
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
守山篤史 東京近郊で生まれ育ったが、この春から高知大学に通う大学生。理学部。高知は父の郷里。市内の山側にある祖父母の家に住むことになった。 祖父母 高知に住む。 篤史の父 都内の商社に勤める。 多郎 篤史と同い年の従兄弟。高校卒業後、専門学校に進み、ゆくゆくは家業を継いで自転車屋になるだろう。 加容子 多郎の母親。 月島 リーダー。酒屋さん。口ひげを蓄えた三十男。 三雲祐司。 サブリーダー。 小池 高知大で一番はじめに親しくなった。岡山出身。 横井 ときどきいっしょにランチを食べる。 磯川 名古屋出身。高知大に拠点を置くよさこいサークルに所属。 カジユキタカ 無口。ダンスリーダー。 紺野詩織 衣装担当。花屋。二十四歳。大阪の服飾学校でデザインを学び、アパレルメーカーに勤めたが数年で高知にUターンした。 森綾乃 踊り担当。美容院。 いずみ 橋口 太田 ガソリンスタンドの男。地方班のリーダー。 木暮淳子 のりくん 工房のとなりの家の子。 カジの父 腕のいい家具職人だった。六年前に病気で亡くなった。 祐子さん 工房の奥さん。 牧さん 長津田 元そら組スタッフ。 ともちゃん 多郎の四つ年上の姉。看護師。 朱音多郎の二つ下の妹。 多郎の父 加容子とは高校時代の同級生。 井出 作曲家の先生。 井出亜澄
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ今まで知らなかった「よさこい」の話しでした。 初心者目線で書いてくれているので段々と引き込まれて面白かったです。 作中のわかってもらえるかでは無くわからせるという感覚が祭りにかける暑さでよかったです
1投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ#80奈良県立図書情報館ビブリオバトル「祭り」で紹介された本です。 2017.7.15 https://m.facebook.com/events/1994929027405786/?ref_source=NEWS_FEED
0投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログ暑く、熱い。スロースタートから加速度的に高まる想いが、祭りの熱が、夏の暑さが最後まで登りつめる感じ。本屋ミステリーシリーズの長編では後半の駆け足が気になったけど、こういう熱さは魅力的。みんなで作り上げていく一体感もまた素敵。
1投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ高知「よさこい祭り」をめぐって繰り広げられる青春小説。 進学を機に高知にやって来た篤史が、従兄弟の多郎とチームスタッフをしながら自らも踊ることになる。 こんなに自由度があって味わい深いお祭りだったとは、初めて知りました。 友情、恋、それぞれが胸に抱くよさこいへの思いや情熱。淡い恋の行方も気になるけど、私としては本番のパフォーマンスやそこまでに至る過程の方が気になった。 よさこいを踊っている場面では、その様子を頭に思い描いて気持ちが高揚した。 祭りの熱気に当てられて心も身体も熱い“よさこい”の夏の物語。 本書を読んだことで「よさこい祭り」を見る楽しみが増えました。 やっぱり読書は世界を広げてくれますね♪
6投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログ『〝クジラ〟強調月間始めました!』3 第3回は、大崎梢さんの『夏のくじら』です。 本書の「くじら」は、舞台の高知土佐湾が鯨の生息域で、捕鯨文化が栄えていたという事実そのまま。また、主人公が「鯨井町踊り子隊」チームに所属するという設定です。 よさこい祭りの高揚感と関わる人たちの群像を綴った、まさに灼熱の夏物語です。 物語の進行と同時に、よさこいの歴史、準備から本番までの説明が上手く取り込まれていて、勉強になりました。 チーム表現がもたらす快感や魔力、よさこいに取り憑かれ、練習や本番が苦しくてもやる喜び、完全燃焼、躍動感あふれる描写から〝夏を刻む〟心意気が伝わってきます。 よさこいの陰の努力に裏打ちされた華やかさに加えて、主人公の「憧れの女性を探す」別視点が、更に華を添えています。4年前にある女性と交わし果たされなかった約束が…。 もう、青春ですねー。爽やかー。これは読んでのお楽しみ…。
21投稿日: 2022.10.28
powered by ブクログ一夏の思い出で青春がつまった一冊だったので必ず夏に読んでもらいたい。大学進学で高知に来た主人公はよさこい祭りに参加することになる。実はある年上の女性を探していて、よさこいを通じて探し人を見つけることになるのだが…。唸るような暑さと人々の熱気、青年の揺れ動く心情など、輝きを放つ物語だった。
0投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログんー。 みんなの知らないネタを紹介しなきゃいけないせいもあるとは思うけど(まぁ高知やよさこいは、ビジュアルで見てもらった方が早いよねー)、若干入り込みにくかったかなー。 あと、この作者聞いたことある気がするー、と思ったら、プリティ~の人だった。 主人公、あのときも、腐りかけから面白み発見パターンだったような?(笑) 基本的にはこうちに縁もあるしよさこいも見たことあるし、あ高知だ!と思って楽しんだのではあるけど。よさこいの裏事情は全然知らなかったから興味深かったけども。 総じてのストーリーはまぁ爽やかだったし、最後の最後は、探し人関係でちょっと一捻りあったりしておもしろかったけど。 やや残念感もあった。
