
総合評価
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powered by ブクログお草さんの営む『小蔵屋』の近くに、ライバル店『つづら』が開店。 冒頭から不穏な空気が漂う中、最後に全てが繋がっていたことがわかっていく。 前作で宮崎に行ってしまった筈の由紀乃さんが、身体が不自由ながらもお元気に登場していてびっくり。 (1作目より前のお話とのことで、納得)。 お草さん、久実ちゃん、由紀乃さんに加え、お草さんの過去に関わる新たな人物達も登場し、それぞれの事情が一筋縄ではいかないのが、面白かった。 このまま続けて、次の巻を読みます!
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログシリーズ2作目。1作目は読みやすいミステリーで気に入ったけれど、今回はいまいちだった。 繋がっていく人間関係や過去がややこしくなってきて、読みづらかった。 草をはじめ登場人物の心情に共感もなかった。
0投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ前作から2年ぶりとなってしまった…登場する人は少ないからか小蔵屋をとりまく設定はすぐに思い出せた。草さんという人柄も素敵だと思っていたから周りで起こるいろんな事に首を突っ込んでしまうということも人柄からくるんだと思う。結果解決とまでいかなくても草さん自身が納得できたらそれは良し、ということだろう。既に高齢者の域に入ってる草さんだけれどまだまだ身の周りに起こるいろんな事に対処していくだろうからシリーズ読み続けたい。
1投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログこの本を読んでいると、コーヒーの香りが嗅ぎたくなります。 主人公は和食器とコーヒー豆を販売しているおばあちゃん。 ジャンルとしては「日常の謎」ミタイナナ感じなのかな~。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
紅雲町珈琲屋こよみシリーズ2作目。『小蔵屋』の近くにライバル店『つづら』が開店。小蔵屋はつづらから嫌がらせを受ける。また、つづらの店舗は、経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩いたとい噂もあり… 1作目と違い、連作短編で読んでて楽しかったけど、相変わらず不穏なシリーズ。なのに気になって読んでしまう不思議(・・;) 今回は、色々スッキリしなかった。つづらはどうなったのかとか気になる…
1投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログシリーズ第2弾。 なんだろな、すっきりしない感じ。読み始めたら読み切るつもりだけど、これまで読んだ食堂系のお話とちょっと毛色が違うから? 今回は怪しい不動産詐欺的な話がうっすら漂っていた。決着するまでの約1年。草さんのお店のライバル店が出現、商売のやり方が微妙。障がいを持った子どもをもつお父さん。など
22投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第二弾。 大分前に1冊目を読んで2冊目3冊目を買い放置してしまっていたもの。 1冊目よりも2冊目の方が主人公のお草さんの人柄がよくわかり面白かった。 成り行きで人の弱みにつけ込み商売する輩と対峙することになってしまったり過去の後悔を思い起こしてしまったり…それでも最善の終わり方をしてよかった…と、ほっとするのでした。
6投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログシリーズ2作目。 今回は展開が大きくて重たかった。 家族の関係って難しい。 そして誰かと誰かが繋がってる、田舎あるある。 少しごちゃごちゃ感があって読みづらかった印象。
2投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ'23年5月27日、Amazon Audibleで、聴き終えました。シリーズ二作目。 僕には、前作よりも良かったです。一編一編は個別に結末があり、最後の章への繋がりにもなって…と、連作短編集によくある演出でしたが、一つ一つがとても優しさに溢れた、良いお話でした。 どれも良かったですが、中でも第三章の「水無月、揺れる緑の」が、印象に残りました。当時の女学生達の幸せをささやかに願う草おばあちゃんに、心が温まりました。素敵な短編だと、思いました。
11投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログコージーミステリー『紅雲町珈琲屋こよみ』シリーズ第2弾。 すっきり全部解決!…ではなくほろ苦さも残る。 だけど現実ってこんな風に単純明快に解決出来ないことばかりなのかも。 気丈に生きるお草さんは前作同様とても魅力的。 お草さんのように毎日を大切に丁寧に生きたい。
