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桐島、部活やめるってよ
桐島、部活やめるってよ
朝井リョウ/集英社
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総合評価

1509件)
3.6
204
528
498
107
17
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    それぞれ性別、部活、ヒエラルキーの違う複数の高校生の主観で話が語られる。よくこんなにいろんな人の視点で話が書けるなと思った。それぞれの心理描写が細かくて、映画とはまた違った印象を受けた。この内容でこのタイトルをつけるセンスも凄い。

    0
    投稿日: 2020.11.16
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    清々しい、純粋な文章。高校生達の絶妙な心理描写。読みやすく、サクサク進んでいきました。デビュー作と知らずに読んだので、何者や新作も読んで行きたいと素直に思えました。

    0
    投稿日: 2020.11.10
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    大好きな本。繊細な描写で、情景と心情が真っ直ぐに届いてくる。他人への嫉妬、誰にも言えない淡い恋心、スクールカーストに対して考えていること、家族の問題。誰しも皆抱え込んでいることがある。桐島は一度も出てこないのに、周りの人間にゆっくりと波紋が広がっていく描写に圧倒された。

    1
    投稿日: 2020.11.03
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    2020/10/29 読了 いつもと同じ日常が、1人の退部により小さな波が立ちいつもとは違う日常になる。

    0
    投稿日: 2020.10.29
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    図書館にて。割と興味あったのに何年も読む機会がなく、やっと読んだ。初朝井リョウ。だと思う。 高校の、高校生の、空気や雰囲気や気持ちや、そういうものがうまくパッキングされてる本なのね、と納得。共学ってこんな感じなのかなぁ。体験したかったような気もする。 めちゃめちゃ好き!という感じではなかったけれど、朝井リョウさんの文章の良さは分かったので他の本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2020.10.25
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    内容の薄ーい学園もののいう印象。 何故霧島を支点として描いたのかがよく解らないまま最後まで行ったのですごく消化不良。 結局内容がすべて高校生あるあるって感じで高校生の日記を読んでる印象。 只、女子高生の気持ちというか会話がすごくリアルで男性作家にしてはその当りの感性は凄いなと思う。 他の作品も同じような感じがするので、あまり読む気にならず少し期待外れだった作品。

    1
    投稿日: 2020.10.22
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    ストーリー、文章共に青臭い。 しかし、不快ではない青臭さが、 「みずみずしい」と感じる。 若さを感じる作品。

    0
    投稿日: 2020.10.05
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    高校生たちの心情が繊細に描かれていてとても良かった。また、「人間関係は硝子細工に似ている」という表現がとても気に入った。65 自分は男子校に通っているのだが、県立高校の学園カーストの厳しさを思い知った。また、他の小説でも「女子の人間関係は厳しく、男子は思ったことを楽に言えて良いよな」と描かれていたが、その通りだと思う。152

    0
    投稿日: 2020.10.03
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    桐島、最後まで出てこない。。。笑 みずみずしさと心理描写の細やかさがいい。 個人的には実果の話が良かったけど 他の高校生らしさの話に比べると相当異質。 これは別の物語でも良かったのでは?と思わされました。 全体として雑というか幼さを感じるところもあるけれど 大学在学中にこれだけのものが書けるってすごいです。 最後もどうまとめてゆくのかな、と思ったけどいい感じに締めましたね。

    8
    投稿日: 2020.09.20
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    桐島くんが出てこない。 桐島くんにあまり関係ないそれぞれの青春が描かれている。 高校の序列で感じるコンプレックスや諦めや逆に傲慢。しかし何にも比較できない自分の愛すること、 それを見つけている人と見つけていない人 そんないろいろが混ざった高校という場所。 あの頃を鮮明に思い出す、みんなそんな思いがあったのかな、自分もそうだったのかなと。

    0
    投稿日: 2020.09.12
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    もがいて迷っている青春を等身大で描く。桐島君は出てこない。だけど、桐島君も、他の登場人物も愛おしくて痛い。少し心がざわついた。

    0
    投稿日: 2020.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから、すごくライトな青春ものだと思ってた。 でも全然違った。 高校生の頃のなんとなく思っていたことが文章になってる。 クラスの中でのランクとか、自分たちはどうやってもあんなにカッコよく体操服を着こなせない気持ちとか。 あとはチャットモンチーとかリリィ・シュシュとかジョゼとか、好きだったものが出てくる出てくる。 それだけで私にぴったりだなんて錯覚を起こしてしまいそうなくらいに。 何か大きなことが起こるわけじゃないのに、なんだか私も光を見た気持ちになる話だった。

    3
    投稿日: 2020.09.09
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    驚いたのは、「桐島くん」本人が全く出てこないということ。様々な同級生たちの意識や会話の中に、ほんのちょっと彼の話題が混じるだけ。でも確かに桐島くんは存在している。そこが新鮮で面白いと思った。 当時作者は19歳だったという。若々しい恋愛模様、複雑な友人関係。高校生らしい瑞々しさが詰まった本だった。

    3
    投稿日: 2020.08.24
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    高校生活のひかり 影、 青春だけじゃない この作品を20才ぐらいの時に書いたんだから凄いなあ。 20才ぐらいだから書けたのか。 他にも話題の作品沢山書いてるから才能はあったんだろうな。

    0
    投稿日: 2020.08.11
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    なぜ今「桐島」かというと、 ムスメが中学生になり部活に入ったもので、「部活」という文字に敏感になってまして。 読んでいる間中、眩しくて息苦しい。 制服を着ていた頃の景色が蘇って、ちくちくと胸が痛む。 上と下 勝ちと負け はっきりと区別される世界で、 自分が自分であるために、 自分が何者かを知るために、 もがいてもがいて... 17歳って、どの子もみんな愛おしい。桐島、部活やめてんじゃねーよと思う。 朝井リョウ、17歳の時あなたはどこに立っていたんだろう?

    1
    投稿日: 2020.07.26
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    19歳で、高校生たちの微妙な心の動きや頭の中をこんなにも言語化できてしまうなんて…朝井リョウは天才や。

    0
    投稿日: 2020.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一通り読んで、青春小説だな〜と。 部活とか進路とか恋とかセックスとか、上とか下とか。 今思えばなんであんなことで悩んでたんだろうって思うことに頭を使っていたし、そんな時代が幸せであったことに、青春を過ぎた今だからこそ分かる。 そんな思春期時代を思い出させてくれるような小説。

    0
    投稿日: 2020.07.06
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    個人的にとても好きな雰囲気でした。 放課後の教室や部活に必死で打ち込んでいたときの青春の匂いを思い出します。

    0
    投稿日: 2020.06.26
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    お盆、帰省した際に兄にかりた 読み始めると、あれ?これもしかして読んだことあるっけー?と思ったけど、 そんなことも忘れて、読めば読むほど、 次はどんな登場人物が出てきて、どんな心情なのか気になってた。 高校生は、16歳.17歳.18歳 今はもう28歳。もう、12年前。 高校時代は、今までの中で一番辛くて、 でも思い返せば、 あのとき辛かったら学校休めて、 家に帰ると、いつもお父さん、お母さん、ここちゃんがいて、 おいしいごはんも食べれて、 わたしは何もやってなかった。 ただ、なんか馴染めず、不安の渦の中にどんどん入っていって、抜け出せなくなった。 あの頃の自分に、そんなことなら辞めればいいんよ。 狭い世界の中で苦しんじゃだめだよ。 って言ってあげても、絶対わからなかったろうなぁー でも、今振り返ると思うのは、 別にいじめられてもなかったのに、 なんであんなに悩んでたのかなぁ。 今だったら、学校のこととか適当に考えて、 勉強はしっかりして笑 毎日、お父さんお母さんここちゃんが家にいるところに、部活なんかしないで急いで帰ってた。のかなぁ? この本を読んだら、ちょっと人を感じる目が変わるのかなぁ? 高校時代も、今も、周りの人なんて何を感じてるかよくわからないし、 言ってることそのもの自体が本当かさえもわからない。 最後のかすみちゃんのことばが大好きだった。 こんなにリアルに高校生の世界を描いてて、 朝井リョウおもしろい。 まさにその通りな気がしたから。 常にみんなそれぞれの思いがあるなかな。

