
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはね、もう大好き。何回も読んでる。禎文式トマトスパゲッティがあまりにも美味しそうだから今度一緒に作ろって彼氏に提案しちゃった♡。香月くん絶対私のタイプの顔してるんだろうなあ。本が好きな男の子だーいすき!最後は泣ける。切なくて、美味しそうで、人間味があってとても好き。ほんとに小説っていうより、人の人生の一部分を見てるみたいですごく面白い。好き
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ古典文学と日常が絡まる九つの連作短編。 長くあっていなかった兄が突然家に帰ってくる。そしていつかの日々のように、兄が作る美味しいご飯を食べながら本について語りを重ねていく。お互いの恋人を紹介しあったりもする。 食べること、恋をすること、本を読むこと、生きることの楽しさや愛情がつまった一冊だった。 同じ本を読んで、同じ景色を見て、同じ料理を食べても、感じ方は人の数だけあるはず。そこに意味を見出すのは感じる自分自身だから。 本書に登場するトマトスパゲティのレシピのように、何かが増えたりかけたりしても美味しくなる。それが人生なんだなって思うと、もう少しだけ肩の力を抜いて生きていける気がした。 大切な人と一緒にご飯を食べたくなるし、誰かとそっと手を繋いで温もりを確かめたくなった。 ここにでてくるトマトソーススパゲッティはいずれ作る!
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ手放すことができずにもう何度も読み返しているため、いい感じにボロボロになりつつある大好きな小説をまた久々に読み返しました。 食べることは生きること、そんなことを思い出させてくれて、ちょっとだけ優しくなれる。そんなお話です。
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ合わない。 モテモテのお兄ちゃんにも、主人公にも共感できず、純文学の知識もないため、全然話が入ってこない。
0投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろんな本と食べ物が出てくる。 読みたいと思ったのは「山椒魚」 食べたいと思ったのが「トマトスパゲッティ」 働き出してから本を読む事が日常になって来て、ご飯を食べるのと同じくらいに本を読みたくなる時がある。それは多分、この本にも出てくるこの感覚をもう知っているからかもしれない。 「たまたま読んだ物語の中に、わたしがいた。ああ小説とは、と思った。どこかの誰かが書いただけの話。まったくの作り物。それがなぜか絶妙のタイミングで、わたしたちの心に飛び込んでくる。とても不思議なことだ。そして、とても大切なことだ。」
4投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ様々な文学作品とともに語られる、幽霊のお兄ちゃんが作る美味しい料理、それから恋。全体的に優しい雰囲気が漂いながらも、喪失の痛みが散りばめられています。お兄ちゃんがいかにゆきなのことを大切に思っているのか、さりげない会話の中でもよくわかります。ずっと続いてほしい日常、でもそれにはいずれ終わりがくる。しかしそれは悲しいものではなく、むしろ温かく優しく穏やかなものでした。
0投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ展開のグラデーションが上手な気がした。 久しぶりに読み返してみて、悲しい展開があったことだけなんとなく覚えていて、まあ最初からいつかは、というのがわかるんだけれども。もどかしい気持ちは抱えつつ読み進めていくと気持ちが上がったり下がったり上手く緩急がつけられているようで私はまんまと?物語の世界にハマっていた気がした。そんな感じで後半は読む手を止められずに勿論泣きながら、読み切った。 やはり一度読んでからも置いておいて良かったなと思った。言葉遣いが綺麗な、本当だったら少し違和感があるこれが好み。
0投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログほっこりする恋愛小説って感じだった。 兄と妹のやり取りが、とっても愛らしくて幸せな本を読みたい時におすすめの本。
8投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログこういった非日常的なお話ははじめてで、以前の自分なら「う〜ん…」という感想だったかもしれません。 けれど、人間生きていると「まさかこんな事になるなんて…」という経験を嫌でもしなければならない事があると思います。 自分はそんな経験をして以降、自分の中から「そんな事あるわけない」という考えがなくなったような気がします。 だから、この物語を読んでもわりとすんなりと入ってきました。うまく言えないけれど、きっとこの物語を読んで、独りじゃないんだと安心した人もいるんじゃないかなぁ。 人生のいつ読むかによっても感じ方が大きく変わってくる話かもしれませんね。
0投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ心温まる日常な話し。 ただ、非日常が日常に混ざり込んでる話し。 大きな後悔を抱えてる人が、これから後悔しそうな人に、かなり過保護でお節介をやく優しい話しだった。 もう少し大きくなったら娘に読ませたい一冊。
1投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ九つの純文学をオマージュした話の中に、兄の優しさと心配がいっぱい入ってる。たくさんのスパイスが絡まり、より深みを増すように。解離性障害と再生、そして歩みを進める心の芯の太さが眩しい。
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ長く会っていなかった兄が突然帰ってきた。本好き、料理好きな兄との暮らしに徐々に慣れ、この生活が続くと思われたが─。連作短編集。 太宰治や泉鏡花など9つの文学作品が各章ごとに出てくる。 飄々とした兄に振り回されながらも、なんだかんだ仲良し兄妹。 兄の作る料理も美味しそう。 終盤の兄の台詞が優しくて、兄妹愛が溢れていて、すごく印象的だった。 締め方も好き。
0投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログ野暮ったい感想もあるかもだが、おっちゃんにはスッと入り込んできた作品。 いいじゃないの、仲良し兄妹。 ツラは不細工でも、ハートはイケメンで有りたい、おっちゃんも精進します。 橋本 紡さんの、他の作品も探して見たくなりました。良かったら、推しの二人目になるかも?
2投稿日: 2023.07.04
powered by ブクログ小学生の時、好きだった作品 美味しいご飯を食べることや本を読むことの楽しさを思い出させてくれる 普段あまり読まない文学作品も挑戦してみたくなる
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログまあ、内容はどうでも良い感じ。でも、本を読むこと、食べること、音楽を聴くこと、知らない街を歩くこと、身体を動かして心地よい疲労感に包まれること、何もしないでぼーっとしてること、あとは暇つぶしってなんだろう?