0投稿日: 2021.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よさこい・鳴子に詳しくなれる一冊でした。 読みながら、動画サイトで検索を繰り返しました。フレーズを使っていればいい、ということなので、聴き比べると全く違うものに感じます。だから観客は飽きがこないのかも。 厳格なルールのもとではなく、大枠の中で楽しもう、という寛容さ。そのいい意味でのゆるさが魅力なんだろうなと思います。一度本場で体感したくなりました。 篤史の初恋、幻のいずみさんの正体が気になって仕方ないのですが、その結末が…。うーん。言葉遊びというかなんというか…。その他の人たちの恋模様も、なんとなくとってつけた感があったのでそのあたりは消化不良。月島さんとか。 ま、見つかったことはよかったし、これからがありそうな終わり方もよかったです。 魅力的なのは、やっぱりカジくん。「梶」だと思ったら「華地」でした。名前まで華がある。 クールに見えて情に厚い。踊ったらかっこいい。不遜。でも不器用。いいとこどりの素敵なキャラです。
0投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログ息子が小学生の頃、地元のよさこい祭りに参加して、汗だくになり真剣に踊っていた。そんな思い出からこの本を読み出した。熱気はたしかに伝わった!真夏の土佐の暑さも、踊り続ける渇きもみんな伝わった。 良い小説だった。
43投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログよさこいカメラマンとして前から読んでみたかった1冊。 東海・北陸のよさこいしか見たことはありませんが、街ぐるみで開催されている高知のよさこい祭りを見に行きたくなりました。 途中、チームのセンターである伝説の踊り手・カジさんが他のチームからも誘われ、指導などもしていたという場面。 入賞を目指して自分のチームが必死に頑張っている中、他のチームに塩を送るような行動に主人公が怒る場面でしたが、僕の中では長年疑問に思っていたことが納得できたような気がしました。 いろんなよさこい祭りに行っても各チームが仲が良いというのが前から疑問でした。一応は入賞や大賞を目指して各チームが競うのが目的なので。 ただこの本によれば、よさこいは各チームの歌、振り付け、衣装などを同じ人が手掛ける例も多く、各チームがライバルというよりは兄弟や仲間という感覚が強いこともあるそう。 さらに言うと「一緒に祭りを作り、盛り上げる」という意識が強いらしいのです。 その一方で自分たちのチームの入賞を狙って切磋琢磨するということも忘れずにやっているそうです。 ここによさこいまつりに行って感じる清々しさと熱さの根源があるのだなと納得できた気がしました。 祭りを作り上げるものとして、いろんなチームが協力して盛り上げ高めあいながら、自分のチームのレベルを引き上げるため必死に努力する。ある意味、「競争」というものの本質を見た気がしました。 この本は主人公の「初恋の人探し」という側面も持っているので、よさこいを知っている人はよさこいの背景も含めて楽しめ、初めての方も恋愛青春小説の側面からよさこいの世界に入りやすい1冊だと思います。 よさこいカメラマンとしては、ぜひ多くの方に読んでいただきよさこいに触れてもらえると嬉しいですね。
2投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログ初恋の甘酸っぱい青春と、夢や絆の心熱くなる青春がよさこいの夏の中で描かれている。 王道でやや恥ずかしい感じもあるけど、夏らしくて良かった。三雲さんと志織さんの恋が自分的にヒット。
2投稿日: 2019.03.18
powered by ブクログよさこい祭りが舞台の小説。 はからずも7月末~8月頭のこの時期に読み(よさこい祭りは8月10・11日開催)、タイムリーでした。
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ季節は夏にはまだ遠いけれど、夏をしっかり感じました。 高知で行われているよさこい祭を舞台にした話。 うわー生で見てみたいなぁ。 お祭り女の私としては読んでいるだけで血が騒ぐような気がします。 これは楽しくない筈がない! 月島、いい男だなー。 風邪をひいて体はグッタリしているのですが、気持ちは元気になりました。
1投稿日: 2017.02.12
powered by ブクログ初読みの作家の方。高知県で夏に開催される「よさこい」祭りを題材にした小説。お祭りのイメージがつかみにくかったので動画サイトで「よさこい」を検索しながら作品を読んだ。そうすることによって高知の人達が「よさこい」にかける情熱というものが少しでもこの小説から読み取れるような気がした。住んでいる地域にも「祭り」はあるけれど、こんなに地域ぐるみで大規模なものはないので、うらやましいなと思う。ただ、終わり方があっけなかったのでもう少し物語の余韻があればなとも同時に思った。感想はこんなところです。
0投稿日: 2016.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高知のよさこい祭りの話!! 爽やかで凄く良い.まぁ季節は真逆ですが笑 あとがきにも書いてあったけど、これを読めば 自分で踊った事が無い土佐人以上によさこいの現場に 詳しくなれるって書いてあったけど、 本当に詳しく書いてあるの。 大崎梢さんの旦那様が高知の人らしくて 主人公の篤史に感情移入するわ~ 祭り本番のシーンなんて映画みたいにテンポよく どんどんカッコよく踊っていく姿が目に浮かぶようだよ! この本は本当に良かった♪
