
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
丸子町商店街を舞台に、日常とSF奇譚が交差する群像劇。高校3年間を「時系列シャッフル」で紡ぐ構成が効いていて、どのエピソードを切り取っても人物の魅力が立ち上がります。16巻のエピローグまで含めて、美しく完結した名作でした。 初読は時間軸に少し戸惑うものの、読み進めるほど配置の妙が腑に落ち、嵐山歩鳥はもちろん、紺先輩やエビ×タケまで登場人物への愛着が増していく。作者の観察眼と緻密な設計にうならされました。 もっと詳しいエピソード解説や画像つきの感想はブログでまとめています: https://mangadake.hatenablog.jp/entry/421
0投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログシリーズ最終巻。 自分の前世のすがたを夢に見ることができるという不思議なCDをめぐる話や、歩鳥と森秋先生との関係を疑う人物からの脅迫状が歩鳥のもとにとどけられた話などでは、探偵にあこがれる歩鳥の推理が冴えわたります。また、以前にもとりあげられた森秋先生の祖父が遺した絵の謎をめぐる話でも、歩鳥と涼ちんの活躍によって、ついに謎が解き明かされることになります。 また、トシ子が受験勉強に専念するため、メイド喫茶シーサイドでのアルバイトを辞めることになり、もとの喫茶店になる話など、最終巻らしいエピソードもあります。そして「エピローグ」では、亀井堂の静ねーちゃんが歩鳥にかくしていた秘密にかんする結末がえがかれています。 日常系のマンガはこれまでいくつか読んできましたが、本作の基本的なテイストと秀逸なストーリーはそれらのなかでもとくに強く印象にのこっています。
1投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ第122話未来の夢 第123話Detective girls final 第124話大事件 第125話紺先輩スペシャル 第126話悪 第127話至福の店 フォーエバー 第128話嵐と共に去りぬ 第129話少女A
0投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログ"「学校で事件でも起きやしないかなんていってたけど 本当に事件が起きりゃ加害者がいて被害者がいて 暴いた所で皆傷付くんだよ はぁ〜〜ぁ 当たり前だよな」 「………………」 「そうだ 真田ありがとね あん時2階から飛んで来たの カッコ良かったよ」" 完結。 最後の最後でぶわっと泣いてしまった。 時系列シャッフル、ものすごく練られて作られたんだろうな……ほんとすごい。 この後にもう一度14巻を読みたい。 じわっとした怖さや、羽鳥たちの年相応の賑わいや、それでいてたまに鋭く真実を暴くところ……すごく面白かった。
0投稿日: 2019.06.08
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大満足。終わり方もとても好きだった。 読者をとても気持ちよく裏切ってくれる作品であり、この町の住人になった安堵感を与えてくれる作品でもあった。 みんなー!騙されたと思って読んでみろー!
1投稿日: 2019.05.07
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登場人物全てが可愛らしい。 主人公の探偵脳と最後は素晴らしい。 最後を見るために全巻読むべし。 この作品好きな人は宮原るり先生の「僕らはみんな河合荘」も読むべし。
0投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログついに最終巻読み終わってしまった。さみしい…新しい歩鳥(主人公)達にもう会えないかと思うとさみしすぎる!! 登場人物達みんな魅力的でみんな個性的。全巻通して全ての話が面白かった。1話もつまらない話が無かった。たくさん笑わせて貰いました♪ 多分ちょこちょこ読み返したくなる漫画なんだろうな〜。 たまにでいいから新しい話描いて欲しいな〜。
1投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログ日常系の漫画では相当完成度が高いのでは? 自分も、町の住民になった気分になれるし、 それ故に終わってしまった寂しさをものすごく感じる作品
0投稿日: 2018.01.18
powered by ブクログうおおってなった。歩鳥がいて良かった。総集編のようだった。真田の笑顔とそれを見てるタッツンが良かった。変わっちゃうんだってこと。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ楽しかった!とっても楽しかった!!アニメから入ったのだが、石黒氏のストーリー構成、人間の描き方がたまらなくいい。サザエさんみたいに一生続けばいいのにと思ったけれど、終わらないとそれ町らしくないか。素晴らしい作品との出会いに感謝。(^^)
0投稿日: 2017.12.08
powered by ブクログあーーーっ、終わっちゃった。 歩鳥の街に住んでみたかった。 でもそれは叶わないから、この漫画のみんなみたいに日々を真剣に、面白おかしく生きていこう。 この漫画が終わる前にぼくが死ねたら幸せだったのに。名作との別れはつらいよ。
0投稿日: 2017.07.20
powered by ブクログたぶんこれからもずっとだいすきな作品。 素晴らしかった。 こんな素敵な区切り方ってあるかしら。 最終巻だけど物語は終わらない。 廻り続ける。 泣いた。 石黒さんの描かれるお話はどれも秀逸で色んな色がある。 心があったかくなるお話、 思わず笑ってしまうお話、 懐かしいノスタルジックな気持ちになるお話、 SFちっくな壮大なお話、 胸が苦しくなるような切ないお話、 なんだか底の知れない、心がざわざわする不気味なお話。 「それ町」はそれらが全部、主人公である歩鳥の日常とひと続きになったお話として味わえる、 本当に、本当に素敵な物語だった。 最終巻は特に全部詰まっていた。みんな「区切りよく終わらない」ラストであるとこに廻り続ける町や、愛すべき彼らのこれからを思わずにはいられない。 歩鳥を筆頭とした、丸子商店街や高校の愛しい登場人物たちにこれからは新しい形で会えないのが寂しいな。 個人的には歩鳥と紺先輩のコンビがだいすきでした。
