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総合評価

156件)
4.3
62
59
17
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    この人はすげー考えてるんだろうなぁ、なんてぼんやり思ったり。 僕もちょこっとは考えてるんだけど、ほんのちょこっとなんだよなぁ、と思ったり。

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    投稿日: 2011.12.31
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    TwitterのTL上で評判が良かったので読んでみた。 すこぶる面白かった。 作者の石黒正数の代表作である、『それでも町は廻っている』は、ちょうど一年ほど前にアニメで放映していましたが、「主題歌:坂本真綾」と言うだけの理由で見てみたら面白かったので原作も読もうかとも思ったら、ネット上での感想を見るに、原作ファンにはどうにもイマイチ評判が良くなかったようで、だったら、「どっちかを嫌いになるくらいなら、どっちかは始めからあきらめる」というよくわかるようなわからないような理屈により、『それでも町は廻っている』は、未読です。 いや、読んでみたいんですけどね。 それはそれとして、本書。 文芸雑誌メフィストに連載されていたと言うことで、一話完結のミステリ。 と思わせておいて、登場人物が各話ごとで微妙に重なり合っています。 そして、まとめて通読すると、そのすべてが繋がっている、と言う構成。 ネタは近未来SFでありながら、テーマはミステリ。 そして、『究極超人あ~る』の時のゆうきまさみのような、若干の脱力感と、無理のないリアリティ。 そして、すべての真相を知った上で最初から読み返すと、また新たな発見が。 巻頭のトレスシートのお遊びの、恐怖感そして絶望感。 これは相当面白い。 オススメです。是非。

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    投稿日: 2011.12.31
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    最初は単純なギャグかと思ったら違った! 全てラストへの伏線だったのか! やはり石黒正数天才だ!

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    投稿日: 2011.12.30
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    読めてよかった。ほぼ関係のない短編集と思っていた作品群が、徐々にに全て繋がっていく衝撃。映画化とかしないかなあ。

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    投稿日: 2011.12.24
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    何を書いてもネタバレになりそうだが、流石石黒さんという感じでよくできてた。 ただ、他の石黒作品と比べて突出していると感じたわけではない。 この作者ならこれくらいは当然だろう。

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    投稿日: 2011.12.21
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    連作短編ミステリ?ってことになるのかな。 もうのっけからジワジワと来て、中盤で爆笑して、最後に向かうにつれてややややや!?って感じで。 ネタバレしたくないからこれ以上書けない。読んでない人は読んでみて。ぜひ。この構成は気持ちよく震える。

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    投稿日: 2011.12.20
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    星新一のショートショートみたいな印象を最初は受けたけど、実は伊坂幸太郎でしたみたいな。前情報なしで読むべき作品なのであまり感想が言えないけど、とりあえず読んでみてっ。

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    投稿日: 2011.12.20
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    手に入れるまでに若干探しまわったり、評判などを聞いていたせいで、自分の中での期待の方が大きくなりすぎてしまったかも。 きちんと考えた結末に向かわせるために、ひとつひとつの短編を上手くまとめているとは感じましたが、別に伏線を張り巡らしているという印象は受けませんでした。 それぞれのお話は面白かったです。 前情報も何もなしで読みたかったなーと。

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    投稿日: 2011.12.17
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     怪しげなアパートに住む怪しげな人たちのSF&ミステリ短篇集。ゴミ捨て場からエロ本をサルベージする子供たちが出てきたと思ったら、ロボットの話になったり、密室殺人の話になったり、しかもそれが最後にはぴたっと繋がるのが気持ちいい。

    0
    投稿日: 2011.12.15
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    週プレで紹介されていて興味を持ち、購入した本。 1話完結型かと思いきや、最終的にはすべての話が線でつながっていたという自分がとても好きなタイプのお話でした。 最後まで見てからもう一度読み直すと、 伏線のようなものが見え隠れしていて考えられているなと思わされました。 エロ本の話からはじまっているところも乙です。 ラストはとっても悲しい展開でした。 この作者の他のマンガも読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2011.12.14
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    https://twitter.com/#!/asayotakii/status/146519407273840640

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    投稿日: 2011.12.13
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    たしかに面白い、が、几帳面すぎたか確保したエロ本を姉に見つかる話、宇宙警察が殺人を犯す話、性玩具としてロボットを扱う倫理問題をめぐる殺人、バラバラな話が終盤一気に収束する。この作劇スキルはもう比類ないレベル。ただラストをアリオに持ってくるのは、なんか違う気もする。几帳面すぎないか。