0投稿日: 2016.02.23よさこいが熱い。
読み終わってすぐ、(踊ってみたい)と思いました。踊れないのはよくわかってるけど・・・。 若者たちが胸に隠してきた様々な思いがよさこいに乗ってはじけます。 高知の青く高い空、照りつける太陽、祭りを作る人たちの熱い思いが太陽に負けていないのが読んでいて心地よい感じでした。 毎年8月10日・11日に行われるというよさこい祭りを是非この目で見てみたいと思います。
8投稿日: 2015.04.29
powered by ブクログここしばらく、大崎梢氏の旧作を連続で読むことにした。 いつもながらに…細やかな描きこみに心打たれた。人によれば、ひと夏の祭と淡い恋…の取り合わせをありきたりのテーマだと思うだろう。でも私は、大崎さんが描く限り、上っ面を舐めただけで終わる青春ドラマにはならないだろうと確信していて、まさに期待通りだった。 登場するのは、それぞれの人生の輝きの中でそれぞれの思いを抱え、時に壊れそうになりながらも歩き続けるたくさんの主人公たち。互いが時に重なり、繋がり、反発しあい、強く結びつき、それぞれの夏を完結させてゆく。 篤史もそのひとり。篤史にしかわからないこだわりと思いを胸に、因縁のよさこいに加わる。 チームの絆は、互いを思いやり労わるだけでは生まれない。なぜなら、それぞれが目指すところは向きも高みも異なっているからだ。それはそれぞれの生きる道の違い。だから、ばらばらなメンバーを結びつけるものはそこにはない。ただ、チームの踊りが最高の瞬間を極めることを刹那の願いとして集う。ひとつのことに全員で打ち込み、成し遂げたという実感と揺るぎない自信、はじける笑顔と爆発する喜びをお互いに認め合った時、それこそが絆となる。 絆は刹那。そのような強いものは、人の一生を貫き続けることはない。でも確かにそこにあった。みんなではじけた。輝いた。それこそがそれぞれの人生をやがて動かしていく力になる。 賞を獲ったチームの後夜祭、それにそのあとのチーム解散が描かれていないところにこそ、綿密な取材を通じてきっと生まれたに違いない、作者のよさこいへの愛を感じた。描きたくなかったのだと、私は思う。 強い力と清々しさに、私もひととき酔わせてもらった。
2投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログ夏に読んだら、よさこい祭りの熱気がもっと伝わってきただろうなー。こんなにも大掛かりなものだと初めて知りました。でも思ったより話にハマれずに読了。題材はいいけど登場人物にあまり魅力を感じなかったのが原因。特に篤史にはほとんど共感できなかった(主人公なのに)。初恋の人を探すっていうのも、そんなに好きなように見えなくて「ふーん」としか思えなかったです。
1投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ青春全開な本でした。「かも」を大事にせぇ。青春だからこそ実行できるのかもしれず、羨ましい限り。 憧れの彼女の正体は少し分かりやすかったかもしれませんね。
1投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログたった2日間、その2日間に自分たちの夏 すべてをかける よさこいについて予備知識なく読み始めたこともあって、文章だけでなく絵や映像で見たいと強く思った 主人公がよさこいに本気になっていくにつれこちらも物語に入れ込んでいけるのが読んでいて心地良い たった一瞬のために力を尽くし、その一瞬を迎えたときに味わえる快感と感動と寂しさ、それを経験したことが誰しも一度はあると思う 読書中、そんな自身の青春時代を何度も思い出せた
1投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ青春小説の醍醐味といえば『ボーイ・ミーツ・ガール』は外せない。 本書はそんな王道、といってもすでに四年前に出会った彼女との約束果たすために彼女を探すという物語。 そこに夏のよさこい祭りが舞台装置として描かれる。 よさこいにかける人々の想いや、そもそもこのお祭りは各チームすべて自分たちでプロデュースして自腹を切ってプログラムを制作し、祭りの運営側もすべて手弁当で踊り子たち各チームを支援するこのお祭りの情景がいきいきと描かれている。 2年前から数ヶ月の間に何回か高知を訪ねて、高知の姫たちと語り飲んだ街の景色を思い出す。 もう、前回訪ねてから早いモンで一年も経ってしまった。 そもそも本書を知ったのは、ちょうど今年のよさこいの最中に高知の姫から紹介してもらったのがきっかけだった。 前に住んでいた池袋でも毎年夏になるとよさこい祭りをやっていたが、それほど興味を引くモノでは無かったが、今年はfbを通じて流れてくる本場高知のよさこいの状況や本書を読んでみて、本場のよさこいの空気を自分も肌で感じたいと思わせる、暑い夏の日の二日間の物語であった。
1投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログ青春小説。がんばれおとこども。 おとこのこ、じゃなくておとこども。 男共、って書くと複数形だけど、おとこども、だと、男であり子供でありついでに複数形、のようなニュアンスになって面白い。男っていくつになってもバカばっかりしてるんだろうないいなあ、みたいな。 夏とよさこいの描写が秀逸で、その場に一緒にいるかのような臨場感で溢れてる。無理くりよさこいのチームに入れられた篤史の戸惑いとか、覚悟とか、決意とかが生々しく伝わってくる。もちろんよさこいの楽しさも!
