
総合評価
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powered by ブクログ妊婦さんはもちろん、孤独を感じている人に読んで欲しい一冊。そして助産師、助産師を目指す人にも! 孤独を感じていたまりあが鶴亀先生やパクチー嬢をはじめとする島の人たちと出会うことで、こんなにも変わったことに感動。途中途中に挟まれる出産エピソードからはリアルな表現と共に、神秘を感じて助産っていいなと感じた。 全員好きだけどいちばんを答えるなら、長老が好きだった。いつでも笑顔で優しい言葉をかけてくれて、本人がいなくても周りの人にその人の良いところを伝えられる長老のような人に私もなりたい。 ・大きな木には大きな影がある ・誰しもみんな辛いことや悲しいことがあった、 ・でもそれを誰かに打ち明けるということはその人を信頼していたり愛している証拠だ という言葉にとても救われた。 妊娠した時、辛いと感じた時にもう一度読みたい。
15投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ南の島にある“つるかめ助産院“。気さくな先生や優しい仲間達がほっこりしてて良かった。小野寺くん、何かよく分からなかった。一つ一つの描写が可愛いい作品でした。
11投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ人間不信で家族も自分も愛せなかった一人の女性が、南の島の『つるかめ助産院』で個性豊かな仲間たちに出会い、自然に触れ合うなかで、次第に自分と向き合い、生きていくことに前向きになっていく物語… 島で出会った面々が、みなそれぞれに辛い過去を背負っているからこそ人を思いやる愛情にあふれていて、心が温かくなった。また先生の人間だけでなく物や動物、自然界の生命が宿る全てのものを愛おしみ生きていることを全うするという考え方に共感した。 巻末の宮沢りえさんとの特別対談で、作者の小川糸さんに出産経験が無いことに驚いた。 本作品を世に出すにあたって想像を絶する努力があったことを切に感じた。その努力があったからこそ、新しい生命の誕生を神秘的なだけでなく、躍動的で瑞々しいタッチで生み出すことが出来たのだろう。特に「へその緒」のくだりは素敵だった。 架空の南の島での設定だったが、実在したら、きっと妊婦さんが殺到するだろう…笑 妊活中や妊娠中のご夫婦にオススメしたい作品 以下、特に心に響いたフレーズ 「お母さんが気持ちのいい出産をして、あーこの子を産んでよかった、って感じてくれたら、それだけで子供の将来は安泰だと思う」 「人生で一番悲しいことってあるでしょう?それを話せることが、その人を愛している証拠なの。」 「愛する家族のそばから、心も体も、片時も離れずに寄り添っていよう。いつか、人は死んでしまうから。一緒にいられる時間には、限りがあるから。」
9投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログとってもとっても心温まる物語!!! 読後感も部屋中いっぱいにたおやかな空気が、ずーっと漂っている感じ!!! 家族の愛情を知らずに育ったまりあだけれど、その分、たっぷりの愛情を島の人からもらっている。 社会全体がこんな島だったらいいのにと、つくづく感じさせられる。
27投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ他の方のコメントにあった 読書で「チケットのいらない旅行」という表現がぴったりだと思った。 終始温かい気持ちになれた。 主人公の心情の移り変わりもよかったし ご飯の描写もほっこりできて 出産の臨場感も伝わってきて 普段あまり読書に積極的でない私もわくわくして読めました。 自分が妊娠したらまた読んでみたい。 読んでよかった!
3投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ世界感がとても良かった。 いい意味で全てを深く書きすぎずに芯の部分をしっかりと書いているなと感じた。 ただ、その分どうしてもそれぞれの登場人物への感情移入などが難しく、それぞれの登場人物のエピソードはさらっと過ぎた感覚。 物語としては出産の大変さや尊さが描かれていて素敵な話だった。 小川糸さんの本は初だったので他も読んでみたい。
3投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログいい人しか出てこないけど、ちょっと出来すぎ感があった。理想過ぎるというか。小さい島で、よそ者にも優しくて、なんか皆んなイキイキしてるけど、実際は過疎化が進んで、じいちゃんばあちゃんばかりで田舎ならではのよそ者はいつまでもよそ者でな気がする。
3投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ人の温かさや出産の大変さ神秘さの情景がとてもリアルに感じた。自然のエネルギーもすごい。 自分ばかりに気持ちが向いて、何でこんなに自分は不幸なのかと悲観ばかりしていた主人公が、いろんな人と出会うことで、人にはそれぞれ辛さをかかえてることに気づき、自分から抱きしめられるようになった心の成長にもぐっときた。 小野寺くんはなぜ失踪していたのか、何をしていたのかは謎。
1投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ男だから、妊娠やつわりの辛さも出産の苦痛や生みの喜びも経験していない。今思うと、そのためか家内が子供を身篭ってから産むまでの心や身体の変化にあまり気遣うことができなかった。つわりで食欲がなかったり、身体がダルいと横になる家内を見て妊婦とはそんなものなんだろうという思いでいた。小川さんのこの本に出会って、今更ながら女性の大変さを理解出来た。2人の子を生み育てたくれた家内が何だか急に愛おしくなってきた。ありがとう小川さん。
2投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログどんな人でも、母親から生まれてくる。へその緒が母と子を繋げてくれている。つるかめ助産院での出来事全てが、人間くさいけど神秘的に描かれていた。 自身の子をお産するときのことを思い出し、また先生と一緒に頑張れ!!と先輩のような気分にもなった。喜怒哀楽、全てがぎっしり詰まった一冊。
2投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログ助産師になりたい学生です。 「助産院」という文字がああったので買ってみました。ほんとに面白かったです!!徐々に変わっていく主人公がおもしろかった。そして私もつるかめ先生みたいになりたいです。がんばります!