    0
    投稿日: 2020.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本を書いたのが19歳やったってゆうのにまずびっくりしたし、納得もした。高校生の心の揺れとか感覚とかを細かくリアルに描いとっておもしろかった。私もこうやったなって重なる部分があった。懐かしい感覚になった。

    1
    投稿日: 2020.06.06
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    最後まで桐島は全く出てこないけど、本人の知らないところでいろんな出来事が起きている。 一見、桐島とは何も関係ない(顔見知りでもない)人にまで実は少しずつ影響が出ている。そして、高校生ならではの人間関係や悩み、葛藤。それぞれの登場人物の心理描写やその変化が巧く書かれていて面白かったです。 朝井リョウさん、同い年でしかも大学生のときにこれ書いたのか…

    0
    投稿日: 2020.05.19
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    読んでいて学生時代の人間関係を思い出して辛いんだけど、嫌なもの見たさで読んでしまう。真剣に何かに取り組んでいる人を、何もしない奴が笑うのはやめろというのが一応メッセージなのかな。でもそれよりも、それぞれの心の中の毒が凄くリアルで、性格悪くて、良かった。唯一の内面美人のかすみちゃんだけど、竜汰の付き合ってる人って結局かすみなの?ゴム人間の彼女?ちょっと嫌だな。もしくは絵理香? バレーで飯食う訳でもないのに、というくだりがあったけど、そういうものに学生時代本気になれなかった人は、多分飯食うための仕事をするようになっても本気になれないんじゃないかな。 中高生にとっての部活が占める地位の高さを思い出した。

    0
    投稿日: 2020.05.13
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    桐島が出てこないのはさすがに秀逸 やりたいこと、好きなことに対して誰の目も気にせず真っ直ぐに取り組むのはやはり素晴らしいと感じた 彼らはどうしてそこまで熱くなれるのか、好きになれるのか本当に不思議で同時に憧れる どんなにルックスや才能に恵まれようと、夢中になれるものを持っている人には勝てないなと思ってしまった 小説ではあったが自己啓発本を読んだような学びを得ることができた

    0
    投稿日: 2020.04.30
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    「上」の人と「下」の人で分かれる高校生たち。でも、周りの評価なんてどうでもいいじゃない?。尊いのは「それさえしていたら『パッと顔が明かるくなるくらい』好きなコトを持っているか」どうかなんだよ ●本の概要・感想  バレー部部長で「上」の人である、桐島が部活を辞めることになった。その変化が周囲の人間関係を少しずつ揺り動かしていく。複数人の視点から高校の人間関係を描く、青春小説。  高校時代に読みたかったなぁ。読みながらスクールカーストに苦しむ高校時代のことを思い出した。温度感が非常にリアル。例えば、体育の授業中の描写に次のような文があった。  「上は上同士でつながるが、下はそうはならない。皆ポケットに手を突っ込んで、うつむいて立っているだけ」...これは確かに!とうならされた。「上」の者たちになりたくてもなれずに苦しんでいた高校時代。この本を読めばよかったなぁ。自分の辛さを、本を読みながら客観視することができただろうから。  全体として作者の主張は「『上』とか『下』とかって、周りから見た評価でしかないよね。大事なのは自分にとって自分の日々が面白いかでしょ。」ということを言っていると思う。これには同意する。 ●本の気になった点  この本は5人の視点で書かれているのだが、一人だけ全体のテーマから外れた章がある。それが「宮部実果」だ。他の話のテーマは「同級生間での見栄と嫉妬と劣等感と羨望」なんだけど、「宮部実果」だけは現実離れした境遇にある母親との確執が中心に据えられている。他の章はみずみずしくて好きなんだけれど...。この章だけはファンタジックな症状にかかった母親が中心で、全体の話から宙に浮いていた。なぜこの章が必要だったのか?そもそも、なぜ同級生から母親にテーマを挿げ替えたのか。しっくりきてない...。正直、無くても小説のまとまりは悪くならない。

    3
    投稿日: 2020.04.25
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    非常によく出来た群像劇。 学校という狭い空間でも生徒達にとっては一つの世界である。 一人一人に人生があり、青春がある。 関わりの無いように見えるクラスメイトであっても、皆どこかで繋がっている。

    0
    投稿日: 2020.04.06
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    桐島は一度も出てこないということは知りながらも、どのように物語が展開されていくのかが気になり、手に取った。 桐島が部活を辞め、それにより周りの人間の生活、そして心情にも変化が生まれてくる、そこにスポットを当てた小説だった。 ー高校の中には絶対的なクラスカーストがある 高校内での序列を気にしながらも、相手のことを「下」に思いつつも、そして自分が「下」だと自覚しつつも、「本当に打ち込めるもの」があれば、何よりも輝いており、その序列など全く気にしなくなる。 そして、「上」だと思いつつも、何かに全力で打ち込めていない自分に対して、劣等感を抱く者、何も考えない者がいる、高校生というこれからの将来が明るい若者たちの心情を追っていった、高校時代が懐かしくなる小説だった。 なぜ高校のカーストがあり、これが学生に対して絶対的なものになるのか、特に外見や運動神経といったところで判断されるのか、しっかりと考えていきたいと思った。 また、このカーストがあるのは学生だけなのか、いやそんなことはないと思う。たしかに学生のときほど、外見などだけでカーストが決められることはないが、やはり人間的な魅力という面ではそこで判断されることが多いと思う。 なぜ外見に判断されるのか、根暗ではダメなのかー人間の本能に迫る部分だと思うので、専門書等を読んで勉強していきたい。

    0
    投稿日: 2020.04.06
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    映画が素晴らしかったのは、という僕にも分かりやすかったのは、年上の監督のフィルタが入ったからかな。 しかし、彼が言うとおり、時代は完全に変わってしまい、学校は戦場になってしまったのか。リバーズエッジよりきつい。救いは描かれているけれど、全ての人が闘わなければならないのはきつい。

    0
    投稿日: 2020.04.03
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    田舎の高校で、一人の男子がバレー部を辞めた。 そんな些細なことが、様々な人物へと波及していく青春オムニバス作品。 小説の定石である急展開とか、大事件とかは一切書かれていない。 ひたすら17歳の高校生達の日常を等身大で情景豊かに描いている。 色々なタイプの高校生が出てきて、 『この気持ちわかるなぁ』って思える主人公がきっと見つかるハズ。 同じ歳の大学生が書いたとは思えないほどの細かい心理描写が感情移入を誘います。 読みながら自分の高校時代を懐かしんだりして… きっと、作者が今の年齢だからこそ書き上げられた青春オムニバスなんだと思います。 オススメ。

    0
    投稿日: 2020.03.17
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    読み終わって最初の感想、、 桐島出てこないんかい!!!でした(笑) いい意味で期待を裏切られました(笑) 高校生ってあの小さな小さなコミュニティの中で ヒエラルキーがしっかり存在していて そこから外れないように生きていかなければならない。 一見守られて安全そうに見えるけれど 毎日が戦いなんだろうと思います。 誰が上で誰が下なんてことないのにね。 でも、彼らは気付くんだと思います。 大学生になったらヒエラルキーは存在しない。 "グループ"なんてものは存在しないし、 コミュニティの中で変に目立たないよう意識することもなくなる。 自分の所属するコミュニティ、居場所なんて 腐るほど存在して、自分には選ぶ自由があるということを。 なんて狭い世界に生きていたんだろう、と。 でも自由が与えられる代わりに 存在を主張しないと生きていけないことも学ぶんだろうな。 調和が重要視される世界から 突然個性が重要視される世界に放り込まれる。 それもそれでキツイだろうな。私はそっちの方が悩みました。 と、自分の経験と重ね合わせてしまうほど リアルで繊細な物語だった。 浅井さんの本はもともと好きでしたが やっぱり好きだなーと改めて思わさせていただきました。