1投稿日: 2017.05.01
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すばらしい最終巻。 あらゆるストーリーラインが完結に向かい、締めの雰囲気からの最終話。 からのエピローグ。 すばらしい締めくくりだった。 終わってしまったのは残念だけど、あのエピローグが見れたので満足。
0投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログなんだよそのエンディング!からのなんだよそのエピローグ!!やっぱりそれ町大好きだ。(あと紺先輩スペシャルの扉絵、可愛すぎる)
0投稿日: 2017.03.07
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16巻(完結)読了! もともとシャッフル連載なので、どこで終わっても時間軸的には良いのでしょうが(だからこそ作者の方も何度でも読んでいろいろ発見してほしいのだと思います)、16巻はエピローグがあってこその★5です!これは本当に良い後日談でした。
0投稿日: 2017.03.05
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案外淡々ともろもろの伏線を回収しにかかっていて、ああ連載を読んでいた人は「終わるんだな」ときっと実感していたんだろうなぁという最終巻。しかし作者あとがきにもある通り、時系列シャッフル故にあまり「終わり」に意味を持たない作品であることも確か。投げっぱなしな感じの「オチ」もそれ町らしい。 ……などと油断していたらエピローグが! これを描かれてしまったら『それ町』は終わったのだなと、もう受け入れるしかない。見事なエピローグで、ちょっとホロッと。ネバーエンディングな漫画が、ちゃんと締めて終わってくれて、こちらとしても気持ちの整理がついたというか、そんな感じ。 作中の歩鳥とタッツンのやり取りと、こちらも同じ気持ちである。本当に楽しかった!
0投稿日: 2017.02.27
powered by ブクログ終わるべき所は終わり、続くところはまだまだ続く、そんな「登場人物の人生はまだまだ続くけど、とりあえず物語はしまい」そんな感じの最終巻。不思議は話もあったりしたけど、結局夢だったのかしら。 しかし、エピローグはそっちが来るか。といった感じでグっと来た。
0投稿日: 2017.02.26
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もはや言葉は必要なし。一言すれば,本当にエピローグにはやられました。作品を読んでため息をするくらいに,,,しびれました。作品全体のレビューは廻覧板に回します。
0投稿日: 2017.02.25
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これまでの伏線を回収するための一冊だった. 急いで回収して回るのがなーんか、そろそろ最終回なので風呂敷たたんで下さいってせっつかれている様子が透けて見えてしまうのが苦手. でも最後の3つの終わらせ方は良かった. 「SF落ちは逃げ」ってのは最後から三つ目に対する自虐だろう. でも唐突なSF回はそれ町に重要なエッセンスだから、最終巻にそういうのが一つあるのはそれ町らしくて良い. 一番最後はそういえば忘れていた伏線だった. 良い落ちだった.
0投稿日: 2017.02.20
powered by ブクログ最終話が終わりじゃない、それでも=連載が終わっても町は廻っているってのが成立しているあたりに時系列シャッフルの利点ここに極まれりという最終巻。最終話が終わりじゃない、じゃあ最終話の後の時系列の回は何巻に載ってるんだろうと廻覧板片手に、廻る町の中へ何度でも入っていけるこの幸せよ。
0投稿日: 2017.02.19
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紺先輩関連は抑えめになり、広く結末のムードを漂わせ。 しかしシャッフルだから永遠に繰り返せる。 時間……ただの積み重ねではないのだ。 素晴らしい漫画。
0投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログついに終わってしまった…! 雑誌で最終回読んだときは笑ったけど、書き下ろしエピローグ読んだら泣いた…。 良い作品だった。 歩鳥が賢いのが好きでした。 回覧板も読みたいけどでかくて高いので躊躇している。
2投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログはー。 「対決」の最終巻。 連載最終回(?)の上手い閉め方もよかったけど、エピローグにある「対決の結末」が最高だったなぁ。見返しを読み返して感動ですよ。 回覧板読んで、もっかい頭から読み返そう。 そういえば、エピローグの、歩行杖ついてるおじいさん、何者だっけ???
1投稿日: 2017.02.16【遂に完結】
遂に完結ということを知ってから 寂しさと、楽しみのちょい複雑な 気持ちを抱えながら読み始めました。 やっぱり、ストリーのもっていきかたが好き。 そして、言葉のチョイスも好きです。 急にキャラの印象が変わったり、 驚きの仕掛けがある展開が好き。 改めて、好きなところが詰まっている マンガだということを実感 ラストに向かって紺先輩や、タッツンのやりとりを 読むだけで胸がジーンとし、最後まで読み終えた時に 思わず涙がほろりと流れました。 まさか、読んだ自分がこうなるとは 思いもしませんでした。 「それでも町は廻っている」を知ったのが TBSのアニメ版でした。 文化祭でメイズとしてバンドを組んだところ 「そうは云っても世界は終わらない」 この演奏シーンからはまり、早7年 読み終えた後、表紙の歩鳥と同じく 清々しい気持ちになります。 読んだことのない人は、 1巻から読むのを進めたい!
6投稿日: 2017.02.16
powered by ブクログ構成も、締め方も、振りかえれば「時の流れ」を感じさせ、でも、読んでいる時はそれを微塵も感じさせない。 1話に込める諧謔と洒脱。ずっと浸っていたい世界の一区切り。 エピローグ、グッとくるじゃないか、こんちくしょうめ。
2投稿日: 2017.02.14