2投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ幽霊となった兄との不思議な日々を、物語とともに綴る。出発点がそうさせるのか、文体がやっぱり若い女性を(たぶん大人しめな)書くのに合っているのか、柔らかい表現&作風だ。
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ今まで何回も読み返しているお気に入りの本。料理や本が話に出てくるからでもあるが、人の気持ちや考えを感じることができるから何回も読み返してしまう。兄弟って良いなと強く感じました!
1投稿日: 2022.07.09
powered by ブクログ解説の最後にある通り、「食べること、恋をすること、本を読むこと――生きることへの愛情がたっぷり詰まった」作品でした。 人は間違いを犯すし、嘘もつく。誰かを傷付けたり、傷つけられたりする。愛されて幸せを感じるし、美味しいのも幸せだ。そんな人間の素の部分に心を揺さぶられる。
5投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログ料理と有名文学にハマるきっかけになった小説。 主人公の彼氏の心情がわからずやきもきしたけどお兄さんが稀代のイケメンだったので心の拠り所となりスッキリ読めた。 少し寂しくなる最後だったけどあたたかい話だった
0投稿日: 2022.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
妹からしたら、お兄ちゃんが死んだことも、幽霊としてもいなくなったことも、とても重くて悲しいことなのに、お兄ちゃんが淡々と、そして妹への愛を大切に過ごしてるから、そのギャップにドキドキした。 お兄ちゃんは世界に溶け込んでるって良い考え方だなぁ。私も死んだペットがまだ世界にいて私を見守ってるって信じてる。 あと、所々の描写で、香月くんが丁寧で綺麗な人なんだってことが伝わってきてきゅんとした。
0投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログもう一度読みたいと思った本(実際2、3回読んだ) 内容や設定は複雑なのに、登場人物たちの会話はすごくシンプルで淡々としてた 読みやすかったです 章ごとにある料理の挿絵も素敵でした
0投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ文豪達の作品を絡めながら、幽霊になった兄と大学生の妹ゆきなの日常が描かれています。 ほんわかとした雰囲気で作品が進み、お兄ちゃんが作る美味しそうなご飯に、思わず真似してみたいという気持ちになりました。 ドラマのように、ゆっくりと少しずつ話が展開していきますが、最後は今までとは対照的で少し意外に思う展開でした。 この本をきっかけに知った作品や料理のレシピもあり、物語の展開はもちろん、色々な知識を得られるという点でもすごく楽しめました。 兄弟の優しい日常を見守るだけではなく、色々と考察してみても楽しめそうだなと思います。
3投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログいくつもの良さが相まってとてもよかった。 小説を軸にしている良さ、おいしそうな食事を基点とした兄弟の会話、主人公の後悔と心境の変化。 何がどうよかったのかわからない。けれど、心にさざ波立つ、良い作品だった。
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ切ないお話だけど、とても温かな気持ちになれる。 9つの物語を知れば もっとこの物語にも深みが出そうで、読んでみたいと思わされた。 そして、トマトスパゲッティがとてもおいしそう!
0投稿日: 2021.12.12
powered by ブクログ大学の近代文学の授業で教科書代わりに読んだ。この本単体でももちろん楽しめるし、近代文学に触れる糸口にもなると思う。女の子の「こんな兄が欲しかった」を詰め込んだようなお兄ちゃんが素敵。
0投稿日: 2021.12.12
powered by ブクログ最後の解説の佐藤真由美さんって作家さんなんだろうか?わからないけど、読んだあとにこの解説読んで、同調しまくった。 うまく言葉にまとめられない私の言葉を綺麗にまとめてくれていて!わかる!それそれ!っていう。笑笑 料理と、読書と、恋愛がうまーく一遍に収まった9個の物語。それぞれ一冊有名な本にちなんでおり、一つ、美味しい料理が出てきて、ゆるやかな恋模様と主人公の葛藤が描かれているんだけど、そこに死んだはずのお兄さんがスパイスとして登場します。 これな。 笑笑 これがなかったら淡々と誰かの日記のような話で終わってたのかも。 真面目一辺倒のゆきなと、チャラ男っぽい死んだ兄。なんだろ、日々の描写がとってもわかる、、、電車での話、公園での出来事、終電、河原、学校、自宅、本の扱い。笑笑 本が出てくる本。笑笑 面白い。どのひとのも有名作家だったけど、どの本も未読でした。笑笑 なんかこう、優しい気持ちになれたり、深呼吸の代わりにゆっくり読みたいときのそんな一冊!!お腹減ってる時に読むのは要注意かな。
1投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ文学史が絡み合いながら物語が進んでいく様子が、何とも斬新で美しかった。最初は単なるSFかと思ったが、読み進めていくうちに、兄弟愛、恋愛、親子愛、友情などの様々な愛の形を感じた。また、ゆきなとお兄ちゃんの日常がたまらなく愛おしく切なかった。
0投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ橋本紡さんの本は、 私の日常も落ち着いた静かな気持ちにしてくれる。 各章ごとに表題作となってる小説があるので 読書意欲が掻き立てられるし、 お兄ちゃんがつくるごはんがいつも美味しそうで 食欲も湧いてくる。 綺麗で静かなイメージの中に 人間らしい感情(綺麗ではないそれ)が垣間見える描写もある。 綺麗なだけではないところが好きなところ。 (結末をもう少し長く読みたかったので星4だが、限りなく5に近い4ということは自分の中での備忘録として記したい。)
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログすごく読んでいてほっこりするお話で、出てくるお兄ちゃんがつくる料理がとてもおいしそうに描写されているのが印象的であった。 この本で初めて橋本紡さんの本を読んでから、とても橋本紡さんの本が好きになりました。
0投稿日: 2020.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
素晴らしい一冊だった。儚くて美しく、軽快だけど軽薄ではない、綱渡りのような危うさが魅力的だった。途中まで、お兄ちゃんが幽霊である必要がどこにあるのか疑問だったけど、藤村妹のピアノ線のような張り詰め方を表現するには、そうすることがベストだったんだと最後で分かった。人生の醍醐味は、恋をすること、本を読むこと、そして食事をすることなのだと言わんばかりの一冊。それでいて、異論は認める、というような寛容な温かさをもった空気感が素晴らしい!