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    投稿日: 2011.12.11
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    (1巻完結ものです) マンガの絵がちょっと簡素な感じで、 もう少し絵の力がほしいなっと感じた。 ストーリーは、おもしろくは出来ていると思う。 一つ一つのストーリーが別々の話のふりをして、一つの話になっているのは、読んでいて好きだなと思った。 あと、テーマ的なものは、好きな部類です。 気が向いたときに、また読み返したくなるような作品。 もっと作品を描いたら、きっと名作を書ける作家になれそうな感じはした。

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    投稿日: 2011.12.11
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    これ読んだの忘れてた。 オタクっぽい絵柄に騙されて買った人は涙目になっちゃうような、いい意味で期待を裏切られる漫画。ちょっと星新一チック? エロ本の話から始まるのがまた粋な感じ。 人間とは何か。

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    投稿日: 2011.12.10
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    『それ町』でたまに出てくる探偵要素とSF要素を混ぜ合わせ、男子中(?)学生の日常を描いた1話から、ひとつの結末へと集結していく過程。 すごい漫画だった。 一気に読むのがもったいなくてちびちび読み進めた。 外天楼にて起きた密室事件で斬新な仮説を魅せてくれた桜庭冴子がMVP。向かいの屋根から死体をすべらせるなんて発想素晴らしいです。 それと、桜庭冴子が取り調べ室に入って来、ガチャ、ゴト、パカ「「お前が食うのかよ!」」のシーンは楽しすぎてニヤニヤが止まらない。

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    投稿日: 2011.12.10
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    石黒正数「外天楼」読了。笑い驚き震えた!得意のバカミス路線で笑わせつつ、1冊できちんと大きな驚きを持たせる完璧な構成。いやはや、読み切りこそ石黒先生の真骨頂だと改めて思い知らされた。「ネムルバカ」「外天楼」こそ代表作だ。 「下井快適ライフ」とかダイイングメッセージのポイント制とか、電車の中で笑い堪えられなかったよw さすがバカミスのプロだぜぇと思っていたら...だものなぁ。

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    投稿日: 2011.11.29
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    それ町で時々出てくる石黒正数の恐い面が全面に押し出た構成。寂しい終わり方だなぁ。 気になったのは 幼少期芹沢のTシャツ「FART」=嫌な奴 テラエロスの横にはフェアリー用電池の空き容器 下井仰臥=死体corpse(corpseは死体) ぐらいかな? ロボットだとかフェアリーだとかを引き合いに出しつつの「人間とは何か」をテーマ(?)にした作品に思えるが実際キリエは突然変異、アリオもなぜかキリエが身篭った突然変異の延長のようなもので、あまり「人間とは何か」の普遍的な例とは言えず、そこらへんがうやむやに終わったのが残念。 それと、女刑事を殺す必要はあったのか?ちょっと救いがなさすぎると思う。重い作品だった。次はいつもみたいなエンターテイメントをお願いします。 追記 女刑事を刺すシーン「ザキン!」って機械なのか?でも血が出てるし?ここが引っかかる。

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    「メフィスト」で連載されていた作品の単行本化。 ゆるゆるのミステリパロディ風の連作ををひとつの結末に収束させていく手際が素晴らしい。全編にちりばめられたコネタ、伏線の数々も見事。冒頭の雰囲気からは予想もつかないダークで物悲しい結末に心打たれる。

    0
    投稿日: 2011.11.26
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    中身知らずに買ったのだけど、これはかなりのあたり。 軽いところから重いところまで縦横無尽。ミステリ、コメディ、SFとテイストもかわる。それでいながら各話がしっかりつながっている。 石黒正数ははじめて読んだが、かなりの巧者っぽい。もう少しいろいろ読んでみたいところ。

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    投稿日: 2011.11.24
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    笑いもシリアスもミステリーもホラーも くっちゃくちゃ そしてその混ざり具合が絶妙 天性のバランス感覚なんでしょうなあー それ町もすげー好きやけど、 それ町の根っこよりのところを煮詰めた感じ ミステリー漫画ってあんまきかんけど、 短編でこういうやつもっと読みたいな

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    投稿日: 2011.11.23
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    作者の石黒さんのミステリ好きと伏線好きが色濃く出ている作品だと思いました。 ここに書いといて何ですが、この作品は事前にレビューとか読まない方がいいですね。 登場人物がみんな何故か推理が得意なんだけど、刑事役の人だけ刑事なのに推理が下手です。

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    投稿日: 2011.11.23
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    今年最大の出会いですよ。 これはすんごいです。 最初のギャグが最後のドシリアスにつながったときの快感!

