
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻とは比べ物にならないほど恐ろしい内容だった。 自分の本性がバレたらその人を殺すことで解決してきた蓮実だが、ついに2年4組全員を殺すことにして猟銃を片手に隠れる生徒を撃ち殺していく。 生徒たちがあの手この手で助かろうとする手段を全て難なく越えてしまうので、その度に今度こそ生徒が助かるかも…と希望を持っては打ち砕かれての繰り返しがスリル満点だった。 結局全員殺し終わった(と思っていた)ところで蓮実は逮捕されるが、精神異常と判断されれば死刑にはならない可能性もあるのだという。 いとも簡単に脱獄して生き残った生徒たちを殺しに来るのではと想像できるくらい彼は悪魔のような狂った人間だ。 逮捕されてハッピーエンドかと思いきやなお生き残りの生徒を怯えさせる蓮実聖司という化け物。 逮捕されたときも一切心を乱すことのなかった彼だが、初めて自分の犯行がバレた瞬間何を思ったのだろうか。 彼にとって逮捕は終わりではなかったとしても悔しいとすら思わなかったのだろう。
1投稿日: 2021.10.27
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後半は一気読みした。直感がするどい怜花がもっと何か活躍してほしかったな〜。ハスミンの犯行の証拠がAEDっていうのも少し物足りない感じがした。でも、黒い家といい貴志祐介さんの作品は読み進めていく度にドキドキして、怖くて楽しい。
1投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ劇中歌を流しながら読みたい。 破綻していくハスミン計画にこのままで大丈夫なのか?と不安になるところだが、破綻していく中でも破綻しない(元から破綻している)ハスミンを楽しむ小説。 この小説はハスミンの、ハスミンに依る、ハスミンの為のストーリー。
1投稿日: 2021.10.02
powered by ブクログ下巻は先生の殺害行動の説明が大半を占めるため、読み切るのは早かった。 読み始める前までは、何か突然切っ掛けがあり、今回の生徒大量殺害に及んでしまったのかと考えていたが、最初から先生の思考回路は変わっておらず、一貫していたことが分かった。 私はサイコパスとシリアルキラーをどこか混同して考えていたが、この小説で全く別のものだと理解した。 先生はサイコパスで、善悪関係なく、何も厭わず淡々と全て自分の為に行動していただけなのだと読み終わって分かった。 後書きでも触れられていた上巻に出てくる一文「恒久的に応急処置」に全て集約されているというのは本当にその通りだと思う。
1投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログ上巻とは打って変わってテンポが速く、どんどん展開が変わる。とても面白く一気読みしてしまった。過激な描写も多いがそれでもあまり不快感はなく面白く読めた。
1投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログ読めば読むほど後半のスピード感が心地よい。 恐ろしさを感じながらも、ページを捲る手が止まらなかった。 残酷な描写が苦手な人にはおすすめできないが、耐性がある人には是非このスピード感を味わってもらいたい。
6投稿日: 2021.09.16
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2021.9.2読了 2.5 殺戮していくくだりがが長すぎて、途中で飽きてしまった。 蓮実はある意味天才なんだろうけど、結局社会から閉め出されているっていうオチ。 昔読んだ著者の「黒い家」がトラウマレベルに怖かった記憶があるので、覚悟して読んだがそこまで恐怖を感じなかった。 作中に出てきた「津山事件」は知らなかったので調べてみたら、度肝抜かれて背筋が凍りました。
1投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログ一見恐ろしいと思われる思考や行動は、実はとても合理的で単純なものだ。それを恐ろしいと感じてしまうのは、私たちが戦いから遠ざかってしまっているからだ。争いこそが生物の本能であるのに、私たちは法や規範によりその本能を封印してしまった。この世界で定められたルールに則り、成功を収めた時、私の中の悪は、はたして満足してくれるだろうか。こいつは、まだまだ腹を空かせている。
1投稿日: 2021.08.27
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一気にサイコパスホラーのような展開になって愕きました。 大量殺人シーンは、読むのがかなりしんどくて読み飛ばしそうになったところもありますが 迫り来る恐怖にハラハラしたり、救いの一手になるかと思った人物が次々と倒れていくもどかしさであったり、読み応えがありました。 本当にこんな人がいたら恐ろしいなと思うけれど、 良い人ばかりが好かれるというわけでもなく 人を惹きつけるカリスマ性って怖いものだなと思いました。
1投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログ読みながら手が震えて心臓バクバクなる小説は初めてだった。文字だけでここまでの恐怖を表現できるのか、と感心した。面白いと言っていいのかわからないけど面白かった。
1投稿日: 2021.08.08
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次々と生徒が殺されていく様が、読み手の頭に刻まれていくような感じでページを捲る手が止まらなかった。 最後の締めくくりと途中の"Oh, You were to enter…Todai? Sorry, you are going to die."が好き!