3投稿日: 2023.04.11
powered by ブクログ奥さんが前に読んでいた本。 NHKのドラマにもなったし、読んでみたらと言うので、読んでみた。 ドラマチックな展開はまったくないけど、心がポックリ温まるいいお話だった。 題名の通り、南の小さな島にある助産院のお話。 そこに人付き合いが苦手な若い女の子が住み着いてお手伝いしながらお産をする。 だんだんと心が開いて行く過程や、南の島の綺麗な自然がとても良い。 南の島でゆっくりしたい気分になった。
2投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・食事風景や背景の表現がリアルでまるで自分がそこにいるかのような感覚を味わった。 ・主人公の心の成長は見ていてとても清々しかった。 ・最後の急展開は謎いです。
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小川糸さんの作品は「ライオンのおやつ」で初めて出会い、島の風景の美しさや文体の優しさが今の自分に合っていたので2作目として読みました。 最後の出産シーンから終わりまでがあっけなく、「結局小野寺くんはどこでどうしていたの?」「サミーは実家で何があったの?」と消化不良なところもありました。 が、やはり全体を通してまるで自分がその島にいるかのように島の空気や風、触感まで感じられるような文体、そして自分の“不幸”な生い立ちから卒業する主人公の成長を無理なく感じられる優しい内容でした。 心に残ったフレーズ 花や緑や青空は、すべて小野寺くんの背景だった。 エミリーがやると良い加減になっても、私がやると投げやりな方のいい加減になってしまう。結局、体で分量がわかるまで、経験を積んでいくしかないのだろう。
3投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログみんなそれぞれルーツがある 捨て子をアイデンティティとしてる っていう指摘にはすごく共感した アピってるように聞こえたら不快だよねー
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ海辺やパオでの出産シーンはとても神秘的でした。 その出産に向き合う先生やパクチー嬢が愛に溢れていて素晴らしかった! 同時に、お産を経験した事のない私にとってはこんなに大変なのか!と怖くもなってしまいました…。 先生が言っていた「神様にとって生まれることも死ぬこともそんなに変わらない。」 この言葉が心に残りました。 死ぬ事も命が誕生する事も、本当に不思議で未知で、夜眠れなくなるくらい考えでしまうのですが。 お母さんになる経験で死ぬ事の恐怖が少しなくなるのかなと感じました。妊娠も奇跡で運命的なものだから。 ラストは急な展開!と驚きましたが、出産を題材にした本が初めてだったので面白かったです。
6投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログ明るく振る舞っていても、みんな何かしら心に傷を抱えて生きている。辛いのは自分だけじゃない。愛を知らないまりあが島でたくさんの愛を知り孤独だった過去と向き合うことで、夫がなぜ突然失踪したのかも理解できるようになり強く生き直すことを決心する。助産師の鶴子先生がとても素敵でした。食べることは生きること。人に優しくありたい、と思った読後感。 小川糸さんの本は『食堂かたつむり』を新刊で読んだときに、受け付けられずその後読まず嫌いでしたが、この小説をきっかけに他の本も読んでみようと思いました。
1投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ小川糸さんは、「ライオンのおやつ」「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」「食堂かたつむりを読み、今回読むのは5作目です。 特に「ライオンのおやつ」とかなり近いものを感じました。「ライオンのおやつ」は死をテーマにしたものに対し、本作は出産をテーマにした作品です。正反対と思われるようなものを小川糸さんは同じ温度で書かれているのがとても印象的でした。この世界に生まれ、生き、死んでいくこと、その全てが美しいことであると教えてくれたように感じます。 小川糸さんの作品のように、人々が、同じ世界で生きる仲間として、支え合いながら生きていく、そんな優しさで溢れた世の中になってほしいなと思います。
2投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログ読む本が途切れていたので図書館でふらっと借り。小川糸さんの島や田舎の表現が旅行感覚になれてお気に入り。文庫末の宮沢りえさんとの対談でも同じように子育て中にぱっと旅行に行けず、読書で「チケットのいらない旅みたい」って表現されていたことに共感
2投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ夫が突然いなくなった傷心のまりあは1人で訪れた南の島で助産院長の亀子に出会い、予想外の妊娠を告げられる。 島の人と触れ合い、島でお産を決意し赤ちゃんと共に成長していく姿はとても頼もしく勇気をもらえた。
2投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログとても優しい気持ちになれる一冊。 登場人物がみんな温かい。舞台となっている南の島がそうさせているのか。 人間、どんな境遇であっても、生かされていることに感謝の思いを持つことができれば強くなれる。そして、その思いは「いてくれてありがとう」と言ってくれる人の存在が不可欠だ。
2投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小川糸さん。エッセイは読んだことあるけども、小説は本作が初めて。 主人公のまりあは失踪した恋人の小野寺くんを探して、とある島へ。そこで出会った陽気なおばちゃん「つるかめ先生」。彼女は助産師で、まりあに予期せぬ妊娠を告げる。頼れるパートナーは失踪し、突然の出産に困まり果てるも、つるかめ助産院で出会った人々との関わり、そしてお腹の中の息子との関わりの中で少しずつ成長していくまりあ。 誰しもに闇があり、誰しもに光がある。それをしみじみと教えてくれる作品だと思った。 そして何より。自分には分からない出産という世界が、とてもリアルに伝わってきた。作者の小川糸さんは、出産の経験がないらしいのだが、あまりにリアルに描くので、妊婦さんたちとの陣痛との戦いには思わず奥歯を噛み締めてしまった。本当に、出産ってすごい。 ファンタジックなところも見られたけども、それ以上に出てくるキャラクターがとても現実味があって、感情移入しながら読むことができました。
5投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログライオンのおやつでファンになった小川糸さんの二冊目。人間模様が温かくていい。悩みや抱えているものは親近感がわくのに、なぜか悲愴感を抱かない。ほっこりできる不思議な世界観。また別の作品も読みたい。
