
総合評価
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powered by ブクログずっと積読してましたが観念して拝読。完全無欠のシリアルキラーではなく、時々やらかして次第に追い詰められていくシリアルキラーぶりが緻密な物語になっていて等身大に怖いです。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログいやー面白かった! ハスミンが凶行にかられる過程が良い。 電気、アーチェリー、剣道、などなど、細かいところまで知識蓄えて書いたんだなーと驚かされました。 ただ惨劇に入ってからが長く感じて、緊張感というか気持ちの昂りが途中で落ちてしまった。顔と名前を覚えきれないクラスメイトに感情移入できないのも相まって。 それでもラストはさすがです。とても良かった。
16投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻を読み終わり、さあさあ次は次は!? と、心踊りながらページをまくっていきました。 下巻では、学園祭の準備のため、学校に宿泊することになっていた2年4組の生徒が大量虐殺される話である。読んでいてハラハラする。猟銃を持った犯人(蓮実先生)が1階から生徒たちがいる3階や4階、屋上へ続く階段へと迫ってくる時には、自分も隠れている生徒になった気持ちで、息が詰まりました。 蓮実先生は綿密に計算し、生徒を確実に殺していく。しかし、その中でも計算外のできごとがいくつも起こるところがこれまた面白い。犯人だけど、殺し終わったあとの蓮実先生のズタボロ加減も現実みがあって良かった。 生徒たちも頭を使い、蓮実先生に対抗する。窮地に晒された時にどう行動するのか…。階段を上に行くのか、それとも下に行くのか…。たったそれだけの選択。だけど、選択を間違えると殺される。 どっちが正解なのか、嫌な汗を書きながら読みました。 この本は上下巻ともに、本好きの友人からプレゼントしてもらいました。私はミステリーよりもホッコリ系の小説が好きなので、読み終えることができるのか、一縷の心配を抱きながら上巻から読み進めました。 ページをめくるうちに蓮実先生や、2年4組のみんなのイメージが頭の中で作られていきました。 この本を読むのがやめられず、おかげで数日は寝不足になりましたが、悪い気はしません。 読み始めると止まりません。 この本をプレゼントしてくれた友人と、作者の方に心から感謝します。 ありがとうございました。
9投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログもしも学校にサイコパスが紛れ込んだら。相変わらず読み手にグイグイページを捲らせる文章はさすが。読み手に考えさせる書き方と、映画のようにテンポよく切り替わるカメラワークがその真髄か。
9投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ蓮実先生、急にブレーキ解除笑。この暴走はダメでしょ。でもこんな無茶がどこまで通用するのか少し応援したくなる。この本何を楽しむかって言ったら無茶苦茶な展開とハスミンの異常ぶりで、学ぶ事は何もない笑
57投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ怒涛の展開だった下巻。ハスミンの発想がヤバすぎてついていけないが、何故かこの異常性にひきつけられる。インパクト大な小説。
32投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ人間の感性が欠落した教師が学校で大量殺人をする話。上巻では、教師の計算し尽くされた奇行に感服していた。登場人物が多いのにも関わらず、教師にスポットライトが当たり、終始整然と物語が進行していた。下巻には上巻の比ではない恐怖があった。特に「死体を隠したければ、死体の山を築くしかない」という言葉を見た時の感情は一生忘れないと思う。こんなに恐ろしい話であるのに、好奇心によってページ巡ってしまうのは、自分も教師に魅せられているのかなと思ってしまった。
2投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログメディア化にもなった話題作、下巻。 プロット先行で肉付けしたのではと思われる中盤からの展開には、それまでの緻密な積み上げを破壊する衝撃があった。 舞台装置感がやや強い場面は多かったが、純悪を描いた作品の中では、やはり出色の出来だと思った。
20投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ映画を観て、原作も見てみたい、そう思い読了。 映画とのズレは若干あれど、「ハスミン」という大きな幹は崩れずまっすぐ。 同じ教職に就く身として、ハスミンのように魅力的でありたいと思う部分もありました。
1投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ悪に立ち向かうではなく 最初から最後まで悪を遂行していくピカレスク小説 蓮見聖司以外の登場人物の背景をキャラクター性と関係性を理解させる程度に留めておくことで物語に不快感を感じさせない むしろ爽快感さえ感じてしまう恐ろしい作品
1投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ上巻から感じていた違和感が加速していき、振り切ったサイコパスの正体を現す過程がその目線で進むのが新鮮で面白くない瞬間が無かった。何かを学べるわけではないが、道徳や倫理、常識そのものが機能しない中で繰り返される蛮行は痛快だった。実際に映画化しているそうだが、滞りない文章で脳内に鮮明に校舎内の映像が浮かぶようで凄い技術だと思った。
7投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログもし、自分が2年4組の生徒だったらと考えると怖すぎる。1つ気になったのが、蓮実が最後まで圭介殺害を自供しなかったのは、なにか理由があるんですか?