1投稿日: 2021.07.31
powered by ブクログハスミン最高でした! 恐ろしさ、賢さ、落ち着きなどに色気があり、倫理的には最悪な人間にもかかわらず、惹かれてしまいました。 この存在を生み出した貴志祐介さんには更なる尊敬の念を抱きました。 殺しのバリエーションが豊富で、読んでいて全く飽きなかったです。 にもかかわらず、圭佑や健吾など、頭の切れるキャラクターを対抗させていて、自分には到底思いつかない発想を利用していて底が知れないと感じました。
1投稿日: 2021.06.09
powered by ブクログこの本のクライマックスのところが特に目に付いた。蓮見対園田の構造がバトル風に書かれており、そこが他の場面とは違う雰囲気で笑ってしまった(笑) 園田の最後は結構強烈なので、映画では出てこないのだろうなと思った。そこは面白かったのだが、最初に映画を観てしまったせいか、蓮見が生徒達を追い詰めて行く場面はだいたい想像ができ、パラパラ流し読みしてしまった。 最後の後日談も映画になかったシーンなので知らなかった部分が知れてよかったと思った。
0投稿日: 2021.03.31
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今まで読んだ本の中で一番スピード感があり、尚且つ面白かった。小説を読んでいるはずなのに、まるで映像を見ているかのような感覚になった。本当に面白いという一言につきる。 下巻ではついにクラス全員の殺戮が繰り広げられる。なんの理由もない、ただの快楽が目的だ。 段々とクラスメイトが殺されていく現実。迫り来る死の恐怖。私ならどうなってしまうだろう、と常に考えながら読んでいた。 最初は流石に数人は生き残るだろと思っていたが、どんどん死亡フラグが立って言ってしまって、もう叫び出しそうだった。とくに園田教諭、高木翔と健吾が死んでしまう描写はショックだった。あと少しで蓮実を殺せたのに… 最終的に怜花と雄一郎は生き残ったわけだが、私はその2人が生きていると信じていたから登場した時は嬉しかった。下鴨刑事がAEDを突き出した時は、上巻での蓮実の発言が伏線になっていたことへの驚きと、山口の死の間際に取った行動が蓮実を追い詰めたことに感動した。 しかし、蓮実は結局は冷酷なサイコパスであって反省などしないだろう。精神異常とみなされて無罪になるかもしれない。 この事件が起きてしまった原因はどこにあるのだろう。サイコパスというのは生まれながらのものであるのだろうか。それならば、責任を問われることはないのだろうか。蓮実を止めることはできなかったのか。所詮は物語の世界だが、亡くなった人のことを考えると気持ちが沈んでしまう。 今の日本にも時として無差別殺人が発生する。それは突然人々を襲う。私は果たしてその瞬間に立ち会わずに、死にゆくことができると言い切れるのだろうか。現実離れした話とはいえ、そんなことを考えさせられた。 人を信じすぎることは、時として自分を破滅させることに繋がるのだと学んだ。 蓮実許さん
0投稿日: 2021.03.21
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下巻は一転してバトル・ロワイアル。と言っても三村信史や川田章吾、相馬光子といったメンバーは不在でただただ桐山和雄しか居ない感じ。ちょっと薄っぺらかったかな~。バトル・ロワイアルは結構泣けるシーンもあったけどこちらの方は全くそんな感じではありませんでした^^;。読みやすく内容もそこそこ面白いですが、余りにも下巻のハスミンの行動がありえなさ過ぎる&感情移入出来る脇役が居なかった点が残念。
1投稿日: 2021.03.21
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怒濤の生徒に対する躊躇なしの殺戮。自己のために30人以上殺してきたせいかその決断も早かったし、 死刑にならないと殺しに来るという結論も、確実にそうだと思わせてぞわりとした。
0投稿日: 2021.03.20
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映画も見てみました。 「モリタート」がどんな曲かわかって、ちょっと不気味な感じがゾクゾクしました。 でも…、うーん、捕まってしまうのはわかってたし、電気もなんとなくわかったし、ちょっと映画をちゃんとみてみようかな…。
0投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログサイコパス教師・蓮見聖司の殺戮ショー、開幕――――。 上巻のレビューで、蓮見の最終目的が何かが気になると書いていたが・・・そんなものは無かった。ただ彼は本能に従って行動していただけ。好みのものは愛でる、でも邪魔になったから殺す、殺人が気持ちいいから殺す、人の苦痛に歪んだ顔が好きだから殺す、"ただそれだけ"。 で、本作の内容も"ただそれだけ"・・・本当にそれだけなんだよなぁ。。。"ただそれだけ"な内容が悪いとは思わないが、上下巻約900頁を読み通して心に残るものが無かったのはちと残念。本書下巻の殺戮ショーを読み応えのあるものと捉えるか、ただただ冗長と捉えるか。(自分は後者だったのだが。) 映像映えする作品であると感じたので、せっかくなので映画の方もあたってみるか。
0投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ映画を先に見ていたので、それぞのキャストが頭にちらつきながら読了。 毎回思うけど、先に読めばよかったって。 映画ではわからなかったことまでわかったのがよかった。 スピード感、いいな。 ゲスい大人が多いな
0投稿日: 2021.02.22
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貴志祐介である。 嫌悪感も超越して、爽快感か...... 上巻から一転、スピード感を持って一気にクライマックスへ進む。 蓮実聖司という男の言葉には力がある、ということは読んでいて納得。こんな先生ならそりゃ人気あるに決まっている。 蓮実の生きる世界は蓮実の為にあるべきである。 彼は自らの生きる世界を求め、奔走することになる。 蓮実は最後に笑っているのか。 メッキー・メッサーのモリタートの口笛が聞こえる。 以下ネタバレ有り(備忘録) P.176~ 行き過ぎた行為は自らを破滅に向かわせた。 蓮実の行動と思考が極限の方向へ進んでゆく。 彼の頭の中で可能性と不可能性が見え隠れし始めた。 読者としても、まさか全員を殺すことになってゆくとは、展開として直球にもほどがある。 伏線回収などの目立った見所はなく、ただただ殺戮が行われてゆくシーンが大半を占める為、驚きというもは少なく、惨たらしい描写は十分にムカムカさせてくれる。 知的で冷酷な蓮実のイメージとは違う展開には、違和感があるのは否めない。なんだかな。 下鶴刑事に関しては、ぐいぐいストーリーに関与して来るだろうと予想したが、蓮実の悪事のお膳立てに徹した設定に留まった。 また保健室の先生である田浦潤子も少し謎めいている。 恐らく、蓮実の狂気を少なからず感じていたに違いない。 生き残ったのは3名。片桐 怜花、夏越 雄一郎、安原 美彌。彼らにとってあの一日とは。 最後に、蓮実が逮捕されるまでの数ページに期待をしてはいけない。彼の全ては奪われるのだ。 口笛を吹きながら。 追記: 巻末の章については、読了後にネットでレヴュー等を参照している際に、見解を出されている方がいた。 なるほど、過去の高校の生徒である、佐々木麻美、栗栖こずえ、中嶋晴。 こずえが蓮実を好きにならないように先手を打った麻美という生徒。今作の事件からトラウマのように蓮実を恐れる少年。 『開くの、今日、十時(テン)? 』 何を言うとんねん。 読了。
