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ロウソクの科学
ロウソクの科学
ファラデー、竹内敬人/岩波書店
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総合評価

54件)
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    マイケル・ファラデー氏の少年少女向けのクリスマス講演の記録。燃えるロウソクを使って、一つひとつ実験をしながら「なぜ燃えるのか」「燃えた物質はどうなるのか」を興味を惹き付けながら実演する光景が目に浮かぶ。YoutubeやTiktokがある今となっては文字面だけだと分かりにくい部分も正直あるが、化学に興味を持つ第一歩としてワクワクしながら読み進められる本である。色褪せない。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    難しい単語が頻出するじゃないかと少し身構えて読んだけどすごく読みやすかった。 影って不思議だな〜という単純な疑問や、よく出来たこの世のあらゆる生物の仕組みや結びつきを考えるきっかけになった。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    むかし、お仏壇のろうそくと線香でイタズラして、 初めて祖父に怒られた苦い思い出があります。 思えばそれが祖父との最期のやりとりだったかもしれません。 おかげさまで人様に大きな迷惑もかけず、こうして生きられております。 叱ってくれる人がいる、というのはありがたいことですね。 この本は、山本有三の『心に太陽をもて』を手にした時、 ファラデーについて描かれた内容に特に興味をひかれましたので、 いつかきっと読んでみたいと思っていました。 ここでは、ふだんなにげなく見ている、当たり前に燃えるろうそくをテーマに、 それ単体を科学的に説いた内容が主題となっていますが、 自分は控えめに言っても、不真面目な学校生活を送っていましたし、 理科はとりわけ、座学も実験もイヤイヤやってた記憶ですので、 興味があってこの本を手にとってみたはいいものの、 書かれていることは恥ずかしながら、あまり良くわかりませんでした。 科学的な内容の細部は別にさせてもらいまして、 あくまで自分が直感でつかんだ印象としては、 講義をするファラデーも受講者も、ひとつひとつがエネルギーを 燃やしている独立した生き物であり、ろうそくと大きな違いは無いこと。 ファラデー自身の燃える炎が、ひときわ明るく周囲を照らし、後進を育み、 影響を与える存在として光を放っている光景が目に浮かびます。 ここには、冷たい現代的な詰め込み教育とは真反対の、 暖かみに満ちた一体感を感じますね。 いちばん生活のそばにある物が、実は世界の真理になっている。 なるほどこういう意識が持てれば、距離感はグッと近づく。 もしも自分が、このファラデーのクリスマス講義に参加する様な、 何かのきっかけがあったとしたなら、科学に限らず、その後の意識は また違ったものに変わったかもしれません。 冒頭に述べました山本有三氏の本にあったように、 ファラデーは元々、エリート街道を歩んだのでなく、 人よりマイナスの状態から、大出世した偉人であるからこそ、 未来を生きる子どもへの育成の取り組みに熱心だったのかなと。 この本を読む限りでは、研究の成果に対する外部の妬みから不本意な 仕打ちも受けたように書かれていますが、彼の科学者としての 純粋な気持ちは、限りなく曇りのないものと言って間違いないかなと思います。 今日も世界の至るところ、科学者は地道な努力に明け暮れていることでしょう。 自分も1本のろうそくとして、持ち場を守ろうと思います。

    10
    投稿日: 2025.06.22
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     目の前で起きる当たり前の現象、その仕組みを説明できますか?ロウソクの火はなぜ燃え続けるのか?どうして花火のように一瞬で燃え尽きないのか?この本は、イギリスの科学者マイケル・ファラデーが子どもたちに向けて行った講演内容を収録した名著です。日常の中の科学的な現象を解き明かす内容は、科学の楽しさを伝える手品のような実演と共に紹介されています。科学的原理をわかりやすく伝えるため、記者による書き起こしが親しみやすい文章でまとめられています。難しい理論よりも科学の面白さを強調することで、読む人の好奇心を刺激します。科学を学び始めたばかりの大学生にもおすすめの一冊。科学の世界への扉を開く一歩を本書が照らす灯火と共に踏み出してみませんか? (ラーニング・アドバイザー/応用理工 SAITO) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1826430