    0
    投稿日: 2020.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★きっかけ 話題になった映画だったなーと思って ★感想 中、高校生の時、こんな世界だったなーと思い出した。特に中学では自分の好き、より空気を読んで、結局自分の好きが分からなくなっていく感じ。 自分はクラスの中でどのランクか? あったよねー、本当嫌だった笑 リアルで苦々しい感じ。 印象に残った場面 菊池宏樹が前田のことを光に見える、声かけるの緊張していたところ 宮部実果のお母さんが、実果に手紙を出し続けていたところ 東原かすみの中学時代、「自分が好きだから」と気づき、周りを気にするよりも自分の気持ちに素直になって行動した方が、「絶対に楽しくなる。それだけ単純なことなのにどうしてこれまで踏み出せなかったんだろう」と思ったところ。 自分の中で今「好きなことに正直になる」が強化テーマなので、そんなシーンが印象的だった。

    0
    投稿日: 2020.02.07
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    私の読んだ青春小説の中でダントツ一位です。 文庫本とKindle両方買いました。 有名人桐島が部活をやめる事で、皆の心の中がざわついて変化してゆく。 夢や現実や未来の事を色々考え、現在のもどかしい自分の気持ちが、朝井リョウの描写でじんわり伝わってきます。 十代後半の心の動きを感じ取れる(思い出せる)小説です。

    2
    投稿日: 2020.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校時代の狭い世界のりあるな人間関係や状況が書かれていて、当たっていると共感してしまいました。 それぞれ、立場の違う五人の登場人物の視点から描かれた世界。それぞれ感じ方は違って、思ってることもそれぞれ違う。映画の方も見てみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2020.01.18
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    桐島が一人称で全く登場しないところが表現として面白かった。青春を生きてた頃には感じなかったことを今本を通して読むと若さとは自由でおそろしく力がある分、なんと脆いものだろうかと思わせる。2019年の総括。

    2
    投稿日: 2019.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生の時に読んで、自分と重なる部分や情景描写で桐島たちの世界が手にとるように分かるのであの時期に読んで正解でした。てっきりタイトルから、ヤァ!僕は桐島!のような形で桐島自体を主役として進むと思っていましたw 桐島みたいに、なんとなく気になるヤツっていますよね。 タイトルって、大事なんだなぁと。とても面白かったし、疾走感が堪らなく好きです。

    0
    投稿日: 2019.12.31
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    読み物として非常に楽しめました。 最後まで、話題の桐島君は出てこない。 彼が部活を辞めることで、周囲に少しずつ変化が生じていく。 どうやったら0からこんなこと思いつくのだろうか。。 周囲との摩擦で、大好きなものから遠ざかる桐島君。 侮られても目を輝かして好きなことをする映画部の2人。 イケてる風ではあるが、空っぽの宏樹。 高校生をいろんな角度から切り取ってみると、こうなるんだなーと。

    0
    投稿日: 2019.12.28
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    立場が変われば、世界の見方は全く違う。相手の立場に立つなんて、絶望的だよ。一人ひとりの状況は、極端に過酷か、極端に生温く、空気感が全く違う。最後の2人の物語を読んで、気が引き締まりました。

    1
    投稿日: 2019.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【読間】 だいたい中間地点。 ・・・青春群像劇、ってな煽りだったが…少々退屈だなぁと思いながら読み進めているところ。彼が「部活やめた」というくだりは何度も出てくるが、一向に登場しない「桐島」。 これでもか?と畳み掛けるようにスクールカーストにフォーカスした心理描写。(この感じ、“懐かしい”とは思うものの…こうまで重ねられるとね…と) ……と、そんな中での一編 ●「宮部実果」 ・・・一見するとカースト上位なチャラ女子の話と思いきや、“母(義理の)が壊れた”という衝撃の設定。父を想い、苦しみつつも義母をも想う健気さに、切なくなってくる。連作短編集のこの先(残り半分?)で、彼女に何らかの救いが訪れますよう…アーメン♪ 【読了】 朝井リョウの初読み。 作品も作者名も十分に何度も目にしている有名どころ(?)ではあったが、表紙もあらすじも「若い」感じに何となく敬遠していたが、IWGP文庫最新作の巻末に載った対談を読んで改めて興味を惹かれ、手に取ってみた。 つまらなくは無く、読み終えられた。が……… 結局、桐島は一度も登場しなかったね(笑)。 結局、「宮部実果」の事情も好転することは無かった。 (それがリアルではあるけど) (十年前の)「今」の高校生たちの日常を、ひたすらリアルに切り取った…そんな一冊、というのが正直な感想。 ★3つ、6ポイント半。 2019.12.04.新。 ※作中何度も描写される、「上」とか「下」とかいう心理描写・・・うん、分かる。たしかにリアル。 でも……ちょいとくど過ぎやしまいか? 朝井さん、「上とか下とか…」のあれこれに、特別なコンプレックスでもあるかしら? ※映画化された原作だというのは、巻末解説文を読まずとも知っていたが・・・特定の主人公やら特別なクライマックスなど無いこの群像劇が、どんな構成と演出で映像化されたのかは、非常に興味あり。機会が合えばレンタルしてみよう。 ※「ジョゼと虎と魚たち」も、観てみたくなった。

    4
    投稿日: 2019.12.03
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    高校生の不安定な時期の心理描写が丁寧に書かれている。19歳でこれを書いたというのに驚いた。 なんでも上か下かのグループで判断する時期で、しかもそれが、ダサいかどうかで決まってしまうのもリアルだ。 こういう高校生たちが、何者の就活生に繋がっていくのが、なんとなく想像できる。

    1
    投稿日: 2019.11.24
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    この作品で一番驚いたのは、題名に出てくる主人公であろう桐島の人物が全然登場しないことでした。他人から見た桐島像はあるものの、そのまま進行し、終わったので印象がとても強く思っています。また、高校生たちの人物像が瑞々しく描かれていて、ああいうキャラクター昔いたなと思わせてくれました。丁寧にキャラクター像が描かれている印象でした。 桐島像の色んな視点を見ることによって、そこにいないのになんとなくですが、キャラクター像が浮かび上がるのは凄いなと思いました。 朝井さんは執筆当時、学生ということで、若者らしい視点での描き方が新しいようにも感じました。 映画化もされましたが、こちらの方も面白く、役者が今にして見れば、有名ばかりじゃんと思ってしまいました。たしか日本アカデミー賞にも受賞されましたので、併せてみてみても良いかなと思います。

    5
    投稿日: 2019.10.07
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    もう、高校生たちの心理描写がものすごい。 そして、思春期のじぶん含み、あまりひとに見られたくない、そして気づかれていないだろうと踏んでいたモヤモヤしたちょっと恥ずかしい部分。そこが実はめちゃくちゃ観察されていて、さらにずかずか入ってこられるような感じ。笑 朝井さんの観察眼に驚嘆するとともに、おそろしくも感じました笑

    2
    投稿日: 2019.10.07
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    バレーボール部のキャプテン桐島が部内で浮いてしまい、部活をやめます。その後、周囲の高校生たちにわずかな変化が広がっていきます。その桐島は最後まで出てきません。 バレーボール部の小泉風助、ブラスバンド部の沢島亜矢、映画部の前田涼也、ソフトボール部の宮部実果、野球部の菊池弘樹、部活も校内での序列も違う5人が順番に語り手となって、緩やかに高校生活が進んでいく連作小説です。宮部実果の物語は泣きました。最後に文庫版に追加された中学生時代の東原かすみの物語が、映画部の前田涼也の物語へと続き、それぞれの思いに心を動かされます。17歳の心の動きや思いを、見事に表現しています。