0投稿日: 2014.07.24
powered by ブクログよさこいの説明が多く、ちょっと飽きそうになったけど…、爽やかな恋愛小説。 憧れの人を探す過程は、推理小説のようでもある。 自分には甘酸っぱ過ぎるけど、良い話でした。
0投稿日: 2014.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の探す「いずみ」という女性の正体や、周囲の人々との関係など、腑に落ちない点は多数ある。 しかし、よさこい祭りを描いた青春小説としては秀逸。 よさこいの熱気や興奮をリアリティをもって感じる事ができる。 それだけに「少女探し」という一番の芯の部分に物足りなさが残るのが残念。
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ祭りに燃える青春。よさこいの描写も躍動感溢れていてとてもよかった。土佐弁と脇を固めるキャラクターの個性も大好き。最後はちょっと物足りない気もしたけれど、また夏になったら読み返したい。高知のよさこい祭りにも行ってみたいと強く思った。
0投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログ高知のよさこい祭りと篤史。 この本を読んでると、よさこい祭いきたくなる。 まだ一度も見に行ったことがないから、今度、来年見に行く!
0投稿日: 2013.10.18
powered by ブクログ一度本場のよさこいが見たいと青春18キップで乗り込んだ。 同じ阿呆なら踊らにゃそんそんを地で行く自分が、ただただ通り過ぎる隊列に手を叩いて歓声を上げた。 行き当たりばったりなスケジュール、 踊ってる最中に腕を掴んで無理矢理メダルを掛けたり、 かと思ったら踊り子も手を振って列から抜けたり、 最後尾からは団扇のサービス。 賞がらみのソーラン系を踊ってばかりだった自分には驚く事ばかりで、 でも純粋になんて楽しいんだろうと思った。 これが祭だって。 本当は夏の真っ盛り、ギラギラな酷暑のど真ん中で 読みたかったけど、なんとか残暑には間に合ったかな。 昼間の原色の鮮やかさ、 夜の幻想的な艶やかな深み、 抜群に派手で明るいのに、どこか哀しいんだよね、まさに。 未来は、決まってないことの方が多いよ。 南国高知には恋以外の花も咲くよ。 次は何して踊ろうかな。
1投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログいや~~~面白かった。久しぶりに感動した。高知よさこい祭りの熱さが紙面から伝わってきた。鯨井町のよさこいチームが中心舞台だけど、主人公の篤史だけでなく、登場人物それぞれが人間味たっぷりで、各々の青春や恋愛が描かれていて良かったなぁ。人にお薦めしたくなる一冊です。
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログ夏真っ盛り。 強い日差しも、人々の熱気も最高潮に達するこの季節。 よさこい祭りに思いを込める人々がいる。 祭りの本番を目指しながら、そこまで作り上げる人々の悩みや友情や夢、そして成長。 4年前に会った少女と再会を夢見て祭りに参加する篤史。 今年も会えるだろうか。 人々の夢を乗せた暑い祭りが始まる。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログ土佐の高知のよさこい祭りを舞台に、 東京から高知の大学に来た主人公の 一夏の成長を追った作品。 主人公の篤史は、東京出身だが 毎年長い休みは高知の祖父母宅に来ていた。 地元の同い年の従兄多郎に誘われ、 中学三年生の時に一度だけ参加した 「よさこい祭り」の踊り連で年上の女性に一目惚れ。 だがその彼女は、祭りの二日目には顔を出さず... 中途半端に断ち切られてしまった彼女との絆。 果たせないまま四年間引きずっている約束。 当人はなかなかそうとは認めないが、 その宙ぶらりんな気持ちに整理を付けるべく 高知にやって来た主人公。 だが、彼女を探して、会えたとして、 果たして自分はどうしたいのか。 年上の彼女はもう結婚しているのかも。 大体、正確な名前さえあいまいで... 彼女に会いたいと同時に、同じくらい会いたくない。 会うのが怖い。自分の気持ちに自信がない。 ゆらゆら揺れながらも、おせっかいな周りを巻き込み、 時に自分でも想像していなかった行動力を見せて 徐々に「幻の彼女」に近づいていく主人公。 果たしてその結末は...というメインのストーリーを、 四年振りに参加したよさこい祭りの「熱さ」「濃さ」が 大きく飲み込んだまま時間が流れていく。 最初は多郎に半ば無理やり参加させられたよさこい。 上達しない踊りに苦しみ、人間関係に悩み、 時にぶつかり、時に人を助け、助けられながら、 徐々に祭りの興奮に飲み込まれていく篤史。 このよさこい祭りの描写が、とても丁寧で、 祭りを知らない人でもどんどん引き込まれて 観客ではなく「参加する側」に感情移入できる。 そして私は、実は「参加する側」として とさではないがよさこい祭りに絡んだことがある(^ ^ 具体的には、某さいたまの踊り連に 踊るための音楽を提供したわけで(^ ^ 当然本番も何度か見に行った(^ ^ 道路っぱたで一観客として見たこともあるし、 本番前の打ち合わせなど、インサイダー目線で 参加させてもらったこともある。 