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総合評価

662件)
4.3
275
221
95
11
2
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    いつか読みたいと思っていた一冊、面白かった 偉人の歴史本ではあるが天才の話ではなく、努力人間がいくつもの山を乗り越えていくサクセスストーリー ちょっと出来過ぎな点もあるが、最後までさらっと読め、だが内容はしっかり忘れない、という良本だった 「必至」という言葉が使いたくなる

    0
    投稿日: 2026.01.17
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    吉川英治文学新人賞受賞作。 感動。抜群に良かった。 特にラストだけど、終盤80ページくらい、ずっと涙ぐんでた。 男たちがみな、漢。 目指す一つの場所に、多大なる困難を乗り越えて何年もかけて邁進する姿に、憧れる。かっこいい。 酒井大老もかなり好きだけど、闇斎には流された。 そして、天と地と時。壮大。 事実が見えても恐れ多い。すごくわかる。震える。 男三人で魚を肴に算術を語るシーンはなんだか泣きそうになった。 途方もない事業に取り組む姿は「舟を編む」に似た感覚。 本筋と関係ないけど、この時代に日本で行列式が発明されていたことに驚愕した。 そして、養老孟司さんの解説もすごく好き。

    25
    投稿日: 2026.01.03
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    上巻は、まだ話がどこに転がるのかよくわからなかった 下巻で、それまでの数々のエピソードどんどんつながって結末を迎えて、なんだか爽快だった 関孝和の使い方も良かった〜 実像があまり解明されていない謎の多い人物だけど、もしかしたらほんとにそんなことあったかも!と思える関わり方で夢がある (日経サイエンス2025年1月号が和算の特集で、合わせて読むと当時の算学事情がより理解できて面白い)

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    素晴らしい本ですね。 江戸時代初期に暦を作るという壮絶な事業を成し遂げているのがすごい。 何よりも円周率3.14という記述がありましたが、もうすでにこの時代にこの概念があったのかと驚きました。

    63
    投稿日: 2025.10.09
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    上巻下巻とも良い!!!!!一切飽きがない!!!下巻は1日で読み終えてしまった 表現や単語が難しくGoogleと行き来しながら読む箇所もあったが、全体的にテンポ良くサクサク読めてしまった。特に物語終わり方、最後2人で同日にこの世を去ったところ、オシャレな終わり方だな。春海の最後はゆっくり穏やかにえんと過ごせて幸せだっただろうな。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    圧巻の下巻。囲碁侍・渋川春海の勇姿に感動。そしえ改暦ということにこれだけの人が関わり成し遂げられたものなのかと素直に感動。高校で日本史を学んでたけど、個人的に「名前だけは聞いたことあるけど何をしたかイマイチ分からない人」である、渋川春海・保科 正之・山崎闇斎・関孝和あたりの方々の功績を学べたし、(フィクションなんだろうけど)何よりみんなの人柄を好きになった。特に上巻では姿を表さない関孝和が満を持して登場するシーンはかなり印象的。納得の本屋大賞受賞作でした!

    1
    投稿日: 2025.09.19
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    春海の偉業だけでなく、保科正之などの偉業も理解でき、日本史の授業の際に覚えた人物像に奥行きが生まれたように感じた。史実とは一部異なるとは思われるが、歴史的偉業を熱量をもって読めるため、個人的には好きなタイプの小説だと思った。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10年以上前に読み切れず、個人的に満を辞してリベンジ再読。なんと、時代小説として圧倒的に分かりやすく、面白いじゃないか! どこからがフィクションなのか、はたまた台詞一つひとつでさえ史実に基づいているのではないかと思わせるような丁寧な時代背景説明、または魅力的な登場人物たち、そして壮大な“勝負”が作り出す世界にどっぷりと浸りながら一気に読了。 碁打ちとしての“飽き”と算術への渇望から始まり、妻や様々な賢人たちとの出会いと死別、武断と泰平、幕府と朝廷、天と地を巻き込み天地明察に至る── この雄大な物語の感想を端的に言い表す術は持っていないが、春海が関の弟子に対して涙を浮かべながら「精進せよ、精進せよ」と笑いかける場面と、最終的には土御門当主である泰福を引っ張っていく場面などは、一介の碁打ちだった春海の成長が如実に現れており印象的だった。 いつか保科正之を拝みに会津の土津(はにつ)神社を訪れようと思う。再読「必至」。

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    大人になってから細々と宇宙の勉強をしており、その過程でこの本を知った。 テキストの中では渋川春海が改暦をしたという簡単な説明でしかなかった部分が、壮大な物語となって現れたことでこの改暦がいかに凄いものであったのかを、実感を伴って感じることができた。 人生のすべてをかけて、何かを成し遂げるということが、私にもできるだろうか。

    1
    投稿日: 2025.07.27
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    全く新しいものを世間に浸透させることの難しさ 天地を明察しないといけない取り組みにスケールを感じつつも、(ファンタジーではなく)史実に則した進み方をしていくところに面白さがあるのかも

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    算術や天測に感動する春海や、どこまでも好奇心が強く、大きな夢を抱く建部や伊藤たちは、読んでいて心地よかった。 若い時の苦悩は自分を物語に引き込み、後半の碁を打つような手の打ち方は爽快だった ひたすらに1つの大きな事業に全身全霊をかけるような人生は羨ましい

    2
    投稿日: 2025.05.25
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    こうして読み終わってみると、本作は終わり方や終盤の展開を決めてから全ての構成を固めたのではないかと思えてしまう。それ程までに終盤に至る展開は美しく、且つそこまでに春海が経験した諸々が生きていると思える 上巻ラストにて気持ちの良い「明察」が出たのだから、続く下巻は改暦に向かって気持ち良い展開が続くかと思いきや、その道中は何もかもが苦行の如く難事ばかりというのは驚きだったり でも、考えてみればそれまで当然のように使われていた暦を否定して新たな暦を制定するとなれば、それこそ天が牙を向くかのような反発が起きるのは当然と言えたのか 勿論その難事に春海一人で立ち向かったわけではない。事業を命じた保科正之を初めとして、後援してくれた水戸光国や酒井忠清、一緒に改暦を目指した安藤有益や山崎闇斎など数多くの人物が関わっている。だから、どれだけ地獄のような道であろうと春海は挫けずに進み続けられたのだろうな。彼らから沢山の想いを託されて改暦へと邁進したのだから 本作は浮き沈みの激しい春海の人生を見守るような筆致で描いているね 保科正之という強力すぎる味方が居る事で春海の改暦事業は勝って当然の勝負に思える。だというのに、勝負が順調に進んだり春海有利になる事を拒絶するかのように彼には手厳しい試練が訪れている 特に妻の死や授時暦の予報外れは春海にとって大ダメージとなった事は想像に容易いのに、本作はそれらの事象を殊更悲劇的に描くわけでもなく、淡々とすら感じられるような文体で書き綴っている。それにより過度に物語めいたものとならず、本作で描かれたお話は史実として実在したものだと感じられるね ここに広げられた物語が史実であると実感できると、途端に蝕を巡る勝負や敗北が途轍もなく重い事実として響いてくる。春海が懸けた改暦が思いも寄らない失敗によって中断された事実が読んでいるこちらの心に染み込んでくる これはドラマチックに描くよりも余程効果的な遣り方だと判るね そういった感触を得られた為に関孝和の登場によって局面が好転し始める展開に納得できる。偉大な権力者などから改暦を託された春海、日本の算術の歴史を変える関。この両名が協力したなら成せない事業など有る筈がなく また、この二人の協力関係へと至る事で、春海が関の算額絵馬との出逢いを契機に本作で綴られる物語が始まった事が腑に落ちる。あれは必然の始まりだったわけだ それでも改暦が簡単な道程に変わるわけではない。春海の前には授時暦に潜む正体不明の瑕疵が変わらずに横たわっていたし、支援者は次々と世を去ってしまう けれどけれど、容易な道程ではなかったからこそ、大和暦が成りいざ改暦と至った段で公家等による最後の抵抗が起こった際にも春海の熟達した躱し方により事業が大成したのだと感じられたよ 天地を明察するという凄まじいスケール感で描かれた本作。スケール感だけを取り上げればファンタジー作品と思えそうなものだけれど、本作は史実を基にしている点が何よりも特別なのかもしれない 春海が成した事業も関が編み出した和算も何らかの形で現代に繋がっている。それは本作を読む事で得られる何物にも代え難い幸福なのかもしれないと思えたよ