16投稿日: 2021.01.19
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まさかクラス全員殺すハラハラなシーンを全員分書くと思わなかったので斬新だと思った!自分もその現場にいるような錯覚が面白くて何時間もかけて我を忘れて楽しみました笑
3投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログスリラー映画は苦手だけど、活字ならなんとか、、そんな甘い気持ちで読みはじめたのが運の尽き。半端なく怖かった。読み終わったあと動悸がしばらく止まらなかった。 悪の教典、上巻だけ昔ちょっと読んだことがあったが、通しでしっかり読むのは今回が初めて。 上巻はまだ楽しみながら読める。沢山の生徒から信頼されるやり手サイコパス教師のハスミンこと蓮実聖司の視点で物語は進んでいく。 大抵の怖い映画ではサイコキラーが何を考えてるか分からないから怖いのだが、悪の教典では彼の思考は全部地の文に描かれている。これがまためちゃめちゃ怖い!! 彼が笑みを浮かべるポイントや困惑するポイントが変なのだ。到底理解できない思考なのだ。怖い、、怖いけど面白いよ、、。サイコパスの人の内面をしっかり描いてる著者の貴志祐介さん、、貴方もしや、、?ってなった。 下巻の後半で起きる事件は、圧倒的な恐怖で胸が押しつぶされそうになりながら読んだ。生徒一人一人の名前が明示されながら殺されていくのだ。思い入れがあるキャラも、希望の光になりそうなキャラもどんどん。当たり前のように殺されていく。 事件がひと段落してからも、3段構えで絶望に叩きつけられる。やっと言い逃れが出来なくなって、蓮実が精神異常者を演じ始めた時に私の心はポッキリ折れた。
3投稿日: 2020.12.23
powered by ブクログどう帰結するのか気になって気になって、一気に読んでしまった。極限状態にあっても、希望を捨てずに勇敢に立ち向かっていく生徒たちの姿が、無性にカッコいい。知力、体力、精神力、判断力…。見習って、自分を鍛えたくなる。目の前に困難があっても、この小説の状況よりはるかにましだと思うと、頑張ろうという気力がフツフツと湧いてくる。
2投稿日: 2020.11.15
powered by ブクログ面白かった! 教師がサイコパスの殺人鬼というホラーエンターテイメント 主人公は高校の英語教師 ハスミンこと蓮実聖司 いよいよ下巻です 蓮実の真の姿に気が付く生徒たち 一人は、カンニングの罠を仕掛けながら、逆に蓮実にやられてしまいます。 結果、殺害されることに 徐々に気が付き始めた生徒たち その中には、自分の淫行の相手も含まれ、彼女も殺害することに そして、この辺から隠ぺい工作もほころび始めます。 結果、学園祭の準備に集まったクラス全員を殺害することになります。 この辺がサイコパスなんでしょうね。全員殺害なんて考える?普通? 夜に蓮実の殺戮が始まります。 逃げ惑う生徒達、闘う生徒達、隠れる生徒達、しかしながら、蓮実は確実にその生徒達を散弾銃で仕留めていきます。 生徒達の反撃を上回る対応ができるところが怖い.. 全員が殺されてしまうのか? 蓮実のストーリ通りになってしまうのか? といった展開です。 しかし、いくら散弾銃をもった殺人者が校内に入ってきたとしても、学校外に逃げ出すなんて簡単にできそうなものなのに... その辺はちょっと設定に無理があるかなと思います。 とはいえ、エンターテイメントとしては十分楽しめました。 ビデオみなくっちゃ お勧め
17投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログ上巻とは打って変わり、バトルロワイヤルと化した展開に、全く別の作品を読まされている錯覚に陥った。 また、バトル前はユーモアがある展開や工夫が見られたものの、バトル開始から結末まで、あっさりした印象に物足りなさを感じてしまったのだけが残念だったが、総じてハラハラドキドキさせてくれた作品であった。
23投稿日: 2020.11.01
powered by ブクログー教師であり、捕食者。 高校の英語教師、蓮実聖司。彼の授業は生徒たちを魅了し、他の教員まで掌握し、親衛隊ができるほどの人気だった。「教育者」として生徒たちを指導し、自分の理想の箱庭を創り上げる。それこそが蓮実教諭の使命であり、やりがいであった。たとえそのために、「殺人」という手段を使うことになったとしても。 好きな作者さん誰?って聞かれたら、絶対に貴志祐介さんは挙がります。 青の炎が一番好きです。未読の作品もありますが(ホラーが怖くて読めない) この、描写とキャラクターの心情の動きがすごく自分にとって心地よいんです、、、(本の中身はえげつないですが笑) 悪の教典は、映画化したから、ご存知の方も多いかと思います。 わたしは映画は見てないのですが、過去のサイコパスで歴代1位だと思ってます、、、 殺意があるから、殺すわけではない。 バレるかもしれないから、躊躇するわけではない。 あくまでも彼にとって、学級づくりの一環に「殺戮」が含まれているんです、、、恐ろしい! 生徒たちが逃げまどうのですが、自分だったらこうするのに!!と妄想してしまいます。 上下巻あるのに、先が読みたくてすぐ読破してしまいました。 久しぶりに読んだんですけど、何度読んだって強烈。 最後の最後に、蓮実聖司と目が合ったような気がしてゾワーっとします。 (上下巻同じ感想です)
2投稿日: 2020.09.14
powered by ブクログ上に比べ、少しテイストが変わり、ほとんどが生徒とハスミンの対決でしたが、テンポよく読むことが出来ました。 生徒の個性や、特技がしっかり伏線となっていて、ハスミンに挑むところは読み応えがありましたが、圧倒的サイコパスでばったばったと殺していくハスミンにはただただ恐怖でした。 ラストの悪の教典の部分は、外国人の台詞さえもハスミンに見えてしまうという、後遺症を与えられてしまったという事ですかね…? サイコパス視点での、心情など斬新で、久々にスルッと読めた作品です。