2投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ自分はどうして、と自分ばかりに矢印が向いて孤独を感じてしまうけど、誰しも何かしら抱えて生きてるんだよね。ひとはもともと孤独だからこそ、他人と交わり助け合うことで生きていけるってことに気付かせてもらえた。 自分が見えている世界は狭くて偏った考えになることも多いけど、他人との交わりで全く新たな見方ができるようになれたらいいな。 伝えないと伝わらないし、自分から手を差し伸べることでわだかまりが解けていくかもしれないよね。 小川糸さんの作品は心理的描写がとても繊細で優しくて心地よくて好き。 また出てくる料理が美味しそうでほっこりするなぁ♪
2投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夫の小野寺くんが急に姿を消し、傷心の中、昔一緒に旅行した島を訪れたまりあは、そこでつるかめ助産院の人たちと出会う。 助産院の先生、パクチー嬢、エミリーや島の人たちと過ごすうちに、明るく優しい人たちも何かしら辛い過去を持っていて、辛い人生を送っているのは自分だけではないということに気づく。そして、自分も人を喜ばせるためにマッサージをしてあげるようになる。 シングルマザーとして、島でやっていくのかとおもいきや、最後の、しかも出産シーンで、いきなり小野寺くんが現れてビックリ。そして、子供も含め、3人で島を去るという展開はハッピーエンドなのかもしれないが、個人的にはちょっと解せない。 とはいえ、全体としては、人の優しさに癒されるストーリー。そして、妊娠、出産が一種の神秘的なこととして描かれていて、子どもを自分の体内で育むという体験をしてみたい気にもなった。
19投稿日: 2022.11.10
powered by ブクログこんな助産院で過ごしてみたい。強くならなきゃじゃなく、自分を大切に、人を大切に思えると自然と強くなれるのかな。
0投稿日: 2022.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夫に逃げられた主人公が南の島で働くうちに、そこにいる人々や自然と暮らすうちに癒やされていく。描写が綺麗ですね。みんな辛い思いを抱えており、分かり合えないからこそコミュニケーションしようとするのが心に残った。ハッピーエンドなのも良かったですね。
0投稿日: 2022.10.19
powered by ブクログ人間不信、人に触れることさえ苦手で過去に縛られている主人公がとある島で魅力的な助産師と出会い、妊娠・出産を通してさまざまなことを感じていく。 人が生まれる尊さや人が死ぬことの虚しさを感じることができ、同じ島にいるかのように感じることができる。 結末は少し期待外れというか、、謎が多く残る作品でもあった。
0投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ続きが気になりサクサク読めました。 妊娠中、出産のことがリアルに描かれていて、読んでいてかなり痛いたしくもありました。 最後の結末にはあまり納得いかなかったですが、ハッピーエンドでした。
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ大きな木には大きな影ができる、って言葉が印象的だった。 各登場人物のエピソードは強いけど…。先生の人生と小野寺くんが何してたのか気になる。
0投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログ“育む人”って言葉が素敵〜 一生のうちでたった10ヶ月の子供と自分が繋がっていた妊婦時代、私はどんなことを考えていたんだろう?辛かったつわりやお腹の重さしか思い出せないけど幸せな期間だったのだろうな。 いろんな事情で生まれてくる子がいるけれどみんな誰かのお腹の中で大切に育まれて生まれてきた命、生まれてきたことが、生きているということが幸せなんだろう。 小川さんの作品はいつも生と死や食べることについて書かれていて大切なことを教えてくれる。
5投稿日: 2022.09.08
powered by ブクログ何もかもに絶望し、気力のないマリア たまたま出会った島の人達との出会いにより、着ていた鎧が一枚一枚ゆるりと剥がされていく
0投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログちょっとまて、ラストまではええねんけど、ラストでいきなり登場してさようなら、ってどうなんだ。幸せならいいのか。えええええ。
5投稿日: 2022.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても素敵なお話で、何度もウルッとしました。 わたしもこの島に行って島独特のお料理を食べてみたくなりました。小野寺くんに何があったのか気になりますが、いきなり目の前からいなくなったのは許せない。 でも、マリアなら例えシングルマザーになってもきっとうまくやっていける。
7投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小野寺君は主人公を島に向かわせるための装置であって、それ以上の人格や意味は無いような気がした。 むしろ、島の人たちとの交流によって主人公の心が徐々に開かれていくことが主題に思える。 私のような都会で働く社会人からしたら、島民との交流や妊娠、出産、珍しい食べ物など、全てが新鮮でした。 【抱きしめてほしかったのなら、どうして私はあの時、自分の両手を差し出さなかったのだろう。 悲しみに暮れる2人をこの私が抱きしめていたら、もっと違った関係が築けていたかもしれないのに】 この言葉は自分から人に関わっていくのに臆病になってしまう私自身にも当てはまるものがあり、ハッとさせられた。 悲しい生い立ちを持つ主人公は、過去を被害者の立場としてしか捉えることができなかった。 ※ネタバレですみません 【立ち上がったパクチー嬢を私は両手で抱きしめた。自分から誰かを抱擁するなんて、初めてかもしれない】 狭い世界で生きてきた主人公が、島民との交流を通して新しい関係を築けるようになる。 自分から、人と関わろうとすること 自分から、人を抱きしめ、愛すること 読んでいて楽しくなる時もあれば、命を扱う題材なので胸が苦しくなる時もあるけれど、その苦しみの中にも生きるヒントのようなものがあると思わせてくれる作品。
1投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログ全体的にモヤモヤしたまま読了。 確かに、先生みたいな人がいたら、はつらつとした感じに影響は受けるかもしれない。でも、時々宗教じみてる気がして、すんなり受け入れられなかった。出産は母も子も命懸けだから、病院で産んだ方が何かあった時にすぐに対処してもらえていいと思うんだけど…と思ってしまった。 あと小野寺くん。なんで失踪したの?夢に長老が出てきただけで、まりあを迎えにきたの?わけがわからなくて最後を読み返したけど、やっぱりわけがわからなかった。 島のみんなで作る料理は島独特のもので、それはとても美味しそうだったし、まりあの妊娠期間が進むにつれて自分が妊娠していた時の、幸せと不安がないまぜになった気持ちを思い出した。