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    再読です。 天文×時代小説。 「チ。地球の運動について(以下「チ。」という。)」の人気が再燃するなか、この作品がずっと脳裏をかすめていた。改めて読むと、改暦には数学と高精度の天文学が必須であると書いてあり、やはり求められていたのは「チ。」と同じだった。 渋川春海こと安井算哲は、変わり者だったが、とにかく星の観測と、算術を愛する青年だった。「チ。」のラファウと違うのは、ラファウが自分を偽っていた一方で、渋川春海は好きなことを追求していた。これは、国が違うのが一番大きいだろう。 京から遠いところに住んでいたのも、渋川春海が望まれていた点である。当時の京は、天文学を「忌み学」の一つとしていた。吉凶は占うのに、星の観測はダメというのは、なんともズレた感覚だが、治天の君の威厳の薄れていた時代で、唯一政治に口出しができるのが和暦についてだったため、京は天文学を僭越な学問として嫌っていたのだろう。 科学史は熱い。時代小説も熱い。その両方が組み合わさった、最高の熱い作品。これからも大好きな作品です。

    88
    投稿日: 2025.03.23
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    歴史小説は苦手だけど、この本は凄く読みやすかった。 多才な知識、不屈の精神、師•仲間•ライバル•妻の存在など、魅力的な存在と壮大なプロジェクトを完遂するドラマ性。 描き方も上手く、痺れたり感動したり揺さぶられた。

    9
    投稿日: 2025.03.21
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    とても面白かった。 春海の生涯をかけた勝負に惹かれました。 まさに、七転び八起きの人生でしたが 諦めない姿勢は自分も見習うべき部分が多いです。 研究し続けることを諦めず 周りの人間と協力し合って、 自分も勉学に励みたくなるようなお話でした。

    1
    投稿日: 2025.03.15
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    時代小説をここまで楽しめたのは初めて 春海の飽くなき探究心と敵を作らない人間性が周りをも巻き込んで歴史にメスを入れた。 とにかくカッコイイ! ひたむきに努力して何度も悩んでは立ち止まり、周りの人に助けられた結果の「明察」は、その文字を見るだけで感情が高まって目頭が熱くなる。 これは理系ホイホイ。

    1
    投稿日: 2025.03.13
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    文句無しに面白い。主人公春海が人との出会いと別れを繰り返してどんどん成長していく、まるで少年漫画みたい。最初と最後はもう別人だもんね。 怠けず、逃げず、信念を貫き通し、家族を大切にして幸福な人生を全うする。素晴らしい。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    世の中で間違った法規、規制は現在でも多く、変更、改正させるには頂点に居る関係者の同意を得るための多くの時間と費用がかかる。本書にある「改暦」への渋川春海の生涯をかけた試みはどうやり遂げたか。1、庶民の圧倒的な賛同を利用、2、証明を見える化、3、関係者への根回しなど、時間をかけ底辺からの説得、納得から勝ち得た地道な努力の「勝利」となったことだ。

    8
    投稿日: 2025.02.26
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    絶異。面白すぎた。 上巻の感想にも書いたが、登場人物が皆んな生きている。今はもうとてつもなく春海のファンになった。 また、史実としてもこの小説での描かれ方としても、保科正之が自分の中で最推し偉人になった。 戦国時代からの武断の流れを文治へ導く思想と行動、素晴らしい!

    0
    投稿日: 2025.02.15
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    面白い。足掛け23年の歳月をかけて作り上げた暦が出来上がるまでの過程はすごいロマンを感じる。今のよなら、スーパーコンピュータやAIでもっと早くとてつもなく膨大な計算が出来ると思うが、江戸時代に、それに人生を賭けて挑んだ渋川春海の一途さを思うと本当にかっこいい。 明日も生きている、明日もこの世はある〜…。というフレーズが好き。 暦がある事で、人は未来を認識する事が出来る。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    5回くらいよんでる 本当に大好き 大好きな理由はたくさんあるし、初めて読んだ時は史実に衝撃を受け、天と地の魅力に惹かれた。惹かれまくった。 ただ改めて読むとそれだけじゃなくて春海の感情がスルスル入ってくるのも素敵なところだと思う。誤謬の時は同じように震え上がるし、最後の改暦事業の時は春海と同じように落ち着いた心情で読める。時代が違えど春海がすごく人間らしいから大好き

    0
    投稿日: 2025.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えんとの再会や関との対面など嬉しいシーンが沢山あったり、登場人物達それぞれに感情移入できたからか、上巻より読みやすく感じた。 春海が長生きしたのは嬉しい反面、色々な人を見送っていくのは辛かった。 歴がどうやって作られたのか、この本を読まなければ知ることはなかったと思う。そういう意味でも読んでよかったと感じでいる。 生涯かけて熱中できることがあるのは素敵だ。

    3
    投稿日: 2025.01.24
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    現実主義な自分には、あらためて、先人から学びを得ることの大切さを教えてくれた一冊でした。 「残心」 カッコいい! 「必至」 言い放ってみたい。相手はポカンだと思いますが。 挫折を繰り返しても、必ず這い上がることは、大事を成し遂げる人たちの共通点ですね。春海の余裕の「残心」は経験に裏打ちされた見事なものでした。 「私より先に、死なないでくれ」 暦のお話しだけに春海と奥さまのご生涯について、そこにつながるんだ、なんて運命的だったことがやけに感動的でした。

