
総合評価
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powered by ブクログ『最近僕は人良いところばかり見すぎてしまっている』 何度も言うが活字で関西弁が得意じゃない。相性が悪い上に、苦手な話で読み終わるのが辛かった。
0投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログイヤミス作家だが、真梨幸子や湊かなえに慣れてしまったからか、エグくない⁉︎ 陣治の執拗さ、歪んだ愛は不気味ですし 十和子の言動にも共感は持てないのは否めません。
1投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログ割りとぞっとするタイプのミステリー小説。 読後感はさっぱりとしないものの、独特の会話表現が馴染めばストーリーの展開は面白い。究極の愛と言うか、執着と言うか、人間の欲と言うのは恐ろしいと思わせてくれます。それと同時に、陣治の極端なまでに純粋な献身にも恐ろしさを感じました。 キーでは無いが、話が出たので砂漠に行きたいです。
0投稿日: 2014.11.26まほかるワールド
恋愛サスペンス、心が壊れている同士の恋愛? でも、ここまでじゃないにしろ心情的にはありそうで怖い。 愛とは?人を好きになるとは? 十和子に対する陣治の愛はすごい。 結局女性を愛するにはこのくらいの覚悟が必要なんじゃないかと思った。
1投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ読み終わったあとに 唸ってしまうような作品でした。 陣治の十和子への執着は、常軌を逸していて 怖いと思っていたけど 真実がわかり、陣治の最後の決断を考えると、 十和子はすごく守られて愛されてたんだなと思う。 十和子が壊れないですんだのは 陣治がいたから。 すべて思い出してしまった十和子が今後どうなるかはわからないけど、 陣治の思いを無駄にしないでほしい。 ここまでの献身的な思いは なんだかぐっさりと刺さりました。
0投稿日: 2014.11.19世界観に引き込まれます
陣治は不潔でだらしない描写がリアルで、確かに一緒に暮らすには思わず眉を潜めてしまうかもしれない。 …それにしても十和子は酷い! それ陣治のお金!マンション!!とどちらにも気持ちが感情移入できないまま、ただただ傍観者として話に引き込まれました。 この本の帯には「それでも、恋と呼びたかった」とあります。ラストで私は泣けました。 泣かない人でも、胸がギュっとなって言い様のない気持ちになると思います。 ミステリを期待して買って、いい意味で大変裏切られた作品でした。
3投稿日: 2014.11.12
powered by ブクログ★★☆☆☆ 愛せない男と共感できない女の恋物語 【内容】 八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。 【感想】 こまった。ある種の恋愛ものなんっだけど全然応援できない。 恋愛ものだと、"感情移入or応援したい"が鉄則なんだけどどっちもできません。 なぜって、主人公の男女がクソだからです。 女は過去の男を引きずって一日中DVD見てるクズ。 男はスゲー汚らしいので生理的に無理。 ここまでダメダメコンビの恋愛....いや男からの一方的な愛だけどね。 サスペンスに行きそうな部分もギリギリ踏みとどまったけど なんだろう全体的にスッキリしない。
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ平平凡凡な自分には決して縁がないだろう、そんな別の人生を疑似体験させてくれるから、小説は素晴らしい。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログ恋愛ミステリでした。 主人公は女性で15歳も年上の男とつきあっていて、でも実際はその前の彼氏のことをまだ引きずっていてみたいなよくある始り方でした。 ざっくりと説明すると上記のような内容なのですが、主人公がめちゃひねくれているので内容は終始暗いです。 後半はある謎を主人公がつきとめていきます。 衝撃のラストでした。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ痛くて苦くて甘くて冷たくて呆然とせずにいられない。圧倒的な嫌悪感に呑み込まれて、自分の中にあったものが剥き出しにされた。 こんなに鳥肌が立つほどくらくらになるのに しばらく経ってみると自分の中に、引き戻される感覚がきちんとある。 これは自分の中にある虹色の一部分。 それでいい。 けれど この小説は はっきり言ってキツイです。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログなんとなく展開が見える感じでしたが、それでも切ない感じが残りましたね~。 十和子~。 陣治~。 崩壊した精神がとても想像できました。 ひさしぶりの僕の中で高評価です!!