0投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
76歳の老婆が主人公。 些細な事が重なって身の回りで事件(今回は放火と店前に産廃廃棄)が起こる。ま、でも真相っぽいところには届くが解決するわけでもなく、その後どうなったかは不明のまま終わる。とりとめないなあ、と思いながら何となく読んでしまう。 作品紹介・あらすじ コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…。
15投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ富司純子がお草さんを演じたNHKドラマ、続編はないのかな。 この巻でも久実は恋していたんだ。まるっきり片思いだったけど。 お草さんを再婚させようとしたのは両親?そんな人達には見えなかったけど。 ナオミの最期を描かなかったのが余韻を残す。
0投稿日: 2021.06.22
powered by ブクログ読了。シリーズ2作目。前作同様古民家カフェを営むおばあちゃんの身の回りで起こる出来事の話。今作はおばあちゃんの過去にも繋がる人が出てきたり、話は複雑になっていく。 問題が解決せずに話が終わってしまったので、続きが気になる。
1投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
和食器とコーヒー豆を扱う小蔵屋を営む杉浦草ことお草さん。 お店の近所で出会ったタケルという男の子との出会いときっかけに知り合った設計士の田沼という男。 芸術家という夢を叶えた病魔に犯されるナオミから頼まれた昔のこと。 評判の良くないつづらというお店の悪業の裏にあったもの。 お草さんの昔の見合い相手の呉服店マルフジの藤原と田沼の意外な関係。 ダイデン不動産とマルフジによって店も商売も取られ借金だけとなって泣く人たちの存在をお草さんは知ってしまい 自らのお店も少なからず正体不明な影が忍び寄るなか お草さん直々にすべての元凶の藤原に会うまで。 お草さん、お久しぶりです! すごい大冒険だったような。ドキドキした。
1投稿日: 2020.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の中の罪の意識に苛まれながらも、自分が関わった様々な人々の困難が良い方に向かうよう、ひと役買おうと奮闘する主人公。 何かに一生懸命になることで、重い記憶も少しずつ形を変え、徐々に光のようなものが見えてくるのではないかという希望を感じました。
1投稿日: 2020.03.04
powered by ブクログ再読。 私もやっぱり、由紀乃さんがまだ、普通にお草さんの近所に住んでいたことにあれ⁇っとなった。順番間違えたかな?と何度も見直した。 そして今回は、物騒な話が多かった。近所に出来たライバル店から始まり、その店に関わる不動産屋や廃品回収業者など、終始不穏な空気。なんだか疲れてしまった。 久実ちゃんにも、新しい出会いかと思ったのに残念。
1投稿日: 2019.08.02
powered by ブクログ紅雲町珈琲屋こよみ第2弾。 新しい出会い、再会や別れ、商売敵に詐欺まがいの不動産売買など周りで起こったことに草さんは心を砕きます。高齢なのもあってか必要以上に距離を縮めない間を感じます。もちろん会話にも。 人は幸せそうに見えても心のなかにどんな闇や悲しみが潜んでいるのかはわからない。草さんは自身の喪失は痛々しいし、その記憶ゆえに他人に心を寄せてしまうのでしょうか。 「箪笥に入りきるお話」奥ゆかしくてよい言葉です。
1投稿日: 2018.10.21
powered by ブクログ前作からだいぶ間が空いての第2弾読了。前作でも感じましたがシリーズタイトルが「紅雲町珈琲屋こよみ」で表紙絵もマンガチックなのでほんわかしたものを想像してしまいますが、結構シビアな家族の物語たちです。外からはわからないが人はそれぞれ事情を抱えている。物語の中の家族の話ではなくて現実の私たちや友人や親戚、ご近所さんの話だと思います。スッキリめでたしで終わるわけではなくても、なんとも言えない気持ちを抱えながら生きていくのが 、きっと私たちに重なるんだろうなと思いました。
1投稿日: 2018.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お草さんのお見合い相手や、今でも胸をキュンとさせる相手まで登場して、お草さんの人生のいろいろ…を感じさせるお話もありました。 1つ1つの出来事が、解決したのか⁈ともやっとすることも多かったのですが、他の方の感想で「物事をそう捉えて納得するということ」と記されていて、なるほどと思いました。確かに、「…ということかもなぁ」位で、あとは時間が解決することも日常は多いですね。
1投稿日: 2018.06.28