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(暇な日に少しずつ読み進めたので、忘れている部分もありますが、、) 【あらすじメモ】 上巻に引き続き、ハスミンは、自身の罪を知る人物を殺していく。 しかし、詰めが甘いところがあり、殺人がイタチごっこになってしまう。 結果的に、隠蔽が難しい状況になり、「クラス全員を殺そう」という大胆な発想に至る。 【感想】 ・上巻で残っていた以下の疑問は概ね解消できた。 1. 若い女性を好きになったきっかけがわからない →特別そういうわけではなさそう。前職ではお金のために悪事をしていたっぽいので、女性に限らず「自身の欲望・メリットに対して忠実である」という、シンプルな理解で良さそう。(学校という環境で満たせる欲望が描かれていたので、上巻では偏った印象になったかなと思う) 2. 殺害に向けた作業を行っている際、「モリタート」を口笛で吹くこと →「モリタート」の内容そのものが、ハスミンを象徴しているので、お気に入りの曲なのかなと思う。また、殺人に対して、「退屈しのぎ、作業、遊び感覚」であることを表しているのだと思う。 3. 高校教師になった理由 →前職(たしかアメリカの大手銀行社員?)で、過去の殺人を暴かれてアメリカから追放された。帰国後、親戚の誘いによって、英語の非常勤講師的なことをして、多方面から評判も良く、成り行きで教師になる。学校という環境は、支配が容易であり、自分にとって天職であることをハスミン自身も実感する。 ・登場人物が多く、読みにくかった クラス全員分の登場人物がいるので、文字情報だけで把握することが難しく、少し読みにくさを感じた。 ・物語がやや単調に感じた 上巻は、ハスミンの人間性が判明していく過程を楽しめた。 一方で、下巻では、ある程度ハスミンの人格を理解したうえで読んでいるので、異常性を描いている部分でも特に感情が動かなかった。 ホラー的な楽しみ方をすべきだとは思ったが、俯瞰で読んでしまった。生徒のリアクションをただ見ているという感じだった。 生徒2人が生き延びる方法についても、展開が読めてしまった。 大量殺人の証拠がAEDに残ることは、私は予想できなかったので、面白かった。 ・ハスミンをなぜか応援している自分がいた ハスミンは、どう考えても悪であり、嫌悪の対象のはずなのだが、何故か「最後までみんなを欺いて欲しい」「このまま逃げ切って欲しい」と感じている自分がいて、不思議だった。フィクション前提で読んでいることはあるが。ダークヒーローに抱く感情に近い(?) この感情の説明としては、本の最後にある「蓮見聖司を愛する者として」を読んで、腑に落ちた。 ただただ嫌悪で終わる読者もいれば、私と同じような感情を抱く読者も一定数いるのではないかと思う。 蓮見聖司という人物の描き方が、この作品の魅力だと思う。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ蓮見のサイコパスさには息を巻いたが、上巻とは打って変わって、続きが気になりすぎてサクッと読んでしまった。シンプルに面白かった。
1投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻はハスミンがヤバい奴だと分かる。下巻はちょっと人間味がでてくる。ラストを読んで、心神喪失か何かで世間が忘れた頃にまた何食わぬ顔で戻ってくるんだろうなぁと思った。
1投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんなに気分の悪くなった作品は初めてです。 ここまでの非日常を、私は小説に求めていないと知ることが出来ました。 最後にハスミンが、大いなる力によって爆発四散。宇宙の塵。になってくれたら、星3でした。
0投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ凶行を重ねれば重ねるほど、詰めの甘さが露呈し始める後編は、スマートに見えつつも、どこか間抜けさが窺えて漸く蓮実の人間らしさに触れたような気持ちになる。 というか、前任校でも連続自殺、次の学校ではクラス襲撃。蓮実の行く先々で事件は起こるわけだから、本来なら襲撃以前にもっと怪しまれててもおかしくはないぞ、ハスミン。 とは言え、数多の窮地もその頭脳明晰さと巧みな弁舌で容易く人の心を掌握して来た彼がそう簡単に怪しまれないか。自分の思うがままに人を操っては満足気に微笑む、彼のそんな様子を想像したら鳥肌モノよ。 自分にきちんと感情が備わっていてよかった。人の思いに共感できる心があって良かった。 切実に。
8投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ(備忘)映画版は見たことないのですが、伊藤英明がハスミンを演じていたことだけは知っていたので、伊藤英明=ハスミンの脳内変換をしながら本作読みました。結果、大分イカれてました。。サイコパス怖すぎです。あんなにいい人が実は。。なんてことが身の回りあって欲しくない、ただただそう思った作品でした。映画も見てみたいな。
1投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い!!! 途中から普通にハスミン応援しちゃってました! そのくらい魅力的な主人公だと思います!! 表向きは優しくて明るくて人気者。本性は共感性皆無の冷徹な殺人鬼。こういうキャラ本当に好き。 ハスミンが1クラスを全滅させるまで殺して殺して殺し続ける場面に入ると、もう読む手が止まりませんでした。 2人の生徒が既に殺された生徒を使いハスミンを欺いたシーン。 正直なところ抜かりのないハスミンがあのトリックに騙されてしまったことに少し違和感を感じましたが、あの場面であそこまで機転が利く人間はそうそう居ないでしょうから。。生徒なら特に。。 個人的には「迫り来る殺人鬼」よりも「確実に本性に近づいてくる生徒」にドキドキしました笑
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ生活指導課の英語教師蓮実聖司は、教師の皮を被った怪物だった。学園祭の準備に集まった自分の担任のクラス全員を銃で皆殺ししていく。 あまりに凄惨な描写や蓮実の冷静な判断と演技により次々と「獲物」を殺戮していくストーリーは怖しいけれど、読む手が止まりませんでした。 こんな悪魔は死刑や八つ裂きにしても物足りない。 しかし、徹底的な証拠がなければ、心身喪失と判断されれば、死刑にはならないもどかしさ。 解説ではハスミンとか称賛している解説だったが、共感できない小説でした。 2025年1月30日読了
3投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハスミンがさらに暴れまくる。用意周到で行動コマンドに殺すっていう選択肢があるハスミンと子供なりに、高校生なりに抵抗して死んでいく生徒たち。最後の三池崇史の解説を読んだ後、意識が変わって2週目からはハスミンを応援することになるかも。
0投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴志祐介の『悪の教典』は、一度映画で観たことがあるものの、小説を読むのは今回が初めてでした。 本作は、主人公の蓮見聖司が他人の感情に共感できないサイコパス教師であることを壮絶に描いています。 何か問題が発生すると、解決策として、人命を奪うことも選択肢も上がってしまう。 蓮見は非常に賢く、生徒たちからも人望のある教師です。 彼は卓越した人間関係の操り手であり、学校で起きるさまざまな問題を巧妙に解決していきます。 しかし、彼が気に入らない人物が現れると、自分の関与を一切残さず、見境なくその人物を排除してしまいます。 下巻に入ると、 生徒たちの予想外の行動によって、蓮見もまた予期せぬ行動を取らざるを得なくなります。 これにより、蓮見も次第に追い詰められていき、読者に切れ味鋭い緊張感をもたらします。 上下2巻の長編ですが、楽しく一気に読めてしまいます。大量殺人が行われる小説にもかかわらず、蓮見が殺人に対して一切抵抗を持たずに実行していくためか、どこか爽やかな印象を与えます。