    36
    投稿日: 2024.12.01
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    おもしろかった。渋川春海は本職はお城碁の碁打ちで、算術マニアだけど、偉い人に重用され、経験を積んで、成長していく様が描かれている。 関孝一に感服したり、えんにときめいたり、人となりが好感が持てる。 一度、失敗して落ち込んで、その後立ち直り、大和暦改定を成し遂げるのは立派。 一緒に観測に行く人や、保科正行、水戸光圀との交流もいきいき描かれている。

    0
    投稿日: 2024.11.21
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    算術、碁、歴学、何かに才ある者の活躍にも地道な努力があるものだ。そして機を見るに敏。一生を潰にたる何かを見つけられることは望外の喜びなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.11.03
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    第7回 本屋大賞 第31回 吉川英治文学新人賞 第4回 舟橋聖一文学賞 第4回 大学読書人大賞第1位 おもしろくて夢中で読み耽りました! 歴史小説ならではの馴染みのない文章で言葉を調べながら読みましたが、不思議なくらい話の内容がわかりやすくて楽しかったです。 前半は江戸時代の未知な情報がいちいち新鮮でした。 絵馬に問題を書いて解いてもらう算額奉納は、娯楽の少ない時代では算術も娯楽になるのだと知り驚きです。また、碁打ち衆や茶坊主という職業や、朝令暮改の規則など、江戸幕府事情も色々知れました。 星の観測では、江戸時代にこんな大掛かりな調査をしていたのかと感心し、 「あたかも一隻の大船をみなで操り、星の海を航るがごとき働きであった。」 という、器具を操る隊員たちとの連携を表した一文が素敵でした。 建部、伊藤との天体観測の旅路は、振り返ると夢のような時間に思えます。 この小説の時代背景は、戦国時代が終焉した泰平な時代で、保科正之が登場します。民の生活の安定確保に努めた彼の人柄と能力はもうすごい!としか言えず、日本三大名君なことに納得です。その功績の一つに改暦への関わりもあったんですね。 他にも優秀な算術家や天文学者、上役など何人もの理解者に囲まれ、渋川春海が偉業を成し遂げたことには人の縁も欠かせない要因でした。 志半ばで仲間たちが次々に死去してしまうことが悔しかったですが、春海はよくぞ長生きをしてくれました。運も味方になり改暦を達成できたのでしょう。 人生をかけた改暦はあまりにも過酷な道のりで成し遂げた時には感極まりました。 算段を見極め、抜かりなく根回しをして布石を打つ、そんな碁打ちの術が改暦に活きるところはおもしろく、そしてかっこよかったです。

    26
    投稿日: 2024.10.31
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    春海の成長と時代のうねりがリンクして到達する、最高に痺れるクライマックスに心惹かれ、一気に読了。 脇を固める、保科、関、えんなど、全ての登場人物が魅力的で、胸が熱くなったし、それぞれの人物からの視点での同じストーリーも読んでみたいと思うほどだった。

    0
    投稿日: 2024.10.20
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    江戸時代。 改暦の事業の中心となった主人公。 地獄のような苦しみを味わい、 そこから再び立ち上がる姿に 胸が熱くなります♡ 淡い恋心から始まった女性との 再会もあり。 ときめきって、素敵ねえ。 生涯をかけて戦い続けた男の 最後の結末はとても穏やかで ホッとしました。

    18
    投稿日: 2024.09.28
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    歴史小説ということで、ところどころ分かりにくいこともあったけど、改暦までの流れがイメージできました。 失敗を繰り返しながらも地道に研究と根回しを続けた結果、偉業を成し遂げられる姿が印象的でした。 何ごとも続けることって大事だけど、なかなかできないことです…

    3
    投稿日: 2024.09.16
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    また最高の本と出会ってしまった。なんせ春海に関わる人間全員が全部良すぎる。嫌だな、という人間しない。出会いも別れも全部が春海にのしかかって、それでも全部を背負って最後までやりとげる美しさ。まさか20年を超えての大事業になるだなんて思わなかったなあ。 最後ちょっと駆け足だったような気もしたけど、それまでに出会って培った経験と手回しの蓄積なのかな。関孝和は知っていたけど、渋川春海は知らなかったから創作?と思ったけど、実在した人物だったとは。歴史って本当に面白い。

    2
    投稿日: 2024.09.07
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    江戸時代の碁打ちの家がどんなものなのか、算額は現代の数学とは違うのか、改暦がどれほどの一大事なのか、なんかその感覚が分からない。改暦に失敗した春海は切腹を覚悟する。 その重大さが分からないので十分にはこの物語を理解できてないと思うが渋川春海の一生を清新な語り口で楽しむことができた。

    2
    投稿日: 2024.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    授時暦が間違っていることが分かった時のドラマチックさが印象深いです。 大和暦を通すための政治工作も面白く読みました。 まさに「持てる力を全て使って」というような感じで、読み応えがありました。

    3
    投稿日: 2024.06.14
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    読了。 最近Youtubeで科学者、数学者、エンジニアなど、真理の追求や科学を駆使したおもしろ楽しいテクノロジの話をよく見ている。人類の好奇心という欲求は、ものすごく強力で止めようがないものなのだなと、改めて思う。  苦しく辛いこともあるだろう、人との出会い、わかれもあるだろう、最愛の人を失うこともあるだろう。それでも、知りたい、真理に近づきたいという思いの力は、むしろ気張っていうことことでもなく、当たり前の欲求なのだ。  人生で一番大事なことはなんですか?と山本太郎風に自問してみる。それは好奇心です!!間違いない!!士気凛然、勇気百倍、すごく面白かった。久々の星4つ。

    3
    投稿日: 2024.04.01
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    さすが本屋大賞の一言に尽きる。 囲碁打ちの渋川春海は徳川将軍の名を受け、新しい暦を作るべく奔走する! どこかナヨっとした晴海の人間臭さに惹かれ、謎の天才算術家、関孝和との算術問題を通したやり取りからも目が離せない。 江戸時代にここまで天文学や測量の技術が栄えていたのかということは非常に勉強になる。また、技術者魂に何度も心揺さぶられた。

    3
    投稿日: 2024.03.31
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    時代小説は殆ど読まないのですが、しばらく前に「12人の〜」を読んで冲方丁さんの文体が好きになり、読んでみました。 いやー、面白いですね。 歴史が大の苦手で詳しくないため、登場する歴史上の偉人たちがどのようなことを成し遂げて来たのかが気になって、いろいろネットで調べながら読み進めました。久々に勉強した感じ…。

    2
    投稿日: 2024.03.26
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     買ってから数年間、本棚にありました。読み始めたら止まりませんでした。上下巻あわせて、数日で読み終わりました。  日本史で名前を聞いたことのある、政治家・文化人が多数出てきます。それらの人が、主人公に関係しています。へぇー、この人とこの人は、こういう場面で付き合っていたのかと驚きます。 文庫の下巻の養老孟司さんによる解説も、とてもよかったです。