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    投稿日: 2011.11.23
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    本当に作品の構成が上手いなぁ、と感心してしまった。 石黒さんの作品は本当に構成がよく考えられていると思う。 一話毎や全体を通してのストーリーが面白いのは当然なのだけれど、作品全体を見た時の緩急など素晴らしいなぁ、と。 改めて、ここでこう来るのか!と唸る作品が好きな事を痛感しました。 あと、桜場可愛いな! トリックやケイゾク・スペックのスタッフで映画(ドラマ)化されたら個人的に嬉しいかも。 アニメよりも実写で見たいなぁ。

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    投稿日: 2011.11.23
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    気になっている作家さんだったので買ってみた。いやあ…最初はなんだこれ?って感じだったけど後半からあれよあれよと進む進む。 正直ええ〜これで終わりか!という思い。後味悪いというかなんというか、不思議な漫画だ。

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    投稿日: 2011.11.21
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    まずは黙って最後まで読みましょう。石黒的近未来ミステリー。少し懐かしい絵柄は読みやすく、物語には妙なリアリティがあります。

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    投稿日: 2011.11.21
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    女刑事の正体には結局一切触れられていないので、ただのコメディリリーフ的扱いなんだけど最後のシーンとその後の意味深な台詞や見せ方を考えると裏設定がまだまだありそう。

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    投稿日: 2011.11.21
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    おもしろかった…!小川一水の「イブのオープン・カフェ」 「おれたちのピュグマリオン」(from 煙突の上にハイヒール)とか天冥のあれとか思い起こされる感じですごく好みな感じだった。物語の折りたたみ感もすごかった

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    投稿日: 2011.11.19
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    藤子不二雄を彷彿とさせるような、SFのようなミステリのようなそんな作品。淡々とした絵柄で進み、結末を迎えるまでに全てを含んで収束していく。そこまでの手際の秀逸さと完成度の高さにため息。1話は、エロ本を拾うところから始まる。

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    投稿日: 2011.11.19
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    謎の集合住宅「外天楼」を中心に巻き起こる事件を描いた、連作短編集。 物語序盤を読んだ辺りでは単なるコメディタッチのミステリーだが、やがて全ての話が繋がり、大きな謎が解き明かされる。 いっきに伏線が回収される終盤の展開は鳥肌ものでした。

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    投稿日: 2011.11.19
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    石黒氏のミステリマインドが十二分に発揮された連作短編集。 個々の話がひねりの効いたオチを用意してあるうえに、 全編を通してちりばめられた伏線を丁寧に回収していく手際の良さはただただ感心するばかり。 現時点での氏の最高傑作と言っても言い過ぎではないです。

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    投稿日: 2011.11.17
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    ダークな石黒だった。読後感の悪さはかなりのもの。最初はエロ本を探す中学生の話だったのに最後がああなるなんて予想出来ないわ。ちゃんと最初から伏線張ってて後で読み直して感心した。一冊でのまとめ方が凄い。

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    投稿日: 2011.11.14
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    石黒正数は初めて読んだ。面白い。一冊完結なので初めてのひとにおすすめ。一話目はエロ本を拾う話から始まります。

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    投稿日: 2011.11.14
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    最初は「なんだ??」って思って読んでいたけど、後半からちょっと惹かれた。 なんだかちょっともやもや。

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    投稿日: 2011.11.14
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    短編のミステリーで ごちゃごちゃした外天楼が面白くて 笑いながら読んでたのに… ラストがあまりにも悲しい。 お姉ちゃんの笑顔だけが救いです。 ロボットもクローンも人造人間も 最終目標が人間であるのは 傲慢ですよ。