一度など、ぜいたくにも地方車に乗せてもらい、 自分の作曲した音楽に合わせて 百人からの人間が踊るのを高みの見物、 なんてなこともさせてもらった(^ ^ あれはもの凄い快感(^ ^ 作曲家冥利に尽きるってもんで(^ ^ ...ということで、私はおそらく 一般人よりもよさこいへの思い入れが強い(^ ^ 自分で踊った経験は無いが、練習、準備、前日、 当日の本番前の緊張、いざ踊り始めた熱狂など、 もう篤史たちの気持ちが手に取るように分かる(^ ^ さらに、主人公以外の登場人物も魅力的。 それぞれにそれぞれのストーリーがあり、 それぞれが迷い、悩み、挫折し、乗り越え、 うまくいったりいかなかったりしていく。 それらもすべて、よさこい祭りを太い縦軸に 同じ時間を共有しながら進んでいく。 そして、皆悩みや迷いを抱えたままながら、 よさこいの本番の大きなうねりには逆らえず、 それぞれなりに祭りに集中し、楽しんでいる。 ただ、一日何回も会場を変えて踊る、 その合間の時間になるとまた悩み出して... それが解決しないうちに次の踊りが始まり... 小説的に「じれったさ」を演出してるのかも知れないが、 でもこの流れはもの凄くリアルだ。 どんなに気がかりなことがあっても、踊らねばならない。 祭りは今しかないし、他のメンバーに迷惑は掛けられない。 が、「ねばならない」で踊り始めても、 仲間や観客の熱い視線に煽られて、いつの間にか集中し、 のみならず「熱狂」してしまう。これが祭りの魔力。 作者は、よさこい祭りのことをよく知り抜いていて、 動と静とのコントラストを見事に描き切っている。 読者も、登場人物と同様に悩み、はらはらしながらも、 熱い祭りの描写には一時それを忘れてしまう。 読後感は、本当によさこい祭りに参加したような(^ ^; そして、大きくストーリーが動き出す前の 静かな導入部分で光明に張られた伏線が、 徐々にほぐれ、結び直されてゆくクライマックス。 エンディングでも、「まだまだ終わらない」祭りと、 「新たなる始まり」を匂わせる人間関係と、 本の最終ページを過ぎてもまだまだストーリーは続く(^ ^ いや〜、本当に読んでて気持ちのいい一冊でした(^o^
0投稿日: 2013.07.12
powered by ブクログジャケ買い。 高知の夏を彩る「よさこい祭り」。都会から高知の大学にやってきた青年の友情と恋愛の物語。なんとなく、ミステリーなのかと思って買ったら、青春物語でした。真っ直ぐキラキラの青春ストーリー。 子供の頃から夏休みに父親の故郷である高知に遊びにきていた主人公。4年前、中学生だった時に1度だけ参加した「よさこい祭り」。そこで抱いたほんのりとした恋心。4年後、大学生になった彼が高知に戻ってきたのは、その心に決着を付けるため!? ストーリーは、ちょっぴり平坦だったけれど、「よさこい祭り」の楽しさが伝わってきて面白かった。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ私が高知で踊ったのは、もう5年も前になるのか。思い出せる部分と思い出せない部分と。いろいろ交錯した結果、もう一度踊りたい、と思いました。
1投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京から高知の大学へ進学した篤史は、いとこの多郎に誘われて四年振りによさこい祭りに参加することになる。篤史には四年前の祭りで約束を果たせないまま会えなかった人への想いがあった。最初は乗り気でなかった篤史だが、周囲の熱に巻き込まれるようにして祭りにのめり込んで行く。 気恥ずかしくも羨ましい真っ向勝負な青春ストーリー。キラキラすぎてたまらんわー。展開が都合良すぎる気もするが、その分安心して読めるし、面白いので問題ない。夏の高知の熱気や祭りの興奮が手に取るように伝わってきて、よさこい祭りを見に行きたくなった。現地で祭りを見てから読むと、印象が随分変わると思う。
0投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログ《本文より》 きれいな人なら他にもいたかもしれない。 「どうゆう時間をいっしょに過ごしたか、その方が大切である。」 「なろううと決めたときから、始まってるんだ。 今、本気になれん者に後があるものか。」 「お前は踊れいいないわけではない。 ただ綾乃や多郎はカジが想定していたレベルの もっと上を目指している。それが差を生むのだ。」 「真剣さがたりない!」 「そうゆうともちがう、お前だってがんばっている。 多分、ここまで行きたいちゅう「ここ」が明確にあるかどうかやろうな。 お前にとってよさこいは何や!! 今年のチームで何がやりたい。
0投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログとても爽やかに読めた!高知のよさこい踊りに詳しくなれます。 スポーツ青春物といってもいいくらいで、 恋あり、友情ありと読み応えありました。 残念なのは、いまいち登場人物に存在感がなく、 せっかくの人物設定も、エビソードの掘り下げが薄いせいか、 活かしきれていない感じがしました。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ好きになるということは、弱みを持つということだ。けれどよさこいが好きな彼らは輝いている。 お祭りってなんでこうも人をワクワクさせるのだろう。熱くさせるのだろう。 いつか来高したいと心から思った。