3投稿日: 2020.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無理だ、これは…。ハラハラドキドキというより恐怖感しかない。まだ希望を持って読んでいた上巻と違って、下巻はほとんど大量殺人の様子が描かれていくだけ。この作品を読んで思う事のある方もいると思うが、私にはスプラッター映画を文章で読んでいるような感想しか残らなかった。それでも最後まで読み通したのは、面白いというより、途中でやめると余計記憶に残ってしまう気がして悪夢から早く目覚めたいために読み終わらせたという感じ。あらすじも何も知らずに読み始めてしまったけど、ひたすら暴力に終止する話が苦手な人は、読んでもあまり得られるものはないかもしれない。
1投稿日: 2020.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人がどんどん死んでいく話はありふれているけど、本作は蓮実教授の高い知能や狡猾さ、登場人物たちの人間性や関係性にもよく言及していて、ストーリー性がありました。だからこそ殺人のシーンは心が痛みました。また続編を期待しています。
0投稿日: 2020.08.12
powered by ブクログ下巻では、犯罪を重ねる蓮実聖司の正体に気がつき始めた3人の生徒の存在がきっかけとなり、引き返し不能点を境にして、蓮実聖司は暴走を始める。 生徒の視点と蓮実聖司の視点とで物語が描かれているため、非現実的な蓮実の完全犯罪を期待している自分と、生徒に生き残ることを望んでいる自分とがいて、途中から複雑な気持ちで読み進めていました。 全体を通して、蓮実聖司の思考や行動は狂っていて、過激的かつ残酷であることを感じる一方で、フィクション特有の華麗さを感じる作品でした。
0投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログメインイベントの後半戦。 殺戮のシーンは当たり前の様に人の命が奪われるし、長編スプラッタと化している。全力過ぎて最早爽快だ。 ビバ世界観。
13投稿日: 2020.07.21
powered by ブクログ人の命があまりにも軽々しく扱われ悲しくなった。架空のこととはわかりつつも嫌悪感とおぞましさにまみれた。文字を追うだけでも苦しいのに最後まで残された希望を捜し求めていたように思う。
1投稿日: 2020.05.25
powered by ブクログ暴走が加速していって、恐ろしく狂ってるなぁ。って感想。こういう思考の人を病気なんだと言ってしまえばそれまでだけど、被害者が救われないよね。 エンターテイメントとして集中して読めた。続編の噂もあったみたいだけど、どうなったんだろう。
1投稿日: 2020.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
殺人は自由を獲得するための最も合理的な手段だと感じた。社会のルールや道徳観、恐怖を無視することができさえすればだが。 ハスミンの圧倒的なカリスマ性と作者の書く文章によって、この殺人鬼を不覚にもカッコいいと思ってしまい、次はどのように隠蔽するのか楽しみながら読んでいた。 「あのときああしていれば、、」のように、このカリスマ性や知力を他のことに活かすきっかけがあったらと思ったが、このような性格になった理由は小説には書かれていないため、そう思うことさえ許されなかった。
0投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後半、話が大きく動くが説得力はドンドンなくなっていく。主人公が自分の地位を守るために次々と生徒を殺すのには 無理がありすぎる。 すごく知能がいい主人公のはずなのに、生徒全員を殺す事によって自分の犯行を隠すと言うロジックには説得力がなく、凡百の小説に成り下がった。 オチもさほど効いておらず、「バトル・ロワイヤル」や「処刑教室」のなり損ないと言う感じ。
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログわずかながら残されていた人の心が原因で計画が崩れていく。スケールが代わり、振り切れた行動に目が離せない。映画版も観たが、それにはこの作品の魅力が反映されていない。十分に味わいたければぜひこちらを読むべきである。
0投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログこれは劇薬本です。混ぜるな危険。 そんな警告シールを付けるべき作品だと思います。何を混ぜてはいけないのか。それは現実とこの作品です。これはあくまでもフィクション。現実と一緒に考えるというのはナンセンス。その認識を誤るととんでもないことになると思います。とにかくそこんところよろしく。
1投稿日: 2020.03.06
powered by ブクログ貴志さんの本日って結構すぐ引き込まれる本が多い中、この本は前半の途中まで結構スローペース。 ただ下巻は一気読み! 楽しかったわ!
2投稿日: 2020.02.28
powered by ブクログ高校のとき1日で上下巻読んで次の日の学校で担任に殺されるんじゃないかって怯えてた それくらい洗脳度高い ずっと後に続く怖さがある でも今でも何回も読み返してしまう 人間って怖いな 大好きな作品
1投稿日: 2020.02.25
powered by ブクログ生徒達を次々と殺していく様は、「バトル・ロワイアル」に似た感じでした。 よくもまあ、あっさりと殺していく先生の姿には、非道なんだけれどもスタイリッシュ感がありました。 「酷すぎる・恐ろしい」感情を通り越して、普通っぽい人間に見えてしまいました。久しぶりに刺激が強すぎた作品を読んだ感覚がありました。 最後はゾクッとさせながらも、一気に読めましたので、読後感は、量が多かったり、刺激が強かったりといろんな意味で、半端なかったです。
1投稿日: 2020.02.11
powered by ブクログハスミン怖すぎでどんどん読んでまうやろーってなるやつ。 小説の世界にただただ引き込まれる感じを久々に味わった。物語として純粋に面白いのは素晴らしいと思うけど、何か残るものがあるかというとあまり思い浮かばない。でもとにかく面白い。
0投稿日: 2020.02.03
powered by ブクログ上巻オモロかったんやけどなぁ。 下巻の展開、ザツすぎ。こういう風(キチガイ先生VS思春期高校生1クラス)にしたかったんだとしたら、もっと早めに散らかして行かないと、蓮実のキャラクター設定が勿体ないと思う。 壮絶に頭が良くて、人の命を奪うことへの罪悪感を欠如したシリアルハンター。書きたい人物像は分かるが、その両立に失敗している。後半の彼はちっとも頭がよくなくて、前半に感じた魅力を全部かなぐり捨てている。 いっそ、アーチェリー部の彼、剣道部の彼女、ドラムの彼、空手の先生、陰湿酒見らでアベンジャーズ的なものを結成させて、蓮実と取り巻きをサノス軍団に見立てて、活劇やった方がオモロかったんじゃないの?