0投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログどこかの南の島の、居心地が良さそうな助産院でのお話。 つるかめ先生の言葉に、主人公のまりあを通して励まされる気持ちだった。食べ物や景色、環境の描写で、のんびりと時が流れている南の島で、ゆったりと妊婦としても、ひとりの人としても成長し癒されていくまりあを見られた。 道端でバナナやパパイヤをちょうだいする描写が、自然と生きている感じがよく伝わってきた。 小川糸さんの本は、人との交流や心の内を柔らかく表現するのが上手くて、ほっとしたいときに読みたくなる。
2投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
南の島の人の温かさや自然の恵みや香りまでもが感じられそうな素敵な作品。 出てくる料理、全部食べてみたい。 最後の小野寺くん登場にはポカーンとしちゃいましたが、まりあや先生やパクチー嬢に辛いことがあったように、小野寺くんにも相当辛いことがあったんだろうなと思うことにする。 夢枕で歯抜けのおじさんが両手でハートマークしてる姿を想像したらかなりギャグ漫画みたいだったけど、長老〜!って思って泣けました。 ナナコさんの出産シーンは色々気になった。 四人目でも出産の長さ辛さ痛さは毎回違うものだし、声に出して痛みと戦うタイプの人もいるのはわかってる。でも「助けて」って叫ぶのはすでに3児の母である人としてはなんか肝がすわってない感じがした。 あと「野生動物」「人間の顔に戻っていた」っていう表現には嫌な気持ちになった。 お産も捉え方も十人十色で、ナナコさんはこうなんだと言われればそうなんだろうけど、個人的には違和感が多かった。 艶子さんの「名前なんかあるわけないじゃない。生きてないんだから」は背筋が凍りました。ホラー! でも壊れきれずに中途半端に自覚がある状態が一番辛いかも。これから幸せになってほしい。
1投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログあまり主人公に共感が持てないまま話が進んでいった。周りの人達に関わる事で不安や悲しみが落ち着いてきて人の弱さに寄り添い、相手の優しさに気づいていく。けれども始めは自分に優しさを向けてくれる人に随分とひどい言葉を投げ掛けるのだなと。最後はちょと無理のある設定で幸せになれ、彼女も成長してと話はまとめられているのだけれども。 ちょとスッキリはしないかな。
7投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ初読みの作家さんでしたが期待通りの内容でした。 【あなたは育む人なんだから、それだけでもう、立派に仕事をしているじゃない。妊娠中っていうのは、どんなに我儘を言っても構わないの。赤ちゃんって、その場にいるだけでみんなを幸せな気持ちにするでしょう?その赤ちゃんを宿しているんだから、育む人も一緒。そこにいるだけで、空気がぽわーんとまあるくなるの。赤ちゃんと身一つでいられるなんて今しかないんだし、貴重な妊婦ライフをもっともっと楽しまなきゃ!】 私ももっと妊婦ライフを楽しめば良かったなぁ。。 一心同体の時期なんてあの時しかなかったのになぁ。。
2投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログ主人公のまりあが妊娠、出産をきっかけに、いのちの尊さや人との繋がりを思い出すような心がほっこりする話。 のどかな風景やアットホームな人間関係は島という限定的な空間であり現実離れしていてファンタジー要素がひしひしと感じる。 子供ができた知らせを聞いて突然いなくなった元彼が戻ってくる場面には❓マークが広がってしまった。 ふわふわとして暖かく優しいお話ではあるので過激な表現が苦手な人にはおすすめです。
1投稿日: 2022.03.14
powered by ブクログ人はそれぞれ事情を抱えながら生きていること、人の温かさ、自然の豊かさ、目の前に綺麗な情景が浮かび、それに癒されながら、今目の前にあるものを大切に生きたいと感じさせられた。
0投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログ誰も知らない南の島での人との出会い、別れ、自然の息吹を感じられる素敵な場所にまりあが辿り着いたことは必然だったのだ、と思う。 文章から穏やかにゆっくりと流れる時間と景色が想像できるのが印象的だった。
0投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ小川糸さんの表現はいつ読んでも具体的でわかりやすくて、繊細で美しくて大好き 胎盤は潔い 役目を終えたら自分から剥がれ出てくる 血が外にこぼれないように袋を裏返すようにして 私も胎盤みたいに人生を終わらせたいなっていつもおもう ここがお気に入り
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分が妊娠期間中ということで、タイトルに惹かれて読んでみた作品。 島の人たちとの出会いによって、自分の過去と現在の傷と向き合って前に進んでいく姿はとてもよかった。 最後旦那が戻ってくるシーンだけ、あまり納得のいかない展開! 記憶に残ったフレーズ •よく、女性は出産をすることで人生をゼロに戻してリセットできるとかって言われるけど、そうじゃないの。出産に至るまでの過程で、少しずつ少しずつ無駄なものに気づいたりしながら、リセットされていくの。産むことが大事なんじゃなくて、産むまでのプロセスが重要なのよ •私も、母親とこんなふうにへその緒で結ばれていたのだ。へその緒という、見た目よりもずっと逞しくて、形ある温かいものと。そして、ずっとずっと、遥かかなたにいる人達とも、すべてがへその緒を通してつながっているのだ。私は、神様からぽーんと放り投げられた子供なんかじゃない。 • ほ乳類に生まれて最高なんて、実際に子供を産まなきゃわからない感覚だ。 • 人生の傷は、誰かに代わってもらえるものではないのだから。ある意味、人は生まれ落ちた瞬間から、誰もが捨て子なのかもしれない。どこまでも孤独で、だからこそ、人と触れあったり助けあったりすることに喜びを見出せるのだ
0投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログ自分の妊娠期のことを色々と思い出しました。 この本を読んだ今なら もっともーっとお腹の子を慈しみながら生活できそうな気がします。 もうそんな予定はありませんがw
1投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログ漫画を読んで、原作を読みたくなった。 自分の不幸ばかり嘆いていた主人公が、島で暮らすうちにどんどん変わっていくのがよかった。南の島の空気や風が伝わってきそうな話だった。そして20数年前の妊娠、出産を思い出した。出産の記述はリアルすぎ。
0投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ子供がお腹に居た時が 一番穏やかで幸せだった気がします ゆるやかに流れる時間 大好きな人達 とてもステキな本です
0投稿日: 2022.01.15
powered by ブクログ【読了メモ】島がハート形だったのはそういう伏線か…!まりあさん、出産お疲れ様でした&おめでとう!昼寝する娘の横で、艶子さんにサミーにパクチー嬢に長老に春子オババたちに…まるごと一冊泣いた本でした。