    2
    投稿日: 2024.03.14
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    現代日本の暦を作った人の物語、と言うことでしたが、それまで800年あまり当たり前のように使っていた暦の誤りを証明し、帝と幕府を納得させ、改暦を認めてもらうまでの苦労が、まさかここまで大変で孤独な作業だったとは、読み進めていけば行くほど、よくぞ挫けずにやり遂げたなぁ、と感心させられっ放しでした 暦とは、単純に天体から決まるのだと思っていましたが、科学的にはそうであっても、暦注と呼ばれる神道的な要素や、伝統的に大昔から続けてきた行事なんかも絡み合っていることを知り、またそれらに絡んでいる関係者がちゃちゃを入れてきたり、改暦には科学的知識の積み重ねだけではなく、政治的な根回しも緻密にやっていく必要があり、本当に大変だっただろうなと、ましてや、計算機や通信機なんか何もなくて、なんでも手計算や手紙などを駆使しての積み重ね、読んでもなお、その苦労は想像できないくらい大変だったろうと思いました しかも、失敗や仲間、家族を失いながら悔しさや悲しさを常に乗り越えながらの達成だったので、言葉が見つかりません 渋川春海本人も去ることながら、春海の才を見出した保科正之や大老酒井、水戸光圀、関正和など、周りの人間にも恵まれたことも大きかったと思います、 春海、結構慎重なところもあったように感じるので、大事な局面で常に誰かが最後のひと押しをしてくれたのは大きかったと思いました 日々、今日の暦がズレなく当たり前のように違和感なく過ごせていられるのも、渋川春海さまのおかげである、感謝の気持ちしかないです

    4
    投稿日: 2024.02.26
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    碁打ちが色々あって改暦をする。キャラクターが分かりやすく読みやすい。 上巻の最後の問題って解けない気がしますが。。

    1
    投稿日: 2024.02.25
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    最初、これは一体何の話だろうと読み進めたら、壮大なストーリーと登場人物の素敵な人柄に惹かれ、最後まで一気読みとなりました。

    1
    投稿日: 2024.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもろしかった! 10年以上前に読んだ際は時代物特有の言い回し等が難しく途中でやめてしまったがリベンジで再読 たまに言葉を調べつつの前半だったが読み進めるにつれ話にのめり込みノンストップで読み切れた。 4章前半の保科正之の「安井算哲よ、天を相手に、真剣勝負を見せてもらう」のセリフが震えるほどかっこよかった。 終盤は少し展開が早く後ろを巻かれてしまった感が少しあったがそれでも最後の1行まで満足感がありとても良かった。晴海の人生をかけた勝負、かっこよかった。

    0
    投稿日: 2024.01.15
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    図書館にて。 良い! 何度も失敗して挫折して、また立ち上がる主人公がめちゃくちゃ素敵だ。 (笑顔で辛抱強く支える献身的な妻、という描き方は好きでないけど)春海を支える周りのメンバーも素敵だ。 関孝和との初めての面会シーンも好き。 どこまで事実かは分からないけど、こういう人たちが確かに存在したことに熱い気持ちを分けてもらった気がした。

    7
    投稿日: 2024.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    徳川四代将軍家綱の時代に始まる渋川春海による改暦プロジェクト。それは、公家から武家へと統治を移行していくために必須となる国家事業であった。誤謬にへこたれても、その真摯さが人の胸を打つのか、次々に支える人が現れ、助けてくれる。えんとのやりとりには、一大プロジェクトを任される春海の、専門以外には抜けまくっている様が際立ってほほえましい。 算学、暦学、知への追求、その集中力が痛いほどに感じられた。賢くなる気とやる気の出る一冊。

    1
    投稿日: 2023.11.14
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    久々に気持ちの良い小説だった。江戸初期日本で初めての天文学者渋川春海の本。 囲碁のプロの一家でありながら算術と日時計が趣味。23歳から取り組み46歳、23年かけて改暦に挑んだ男。 平安時代の貞観4年(862)から中国の宣明暦をもとに毎年の暦を作成したが、800年以上もの長い間同じ暦法を使っていたので、実態と会っていなかった。日食のタイミングが違ったりの描写が度々出てくる。渋川春海によって初めて日本人による暦法が作られ、暦が改められた。新たな暦法を導き出すまでの算術を学びや北極星を測定して日本を歩いたり、幕府や朝廷に改暦を迫るために本の出版や道端で北極の位置を測定したり世論を動かし、朝廷を動かす試行錯誤。まあ大変。これぞ無理難題に挑むチャレンジ。改暦を達成した後の描写で23歳の自分を夢に思い出し、「この幸せものめ」と23歳の自分に語りかける。俺も死ぬ時こうなりたい。主人公を支える会津藩初代藩主 保科正之がかっこいい

    2
    投稿日: 2023.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白く読み進めることができた。所々難しい言葉が使われ、北極出地の観測場面では、どういう大きさでどんな器具が設置されたのか想像が難しかったが、全体的には読みやすかった。 23年にも及ぶ改暦への軌跡。主人公春海は碁打ちの名人であり、算学にも通じている。はじめ、算額絵馬では無術による失敗をするが、北極出地を通して改暦への道のりを進んでいく。そして、様々な人の助けがあり、改暦事業は達成される。 その後30年間、どういった気持ちで春海は過ごしたのだろうか。最後には、夫婦そろって神社に誤問の算額絵馬を取り戻しにいっている。春海にとっては恥ずべき絵馬のはずが、妻えんにとっては大切なものとして扱われているのが面白い。まるで無術が明察であるかのように、夫への愛そのもののように思えた。 ぱちん、ぱちん。と柏手の音が聞こえた気がした。柏手とは陰陽の調和であるらしい。無術明察。春海はどういった気持ちで参拝を終えたのだろう。

    1
    投稿日: 2023.08.24
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    今更ながら読んでみたが非常に面白かった。 実話でありながら、将軍お抱えの囲碁の棋士が、算術や天文学も究める中で、和算の開祖関孝和との出会い、全国への北極星測量の旅を通じて、暦の改定という大事業に取り掛かっていく、漫画としか思えない展開を、非常に美しい日本語で綴る本作はレベルがとても高いと言える。 暦というものは、人が宇宙にも行き、太陽系の天体の動きもかなり明らかになった現代では、当たり前のように正確なものが日々我々の目の前に提供されているが、江戸時代という科学技術も限られた世界の中で、それこそ宇宙も見たことがないような人々が、地球からの観測と、数学、そして何より圧倒的な想像力を持って、天体の軌道やそれに連動する暦を考えるというのは、本当に途方もない努力が必要であると痛感した。 数十年という途方も無い年月をかけ、多くの人々の意思を継いで新暦が完成するまでの過程は、感動に値する。 余談だが、日本史を専攻していなかったため、江戸時代の幕府の機構がよく分かっていなかったが、本作を通じてかなり勉強になった。