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログ葉桜が良かったから期待し過ぎた、、、 ファンタジー始まりでなかなか入り込めずで、 集中して読めなかった けどほっこり最後もよかった文章もきれい
1投稿日: 2019.11.04
powered by ブクログ読み終わったあと、心が洗われる感じがした。 ある日お兄ちゃんが幽霊となって戻ってきたというのは現実味のない話なんだろうなーと思っていたが、お兄ちゃんとゆきなのやりとり、登場人物、さりげない描写にどんどん引き込まれた。 本書は各章の名前が作品名となっている点、さまざまな料理が登場する点がユニークだなと感じた。どちらもむりやり話に組み込んでいる雰囲気は一切なく、物語のエッセンスとして大事な役割を担っている。ちなみに登場する料理はどれもすごく美味しそうで、自身でも作りたいなと感じた。こんなお兄ちゃんがいたゆきなが羨ましい。 優しい気持ちになれる本なので、たくさんの人に読んでほしい。
0投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログ主人公ゆきな 死んだはずの兄の幽霊と本と料理と家族が描かれた 9編、読みながら気持ちが温かくなっていく作品
0投稿日: 2019.03.17
powered by ブクログざわつきながらも、落ち着きながらも、暖かい気持ちにもなれる。9つの小説のタイトルごとにわけられた副題と、その中身の物語が合っていて面白い。 トマトスパゲッティ、作ろうかな
0投稿日: 2019.03.05
powered by ブクログ無念があるからこそこの世に縛り付けられているはずなのに、穏やかで優しく存在する彼ら。何気ない日常の中の一コマが深い思いに満ちていて、物悲しさとともに穏やかな感じにさせられる一冊でした。
0投稿日: 2018.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内容がないよう。頑張って二回読んだが、最終的に蕁麻疹が出た。蕁麻疹が出た理由を考察。 1:主人公以外、女性が出てこない。次々と登場する男性キャラにいちいち口説かれる主人公。イケメンでモテモテの兄はシスコン気味。中高生の書く夢小説かい。 2:料理の描写がくどい。解ります、美味しそうな料理を描写すれば「ほっこり」「優しい気持ちになれる」ってみんな言うからね。鉄板ですよね。でも、所々「この料理の描写いる?文字数稼ごうとしてない?」な箇所も多々。 3:イケメン兄ちゃんの人生訓が鼻に付く。「良いこと言ったった!どや!」な顔が目に浮かびます。若い子が読めば「すごく深〜い」と思えるのでしょうが大人になると寒い。会話がまた不自然。 4:ラスト不完全燃焼。母親との確執も兄の死の真相も、あれで良かったの?薄っぺら過ぎだろ。 5:主人公の女の子が地雷。彼氏に謝った方がいいよ。最後自暴自棄になるのもイライラ。大して親しくもない男の同級生の電話でホイホイ出ていくし、清純派気取りの猛禽類。 もう今を生きてる作家の本からは卒業しなければいけないようです。
0投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ生きることが愛おしくなる。 誰かに大切に思われるっていいなあ。 料理は誰かの為に作るとおいしくなるんだ。 わたし、いただきますとごちそうさまってちゃんと言う人好きだな〜。
1投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お兄ちゃんの幽霊の魅力に引き込まれた前半、次第にどこか暗くなっていき、主人公のもつ危うさ、封じ込めてきた過去が明かされる後半。 とにかくお兄ちゃんの幽霊が、ポジティブでやさしく、そして妹を大切にしていてかっこいい。料理の描写とか、読んでいる本とか、さりげない日常を織り交ぜることで、お兄ちゃんと妹の生活やそれぞれの性格が引き立てられていると思いました。 最後に明らかになるお兄ちゃんの死の真相と、妹の少し脆い一面が、表紙のイラストから感じられる寂しさ、儚さにマッチしています。
0投稿日: 2017.07.28
powered by ブクログ初の橋本紡さん。 車酔いしやすいはずなのに、行き帰りの車の中約2時間ずつで読み終えてました。 この本を評価してるたくさんの人の感想とともに読み、楽しませてもらえました。
0投稿日: 2017.07.08
powered by ブクログ九つの、というタイトルからてっきり短編集かと思ってましたが、全話繋がっていました。大学生のゆきなの前に現れた兄。とまどってるゆきなをみて失踪した兄が急に帰ってきた話かと思っていたから1話の最後でびっくり。鴫子さんもさらっとカミングアウト。子供と触れ合う彼女を見て、ああきっと気づいてないだけで自分も鴫子さんみたいな人とどこか出会ってるのかもしれないと納得してしまった。「どこかの誰かが書いた話が絶妙なタイミングで私の胸に飛び込んでくる」その通りだと思った。本を読んでいる時今の私と一緒とかちょうど考えていたっていう内容が出てくる。絶妙なタイミング。 h29.6.11
0投稿日: 2017.06.11
powered by ブクログ小説と料理とで盛りだくさんだった。お兄ちゃんいいキャラ。明らかにおかしいのにいつまでも答え合わせがない、っていうのはもぞもぞした。料理作りたくなる。橋本紡らしかった。
0投稿日: 2017.03.26
powered by ブクログこころがふっと軽くなる本。 「人と人とのつながりっていいなー」 「ご飯って大事だよなー」 とか、当たり前すぎていつも忘れていることを再確認できるような。 いつもより少し手がこんだ料理を作って、妻に振る舞おうかな……なんて思った。
1投稿日: 2016.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『人は愚かだ。間違うことだってある。それでも、一瞬一瞬、確かな幸せを得られるなら、間違うことを恐れるべきじゃない。』 素直さがどこまで認めらて、求められるのか。 橋本紡作品は、ゆらゆらと進んでいくのが非常にすき。
1投稿日: 2016.10.06