0投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ間延びした上巻とは打って変わり蓮実のサイコパスぶりがエンジン全開に。一夜の殺戮ショーが良い意味で醒めない悪夢のように長く、今までにないハラハラ感に文字通り一気読みしていた。生徒のキャラもしっかり立っていて学園モノも好きな身としては最高のエンタメ小説だった。
2投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ映画化された作品で、(上)を読み終えた後、ビデオも鑑賞しました。 怖い小説は嫌いです。 凄惨な物語なのに、何故か高評価です。 この作品の映画監督は、主人公のサイコパスキラー「蓮実聖司」ニックネーム「ハスミン」のファンになったという。巻末には、「彼こそがエロスとバイオレンス。蓮実聖司そのものが、エンターテイメントの本質であると確信する」とまで書いているのです。 貴志祐介さんの著書を初めて読みましたが、免疫がないため、脳ミソに直撃爆弾!散弾銃で頭部をぶっ放されたような衝撃を感じました。 一体「ハスミン」とは何者ぞ‼ 生来のサイコパスなら、遺伝子は誰から受け継いだのかと考えましたが、その辺については小説には書かれていない。後天性ならきっかけは何だろうか? 〇〇にしかエクスタシーを感じない。多くのサイコパスは同じ様な共通点を持っているが、精神異常と言えるかどうかは誰が決めるのか!刑法上の犯罪には違いないが、スケールが違う。 長編小説ですが飽きることなく興味深く読めました(原稿初めと矛盾しています) 今でもモリタートの口笛が聞こえる。 ヒーハー、読書は楽しい 登場人物が多いです
24投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログ最後まで一気に読ませる怒涛の展開。 人が死ぬ死ぬ…登場人物の殆どが死んでしまう。 とにかく主人公の狂気、ただの狂気じゃなくて、人の感情が全くない感じがとにかく凄い。 貴志祐介作品は三作目、ハマりそう。
2投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログサイコパス教師のお話 全部終わってみれば、蓮実聖司は明らかに可怪しいのだけれど 小説として一人称視点で読んでいる分には、とても合理的な判断で行動しているように思えてしまう 違法行為は行っているけれど、現代日本の運用上はバレて捕まらなければお咎めはないわけで 自己の利益のために計画立案実行ができてそれを成し遂げる実行力が伴っているのであればそうなるわなぁという納得感がある 蓮実は人の感情がわからないという事だけど、これって哲学的には私達も他人の感情なんてわからないんですよね 自分が相手の立場だったらこう思う、という思考で感情を推定しているだけで、実際に相手の気持ちなんてわかってない となると、蓮実と自分との違いは何だろうか?と考えだすと違いはないのでは?と思えてきてしまう 蓮実は何でもできるように感じられるものの 抜けてるところが結構ある カラス退治のところで、電気の知識がない事を露呈してるし AEDの全てがそうではないけど録音機能もあることを知らないのが致命的だったよね この知識があればAEDも破壊してただろうにね それにしても、最後に蓮実を刺した証拠は、助からないと悟りつつも助けようとせずにはいられない人の善性による行動の結果というのが構造として面白い あと、冒頭のアパートの説明のところで 「屋根瓦が一部脱落しているのをブルーシートで恒久的に応急補修をしている」という表現 多分、蓮実の精神的な状況の比喩としての表現なのだろうなぁ 応急補修にしてもランクがあるわけで、それなりの補修をしてくれた人は亡くなっているのが彼にとって残念なところですかね 他の人の感情をシミュレートできるようになっていれば、また別の道もあったのかもね そしてこの小説の一番恐ろしいところは、まだこれで終わりではないのでは?と感じてしまったところ 何だかんだで、不起訴やらになってたり、脱獄なりしてそうな気がするんだよね あの蓮実がこれで終わりなわけないと思わせるところが怖い それこそ、裁判の前に警察や検察、または看守を誑かすような言動をする姿が容易に想像できてしまう うーん、やはりこれはサイコホラーだな
4投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ上巻を読んだ時にはまさかこんな展開になるなんて想像もできなかった。蓮実聖司が淡々と犯行を繰り返す場面には、とても引き込まれるものがあり、一気読みでした。これまで読んでいた中でもスケールが一つ抜けていたように感じます。
3投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログんー、後半はやややり過ぎというか冗長すぎて期待したほどの出来ではなかった。ただ上下巻全体として面白く一気読めた。
2投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログあんなに慎重に殺人をしてきたのに、下巻になって急に突発的な稚拙なものになってきたような気がします。 いろいろ綻びが出てきて、それを隠すための大量殺人…でも殺人自体を愉しむところもあり… 途中から精神が崩壊してくるところは、いくら共感性欠如があっても殺人というのは人の心を蝕むのだなと思いました。 先が気になり、いっきに読んでしまいましたが、まだどこかに蓮見がいるような、モヤモヤ感が残る読書になりました
3投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻から蓮実聖司の性格が破綻している、つまりサイコパスだということが明かされているが、下巻では彼のサイコパスな言動が本格化する。多くの生徒、教師から尊敬される蓮実であるが、一部の人からは疑問視された。何名かの生徒は蓮実の過去を探り、彼のこれまでの経歴から、なぜ高校の教師として勤めているのかを不思議に思った。その後、彼らは蓮実が以前赴任した高校と、そこでの事件が何か関連しているのではと勘繰った。そんな中、学校の文化祭に向けて準備していた。夕方6時を過ぎても準備に励んでいたが、アクシデントが発生する。携帯電話が突然圏外となり、外との連絡が遮断された。そこから本当の恐怖が始まる。蓮実は、自身の過去がばらされないために、大胆な行動に走る。それは学校内の生徒を一人残らず始末することである。
3投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ蓮実聖司。その残忍な思考と強烈なキャラクターに最後まで釘付けになります。 生徒達に迫り来る恐怖に鳥肌が立ちました。
4投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか? 晨光学院町田高校の英語教師、ハスミンこと蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。 蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読む手が止まらず1日で読み終えた 見つからないでー!捕まらないでー! とハラハラしながら ハスミンを応援してしまう。 この後の裁判からの話も読んでみたいし、 最後、あのまま逃げ仰せて、 別の学校を支配する世界もみてみたかった!