3投稿日: 2019.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻で十分に蓮実を嫌悪していたはずなのに、まさかヒヤヒヤしながら追い立てられるような気持ちで読むことになるとは思わなかった。気づけば蓮実側の目線だった。 下巻では蓮実から逃げる生徒側の恐怖を感じるだろうと予想していたのだが… 果てしないエネルギーと根性と自信に気圧される。 この、有能で魅力的で思い上がった悪魔には誰にも勝てない。彼は彼の王国で弱者を食い続けていくのだと思った。
0投稿日: 2019.11.25
powered by ブクログ基本的には映像化された作品は避けているのだが、この小説の評判をネットで目にするにつれ興味を抱き、遂に読書にいたった。 高校の教諭が、自分の理想とする王国を築くため同僚である教師を殺し、あまつさえ生徒をも殺す。短い期間に連続した暗殺と大量殺人に発展していくのだが、一部は犯人の意図するところではない。大きな流れに巻き込まれると、それは自分が始めたことでもコントロールを失う。 止めどなく実行される大量殺人。夜神月なのか、はたまた吉良吉影なのか。いや、そのどれでもない『蓮実聖司』なのだ。 狡猾かつ冷静な、学校を舞台とした狩猟。彼の破綻のタイミングを、心待ちにして動悸が止まらない。 象徴的に登場する二羽のカラスを、蓮実聖司の名と共に我々は忘れることはできないだろう。
0投稿日: 2019.11.17
powered by ブクログ終わりはモヤモヤ。小説からはいると人物像が分かりづらいかも映画から入れば人を当てはめて出来るため作品を深く読める気がする。
0投稿日: 2019.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーが苦手な私にも読める感じのソフトホラー?だった。 ただ大量殺人の話というわけではなく、子供の頃や、前職、前任校などでの、細かい設定がありハスミンが生まれながらにサイコキラーだったんだとよくわかった。 でも、慎重で計算高いハスミンが、途中でターゲットを特定の人から、全員にするまでの過程が少し雑に感じた。 最後の、秘密、悪の教典(笑)、後書きまで楽しめました。
1投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログずっと息苦しさを感じる展開の下巻だった。あまりに残酷で無慈悲な展開に吐き気がする。 人の心を操ることに長けた人物が出てくるのは貴志作品の特徴であるが蓮実教諭はまちがいなくその中でもナンバーワン、悪魔の部類に入ると思う。
1投稿日: 2019.09.18
powered by ブクログシリーズ化して続編が読みたい。 このままのサイコパスで、相手はたまたまの悪人で、この作品のように知的に感情のかけらもなくブイーンブイーンやっつけていく。 洋画でそんなんがあったかも・・だけど、「ハスミン」でやってほしい。
0投稿日: 2019.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サイコパスってばホントにヤバい人種なんだと…フィクションですが思いました。これだけ背筋が凍るような犯罪者を文字だけで表現できる貴志祐介さんの凄さ。絶対死なないって思う重要人物をアッサリ殺してしまったり、最後まで気の抜けないストーリーでした。
0投稿日: 2019.08.19
powered by ブクログThis teacher kills too many people! I don't understand why he tries to kill all the students!
0投稿日: 2019.08.11
powered by ブクログ上巻での緻密に計算と準備をこなしている犯行から時を経るごとに、場当たり的に、かつ焦りが彼を追い立てるような構図となり、最終的に全てを無に帰す展開となるのが、面白い
0投稿日: 2019.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
えっ!?ハスミン....アクの...ある意味で衝撃のラストが2つ待っていました。 説明 内容(「BOOK」データベースより) とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか? 晨光学院町田高校の英語教師、ハスミンこと蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。 蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!ミステリー界の話題を攫った超弩級エンターテインメント。 デビュー以来、著者のテーマである〝心を持たない人間〟を中心に据えたピカレスクロマン。「悪の教典」を現在とするならば、その過去にあたる「秘密」、未来にあたる「アクノキョウテン」の小話も併録。解説は三池崇史(映画監督)
11投稿日: 2019.07.23
powered by ブクログ上巻があるなら下巻も買わないとと買った小説 上巻と同じで気分が悪くなるような内容でした。 目的の為には邪魔な物はすべて排除する。みたいな考えで次々と人を殺していくのは読んでて気分が悪い。 そして殺人に対してためらいが、なく無感情・・ この殺人教師が最後に捕まってもなぜかスッキリしない最後だった。 上巻同様、気分が悪くなってもすらすら読める小説でした。
3投稿日: 2019.07.19
powered by ブクログ不謹慎だけど本当に面白かった。 久しぶりの一気読み。 生徒たちがハスミンに追い詰められるシーンでは読んでいて心臓がバクバクした。 あんなにも生徒に手を尽くしていたのに殺すことに微塵のためらいもないハスミンが怖すぎる。 最後の警察とのやりとりは本当にゾッとする。
1投稿日: 2019.07.10
powered by ブクログハスミン下巻はさらに狂ってた・・・怖すぎて一気読み。最後まで読めないかもと思いながら読んでたら、途中からは殺しすぎでゲーム感覚のように麻痺・・・ここまできたらいくら脳の問題でも死刑以外は・・・怖い・・・。
0投稿日: 2019.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻はハスミンのきめ細かい細工や動機などがわかって面白かったが、下巻のクラス全員虐殺のシーンはただひたすら人が殺されていくだけで読むのがつらかった。雄一郎と怜花が生き残りそうな希望が見えてもあっけなく殺され、たと思っていたら生き延びていたという展開は良かったと思う。 最後の秘密・アクノキョウテンはよく意味がわからなかった。
0投稿日: 2019.06.20
powered by ブクログ最初はよくわからなかったが、少しずつ蓮見のサイコさが出てきて面白くなった。でも最後はあまりにも簡単に人が死にすぎで、生徒も誰が誰だかわからないので冷めてしまった。
0投稿日: 2019.06.16
powered by ブクログ完全に惹きこまれて息を詰めるようにして読むような感じではないのに、それでもページをめくる手は止まらない、という不思議な感覚でした。上巻の人の排除の仕方の方がサイコパスらしくて私は好みです。下巻ではなんだか凄いスピードで次々と場面が移っていってあれだけの殺戮場面が一気に過ぎて行ってしまい、あまり恐怖を感じませんでしたが、映像で見ていたら相当なものでしょうね。口笛も音で聞いたら相当怖そう。期待が大きすぎたのか思ったよりあっさりと言う気もしなくはないのですが…。きっと続編がでますよね?期待したいと思います。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