0投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ静かに恐ろしい、と解説にあったけど、まさにその通り。こわいこわい、とにかく怖いけど、読まずにはいられないし、なんだか迫りくるものがある。なんでこんなことになってしまったんだろうなぁ、って読んで行くのに、突きつけられるのは愛なんだな。ちゃんと恋愛小説なんだな。
0投稿日: 2014.07.28
powered by ブクログこの読後感。。。まるで吐いた後のようなスッキリ感とともにせまる不快感。半端ないです。 この小説で表現される一つ一つがリアルで生々しいうえに、人が汚らわしく表現されていてなんとも今目の前の現実すら綺麗な物語のように感じてしまうほどに、薄汚い感じです。それが、本当だからなんだかなんだかなんだかこう、残る感じ。おじさんの爪楊枝の使い方、こういうふうに言葉で表現すると、本当嫌な気持ちがして、本当に今後見かけるだけで眉をひそめそうになります。今までなんにも気にならなかったのに。。。
0投稿日: 2014.06.14
powered by ブクログんー。 主人公が歪みすぎててなんとも感情移入出来なかった… しかも途中でオチが読めてしまった。 それにしても陣治の愛はすごいな。 大きすぎる。 これを恋と呼ぶのなら私はまだ恋をしたことがない、とはよく言ったもんだなぁ。
0投稿日: 2014.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(ネタバレしてますのでご注意) 物語の半分近くまでは、泥沼の中でもがき続けるような女主人公の、堂々巡りする毎日が彼女の主観のもとで描写される。 いつまでこれが続くんだろう、と思いつつ読み続けると、刑事が尋ねてくる事により 話は転機を迎える。 女主人公が8年たっても忘れられない、それ故前に進めない、でももう連絡は出来ないとあきらめている かつての恋人が 3年前から行方不明だという。 そしてある意味自暴自棄の時期に一緒に暮らすようになった、15も年上の何のとりえも無い男が、ひょっとしたら 彼を殺したのかもしれない・・・ これは読んでいる途中、なんとなく 女主人公の方が殺人を犯していて、一緒に暮らす男はそれを知りつつ女を守ろうとしている、という感じかな、と思ったらそんな感じだった。 私は男が女にマッサージをするときに催眠術みたいなのをかけて、殺人の記憶を忘れさせているのだと思ったが。 特に前半の男に対する嫌悪の表現が なんというか読むのが辛くなるくらい執拗に描写されるので 読んでいるこちらもこの男を嫌いになる。しかしそれはあくまでも主観であるので、主人公の姉など別の視点からみれば違うのかもしれないとも示唆される。 眼精疲労や身体中に砂がつまったみたいな疲れに終始まとわりつかれている主人公の体調描写はすごいリアルなので、作者の実体験なんだろうと思う。 でももう一度読みたいとは思わない。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ全体の95%までは読んでいて確かに心地いい内容ではないのだけれど、何だか所々、胸をキュッと掴まれるよぅな表現でこの作家すごいな、と思いながら読み進めていったんだけど、ラストのシーンでぐわしっと胸を鷲掴みされるような深い愛の形を見て込み上げるものがありました。 やっぱり「沼田まほかる」ってすごい‼︎
0投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログ『ユリゴコロ』に続けて読了。またまた衝撃を受けてしまった…。 読後感は全然良くないけど、なんていうんだろう…なんかクセになる感覚。 読み終わったとき思わず大きくため息をついて頁をめくったら、解説の藤田香織さんも「読み終えた瞬間、思わず大きく息を吐いた。」と冒頭で書かれていて、そうだよねぇ…と妙に納得してしまった。 陣治の部屋にあった本「心的外傷とソシオパス」でだいたい予測はついたけど、結末はそれを超えていた。 完全に沼田作品にはまってしまったかも。次は『九月が永遠に続けば』読んじゃおう。 しかし「ソシオパス」恐ろしいなぁ。他人のっていうよりも、自分がもしかしたらそうなっているかもって思ったり…。
0投稿日: 2014.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結末はなるほどなーという感じでしたが、 メインカップル?の描写がどちらも人間として好きになれない。 「それでも恋と呼びたかった。」ていう帯がついていたらしく、その一言を聞いて最後にちょっと救われた。
0投稿日: 2014.02.11
powered by ブクログミステリー・・・か。 毎日を無気力に暮らす十和子。4年以上一緒に陣冶と同棲している。恋人関係の二人だが十和子は陣冶を疎ましく思うばかり。憎しみにも近いその思いは、十和子の元彼との凄惨な過去による。 元彼に相当惨いことをされたにも関わらず、それでも好きでいてしまう十和子。そんな彼女の視点の物語だからか、登場人物全員に好感が持てない。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログなんだこれ! …なんだこれ!! 読んでからしばらく 苦しくってずっと一人で 「なにこれ!」って叫んでしまった。 最初は気持ち悪くって 読むのをやめようと思ったけど 最終的には手放せない本になった。
0投稿日: 2014.01.14引き込まれるストーリーでした
この本を読んだ後、なんとも救いようのない とても切ない気持ちになりました 沼田まほかる独特のストーリー構成が 人間の奥深い心の傷や直視したくない部分 それを読み手にじんわり見せていく そんな展開に一気に引き込まれました ミステリーと言うよりは、屈折した愛の形 病んでしまった心の闇 そんな形のラブストーリーなのでは そう感じてしまいました
3投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログまず、「それでも恋と呼びたかった。」 という帯がたまらない! 読了後、それがはじめに想像したきれいなものでは決してなく 表現できそうもないくらい 重く救いようのないものだとわかった・・。 登場人物の誰ひとりとして好きになれず読み進めても嫌悪感ばかり・・ ただ、ミスリードの張り方が自然で ひっくり返し方も絶妙でした。 もしかしてこれって・・と気付きはじめてからも充分楽しめます そして、ラスト衝撃の行動 どうしてそうしなければならなかったのか、それだけの想いがどこにあったのかを 再読するときは それを冒頭から拾っていきたいと思った。 きっと誰にも真似できない愛し方だと思う
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログうろ覚えだけど。 歪んだ男女のラブストーリー。 人間が持ってる薄汚い面の表現はお家芸というのか、絶対に一定の読者に毛嫌いされる感じはさすが。 ピュアな人は読んじゃダメだと思います。
0投稿日: 2013.12.25