powered by ブクログシリーズ第2弾。 前作との繋がりに疑問有。 内容は特に大きく繋がっているわけではないからいいけれど… 今回は詐欺紛いの土地取引に首を突っ込むお草。 昔の見合い相手までが登場。 第1弾より、少しランクは落ちた感じがする… 2018.5.6
1投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
*コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…人気シリーズ第二弾* 人に勧められて手に取りましたが、端正な文章も含め、とても凛とした作品です。よくある、善人のおばあちゃんのお節介物語ではないところがとてもいい。寂しさとやるせなさを抱えつつ、静かに、時には厳しく物事を見守る。いろいろな事情を抱えた登場人物に、控えめに手を差し伸べる。キャンドルの灯のような、さりげない優しさと寂しさが心に沁み入ります。
2投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…。 【感想】
0投稿日: 2017.08.10
powered by ブクログ紅雲町珈琲屋こよみシリーズの2作目。シリーズを久々に読みましたが、今回も面白かったです。お草さんの、気になるけど踏み込み過ぎない、凛とした姿勢が好きです。こんなおばあちゃん憧れます。この本の大きな流れは苦い事件ですし、ひとつひとつのお話も読後はしんみりしてしまうのですが、お草さんと周りの人たちがしっかり立っていて、いいなと思います。続きも読みます。
1投稿日: 2017.05.12
powered by ブクログーーー コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買いたたく業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草(そう)は、背景を調べ始めるが……。人気シリーズ第2弾。
0投稿日: 2017.04.24
powered by ブクログお草さんの優しさが溢れています。アルバイトの久実さんの人柄も素敵です。また続編が読みたくなりました。
1投稿日: 2017.02.21
powered by ブクログ図書館で。 幼馴染のユキノさん?は宮崎行ったんじゃなかったのか?シリーズ化したから地元に残ることになったのだろうか… というわけで日常のちょっとしたお話、という感じでミステリー分は低め。そして思わせぶりな登場人物が多くてコレ一冊ではなんかすっきりしない感じ。次に続く、となるのだろうか。ん~まあ、続きも読むけど…
1投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログ第1弾より随分スムーズに読みやすくなった。お草さんは相変わらず忙しい。年を取って振り返るから分かる事もたくさんあるのだろう。
1投稿日: 2016.02.18
powered by ブクログ重くも軽くもない気楽に読める感じが気に入ってる。 今回はおカネ絡みの話が軸になっていたこともあり、ちょっと暗かったかな・・
1投稿日: 2015.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お草さんシリーズ第2段。最早日常ものミステリーの枠を超えて、田舎町人間模様短編集という体をなしてきた。ミステリー要素もあるにはあるが、フーダニットはおまけの扱い。紅雲町をとりまく小悪人どもvsお草さん一派の行き詰る日常…これはこれでオモロいけどね。 お草さんの生き方が相変わらず素晴らしい。彼女の凛とした生き方、処世の術を読むにつけ、どんなに困った事態になろうとも日常を丁寧に生きる事の大切さと、それによる強さを思い知らされる。 きっちり掃除し、暖かい旬の手作りの料理を食べ、物を大切に使い、背筋を伸ばして生きることの大切さ。そうやって生きる人の強さ。 やっぱ、このシリーズハードボイルドやわ。カッチョええわぁ
1投稿日: 2015.11.06
powered by ブクログ「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第2弾。 杉浦草は紅雲町で和食器とコーヒー豆の店「小蔵屋」を営む。 70代の草は和服を粋に着こなし、髪をお団子にまとめ、蝙蝠傘は杖代わり。 これまでの人生、辛いこと、後悔することが多かった分、人として魅力的なのだろう。 だが、時として草の優しさは受取り手の思いとのズレを生じさせてしまう。 言い訳をせぬ姿勢は言葉足らずと感じられることもある。 見返りなど決して求めないのが本当の優しさだとは思うが、平穏でいられないのが人の心。 前半はひきつけられて読んだのですが、後半は… ちょっとペースダウン。
2投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログシリーズ2作目 後半スケールが大きくなっていたからどう納めるか、ハラハラした。 が、案外あっさり納まって あら?な感じ。 今後のお草さんの活躍を期待します。