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    投稿日: 2011.11.13
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    ミステリーが好きな人に是非オススメしたい漫画です! 増築と改築を繰り返し迷路のようになってしまった不思議な集合住宅「外天楼」。そこに関係して起こる珍事件の数々を描いた連作短編。・・・かと思えば、すごく壮大なSFミステリーでした。 初出が『メフィスト』。この雑誌、漫画も連載してるとは知りませんでした・・・! 日常の謎や、密室、ダイイングメッセージなど、ミステリー作品ではおなじみのキーワードをちりばめたバカバカしくも上手いと思わせる話ばかり。 軽く読める漫画だなー、なんて思ってたら最後で見事にひっくり返されました。 構成や伏線が見事で、読み終わったらもう一度読み返すと発見がたくさんあります。 色々書くとネタばれになりそうなので抽象的なことしか書けませんが、とにかくスゴイ! 全1巻でここまで完成された世界観を作り上げるなんて凄すぎです。

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    投稿日: 2011.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    てっきり短篇集かと思って買いました。 読んでいてもやっぱり過去に出ていたものと同じように単なるコミカルなミステリ短篇集か、と思い読み進めていると(実際、最初のうちはそのように偽装している)、実は中盤から一見関係ない各話がすべて同じ世界の中でつながっていた、というショックな展開。しかもダークなラスト。 こんなすごい話だとは思わなかった。石黒正数は普通の「面白い漫画を書く漫画家」を超えてとんでもない領域まで達してきているのかも、と思える作品。 ラスト周辺はあまりに暗いストーリーで、もしかして最後にコミカルなどんでん返しがあってくれれば、思ったが暗い話のまま終わった。石黒正数にしては珍しい。

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    投稿日: 2011.11.09
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    作りが面白い。 話はすごく考えて作られてるのが読んでてわかる漫画。 世界観わたしはあまり好きじゃないけど 雰囲気や台詞に安心して普通に読めてしまう。 読み終わったあとは、もう、気持ちよかったな。

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    投稿日: 2011.11.09
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    石黒正数の新境地にて傑作!!!あんなに可愛い絵で、ここまでの切ないミステリーは初めて読んだ! 丁寧に伏線が張られていて、すべてのシーンに意味がある。読後感は複雑だけど、じっくり大切に読みたい漫画です☆よく石黒正数をメフィストで連載させたなぁ…編集者すごい!

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    投稿日: 2011.11.09
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    日常系バカミスで始まり、徐々にSFミステリー世界観が明らかになって行く。『メフィスト』連載作品らしく、過去のミステリー作品の手法とテーマにオマージュを捧げながらも軽快にそれを弄る手法はミステリーファンをニヤリとさせる事だろう。後半は手塚治虫・星新一の世界を彷彿とさせる怒濤のSFサスペンス。始め可笑し、やがて悲しき物語。 前半は特にミステリーとしても粒ぞろい。初、石黒正数だが、たった一冊でここまでの「一本取られた!」という読後感と世界観を紡げる石黒正数という作家に脱帽するばかりである。

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    投稿日: 2011.11.08
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    増築と改築を重ね複雑な迷路と化した集合住宅「外天楼」 宇宙刑事、ロボット、人口生命体、エロ本を探す少年達。 殺人事件を追う刑事ドラマかぶれの新米刑事の迷推理。 おかしな登場人物達が引き起こす珍事件には笑ってしまうが、 侮るなかれ、油断すると足をすくわれる。 これは紛れも無いミステリー漫画の傑作だ。

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    投稿日: 2011.11.06
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    石黒正数の久しぶりの短編集。 特にのSF(少し不思議)感のギャグテイストから 最後は一気に引き込まれるミステリーへ。 ココ最近の僕の中では久しぶりのヒット短編。 それ町のイメージだけではない 石黒正数さんの一面が見れる作品。

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    投稿日: 2011.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ベテラン刑事山上の額の傷の原因が4話にあるかと思うとクスっとさせられるなど、ほのぼのしていて、それ町歩鳥の推理(?)話を集めたような短編かと思いきや…。良作。 4話は天狗の面が出てくる某館モノミステリを思い出した。全然似ていないけど。

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    投稿日: 2011.10.29
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    初めてこの人の漫画を読んだ。一冊のうちに散りばめられた伏線が綺麗にまとめられる。読み始めと読後感のコントラストがなんともいえない。美しい一冊