powered by ブクログ読み始めてちょっとしてからの既視感がすごかった。でもブクログに登録してないし、文庫もハードも見覚えがない。途中まで立ち読みしてただけとか?立ち読みとかめったにしないけど。最後は覚えてなかったし、そうなんかもしれへんな… ごはんがおいしそう。言葉が身近にあるものを丁寧に紡いだ感じ。だから日常の話だと思うのかもしれない。 あとちょいちょい沁みる言葉があったのでメモ。 p144. 「恋なんて溺れるものだろう」 p145. 「プライドを守りながら付き合ったってつまらないよ。そんなの恋じゃない。ぎりぎりと いう感覚があってこそだ。」 p328. 「食べさせることは、命を与えることに等しいんだ。おまえのことを考えながら、いつも料理をしてた。おまえがおいしいと言うことばかり願ってたよ」
0投稿日: 2016.08.29
powered by ブクログ優しい印象のお話なのですが、じわじわと、これはすごいことを言っているなと、効いてきます。教訓あり、格言あり、おいしい手料理のレシピありと、かなり充実した作品です。
0投稿日: 2016.06.26
powered by ブクログ読書のテンションが落ちている時に買ったために、 ずっと積読になっていた本。 モチベーションが上がったところできちんと読んでみたら ちゃんと面白かった。 お兄ちゃんがカッコいい。 お兄ちゃんクオリティ高すぎ! こんなお兄ちゃんいるの?いたらほしい。 お兄ちゃん主人公だよね? 妹を溺愛しすぎて 妹を助けるために死んだのに 成仏しないで戻ってきて ツンデレってなんですか!? キャラもいいしさ。 お兄ちゃんいくつよ。 設定も良かった。 明治〜昭和頃の近代文学に絡めていくの。 ちょっと無理やり感もあったけど、 久しぶりにあの辺の本を読んでみたいと思ったし、 読んだことない人にも興味を抱いてもらえそう。 食いしん坊の私としては、毎回お兄ちゃんの作る料理の方が興味しんしんだったけど。 本と、食べ物。 最後、召され方にはいろいろあって、ごく稀に、世界に溶け込んでしまうような召され方をする人がいるの っていうのがあって、ご都合主義っぽい! と思ったけど いまこれを書くために読み返し考えてみて、 輪廻転生があるとして それは、人が悟りを開くための道のりだとすれば そこに至った人っていうのは、 転生せず世界に溶け込む、っていうのはありなのかも、と。 ちょっと面白い発見がいまできたので、 読んで良かったと改めて思った。 あと、トマトパスタは絶対作ろう。
1投稿日: 2016.06.11
powered by ブクログとってもよかった。 この本を紹介してくれた人を、なんでこんな本知ってるんだって妬んじゃいそうなくらい。 心の弱さなんて目に見えないから、目に見えるものだけで判断しちゃいけないんだな。 本貯金したいし、トマトスパゲティ食べたい。
0投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログすごくいいなーと思いながら読んでた。ひどく変わった話なのに、優しくていちいちじわっとくる。それぞれ本に絡めた話の作りも面白い。とても楽しめた。
0投稿日: 2015.12.01
powered by ブクログたくさんの、文学作品と、 毎回出てくるお兄ちゃんの作る美味しそうな料理が この小説に色を添えてる。 こんなお兄ちゃんがほしい!
0投稿日: 2015.11.29
powered by ブクログ三葛館一般 913.6||HA 読み終わった後にため息が出るような本が読みたい人に向けて。九つの短編集ではなく八つの日本文学+αで、とある兄妹の日常を綴った1冊。登場人物の独特な雰囲気がくせになること間違いなしです! (保健看護学部2年 Y.M) 和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82180
1投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログ主人公ゆきなの日常とその時々に手に取る名作が繋がるような余韻が残るお話です。 この本と今出会ったって運命?と思う導かれた感は誰もが経験するけどゆきなの心情が名作と重なって、私達の感じ方で解釈変わるとわかっていても悩みはいつの世も変わらないんだなとしみじみしてしまいます。 絶対山椒魚を読まなければ。 『わかれ道』は禎文お兄ちゃんの大きな愛に号泣です。
0投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ兄が幽霊として登場するというので、どんなオカルトの話なんだ‼と思って読んでみたら全く違い良い意味で期待を裏切られた。お兄ちゃんは幽霊だとわかっているのにあまりにも日常の中に溶け込んでいるからこっちが幽霊ということを忘れてしまいました。 ゆきなとお兄ちゃんの会話も好きで、こんな兄妹に憧れます。読み終わると作中に出てきた作品が読みたくなり、おいしい食べ物が食べたくなりました。
1投稿日: 2015.05.30
powered by ブクログとても綺麗な物語。一文一文が語りかけてくるように丁寧に書かれていて、とても心に染みる。何度か読み返したくなる本。
0投稿日: 2015.04.22
powered by ブクログ死んだはずの兄が突然現れ、日常に戻ってきてどこかに出かけたり、ご飯を作ってくれたり。そして何故亡くなったか。忘れてしまっていたその理由を思い出して苦しまないために現れた兄。一人っ子なのでうらやましいです。
0投稿日: 2015.03.28
powered by ブクログなんとも不思議な、儚いのだけれだ清潔な明るさのある物語。九つの名作も物語に絡んでくるので得したような気持ちにもなり、改めて読んでみたくもなる。ゆきなの兄は不思議な存在なのだがゆきなの事を大切に思っていて、ゆきなは兄から様々な事を教えてもらう。トマトスパゲッティの作り方も含めて。
0投稿日: 2015.03.27