2投稿日: 2015.06.13
powered by ブクログ杉浦草の紅雲町珈琲屋こよみシリーズの第2作。 ライバル店つづらが登場。姑息な手段を使うつづらを横目に、内心は穏やかでない草さん。独自のやり方で丁寧かつ客に寄り添った行動をとり、さまざまな人の信頼を得て行く。 何と言っても70才を超えたヒロインの行動力と情の深さが、とても魅力的で、楽しい。そして時折見せる老いの寂しさに哀愁を感じる。
2投稿日: 2015.05.31
powered by ブクログシリーズ2作目。 わたしは、1作目のほうが好きでした。 素人探偵のようなおばあちゃんが、おばあちゃんであることを活かして謎を解き、人助けをしていくというかんじで、とても読みやすく読後に清々しい気分になれました。 今作もお草さんキャラクターは好きだし、何より小蔵屋の雰囲気にはとても惹かれます。本当にあったら行ってみたい! でも、途中から前作にあった謎解きものの読みやすさがなくなってしまったようにかんじました。他人の親子関係を自分の子供への思いに重ねていくみたいでしたが、その辺から急に重さがでてきてしまって。 最後があまりすっきり終わらなかったので、3作目にどうつながるのか、次回作も読んでみたいと思います。
2投稿日: 2015.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の最後で幼馴染の由紀乃さんが遠くへ行ってしまい、どうなるのかと思っていたら、 時が巻き戻っていた。 四季折々の話が一つの方向に向かって流れ込むという展開は好きだが、 彫刻家との縁はちょっと唐突かな。 知り合った時も共通点なしの偶然だし、 30年ぶりのこれまた偶然の再会で、 面倒事を頼む方も頼む方だし、受ける方も受ける方だし。 最後の話の親子の確執の決着も、ちょっと安っぽい。 ところどころに心を刺すようなガラスの破片が埋め込まれている良さがあるのに、 切れ味が今一つ鋭くなくて、傷口がじくじく痛むような感じがする。 人の心の綾に痛みを感じさせられるところは、 宮部みゆきにも似ているが、 その痛さがスパッとしていて、 ある意味気持ちがいいのとは大違い。 自分の店にありきたりなものを置きたくないと納品を断った潔さがありながら、 過去の自分を責め続け、囚われ続ける主人公のもがきが その根源なのだろうか。 それとも、人とはそういう矛盾した存在であるということを、受け入れられない私の未熟さのせいか。
2投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログ2巻目のほうが好みだった、のでけども、親友さんは引っ越したのだと思っていました…! 残ってくれててうれしいけど、えっ!?てなってしまった。 グリーンフラッグが鮮やかだった
1投稿日: 2014.10.26
powered by ブクログ前作で親友は引越ししていってしまったと書かれていたが、今作にはまた普通に登場しているのが謎。 一話完結なので、文庫に編集された順番が違うのだろうか? 前作では地域の日常の不思議を解いていく話がほとんどだったが、今作からは主人公の過去もだいぶ出て来て、それに絡んだ人物や話が展開されていく。 少しずつ濃くなって来た感じ。
1投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログお草さんシリーズ第二弾!! パワフルなおばあちゃんだけど、 見ていて危なっかしくてはらはらします(笑)
1投稿日: 2014.08.16
powered by ブクログ破たんせず、こぎれいにまとめているとは思う。 けれど、激しく心をゆさぶられたり驚いたりということもない。 主人公草の店の切り盛りの描写も型破りなところも無く、むしろ優秀な経営者で現実の世界なら素敵な婦人なんだろうけれど、小説というフィクションの世界ではそのそつのなさがかえって小説のインパクトをさげているような気もする。 大きな事件や謎があるというより、彼女の身の回りに起こるちょっとした事件を見つめているという形式でミステリーとは少し趣が違う。 あくがなくてそつがない、けれど、一人の老後の孤独と寂しさをひしひしと感じさせる。 難をいえば、装丁と中身のギャップがちょっとひっかかる。 杉田 比呂美さんの挿絵はおしゃれで大好き。むしろ表紙買いしてしまうこともしばしばなのだが、このシリーズにはあわないのではないだろうか。 草と表紙絵のかわいいおばあさんのイメージがあまりにかけ離れていることに違和感を感じる。 出版社が杉田 比呂美さん表紙の吸引力にあやかって売ろうとしているような気がしてならない。 私が杉田 比呂美表紙イメージが先行して買っちゃったクチなのでそう思っちゃうのかもしれないけれど。 この内容なら、むしろウエットな風情の装丁をした方が雰囲気が出たんじゃないかなぁ。
1投稿日: 2014.08.15小蔵屋のピンチ?