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    投稿日: 2025.01.30
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    ●ファラデーの講義 昔からの名著として読みたいと思っていた本。 ファラデーの生き生きしたロウソクに関する講義が印象的であった。ロウソクについて様々調べており、日本製のものも登場。あらゆるロウソクを調べ、実験から、科学現象を説明する。ロウソクに関する現象がよくわかった。

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    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一本のロウソクの燃焼実験から始まり、身の回りにある元素について順を追って実験で確かめながらその性質を理解できる構成となっている。 科学の実験なんて中学生の時以来20年以上ぶりであり、途中私の想像力が足りず、完全に理解できなかった個所もいくつかあったが、それでも全体としては好奇心をいい感じで刺激してくれる本だった。 助手のアンダースンさんへの気配りがしっかりできている様子も伝わってきて、ファラデーさんの人柄にも好感が持てた。

    1
    投稿日: 2025.01.07
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    確か小学生の頃、読んだはずだが探すのも大変だから 新訳も手伝って買ってしまった。 宣伝上手な角川文庫の方が目に付きやすいが比べたらやはり岩波文庫 そもそも古典を読むような感覚だから関心の薄い人には取っ付きにくい。 しかし岩波文庫は図版が文章と紐付けられているので助かる人も多いはずだ。 「難しそう」「難しいかった」という方には 「「ロウソクの科学」が教えてくれること(サイエンス・アイ新書)」をお勧めしたい。

    0
    投稿日: 2024.05.21
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    偉大な科学者ファラデーが、子ども向けに行なったクリスマス講演を書籍化したもの。特に意識したわけではないけど、飛ぶ教室もロウソクの科学もクリスマスに関連があってびっくり。 ロウソクという身近な素材から、酸素、水素、窒素、二酸化炭素と空気中の気体の性質を興味深く解明していく語り口は見事で、こんな先生に教わりたかったと思える内容。 ノーベル化学賞受賞の吉野彰氏が科学の世界に興味を持ったきっかけとして本書を紹介したというのも頷ける。この本の価値は明らかで、今さら内容について書くことはありません。 ただ、残念ながら非常に読みにくいのは否めない。実験の流れを、途中に何枚か図はあるものの、ほとんど文章で説明しているため、頭の中で想像しながら読み進めるのがとてもつらかった。ちょっと集中していないと、途端についていけなくなる。 あと、脚注が章末と講演内容の末の二箇所に分かれているのもだいぶ読みにくかった。

    2
    投稿日: 2023.12.20
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    物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

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    投稿日: 2023.12.15
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    ファラデーが子供たちに贈ったクリスマス講義。1本のロウソクが燃えるとき、発見の連続です!(三木久美子先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000211728&opkey=B169881722132427&start=1&totalnum=7&listnum=3&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0000000

    0
    投稿日: 2023.08.08
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    ロウソクに火が灯る現象から、少年少女に対して、科学とは何かを解き明かそうとするファラデー。見えない気体に含まれるものとは。文章と図解で、こんなにも生き生きと実験を見せて、科学の楽しさを伝えられるものだろうか。1800年代であるが、時代を感じさせない。 果たして、子供時代に本作を読んでいたらどうだったろうかと夢想する。一人で読むには、理解が足りず、何かつまらない文章問題でも読むような感覚になったかも知れない。恐らく、理解出来なかっただろう。ノーベル賞受賞の吉野さんのように、子供の頃に面白いと思えるか否かはその後の人生の試金石なのだろうか。今でも多くの子供は、この一冊を与えると興味なさそうな反応だ。でも、実際に実験を見ると目は輝く。この違いは、文章と映像の再現力、文章から想像する力の不足。 子供にただ与える前に、文章を映像化する力を身につけるにはどうするか、セットで考えたい。

    1
    投稿日: 2022.07.14
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    【おすすめポイント】2019年にリチウムイオン電池の研究でノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が、小学生の時に読んで科学のおもしろさに目覚めたと紹介した、理科の入門書です。古典的な名著ですが、こども向けに書かれた本なのでとても読みやすいです。1本のロウソクを材料に身近な現象を考えることで、シンプルに自然の法則が理解できます。 【請求記号】430.4:Fa 【配置場所】2階 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28194149