    2
    投稿日: 2023.08.17
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     下巻。それにしても改暦事業という壮大なことは、容易ではなく、時がかかる。それはこの時代においては人がよく亡くなるということであり、この小説も漏れずに登場人物の移り変わりが激しい。しかし改暦事業の意思は、確かに主人公である渋川春海に託され、徐々にではあるが、形となっていく。  そして特に下巻は、情熱だけでなく、春海自身の新たな挫折とともに成長が感じられる。円熟さが増して、単にド直球だけではない、あらゆる角度で妙手を繰り出し、まるで碁を指していくが如くに事業と人を囲っていく。  勿論春海へ対する好感もそうだが、大事業に対して、一丸となって成していくことに素晴らしさや何としても行なっていく強き意思や旧弊を改めることの困難さなどがよくよくはっきりと伝わり、そしてその読後はまさに少しの勿体無さを伴いながらも明察へと至るのではなかろうか。

    2
    投稿日: 2023.08.14
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    めちゃくちゃ傑作でした。 何かにチャレンジするとき、頑張ろうとしているときにまた読み返したい作品でした。

    3
    投稿日: 2023.07.23
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    江戸時代、囲碁棋士安井算哲又の名を渋川春海が改暦の総大将として改暦に天に挑む話。上巻で既に面白かったのに下巻で更に面白さが増す。改暦の任命震えたし、挫折と挑戦を繰り返す春海尊敬する。歴史に疎いからこそめちゃくちゃ興味深く楽しみながら読めた。まだ熱が冷めぬ。

    0
    投稿日: 2023.07.06
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    爽やか成長小説。晩年に向けて淡々と語られていくのは仕方無いのだろうか。若者が壮年になり、老年になるに従って表面的な活発さが減っていくからこそ、個人的には、老境に差し掛かってからの述懐や後悔など、もっと丁寧に書いてほしかったです。

    0
    投稿日: 2023.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「失敗を恐れてはいけない」この言葉が、本当に心に深く刺さる。こんなにも失敗を繰り返し、罵声を浴びながらも諦めない人はいるだろうか。関わってきた人の想いを胸に達成する。その気持ちの強さに胸が打たれた。数学の公式もしかり、暦もしかり…昔の人のたくさんの努力の上で成り立ち、今の世の中で役に立っているのかと思うと、頭が上がらない。感動…。

    9
    投稿日: 2023.06.24
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    途中何度も別の本に走ってしまい、長い時間をかけてようやく読み終えました。こういう時代ものは映像化された方がいいかもしれません。 説明や言い回しが堅苦しくて、漢字も多すぎて読むのにすごく時間がかかりました。馬鹿みたいな感想ですが、本音です。また、前半はとても丁寧に時間をかけて物語が描かれていますが、後半は怒涛の展開です。ほとんどエピローグです。 改暦。日本史として学ぶと「ふーん」という感想しかありませんでしたが、その事業がどれほど大きな影響を人々に与えるのかがこの作品でよく分かりました。 機会があれば岡田准一主演の映画も観てみたいと思いました。

    18
    投稿日: 2023.06.07
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    素晴らしい1冊でした!改暦というとピンとこないのですが、一月を30日にするか、31日か、28日にするかし、1年を何日にするか考え、誤差が生じないようにする暦にすることでしょうか。この改暦に携わる渋川春海。何度も挫折に遭いながらも、一歩ずつ進む姿が印象的でした。事をなすには、一足飛びには無理。いかに地道な努力が必要かがよくわかります。そしてそれを支える多くの人たちの思い。算術の天才、関孝和。時の大老、酒井。会津藩の保科公や水戸光圀。そして妻のえん、などなど。この人たちの想いや別れにジーンときました。最後は、二人で旅立って良かった。

    1
    投稿日: 2023.05.14
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    今、本屋さんを覗くとこれが山積みされてるね。 9月から映画が始まるから、その宣伝かな。 あー、角川か。映画も角川なんだろな。 で、読了したけど映画は見なくていいなぁ。 日本の暦を作るための23年間を綴っているが、これを2時間程度の物語に押し込めるのは無理があると思うな。 特に下巻は渋川春海の伝記のようでストーリーが淡々と進み、あまりドラマチックな展開はない。 そもそも宣明暦とか授時暦とかよくわからん。 日食って数年に何回もあるものなの? それを予想するのに数学が使われるのは(なんとなく)わかるけど、それが外れたからといって何なんだ? まあ、江戸中期、幕府、朝廷、暦の存在・・・そんな物語があったんだぁ・・・なんて知識として得ることはできたので良しとするか。 冲方丁(うぶかた とう)、他の作品はどうなんでしょ? あまり興味は持ちませんでした。

    0
    投稿日: 2023.05.01
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    養老孟司か文庫版の解説やってるのね。ええ話やったなあ。数学ができる人ってほんとにセンスあるんよねえ、才能を活かした仕事ができる人ってええよねえ。

    0
    投稿日: 2023.05.01
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    暦をどのようにして作るのか、月食や日食をどう算出するのかまったく知らない。ただ、若い頃に職務の上で六分儀による天測で相当絞られた経験がある。(^_^;) しかし、当時をしても星の位置から自身の位置を割り出すには、天測計算表を用いてもある程度の時間を要する。それらを江戸時代の測定儀によりなし得たというのは、どれだけの時間と苦労を要したことか想像に難くない。 昔の人の一途な探究心に感服させられる物語だった。

    0
    投稿日: 2023.04.29
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    いよいよ本題の改暦に挑む事になり、盛り上がってきたところ、不幸の連続でどん底まで落ちる しかし、まさかのえんさんとの再会が契機となり、 改暦に再挑戦して関さんもようやく登場し、話は結末へと向かう 色んな苦労をした春海の成長ぶりがすごいと思った

    0
    投稿日: 2023.04.18
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    渋川春海と彼の人生に関わる登場人物たちが生き生きと魅力的に描かれていて、夢中で読みました。冲方さんの書く文章が本当に好きです。

    1
    投稿日: 2023.03.14
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    2023-1 江戸時代の改暦事業を担う、渋川春海が主人公の小説。 歴史に疎くてもすらすら読めた。 爽やかな読後感。1つの専門を突き詰めることの素晴らしさ。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    本屋大賞とってるし、ブクログの評価も高い!! けど、私には、ハマらなかったー( ノД`)… なぜ…? 数学苦手だからかなー笑 春海が暦を改めるために頑張る。 授時暦を新しい日本の暦にしようとするが、 最後の最後で読みが外れる。 授時暦も日本には通用しない!? そこで、今までの考えを捨てて 新しく大和暦を作成する。 さぁ、大和暦は朝廷や幕府に認められるのか!? えんちゃんと結ばれたー!! 嬉しかったー!! 関さんにも出会えたー!! (めっちゃ怒られるけどー笑) 間違えても、それで終わるのではなく、 次に繋げていく春海はスゴいと思ったよー。 そして、この江戸時代って改めてスゴい時代ね。 戦乱から泰平にむかってどう生きていくか、 それを感じたよー。