お草さんの若かりし頃がちょっぴりうかがえて、楽しくなりました。 相変わらず、いろんな難題が降りかかります。 けれども、戦闘態勢で立ち向かうわけではなく、静かにできることから向き合っていく、まず話をしてみようというお草さんの姿に、歯がゆく感じながらも素敵だなと思いました。 身体についた傷は、かさぶたが取れればもう痛くないけれど、心の傷は大きさも治り具合も誰にもわからない。いつまた急に痛み出すかもわからない。そんなことをふと思い出す本でした。 爽快な謎解きや、どんでん返しはありませんが、 お草さんのひらめきに心が軽くなる展開は充分楽しめると思います。
3投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログ2話目が白眉。同情だけでは続かない、という現実。障害も災害もなんらかの事情も他人にはやはり他人ごとであるということを踏まえ、対等に居る。その「施し」ではない対等さは、きっと、どんな同情よりも貴重なものではないのか。 前作もそうでしたが、ひとがひとを先入観なくただその個人として捉え尊重することが出来るか否かを、容赦なく問われているように読み。そしてこの目線に至るにはまだまだ足りないなと思い知らされる。 苦いものも辛いものも味わうことで解るのだろうと。
2投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログ紅雲町珈琲屋こよみシリーズの第2弾。コーヒーのように苦味のある現実が、装丁のイラストとギャップがありすぎて、ある意味ショッキングである。 レビューを拝見すると、皆さん、結構はまっていらっしゃるが、私には先程のギャップを埋めることが一作目から出来ないまま。話の筋も理解できていない。続篇を読むことはないと思う。
1投稿日: 2014.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ2作目。 人にはそれぞれの抱える事情が大なり小なり有り、人生は思うように進むことばかりでは無いもの。 これまでの経験を糧に、時に取り戻せない過去を憂いながらも慎ましく前を向いて生きる主人公のお草さんが素敵です。 直接何かを解決してくれる訳では無くとも、事情を静かに受け止めてくれる人が居るだけで救われることってありますよね。 気になる終わり方をしているので、続きも早く手に取りたいです。
1投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログ線が複雑でわからなくなりそうだったけれど、 意外とつながりがはっきりしていたので見失わずに済みました。 あんしんミステリー。
1投稿日: 2013.11.23
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201310/article_3.html
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ(収録作品)如月の人形/卯月に飛んで/水無月、揺れる緑の/葉月の雪の下/神無月の声/師走、その日まで
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログお草さん、お元気そうでなによりです。でもお草さんたら、前作よりも危ない話にどんどん首をつっこんでいくので、常連客(読者)としてはこの先が心配です。「私の箪笥には入り切らない」と足るを知るお草さんに対し、欲望に限りがない人たちは、いつまでも足りないから礼節を知ることもないのでしょうか。お草さん、あまり無茶せず長生きしてくださいね。とりあえず、文庫化されていない続編が控えているというのは、とても心強いです。
1投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ草さんはもちろんそれぞれのキャラクターが活き活きしている。 私も小蔵屋さんの常連になっているようだ。
1投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ何がいいって、全然甘えていない所が良い。「草さん」のピリッとした大人の部分と、首を突っ込んで行動せずに入られない情の部分と、親友と分かち合う気楽な部分のバランスが理想的で、こんなおとなになりたいと思う。
1投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログ珈琲屋小蔵屋の草おばあさんが解決する連作短編集。凛としているのか、お節介なのか、肝が据わっているというべきなのか、いまだに私はこのお草さんという人がよくわからないままでした。どこで誤解したのか、新潟と思い込んで読んでたら、北関東が舞台でした(苦笑)