5投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログやっぱり面白かった。まずハスミンの人としての感情の欠陥。でも長く同じ時を過ごせばそれなりの愛情が湧くという部分は矛盾してるけど人間味を感じた。また完璧教師を演じるまでの過程も読むことができて、もはや天職だなと納得した。 速水と片桐さん?の恋が成就されることがなかったのは悲しかった。 死体を隠しきれないと感じたら死体の山を作れば良いという発想は恐ろしかった。でも一方でハスミンを応援してる自分にびっくりした。なぜか嫌いになれない。生徒が虐殺されていく過程は臨場感やスピード感があって読み応えがあって良かった。
15投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ生き残りたいと思う欲望も誰かを助けたいという願いも、全部サイコキラーの前で無惨に砕け散っていく、そんな風にクラスの生徒を惨殺する蓮実に恐怖と嫌悪を覚えつつも何故かスッキリした読後感なのが不気味でした。貴志祐介先生の創る犯罪者はやっぱり魅力的だなぁ…
2投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青の炎に続いて二作品目。一見するとただの英語教師であるハスミンが実はすごい経歴(アメリカの銀行で働いていて、色々あってブラックリストに載っていて入国できなかったり、人を殺すことを楽しんでいるサイコパス)なのは、VIVANTの乃木みたいだと思った。 最後はタデとかが殺るのかなーとか思ってたけど意外にも序盤でやられてしまった。映画も見てみたい。
0投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校教師の話。サイコパス、狂気を鮮明に描いている。中盤までは頭を使って謀略で学校を掌握していたが、最終的には暴力で解決しようとしているハスミンが面白かった。1人1人の目的や信念が綿密に書かれていた。また、その信念を圧倒的な強者の立場からスマートにへし折る主人公が痛快だった。
1投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ怖かったーーーーーーーーー。1クラスまるごと惨殺とか、イカれすぎだろ!大量殺人鬼の恐ろしさ。映画も気になるけど観る勇気が。。
1投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ上下巻とも読破した最初の感想は、すごく疲れた(褒めてる)でした。 貴志祐介先生の書く文章は自然と頭の中で情景が浮かび上がってくるようなリアリティがあり蓮実サイド、生徒サイド、どちらの情景も鮮明に浮かび上がり、またどちらにも感情移入してしまうので読後はとてつもなく体力が奪われましたw 長編にも関わらず途中で物語がダレる事もなく、特に下巻はスリル満点でとても面白かったです。
1投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻読了。 惨劇の夜はそれまでと比べると単調さが気になったものの、どんどん読めて面白かった。 不都合な真相に近づいた生徒たちを全員殺害し口を封じることで最大限自身の人生を謳歌しようとする姿は絵に描いたようなサイコパスなのに、なぜか生徒より蓮実の方に自然と感情移入してしまう魅力がすごい。極限状態のドーパミンハスミンが機関銃をパンパン弾けさせていくのは、不謹慎ながらもその気持ち良さが伝わってくる。 他者から見て魅力的な自分を演じる行為自体が結構パワーを要するものだと思うのだが、幼少期から今に至るまでいかなるコミュニティでも息をするように演技を徹底してきた蓮実。蓮実の本質を感じ取りつつも向き合おうとする美彌と憂実にだけ愛着を見せたのは、蓮実の精神的な脆さ=人間らしさを感じさせるシーンではあったけど…芽生えた愛着に気づく間もなく合理的な判断を優先。自分自身のあり方や感情にも深い興味を持たないことが、彼の魅力のひとつだったのかも。 あとは、作中に『若きウェルテルの悩み』という自殺連鎖を引き起こした小説作品が出てきて、悪の教典なら他殺連鎖だなとうげーとなった。 初の貴志祐介さんの本、すごく好きだった。別の作品も読むと思う。
1投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストが気持ちよかった。どんなに頭のキレるサイコパスであっても致命的な証拠を残されてはひとたまりも無い。瞬時に精神異常者を装うハスミンには納得。久々に疾走感溢れる読書をしたが、次は人の死なない作品を読みたい。 個人的には蓼沼が推し。
9投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ下巻のとあるシーンに差し掛かるとそこからラストまでページをめくる手が止まらなかった。 不快なはずなのに目が離せない。 現実世界でもたまに犯人の気持ちが全く分からない、悪魔の所業としか思えない凶悪犯罪があるが、この本に描かれているのはまさにそれ。 もし実際にこのようなサイコパスに接した時、凡人である我々はどうしたらいいのだろうと考えさせられた。答えは出ない。 万人に薦められる本では決してないが、読書体験としては悪くなかった。 わずかに「さすがにフィクションでしかありえない」と思えた箇所がいくつかでたので星4です。
4投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログもし、学校の先生がサイコパスだったら。怖すぎます。現実世界でも、実はマイルドサイコパスはいっぱいいるらしい。。
2投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品は面白い!どこまでも異常で、常人には理解できない。貴志祐介さんはきっと普通であるのにサイコパス教師をリアルに創り出すのだから、表現力と取材力がすごいなと思った。 上巻の始まってすぐに蓮実聖司が毎朝ベランダに鳴きに来る2羽のカラスのうちの1羽を駆除するシーンがある。手の込んだ仕掛けで感電死させた。学校に頻繁に苦情を言いに来るモンスターペアレントの家の猫よけのペットボトルの中身を全て灯油に変えた、運に任せて太陽光で火災を発生させる為に…。度の過ぎたいたずらかと思ってたら火を放って確実に殺した。そこから色んな違和感が募るっていく。ただの人気英語教師ではない?! 全ての殺人に至る流れとその前後の無感情さ。日常の当たり前の事を当たり前にしたかのような言葉とユーモラスな表現。 下巻最後の三池崇史さんの「蓮実聖司を愛する者として」の解説ではこの作品の魅力が存分に語られている。ただの大量殺人、サイコパス教師でない、彼が彼らしく生きる場所を求めた結果だと。作品を誰よりも理解してるだろう映画監督の作品をすぐに観たいと思いました! 最後、蓮実が逮捕される時に下鶴刑事が感じた「こいつは、もう、次のゲームを始めている」が抜かりのない表現で好きです。