0投稿日: 2022.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終盤に小野寺くんが帰ってきたのに、それは前後脈絡なく突然であり、小野寺くんの出ていった理由に全く触れられていないのが残念…。 飛ばし読みしてしまってのかと前数ページを短度か遡ったけれども、全く触れられておらず。 それまでは中々テンポ良く読み進めていたものの、最終モヤモヤが残ってしまって残念でした…。
0投稿日: 2022.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもが産まれるってすごいことなんだ…と改めて感動。 この助産院で産みたいな〜と思いました。 最後の小野寺君登場のくだりは私なら許さないかも…と思ってしまった(笑)
1投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログ命の重さがわかる本。島の雰囲気も好み。 突然の事故などにも落ち込まず、すぐに立ち直る主人公がかっこいい(?)。
23投稿日: 2021.12.15
powered by ブクログとってもよかった!よかったよ!よかったんだよ! 読み終わったあと、なんだかとっても嬉しくなって、夫の前でそう何度も騒いでいたような。 月並みだけれども、この本に出会えてよかった。 なぜならば、まりあが私自身に似た部分を持っていると感じたから。 特に前半は反面教師という意味合いで。 だけど島で過ごす時間が経っていくにつれて、彼女は眩しいくらいに輝いて見えて憧れの対象へと変わっていった。 そして彼女の気づきは宝物のように思えるくらい、今の私にとっても大切なことだと思えたから。 本を読むといろいろな人生を経験できるというけれど、まさにこれこれ、という感じ。 こうやって人の気持ちがわかる優しい人に、少しずつ変わっていけるのかもしれない。 またまた月並みなセリフかもしれないけれど、やっぱり読書って素晴らしい。 あらためてそう思った。
0投稿日: 2021.12.13
powered by ブクログ主人公のまりあが、失踪した旦那さんと婚前旅行で訪れたハート型の島で過ごし、出産する物語。 つるかめ助産院の先生や、つるかめ助産院を支える登場人物、島の人達や、他の妊婦さん、島の自然と関わりながら 命について、人生について、出産についてをまりあが体験し、悩み、段々と母親になっていく様子が温かかく描かれていて、読みながら涙せずにはいられない。 作中で登場する色とりどりの、美味しそうな料理の数々の描写もたまらない。 妊娠・出産を経験した人も、まだしていない人も、これからする人も、男性も、全ての生きている人に読んで欲しい1冊。 また、同作は映像化も以前されているので、時間が無い、活字が苦手という人にはそちらもオススメ。
2投稿日: 2021.11.17
powered by ブクログひとりぼっちのマリリンがつるかめ助産院の助産師にあって生きる気力を取り戻していく物語。小川糸さんの小説に出てくる人はみんな何かしら影を持ってるけど、でもそれでも読み終わったあと温かい気持ちになれるのが不思議。
3投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小川さんの作品は、読み始めるとその世界に引き込まれ、主人公になった感覚になる。 いろんな人がいて、いろんなことを抱え、考えて生きているんだなと感じた。 自分も島にいるような気分になった。
0投稿日: 2021.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人は当たり前に妊娠して当たり前に産まれてくるものではないってことを改めて実感した ゆったりした時間が流れる島の描写は読んでてすごく心地よかった 生まれることも死ぬこともそんなに変わらない。厳かというか神聖というか、人間の手にはどうしたって及ばない神様の領域って気がする、ってつるかめ先生の言葉が刺さったな〜 でも最後に小野寺君戻ってくるとかズル過ぎてちょっと気持ち萎えた。。
1投稿日: 2021.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お産の描写がすごく痛そうで怖くなった。 小野寺くんが出産時に戻ってくるのはさすがに都合が良すぎないか、と思った。 メインはまりあの島での暮らしの描写なんだろうけど。
0投稿日: 2021.10.07
powered by ブクログ南の島の助産院のお話。 出産してから一年弱なので何だか気になって手に取ってしまった。 とても素敵な助産院だけどお産辛そう…と思った。わたしは無痛分娩だったので。 主人公の妊娠中の身体の変化はちょっと教科書通り過ぎない?と思って読んでいたら作者の方は妊娠出産の経験がないとあとがきの対談に書かれていて少し納得した。もちろんそれが悪いってことではなく。もし男性に読んでもらえたら妊婦さんの気持ちが少し分かるんじゃないかな。 主人公には最後まであまり共感できず、小野寺くんに関しても何してたん?という突っ込みが頭に出てきてしまったけど、サヨリちゃんの出産シーンと艶子さんのお話は心にぐっとくるものがあった。死産の辛さは想像できない。考えただけで涙が出てきてしまうし、そんな辛さを抱えた人にかける言葉なんて何も思いつかない。艶子さんがただただ救われてほしいなぁと思った。
1投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログ大きな病院で働く助産師だから、自然派助産院でのストーリー、先生の言葉すごく面白かった。 小川糸さんの作品、読みやすくて、ストーリーも面白くて、ぐんぐん読めた。 でもラスト急に小野寺くん来て、へ??ってなった。けどハッピーエンドでいい物語でした。
1投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログ赤ちゃんを見て、小さなか神様みたい(仏様だったかな)と思う気持ち。出産して、息子の笑顔や寝顔や真顔を見るたびに、私も思う。
8投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妊娠、出産を機に、自分にしか向いていなかった目を外に向け出した女性の自己回復物語。登場人物は皆魅力的だったけど、まりあが島に残る決意をした時と、失踪した夫が出産時に戻ってきた場面は、もうちょっと描写が欲しかったかな。特に島に残る決意をした場面は、まりあの気持ちの移ろいの過程で穴が空いているような気になった。え、いつそんな気持ちになったの?って。この作者は初めて読んだので、もう少し読んでみたいなと言う気持ちになった。