1投稿日: 2013.06.20
powered by ブクログうーん、評価難しいなあ。 たぶん悪い小説ではないのだと思う。人によってはのめりこんじゃうくらいかも。 でも僕の趣味ではなかった。そんなとこ。
1投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ前作よりも、どんどん読みやすくなっている。 自然の描写や、心理描写がとても良い、美しい。 ミステリー物の探偵役は、割と自身のプライベートは謎に包まれていませんか? お草さんはそうでない。 事件に絡む人々の“事情”に心を痛め、自身の過去に重ねてしまい、自分の行動を悔やんだり嫌悪したり・・・それでも進む。 そんなところを応援したくなる。 久美さんもお馴染みの頼りになるキャラクターで、登場するとなんとなく安心感を与えられる。 草さんの親友の由紀乃さん・・・前作の最終章ではたしか、既に九州に住む息子さんのもとに引き取られていませんでしたか? この本ではまだ一人暮らしを続け、時々、お草さんと食事をしたりしている。 シリーズものの時間軸は、作品の発表順ではないかもしれませんね。 あとはやはり・・・ 由紀乃さんはお草さんにとって、なくてはならない人なのかも・・・物語上の役割でも。
1投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ前作でお草さんと小蔵屋のファンに。今回は話がちよっと深刻で、お草さんの軽快さに物足りなさを感じました。
1投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログシリーズ2作目も短編集かと思ったら話繋がってたのね。 ちょっとその分、話がややこしくなったかな。 こう云うお店、雰囲気良さそう~
1投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログお婆さん探偵のシリーズ物。今回は色々とドロドロした展開も含んで、のためか読むスピードが少し遅くなってしまった。
1投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログ+++ 小蔵屋を営む老女・お草は、最近くさくさしている。近所に安さと豊富な品揃えが売りの和雑貨店・つづらが開店し、露骨な営業妨害を仕掛けてくるからだ。しかもつづら出店の裏には詐欺まがいの不動産売買の噂があって、草はほうっておけなくなるが…。コーヒー豆と和食器の店を舞台に、老女が街で起きるもめ事を解決するコージー・ミステリー。 +++ お草さんシリーズの二作目。如月、卯月、水無月、葉月、神無月、師走、とひと月おきに一年が描かれた物語である。小蔵屋の商売敵が現れたり、性質の悪い不動産売買に騙された人を目の当たりにしたり、お草さんの放っておけない性格が、ついつい事件に深入りさせるのだった。一作目よりもさらにお草さんに親しみが湧いてくるのは、お草さんが完璧でもなんでもなく、足りないところを充分に自覚しつつ、悩んだり落ち込んだり迷ったりしながら、相手のことを思い、自分の納得のために行動する人だということがより分かったからかもしれない。とても人間らしいのである。そして、何もかもひとりで背負い込まず、頼れる人にはちゃんと頼るのが好ましい。人はひとりでは生きていけないものだし、自分のためだけには生きていけないものだと改めて思わされる一冊でもある。
1投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログ小蔵屋のコーヒー飲んでみたい。 中に出てくる料理もいちいち美味しそう。 お気に入りの器にパンやおやつを載せて お茶を淹れて読書、がしたくなる。
1投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1話読み終わるごとに、毎回しんみりしてしまう。 謎解きよりも、登場人物の人生に思いを馳せてしまうなぁ。
1投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特別良いと思わないのに、ついつい読んでしまう不思議なシリーズ。 ついに小蔵屋にライバル店が。しかしそこは雑多な品揃えの、ちょっと品のない店。そのうち、詐欺まがいの手口にその店が絡んでいるのではないかという疑惑が浮上する。詐欺グループのトップは、藤原という、昔の草のお見合い相手(!)だと判明。 今回は、おばあちゃんらしくない、経営者としての草が光る一冊。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログお草さん、カッコいい。春菊のお浸しを食べているかのような、サッパリしつつほんのり苦い、でも旨い。そんな感じ。