powered by ブクログ主人公の十和子は同居人の陣冶の不潔さやいい加減さを嫌い憎んでいるが、なぜか離れられないという日々を送っています。 彼女は失踪した昔の恋人に未練たらたらで、陣冶が彼を殺したのではないかとさえ思っています。そこへ新たな恋の相手、水島が現れます…。 サスペンスフルな展開でどんどん話にのめり込んでいきます。平易な文章で読み易いです。 前例がありそうなオチで「捻り」が足りない気がしましたが、伏線の張り方や回収は申し分ない出来で綺麗に決まっていると思いました。
0投稿日: 2013.11.19
powered by ブクログ著者の作品は「九月が永遠に続けば」が初めてで衝撃をうけ、続いてこちらを読んだが、この「彼女がその名を知らない鳥たち」の方が、はるかに深い衝撃を受けました。 読み終えた後、強烈に心に受けたものをすぐさま言葉に変換できない、ものすごいものを見たんだけどこれはなに? そして頭の中で物語を反芻し、印象的な場面を思い返し、私なりに焦点があった。 下品で不潔で誰からも嫌悪される男、陣治。この人は仏性なのでは。何度もこの世に仮の姿で現れる、仏その人ではないだろうか。 これでもかと気持ち悪さに拍車をかける彼の描写、私は十和子同様試されていたのでは? 私たちが蔑んできた陣治という人間、最下層にいる人間、男としての役割も果たすことがかなわない男、誰もが見下げるこの生命体が最後に見せたもの。見事に見せつけてくれたもの。 本来目に見えないもの。 言葉にできないもの。 目の前の幕がさあーっと天上に開き、そこに小さく小さく光る仏がいらっしゃった。 そんな風に私は感じました。そして涙がとまりませんでした。 駄目人間の十和子。だけど彼女は心の敏感な部分で、陣治の本性を嗅ぎ取っていたのでは。それを見抜く才能をちゃんと持っていたのでは。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログ2013.11.6読了 限りなく不愉快なのに読み止まらない 登場人物が全員気持ち悪くなにも共感できないしラストも不気味‼だけど、嫌いじゃないよこのイヤミスっぷり
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ暗く重く途中までは恋愛小説?と思ったが、 黒崎の行方を探すあたりから一変してミステリーに。どんでん返しは、途中のヒントで想像出来る範囲だったけど、陣治の印象が一気に変わる所が凄い。でも、最後はチト悲し過ぎるかも。
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ最後に視点が変わるところは面白かったが、とにかくねっとりしていて気持ち悪かった。 でも、このねっとり感を表現できている小説の巧さはすごいと思う。 十和子、陣治、水島。小説の登場人物の名前は絶対忘れられなくなるはず。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ「ふいに、一種言いようのない変な感じがきてあたりを見回す。現実が、ほんとうに十和子の目に見えるとおりのものなのかどうかが急にわからなくなる。部屋も、テレビも、かたちの崩れたラブソファも、花瓶に挿した花火の束も、実際にはもっと言語を絶するほどグロテスクな姿、似ても似つかない真実の姿を剥き出しにしてそこに存在しているのではないのか?」 サルトルの『嘔吐』的な展開になるのかと期待したが、その期待通りにはならなかったけれど、不思議な後味の面白い作品であった。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ終始気持ち悪く、何度も辞めたいと思いながらもどこかに救いを求め、早く決着して欲しいと読みました。そして、最後は泣くかと思った。9割不愉快な話なのに、最後の1頁が宝石みたいに輝くから。深く深く、心に刻まれた一冊。
1投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログ登場人物すべてが不快、嫌な奴。 陣治の汚らしさが前面に現れて気が付きにくいですが、ヒロイン十和子が一番嫌な女ですね。 元恋人にひどい目に遭わされたのは気の毒だけど、全然学習してないし。 「愛の物語」というよりもただの共依存関係の物語としか思えません。
0投稿日: 2013.08.03
powered by ブクログミステリーかな?恋愛小説。ラストに向けて陣治がだんだん好きになる。「楽しかったなあ、十和子。ほんまに楽しかった。この生活いつ壊れてしまうんか思うさかい、いろいろなことあってもあんだけ楽しかったんや」
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ33歳の北原十和子は、3人の男を愛した。 48歳の佐野陣治 一部上場のT建設の社員だったが、次々に会社を変わって行く。 黒崎俊一 別れて、八年以上も立つ。未だに思いつづけている。 水島 デパートに勤める係長。 佐野陣治は、女たらしと評判だったが、いつの間にか、 十和子は、一緒に住むことになる。 そして、陣治に罵詈雑言の限りの悪態をつく。 時計の故障を理由に、水島を口説き、誘う十和子。 水島の、甘い言葉に酔う十和子。 性格の悪さ、ぐうたらな生活、人を非難する十和子。 おぞましい限りの女に、陣治は、尽くすが、十和子は、つねに 疑いの目で見る。 物語のプロットは、途中で見えてくる。 黒崎の悪人ぶりが、明らかになることで、殺意はどこにあるのか、 見えてくるのであるが、それが明らかになるのは、 水島に向かった時に、氷解する。 それでも、黒崎を思う理由がみえない。 会話文は、悪態の言葉に紡ぎ方はうまいが、平凡。 心理状態の表現力が、優れている。ホラーの書き手の素養がある。 クラゲ、ガラスの中の水泡。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログ最後まで話に入って行けなかったのは、文章が暗いとか重いとかではなくて、登場人物の誰一人として共感できなかったからでしょうね。 過去の人を忘れられずに惰性で今を生きている一人の女の話。 かと思ったら、もっとどろどろと汚い感情まみれのお話でした。 十和子はずるいですね。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まほかる作品2冊目。今回もドロドロ系。 十和子にしろ陣治にしろここまで人に執着できるって恐ろしい。自分の全てを差し出して相手の全てを望むなんて正気の沙汰じゃないよねぇ。でも十和子と陣治はあれで完全体なんだろう。 文中繰り返し出てくるカラスの記述が印象的。 陣治が語るいろんな話も興味深い。 大筋は十和子の現在と過去の回想。 それにしても十和子悪趣味すぎ。
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログびっくりしました。ミステリーってことだけれど、究極の恋愛小説です。十和子と暮らしている陣治を、はじめのうちは十和子の感覚と同化して嫌悪して読んでいたのだが読み終わった時には、一転、陣治の十和子に対する愛情に悲しくなる。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ暗い内容だけど、読むのをやめられず、一気に読んだ。面白かった。でも、帯を読んだらなんとなく結末が分かってしまった。ネタバレじゃない?ひどくない?