    5
    投稿日: 2023.02.03
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    めちゃくちゃ面白かった。何かを何し遂げることの素晴らしさと、それを支えてくれる人がいることのありがたさを感じた。良いものを読んだ。

    0
    投稿日: 2023.01.15
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    今年の初日の出を皆さん拝んだでしょうか?太平洋地域はなんとか拝むことができたようです。ところで、どうして拝むのでしょうか? 別にイスラムのように、毎日数度神さんに向かってお祈りする人はいないのですが、時々日本人の頭ん中に具体的に太陽神が浮かぶようです。日本人でここまでみんなして具体的な神様を拝むのは、太陽神(天照大神)ぐらいなものかもしれません。暦が初日の出時刻を教えてくれるとすれば、やはり「権威」を持ちますよね。 ところで、北海道から沖縄まで、日の出時刻は30分近い誤差があります。尚且つ、(本書で初めて気がついたのであるが)「秋分から春分までおよそ179日弱なのに、春分から秋分までは、およそ186日余である」のだそう。これは単に緯度経度だけからはわからない。地球が太陽の周りを円で回っていると考えると、決してそうはならない。 渋川春海は「算術」を駆使して導き出す。「地球は楕円に回っている」。おお凄い!もはや理系オンチの私には未知の世界です(この辺り映画では省略されました)。 下巻は理系でつかんだ暦の「理(ことわり)」を、権謀術数に優れる京都公方の人たちに如何に認めさせたか「社会への術」が、クライマックスになります。そこで、一回は敗れた「囲碁侍」の春海の面目躍如たる活躍があります。 (上手いな) 春海はそれこそ率直に感心した。相手の布石を切ることは碁の基本である。(第六章「天地明察」より) 路上での公開討論、世論形成、土御門家への朱印状、関白の確約、販売網の掌握。一旦負けたと見せかけての怒涛の布石返し。まるで藤井五冠が渡辺棋王へ奇跡的な「王手返し」したようなものである(と、正月番組を見ながら思いました)。 この辺りは、映画では省略された。映像的に難しいから。小説家冲方丁の勝利である。そうやって、渋川春海の日本独特の暦つくりは完成する。 新分野を描くという試みは、やはり成功すれば強いですね。今迄誰も描かなかった算術と天文分野の出来事を、生き生きと明るく描いたということで、納得の本屋大賞でした。

    93
    投稿日: 2023.01.03
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    大きな失敗をしてダメだと思っても、何度でもトライすれば良い。但し、トライする時には同じ思いを持つ仲間が必要。

    8
    投稿日: 2022.11.29
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    自分が全身全霊をかけて打ち込んできたものが報われないとき、とてつもない絶望感に襲われる。そこで、立ち上がることができるのは、自らの強い想いと、誰かから託されたものとがあるからだ。 いままで信じて疑わなかったものが違っていたのだと分かった時、それを斬って捨て去るのはとても難しい。困難なことを成し遂げるには、途方もない時間や努力、それに加えて確たる証拠、そして積み重ねてきたものを信じる力が必要だ。 諦めないこと、ひたすらに研鑽することの大切さを改めて教えてくれるお話だった。

    4
    投稿日: 2022.11.13
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    めちゃ面白かった‼︎ なんでこんなに数学のくだり丁寧にやるんだろう?とか思ってたけど、下巻残り1/3で全てが繋がりました。算術の出題、誤問の話はここで効いてくるんかぁ〜…!最後には碁打ちとしての冷静な面が出てて凄く格好よかった。 晴海がふにゃふにゃになったところは一緒に溶けた。 理系の話が弱い私でも相当楽しめたし、保科正之や関孝和など興味深い人物を知れたし(あとで調べてみよう)、人間味ある可愛らしい主人公に夢中になった。 後半に行くほど面白いので、是非多くの人に最後まで読んでもらいたい。

    4
    投稿日: 2022.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻と合わせて。 測量の難しさと奥深さ。研鑽を重ね、時の権力にさえ立ち向かった主人公算哲の生き様がかっこいい。

    0
    投稿日: 2022.09.18
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    上巻は長らく時間がかかったけど下巻はあっという間に読み終えられた。 昔の時代は寿命と何かを成し遂げるタイムスパンが今のそれと反比例しているかのようで、その寿命でそんなに時間かけていいの⁈と読むこちらも背筋が伸びる感じがします。 何事にも一所懸命。清々しい読後感。 しかし、途中、今の時代も昔の時代も根回し文化は変わらずなのねー、と思いつつ。

    0
    投稿日: 2022.09.09
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    下巻に「絶異」という単語が出てきたが、この作品そのものだと思った。 数学が真理の探究にあるのだとすれば、そこにたどり着くまでの道程で得られるカタルシスは案外「小説」と相性が良いのかもしれない。

    4
    投稿日: 2022.09.09
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    「安井算哲よ。天を相手に、真剣勝負を見せてもらう!!」この言葉を聞いて全身が震えましたっ! (´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`) この物語は、囲碁打ちの名家ながら算術、星の観測に魅了された安井算哲が800年間使われた 宣明暦の大きなズレの問題に挑み! 時には挫折しかけたり、それでも周囲の人の 協力を経て←ここでちょいちょい有名な偉人たちも出てくるのでめっちゃ面白い! 日本独自の暦を作る壮大なプロジェクトに 挑む物語であるっ!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ いや〜読み終わって思った事が さすがに、最初は小難しく感じるかもしれません でも!それでも!何十倍にしても返ってきます! 必ずです!読み終わった後、必ず思います 読んでよかったと!(●´ω`●) 自分は読んだ後、良かった〜の連発でした笑笑 だいぶ身体震えたわ!笑笑 だいぶ泣いたわ!笑笑 1つの事に長い年月をかけてブレずにやっていく 惚れるわぁ〜算哲さん男やけど惚れるわぁ〜 このての小説は、男性にはもってこいの物語や 是非読んで欲しい!!いや、性別関係なしに興味がある方は是非読んで頂きたい! 最後に、読んでいる最中に、ふと思った これはプロジェクトXやと、、、 つばめよ〜高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ〜地上の星は今 何処にあるのだろう〜 そらぁ〜歌うわぁ〜!! ありがとうございます\(^o^)/

    5
    投稿日: 2022.09.08
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    会津藩藩主、将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられたのは、改暦の使命。 武家と公家、士と農、天と地を結ぶ改暦事業でした。 改暦の総大将に任じられた春海でしたが、ここからが想像を絶する苦闘の道。 関孝和、徳川光圀など、数々の手助けも得ながら、ついに和暦の完成へ。 碁打ちにして暦法家である渋川春海の奮闘と挫折、そして大いなる喜び。 感動の作品です。

    1
    投稿日: 2022.08.15
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    改暦という大事業を成し遂げる渋川春海の生涯が描かれる大河物語。冲方丁というSFでも歴史物でも何でもござれのヒットメーカーが、江戸時代に実在した青年の数奇な運命を描く。困難なことがあってもめげずに進む様子は励まされる。映画化もされたこともあり、タイトルの響きの良さもあり、冲方丁を知ってもらえるようになった作品だと思う。