52投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ頭めっちゃ良いサイコパスキラーって設定だけど、割とポンコツなミスからクラスメイトにバレそうになって結局皆殺しにすることになるのだが、こんな体たらくで前の学校では4人しか殺さずに済んだのか?そもそも電車内で同僚殺してるの絶対誰かに見られてるだろ?って思いが拭えない。とても博識なのに除細動器に録音機能があることは失念しているし、安原と屋上でキスしてるところは蓼沼がいるの気付いてないし、生徒が籠城したのも運が良かっただけな気がするしそりゃまぁそうなるだろうな、って感じ。 でも黒い家でもそうだったが貴志先生にサイコパス描かせたら面白くなる。 責任能力無しと判断され世に放り出されたハスミンの第二部も読みたいものです。
4投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グロすぎ注意報。 今後、蓮見聖司の名前を忘れられないだろうね。 一生級のトラウマ。 作中で登場したモリタートという曲について気になったので調べてみた。 moritat →mori(致命的な)tat(行為)→殺人 鳥肌もんです。
3投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後まで胸糞が悪いです。 終わり方も、なんとなくその後に不穏な空気。 そういった意味で、終わり方があれで、読み手に不気味さを残したのは良かったと思います。
2投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この悪漢をどの様に退陣させるのか期待したけど、思ったような幕切れではなかったなぁ。大量殺人も思いつきのように感じたし、期待したキャラは次々に倒れるし、みやちゃんは生きてるし。。そういう意味では、期待を裏切られた物語ともいえるか。 蓮見がサイコパスに至った経緯や心情の変化をもっと表現してくれていたら良かったのか?エンターテイメントとしてはありかもしれないけど、自分の趣向には合わなかったな。
10投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかったけど、ハスミンがもっとハスミンでいて欲しくて、最後に近づくとボロが出てきちゃったり感情が出てきちゃったりするところが、ちょっと残念に感じた;;
3投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻はサイコパス教師、蓮実聖司ことハスミンが大暴れ。 ハスミンの計画が徐々にズレてゆく中、思い立った修正方法がクラス全員の40人を殺害すること。 ハスミンは目的を果たすのに手段の善悪はまったく関係ないので躊躇なく殺しも行う。 その様はまさに地獄でした。 ですが、その表現がエグくはあってもあっさりなのと、現実味が良い意味で薄く不思議と恐ろしさはそこまで感じなかった。 反撃を試みるも次々に死んでいく生徒とそれを追い詰めるハスミン、途中どちらに味方しながら読めばいいかわからなくなって交互に応援してた笑。 サイコパスなんだけどカリスマ性が強いハスミンに毒される1読者になってしまった部分があって、私もサイコパスに足を突っ込んだ気分になりました( ̄▽ ̄;) 設定自体は今読むには珍しいものではないがとても面白かったです。 ハスミンの活躍がまた見たい。
14投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログ高校の英語教師である蓮実聖司は、多くの生徒から慕われる人気教師。しかし、彼の周りでは次々と事件が起きて…。 このミス1位、山風賞受賞ということで、期待を持ってずいぶん前に購入。上下巻で結構ボリュームのある本なので読むのを躊躇い長い間積読本になっていたが、ようやく読了。貴志祐介氏は寡作家だが、一つ一つの作品に一球入魂!という感じでハイレベルだと思う。「黒い家」や「クリムゾンの迷宮」など、ゾクゾクしながら読んだ記憶がある。本作もその類に漏れず、ページをめくる手が止まらない。特に後半の文化祭準備編のハスミン劇場たるや、息つく暇も無い。ただ、読後感は後味悪し。好き嫌いの分かれる作品だろう。登場人物が多いので、なるべく間髪入れずに読むのがオススメ。 週刊文春ミステリーベスト10 1位 このミステリーがすごい! 1位 本屋大賞 7位 キノベス! 20位 ミステリが読みたい! 2位 山田風太郎賞受賞(2010年)
5投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログサイコパスのお手本のような人物。 ぶっ飛んだ思考にはもはや笑うしかない。 先生に緊迫感が無いので怖さは全然なかったです。
1投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログマジで胸糞な気分になる物語でした 途中で気分が悪くなりつつも読むのを止められず、最後まで一気読みでした ここまで単純な残酷さだともはや心を苦しめることなくシンプルに憎悪?嫌悪?を抱くだけです 殺戮者である蓮見に同情や共感も抱きませんでした でも、作品としてはよくできていると思います 昔漫画であったバトルロワイヤル的なヒリヒリするスリルを感じました 文庫版あとがきでリップサービスと思うが、いくら自分が監督として作品を作ったからと蓮見をヒーローとか共鳴するとかいう三池崇史監督ってヤバッ!て思いました ネタものの三流映画しか撮ってないからコメントも三流丸出しでした
1投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ三池崇史による映画版もなかなかであったが、小説版は臨場感が違う。 生徒から圧倒的人気を誇る教師、ハスミン。彼は巧妙な細工で犯罪を繰り返していたが……。 前半部(上巻)の不穏な空気がたまらない。緊張感がじわじわと高まっていくようだった。転じて後半ではその不穏さや怪しさが一気に爆発している。学園祭準備のために集まっていた生徒たちを蓮実が殺戮し始めたのだ。これがその辺の中途半端な「悪者」とは違う、純粋無垢な「悪」である。果たして彼らは生き残る事が出来るのか。
1投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログ晨光学院町田高校・英語教師・蓮見聖司。 そのルックスと行動から、生徒だけでなく、同僚からも慕われている。が、裏の顔はサイコパス。 自分の邪魔をするものはなんであれ、排除… 人を殺すことに何も感じない。 ここまでやってくれると清々しい。 ここまで人を殺しても、何か全然暗さを感じない。 まるでスポーツをやっているかのように… ハスミン、バレないように、と思ってしまう。 でも、ハスミン、もうちょっと上手くやれたのでは⁇ 今までやれてきたんだから… もっと計画的にやればよかったのに… 突発的に排除しようとしたばっかりに… 何も学校でやらなくても… クラス全員を排除の対象にしなくてはならなくなるなんて… なかなか難しい… ハスミン、死刑にならずに何気なく戻ってくるようは気がする…
14投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それぞれの特技をいかした生徒とサイコパス教師ハスミンとの戦いが、バトル漫画のようで面白かった。UFCファイター並みに強い体育教師との戦闘シーンを映画でも観たかった。
0投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログ良くも悪くもものすごいスピード感で、一気読みした。個人的な感想だけれど、もはやここまでくると清々しさすら感じる。 ただ、最後の短編アクノキョウテンは興醒めすぎた。雰囲気が台無し。 人格疑われそうだからおいそれと人にはオススメできないけど、おもしろかった。