殺戮劇の幕開けとなる戦慄の下巻。単独犯による一クラス丸々皆殺しという、よもやすれば荒唐無稽な展開なのだが、細部の描写にリアリティがあるため流れに説得力がある。逃げ出さず、目の前の出来事が信じられないまま撃ち殺されていく生徒たちというのは、一見ご都合主義のようではあるのだが、人の善性を信じているからこその茫然自失であり、それが機会的に殺戮に励む主人公との良い対比になっている。意図的にパニックを起こさせて行動を封じたり、甘言で騙して不意打ちで仕留めたりといった主人公の手腕も中々で、首をねじ切る必殺技をワニの行動になぞらえて「死の回転(デス・ロール)」と名づけるお茶目ぶりが素敵。愚鈍で生意気な生徒がブチ殺されていく下卑た快感もあり、描写も含めて後半のスプラッタホラーぶりは読み応え抜群である。またアーチェリーやボクシングなどを齧った生徒たちが逆転の一手にならず、むしろ噛ませ犬としてやられていったのも思い切りがあって良い。難点を挙げるならば、ハスミンのキャラが濃過ぎたのと、ハスミン視点で読んでいたせいか、教師を信じなかった生徒側にいまいち感情移入できなかった点だろう。唯一の生存者となった二人の生徒が使った身代わりトリックは予想の範囲内であったため、驚きがなかった点が残念である。また釣井教諭の妻の事件は本作の中でも関わりが薄く、なぜ端役にそんな複雑なバックボーンを作ったのかはちょっと理解できず、端的に言えばやや余計に感じてしまった。ただ特筆すべきはクライマックスで、ハスミンに殺戮の物的証拠をつきつけるという展開は最高である。AEDの録音機能というのも驚いたが、その声が残った理由が人を救おうとする善性で、ハスミンが理解し得ないものであったというのはオチの付け方として完璧である。そしてスプラッタホラーにありがちな犯人死亡で終わらず、また犯行が露見しても小物臭くなったり取り乱したりせず、肩を竦めただけというのは不気味で非常に良い。人間として罪を背負わせたが、普通の人間の精神ではありえない大量殺人であるため、法で裁けない可能性が出てくるというのも恐怖の余韻が残っていいと思う。特に後半の話の畳み方は素晴らしく、社会的な影響もボカさずに描いている。社会に紛れたエラーであるサイコパスというテーマを、一貫して駆け抜けるように描き切った名作である。
1投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログいやー、Excellent!手汗がすごい!ハスミンには不思議な魅力があるなあ。続編がみてみたいけれどひとまず映画を見ようかな。
0投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログ頭の回転や発想力が素晴らしく、思わずハスミンを応援してしまいそうになる、恐ろしい小説。共感力がないハスミンが少しずつ崩壊していくのが興味深かった。今までの殺人が完璧すぎて、今回で躓くのがもったないと思わせるほど。アメリカで出来事も、投獄中の出来事も1つの小説になりそう。恐ろしいとは言えでもフィクションだから楽しめるんだろうけど。生徒で未成年で共感性があるのにも関わらず人を押しのけてでも自分だけは、という渡会には引いた。生き残りの生徒のその後も気になる。このシリーズが出たら読んでみたい。
0投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログこの本を通じてサイコパスの気持ちを理解はできないけどそれを知ることができた感じ。怖いけどハスミンが次にどんな行動に出るのか気になって読むのが止まらなくなっちゃう。続編が出て欲しいなぁ。
0投稿日: 2019.03.20
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映画化されたときに話題になったためサイコパスの教師蓮実がただひたすら高校生を殺していく物語というイメージがあったが、本作では蓮実視点で人を殺す動機や過程が丁寧に描かれており、問題解決の手段の一つとして人を殺していく様はスマートで爽快感すらあった。 特に印象的だったのは、どうして人を殺すのかと聞かれたときに蓮実が「選択肢の幅が広いから」と答えたことだ。釣井教諭を殺したときや真田教諭に罪を被せたときなど犯行が大胆すぎると感じたが、それも殺しが最終手段ではなく選択肢の一つに過ぎないからだろう。 蓮実が共感性の欠如を高い論理力で他者の感情を模倣することでカバーしているのは、さながら地球に初めて来た宇宙人が人間を学習しているようであり、まさに悪魔だ。だからこそ蓮実の常識外れの問題解決能力は理に適っており感心すらしてしまうから憎めない。もちろん現実には蓮実のような人間はいて欲しくはないが。
0投稿日: 2019.03.02
powered by ブクログ上巻はこの下巻の為にあえて、展開を遅くして登場人物を具体的に描き感情移入しやすくさせていたのだなと思う。 そんな上巻により感情移入していたメンバーがどんどん殺されることの衝撃がページを先へ進ませる。 貴志祐介さんはこの本で人間に生まれながらにして備わっている他人への共感性のパラメータだけが欠損しているが、それ以外のすべての能力が優れている人間がもしいたらというifを書きたかったのだろう。 個人的にはこれだけ細かく優秀な人間がなぜ多くの生徒がいる日を安原殺害の日に選んだのかなど納得できない不満点はいくつかある。 これによって取りうる選択肢の幅を自分で狭くしてしまったのだから。 しかし、こういった内容の本はどうしても感情などがチープになってしまいがちな中でうまくまとめられていると思いました。
1投稿日: 2019.02.04
powered by ブクログ映画も見たけど、後半の大量殺戮の場面は凄惨かつどこかコミカルな雰囲気が漂っていた。 伊藤英明はまり役だったな。
1投稿日: 2019.01.16
powered by ブクログいやーーー・・すごい。生徒との官能シーンはいらないかと。気持ち悪すぎた・・怖すぎるハスミン。映画は見たくないかも。
0投稿日: 2019.01.14
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ふつうに怖かった。途中、読み進めるのを躊躇するくらいには。 どういう結末を迎えるのかと思っていたら、まさかここまでほぼ皆殺しにされるとは逆にびびった。憧れは理解とは程遠いという、某マンガのワードを久々に思い出した。 というか、この物語を書く作者もむしろ心配になった(笑)
1投稿日: 2018.12.28
powered by ブクログ上巻に続きイッキ読み。 とにかくハンパないスピード感。 なんの前知識もなく読み始め、ハスミンの全貌を掴み始めてから、主役を応援する気持ちは湧かないのに、先に読み進めていきたくなるのは不思議な感覚だった。
0投稿日: 2018.12.03
powered by ブクログ数年前に映画の告知を見たのは覚えている。当時はたくさんの若手俳優やアイドルを出演させる為の便利な学園舞台に、バトロワの二番煎じ的に安易なバイオレンス要素を加えたものとスルーしてました。小説を読み終わった後も映画は観ようとは思わない。 でもこの小説はおもしろい。ちょいと主人公・蓮見先生のパーフェクトヒューマン的な学歴・職歴は気になるが。 メインステージの惨劇の夜のシーンは、追う者の視点と追われる者の視点が小節毎にテンポ良く入替わり臨場感ありあり。 これは他の著書も読んでみたくなりました。
0投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログハスミンのその後はどうなるのか気になる。もっとハスミンは「悪」をつきつめるのかと思いきや、案外「人間らしい」部分もあるなと。 こんな先生はたしかに嫌だけど、彼だけではなく他の先生もどこか裏とか黒い部分があって、完璧な先生なんていないんだなと思っちゃう。先生にとどまらないんだけど。
1投稿日: 2018.11.03
powered by ブクログ貴志祐介が頭を使わないエンタ-テイメント小説を書くとこうなるという照明。とにかく殺しまくる殺しまくる殺しまくる。読んだとしても何も残らないけれど変に爽快な気分になれる。まるで自分がサイコパスになったかのように。なんでも書けるのがすごい。
0投稿日: 2018.10.30
powered by ブクログ下巻は、バイオハザードさながらの世界観であぜん...。先生、頭がいいはずなのに、短絡的に殺しすぎ。もっとやりようがあるやろ~と突っ込みどころが数多く。そして読書後、私が一番思ったのは.....もっと彼に制裁を加えてやって!!とはいえ、感情の欠落した人間にはその声も空しく響くばかりでしょうね....(-_-;)とりあえず、真面目に考えると多くの若者が痛ましく、心にすきま風が吹くような気持になるのだが、そんなことが意図の本ではない気がするので、スピーディーでハラハラドキドキを楽しむのがこの本の趣向かな。
0投稿日: 2018.10.22
powered by ブクログ学園祭の準備に集まったクラスを襲う血塗られた恐怖の一夜。上巻よりも襲われる側としての生徒目線が増え、日常の延長のように今後の保身すらどこかお座なりに当たり前のように次々と殺していく蓮実の異様さが最高潮を迎えるように解放された為、一気に深まった蓮実の恐ろしさに緊張感と熱が高まった。とても引き込まれた。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ上巻の方が面白いね.下巻は細かい描写は,あまり読む気がしなくなってしまいました.まあ一気によめるといえばそうだけど.「黒い家」や「青い炎」の方が好きかな.