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログとっても気持ち悪い内容で途中で何度辞めようかと思った。 きったない子持ちの悪いおっさんと 不幸な恋しか出来ない女の話。 が、最後おっさんに感動。 十和子は最悪な女だ。病気だ。
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログミステリって感動しますか?するんです、するんですよ!この作者さんのは。 下品で粗野な陣冶、「種なしどぜう」と蔑まされている陣冶、女性に全く魅力を感じさせないこの男。しかし、一言一句がなんて愛に溢れているのか、ねじまがった末路に叫んだ言葉がなんて哀しくて愛おしいのか! 読書中と読後感に、こんな高低差がある作家さんは珍しいのでは?
1投稿日: 2013.05.09
powered by ブクログ非常に暗い気持ちにさせられました・・・ 最初から最後まで波はなく、十和子が異常なんだろうなと思いながら、やっぱりおかしくなってたのかで終わってしまった。 十和子の内縁の夫の陣冶も、気持ち悪い。 うーん、なんか読まなきゃよかったかもな
0投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんだろう、十和子がどうしても好きになれない。 好きじゃない、っていうか不可解すぎて嫌悪。 陣治もよくわからない。 そこまで十和子を愛する理由が分からない。 全体的にいやーな気分で読み終わった。 と、こっちがここまで気持ちを揺さぶられる、ってことは 著者の筆力なのかなあ。 なので、内容としては★★だけど、それを思うと★3つ。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ暗くて陰気な文章だけど、引き込まれた。なんというか、圧巻。なさそうでありそうな現実味のある話し。 歪んでる、けど捨てきれない。 やりきれない。 沼田さんの作品もっと読みたいです。
0投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログはじめから最後まで心地悪いまま。でも途中でやめることはできないのはこの作家さんのすごいところな気がします。最後の最後でこれは恋愛小説???と。
0投稿日: 2013.04.09
powered by ブクログ読むのが辛くて、苦しい、、 十和子も陣治もどっちも気持ち悪すぎで、読んでる間、まじかまじかって考えちゃって、胃とかも痛くなって
0投稿日: 2013.03.30
powered by ブクログ最初は十和子のワガママっぷり&陣治の奴隷っぷりにイライラしながら、ページを捲ってました。 あまりにも十和子の陣治に対する仕打ちはヒドイし、頭もおかしそうなので、ラストは十和子の妄想オチ?とか思いながら読み進めましたが、、、ラストは超ビックリ!!! 途中までは星3つのつもりでしたが、、ラストの陣治に星4つです! 究極のラブストーリーかな??
0投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログカテゴリをミステリーにするか恋愛小説にするか迷った。 十和子を想う陣治の心が切なくて、読後しばらく小説の世界から抜け出せなかった。
1投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログひたすら陣治が気持ち悪い…彼と一緒に暮らす十和子のだらしなさにも共感は得られない… ただ結局、黒崎を殺害したのはだれだったのか。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これが愛だというのなら、わたしは愛なんか知らなくていい。 こんな愛、いらない。 こんな愛、歪んでいるし受け取れない、受け入れられない。 二人の間にのみ存在するものが愛ならば、 つまり、愛って一方だけの想いでは成立しないと仮定するならば、 これは愛ではないでしょう! それでもこれを愛と呼ぶのなら、 こんな愛、いらない。 何も生まない愛はいらない。 でも、だ~っと読んじゃった。 ネタ的には割と初めの段階で薄々と。 で、どう持っていくのかな、って。 あぁそうなのか、これで終わるんだ、って。 主人公はおっさんだったのね…。
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ最初は辛い、とにかく『何なん?』と言いたくなる、読み始めはそんな印象でした。 でも読み進める内に十和子の『都合のいい女』っぷりに段々とまほかる氏の毒っ気にはまっていく気がします。 汚ったないおっさんだけど、とにかく優しい、優し過ぎる陣治。 いちいち言ってることが正しいお姉ちゃん美鈴。 思い出は最強だと思い知らせてくれる黒崎。 率直な感想としては女性受けは良いけど男は苦手かも知れません。 女は【上書き保存】 男は【名前をつけて保存】 と言われる男女の恋愛の思い出をしっかり書いているのは流石です。 映像化するなら 主演:十和子を壇蜜で R-15指定ぐらいの濡れ場有りの 音楽は中島みゆき(または椎名林檎) エンディングテーマは上田正樹の「悲しい色やね」(やしきたかじんでも可) でお願いします。
1投稿日: 2013.02.01
powered by ブクログはじめはしんどいです。十和子が不安定すぎて共感出来ません。自堕落な生活を送っていて、コミュ障で同居している陣治に対しての罵声も容赦なさすぎ。かと言って陣治も不潔感溢れる描写満載で何でこんなのと一緒に住んでるんだか理解に苦しみます。嫌悪してるのに自立しようとしない十和子、罵られるままに家を出ても結局帰ってきてマッサージなどする陣治、何だこのしょーもない二人…と思ってしまいます。 物語は十和子の視点で進むので全体的に薄暗い雰囲気です。時折出てくる元彼の黒崎との痛々しい過去の出来事が更に不安をかきたてます。別れて何年も経つのに黒崎のことを忘れられず、陣治に養ってもらって付かず離れずの関係を続け、しかも時計屋の店員水島とも男女の仲になってしまう十和子からはそれでも、恋をしている幸せさはまるで感じられません。同時に物語の方では陣治の不審な行動が目立ち始めます。陣治が黒崎を殺したのではないか、次は水島が危険な目に遭うのではないかと疑う十和子…この辺りでミステリ要素としての真相は読めてしまったわけですが、最後の最後に陣治がとった行動は切なすぎました。多分それまでが余りにしょーもなかったからこそ、十和子への純粋すぎる思いがめちゃくちゃ際立っています。苦しすぎて叫びたくなるようなものすごいラストです。読み終わってすっきりしたという感じではないんですけど、深く心を抉るような作品です。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログ過去の恋人“黒崎俊一”の想いでばかり考えてしまう十和子。 垢まみれの作業服を着たごま塩アタマの佐野陣治と同居中。 黒崎への執着心と陣冶に対する嫌悪感が執拗に繰り返されるが、 黒崎との関係は不穏な雰囲気も感じる。 暗く暗く・・・BGM・・・ゴロゴロゴロゴロ・・・グルグルグルグル・・・ 心がキュウッと絞まっていく感じ。