    4
    投稿日: 2019.10.02
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    今から10年以上前、私は高校生だった。朝井さんとは同い年。だから書かれていることがすごくイメージできる。でも、私は高校生の頃のことをあまり思い出せない。きっとこの本のようなことが繰り広げられていたはず。 当時の私はなんも考えずに仲間と戯れていた。おそらく。その場のノリに合わせて。人を見た目やキャラの雰囲気で判断して。空っぽだった。ただその時間を楽しく過ごしていた。それだけ。 それにしても、なぜ中学生や高校生は目の前の世界が全てになるのだろうか。私もそうだったが。 きれいな青春ではない、生々しい世界。そこに生きる登場人物のやりきれない心情がとても伝わってくるいい本だった。

    1
    投稿日: 2019.08.24
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    ◯天才だ、朝井リョウ。 ◯まず、もはや月並みな感想だが、タイトルからしてずば抜けたセンス。思わず口に出してみたくなるワーディング。 ◯内容としては、ゴドーを待ちながらと同じ形式、と友人から聞いたものの、これはどちらかというと素直に青春群像劇。ストーリーも特段凝ったものではなく、等身大の高校生を描いている。 ◯しかし特筆すべきは情景描写。映画の細かいコンテのような、漫画のコマ割りのような、シーンがカットごとに分かれて、詳細に演出されて、頭の中に入ってくるのが印象的。 ◯文章がやや青臭い感じがするのだが、それも一つの演出と考えると、総合的には筆者の狙いどおりの作品に仕上がっていると思う。 ◯この本で一番残念だったのは解説。本編からの流れで突入すると、脳の中にノイズが入ってくる感じ。

    7
    投稿日: 2019.08.22
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    朝井さんとは同い年。 なので、この小説の高校生達の感覚はまさに自分の高校時代とおんなじだった。 細かいところだとチャットモンチーの恋の煙とか、RADWIMPS流行り始めとか、ジョゼや岩井俊二、セブンティーンアイスなどなど。 可愛い・かっこいいとされる制服の着こなしとか髪型とかも一緒だから、多分今の高校生からすると少し古いのかな? まぁ、それは置いといて。 一軍、二軍だとか、 スクールカーストだとか、 イケてる・ダサいグループとか。 大人になってみると馬鹿馬鹿しいものが世界の全てになっちゃう10代はほんとに息苦しい。 深刻な現状や、嫉妬や、葛藤を見せられない「仲間」と馬鹿騒ぎして「空っぽ」を演じる自分。 ほんとに「空っぽ」なやつが「空っぽ」ゆえに主導権もって周りを見下してたりして。 あるあるー、と思いながらも 好きなものを好きと言える大人になれて、よかったと思う。 自分が子どもだって自覚してる実果が実は大人なのかも。一番しんどい現実に生きてるけど前向いてる。 そして最後のかすみの話、好きだ。

    2
    投稿日: 2019.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桐島くんが部活をやめたことがきっかけで、変化する日常を複数の生徒の目線から語られている話。 容姿や愛嬌、社交性の高さが、ランキング要素で、それをもとに人をマウントする心理が良く描かれている。 高校生にとっては、学校が世界のすべてで、そこでの人との関わりの中で自分がどういう立ち位置であるか、それが本当に大きなことだと感じるのはよく分かるし、それがとてもリアルに表現されている。

    4
    投稿日: 2019.08.12
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    初めて読んだ朝井リョウ先生の小説。誰にでもストーリーがあり、考えがあり、ドラマがある。そんな一冊……。ところで桐島は何処に?

    3
    投稿日: 2019.07.23
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    スクールカーストの中で生きる高校生のリアルな姿 連作短編となっていて、桐島が通う高校の、6人の高校生が主人公の物語。 学校の中心人物である桐島が、バレー部を辞めた。 それぞれの階級に分かれる6人の主人公に、この事件が与える影響と、6人の心情がとても面白かった。 スクールカーストが、この物語の軸となっている。 1「高校って、生徒がランク付けされる。 なぜか、それは全員の意見が一致する。授業で訳わかんない答えを連発する奴でも、ランク付けだけは間違わない。」 クラスには必ず、そういったランクがある。 そして、誰も言葉にはしないけれど、全員が認識している。自分より上か、自分より下か。 2「本当は、世界はこんなにも広いのに、僕らはこの高校を世界のように感じて過ごしている。」 高校生なら誰だってそうだと思う。 だから、周りを気にするし、ランク付けもする。 前田涼也は、下の階層にいる。でも、そんな自分でもいいと思っている。好きなことに全力で飛び込める涼也は、どんな世界でも輝いていると思った。 3「一番怖かった。本気でやって、何もできない自分を知ることが。」 菊池宏樹は、高校一年生の時に、野球部を辞めた。 いや、正確には、サボり続けていた。そして、立ち向かうことも、逃げることもできない自分に、毎日イライラしていた。 けれど、宏樹は、自分より下の階層にいる涼也が、夢中になって部活の話を見て、圧倒的な光を感じた。涼也にはあって、自分にはないモノに気がつく。 高校という独特の世界観と価値観。 その世界で、もがき苦しむ彼らが、とても共感できた。

    4
    投稿日: 2019.07.18
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    1度は手に取ってみようと思っていた朝井作品。正直、高校生ものだしなぁーと思いながら開いた一冊でしたが、若くて未完成な心の揺らぎがダイレクトに伝わってきて思わず作品世界に引き込まれました。甘酸っぱい青春ではなくほろ苦くそして、ちょっと心が痛くなるダークな部分をフューチャーした作品でした。読んでよかった。

    4
    投稿日: 2019.07.09
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    映画はだいぶ前に見てて、面白いとは思ったけど、世間が騒いでるほどにはハマらなかった。 映画は上手いこと再構成してたんだなという印象。オムニバス形式の群像劇っていうのはどっかで聞いた気もするけど、こういう作品だったか。 で、やっぱりどれも心に刺さる。何というか「あの頃の痛さ」が蘇ってくる。 ただ、どの物語も、最後は少し前向きな形で終わるので、後味は良い。 原作を踏まえて、改めて映画の方も見たくなった。

    1
    投稿日: 2019.07.04
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    5年ぶりの再読。 軽快に本質を突いてくる感がして、とても好きな小説。 スクールカーストって概念を意識したのは、確かこの小説読んでからだったと思う。 それぞれの立場で、みんな抱えているものがあって大変。 でも、ひかりがあって眩しい。 かすみが、いちばん輝いているなぁ、と思った。

    22
    投稿日: 2019.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ついにこれを手にしました。他のものは読んでいてもなぜか手が伸びなかったこれ。うまいなぁ、ティーンの思考を表現するの。作者とは10近く年が違うけど自分の経験で十分入り込んでしまった。 思ったことをすぐ口にできるのって、若者の特権?年をとるにつれてある程度の数の人に揉まれていくと、自分の発言を客観視するスキルが上がっていくような。 年をとると昔の感覚を忘れていく、でもまだ自分がそこにいるように感じる近い時代のことを書くのって勇気いるなぁとも思う。 総じて、やっぱり朝井リョウさんおもしろい。

    3
    投稿日: 2019.06.14
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    軽く読める本だと思って読み始めたのですが、高校生のリアルな描写に思いがけずどっぷりはまり込んで読んでしまいました。私自身が中高生だったずいぶん昔でもスクールカースト的なものはあって、思い出させられたのは甘酸っぱさとともにズキンと音をたてるちょっとした痛み。菊池の本心が明かされるラストはぐさぐさと刺さってくるものすらありました。映画部の二人は眩しかったですし。何を書いてるのかわからない、と言える人をちょっとうらやましく感じます。酷評もあるようですが、私はこんな描写ができるこの作家さんの若い感性は好きです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    桐島は本当は何を思ってたのかが気になります。 それを明かさずに余韻を残すのがこの小説の良さだと思いますが。。