0投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ高校教師である蓮見聖司の連続殺人、そして大量殺人事件。 カラスの殺傷から始まり、気に入らない生徒や同僚教師の追放や傷害、邪魔なモンスターペアレントの殺害、そして生徒の殺害。蓮見教諭の過去を振り返れば、小学生の頃には既に殺人を犯しており、それは教師、友人、両親にまで至る。そして文化祭準備の夜、担任の蓮見により次々と銃殺されていく2年4組。話は恐怖と血に染まる。
0投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2011年(第8回)。7位。このミス2011年(第1位)。 文化祭のお化け屋敷の準備をする2年4組、徹夜で泊まり込んでするらしい。そこで大殺戮を企てるハスミン。この後「リカ」とか発売されるんだよなぁ。あれはドラマしか見てないけど、車と同じスピードで走るところが大笑い。 先生はおかしいのばかりだが、生徒はちゃんとしてるように見える。
0投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログ上巻を読み終わった時に予想していた結末の中でも、最悪に近いものでした。「人に共感できない」というのは、人間として最大の欠陥であるのだと蓮実を通じて痛感させられました。ただ、助かった生徒がいて良かったです。あと、スクールカウンセラーと養護教諭がどうなったのかが気になります。
0投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ二周目読了。 印象的なサイコパスならではのセリフが、、 「Oh! You were enter to Todai? Sorry,you are going to die.」 「ここがポイント・オブ・ノーリターンだ。」 下巻はアクションだね。
2投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻が全然グロもなく、貴志さんなのにな……と、読んでいたら、まぁ後半の勢い! コレだよこれ、と思いながら一気に読みました この作品で初めてAEDに録音機能がある事を知りました
1投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログ2回目なのに、すっかり忘れて初回のようにドキドキハラハラしなごら読んだ。 1番怖いのは、この映画を旦那と見たらしいけど、それを全く覚えていない自分という存在です。
1投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログ他者に共感できない、気に入らない人を当たり前のように殺す(さも無視したりいじめたりするかのような程度に)人間が描かれる世界、があまりにも恐ろしくて、作者の鬼才っぷりを感じた。 せっかく殺すなら、全員『卒業』させてあげないといけない--- 信じられない神経でありつつも、世の中のサイコパス、サイコはこういう感覚なのかもしれないと思うと納得できる部分もあった。
4投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ最後は怒涛の展開なのでサクッと読了 後半の校内のくだりはあそこまで長々と書く必要もない気がするけど、映像化しやすい脚本ってかんじでした。 ミステリー好き、かつ、人が死ねば死ぬほど好きな私にはまぁまぁの作品だったけど、 殺人の動機が甘くてそのあたり不満。 まぁ殺人好きの生粋のサイコパスと言われればそこまでだけど。
0投稿日: 2023.04.27
powered by ブクログなぜクラス全員皆殺しを計画したのか覚えていなかったが、こんな軽い理由だったとは。しかもやり遂げて逃げおおせる気満々だったのが恐ろしい。これだけ頭が切れるなら何とか切り抜ける方法も思いつきそうだが、面倒だから殺してしまおうという軽薄さとゲームのように楽しんでいる様子が不気味。殺害を躊躇った憂実と美彌には情が移ったというだけで、決定的な伏線にまで発展していなかったのは残念。 巻末の三池監督の小文は少し不快だった。
1投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サイコキラー小説。続きが気になってどんどん読んじゃった。上の方が面白かったかも。徐々に失速していった気がします。ちょっと長々しすぎな気はした。あんまり物語の起承転結は無くて、ずーっとサイコパスしてるって感じです。ずっと同じくらいの面白さで読みやすいのは読みやすかったけどイマイチ決め手は無かった。
2投稿日: 2023.03.31
powered by ブクログハスミンこと蓮実先生は、ご自身の学級運営の障害となる問題解決の為に、彼の優秀な頭脳を使って、駆け引き・裏工作等々、工夫を凝らした活動に余念がありません。それでも、解決が難しい場合は、躊躇なくお相手の息の根をお止めになります。感情の一部が欠如しているサイコパスと思われますが、理想的学級運営や合理的学校マネジメント意識はお高いご様子です。 遂に、担任している生徒数人が彼の裏の貌に気付いた事に憂い、クラスの生徒が集結して準備にかかっている学園祭前夜、彼らの根絶を決行されます。出席簿を殺戮簿と活用されたり、Good!バードウオッチングのごとく、殺戮数をカウンターに打ち込んだり、Great!果敢に対抗した生徒を褒めることも忘れません、Excellent! 完遂したかと思われた殺戮にほころびが見えた途端、一瞬にして精神異常者に擬態、Magniticent!社会復帰への望みをつなぐ? ラストの書き下ろし「アクノキョウテン」は、不覚にも、笑ってしまった。 サイコキラーとしては、なかなかの博識で躊躇なく面白いです。学校を舞台としたバトルは、誰しも経験ある場所ですのでイメージしやすく臨場感があります。ですが、学校バトルは他作品も複数出てしまい、個性を出すのは大変だろうなあと思いました。
52投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログページを捲る手が止まらなかったということは、めちゃくちゃ面白かったということだろうと思う。 なんでこんなに面白いのか、全然分からなかったが、最後の映画監督のあとがきを読んで納得。 主人公は、自分の心の奥深くにいる悪魔なんだな〜って。 できることなら、主人公には完璧にやり遂げて欲しかった! 続編期待してます(笑)
1投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朝から電車の中で読むのには不適切な作品笑 ただ、最後に蓮実の刑が描かれていないのは、これでも死刑にならないことがありうる法体系への問いかけに感じられた。
1投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログショットガン持ったサイコパス先生に生徒達が立ち向かう! バトルロワイヤルみたいに友情とか、部活仲間とかで反撃するかと思ったけど そうでもなかった。 もう少し電気屋の息子に頑張って欲しかった。