1投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ「萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ」 http://booklog.jp/item/1/4167813017 の第二弾。 色々と見ると『ミステリー』って分類みたいなんだけど、 これって、ミステリーなのかな? ミステリー要素は少ない気が・・・? むしろ、町の日常を巡る出来事綴りのような気がします。 私はおばあさんのミステリーと言うと、 ミス・マープルの様な物をイメージしてしまいます。 物語は、引き続き、ほっこりがベース。 ほっこりの中にも、世知辛い話がまぶされているんですけどね。
1投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ一つ一つの話の終わりがすっきり感じないところもあるんだけれど、事件の終わり方というよりは出来事の納得の仕方と捉えると読み続けられる。
2投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから 詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。 小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるっていうあらすじ・・・。 表紙からは想像つかない内容でしょ これはシリーズの第2弾なんだけど、最初のを買ったとき表紙とのギャップにびっくりしました 前作より、今回のが暗い内容だったけど、面白かったです
1投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログ今回もお草さん活躍。お草さんの性格とか、何気ない風景とか、小蔵屋の雰囲気とかが好きやな。 話の方は最後のとこがいまいちやったかな。田沼の過去とかも微妙な感じやし。設定とストーリーがアンバランスな印象やった。
1投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログシリーズ2作目。 人情物にしたほうがいいと思うんですけど、どうして事件を大きくしたがるのか。 やっぱりタイトルと表紙と設定が、書きたいテーマとプロットに合っていない気がする。 探偵役がおばあさんである、そのあえてがよりぼやけた感じになった。
2投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ第一話如月の人形/第二話卯月に飛んで/第三話水無月、揺れる緑の/第四話葉月の雪の下/第五話神無月の声/第六話師走、その日まで 久しぶりのお草(そう)さんお年寄りとは思えない好奇心と、思い立ったら行動する(もちろん無理はしない)ことで、心に引っ掛かったことを解いていく。 こんな生き生きとしたお婆ちゃんになりたいものだ
1投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ和食器とコーヒー豆を扱うこじんまりとした小蔵屋を営む70代のお年寄りお草さんのシリーズ続編。ジャンルとしては日常ミステリに近いもののお草さん自身を始め登場人物たちが負っている人生の機微が細かく丁寧に描かれています。前回から店を手伝うようになった健康的でけなげな久美ちゃんの存在が、ややもすると暗くなってしまいそうな全体の雰囲気を救っています。短編連作だけれど全体を通した横軸のストーリーもしっかりあって、大変面白かったです。今後も楽しみなシリーズです。
2投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログ続編が出ていたとは知りませんでした。前作よりもお草さんが元気そうでなんか安心しました。事件はより深刻でしたが。
2投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログ珈琲と雑貨のお店を営む、お草(そう)さんの周辺に起こる出来事がつづられています。 子どもを亡くしたという辛い過去を持ち、迷いながらも一本背筋の通った生き方をするお草さんが好き。 シリーズ2作目。
2投稿日: 2012.12.20