0投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログ主人公・まりあは傷ついている。 夫が突然失踪した。理由はわからない。行先もわからない。勤務先には失踪前日に辞表を残していったという。実家にも連絡がない。 呆然とするまりあ。絶望の中で、彼女は南の島を目指す。いつか夫と行ったハートの形をした島に。もしかしたら、そこに彼はいるのではないか、と一縷の望みを託して。 島で彼女が会ったのは、しかし、夫ではなかった。 しゃきしゃきとした中年女性。鶴田亀子という、おめでたい名を持つ彼女は助産師なのだという。通称はつるかめ先生。 彼女に呼び止められ、助産院でのランチパーティに招き入れられたまりあは、ためらいつつ参加する。その後、つるかめ先生の診察を受け、驚きの事実を知らされる。まりあは妊娠しているというのだ。 とまどい。怒り。喪失感。 さまざまな感情を抱え、まりあは逡巡する。 夫がいなくなって、一人でこの子を産み育てられるのか。 まりあは悩みつつ、助産院で働きながら、お産をしようと決める。 助産院には、ベトナムから来た通称パクチー嬢が働いていた。てきぱきとおいしい食事を作る彼女はいつもアオザイを着ている。 魚を取っては助産院に差し入れてくれる長老。世界を旅しているという青年サミー。島の産婆、エミリー。そして助産院でお産をするお母さんたち。さまざまな人が出入りして、つるかめ助産院はいつも賑やかだ。 ゆったりと流れる島時間の中、まりあは心の傷を癒し、お産への時を過ごしていく。 実は、まりあには夫のこと以外にもつらい過去があった。 しかし、過去があるのはまりあだけではなかった。パクチー嬢にも、長老にも、サミーにも、癒えない傷があった。 それぞれを深く知り、皆が抱えるものを共有しながら、まりあは少しずつ強くなる。一人の足で立てるように。一人の母となれるように。 物語はどこか寓話めく。 そもそも南の離島に助産院があるか、それが物語の助産院ほど繁盛しうるか、といえば、まずそこから怪しい。 語られるそれぞれの事情はなるほど重いが、ふわりと優しく涙とともに浄化されてしまう。 夢のような南の島の暮らし。月の動きに支配されるお産。どこかスピリチュアルな雰囲気。 巻末に多くの参考文献があげられている。お産のシーンや島の料理はなるほどよく取材されていて、現実感があるが、全体としてはどこか、ふわふわと別世界の話のように感じる。そこがよいと思うか、いまひとつ入り込めないかは読者次第かもしれない。 著者が期するのは、喪失と再生の物語なのだろう。 ラストの展開はいささか唐突にも感じるが、「ハートの島」という心のふるさとを得た彼女は、この先の未来も一歩一歩を踏みしめて歩けるようになった、のだろう。 文庫版は巻末に著者・小川糸と女優・宮沢りえの対談が付く。2人は同い年なのだそうだ。
3投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ主人公の妊娠期間の成長を感じられる作品。 ひとりの女性が徐々に母となっていく姿を 文章で伝えられるって本当に素晴らしい。 主人公を捨てた夫が最後の最後に登場してしまうのは、あまりにも突発すぎて驚いた。 実際に私がこの助産院で出産するか?と問われると少し悩んでしまう程、現実味に欠けていたけど、 こんな風に穏やかに、マタニティライフを送れたら..と憧れてしまった。
2投稿日: 2021.08.20
powered by ブクログ妊婦さんは本当に神秘的。 出産に向けて私もドキドキ?ふわふわ?した気分になった。南国の島にいるようだった。 人がそんなに好きじゃなかった先生がこんな風になったのは島のせい?私も人が嫌いなので最後まで読んだら好きになれるのかなと思ったけど、それは違ったみたい。 最後に突然現れた小野寺くんに、えっ?と思い。長老が呼んでくれたとはいえ、この夫都合良すぎない?一瞬で現実に戻された。個人的にサミーへの心残りもあり。サミーは何かしようとしてたよね?結末には少し驚いた。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あまり読むスピードでず、さらっと流し読み。 消えた夫がサラッと最後に出てきて違和感。 『ライオンのおやつ』の方が好きです。
1投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログん?この「失って絶望して世界拒絶してる感の主人公がだんだん回復していく系」「やたらごはんの持つ力が強い系」、最近読んだ気がする…というちょっとしたデジャブを感じながら読了。 …偶然なんだろうけれど、最近手に取った本がそういう系ばかりだと気付かされた。 良かったねー、となったけど都合良く帰ってくるな小野寺!そこだけ全力でツッコミ入れるわ!
0投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログ初めての小川糸さんの作品に触れ、 ああもっと早く手を伸ばしていれば... と悔やんでしまうくらい、 本当に好きな作品に出逢いました。 自分にとって憧れの存在や、 嫉妬してしまう才能の持ち主にも それぞれ苦労して生きている背景が きっとなんかしらあるのだろうと、 思わずにはいられません。 私は行ったことも見たこともない場所である南国の 穏やかな景色と柔らかい空気とゆったり流れる時間を、 本当に味わっているかのような感覚でした。 素直に、3回ほど泣き、心が浄化された 気がします、、、! ああ、、、上手くまとめられませんが、 本当にいい作品でした。 私はこれから小川糸さんの作品を 読み漁るのが目に見えています、、
0投稿日: 2021.08.04
powered by ブクログそれぞれの過去があり、時には何もかも嫌になるけど前を向いていけるように、人は必要な時に必要な人と出会うのだ
0投稿日: 2021.07.25
powered by ブクログこの本を読み進めていくごとに母親への感謝が増していくような気がする。彼女も私をお腹の中で育ててくれた。苦しい思いも幸せな思いも私と一緒に感じていた。なんだか自分のおへそがとても愛らしい。私もいつか子供を授かりたい。苦しい思いも幸せな思いも一緒に味わいたい。 p.107「本当はね、みんな、生まれる時に神様からなんらかの才能をもらっているの。だから、努力すれば全員が天才になれるはずなのよ」
7投稿日: 2021.06.23
powered by ブクログ人にはそれぞれ悩みや辛い過去がある。それを背負って生きていかなければならない。また辛い過去があるからこそ、人に優しくできる。
9投稿日: 2021.06.17
powered by ブクログ毒を吐きたいけれど、この作品の前では吐き辛い...。キレイな世界が広がっている。出てくる食べ物はどれも美味しそうだ。ただ、ここまでいろいろ背負いこませなくても良いのでは。自身の過去の苦い思い出とともにそっと本書を閉じる...。 「大きい木には大きな影ができるし、小さい木には小さな影しかできないの。」
12投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
出産のシーンや島、美味しい食べ物が美しく描写されていて、心が温まる。 ただ、こんなに綺麗にことが進むのかな…とどうしても現実的に考えてしまう。まりあの過去や今の状況が、こんなに簡単に乗り越えられるものなのかしら。
0投稿日: 2021.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうしても、キレイなことが詰まっていると思ってしまう。ただただシンプル。 読み終わった感想はそれ。 ほぼ全員、主人公の妊娠から出産の間で問題は解決。ハッピーエンド。 でも、何度か泣いた。 シンプルだからこそ、直球で胸に刺さる。 そんな小説があったっていい。 生死があって、悩みがあって、自分が世界一の不幸を背負っていると思っていたら、そうではなかった。でも、不幸を背負っていなくても、幸せかといえばそうではない。 星の数ほどの人生があり、一人一人が違う。 主人公の旦那がなぜ、逃げてなぜ戻ってきたのか。 戻り方もファンタジーだったので、やはりそこは気になったけど。 おもしろかったです!