    1
    投稿日: 2019.05.19
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    めっさ好き。 学校という閉鎖社会の、それぞれの階層からの景色、もやもやを生々しくリアルに描いた本。この高校の生徒、全員自分を俯瞰しすぎて怖い。絶対偏差値は高いけど、同窓会とか少ない感じの高校。 特に展開が動くわけでもないけど、一般的な高校生活を送った人なら十分読み応えのあるはず

    1
    投稿日: 2019.05.05
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    高校生とは思えない語彙に圧倒されつつ読み進めた。 桐島、部活やめるとは近かったり、遠かったりだけど 自分の子供たちをちょっと理解してあげられた気がする。

    0
    投稿日: 2019.04.30
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    既に10年前に大学在学中であった著者が描いた高校生のリアル。校内のグループの違いを意識するってのは昔からあったと思うがスクールカーストと呼ばれ過剰に意識されるようになってきたのはいつからか。マイペースが幸せである、と思う。

    1
    投稿日: 2019.04.21
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    なんてみずみずしく、なんてヒリヒリするんだろう。 青春の光と影が、高解像度カメラで、やさしくやさしく丁寧に、映し出されているみたい。 心が静かに震えた。何年か後にまた読みたい、読むことになる本だと思う。

    1
    投稿日: 2019.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとなく爽やかで最後にリンクがつながる感はこの著者の手腕。 予想はしていたが、最後まで桐島は出てこない。

    1
    投稿日: 2019.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5人の視点から描く短編、なのに桐島視点が無いのが面白い。 社会人になっても見た目が大切!!は鉄則だけれど、高校生の頃のスクールカーストは異様だった。。。 誰と一緒にいるか、も査定に入ったし、クラス替え時最初に誰に声をかけるかで1年のグループが決まることに嫌気がさしたけれど、しょうがないわけで。 一見彼氏持ちでかわいい部類に属する女の子 運動ができて、いけてるグループに属する男の子 だがしかし、彼らには彼らの悩み、問題があって 一見ださい・さえない部類の男の子の本人すら気づいていないキラキラした部分をうらやましくなったり 正に「隣の芝は青い」 蟻とキリギリスじゃないけれど、早くからやりたいことがあるのはうらやましい反面、多勢の中では浮くこともあったり、辛かったりもするわけで 20歳を超えてクラスメートを思い出すと 当時の自分の好き嫌いとは真逆の印象を抱く人もいるのだろうな。。 イジメはひどい、とは今は偉そうに言えるが 当時は本当些細な事がきっかけでハブられたりしたり 未成年の集団生活とは恐ろしい。。。 一過性だと伝えたいが、あのころは一日がとても長かったし、難しい。。。 桐島目線だと高校生活、部活はどう見えるのか、描かれているのか、も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2019.02.26
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    MARCH=明治(M)、青山学院(A)、立教(R)、中央(C)、法政(H)。 radwinps?? in maze but, the popular young confused.

    1
    投稿日: 2019.02.19
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    高校生の時に知りたかった。 こんなことを考えながら学校に行きたかった。 悩みは尽きないし、所謂多感な時期に自分は人と違うと思いながらこの本を読んで、自分がいかに自分を特別だと思っているのかを確信したかった。 結局はそう思っている時点で周りと同じなんだけど。

    2
    投稿日: 2019.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単純に、映画の方が好き。でも映画の中では表現されていなかった登場人物の心情などが丁寧に描写されていて映画とリンクするところがあった。 学校には必ずカーストというものがあって、生徒の誰もが自身がどこに位置するのかを知っている。 誰もが他人を羨ましく思ったりする。でもそれが「下」から「上」への感情だけではない。「上」から「下」の場合だってある。自分に無いものを持っていたり、ただ単純に、それが好きなだけで頑張れるのが羨ましかったり。 個人的には解説にもあったように、羨ましさを「ひかり」と表現していることが印象に残った。 「前田の目が開いた。どこか広い世界へと続く扉が開くように、前田の目が開いた。その時俺は、ひかりを感じた。開いた扉の向こう側からこぼれ出たひかりの線を見た気がした。」 「きっとレンズの向こうに映るバドミントン部の姿は、この目で見るよりも遥かに美しい。だけど、そのレンズを覗く映画部ふたりの横顔は、ひかりだった。ひかりそのもののようだった。」 空の表現も美しかった。学生生活は儚いものだったんだなと思い知らされる。

    0
    投稿日: 2019.01.10
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    田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。

    1
    投稿日: 2019.01.06
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    スクールカーストのリアル感など、各話にはそれぞれ鋭さがあるのだが、全体的に淡白な印象 ―― https://bookmeter.com/reviews/59388177

    1
    投稿日: 2019.01.02
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    映画化されてから、観たいな読みたいなと思って、やっと手にした本。あらすじを読まないで読みはじめるのが好きなので、映画化のポスターの印象から、神木隆之介くんのあのメガネの人が桐島だとずっと思ってたけど、違った。 高校時代を振り返れば彼らのような思考はあったかもしれないけれど、よく思い出せない。それとも、こんなにきれいに言語化できていなかっただけで、同じようなことを考えていたのかな。 高校生のときに読まなくてよかった、と思う。こんな本を読んでしまったら毎日考えなくていいことを考えてしまいそう。高校生から離れて読んだからこそ、楽しめたように思う。

    2
    投稿日: 2019.01.02
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    ものすごく痛い。 自分より格下だと思える人を見つけて安心して「あいつらよりはイケている」という自負だけが自分のアイデンティティーを支えている人たち。こういう空気が嫌で嫌で絶対にその仲間内になりたくなくて、だからそういう人たちを内心で蔑むことでなんとか教室に居られた学生時代を思い出して心が痛くなった。 無様でも失敗しててもサブくても一生懸命な人たちを馬鹿にする人たちが一番ダサいこと、誰かへの感情は人から吹き込まれたこととか噂とかじゃなくて自分一人の気持ち次第なんだということ、こんな当たり前のことにいかにして早く気が付けるかで、10代の過ごし方は大きく変わるよなぁと改めて思った。

    3
    投稿日: 2018.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説とは、自分が共感できるところに惹かれるものだと思う。もちろん、一般化することはできないけども、少なくとも私にとって小説で惹かれるところ、ついマーカーで線を引きたくなるところというのは強く共感できるところ。あーそういうのあるある!みたいなところである。それが強すぎた。この小説を読んでいるときに私の眼前に立ち上がってきた世界は、私にとっての中高時代に過ごしてきたそれと同じすぎた。人は同じすぎると嫌悪感を覚えるものだが、その感じに近い。例えば、クラス合同の体育の時間に、上のグループはクラスの垣根を超えて集まり仲が良いのに、下のグループはクラスの垣根を超えて仲良くなることは決してないという、今はもちろん当時も意識していなかったが、生々しくてリアルすぎる情景というか、たしかに実在したそういう事実をありありと突きつけられると、それと同じ状況を自分の記憶からたぐりよせてきてしまって、そのときの映像が強制的に自動再生される。それはもうどうしようもない。目の前でダイナマイトが爆発して、それをみている観察者としての感覚ではない。それに巻き込まれて被曝してしまった被害者の感覚である。自分が思い出したくない過去はしっかりと自分の無意識に鍵をかけて幽閉しておいたはずなのに、この小説はそんなことおかまいなしにずけずけと私の中に侵入してきて、いともかんたんに鍵を開けてその過去をとりだしてくる。どうだ、これがお前のみたくなかったものだろワハハと言ってそれを私の目の前にずいずいと差し出してくる。私はどうすればいいのか。あぁ、そんなこともあったなって、のほほんと懐古している場合ではない。朝井リョウ恐るべし。