powered by ブクログ早く読みたいな〜、と思いながら、文庫になるのを待って読んだ本。 前作ではさらりとした描写の中に、かなり重い問題を取り上げて、じっくりと読ませられた感がありました。今回も重いものはありながらも、身につまされる感じはあまり強くなく、サラリサラリと気持ちよく読みました。 登場人物が実にいい味に成長しています。久美さん、いいですね。 おそうさん、前作だけでもかなりの人生を歩んできた感じでしたが、この作品で、おやまあ、こんな紆余曲折が!と驚かされました。 それぞれにそれぞれの人生が。そして、タイトルが素敵。 次作にも期待、です。
1投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ今回は、どんな事件に立ち向かっていくのか…楽しみです。 ※追記 何か、中途半端なところで終わっている気がする。 そして、お草さんの親友・由紀乃さんって、確か前作で、息子夫婦のところに行ったんじゃないの?と「?」が浮かびました。
2投稿日: 2012.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生の先輩として傍にいて欲しいおばあちゃん。余裕とユーモアで切り返す会話には惚れます。それでも内心穏やかではいられない心情が窺えるから尚更ファンになってしまう。普段着が着物なのもカッコイイのだ。
1投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草さんが主人公の 「日常の謎解き」シリーズの続編。 「小蔵屋」のようなお店が近くにあれば、絶対私も入り浸ってしまうだろうと思う。 鋭い推理が展開される、という内容ではなく、お草さんの行動力にヒヤヒヤしつつ、感心してしまう。 自分がこの歳になったとき、果たして...と考えてしまいます。
1投稿日: 2012.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人が殺されたりとか生臭いことはないんだけど 人の過去、気持ちの奥の奥のねじれが起こす事件を 解決しているのかな?微妙な感じではあるのだけど 人が生きていることって、どちらかに必ず振れるものではないから 不条理を感じながらも、幸せも感じながら生きているんだなと思う 浮ついたところのない、優しいけどしっかりとした物語
1投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログお草さんのシリーズ2冊目。 連作短編で、次第に事件が絡み合っていきます。 北関東の紅雲町。 「小蔵屋」というコーヒーと和雑貨の店を出して10年になる杉浦草は、76歳で独身。若い頃に離婚し、地道に働き続けてきた。 若いが頼りになる店員の久実と一緒に、コーヒーの試飲もさせる店をやっている。 近くに安い雑貨店「つづら」が出来て、露骨な営業妨害をしてくるようになった。 アパートの前で捨てられた人形を見つけたお草さん。 その持ち主らしい子どもの荒れた様子に驚く。 かって幼い我が子を失っているお草さんは、困っている子どもを放ってはおけない。 けれど、これは虐待というのではなく… 叔父の田村は30歳ぐらいの誠実そうな男で、理由を説明するのだった。 久実は田村に好意を抱いたようで、店にもよく来るようになった子タケルを皆で可愛がるが‥? 福祉作業所のたんぽぽで作っているキャンドルを売ってくれないかと頼まれるが、特徴のない品なのに高すぎると筋を通す。 「つづら」では福祉に協力するために販売していると評判になり、しかも小蔵屋では断ったと広められる。 ところが「つづら」では、おまけとして配っていた。 別な販売方法を工夫する草。 展覧会に出かけたお草さんは、久しぶりの知人に出会う。 彫刻家の須之内ナオミは、まだ草が40歳の頃、呉服店の手伝いに通っていた頃の知り合いで、当時は高校生だった。 ナオミがアメリカに行く前にあった出来事について意見を聞かれ、当時の知り合いに電話してみた所…? カレー屋を経営する香菜という女性と知り合い、不動産取り引きの問題を聞く。 呉服のマルフジが高利貸しにも手を広げ、不動産屋と組んであくどい手を使った疑いが。 マルフジの社長とは、かって縁談が起きた間柄だった。 この件には、田村にも意外な関わりが‥?! 表紙イラストのほのぼのしたイメージを期待しすぎると違うかも。 日常の謎系ではありますが。 和装で髪を髷にまとめているので、おばあさんという感じだけど、そうでなければまだ、おばさんでというか初老で通るかも? 現役の働く女性で、健康だと、いまどき。 とはいえ、長く生きているとこんな経験もする、という印象はありますね。 40年も前なのにと自分でも思いつつ、幼い息子を失ったことを悲しむ草。 普段は淡々と暮らしていても、時にはその思いがあふれ出すように。 40年前に終わったことではなく、40年も続いた悲しみなのでしょう。 力のこもった書きぶりです。
4投稿日: 2012.10.23