0投稿日: 2013.01.23
powered by ブクログイヤな感じ…イヤな感じ…と思いながら、陣治と十和子の二人がどこへ降り立つのか気になって最後まで一気読み。 愛されたいと願っても、いざ陣治のように愛されたら逃げたくなる。 失ってからその幸せに気づくのだけど。 ラスト、十和子への深い愛と一緒に、愛されたかったという陣治の強い思いが伝わってきた。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログすっかり沼田まほかるの毒気に侵されてしまいました。「九月が永遠に続けば」「痺れる」「アミダサマ」と読み継ぎ、気付けば本書で4冊目。昨日、「猫鳴り」を購入したから、手元にないのは「ユリゴコロ」だけです。 本書「彼女がその名を知らない鳥たち」は、沼田さんの持ち味である不穏さが前面に出た作品ではないでしょうか。主人公の十和子が8年前に別れた黒崎を殺したのは一体誰なのか―というのが本筋。ぞくぞくします。 ただ、物語の興趣はそこではないかもしれません。 むしろ十和子の同居人である陣治への十和子の思い、それより陣治の十和子への思いを描写しているところが濃密で読ませます、唸らせます。凡百のミステリーとは一線を画しています。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ衝撃を受けた本 読み終わって涙が止まらなくて、居もしない醜いグンジに縋り苦しくてたまらなかった。 すごいうねってた。 ずっと恨み節ばっかでしんどい小説だから、こんな本が話題なんかと、怪訝に想いながら読んだ。 しかし、徐々にくる。主人公ではなくて、グンジが。 本当に。 これが愛なら、あたしはまだ愛を知らない。 面白いし
1投稿日: 2012.12.11
powered by ブクログ独特の展開でかなり面白いのだが、ラストが納得いかなかった。いろいろな終わり方の可能性があったと思うが、個人的には不自然でスッキリしなかった。ちょっと残念。
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
具合悪いときに読むと余計具合悪くなる系。読んでるあいだホントにしんどくて、何回も途中でやめようかと思いましたが、なぜかやめられず。なんか手をつけてしまった以上最後まで読まないと救われない気がしてヘロヘロになりながら読みました。 最初十和子に同調しながら読んでいると出てくる人出てくる人すべてにイラッとなり、だんだんと「いや、この人ちょっとおかしいぞ」と気づくと、そっからがまたさらに辛い。 読み終わったら号泣してしまいましたが、「ああ終わった・・・」という安堵感だったような気が。精神的にかなりヤられます。 ああしんどかった・・・ これでやっと解放される・・・
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ不快指数100%、暗くて不潔で読んでいると気持ち悪くなるくらい。何度も読み進む事をためらった。だけど最後まで読んで本当に良かった。これはミステリじゃなくて、恋愛小説。「それでも恋とよびたかった」は切ない。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
暗い。。悪口をずっと思っているような、日常で、優しさをさげすんだり、どうしようもならなかったり、でも、その生活にも裏があって、忘れられないと思っていた過去の恋人との間にも忘れられていた出来ごとがあったり、読んでてドーンと暗くなるような小節
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ途中で犯人がわかってしまった… 主人公にも同居人にも恋人たちにも共感できなかったし、嫌悪感で一杯になった それでも こんな人たちいるよなぁ 私のなかにもこんなとこあるかも? そんな感想をもってしまった 不思議な小説
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ本当は、かなり「分類不能」っぽい(- - ...深い...怖い...何なんだ、これは...(- - この作品を語る「言葉」を、私は持たない。 同様にもがき苦しんでいる 「解説」をお読みいただくことを勧める。 一言で言えば...「愛は人類を滅ぼす」...かな(- -
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログイヤミスで話題の作家さんということで読んでみた。冒頭から気持ち悪いなと。どんどん不快さが増して、蓄積してラストに大ダメージ。他の作品読むのに、気合いを入れないと読めないなというくらい不穏な小説だった…
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいても嫌悪感を抱いてしまう、そんな中年男陣司と、女性の嫌な部分を惜しげもなくさらけ出してしまう十和子の2人。 最初は若干退屈ながら、「何かおかしい」と思わせる描写がちらほら。 焦って読み進めてしまいましたが、 そのうち黒崎と十和子の交際当時の話が少しずつ紐解かれ、 最後は、思わぬ結末に・・・ しかし、読後感はただただ重く哀しい。 『それでも恋と呼びたかった』は誰の台詞なのか。 それぞれの思いに馳せると本当に胸が苦しくなる、そんな1冊でした。 最近立て続けに、ミステリーという名の想いが重い本を読んでいるので、 笑い飛ばせる本が読みたい・・・そう思わずにはいられませんでした・・・。
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログ私、沼田まほかるさん、苦手かも。。 読んでいるだけで心がズドーンと重くなります。。 8年前に別れたある男性を忘れられない十和子と、同棲する陣治。 下品で、貧相で、お金もない陣治を軽蔑し、嫌悪しながらも、寂しさから同棲を続け、生活費を入れてもらいつつも、彼女自身は家事もしない。 その上、デパート店員と浮気だなんて、、どうしようもなさすぎる。。(-"-) 陣治も確かにうだつがあがらないけど、、なぜこんな十和子のことを支え続けるのかずっと疑問に思いながら読み進めると。。 そこには誰にも真似できないほどの深い愛情が。。 ここまで深い愛情を誰かに捧げられるのはすごいと思いますが、、 救いのないこのストーリー。。 気分がくら~くなるので、読むことはあまりオススメしません。。