    2
    投稿日: 2018.12.21
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    飛び出す、という言葉を僕たちは体現できる。十七歳のこの瞬間だけ。 一番怖かった。 本気でやって、何もできない自分を知ることが。

    1
    投稿日: 2018.12.15
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    桐島が部活をやめることによって、周りの人間の生活がほんの少し変わりだす。繋がってないようで繋がっている。これはのみのぴこに似た感覚。

    1
    投稿日: 2018.11.29
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    高校生の多感で繊細な人間関係を多角的な視点でとらえていて面白い 優等生、人気者だけではなくクラスで目立たない人達まで含めて どのようにコミュニティが形成されているのかよく分析されている

    0
    投稿日: 2018.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルが秀逸。 それだけで☆ひとつ分です。 小説はスクールカーストがモチーフになっているけど、そもそもそのカーストって誰が決めたのだろう? 「イケてる派」と「イケてない派」が仮にあったとして、それは上下に、または優劣など付けれないはず。なのにいつのまにやら区分けして差別していく。 「イケてる」「イケてない」はただの個性であり、 肌が黒いとか、白いとかと一緒のはず。 個性を差別するから苦悩が生まれ、不自由が生まれるんだと思います。 苦悩や不自由は、差別される方(イケてない派)はもちろんですが、本質的には差別する方(イケてる派)もその悪影響を被っているんです。 それに気づいたのが菊池くんであり、かすみちゃんであったのだと思います。 菊池くんはスクールカーストを突き抜けることができるのか? 菊池くんと、前田くんが卒業までに心を通じ会わせることができるのか?そこに、かすみちゃんが加われば尚良し、そんな続きを想像してしまいます。 「歴史の進歩とは、不条理な差別を解消していくこと」 話は大袈裟になったけど、むかし読んだ本の上記のような一節を思い出しました。

    1
    投稿日: 2018.11.17
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    朝井リョウさんが好きと言いつつも、この作品を読んだことはなかったので今更ながらではありますが、読破。 細かい心理描写やらちょっとした表現が理由でこの人を好きになったので、桐島を読んだらさらに大好きになりました。1回じゃ読み切れてないと思うので、何回か読み返すつもりです。

    1
    投稿日: 2018.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物それぞれに共感できた。 自分にも確かにこんな時代があったよなーと切ない気持ちにもなる。 映画を観たことがなかったので、どんな話か全く知らずに読んだけれど、まさか桐島が一度も出てこないとは思わなかった。笑 直接は登場しないけれど、彼がどんな人間なのか想像する材料はちゃんとあって、そんな彼だからこそ登場人物全員と関わりがあるわけではなくとも影響を与える存在だったんだなあと。 こういう形式の小説は初めて読んだけど、一人一人の心情に深く触れられて楽しかった。まだまだ読書初心者だけどもっともっと色々な本を読みたいと思えた。

    0
    投稿日: 2018.11.08
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    詩人サミュエル・ウルマンによると、青春とは年代ではなく心の様相をいうのだと。高齢者に元気を与えてくれます(^-^) さはさりながら、17歳は青春真っ盛りの時ですね。西郷輝彦が映画デビューしたのは「十七歳のこの胸に」(1964.11公開)でした。本間千代子との共演、あの頃は歌がヒットするとすぐ映画化されました。さて、朝井リョウさんの「桐島、部活やめるってよ」(2010.2刊行、2012.4文庫化)を読みました。17歳、高校2年生の青春真っ盛りの男女の胸の内が今様の様相で描かれています。

    1
    投稿日: 2018.10.21
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    映画の方が良いね/ しかし思ったより上手かった/ これを映画にするときにどういう発想であの設定までもっていったのか少し興味が湧く/ しかしそれだけ/ 虚無はないよ/

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    映画から入りました。 映画の方が桐島への依存度が全体的に高く、桐島が部活を辞めることがとんとでもない出来事として描かれ、こちらの方はクラスの一人の出来事やキッカケとして描かれている感じがしました。 同世代で似たような学校カーストを経てきたので、共感できるところが多かったです。

    1
    投稿日: 2018.10.04
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    最初に彼のエッセイ読んで、面白かったので小説を読んでみた。今の私の年代のせいなのか、エッセイほどの気持ちにはならなかった。他の小説を読んでみるかどうか検討中。

    1
    投稿日: 2018.09.09
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    朝井リョウがこれを19歳で書き上げたのには驚き。 その若さだからこそ高校生の心の動きがこんなにもリアルにわかりやすくかけたんだと納得。 吉田大八監督が映画のラストであのシーンを持ってきたのもなんとなくわかった。

    1
    投稿日: 2018.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学生高校生時代のリアルな感じが描かれている。人間関係の鬱屈した感じだったり、逆に小さな事で目の前が広くなるように感じたりするのは、若さゆえだよなあと思った。

    1
    投稿日: 2018.08.29
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    部活をやめた桐島を最後まで出さず、周囲の5人の心理を描くという構成。「本気でやっても何もできない自分を知ることが(こわくて)逃げていたことに気付く。」「大丈夫、お前はやり直せると霧島にいってやろう。」そして宏樹はグランドに向かう。

    1
    投稿日: 2018.08.03
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     まず、タイトルがうまい( ´ ▽ ` )ノ  これだけ広く世間に知れ渡り(かつパロられた)タイトルは、「限りなく透明に近いブルー」「塀の中の懲りない面々」以来かも( ´ ▽ ` )ノ(「セカチュウ」てのもあったけど、あれはそもパクリだからな……)  そして、体育会系・文化系・帰宅系、各部活部員の生活・心情をこれだけ緻密に描写した力量に感服(゜o゜;  どれかひとつだけならまだしも(゜o゜;  しかも、性別まで超えて(゜o゜;  19歳でここまで書けたとは、末恐るべし(゜o゜;  テーマは「スクールカースト」=自分たちで勝手に作り上げた「檻」の中での安息・馴れ合い・現実逃避……「自由・成長・自己変革」への恐怖( ´ ▽ ` )ノ  この檻を破って外界に一歩踏み出す瞬間が、各章のクライマックスになってる(迷いに迷って、結局それができなかったやつもいるけど)( ´ ▽ ` )ノ  なかなか見つけられないけど、じつはどこにでも潜んでいる「ひかり(突破口)」、これと遭遇するチャンスに出会えるか否かで、その後の自分の中での「青春」の定義がぜんぜん違ってくるんだよね( ´ ▽ ` )ノ  特に序盤、描写がくどかったり、構成にぎこちなさがあったり、キャラクター各人が素直すぎたり、傷も多くて百点満点の作品とはいえないけど、記憶に残る愛すべき作品であることはたしか( ´ ▽ ` )ノ  続編、桐島視点の作品をちょっと期待したいけど、でもそれは各読者が自分なりに想像すべき物語なのかもね( ´ ▽ ` )ノ 2018/07/29  

    2
    投稿日: 2018.07.29
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    自分の高校時代を、1980年代を、思い出そうと試みる。クラス内ってこんなに上と下をめぐる共通意識があったかな?男女比が5:1くらい、というかなり変わった構成だったからか、目立つ男子連中はいたけれどそれとランクっていう意識はリンクしていなかったように思う。女子も、可愛くて運動神経抜群な子達もいたけれど、そうでなくてもクラスを仕切れる子はいて、私自身は人は人って思ってた。話す人、話さない人、つまり自分と関わりのある人ない人の区別はあったなぁ。なんか、目に見えない敷居はあったなぁ。 2000年代からこっちくらいの人たちは、この作品で描かれている感覚を共有してるのでしょうか?