powered by ブクログ橋本紡さんの本は不思議です。 なぜか引き込まれてしまい、いつの間にか夢中になっています。 本書の中で出てきた9冊の本も読みたくなりました。 それらを読んだ上で本書を再読したらまた別の面白さがあるのではないかと思います。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログこの作者の作品に共通する、優しい雰囲気の話。 読んでいて心が静かに、穏やかになっていくように感じた。 この兄の姿をみて料理男子に憧れ、いろいろ作ってみたい衝動にかられた。
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログ今の私の旬、「本」と「食べ物」がいろいろ出てくる。 話としては、良くある話って感じだけれど、お兄ちゃんが作る食事もおいしそうだし、9冊の本もいい感じで絡んでいいエッセンスになってる。本は、読む人によって感じ方が違う。そういうもんだわな。
0投稿日: 2014.11.26
powered by ブクログ大学生のゆきなの前に、 長く会って居なかった兄がいきなり現れた。 女性と料理と本を愛し、 奔放に振る舞う兄に惑わされつつ、 ゆきなは日常として受け入れていく。 いつまでも幸せな日々が続くと思えたが、、、 ゆきなはやがて、 兄が長く不在だった理由を思い出す。 人生は痛みと喪失に満ちていた。 生きるとは、なんと愚かで、なんと尊いのか。 そのことを丁寧に描いた、優しく強い物語。 好きな本
1投稿日: 2014.10.22
powered by ブクログ名前が同じだったので、気になって読んだ。 幽霊のお兄ちゃんと、料理の話とゆう話だったけど、こころがあったかくなった。 料理がおいしそうだった。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ不意に思い出した兄が戻ってきた理由。その理由はすぐに察しがついた。 ただ、読み進むにつれて兄の自由奔放で陽気な性格が浮き彫りになっていく。 また、妹である「私」はいかにその兄に影響を受けていたかを知る。 何気ない日常、ほんのささやかなどこにでもありそうな日常の話なのに、そこに紛れる陽気な「幽霊」 幽霊なのに実体化でき、見えるというのはご都合主義に思えたが、この話には必要な設定だったのだろう。 しかし、どの料理も美味しそうでうらやましい。 妹を思う兄の気持ち、兄を慕う妹の気持ち。 重くなく、兄妹ならではのやり取りにほんわかする連作集。 緩やかな日常の中、けれどもどこかに破綻は潜んでいて。その破綻をいかに受け止めるかで、どう成長するか違ってくるのかな、と。 ラストは若干もやもやが残ったが、話の雰囲気は好きである。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ何気ない日常に見えるのに、実はお兄ちゃんが幽霊という非日常の出来事です。二人の生活には本が自然と溶け込んでいて、とても素敵でした。 ただこの話は、真実、正解がわからなくてもいいんだよというスタンスです。謎は謎のまま残っています。正直なところ、答えが知りたいと思ってしまう私の性格には合わない部分もありました。でも改めて本について考えてみて、考え方を変えられたらいいなと思うようになりました。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ設定が突飛であることを除けば、ゆきなが恋人の香月君にドキドキしたり、喧嘩したり、お兄さんが作ってくれる美味しい料理を食べて、好きな本の話をしたりする、ごく日常の話で、そのありふれた日常が実はありふれていないというところが切ない。
0投稿日: 2014.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公が彼女の兄との邂逅に傷つけられながらも人間として成長していく話。 個人的には主人公の兄のようなタイプは苦手だ。あまり好きにはなれない。ただ、それでも、その人間性は感じ取ることが出来る。共感できるわけではないが、ただ、そんな人たちがいる。そう客観的に眺めることだけはできる。
0投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学生のゆきなと、幽霊になって帰ってきた兄の奇妙ながらも温かく愛情深い生活が、9つの古典名作を織り交ぜて描かれる。 とりたてて何か大きなことが起きるわけではないけれど、ページをめくるたびに自分が澄んでくるような、心温まるのだけれどどこか哀しいような、そして何もかもが愛しくなるような気持ちになる。 兄の死の真相を知ったゆきなが、お兄ちゃんの手からでないと物を食べられなくなるシーンが切ない。ゆきなの良き相談相手になる鴫子さんも哀しい。それなのに全体にはふんわりと幸せな空気が漂っているのは、きっと兄が作る美味しそうなお料理がしっかりと命を作っているからだと思う。禎文流トマトソースのスパゲティを作ってみたくなった。
0投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログ大学生のゆきなと突然現れた幽霊のお兄ちゃんの奇妙で暖かい二人暮らし。 大きな出来事は起こらない日常だけれど、ページをめくるたびに何かが胸に込み上げてきます。 禎文式トマトスパゲッティを食べてみたいな。
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログいやあ、「ナイン・ストーリーズ」でいきなり「コネティカットのひょこひょこおじさん」が面白かった…という人はあんまりいないんじゃないかしらん、といった重箱の隅的ツッコミはともかく。 題名どおり、9篇の「名作文学」と絡めて物語が展開していく連作短編集。 2年前に死んだはずの兄が突然幽霊となって主人公のもとに現れたところから話ははじまる。主人公はいつも何かしら本を読んでいて、登場人物の気持ちに思いを馳せたり、自分の思いや現状を重ねたりしている。兄との会話は面白くて、楽しくて、微笑ましくて、そして哀しい。幽霊であるがゆえに必ず訪れるであろう別れの予感。物語が進むほどに増してくる「危うさ」としか言いようのない何か。 だからこそ、希望ある結末が光るのだろう。 物語の中で兄が作る料理がまた美味しそうで(巻末にはそのうちひとつのレシピつき!)なかなかそそられる。作ってみたい!