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログすごく疲れる本だった。 不倫、憎悪、倦怠感、歪んだ愛… 情景がリアルで気持ち悪かった。 不倫する、十和子を近くで見守る陣治。その愛の深さに心打たれた。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ以前のユリゴコロのように、お風呂の中で読了。 何故か、まほかるさんの本はお風呂の中で捗る。 焦燥や愛情や嫌悪や憧憬や・・・ ちょっとずつ蓄積されていって、ちょっとずつ腐敗していくような。 鬱々としているのに、先が気になって気になって。 読み終わったときの気持ちはなんとも言いがたい感じです。 すっきりもせず、面白くなかったわけじゃないけど、どうしてくれるの、みたいな。
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ盛り上がるまでがやたら長いし誰にも共感できないしで、読むのやめようかと思ったけど最後まで読んで良かった。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ12.08.16 ★2寄りの3。 閉塞感がものすごくて、なかなか読み進まなかった。 十和子視点の陣治像がヒドイ分、最後の展開の意外性が大きいのだろうけど、割と途中から読めたかな。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読むのが苦痛だった。 陣治という男のどうしようもない不潔さ、だらしなさ、品の無さへの嫌悪感が凄まじくて、読み進むのが嫌だった。 それが作者の狙いか。 そんな男と同棲している十和子という女にも感情移入もできない、共感も同情も憐れみも抱けない。 2人の不快な生活がグズグズと描写される。 いったい何なのだ!どうなるというのだ、この憐れな2人が!? どうにでもなれよアホ2人。 と愛想を尽かしつつも読んでしまった。 黒崎を誰が殺したのか?というのが最大唯一の焦点だ。 それ以外はどうでもいい。 人間の屑である黒崎を誰が殺したのか。 どうしようもない相手に恋してしまう人間というのはいるのかもしれない。 どうしようもない人間であることは罪ではない。 愛される資格もある。 哀しい。 陣治が哀しい。 黒崎の遺体を始末して、十和子を庇ったのなら、その後の生活の仕方も他にあっただろう。生まれ変わるチャンスでもあった。 でも、そのままの陣治でしかありえなかった。 それで十和子が幸せになれるとでも思ったのか、陣治。 お前がいなくて十和子はどうやって生きていくのだ。
1投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ貪婪、身勝手、自己中、他者に対する思いやりの欠片もない。読めば読むほど虫唾が走る十和子。到底共感することはできない。物語の中でも厳しく糾弾されている。不快極まりなしとしか言いようがないのだが、得体の知れない不思議なものに最後まで引き寄せられた。
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログ・7/30 読了.この手の中年男性がまた登場する.それにしてもよく観察してるもんだと思う.もしかして作者はこの世代の男性が好きなのではないだろうか.前回読んだ「九月が...」よりも全体的に重い雰囲気で、人生のやり切れなさや倦怠感が滲み出てる.それでも最後のどんでん返しがあるだろうことはうすうす匂わされてるからか、あまり意外な気がしなかった.
0投稿日: 2012.07.30
powered by ブクログこの人の小説は全部一日で読んでしまう。 内容が多少グロテスクで下品なところもあるけれど、最終的には著者なりの愛を表現して話が終わる。 そしてこの愛は、全くロマンティックではなく、なぜか身近な感じがして、綺麗とはほど遠い。 ラストの衝撃はほんとにすごい。 幸せと愛はイコールではないのか。 もしくは、愛は気づいた時には既にそこに無いものなのか。 僕は作家ではないけど、こんなポッと出の同業者が出て来たらほんとびびるな!
0投稿日: 2012.07.30
powered by ブクログ正直、主人公である十和子も、一緒に暮らす男性・陣治も、どちらもあまり愉快な人物像とは言えない。 十和子にベタ甘な陣治に関するエピソードは特にひどい。人物の卑小さ、下品さが事細かに描写され、十和子との出会いはストーカーまがいでもあり、その上で発される十和子への愛の言葉には嫌悪感を禁じ得ないし、 対して、十和子のほうも決して魅力的ではない。日常はモラトリアムと呼ぶのさえ憚られるような生活ぶりで、その感情の振れ幅には危うさがあり、ネガティブな意味合いでの近寄りがたさを覚える。 危うさと違和感、泥臭さ、破綻の匂いを溢れんばかりに内包した物語。 その中でふと「大事なことをまだ知らされていない」と唐突に気付く。 もちろんそのための違和感は最初から全て用意されていて、予想も出来ていたはずなのに、気付いた瞬間には、その先を知りたくないような、奇妙な焦燥感が芽生える。 そして最後まで読み切ってしまうと、今まで下卑たものとしか見えなかった時間がとても愛おしいものに思えてくる。 文庫版解説によると、単行本初版時の帯には「それでも恋と呼びたかった」という惹句が書かれていたという。それを受けて書かれた解説者の当時の書評には「これを恋と呼ぶのなら、私はまだ恋を知らない」と記したとか。 私もその解説者(藤田香織氏)と同じ感想を抱いた。 この物語は、自分の知っているどんな恋とも愛とも違う。違うけれど、確かに愛おしい。宝石の輝きではないし、甘酸っぱくてほろ苦いような爽やかさもない。ただ、どろどろとしたヘドロの中に、歪だけれど美しい結晶を一粒見つけ出したような、そんな気分になる。もちろんそれは、手に取ればもろく崩れ去る一粒だけれど。 導入部でげんなりする人もいるかもしれない。けれど、最後まで読んでみてほしい。 きっと「ああ、そうか」と思わず口を突いて出る。 <追記> タイトルはおそらく、暗喩。というか寓意といったほうが近いか。 十和子の世界にはカラスしかいない。自室のベランダで、出かけた先の路地の片隅で、夕暮れの公園で、十和子はカラスを見て、カラスの声を聞く。「カラスではない鳥たちはみんな、どこへ行ってしまったのか?」と十和子が感じるほど。 カラスではない、もっと美しい鳥たちの名を、十和子は知らない。 ただ、カラス以外の鳥たちが文句なく美しいかといえばそうでもないだろうし、最後の瞬間に十和子もその鳥を見つけたのかもしれない。 そう考えると、序盤で、カラスが仲間の死体をつつく描写は感慨深い。
1投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログこの著者にずっと興味があって、私にとってはじめての作品がこれ。 小説は読み手の妄想の中で話しが膨らむもの。 この作品に関しては、汚い言葉・汚らわしいものばかりで、 あまり心地いいとはいえない。 関西弁がもともと苦手なのに、ことさらに怖くなってしまう。 終わり方は良かった。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ7月-6。3.0点。 建設作業員と同棲している、主人公。 前の恋人が、5年前から失踪していたことがわかる。 同棲相手が嫉妬のため、殺したのか。 登場人物全員、問題があり、癖がある。 どろどろ、ぐちゃぐちゃという感じ。 ラストも何となく、わかるかな。