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ面白かった。 ただの残酷なスプラッターかと思ったら蓮実と生徒たちとの駆け引きとかあったり、知らず知らずのうちに生徒たちと気持ちがシンクロしてドキドキしながら読んじゃいました。 ただ最後の「秘密」と「アクノキョウテン」は意味がわからず。蛇足だったかなっていう感じでした。
0投稿日: 2018.09.28
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な、前半で終わっとけばいいものを長々と後半かくからつまらなくなる 天才という設定はすべて反故され、ただの作者にとって都合のいい主人公に変わり、最近はやりのただスプラッタな描写だけのなかみなんもなしの展開 時間の章(項)も意味不明だし(時間の項をつけるなら時間の前後を書いたほうがまだましだったが、たんに時間が過ぎるだけのなんの面白みもなし) 教師のブログも幼稚すぎる 読んだ後のあとがきでこれが映画化されたと知って、どうせ酷評だったんじゃない?って調べたらやっぱり叩かれてたwww
0投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログ獅子奮迅の勢いで襲い掛かるサイコキラーの描写を読んで、蛆虫のように恐怖が心を侵食した。僥倖を恃むしかない生徒たちの運命が気になるところだが、こちらは彼らが死地を脱するのを祈ることしかできない。ただ、ストーリーの結末に辿り着くと、ある偶然によって事件が都合良く始末される為、少し拍子抜けした。
0投稿日: 2018.08.30
powered by ブクログ伊藤なんちゃらのイメージでずっと読んだ。映画は見てないけど、何となく暗殺教室みたいに殺し合いするのかな?って思ってた。大差ないけど。映画も見てみよ。
0投稿日: 2018.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
延々続く殺戮シーンは、ちょっと気分が悪くなるほど。ナノに読むのを止められないのはどうしてだろう。ハスミンの嫌な魅力に取り憑かれてしまったのかもしれません。サイコパスの恐ろしさ。私はそうじゃなくて良かった。殺されたくはないけれど。遺体を囮に使った2人もなかなかの根性。ハスミンがどう裁かれたのかは分からないけれど、どうかこれ以上の恐怖がないように祈ってしまう読後でした。アクノキョウテン、は怖い怖い・・・で、最後くすっと。多少の口直しにはなりました。
0投稿日: 2018.06.30
powered by ブクログ面白い?という言葉はあまり適切ではない。 悪が描かれている。ある人物像。 サスペンスといえばいいのかな。 どうなる?が気になって最後まで読ませる。 ただただ悪が描かれている。 悪の気持ちに強度がないので 作中の事実のみが重くのしかかる。
0投稿日: 2018.06.24
powered by ブクログ話は前半の普通の学園物から、途中ちょっと違和感を感じさせたと思うと、後半の話は急展開。私は全くこのストーリーん前情報なく読み始めたので、その思わぬ方向への急展開ぶりを楽しむことができた。後から映画のDVDのパッケージを読んだのだが、そこには話の展開が書かれてしまっていて、つくづくこれをパッケージを先にみていなくてよかったと思った。娯楽ものだが、最後まで楽しめるおすすめの娯楽小説。
0投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログ悪の教典 上下巻 貴志祐介 2018年5月19日読了 2012年映画化もされた名作。 圧倒的人気を誇る高校英語教師 蓮実聖司。渾名は「ハスミン」。ズバ抜けたコミュニケーション能力と人心掌握能力。生徒への熱い指導、行動力から学校内の生徒だけでなく同僚からも絶大な信頼を得ていた。 しかし、その表に見せる仮面の下には誰しもが予想だにし得ない能面のような本性が隠されていた。その素顔が現れたとき訪れるものは… 三文オペラの「モリタート」初めて知る言葉でしたが陽気なメロディに反して詩がとても怖しい。平然と書き連ねられる言葉がより印象付ける歌だなと思った。
0投稿日: 2018.05.19
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想像ほどにはグロくなく、さっくさっくと人が死んでいく。ハスミンの思考もテンションが高くカラッとしているため、どろどろした怖さではなく貴志さんらしい明るさが漂う。映画版は普通に怖そう。 強そうな生徒たちがたくさんいたのに、皆あっけなく亡くなってしまい残念。ハスミンの異常さが際立つ。 最後、二人が生き残ってくれたことが唯一の救い。このまま生き延びてほしい。
0投稿日: 2018.05.07
powered by ブクログ(上下巻共通) 正直、不幸な本だったなぁ、と。 映画化された上に、映画を見ていなくとも CM でクライマックスがどうなるか想像できるとあっては、せっかく丁寧に常識から外れている主人公を書いている前半も、冗長な気分になってしまいましたね。 後半でなにが起こるかわからないまま読めれば、素直にとても愉しめたと思うんですけど。 あと、クライマックスに至る所の主人公の考え方が、急に単純になってしまっているところが、もやもやしました。 ちょっと、もったいない印象の 2 冊。
0投稿日: 2018.04.22
powered by ブクログ上巻に続きスリリングな構成で読者を全く飽きさせない内容。 しかし、上巻と比べられないくらいのサイコ具合に収められている。
0投稿日: 2018.04.07
powered by ブクログ上巻から続き、下巻はまさに一気読み。綻びがいくつも増えていずれ大きな混沌へと。安原美彌を1番に殺す時の戸惑いこそが愛情なのだと、理解できないからこそサイコパスなのであり。 高校生ながら登場人物も魅力的であり、だからこそ1人ずつ呆気なく殺められていく描写に凄惨さも感じられた。 サイコパスの思考回路をうまく書いているとおもう。