0投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログ青空に舞う纏。 曲に合わせて振り鳴らされる鳴子。 ぴったりと動きを揃え、最高の笑顔で舞う踊り子たち。 年に一度のよさこい祭りに懸ける思いの熱いこと! 有川浩さんの小説、『県庁おもてなし課』や『ゆず、香る』 ドラマ『遅咲きのヒマワリ』などで、ここのところじわじわと高まっていた 「高知に行きた~い♪」熱が、さらに急上昇してしまいました。 東京近郊で育ったにもかかわらず、ひょんなことから中三の夏 祖母や従兄弟の住む高知で、よさこい祭りのチームに参加することになった篤史。 審査員から、素敵なパフォーマンスをした踊り子だけが貰えるメダルを 祭りの最終日に交換しようと約束した女の子が、いつのまにか姿を消して。。。 初恋の夏から4年。 彼女にもう一度逢いたい一心で、関東からはるばる高知大を受験し 晴れて大学生として高知に戻ってくるとは! 青春ですね♪ 彼女との再会を果たすため、しぶしぶ参加したはずのよさこいなのに チームの一員としてコンセプトの決定から衣裳や音楽選び、 メンバー募集のためのHP作成、踊りの練習、地方車の飾りつけまで関わるうち どんどん燃え上がる、よさこいへの情熱。 遠い昔、学園祭に向けて狭い教室にぎゅうぎゅう詰めになって 模擬店や仮装行列の準備をしていた時のときめきが、懐かしく甦ったりして。 最終日に向けてどんどん白熱していくよさこい祭りそのままに 地道な準備作業に始まって、厳しい練習、汗と笑顔が飛び交う祭り本番へと 一気に加速していく物語。 祭りの喧噪も過去のわだかまりもすべて遠のいて 切り取られたようなラストの一瞬、爽やかな風が心を吹き抜けます♪
17投稿日: 2013.04.25
powered by ブクログ高知・よさこい祭りを見に行った帰りの新幹線の中で、一緒に行った友達が貸してくれて夢中で読んだ。 よさこい祭りをもう一回体験しちゃった感じ。祭りに参加してる人はみんな一年間よさこいにかけてるんだよなー、それぞれドラマがあるよなー、ちょー青春。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ日常ミステリーでおなじみの大崎梢さん。『配達あかずきん』以来、久しぶりに読みました。 舞台は高知県。よさこい祭りに参加することになった大学生の男の子。祭りのスタッフになることを通して、過去と向き合い、人々と出会い、成長していきます。 いわゆる青春もののお話で、爽やかな気分で読めました。一つのことにひたむきに取り組むって、やっぱりいいですね。あと、祭りの熱気が文章から伝わってきて、その場にいるような臨場感を感じました。 高知のよさこい祭り、どんなものなのか一度見てみたいですね。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ高知・よさこいのお話。 ある想いを抱いて、進学先に皆が「?」と思う、高知を選んだ。 4年前のある出来事が忘れられないでいた・・・。 よさこいに懸ける人々の想い、熱、景色が上手く伝わってるかな、と思う。 感情の機微とかも。 装丁も好き。 出てくる人物が皆いい人だ・・・。いい人過ぎるのか? ということで、★4つ
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ積ん読してたけど、かなり好みなのはわかってて、やっと読んだらやっぱり良かった。青春、スポーツ(祭)、ミステリーの配分が絶妙。祭の熱と物語の進行がシンクロしていく良作。 終わり方も余韻を残す素敵な終わり方。 夏の終わりに夏の物語。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ今年読む小説は、なんて青春モノの当たりが多いんだろう!!! ちょうど今月の高知「よさこい」の日に、離れた場所でこれを読んでいた。 なのに、目の前に躍動する踊り子たちが居るような錯覚と 主人公の成長に一喜一憂する親心と 恋に翻弄される楽しさを思い出す甘酸っぱい気持ちと なにより、自分が踊りのトランス真っ只中にいるような夢見心地と。 別に興味があったわけじゃないのに、読み出したらのめり込んだ挙げ句「絶対高知によさこいを観に行く!」と決意させる、熱い暑いひと夏の青春物語。 主人公の気持ちの盛り上がりと共に進む、自分の中の「よさこい」への熱の変化が楽しい。 戸惑いや不安、悔しさや嫉妬、そして羨望と驚喜と恍惚。 個人的に終わり方が物足りなくて残念だけどそれを差し引いても、とてもとても魅力的な一冊だった。
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ高知のよさこい祭りが舞台の青春ストーリー。 今までよさこい祭りに関して全くと言ってよいほど知識も興味もなかったけれど、読んでいるうちにすっかりその魅力に引き込まれてしまい、今では一度は見に行ってみようという気持ちになっているほど面白かった。 大崎氏の作品だけあって、作品のもう一つの骨子となっている人探しに関する展開や、個性的な登場人物の描写などが非常に巧みであり、企画の面白さと勢いで読ませる多くの青春小説とは明らかに一線を画する、レベルが高い作品だと思います。
0投稿日: 2012.06.19