0投稿日: 2012.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まー、なんというか、暗いですよねー。陰湿さがコワい。でも、あまりに陰湿過ぎて、途中で嫌気がさしたけど。まぁ、それでも怖いもの見たさで読み続けましたが・・・ラストは、なんだかよくわかりませんでした( ̄ω ̄;)
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ究極の恋愛小説。 ある程度年齢を重ねた(失礼) まほかるさんだからこそ書けたのでは ないでしょうか。 ストーリーにのめり込んでしまいます。
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
八年前に別れた黒崎が忘れられない十和子は、下品で貧相な陣治を嫌悪しながらも、一緒に暮らしている。 登場人物が皆、歪んでいる様でいて、すごく生々しい。そんな登場人物の一人である十和子の一人称視点で物語が進むことが気持ち悪さをより際立たせているような気がする。 好みが別れそうな作品。
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ出てくる人全員嫌なヤツで、 前半は不快さのあまり読むのやめようかと思った。 後半、物語が進み始めると、 丁寧に伏線が回収されていった。 でもやっぱり不快。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログサスペンスと恋愛小説の中間。 十和子の、現実 非現実 妄想 が混じり合う。 わたしにはあまり合わなかった…
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ十和子の歪んだ目線で進む物語は、できることなら見たくない醜い現実だとおもう。 過去を捨てられないのは地獄だけど、それに甘えるのは、より地獄だな。
0投稿日: 2012.06.05
powered by ブクログ最後まで読むと、これはミステリーでもサスペンスでもない、恋愛小説だと分かる。そもそもエンターテイメントにはあまり必要とされない、心理描写や情景描写が多い。ジャンルでくくってはいけないのだろう。 醜さを暴きつつ、純粋で切ない。たった一人の恋人の話だった。
0投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ一気読み。一人称の壊れた感のある心理描写が面白い。ラストのラストはつまらなかったが、全体として目が離せないうまさがあった。
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ前半はどこがミステリーなのかと思うくらい相変わらず 男女の絡みが多すぎて少々飽きてしまいました。 一緒に住んでいるにもかかわらず、 陣治に対してはあまりにも冷たい態度、罵倒などをしたりするので 十和子という女性はなんでこんなに嫌な人間なんだろうと思いました。 いくら前の別れた男性が忘れられなくて寂しいから、 つなぎというか一時しのぎでこんな事をするなんて同じ女性として嫌でした。 それでも陣治は特に抵抗することもなく、 波風を立てないように一緒に住んでいるのが不思議でした。 でも後半になり別れた男性の黒崎が行方不明になったということから ストーリーは急にスピードが上がるのでここからが飲み込まれていきました。 十和子が夢なのか妄想なのか現実なのか そのあたりを彷徨うので読んでいてもそれに操られてしまいました。 十和子の行動を追っていくとどう考えても 黒崎が行方不明になったのは陣治がいるからかと思わされましたが、 ラストには思いがけない展開に驚かせられました。 まさに大どんでん返し。 十和子の過去を思うとこうなってしまったのも仕方ないですが、 それを何も抵抗せず、言わずにそっといた陣治は これこそ本当の愛情なのかと思いました。 今までになかったミステリーというより、 恋愛小説としても良いかと思います。 でもこのタイトルはこの作品とどんな関係があるのかと ふと考えてみたり・・・ 沼田さんの経歴が最後に書かれていましたが、 二十歳で結婚し、三十四歳で離婚し出家し僧侶となり、 四十四歳で友人と設立した会社が五十五歳で倒産したため、 小説を書き始めたという波乱万丈な人生。 この経験が作風にももしかしたら出ているかなとも思いました。
0投稿日: 2012.05.19
powered by ブクログなにかと注目の沼田まほかるの二冊目。『九月が永遠に続けば』よりは分かりやすい。壊れかかった人物を上手に描く、異常なのか正常なのかのきわどいラインを上手く描く。話の展開として、それをじれったく感じるかどうかで好き嫌いが分かれる。いまのところわたしは微妙である。
0投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログまほかるどろどろワールド全開の小説であるが、ややサイコサスペンス気味ではある。記憶を取り戻した十和子ではあるが、陣治をはじめ全てを失ってしまった様である。続編を期待できる作品であるが、十和子を美人に設定していない作者に女の悪意を感じてしまう。
0投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログ「彼女がその名を知らない鳥たち」沼田 まほかる サスペンスミステリ。紫黒。 え、え、え。そんなまさか。 久しぶりに、ただのテクニックでない、衝撃の結末のミステリを読みました。 しかしそれも愛なのか。十和子はこれからどうやって生きて行くんだろう? ここまで激しく嫌悪感を立ち上らせる陣治の描写が、何かある何かあるとは思わせながら、やはり大胆な伏線になっている。 そしてそれと対比する黒崎、水島のスマートな非情さ。十和子の精神的不安定さ。 全ての立場に入り込めない読者感情が、次へ次へと読まされてしまう理由な気がします。 あと、結局タイトルの『彼女がその名を知らない鳥たち』って何だったんだろう?よっぽど考えたけど、分からないなー。 本作がデビュー第2作。まほかる節に、揺さぶられます。(5)
0投稿日: 2012.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり私にはこの人合わないみたい・・^^; 登場人物が全員クズすぎて誰ひとりに対しても魅力を感じない。 合わないのはそれに尽きるかも。 でも最後まさか飛び降りる(落ちる?)とは思わなかったので、 そこは確かに「うわー!」ってなりました・・いい意味でドン引き。 しかし救いようのない話ですね!