    0
    投稿日: 2022.07.31
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    読後、清々しさが残るとても良い作品だった。 それにしても、保科公の数々の提案が今の江戸、近代につながっていったのだなと思うと、感嘆。会津は歴史において外せない地だったのではないかと思う。その後会津が追い込まれる戊辰戦争は胸が痛む。

    0
    投稿日: 2022.05.22
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    面白い。学問に取り組みこと自体の子供っぽさのようなものがキレイに表現されていて、それを超えて、大人になっても一生取り組む楽しさを「明察に」表現している。下巻ならではの面白さ。

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    単行本で読んだけど壮大なストーリー感があった 1人の青年の人生、諦めない精神、勇気づけられましたありがとうございます

    0
    投稿日: 2022.04.02
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    本屋大賞受賞作ということで手に取った作品。碁打ちの安井算哲(渋川春海)が新しい暦を生み出すまでの江戸の物語。 歴史小説は苦手なので、分からない言葉が出てきすぎて理解に手間取り、読み終えるのに時間がかかってしまった。今の時代ならスパコン等で数秒で算出できることかもしれないが、当時は何かを証明するのに途方もない数の計算が必要だったのだと思うと、蝕を確実に当てるのは至難の業だったのだろうと思う。どこまでが出典に基づいた出来事なのかフィクションなのか分からないが、挫折や他者からの支援などドラマがあり面白かった。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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    上巻との困難度合いの違いが、対峙する物の大きさを物語っているようです。 天地明察、重い言葉ですね。 とてつもない偉業です。 いくら称えても足りない位です。

    10
    投稿日: 2022.02.25
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    のめり込んで読んだ! 上巻同様読みやすく、また登場人物も優しく暖かな人ばかり。 上巻は改暦への布石。 下巻ではそれを下地にして壁にぶつかりながらも辛抱強く頑張る春海の強さが胸にくる。 暦とはこんなにも難解で大事なものだったのかとしみじみ思った。 今まで当たり前に教えられていた常識も、当時の人達が心血注いで作り上げてきた術理の結晶なんだなぁ。 数字だけで地球が丸いことや星々の周期軌道が分かるなんて… みんな最後の最後まですてきな生き様だった。

    12
    投稿日: 2022.02.14
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    暦って、こんなにも大きな存在なんだ! そして、先人達の国を思う心、努力に胸を打たれました。 今私達が生きる世界は、このような熱い人達の想いや努力の上にあるんだなあと感謝。 諦めず努力し続ける姿は、今冬季オリンピック中ということもあり、アスリート達と重なります。 本当にカッコいい。 知的好奇心と、私も頑張ろう!という気持ちが刺激される本です。 江戸時代の文化的なことも色々学んでみたくなりました。

    1
    投稿日: 2022.02.14
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    この作品のような歴史を基にした小説は司馬遼太郎を少し読んだことがあるくらいだった。読みづらさや知識が必要な印象だったが思いの外スラスラと読み進めることができた。 暦を改正するという今の私たちにとっては当たり前のように生活している基盤はこうやって過去の偉人たちが積み重ねてきたものだと考えると、見方によっては全てのものに歴史を私でも感じることができた。ある物事に生涯をかけて取り組むことができる人間はとても尊いものだと感じた。 人生には明察もないし、誰がどのような人生を送ったとしても、その人が死ぬときに幸せだったと感じることができる人生だったならばそれが「明察」なのではないかと考えた。

    2
    投稿日: 2022.01.09
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    2021年私が最後に読んだ本になったが、満足の1冊になった。名前は聞いたことあったが渋川春海、凄いことしたのね。えんが再登場が嬉しかった。ただ、後半、結構はしょられてた印象は受けた。もっと書き込めなかったかしら・・・ 2012年に映画化されてたんだね。聞いたことある気がするが、見に行ってない。岡田・宮崎夫妻なのね。まあ、夫妻になったのはそれよりだいぶ後だけど。いいキャスティングだね。好きなキャラだった建部さんに伊藤さんが、笹野さんに岸部さん。これもええわ~ 機会あればぜひ見たいものだ

    0
    投稿日: 2022.01.05
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    日本独自の暦を作ることを託された渋川春海の歴史小説。 春海の人生全てが描かれていてとても素晴らしい。 何かに没頭することの楽しさを教えられた気がする。

    0
    投稿日: 2021.12.30
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    日本の暦を変える大事業に挑む男の生涯を綴った物語。かなりのボリュームがある小説ですが、面白すぎて一気に読んでしまいました。 夫婦のラストシーンが泣ける。オススメ!

    4
    投稿日: 2021.12.25
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    あれ、登録されてるってことは一度読んでたのか そんな感じが全くしなかったけど、今回も楽しく熱く読んだ。

    0
    投稿日: 2021.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっても面白かったですよ。はい。 ただ、上巻と下巻は別物だったなぁ。上巻は春海の若い頃数年の話で、下巻はそれ以降改暦まででも20年くらいの話だもんね。時代の流れの説明やら沢山の登場人物とのエピソードが細切れに続く。延々。上巻の様に丁寧に書いて欲しかった。長くなっても良いから。 ただただこの小説が好きだったから、もっと全部のエピソードを満腹になるまで完璧な形で読みたかったってだけです。駆け足じゃなくね。 算術とか天文学の知識がない、なんなら興味もない私がここまで面白く"小説として"楽しめたって凄い本だと思う。 好きな分野なら楽しく読めるのは当たり前だからさ。 でも、言わせて欲しい! 春海には、道策ともっとちゃんと向き合って欲しかった。(←私が道策好きだから 笑。道策の話で一冊書いて欲しいくらい。) なにより、ことが亡くなってあんなにあっさり、再会したえんと気持ち通わせてほしくなかった。ごめん、潔癖で。

    1
    投稿日: 2021.12.12
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    後半は一気に読み進めた。 縁との触れ合いから、天文の道のり、こよみの実現に向けての道のり、もう本当なのか、フィクションなのか気になる程。 関連書籍も読んでみたい

    0
    投稿日: 2021.11.18
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    上巻を読み終わってからなんとなく手をつけるのを躊躇っているうちに母へまとめて貸し、やっと手元に帰ってきて読み終わりました。その間約1年でしょうか。作中の23年と比べれば短いものですが、なんだか感慨深いものがあります。一人、また一人と亡くなっていくのが非常に辛い。しかしそれを乗り越え受け継いで一つの事業を成し遂げる春海を見ていると、現代では失われてしまったような気持ちを感じます。

    0
    投稿日: 2021.10.25
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    上巻で天測して、下巻で暦を作る話だと思ってたら想像以上の下巻だった ただ正しい暦を作れば受け入れられるだけでない困難さと、それでも成し遂げようとする春海達の熱意がたくさん詰まった下巻 天地明察かっこ良すぎる