    1
    投稿日: 2018.07.28
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    夏フェア本。桐島を「リアルな感じ」と評する何かを目にしたが、確かに。リアルで独特な空気感が濃いい。個人的には読み時に賞味期限がある作品だと思う。甘酸っぱいような、ほろ苦いような。たかだか3年間の、人生の通過点が、なんでこんなにもその後の人生に色濃く影を落とすのか謎だが。レベルがある程度平均化されている高校というコミュニティ。その中にもハイロウがあり、身の丈にあった時を過ごそうとする人もいるが。好きなものを好きといって、楽しんだもんがちだよ。それで桐島は一体誰でなんだったんだよ。と思ったのはここだけの話だ。

    1
    投稿日: 2018.07.24
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    桐島にまつわる話であると思っていましたが、桐島本人は小説には殆ど出ておらず、その周りにいる高校生達の話でした。小説の物語の進め方としてこういう方法もあるんだなと、とても衝撃を受けました。 小説にも度々出ていた誰が自分よりも「上」か「下」かといった考え方は残酷に思えて読んでいて時々辛くなり、今の中高生は大変だななどと思ってしまいました。それと同時に社会人の世界にもこういうのあるなぁと、感じました。 全体としては青春の甘酸っぱくほろ苦い感じのよく出ている、とてもいい本でした。

    0
    投稿日: 2018.07.01
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    7年前に読んでいた事を忘れ再読。 登場人物の台詞か関西弁風なのは少し読みにくいが、高校生の心情を丁寧に描いた佳作。

    1
    投稿日: 2018.06.30
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    題名から、1人の主人公にずっとフォーカスを当てた話かと想像していたが、章ごとに主役が切り替わる進み方。でも、それぞれの主役が全く繋がってないわけでも深く繋がっているでもないような不思議な感じ。読み終わるのに時間がかかったという事もあり、『この人、前の話の誰と友達やった?』みたいな事が結構あった。各章毎の読み応えは、しっかりあって良い本だと思った。

    1
    投稿日: 2018.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ワカモノの世界だから、どうかな、、と思いながら読み始めたけど、すごく面白かった。小説のチカラって感じ。19歳で書いたんだ、すごいな。 出身地と舞台が近いこともあって方言も嬉しくなるような感じだったこともある。 好きなのは、涼也、実果、2度目の宏樹、そしてかすみ。 続きが読みたい 各人物の。 他の人物の視点の。 そしてやっぱり、桐島の視点を読みたいなぁ

    2
    投稿日: 2018.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桐島が部活をやめるのかやめないのか、どうするのかっていう話かとおもっていた。 小泉風助…難しい立場だ…どろどろなんてしてないよっておもう 沢島亜矢…応援なんてしたくないのに、応援するよ!っていっちゃう学生時代の感覚、めっちゃなつかしい 前田涼也…武文と涼也とはなしたいなーとなる。楽しそうにしてるとこをみてたいなーとおもう 宮部実果…めっちゃ切ない。。。けど前にすすんでくかんじがよい 菊池宏樹…好感度UP 東原かすみ…なんかすごくすき。

    1
    投稿日: 2018.06.16
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    朝井リョウ、いいらしいよ…とは聞いていたのだが、青春もの高校ものが苦手なので、避けてきた。 このたび、とある読書会のため読んだ。 ああいま自分が高校生じゃなくてよかった、と思った。「宮部実果」がとりわけつらかった。閉塞感、テキトー感ともによく出ている。

    1
    投稿日: 2018.06.15
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    あぁ、この「空気感」、知ってる。 朝井リョウという人物が弱冠19歳でこんな小説を書いてみせたことが凄い、そしてきっと多くの人が経験したことのある、あの「空気感」を再現したことも。 読んでると、自分の中高生の頃、あの時の感覚を思い出して、あぁ沁みるなって。学校ってうのは、ほんとにこういう場所だった

    7
    投稿日: 2018.04.17
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    図書館 初朝井リョウ。さらっと読めて面白かった。セリフが軽妙で全体の雰囲気を作ってる、キツくない方言と若者らしい適当な言葉遣いの加減が絶妙。後から振り返れば一瞬で、とても狭いものなのに、過ごしているその時は無限で、それが世界の全てのように感じる高校時代独特の感情をとてもよく表していて感心しました。群像劇なのでドラマの進行はあまり無いんだけど、この作者でそういう作品も読んでみたいなー。これから朝井リョウ月間の予定です。

    0
    投稿日: 2018.04.15
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    高校生活のヒエラルキーを描いている作品。クラスの中心でトップに君臨するグループにいる子、地味なグループでクラスの中でも肩身の狭い思いをしている子、それぞれの苦悩が描かれておりどちらも共感できる部分があった。 自分の見た目、周りの友達がイケているかどうか、志望校、部活での立ち位置で人を判断していることにくだらないと感じながらも自分も同じ尺度で同級生を自分より上か下か判断している姿が残酷でありながらも高校生らしいと感じた。 自分は今社会人になったが、どこかしら自分も周りもこのような考えを持っている気がした。 また、映画部の前田は地味な自分に引け目を感じているものの、映画という没頭できることがあり一緒に取り組める仲間もいて、ヒエラルキーの上に存在しているだけの人達よりも眩しく輝いて見えた。

    1
    投稿日: 2018.03.21
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    作者が現役高校生のときに書いた作品というのは後から知ったことだけど、なんとなくしっくり来なかったことの理由が、それでわかった気がした。あたしは、この教室の空気になるべく触れないように過ごしてきたし、そうしたいと思い続けていたから。桐島が出てこなかったことにとにかく驚いた。ネタバレ…か?

    0
    投稿日: 2018.03.03
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    自分が高校生のころ、スクールカーストという言葉は無かった。 集団生活だから、仲の良いグループはあったものの気の合う人とつるむのが楽しかっただけであって、こんなに上とか下とか意識してた記憶がなく あまり共感できなかったので、自分の感性が老いてしまってるのではと不安になる。 世の中の人がこの作品を評価しているということは、それだけ悩んでいる人がいることなのか。 朝井さんの作品は、何者についで2作目だけど、他者との比較の文章が多く、自分を見つけられていないモラトリアム的な要素が強いので、10代向けだなあと感じた。 30代の私は、おそらくもう読むことはないと思う。どう映画化したのか気になるので、機会があれば見てみたい。

    1
    投稿日: 2018.03.03
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    朝井リョウの感性の鋭さに驚かされる。 高校時代の何気ない日常が鮮明に蘇ってくる作品。 色褪せない名作。

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    投稿日: 2018.02.25
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    主人公が登場しない青春偶像劇。読者は主人公について伝聞の情報で想像するしかない。桐島はなぜ、熱心だった部活を辞めたのだろう。答えは出ない。しかし出すことは出来る。噂話に興じた事のある人へ。ところで私、桐島くんと同じ部活だったのだけれどさ(新情報)

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    投稿日: 2018.02.11
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    高校生の頃ってこんな風に多感だったんだと思い出させてもらった作品。一生懸命になりたい何かを探し続け、一生懸命な友人遠巻きに覚めた目で見てみたり...自分だけの世界に自信が持てず、常に誰かの視線を気にしていた頃。菊池宏樹の章で彼がひかりを見つけた瞬間ホッとした。彼は大丈夫と。宮部実果の章は切なかった。