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    投稿日: 2011.10.29
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    訳アリの人しか住まない集合住宅『外天楼』を中心に繰り広げられる、 サイコSFミステリー。 序盤から中盤にかけてのバカでシュールなノリから、 終盤にかけての緊張感とシリアスの流れ、 全て別の短編と思わせながら随所にちりばめられた伏線とその回収。 短編ひとつひとつが石黒正数の趣味全開でありながら それらがみな一つになるという。 すべてが見事と言わざるを得ない。 ネムルバカと同程度かそれ以上の出来。 遊び心のある装丁といい、非常に完成度の高い一冊。

    1
    投稿日: 2011.10.27
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    それ町でお馴染の石黒正数の短編です。物語の後半、今までバラバラだったピースが一つになっていく感じはとても面白いと感じました。どうでもいいと思っていたところが伏線だったり。 ラストはとても切ないです。すべては闇の中。

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    投稿日: 2011.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく面白かった。 今までの石黒正数作品とは違った衝撃を受けた。 バラバラな話が一つにまとまる感じ。 伏線回収の仕方はさすが。 悲しいお話。 テーマは「エロス」だとか。 最初の話から、ギャグ調のエロさかと思ってたら、ラストはこの上なくシリアスで。 振り返れば、だいたいの人物をつき動かしているのはエロだったかも。 最初にギャグだと思ったのはヒゲメガネのせいでもあると思う。 あのヒゲメガネにすらも意味があった。 真相が語られる過程で、資料は燃やされてしまう。 真相を知る人間も証拠も、亡くなって、無くなった。 解決しない物語。迷宮入り。

    0
    投稿日: 2011.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんという全てにおいて人の悪い展開! 作者の作風としてもミステリの構造としても問題作だなあ。アンフェアという意味じゃなく、ずるい!

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    投稿日: 2011.10.25
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    軽く読める漫画っぽいなぁと思ってたら展開の仕掛けに驚いた。何だか切なくなってしまった。一人で家に居る時に読むべきだったなぁ。

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    投稿日: 2011.10.25
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    短編集。推理ミステリは文字解説が冗漫で読むのがだるかったが短編をまとめてつなげる手法は面白かった。レトロフューチャーなアニメ風の世界観の中で淡々と幾何学的な台本が繰り広げられる作風は結構魅力的。今後に期待。

    0
    投稿日: 2011.10.25
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    短編漫画集としても、一冊の物語としても面白いです。まぁ最後の方は短編というより話をまとめにかかるので連載ものチックな流れになっていますが。 ミステリを取り入れたギャグ漫画。後半シリアスサスペンス。味付けSF風味。石黒正数の味がグッと出てると思います。 惜しむらくはエンディングの切なさ。かも。

    0
    投稿日: 2011.10.24
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    ラストうそーん!おじいちゃんおじいちゃん!孫は!?ロボットと人工生命体への倫理論争と殺人事件。誰が何を殺したのか。ミステリ連作。あれがあれでそうなって続いていたなんて←アホ さて、もう一回最初から読まなくちゃ♪

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    投稿日: 2011.10.23
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    それ町にもたまにミステリーなかんじがでてくるけど、全9話で伏線をはり最終話できちんとまとめてるのがすごいなぁ… 最初からシリアスな感じじゃないので、それもあって読みやすかった。

    0
    投稿日: 2011.10.23
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    うわわわー切ないー この第1話でこの最終話はないわー。だけど「それ町」以外の短編って、実はこういうテイストがほとんどだよね。うまいなあー。

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    投稿日: 2011.10.23
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    「不思議系ミステリ」とゆう触れ込みだったし、 最初も ふわっ とした話からスタートしたので、、 こんな結末とは思わず。 あーびっくりした。 若干、ドラマ『高校教師』(真田広之と桜井幸子のやつね)の最後が頭をチラついたわ。 科学の進歩とは、ときに虚しい結果を生むものです。 …とゆうことは、あらゆるマンガが述べている気がするので それで育った日本の科学者たちは きっと踏み外さないと信じています。

    1
    投稿日: 2011.10.23
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    石黒ワールド全開だった。 すべての話に伏線が張られ最後に収束したわけだが、あの終わり方悲しすぎるな・・・。 傑作でした

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    投稿日: 2011.10.21
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    さすがは石黒さんという一冊でした。 何を言ってもネタバレになるので黙ってますが、それ町のようなほっこりしたものとはひと味違った読後感でした。 うーん、まずは読んでもらいたいのでそれ以上は言えないw

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    投稿日: 2011.10.21