powered by ブクログ私は祭り好きではないけども、祭りの熱気が伝わってきて、イイ感じ。 [BOOKデータベースより] 大学進学で高知にやって来た篤史はよさこい祭りに誘われる。初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームの面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。だが次第に熱中するうち、本番が近づく。憧れの彼女は果たしてどこに?祭りの高揚を爽やかに描く青春小説。
0投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高知のよさこい祭りを舞台にした青春物語。 都会から大学進学で高知にやってきた主人公の男の子の よさこい祭りに没頭した一夏が描かれています。 感想から述べると、 読んでよかったと思えた1冊でした。 今や全国的に踊られるようになっている「よさこい」ですが、 実は歴史はまだ浅かったり、実は現地では熱狂的になるほど盛り上がっていることなど 私の知らない世界が沢山描かれていました。 もともと、私は昔からのお祭りがあるような土地で育っていないので、 お祭りに対する気持ちが強い土地(浅草など)には憧れますが 高知もまた、そんな土地の一つだったのですね。 ストーリーのペースは、主人公の心境そのもので、 初めは、従兄弟に半ば強制的に勧められて関わることになった、というゆっくりペースなのですが、 章を進めるごとに、どんどんスピードアップ、一気に読み込んでしまいました。 本作品には、 よさこい祭りに参加するべくチームを立ち上げるところから、 スタッフがどのように自分たちのチームを作っていくのかが 詳細に描かれていて、 ・よさこい祭りに参加する地元のチームは毎年都度立ち上がること、 ・いくつかのルールさえ守れば自由に踊れる(音楽や衣装など)こと、 ・踊り子は毎年自分で踊りたいチームを選べること、 ・踊り子を獲得するために各チームスタッフは力を入れて準備をすること、 …など、現場視点でのよさこい祭りも知ることが出来るんです。 その年のよさこいは一度きりで、踊り子を含むチームも一夏限り。 だからこそ、よさこいに懸ける想いが強くなるのかもしれません。 登場人物それぞれにも色々な想いを持って挑むイベントで フィクションの世界とは言え、羨ましいとさえ感じました。 それぞれみんな、きらきら輝いていてとても魅力的でした。 また、一方で主人公の恋模様も平行に描かれているのですが、 それもまた爽やかな感じにまとまっています。 個人的に嫌いじゃない終わり方だと思っています。 夏のクジラ。 タイトルの通り、真夏のお祭りの熱気を感じつつ、 そしてとてもさわやかな気持ちになれる1冊です。 【余談】 本作品を読み終えて、まんまと影響された私。 youtubeでよさこい祭りの映像を片っ端から見てしまい、 関東のチームにはどんなものがあるのかを片っ端から探してしまい、 「よさこい祭りを高知に観にいきたい」 「よさこいを踊りたい」と思い始めてしまいました。笑 だってかっこいいんだもん。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ「4年前に会った憧れの女の子を探す」ことを主軸によさこいをテーマにした青春小説。ミステリーとしての仕掛けが1話と最終話にあった。照れくさいほどの度直球の青春を感じることができ、またそれが厭味に思えないのは作者の素直さがにじみ出てるからだと思う。もう少しよさこいダンスについての苦労があってもよかったかな。素人というわりにラストはダンスのセミプロのようだったので。
0投稿日: 2012.01.17
powered by ブクログ簡潔にこの小説を表すとよさこい青春小説ミステリー仕立て。実は実家があるよさこい会場の一つのかなり近所なもので、吃驚する位思い出の琴線に触れる小説でした。実家での生活圏真っ只中過ぎて、もう色々な場所が目に浮かぶ浮かぶ。ただ僕は自分で踊ったことのない土佐人なもので、よさこいに参加する側の視点や舞台裏の話はかなり新鮮でした。今まではよさこいに参加している人達はただよくやるなと感じるだけでしたが、初めて憧憬を感じられた気がします。主人公の思い出の女性探しの展開も素晴らしいです。清々しい気分を存分に味わえました。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログよさこい祭りのテンション、登場人物が創る物語のテンションに温度差?交わり辛いベクトルを感じた。主人公の性格が、私にそう感じさせたのかな? 私的には、よさこい祭りを題材にしなくても、表現出来るストーリーと感じた。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログ配達赤ずきんシリーズも井辻君も好きだけど、今は鯨井町チームが私の中で一番。みんな、みんなステキです。大崎さんの文章もすごくステキでした。
0投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログ夏の高知県よさこい祭りが題材の話。 よさこいについて知りたくなったし、見たくなった! 青春という感じでよかったー。 ただラストが少し物足りなかった