0投稿日: 2012.04.21
powered by ブクログ60ページでギブアップ。 ずっと陰鬱な感じで、何も起こることなく進み、 意地悪な人が出てきたところで気分の悪さが最高潮に達して 読むのを止めました。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ読んでいる最中はただひたすらに「怖い」。 途中で読むのをためらい、間を開けてしまいました。 でもそれを越えたら面白さに止まらなくなり そのままラストまで一気に読み進んでしまいました。 前半は読むのが辛い。精神的に辛い。 自分がこんな風にされたらきっと耐えられない。 だけどそれを覆すこのラストで、この作品を好きになりました。 どうしてか分かりまえんけど、このラストは何度も読みたくなります。
0投稿日: 2012.04.11
powered by ブクログ初めから騙されているパターンwww 女性の心理描写、細部にわたるこだわりに技(業)あり!!! すぐにシールドができて浸れる読み物ggg 陣治て神様や
0投稿日: 2012.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろんな形の「愛」があると、改めて実感する。 書評では、「これを恋と呼ぶのなら、私はまだ恋を知らない」と書かれていた・・・。 だが、読んだ私はきっと恋を知っている。 十和子の気持ちも、陣治の気持ちもよく理解できたから。 この人を手放すくらいなら、いっそ殺して自分だけのものにしてしまいたい。 あの人が幸せならば、法に触れようが、倫理に背こうが、そんなの関係ない。 全て私が背負いたい。 そんな気持ちになったことがある。 怖いと思うか、温かく感じるかは、読み手次第だろうな。 明らかに私は後者であった。 memo ---------------------------- 怒りは抵抗不可能な生理反応だ。 爽やかに笑うというのは、顔のどこかに、笑いに占領させない部分を少し残しておくことだ。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログなんだかとっても疲れました。 後半おおよその結末が見えてきて もういいかな・・・と思いつつ最後まで一気にいきました(笑) これは愛じゃないですって。 情と愛は違うと思いますよ。 う~ん、情でもないかな業かなぁ。
0投稿日: 2012.03.31
powered by ブクログとにかく不快、不愉快、読み進めるのがつらかった。 登場人物全員が人間くさい、生々しい、だからこそそ れぞれがそれぞれの人生を歩んでいるように感じられ る。でもみんなズルい、悪い意味での大人。 では自分はどうなのか? 人を欺いたコトはないのか?自分への好意を利用した コトはないのか? 本当に汚れてないのか? いま考えなくていいコトをいろいろと考えてしまいました。
0投稿日: 2012.03.28
powered by ブクログ借り物。 もうちょっと(自分にとって)現実味のある作品の方がタイプなんだというのがよくわかった。それが本来日常的であるはずの身の回りのできごとでなく、内戦だの企業の倫理だのであるところが悲しいけれど。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ気持ちが悪い。最初から最後まで気持ちが悪い。登場人物がみんな気持ち悪い。なのに、最後まで読んでしまう。読み終わる瞬間、あーっと叫ぶ。あーっ。
0投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
沼田まほかるはこれで3冊目だけど、相変わらず人間関係がどろどろしてるなーw 主人公に感情移入できなくて、最後まで読むのが少々つらかった。 恋人の男にはもうちょっと報われて欲しかったな・・・
0投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログこういうのダメです。読書からは幸せや、経験や、知識や、思索を得たいのに...生理的に不快になるような本って、読む必要を感じません。ストーリー展開には意表をつかされたけど、どの登場人物にも感情移入できなかった。
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログ沼田まほかるの彼女がその名を知らない鳥たちを読みました。 8年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、下品で貧相な陣治と暮らしています。 幼い頃の出来事や、黒崎からされたひどい仕打ちによるトラウマをかかえて、十和子は現実と妄想のはざまに生きています。 神経症の女性の生活を、その女性自身の側から描く描写の的確さは、沼田まほかるの真骨頂だと思います。 読んでいて気持ちが悪くなるような描写なのに、自分もどこかにそのような感覚を持っているかもしれないと思わせる語り口がすごいと思います。 エンディングで、腐臭のする汚泥のなかに光の加減で美しい珠があるような幻が見えるのが、不思議な感じです。
0投稿日: 2012.03.07
powered by ブクログ面白かった。 だけど重かった。 久しぶりにその重さを引きずって、ブルーになってしまう本に会いました。
0投稿日: 2012.03.06
powered by ブクログ沼田まほかる初読。本屋宣伝で「エロ怖い!」とかどんなよ…と思って読んでみたどー。薄汚い薄ぼんやり胸糞世界。桐野夏生ほど濃ゆい胸糞感じゃないけど、なんかモヤイラッとしたです。文章は読めないほどではないので読むものに困ったらまた読んでみます
0投稿日: 2012.03.01
