎだろ!と呆れてみたり。でも予想してたオチより1つ上をいってたし、最後まで読んだらやっぱり最初を読み返しさせられるあたりさすが乾さん!と言う感想です。確実にプロローグは騙されたから楽しかったです(笑)★4に近い★3で。 あと、なんで倉持が引っ越したのかわからないままなのが残念!

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    投稿日: 2012.09.13
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    今回の大きな仕掛けは2つ。 1つは読み進めていくうちに読者の意識もなんとなくその結末へリードしていくような伏線を張っているのだが、もう1つは最後3行で見事にどんでん返された。相変わらずトリックは巧妙で、この辺りはさすが乾くるみといったところ。 ただ、仕掛けの巧妙さは『イニシエーション・ラブ』と双璧を為すと言って過言ではないだろうが、今回は如何せん物語に影が差しているような暗鬱とした空気により、もやもやした読後感が生まれてしまうことは否定出来ない。勿論、トリックありきのストーリーであるため、致し方ない部分なのだが。 こんな屈折した人間ばかりが多く世に憚らないことを祈るばかり。

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    投稿日: 2012.09.10
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    イニシエーションラブのようなラブストーリーと思わせたミステリー作品。イニシエーションラブと比較してしまうと若干見劣りする内容。トリックも種明かしもわかりやすく、そこが不満。いっそのこと、同じようにしめて欲しかった。

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    投稿日: 2012.09.09
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    イニシエーションラブを読んだ人はもちろん、読んでいない人でも結末は早くから予想できたのでは? というか、そっちの謎解きは最初からバレるのを織り込み済み? それにしては、あっちの結末が弱いよ!途中、物語としては引っ張ってくれたけど、ミステリとしてはあまり意外性なし。期待値が高かっただけに残念!

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    投稿日: 2012.09.08