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログ高知県に行きたい!よさこいを自分の目でみたい!高知が熱い!! ちなみに高知つながりで、有川浩さんの「県庁おもてなし課」もおすすめです。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログこれぞ青春、という小説。 よさこい祭りを知らなくても、それなりに楽しめるが、知っていたら、2倍は楽しめたと思う。きっと、受ける熱気とか、空気とか、違うんだろうな、と想像できた。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログ高知のよさこい祭を舞台とした青春小説。 丁寧によさこい祭のなりたちが描かれており、「まちおこし小説」としても読める。 ラストの甘さが、それはそれで少し泣ける。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログ4年前の淡い思い出を胸に高知へやってきた 新大学生の、よさこい祭りをめぐる物語。 4年前に1回経験しただけのよさこいに、 今年はスタッフとして参加することになる主人公。 かつて彼を支えた一人の女性の行方を探すでもなく 周囲に流されるままチーム運営に関わるが、次第に (本人も明確には自覚しないまま)のめり込んで行く。 そこら辺の流れが秀逸で、流されているようでいて そうではない、頑固なようで臆病、という主人公に 寄り添うように読み進んでいった。 中でもカジとの水解け前の辛い心境~キレる~工房の 展開はとても良かった。 なんだかんだ言って18男子にしては素直すぎる感がある 主人公の性格があってこそのあのシーンかな、と。 主人公のやたらと良い記憶力には若干ヒキつつも、 一気に読み切ってしまった。 よさこい祭りを好きな人の気持ちもわかる気がしたな。 小説としては青春?恋愛?モノになるのか。 大崎梢っていうとミステリ作家ってイメージが あったので読むまでためらいがあったんだけど、 とても爽やかな良い作品だったので満足。 (あ、でも一応ミステリっぽいスパイスもあったか)
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よさこいの準備から祭りの熱気まで とてもいい雰囲気で書いている小説。 興味を持たない人から見ると奇妙でしかないよさこいだけど 実はその中にはいろんな人がいて一人一人のやってる 理由は違う。というまさによさこいのいいところを 小説化してると思う。 これからの祭の季節にぜひ
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログ私は本にもジャケ買いってあると思います。厳密には、私は大崎梢さんの別の本を読んでいるので、100%のジャケ買いではないのですが、表紙の絵に惹かれたことは確かです。文庫の絵を描いているのはスカイエマ(http://twitter.com/sky_emma)さん。ブログ(http://emma-sky.com/)にも素敵な絵がたくさんありました。書籍の検索システムでは表紙の絵や挿し絵などでの検索は殆どの場合できません。残念なことです。 さて、物語の方は、高知のよさこい祭りを舞台にした爽やかな青春ストーリー。よさこいの舞台裏の事情なども堪能できます。暑い夏の日に読むのに最適な一冊です。
0投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログ青春小説です。「よさこい祭り」を舞台にしたスポ魂ものっていってもいいかもしれません。 祭りの熱さや雰囲気が伝わってくるような小説で、よさこいを一度観てみたくなります。 ただ、最後まで登場人物にあまり感情移入ができなかったことと、ラストがあっさりしすぎてる気がするのが個人的には残念でした。
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログ東京からわざわざ高知大を選んで入学した篤史。 祖父母宅に移り住み、いとこの多郎の押しの強さもあり、 最初は嫌々ながらもよさこい祭りに参加することになる。 そんな彼には中学の時に一度よさこいに参加した経験があり、 その時からずっと胸に秘めたものが。 大学を高知にしたのもそれが理由だったのだが・・・ 正直、よさこいについてはほとんど知らなかった。 『眉山』のは、よさこいだっけ?阿波踊りだっけ? 四国のどっかのお祭りだよな、くらいの認識。 自分が知らない祭りを題材とした小説が果たして面白いのかな、 と最初は買うのを躊躇ったのですが、、、 いやー、良い物語ですね。かなり気に入りました! 熱気、爽快、青春、恋、切なさ、焦燥感。 それにちょっとだけミステリの要素。 事前知識がなくても、よさこいについて知りながら楽しめる。 「一足早い夏気分をお楽しみください。」 この小説を買ったとtwitterで呟いたら、担当編集者さんから そんなレスポンスがあってちょっとびっくり。 そして、今度はわたしがこの言葉を皆々様へ。
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログ登場人物の土佐言葉の台詞がすごい良かった。青春物の意識で読んでいたので、主人公の探している初恋の人がわかってゆくくだりは、ミステリーの謎解きのようで、私は割りと好きな感じでした。よさこい見にいきたくなりました。
0投稿日: 2011.06.15