1投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログキャラクターの人物像が客観的に語られ、心理テストを使って分析するシーンも多いためか、凄惨な展開をガラス越しに見ているような不思議な冷静さを感じた。 作者の手腕によって蓮実と同じ感覚を味わえるため、感情移入し過ぎない分テンポの良い筋運びを楽しめ、蓮実の不屈の精神みたいなものに却って清々しさを感じた。
1投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴志祐介にハマったので読んでみた本。 大半が蓮実視点で物語が進んでいるため、その時は恐怖はあまり感じなかったし、なんなら蓮実がの反抗がバレないでほしいと少し願っている自分がいた。 しかし、物語の後半である大量虐殺が始まってからは視点が被害者に向けられる事が多くなっていく。被害者の気持ちになって読み進めていくようになってようやく自分も「共感する感情」が欠落している殺人鬼の恐ろしさを心の底から感じた。
1投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ昔から頭脳派のキャラクターが好きなのもあって、ハスミンずっとかっこいいと思ってた。これはワシがサイコパスなのかもしれん。にしても暴れすぎや
1投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻はまだ現実味があったが、下巻の主人公の行動でよくこれまで捕まらなかったなと思った。 ただ、書き方は面白く続きが気になるような感じであったため、読み続けることごできた。
1投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログサイコな教師、蓮実聖司がやりたい放題しながら学校を支配している話。 世間体はよく、先生や生徒から魅力的な教師と評価されているが、裏の顔はやりたい放題の破天荒教師の話。 最後は破天荒を越えて、テロリストのような動きをする恐ろしい教師っぷりを発揮して、何人も殺人する話。 よくない読後感。
1投稿日: 2022.11.10
powered by ブクログ桁違いのサイコパス小説で、恐怖や嫌悪を通り越して吐き気がしそうでした。(褒めてます) 全く共感できないのに、こんなに引き込まれるのは何故なんでしょう… 追いかけられるホラーとは違ってサイコパスを主人公にしているので、誰か生き残れるかのスリルが半分、主人公が計画を遂げられるかのスリルが半分という感じでした。 共感性ゼロのサイコパスだからこそ、冷静沈着で自己分析がよくできているところがまた恐ろしいです。 ラストはサイコパスではない語り手になって、そこでやっとゾッとできました。 後半は特に一気読み必至です。
3投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログ蓮見のこれまでの行動で綻びが生じ、計画の破綻を危惧した蓮見はついに文化祭の準備のために生徒たちが集まった夜に、大量殺人を行うことを決めてしまう。 蓮見と生徒•教師の攻防戦も見応えがあって面白いし、生徒も応援したくなるし、蓮見もなぜか失敗しないようにと願ってしまう。そんな不思議な魅力が蓮見にはあると思う。 蓮見にとって殺人はあくまで目的を達成するための手段のひとつに過ぎないので、そこには感情や罪悪感は全く宿っていない。それが読み進めていて辛い人にはお勧めできないが、蓮見のその感情•共感性がないが故のぽろっとこぼす殺した相手へのアドバイスのようなものが面白く、コミカルに感じる部分もある。 それが長くても飽きのこないこの作品の魅力の一つだと思うし、構成•圧倒的な筆致力を含めて読んでいて楽しめる、面白い作品だと思う。
1投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログおもしろかったー! クリムゾンの迷宮も好きだったけど、この人の作品はハラハラ読めていい! 新世界は世界観が入れず断念したけども。 面白く読めてた中でツッコミ所はやはり満載で。 それもいいや!と思えるスピード感とエンタメのワクワクが。 気になったのは、蓼沼がバカすぎてもうね。 せっかく外にいたのに、助け呼びなさいよ。 誰かが言ってたように『むしろ助けを呼びに行ってほしいんだけど。あいつの性格なら、自分で犯人をやっつけようとしそう。』って。 あと、警察。 無能すぎだよね。 そんなツッコミところはあるけど、面白いです。 誰が生き残るのか? 最後までそれが気になって、けど終わらないで〜って気持ちで読み進めた。
5投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログ無惨に生徒が惨殺されていきますが、読み終えた後、えぐさが残ることもありません。その時の体調等に左右されるのかもしれませんが、、。貴志祐介先生の本は、新世界よりとこちらが2作目です。図書館にあるものはすべて読んでみようと思っています。
0投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻とは打って変わって、蓮実の本性が丸裸となり、大量殺戮が始まった!初めは1人の口封じをするだけだったが、ある1人の女子生徒のせいで計画が崩れ、クラス全員を一夜に殺すことを決めたときは震撼させられた。目立ったミスもなく次々と殺戮を行なっていったが、まさかAEDの録音機能によって蓮実の犯行がバレるとは思いもしなかった。
0投稿日: 2022.08.22
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「木の葉は森に隠せ。……死体を隠したければ、死体の山を築くしかない」犯行現場に目撃者がいたことで、当初予定していたアリバイ工作ができなくなってしまった蓮実は、暫く考えた末、大量虐殺を行うことにした。果たして生徒たちは、蓮実の魔の手から逃げて生き延びることができるのか⁈ その後の彼がどうなったのか、続編があれば是非読んでみたい作品。蓮実の学生時代や、前の学校で起こした事件も気になる。
1投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログ上巻はジリジリとしか進まなかったんだが、下巻に入ってからは、さあ!大量殺人行ってみよー!で勢いをつけて読んだ。面白かった。しかし、非常に疲れた。そして「アクノキョウテン」で一気に力が抜けた。 ハスミンのその後が気になるところだが、それを想像するのも面白い。 色んな意味で凄い話だった。
2投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ★★★★ 今月5冊目 おもろかった。すげーサイコパス。 バトルロワイヤルは生徒同士の戦いだけどこれは教師とクラス。 映画見ます
0投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログ小説だからこそ許されるんだろうと考えながら読み進めた。 ハヤミンみたいな人間がいたら怖いけど、惹かれてしまった。面白かった
3投稿日: 2022.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はすみんの思考に「そうじゃない!!」ってツッコミまくり。 学校の大虐殺では、自分が想像した逃げる方法を実行してくれた登場人物がことごとく殺されて怖かった。 これぞ一気読み小説!!