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    投稿日: 2018.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代の高校生の「高校」という空間における不思議な生きづらさを、さまざまな位置の高校生の視点から見事に描いている。僕は95年生まれで2011年に高校に入学したが、自分が当時(あるいは今も)感じていたいろんな生きづらさを、この本の中で再確認した。 大きな筋としては、「桐島」というバレー部のキャプテンが突然部活を辞めるといった事件が起こる。その事件自体が主題ではない。ただし、ここに登場する5人の高校生(桐島本人はリアルには登場しない)の高校生活に、その事件は少しずつ変化を与え、その変化から5人自身が何かを感じ受け取りながら少しずつ変化していく、そんなちょっとした変化の描写から高校生の生きづらさを巧みに描いていく。 中でも存在感を持っているのは、前田涼也と菊池宏樹、そして1人だけ中学生時代で登場する東原かすみである。前田の心理描写から、高校生の生きづらさが集約的に伝わる。 ”僕にはわからないことがたくさんある。/高校って、生徒がランク付けされる。なぜか、それは全員の意見が一致する。英語とか国語ではわけわかんない答えを連発するヤツでも、ランク付けだけは間違わない。大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部。/上か下か。/目立つ人は目立つ人と仲良くなり、目立たない人は目立たない人と仲良くなる。目立つ人は同じ制服でもかっこよく着られるし、髪の毛だって凝っていいし、染めていいし、大きな声で話していいし笑っていいし行事でも騒いでいい。目立たない人は、全部だめだ。/この判断だけは誰も間違わない。どれだけテストで間違いを連発するような馬鹿でも、この選択は誤らない。/なんでだろうなんでだろう、なんて言いながら、僕は全部自分で決めて、自分で勝手に立場をわきまえている。/僕はそういう人間だ。そういう人間になってしまったんだ。”pp89-90 僕にはとても共感できる描写だった。「下」の人間が「上」を真似しようとすると、「痛いね」などとささやかれる。「下」の人は「下」らしくあらねばならない。そして、そんな風に周りの目ばかり気にしてしまう自分のことも嫌いになる。。。 実は、前田は中学の時には「下」「目立たない人」ではなかった。それどころか”それなりに「上」のグループ”に属していた。高校で同じクラスとなった東原かすみとも中学時代には仲が良かった。でも高校では話さなくなる。そして「下」になってしまう。不思議なもので、僕自身、中学時代には高校ほど生きにくさを感じていなかった。高校生の独特の生きづらさが描かれていてとても面白い。 前田の描写から「下」であることの生きづらさが強烈かつ鮮明に描かれるが、この本のすごいところは、実は「上」も生きづらさを抱えているのだということをきちんと描写するところだ。菊池涼也の視点からそれが描かれる。 菊池はクラスで最上級に属する人だ。しかし、「上」や「下」を気にしながら生きることの空虚さ、「上」であることに必死になり「下」を「下」であるということだけでバカにすることの空虚さを感じている。でもそんな感情は矛盾もしている。その矛盾をも菊池は感じている。 ”だけど俺は、本当にたまに、だけど強烈に、沙奈(菊池の彼女--引用者)をかわいそうだと思う。(…)沙奈はきっと、これからずっとああいう価値観で生きていくんだろう。(…)ダサいかダサくないかでとりあえず人をふるいにかけて、ランク付けして、目立ったもん勝ちで、そういうふうにしか考えられないんだろう。だけどお前だってそうだろうが、と、夕陽に長く伸びる自分の影を見て思った。”pp188-189 そして圧巻なのは、菊池と前田の「交錯」の瞬間である。それは、前田に、同じ映画部に所属している武文が「今日から撮影やっぞ!」と呼びかけた瞬間の前田の表情を見た時の菊池の心理描写に表現される。 ”そのとき俺は、ひかりを感じた。ひらいた扉の向こう側からこぼれ出た光の線を見た気がした。「わかってるよ」と言って、前田は武文と呼ばれる男子と共に足早にグラウンドから去っていく。/見たことのない表情だった。俺はあのふたりが、教室の片隅で肩身狭そうに雑誌を読んでいる姿しか、見たことがなかった。できるだけ目立たないように、誰の目にも留まらないように、雑誌を広げてあいつらにしかわからないような話をしている姿しか、見たことがなかった。/風は、俺の背中を押すわけでもなく吹いていった。なんだか、イライラする。これをイライラと呼ぶのかどうかわからないけれど。”pp200 それは、菊池が「あわれ」だと思っていた「下」の2人が放ったひかりだった。「上」や「下」を絶えず気にしながら生きている自分自身のちっぽけさを感じさせる「ひかり」だった。 菊池と前田の交錯の瞬間はもう一度訪れる。前田と武文が撮影をするための移動中、カメラのレンズカバーを落とすが、それを菊池が拾って前田に渡すのだ。 ”そのレンズを覗く映画部ふたりの横顔は、ひかりだった。ひかりそのもののようだった。俺は緊張していた。普段は話しかけようとも思わないふたりを相手に、じっとりと手のひらに汗をかいて、指を震わせていた。精一杯の勇気を振り絞って、やっと、トントン、と右肩を突っつくことができた。光が振り返って、俺を照らした。「これたぶん、落としとるよ」俺はぶっきらぼうにそれじゃ、というと、前田に背を向けて歩き出した”pp208 ”一番怖かった。本気でやって、何もできない自分を知ることが。ほんとは真っ白なキャンバスだなんて言われることも、桐島も、ブラスバンド部の練習の話も、武文という男子の呼びかけも、前田の「わかってるよ」と答えた時の表情も、全部、立ち向かいも逃げもできない自分を思い知らされるようで、イライライライライライラして、背中でひかりを浴びる。”pp209 菊池は、前田との交錯を経験しながら、自分の「イライラ」の正体に気づきながら、変化していく。そして、「大丈夫、お前はやり直せるよ。と、桐島に行ってやろう。お前は俺と違って、本気で立ち向かえるものに今まで立ち向かってきたんだから、そんなちっさなことで手放してしまったらもったいない、って、言ってやろう」と決意する。 菊池は、スポーツ万能で野球部だったが、しかし練習にはほとんど出ず、それでもキャプテンから「試合だけでも来てくれ」と頭を下げられるような人だった。菊池の章の前半では、部活に打ち込む人たちについて、 ”校庭ではなんやかんや言いながらボールを追いかけたりラケットをふりまわしている生徒がたくさんいて、俺は全員まとめて馬鹿だなあと思うときがある。別にそれで食ってくわけじゃないんやし、別に全国大会に行けるわけでもないんやし、友達なんてクラスのやつらで充分やし、なにが楽しくて毎日夜まで汗かいとるんやろ、なんて思う”pp185 という。しかし、前田との「交錯」を通じて、成長していく。体裁を気にして、何かに打ち込むことのできない自分を自覚していく。そして桐島に働きかけようとする。 最後に出てくるのが東原かすみだ。彼女は、中学生でも存在している「上」と「下」といったランク付けを、自覚的に乗り越えようとする。このかすみの描写を最後に持ってきたところに、このランクの越境を後押しする筆者の意図を感じる。 (書くことに疲れたのでいったん中断します)

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    投稿日: 2018.01.09
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    当時映画化もされてかなり話題になったので、ふと思い出して読んでみた。 たぶんわたしが期待し過ぎたとか好みとかのせいだと思うけど あんまりハマらなかったなぁ。 さぁっと流れていっちゃう感じ。 思い出して語れない。ドキドキワクワクがない。 ただ、あぁこうだったなぁって懐かしくなったり、 いろいろ思い出したりした! たぶんそれがこの小説の醍醐味。 あとがきで、この時作者が19歳だと知って、 だからこんなに生々しくて、何も起こらないことこそがリアルなんだなって思った。 普通の高校生の間にそんなドラマチックな出来事なんて起きないし こういう小さなこと(桐島が部活をやめること)で 波紋がふぁーって広がる感じはなんかわかる。 高校生の世界ってすごく狭いから、 バタフライエフェクト的な波紋がぶつかる壁がすぐ近くにあるんだよね。 そういう世界を思い出した。

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    投稿日: 2017.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。 至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。 (アマゾンより引用) ずっと読みたかった一冊をやっと読了。 タイトルと内容に結構な差があってビックリ(笑) 何か自分の高校時代を思い出した

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    投稿日: 2017.12.04
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