0投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログ『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ライオンのおやつ』以来5作品目の小川糸さん。 ある日突然夫がいなくなってしまった、まりあ。一人訪れた、二人の思い出の地である南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。 命の誕生、生きること、そして死ぬこと、人の「生」を小川糸さんらしいリアルとファンタジーの境目のような、独特な世界観で描いています。 小川糸さんのお話はいつも食べ物の描写がとても印象的で、生きることと食べることはやっぱり切っても切り離せないことですよね。食べることって本当に大切。 そして人はみんな自分が一番苦しいと思いがちだけれど、みんなそれぞれ何かしらを抱えて生きている。 ラストは賛否両論あるようですが、しみじみと、とても良かったです。
0投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログ出産経験の有無で感じ方が違うだろうなぁというのが読み終わっての感想でした。 お産は本当に十人十色で何が起こるかわからないものだというのはよく聞きますし、生き物の誕生は不思議で神秘的で奇跡だなぁと思います。 もし自分が妊娠していることがわかったとして、パートナーが失踪している状態ではきっと産む決意はできないでしょう。主人公のように素敵な出会いがあり、支えられながら十月十日を過ごせればどんなに心強いか。この出会いが主人公を出産する決意に導いたのかなと思いました。 しかし、失踪するくらいなので小野寺くんも辛かったこととは思いますが、妻が妊娠中に何も知らず連絡もつかずで、ひょっこり現れて「ありがとう」で済むかーーーー!!!!!と私なら殴りかかってしまいそうだわぁというのも率直な感想で、小野寺君、何で失踪してどこで何してどんな気持ちだったの!?と少ししこりの残る終わり方のような気がします。 全体を通して物語の雰囲気が柔らかで安心して読めたのでまた、小川糸さんの別作品に浸りたいと思います。
1投稿日: 2021.03.27
powered by ブクログ予想よりもとても読みやすくて、共感できる部分が多かった。ただ、出産シーンはちょっとん?と思った。産んだ後は感動とかはなくて、安堵しかなかったし、産んだ後がスタートなので。でも、とてもよいお話と思う。
1投稿日: 2021.03.25
powered by ブクログ小川糸先生の世界観って、やっぱりこの世界と地続きのはずなのに、どっか陸の孤島みたいな”ここではないどこか”感あるよね… 独特な雰囲気だからかな…
0投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ小川糸さん得意の命と料理と女性がつながって前向きに進む本です。 手当って本当にそうだなって亡くなる母に手当して喜ばれた事を思い出しました。
3投稿日: 2021.03.06
powered by ブクログありがちな展開?とは思うけど、こういうのは心洗われて好き。 歳を重ねれば、そこそこの社会性で何とか生きるんだけど、誰でも大なり小なりの訳ありは抱えていて、それが邪魔になってうまくいかない事も多くて。 自分が変わらなければ何も変わらないのだけど、全く環境が変わって周りから変えられるっていうのもまたいいな。 マリリンがんばれ!
8投稿日: 2021.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小川糸さん お初です 妊婦さんに オススメしたいなぁ 妊娠期って 本当に 自分が自分ではない 感覚になる 全てが敵に見えたり 全てが嫌になったり こんな風に 誰か1人にでも 大丈夫だよ って言ってもらえるって どんな薬より効く 悲しい事も起こるけど 不思議な事も起きて ハッピーエンド 分かりやすくて 救われる本ってやっぱり 必要だよね
0投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
産後3ヶ月で読んだので、出産シーンでは3ヶ月前の自分と重ねながら読んでしまった。 生きているとそれぞれ何かしら辛いことや苦しいことがあって、それを受け入れながら生きるのが人生なんだよなぁ。 私は極端に辛いこと(特に別れ)を恐れていて、その時に自分の気持ちをどう整理したらいいのだろうとよく想像しては苦しくなるのだけど、それが自分の人生だからと受け入れて生きていきたいなと思う。 お話自体は、自然いっぱいの原始的な島での暮らしがのどかで落ち着く。 出産も自分の動物性を感じながら自然なままで産むのもよかったなぁと思ったりした。
0投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログ買ったきり、ずっとちゃんと読まないまま置いてあったんだけど、ふと手に取って読んだ。本には、読むべき時がやってくるもんなんだな。 独特の世界観と雰囲気がずーっと続く感じ。 違和感も覚えるところがありつつも読み進めて、最大の違和感は最後の小野寺くん。そんなことある?!?!小野寺くんは出てこないままでよかったなー。
0投稿日: 2021.02.12
powered by ブクログある日突然夫が姿を消し、まりあは、ショックのなか、昔二人で訪れた南の島へ向かう。 まりあは、そこでつるかめ助産院の亀子さんとであい、子供を出産する。 生命の誕生、人との出会い、再生。読んでいて、心が綺麗になっていくようなとても良いお話です。
0投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小川先生の作品は基本的に大好きなんだけれど、この作品は正直あまり良さがわかりませんでした。 あまりにもファンタジーすぎるし、展開やセリフもなんかありきたりで…最後の小野寺くんが登場したシーンもあっけないかつ無理矢理感動シーンにもっていっている印象がありました。 しかし、料理の描写や、言葉の表現などはやっぱり好きです。 「パクチー嬢が身の上話をしてくれたことで、心と心が、透明な手でしっかりと握手を交わしたような気持ちになっていた。」p44 「神様みたいなでーっかい目ん玉で見たら、産まれることも死ぬことも、そんなに変わらないんじゃないのかなーって。生まれる現場と亡くなる現場って、不思議なんだけど空気のトーンが一緒なのよ。」p195
1投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログ02月-03。3.0点。 夫が突然家出した、妻が主人公。南の島の助産院にお世話になることに。ベトナムからの看護研修生や、手伝いの男性など、いろいろ抱えた人たちとの交流。 面白い。さすがの文章力、出産の描写の圧巻さ。
0投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログ『つるかめ助産院』小川糸 実ははじめての小川糸さん。 とてもストレートでわかりやすい、癒しと肯定の物語。 気分が塞いでしまった時に手に取りたい。 「かたつむり食堂」と「にじいろガーデン」も積み本にひかえているので楽しみ〜。
0投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログ2021.1.28読了 小川糸さんの作品は、こころをほっこりさせてくれる。この作品にもほっこり。 過去にしばられ、自分に不幸のレッテルを貼り、幸せになれない、人と関わりたくないと思っていた主人公。周囲の人の優しさに徐々にかたさがとれていく。そんな周りの人たちにも色んな物語があって、過去だけが自分を形成してるわけじゃないんだなーと。 読んでてお腹がすくし、離島にいってのんびり過ごしたくなった。 妊娠中に読めてよかった。 最後はちょっとびっくり笑
0投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的に素敵な文で素敵な南の島が頭に浮かんだ。 自分の妊婦の時につるかめに出会っていたかったなと思えた。 ただ、最後の小野寺くんの登場が、えっ??何なんこの展開?? と急に非現実的だった。 そこの掘り下げもなくスルーされているのにも違和感
1投稿日: 2021.01.29
powered by ブクログ夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり―。命の誕生と再生の物語。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログ一人の女性が妊娠出産を経て成長していく姿にぐっときた。 出てくる登場人物みんな抱えているものが重かったし、助産院で生まれるいのちもあればなくなる命もあって辛くなる場面は何度もあったけれど、出てくる人、島の雰囲気、ご飯すべてがあたたかさに満ちていて前向きになれる。辛いときこそご飯を食べねばと思った。実際は難しいのだけれど。 でも、最後がとてもあっさりしていて、ここまで人間関係を密に書いていたならもう少し読みたかったと思った。
0投稿日: 2021.01.17
powered by ブクログいわゆる出産適齢期で、将来のこと、 妊娠について考えるようになりました。 子供を授かる幸せや感謝を 今までよりリアルにかんじました。 周りの友達にぜひ紹介したい一冊です!