1投稿日: 2014.03.31
powered by ブクログ死んだお兄ちゃんがある日突然うちに帰ってきて、主人公の妹とおしゃべりしたり料理を作ったりする、そんな物語。 非日常のハズなのに、生活は至って普通。音楽を聴く、恋愛を語る、言い合いをする、そんな中に死んだ兄という非日常が織り混ざって・・・物語が進むにつれ、徐々に兄が帰ってきた理由が明かされていく。 一話完結する毎に、兄が作ってくれる料理がとにかく美味しそうで、夜に読むと地獄をみる作品です。
0投稿日: 2014.03.14短編集にあらず
九つ、いや実際にはもっと沢山の文学作品が物語の中で飛び交い、それと同時に、無性に料理をしたくなる話です。 紹介されている文学作品の中で、あの「山椒魚」の改変問題について、私は情けないことにまったく知りませんでした。別途少々勉強いたしました。ありがとうございました。 さて、内容はと言うと、人は、誰しも何某かの重荷を背負っています。それでも生きていかねばなりません。そんな雄々しくも悲しい、でも愛おしい、人間に対する筆者のやさしい眼差しが感じられる物語です。 ただ、物語の構成上、幽霊というファンタジー的要素で展開したため、少々最後に収拾がつかなくなった感があります。ファンタジーは難しいんですよね。よほどがっちり世界を構築しておかないと、書いているウチに、どんどん話が広がっていってしまうんでしょう。 でも、なかなかステキな小説です。欲を言えば、それぞれの話にそれぞれオチがあると良かったなと思います。
0投稿日: 2014.03.10
powered by ブクログ文章がとても優しくて、柔らかくて本当に一文一文が大切に思えた話。出てくる人も、みんな好きだし、主人公の性格も自分と似ていて重ねてしまう部分もあった。最後のほうは、涙が出た。周りの人の温かさとか優しさとか時の過ぎる速さとか全てが愛おしくなるような話だった。最高です。
0投稿日: 2014.01.28
powered by ブクログゆきなの前に突如現れた死んだはずの兄。大好きな兄と兄の作る美味しい料理と本たち、香川くんとの恋。どれもこれもがいいあんばいにブレンドされてさわやか。
0投稿日: 2014.01.04やさしい話
はじめてこの本を読み終えたとき、またこの物語のもつ意味に気づいたとき、思わず涙があふれ出ました。 私にとって、良い意味で衝撃的でしたが、その後何度も読み返したくなって衝動買いをした一冊です。 橋本紡作品を読んだのはこの本が初めてでしたが、以来他の作品にも手を出してしまったほどゾッコンです。 こんなにも優しい気持ちになれた話は今までありませんでした。 まさに読んだ後の自分を「心が洗われた」ようだと思いました。 『九つの、物語』を読んで、是非日々の疲れから癒されてください。
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ少しアンニュイ。 そして、どこか暢気で朗らかなんだけど、気づいたら主人公が黒々としたものに包まれてたー・・・。 想像していたよりもコミカルで、料理が本当においしそう。 レシピまでついてくるなんてw 兄妹愛の強さをひしひしと感じた。 ゆきなのイメージがなかなか高校生から離れられなくてちょっと苦労した。
0投稿日: 2013.12.13
powered by ブクログめちゃくちゃ本好きで料理好きで女たらしのお兄ちゃんが出てきます。 死んでるんだけど。 お兄ちゃんの部屋の文学作品を読む妹が出てきます。 各章には作品のタイトルが付いてて、その内容と少しリンクするような日常が描かれます。 最初は淡々としすぎてるくらいだと思ってたけど、読み進めるうちに意外な真実が現れたり、妹の気持ちにやけにリンクしたり。 お兄ちゃんの作るご飯が美味しそうです♪ トマトパスタとか小籠包とかパエリアとか♪ あぁ、お腹空いてきたかも。
0投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログ料理が出てくる話が好きな私に司書さんが薦めてくれた1冊。 キレイな話ですね。 すごくキレイだから、実は感動も薄い。 設定自体は泣かせるタイプのものなのに、 淡々と読んでしまいました。 これがこの作家さんの特徴でしょうか。 でも、生徒はこの作家さんが好きらしいです。 もともとは生徒のリクエストで入れた本らしいので。
0投稿日: 2013.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お兄ちゃんがつくる料理を食べてみたくなりました。 それぞれの章で語られている物語との絡みが絶妙です。こんな風にその時々の気持ちに沿った本にめぐりあえたら素敵だなって思いました。
0投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログこれを読み終える間に「あの花」のアニメを見たからか、それからお兄ちゃんの存在に心が痛くなった。 いつか消えてしまう存在。 消えなきゃいけない存在。 ゆきなは許されていたし、お兄ちゃんと過ごせた時間があったからこそ、香月君と上手くいくようになった。 人生はトマトスパゲティみたいなもの。上手く出来る時もあるけど、毎回の味は違うし、違うのもまたいい。 お兄ちゃんは、この世界に溶け込んで消えてしまったけど、ゆきなや香月君や、紺野君や鴫子さんの心にはずっと残るんだろうなー。 トマトスパゲティ食べたい。 せっかくレシピも書いてあることだし作ってみたいなー。禎文式トマトスパゲティ!