1投稿日: 2022.07.01
powered by ブクログ酷い。 酷すぎる。 なぜ、読んだのだろう? でも、評価は他の作品とほぼ同じ。 多分、それなりに作品に飲まれてしまったんだと思う。そして、いつか、映像作品も見るんだろうな・・
0投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完璧に見えて完璧じゃなかった この子達が生き残ってハスミンを追い詰めるんだなというのはわかったけどハスミンが一枚上手
0投稿日: 2022.06.23
powered by ブクログ※上下巻あわせての感想です。 いつか読もう読もうと思いつつ、今更初読。 身もふたもなく言うと、サイコパスの教師・蓮実が学校という「王国」で好き勝手する話。 上巻序盤での蓮実の明るさと、だんだんと明らかになっていく冷血な本性の対比がぞくぞくします。 また、下巻に入ると上巻とは打って変わって蓮実が殺戮の限りを尽くすパニックホラーのような展開になっており、これも上巻日常生活・静に対して非日常・動という感じで上下巻での落差、対比も面白いのではないかと思います。
5投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログ終わり方がすごく良かった。 特に罪が明るみに出るきっかけが、「ああこれか!!」と納得。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか? 晨光学院町田高校の英語教師、ハスミンこと蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。 蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!ミステリー界の話題を攫った超弩級エンターテインメント。
2投稿日: 2022.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
モルゲンシュタインで正体を看破される蓮見。『サイコキラーは歓迎されない』のセリフが化物じみている。『選択肢が人よりも多い』罪悪感の無さがやばい。そして「一般人の心理」を読み損ねてボロが出て最終局面へ突き進む。SOSモールス信号くらいは覚えてないと生き残れないかもしれない。
1投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログ実写映画を先に見ていた今作。 ヴァイオレンスなエンターテイメント的な映画でしたが、原作はもっと深い物でした。 そもそもの主人公の異常性や、サイコやソシオの細かな描写があって、件の殺人劇が始まるのです。 私の大好きな猟奇殺人の雰囲気を、エンターテイメント用に膨らませた、迫力ある作品でした。 映画の上映時間ではまとめきれない抜けていた所を、しっかり知る事が出来てとても良かったです。 あまり邦画は評価をしないのですが、この作品は原作も映画もどちらも知っていただきたいです。
1投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログ2022.3.12読了 グロは苦手なのに血迷って読んでしまった 苦手なので読むのにかなり休憩が必要で時間がかかった 読みながら手が冷たくなりました それでも面白かったです
1投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログ邪魔者を次々に排除し、いよいよ誤魔化しが効かなくなると大量虐殺で口封じ。常人が嘘をつくのと同じ感覚で人を殺せてしまう剥き出しにされた凶悪な本性が表の顔とのギャップで際立つ。
0投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに好きな作品に出逢えた。もっと早く読んでおくべきだった。 これまで、あまり多くはないが、色々なサイコキラーの話を読んできた。 だが、この本は傑作だ。 蓮実の知能、身体能力、人を操る力、様々な点においてこれほど常識を逸した殺人鬼はいただろうか。 上巻では、蓮実の周囲を操る能力の高さに感嘆した。 また、この本では殺人鬼本人の心情やなぜこの行動を起こしたかについてが詳しく書かれており、それが蓮実の異常さを際立たせていてよかった。 下巻では、蓮実の身体能力の高さと生徒の行動力に驚いた。1番「おぉ」と思ったのは、蓮見が蓼沼を捻って殺したシーンだ。 この技を使うために鍛錬してきたかと思うと恐ろしすぎて笑いが出てくる。 生徒については、まず自分があの状況下に置かれたら一瞬にして生きることを諦める。抗うどころか戦うこともしないだろうから、友人を犠牲にしてまで生きた怜花たちには感心した。 読み終わって、考察を読むとまた違った考えが出てきてさらに面白くなった。 サイコホラー小説を読むようになって、かなりホラー耐性がついたと思う。映画化もされているらしく、そちらも見てみたい。 天才と狂人は紙一重と聞くが、蓮実は狂人の枠に入り切るほど簡単な人物なのだろうか?
2投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログいやーお見事というか。 こういう作品は、書こうと思っても書けないんですよねぇ。実力と、自信、そして構成力が必要ですよね。 まあ下巻も面白かったんですが、上巻の方がスリリングだったかな、と。上巻との差別化を図るために3にしましたが、総合しての評価は4に近いです。 あと、ハスミンは応援したくなっちゃうw
1投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ想像の何倍も気味悪くて怖くて驚いた 映画館で映像として見てしまうとトラウマになるレベル 今まで読んだ本の中で1番人が死んでる、、 けど不思議と、読んで後悔はない。 むしろこんな小説を世に出してくれたことに感謝しつつある 背反する2つの気持ちに挟まれて奇妙な気分。
1投稿日: 2022.02.09
powered by ブクログ史上最凶絶対的ヒーロー・ハスミン。 面白すぎて読む手が読まらなかった。 ちょっぴり大人で最強にスリリングで、最高に面白いエンターテイメントな小説だった。 映画『悪の教典』監督による後書きの 「そこには自己顕示欲も快楽もなく、復讐心もなければ自殺願望もありません。ただ、本気で、命をかけて生きているだけなのです。」「彼こそがエロスとバイオレンス。蓮実聖司そのものが、エンターテイメントの本質である」 という言葉にとても共感した。 私も、頭脳明晰で気持ちいいくらいに計画を実行していくハスミンに魅せられた。 1番好きな本であり、人に薦めたい度ナンバーワンかも。 続編とても期待。
1投稿日: 2021.12.28
powered by ブクログ感情を待たず、それを子供の頃から学習で学んだ主人公。 子供の頃からの狂喜の行いを描いたもの。 メインは人気のある高校教師として担任を持つが、過去がばれない及び邪魔な人たちを次々と殺害。最後は、クラス全員を殺害。 完全犯罪に見えるが、あんなところに録音が。 非常に非情で気持ち悪く、また殺されていく高校生達の緊迫感があまり伝わってこなかった。 登場人物はとても多く、先生30人ぐらい、生徒40人ぐらい、その他すべて合わせて100人ぐらい出てきたのではないか。前半は人物を認識するだけで結構厳しかった。 著者である貴志祐介の作品は独創的で他にあまりない内容なので+1点。
1投稿日: 2021.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悪の教典は漫画が最初で、映画も人に薦められて観賞済みでした。漫画、映画、小説とコンプリートした作品は初めてです。 蓮実聖司という人物は、人の心を持っていないいわゆるサイコパスと呼ばれる人種です。その残虐性に身震いしつつも、軽やかに人の心を掌握し欺いていく様や彼の魅力にどうしようもなく惹かれてしまう自分がいました。 1人だけ自殺者を出してしまったことを嘆いたり、殺しの最中この後食べるご飯のことを考えたり、所々サイコパスなところが現れていてよかったです。
1投稿日: 2021.10.28