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    いゃぁ〜、面白かった さすが2010年本屋大賞受賞作品 本筋の改暦を巡る物語だけでなく、和算史、囲碁史上有名な関孝和や本因坊道策も出てきて、私的には大興奮でした

    0
    投稿日: 2021.10.08
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    下巻は一気に読める。 登場人物がイキイキと描かれていて、臨場感が凄い。出会いを宝として、迷いながら、ふらつきながら、成長していく。 昔読んだ、「運命の1ルピー」と同じ様に、全ての出会いや、降り掛かってくる出来事を肯定して進んでいく。 僕もそうありたい。

    0
    投稿日: 2021.09.24
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    最後は没頭して読んでしまいました。笑笑。 何度も失敗してあらゆる人から馬鹿にされつつも、それに屈さずに努力した春海に感動した

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    登場人物が多くて把握しきれたわけではないけど、楽しめた。我々が当たり前のように学べている数学の内容も、かつての偉人たちが紆余曲折、試行錯誤の末に編み出したものである、ということが途中途中で感じられて、少し感動した。 それまで当たり前のものとしてそこに在るものを否定し、全く新しいものを生み出していく作業はとても勇気のいることで、それを多くの人の思いを背負ってやってのけた渋川晴海に心から敬意を表する。

    8
    投稿日: 2021.08.27
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    多くの人から引き継いだ想いの重圧、うねりながら変化する歴史、致命的な前提条件の誤謬…すべての歯車が狂う中でもがく春海を最後に助けたのは、やはり人でした。歴史とは天才たちのただの積み重ねではなく、多くの人の努力と想いの結晶なのだと改めて噛み締めた作品でした。春海、ありがとう。敬意を表して、お疲れ様でした。

    1
    投稿日: 2021.08.08
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    春海のキャラクターが良いです。えんとはほのぼのしてていい感じ。何度も失敗するけど、最後には改暦の仕事をやり遂げるところがすごいです。

    0
    投稿日: 2021.07.22
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    渋川春海は800年続いた日本の暦を改暦した人物。私は存じ上げてませんでしたが、この時代でこの事業を挫折しながらやり遂げたのだから、シンプルに偉業だと思う。コトバンクでは恣意的な説明になっているのが残念。現在のグレゴリオ暦まで何回か改暦があったようだ。先人の功績が積み重なり今があるのだから讃えようではないか。小説としては先妻の「こと」との絡みがもっと欲しかったかな。

    11
    投稿日: 2021.07.15
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    いつになったら改暦できるんだ?と思いながら下巻に突入したが、雑な展開にがっかり。いちばん気になるシーンがすっ飛ばされて、できごとの羅列みたいになっていて衝撃を受けました…。オロオロしているだけの主人公の急なキャラ変…そんな手腕をいつ身につけたの? 確かな筆致の作者によって読み直したいと思いました。

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    投稿日: 2021.04.18
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    1年半にも亘る日本全国の緯度を測定する旅から6年が経ち会津藩主保科との指導碁の席で800年間続く現在の暦の算出法である”宣明暦”には誤謬があり中国来の現時点で最高峰の暦法である”授時暦”に改暦しろと命令が下る!  壮大なプロジェクトに神道の師や医師、算術士等が協力しあい中国史上最高峰と謂われる授時暦の完全修得に立ち向かい宣明暦に比べての精緻さを次々に証明して行き幕府・朝廷は改暦へと大きく動き出そうとした矢先の最後の最後で計算に狂いが生じたのか蝕の時間を間違えてしまう大きな失敗をしてしまい改暦事業が頓挫する。  切腹もの覚悟をして落ち込む春海には原因が掴めず碁も改暦にも興味が薄れて不毛な日々が流れ、そんな中かつての算術のライバル関がその失敗の答えを設問で応えてくる、その設問は以前春海が関に対して勝負を挑んだ「無術」である設問だった。無術とは答えが無い所謂質問に間違いがあるという意であり、つまり春海等が何年も掛かって修得した授時暦には誤謬が有るのではと、、、  25年にも亘る長い期間、改暦に立ち向かった一人の囲碁士の人生と、また同じ時間を背中合わせで過ごした武家の娘”えん”との関係も本作の読み物の1つです。  真っ直ぐに生きる囲碁侍が最後に到達する究極の暦法とは何なのか、、、  本作はフィクションですが主人公等は実在の人物で実際に渋川春海は改暦を実施した人物としてWEB上で確認出来ました。約300年前に望遠鏡や計算機も無い時代に本当に凄い人です。

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    投稿日: 2021.04.18
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    今日は4月13日、火曜日。いつも身近で存在してて当たり前のカレンダー。深く考えることはなかった。 天文学と数学などに裏付けされ、膨大な努力と時間をかけて先人たちが創った暦。夏至や冬至、春分や秋分も、日月星と地の天地明察! 渋川晴海が最も会いたい、また会うのが怖い関孝和から、重大な啓示を受け、幾度と挫折を繰り返しながら物語は終盤へ向かう。 算術詳細はスッ飛ばしましたが、知らなかった分野のお勉強をさせていただきました

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    投稿日: 2021.04.15
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    上巻より月日が経ってついに改暦という今まで自分に課された行動の真の目的を知る春海 正直、改暦と聞いても作中の人々同様ぴんと来ませんでした それが持つ様々な役割を偉人達によって思い知らされる 途方も無い規模の大勝負 次々去っていく周囲の人間 しかし寄り添う人もまたあり 当然では無かった当然の考え 紆余曲折を経てたどり着いた大願 今日が今日である事 当たり前過ぎてそんな事意識した事も無かったです 今日を、明日を定めるのに尽力してくれた偉人達に手を合わせたい 終盤の展開が随分駆け足で淡々としていたのでもう少し詳しく読みたいと思ったのと 光圀の綱吉に対する犬に関する一行は不快で蛇足でした

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    投稿日: 2021.04.10
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    下巻は本格的に改暦プロジェクトが動き出し、面白くなった。上巻同様、登場人物たちがいい。算術、碁、天文、神道、政治など、何かしら一生懸命になれるものを持っていて、お互いに敬意をもって交流したり、切磋琢磨する姿が気持ち良い。読後感がとても良かった。 水戸光圀公のキャラが立っていたので、「光圀伝」も読みたくなった。

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    投稿日: 2021.04.06
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    歴史を知らなさすぎるのか人物や関係性、立場などがいまいち把握できない。 分かりやすく書いてくれているが追いつかない。 でも、大和暦が出来るまでの道筋、今まで続いてきた常識を覆す大変は読み取れた。 個人的にはこの評価だが、大多数は面白いと評価するだろう。

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    投稿日: 2021.03.26
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    改暦というものがこんなにも手間や情熱が必要だとは、、、何度失敗をしても悩んでも進み続ける春海や、春海を信じ協力してくれる仲間達がいてこその成功に読んでいて熱くなる。晩年の春海とえんの二人の穏やかな生活や最期には、心が温かくなり気持ちよく読み終えた。

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    投稿日: 2021.02.22