1投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログお兄ちゃんの部屋で本を読んでいたら、お兄ちゃんが帰ってきた。二年前に死んだはずの彼が、確かな肉体を持って――ゆきなのその恋の行方と兄と、その兄の、死の真相。夏の始まりから冬の始まりまで、九つの文芸作品と様々な料理が織りなす物語。 以前石川近代文学館の鏡花展で紹介されていたので気になってリストに入れてた。集英社のナツイチに入ってたのでブックカバーが欲しいのもあって購入。 かなり久々の☆2。まあ☆2.5くらいの気持ちなんだけど。面白くないことはないんだけどどうにも物語に身を入れることが出来ず、一言で言えばつまらなかったです。もちろん読んでる自分側の事情もあったのだけど、基本兄妹ものが好きじゃないということもある。この話はぜんぜん近親相姦ではないけど、兄と妹はやや地雷なんです。 料理描写がこの作品では重要なことはわかってりゅんだけど、すげー「どうでもいい……」って思ってちょう流し読みしてた。こちらとしてはもっと文学につっこんだ話と思ってたのに、むしろそっちはサラリとしてる。本:三分の一 料理:三分の二って感じで。期待はずれっていうか全然予期してないっていうか。正直、料理描写がんばってるでしょ、おいしそうでしょっていう作者のドヤ顔が透けて見えてうざかった。橋本さん料理系の本ほかにもあるみたいだけど。 井伏鱒二の「山椒魚」改変前と改変後の話とか「ほう」と思ったり他いろいろ甘ずっぺーとか思ったりしたけどごめんなさいつまんなかったです。驚くほど目を滑らせながら読んでました。お母さんとのことにしても、お兄ちゃんの死の真相にしても香月くんとの不仲も何て言うかいろいろ底が浅いというか……まあ私には合わなかっただけだろう。 この方こないだ断筆宣言して話題になってた方だよなあ。あんなの読んでからのこれだから、余計つまんなく見えたのかもな。じゃああなたの書いてきたもの全部否定するのか、って思うし。売れないとか希望がないとかって書くのやめるのってどうなんだろう。(ださいじゃないけど)ださいくらいなんだよ、我慢しろよってあまちゃんのアキみたく言いたくなったな。やっぱ作家が表に立ってああいうの言うのはダメだなあと思いました。ついでに言うとナツイチのブックカバー、あれブックカバーとして全然つかえねーよーなんだよあれー。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ亡くなったおにいちゃんと過ごす中で、少しずつ主人公が強くなっていきます。 それぞれの場面で小説や料理が生かされていて、とてもよかったです。 文章も優しい雰囲気でした。
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログ大学生のゆきなの前に、2年前に亡くなったはずの兄が突然現れた。 幽霊?な兄との日常を過ごしながら、大切なことに気づき成長していく、ちょっと不思議で温かくて優しい物語。 本書はタイトル通り9話で構成されており、さらに、各話で主人公が読んでいる本と、兄が作る料理をアクセントにしながら展開されるのが、面白い特徴。 登場人物は概ね好感を抱ける人物ばかりで、ほんわかした内容なので安心して読み進められました。 しかし、亡くなったはずの兄が何故突然現れたのか、兄は何故亡くなったのか、物語の核心に徐々に迫り、触れるうちに、ゆきなが苦しむ姿に切なくなりましたが、最終的にはホッとできる心地よい読後感がありました。
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ全体的に静かで柔らかい雰囲気の作品。 美味しいご飯、本を読むこと、恋をすること‥生きていくのに必要不可欠なものと、人生に彩りを添えるものがたっぷりつまった一冊でした。
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログなんで、青春はキラキラしてるのだろう。 判断できるだけの頭は育ったけど、何も経験していない無垢だからか。 正解も間違いも尊く感じるのは何故か。 それはその先に未来があるからか。 悲しいのも嬉しいのも、絶望もしあわせも、等しく尊く感じられるのはこの作家の特性なのか。 他の本も読んでみたくなった。 とにかく空気が澄んでいて、逆に澄みすぎていて息苦しくも、やさしい作品だった。
1投稿日: 2013.08.11
powered by ブクログ近代文学作品と、お料理と、兄妹の羨ましいほどの仲と、恋愛と‥ いっぺんに楽しめる、 答えのない、んー、答えのでないことがこの世の中なのかな。その中でもがくことが、わからない自分を分かることが、1日1日をいきるってことなのかもな。 橋本紡、生徒に薦められ初めて読んだけどなかなかよかった。 メモ↓ ・縷紅新草 泉鏡花 ・待つ 太宰治 ・蒲団 田山花袋 ・あぢさゐ 永井荷風 ・ノラや 内田百聞 ・山椒魚 井伏鱒二 ・わかれ道 樋口一葉 ・コネカティカットのひょこひょこおじさん サリンジャー
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ全体的に哀しい色があるのに、とても幸せな気分になれる物語でした。 登場人物(特にお兄ちゃん)の話言葉が、すこし綺麗すぎて、絵本の世界のようにも感じられる。 終盤近く、『私』がお兄ちゃんから雛のようにご飯を食べさせてもらって生きていくところで、泣きそうになった。 こうしてくれる人がいたら、その人が近くにいてくれたら、きっと幸せになれるんだろうなあ。
1投稿日: 2013.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後はちょっと泣いた。 2年前に死んだ兄が突然帰ってきた。 生きているのと変わらないように料理を作って、 恋愛や本の話をして。 兄妹の2人暮らしが始まった。 大学生のゆきなとやたらモテる兄・禎文。 ずっと忘れていた、兄が死んだ理由を思い出して行くゆきな。 その時のために帰ってきた兄。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログとても非現実的な、でも普通な日常が緩やかに流れる。その中で気付き再生されていく物語。人生なんて「あの角を曲がれっていれば」的な出来事の連続で、悩みながら進んでいくもの。きっと誰もが傷つき知らない間に傷つけてたりもするのだろう。 結構重いテーマなのに、お兄ちゃんの魅力か軽やかに読める。 作中に出てくる本も読みたくなるし、お料理レシピも作りたくなるという、おまけ付き。
0投稿日: 2013.07.13
powered by ブクログ高校生の時に読んで、再び手に取りました。兄の優しさにただただ涙がこぼれそうです。お兄ちゃんだって完璧じゃなくて、強がってるだけのところもあるけど、そこがまた良かったです。 作中のトマトスパゲティ、作って大切な人と食べたくなります。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログひとつぶだけ涙を零しました。 穏やかな日々から生まれる不安と違和感が募っていき、それがぱっと昇華するあの一瞬。 悲しいとか切ないとかそういうのではなく、解放感に。