2投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログ再読。 やっぱり好き。 不幸自慢をしてもがしょうがないし、あなたは幸せと人に教えてもらうのも違う。 幸福は自分の目で見つけていかなければ意味がないとまりあが教えてくれた。
0投稿日: 2020.10.05
powered by ブクログなんてあったかいラストなんだ。 ぐううう、いかん!!お腹が減ってきた。 妊婦ラーメン食べに行こう。。 『風邪の予防になるからね、いっぱい食べなー。鍋はどうせすぐおなか空くし』←鍋の中の食べ物が空っぽになるってことだけど、この文章すごく上手い。。p123
0投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログこの作品は、2010年に刊行されたので、著者の生年から計ると、著者が37歳位の時に書かれたものと思われます。 南の島に来たまりあは、助産院長・鶴田亀子から妊娠を知らされて、から始まる物語。 268頁に、ハイビスカスの天ぷらが出てくる。そういう料理を知らなかったが、調べてみると、沖縄では良く食べられているようだ。 128頁に、主人公の生い立ちが書かれている。主人公は教会の入り口に捨てられていたのだが、こういう場合、児童相談所→乳児院→児童養護施設という順に移っている。 その理由は、児童養護施設が原則として1歳以上の児童を養育するのに対し、1歳未満の乳児を主に養育する、と規定されているのが理由らしい。 乳児院は、2014年頃には、全国で132の乳児院があり、3,105人が入所していたようだ。 児童養護施設の入所対象者は、原則として、1歳以上18歳未満。 2016年度の総施設数は615となっており、うち公立は37に対し、私立は578となっている、とのこと。 ●2024年7月27日、追記。 芸人のやす子さん(1998~)は、高校生の時に児童養護施設で生活していたとのこと。
23投稿日: 2020.09.12
powered by ブクログ* 「本当はね、みーんな、生まれる時に神様からなんらかの才能をもらっているの。だから、努力すれば全員が天才になれるはずなのよ」 * 孤独を抱え、ようやく手にした幸せも離れていき何もかも失った状態で主人公のまりあは、島に来て、人々の心を通わせていく。 . 十月十日おなかの子どもを育てていくなかで、まりあ自身が育っていた。島の慣習や、人々の考え方がこれまでの彼女の人生を意味あるものにしていき、暖かさに何度も目頭が熱くなった。 . 架空の島であるけれど、実際にそこにあるかのような情景が浮かび、小川糸さんの景色を表現する力に感動した。 .
3投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ不幸な生い立ちにより、自分には誰からも愛されていない存在だと思い生きてきた主人公まりあが、つるかめ助産院の人々との出会い、生命の神秘、生きる意味を学び、母としての強さを手に入れていく物語。 現在第二子妊娠中の自身としては、妊婦生活のあれこれは共感できる箇所も多く面白かったが、ラストにかけてのあっけなさが、残念ながら消化不良に終わった。
0投稿日: 2020.08.12
powered by ブクログスラスラ読めるんだけど、終始スピリチュアルな雰囲気。相変わらず出てくるご飯が美味しそうー。 妊娠出産って奇跡だなと改めて感じた。
0投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ小川糸の作品は自分にとっては 評価が分かれる。 これはふーん。の方だ。 生い立ち、死産、出産。 みんなが身ごもるわけではないし みんなが親になれるわけではない 身ごもることが偉いとか 親になれないのが悪いわけでもない 人生はいろいろだ。 その事をすんなり受け入れている。 しかし、妊娠、流産、死産と、悲しいことも多い。 人間は忘れるから生きていける あれほど痛い出産もすぐ忘れる そして二人目を出産できる。 小野寺まりあは 急にいなくなった夫、小野寺くんを探しに来る あては上空から見たらハート型の島 この辺はなんか小川糸らしい。 悲惨な話かと思いきや〜 小川糸の世界、満載。不思議! そこのつるかめ助産院をしている鶴田亀子に出会う 鶴田亀子によってまりあは妊娠している事を告げられる。 えーめちゃくちゃ悲惨じゃない? 本文よりー 「艶子さん、私ね捨て子なの、 だから生まれてからずーっと自分の人生はなんて不幸だろうと思ってた」 自分だけが苦しんでると思ってた。 みんな苦しんで、苦しんでもがきながら生きている 人生の傷は誰かにかわってもらえるものではないのだから。 本文よりー ある意味、人は生まれ落ちた瞬間から誰もが捨て子なのかもしれない。 どこまでも孤独で、だからこそ人と触れ合ったり助け合ったりすることに喜びを見出すのだー しかし最後はびっくり??? なんだこりゃ。 苦手かも。
30投稿日: 2020.07.28
powered by ブクログ以前も一読、今回は第二子妊娠中 臨月に読み返してみた。 長子の時も実感したが、本当に妊娠・出産は奇跡のような出来事の連続である。 小さな小さな命が宿るまで。 その小さな命を育むトツキトオカ。 今まで自分ひとりの物だった身体が、赤ちゃんの入れ物として変化してゆく。 未婚の頃と子育て中の今では、コウノドリ のようなドラマ(原作も)を見る目も変わる。 長子の時と今回では悪阻や経過もまた違ったりする。 こんな助産院があったら良いなと思う反面、もしもの事態を考えると病院以外での出産はリアルには考えられない我が身ではある。 長子の時の陣痛の痛み…促進剤の影響もあり、本当にトラウマレベルだった。 産後も会陰の裂傷に染みて地味に辛かったこと。 ビビリな私は今回は無痛分娩という、つるかめ助産院の対極のような選択をしている。 願わくは全ての育む人が幸せなお産をして我が子を愛せますように。。
13投稿日: 2020.07.04