0投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ先の展開が気になって、最後まで一気に読んでしまった。じわじわと迫って来る蓮実教諭のサイコパスさが怖かった。が、ちょっと設定が詰まりすぎてて読んでて疲れた。教師も生徒も腐りすぎてて白けるし、ちょこっとした設定も回収されないまま駆け足で終わったような感じがする。群像劇型のサイコホラーとでも考えれば辻褄は合うのかもしれないが、ちょっとあわなかったかな。 共感できない時点でこの本時代がサイコパス要素を含んでいるのかもしれない。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ上から続く ハスミンが、クラス全体を一人一人殺していく。AEDの録音機能が命取り。3人だけ、助かったのにホッとするが、本当に助かったのか少し不穏なエンディング。嫌な気持ちになりながらも手を止められない、さすが貴志祐介。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴志祐介は黒い家しか読んだ事なかったけど、それよりは良かったかな。 ハスミンにはいつか華麗に復活して頂きたいと思う。
0投稿日: 2017.12.27
powered by ブクログ上巻であった「常人を装うサイコパス」のじわじわした怖さが、下巻になると「心理描写を雑にしたバトルロワイヤル」になってしまった。あれだけ慎重かつ計画的だった蓮実が突然大雑把な大量殺人をし始め、生徒たちも大した前触れもなく正義感や純粋さ、悪人ぶりなど各々の役回りを演じ始める。「殺戮エンターテイメント」(そういうジャンルがあれば)としては面白いのかもしれないが、貴志氏が得意とする「人間に似た非為る者」への本能的恐怖が全く発揮されていない。読んでいるうちに飽きてきてしまった。
0投稿日: 2017.11.30
powered by ブクログ上巻分もまとめてこちらに。生徒から人気がある英語教師、蓮見。だがその裏の顔は、自分の王国を乱す分子は徹底的に排除する殺人鬼だったー。 とにかくバサバサ殺されていっていっそ気持ちいいし、最終的にハスミンを応援したくなるから不思議。でもハスミンの英語はだいぶ笑ってしまう。しかしハスミンは伊藤英明以外にいない。この爽やかさとサイコパスみを同時に出せるのは彼しかいない。最高のキャスティングだと思う。映画はだいぶ省略されてるみたいだけど見たい。
0投稿日: 2017.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初から最後まで、時間を忘れて一気に読んでしまった。 証拠隠滅のために生徒皆殺し、しかもそれを「卒業」と称する発想が自然と浮かぶ蓮実が恐ろしかった。 論理の対局に位置するのが直感。 究極の論理人間・蓮実に対抗できた(?)のが直感人間・冷花という構図が面白い。蓮実と同じ論理派である圭介は倒れてしまった。冷花は一応生き残ることができたものの、今後も無事だとは限らない……。 冷花と雄一郎が生き残れたこと、真田の疑いが晴れたこと、水落が蓮実の毒牙にかからずに済んだこと、そして何より蓮実の異常さが世間の知るところになったこと等々、希望はいくつもあるのに、そのどれもが小さなことと受け取れてしまう。それ程エグいラストシーンは、私の心に一生残りそうだ。
0投稿日: 2017.11.16
powered by ブクログ約十年ぶりくらいの貴志作品。 いやあ、実に面白かった! 何を言ってもネタバレになりそうなので多くを語れないのが残念。 怒涛の後半こそ若干の駆け足感は否めないが、ページをめくる手が止まらなくなることは間違いない。 「そして粛清の扉を」以来、久々に興奮しながら読み終えた作品でした。オススメ!
0投稿日: 2017.10.31
powered by ブクログ不意に計画が狂い立て直しを図ろうとする時に、こういう思考をする人がいるのだろうか?いないとは言い切れないが、怖いもんです。読み物としては、上下巻通して読みやすく3連休というのもあって一気に読み切ってしまいました。
2投稿日: 2017.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何でも完璧に遂行する蓮見先生が、あっさりと雄一郎の罠にはまり、さらにはAEDの録音機能にも気付かなかったというのが残念。 でも、全ての生徒を殺して自分が犯人と判明せずに終わる方が物語としてはつまらなかったかもしれない。 読んでいて、擬音など特に無いのに、音が聴こえてきそうな感じだった。
0投稿日: 2017.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか? 晨光学院町田高校の英語教師、ハスミンこと蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。 蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!ミステリー界の話題を攫った超弩級エンターテインメント。 【感想】
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログ下巻に来て、蓮実先生が暴走(^^; あー、もうこれは凄い。 私の気持ちも、ここからはもうついていけない(笑) なのに、何でこんな興奮しながら読んでいるんだ、私(笑) 次のページを読むのが怖くて、ここでやめよう、ここでやめよう・・・ と思いつつ、やっぱり次を読んでしまう。 もうここまで来て、最後はどうなってしまうんだ!? 一体どうなるんだ!? 最後までドキドキワクワク(ワクワクしていいのか!?) の物語。 百面相しながら読み終わりました。 面白かった~。 満足!!!
6投稿日: 2017.07.22
powered by ブクログ淡々と野生レベルで生徒を排除するハスミンより、それぞれの生徒の対応策の高度差に驚かされる。 殺されていく描写は淡々。 生き残った2人は…… そして早水圭介くんについてなぜ自供しないのか…… 物語がちゃんと着地してるか不安な終わり
0投稿日: 2017.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻終り頃にやっと出てきた読む気力。 バトルロワイアルをちらちら思い出す。生徒の個性的なところ。 誰がどういう関係性かはもう全然覚えてないんだけど、数名が両思いだったりして、そういう関係の人間味がいい。 あの二人だけは生きていて!と思いながら・・・ もう10章終わりに近い・・・このまま死なないで!って。 多分あれは別のなんだろうな、って思いつつ。 秘密がよく分からなかったがググって解決。 後半のあの、読みたいのに読みたくないって気分、黒い家を思い出したよさすが貴志さん。 ああ、でも、これはやっぱ数年後ハスミンの勝利なのかな・・・
0投稿日: 2017.07.13
powered by ブクログハスミン、どこまで突き進んでいくんやろか、、、 最初はハスミン派やったのが、ハスミンみたいな先生に出会わなくてよかったと思った
0投稿日: 2017.07.13