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログ生きていると、人生について、難しく考えてしまうことがある。 でも、もっと単純に生きていいのかもしれない。 上手くやろうとしたって、失敗する時もあれば、あれ?と思ったことが結果的に成功している時もある。 思い通りにいかなくても、自分に苛立ったり、誰かを責めたりしなくていい。 だって、人生は何が起こるか分からないんだから。 いつだって、人はいろんな分岐点を通過しながら、生きている。 どんなに偉い人や尊敬する人の話でも、正しい答えなんてひとつもない。 大事なことは、自分自身で答えを出すこと。 十人十色の考えに触れて、そこから、新たに自分らしい、納得できる答えを見つけること。 失敗したって大丈夫。選択肢が無限に広がっている人生。自分の手で創りだすからこそ、人生は楽しく、何倍にも輝いてみえるはずなのだと思った小説でした。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ橋本紡作品はただただ流れていく印象が強いと思う。とはいってもその流れていく時間や雰囲気に趣があるのだが。本作もそのようなテイストであると感じた。 家族愛であり兄妹愛であった。非現実的なのに現実的であったり、繊細さや曖昧さだったり相反するものが混在していたり、そんな非日常的な日常的なこの作品は素直な優しさに満ち溢れていると思った。
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ主人公の気持ちが繊細で、読んでいて穏やかな気分になります。作中に出てくる本や料理にも興味が湧きます。
0投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログ再読。 料理上手で本好きなお兄さんいいなー(笑)全体的に優しい感じする話です。話と絡めて出てくる文学作品もこの後読もうって気にさせられる。
0投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログ川で溺死したはずのお兄ちゃんが戻ってきた。 淡く優しい日常の中で、ゆきなは再生していく。 お兄ちゃんの本棚にある本を読みながら、 お兄ちゃんが作る美味しい料理を食べながら、 物語は進んでいきます。 それは温かい日常でありながら、死んだはずの人が登場するという絶対的な違和感があり、 時に不安定な気持ちにさせられました。 厳しい現実に立ち向かうとき、生きるヒントを本に求める。 そんなゆきなの姿勢に共感。 レシピもついてるトマトスパゲッティがとっても美味しそう。 読んでいてお腹がぺこぺこになりました。
1投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【作品一覧】 泉鏡花『縷紅新草』 太宰治『待つ』 ヴィム・ヴェンダース『パリ・テキサス』(映画) 田山花袋『蒲団』 永井荷風『あぢさゐ』 内田百閒『ノラや』 井伏鱒二『山椒魚』(改変前・後) (以下本貯金) 三島由紀夫『潮騒』 プレヴォ『マノン・レスコー』 コルネイユ『嘘つき男』 『ボヴァリー夫人』 『ゴリオ爺さん』 『極楽寺門前』 『影の獄にて』(短編集:二話目「種子と蒔く者」) トゥーサン『浴室』 (本貯金ここまで) 樋口一葉『わかれ道』 サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』『コネティカットのひょこひょこおじさん』
1投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログお兄ちゃんの本棚から借りた、9つの物語。 お兄ちゃんが作った美味しそうなお料理たち。 そして、ゆきなとお兄ちゃんとの、一見普通な日常。 心とお腹を満たしても、彼女の日常にはどこか暗い影があって、 本の中の物語に答えを求めるゆきなに、とても共感。 お兄ちゃんの大きな愛に包まれて、 きっと、ゆきなは香月君と幸せな日々を過ごしていくだろうと思う。
0投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログわからない相手のことを理解できたらとてもすごいことじゃないかっていう件ははっとさせられた。すごくいい考え方だと思った。いい話だし、読みやすいと思うので誰にでもお勧めできる本。禎文式スパゲッティはいつか作ろう。軽量してはいけないって言うのはすごいわかる(笑)
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ章ごとにモチーフとなる文学作品があり、本作品を読みながらも他の古典的文学作品に触れる機会ができた。そういう意味では一度で二度おいしい思いをした。 橋本紡の別作品でも、芥川の蜜柑を読むきっかけになる作品があったなと思い出した。
1投稿日: 2013.04.08
powered by ブクログなんだか寂しくて、切ない話だけど、 なんだか温かい話。 橋本紡さんは、なんでこんなにキラキラした描写ができるんだろ。
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログすごい良かったー。料理美味しそう。物語で腹一杯になったけど。 ほんわか系の物語。…のはずがグイグイ迫ってくるし、お腹にグッとくる。痺、れ、る。 楽器で例えるなら、"太鼓の音"に似てる。ドーンドーンドドン‼あの心臓が痛くなる音。私はあの音が嫌いでした。 でも、この作品は好きです。 ある日突然、兄が現れた。自由奔放な兄(好きなものは女性と料理と本…と妹etc)と生活し始めるゆきな。どうして長い間兄がいなかったのか…。穏やかな日常が流れー。 文学作品と絡めながら話は進む(ここがいい!読んでみたくなる)。 ゆきなが私にソックリ。恋人はいないし、あんな素敵な兄がいるわけじゃない(._.)…。ただ、考え方とか思うことが似てる。潔癖で頑なな所なんて私じゃないか! そんな私みたいな彼女だって色々あって変化した。おぉ、なら私も!デキル⁉ 感情移入し過ぎたのか、物凄い気持ちが悪くなった(別に責めてるわけじゃない)。でも、もう二度と読むことはないかもしれない(別に...)。表現しづらい何かどえらいモノを孕んでるので、私には恐ろしいのだ。苦しくて仕様がなくなる。良作。
0投稿日: 2013.03.07
powered by ブクログ良かった! 読み始めてすぐ引き込まれ気付いたら読み終わってました 設定が自分と被る部分があってちょっと苦しかった 私は許されているんだろうか 幻影でもいいから…なんてね 井伏鱒二の『山椒魚』改変前を読みたくなりました
0投稿日: 2013.03.06