    0
    投稿日: 2022.07.05
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     「ろうそくの科学」はファラデーが行ったクリスマス講演について記録したものである。この本はノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんがおすすめした本であり、理系的な知識、または考え方を身に着けるべく本書を購入した。  ろうそくの燃焼をきっかけとして、水や酸素などの反応物について様々な実験を通して、それらの性質を解き明かしていく内容となっている。一見難しそうな内容に思えるが、大半が高校までに習うような現象を解説している。  私が特に感動したのは炭素の性質について説明している第2講と第6講の箇所である。その理由は、これまで水素や酸素の働きなどについては理解できていたが、炭素に関しては特徴がいまいち分からなかったからである。本書を読むことで炭素は燃焼にとても大きな役割を果たしているとともに私たちの生活に深く関わっていることが容易に想像することができた。  個人的には化学に一度おおまかに触れている高校生以上の人におすすめしたい。また、理系では知識の蓄積、文系では科学実験の感覚を味わうことができるだろう。

    1
    投稿日: 2021.08.25
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    第一講から第六講まで ロウソクの燃焼から、水素、酸素、二酸化炭素、窒素の燃焼への影響を実験しながら説明していく講義を書籍化したもの 内容についてはなかなか全部を理解したとは言えないけど、 この講義をリアルタイムで聞いた少年少女の気持ちになって読めました。 学校で「水の元素記号はH2O」と教わってテストのために覚えるのではなく、 自分で講義を聞きに行き、目を輝かせて勉強する当時の少年少女がうらやましいような気持ちになりました

    6
    投稿日: 2021.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一つの事象(ロウソクの燃焼)から身近にある水、二酸化炭素へと話を進めていく。その講義の中では、一般人に目線を合わせ、言葉を選んでいたり、家でもできるような実験を教えてくれる。 本書で、科学の知識を学ぶだけではなく、ファラデーの真理を追求しようする科学の精神を学ぶことも大切である。

    0
    投稿日: 2021.03.18
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    請求記号:430.4-FAR https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M020298 <堤治先生コメント> 子供の時読んで、科学への好奇心をそそられた。 <BOOKデータ> 一本のロウソクに火をともせば、深遠な科学の世界への扉が開く。製本工から夢を叶え、偉大な科学者になったファラデー(1791‐1867)が、もっとも愛した聴衆—少年少女に語りかけ、実験をくりひろげる名講義。世界中で愛読されてきた本書は今なお科学の精神を生き生きと伝える。現代の読者のために詳細な訳注・解説を付した。新訳。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    王立研究所にて、1860年の年末から翌年初にかけて行われた、恒例のクリスマス講演。ファラデーさんが行われましたその内容を、雑誌の編集者だったクルックスという方がまとめられたものです。ろうそくの燃焼から始まり、物の化学変化を6回に分けて講義されています。化学式などを使うことなく、実際に目の前で行うことで、何がどのように変化するのかということを分かりやすく示されています。私たちが知っている化学変化について、一つ一つ丁寧に、具体的にどのような環境で発生するものなのかを知ることができます。このような目線での授業というものがあったならばと感じさせられる内容でした。 ろうそくに限らず、物が燃焼するときに、何が起こっていて、何が発生しているのか。それは常識として知っている感があるものですが、実は化学式として知っているだけで、実際に現実を見たわけではなかったこと。本書を読むことで、そういった、一見簡単で基本的なことが、実は本などからの受け売りにすぎないことを教えられました。

    0
    投稿日: 2020.08.08
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    2019年のノーベル化学賞を取った吉野博士を、科学の世界へ誘った一冊。 漫画版や図解のものもあるけど、これは原著にできるだけ忠実であるように書かれてある。発行当時、この本を手に取った人の気持ちになりながら読んでみた。 なるほどこれは興味をそそられる。科学の奥深さが詰まっている。燃えるロウソクから放たれる様々な物質のように。 だれかこの本に書かれている全ての実験を映像に残してくれないだろうかって思うぐらい、生で実験を見たいなと思わせてくれる。 見たかったら科学者になって、自分の目で見ろってこと?

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    投稿日: 2020.07.04
  • ノーベル賞受賞者推薦の書

    電気で有名な英国の科学者マイケル・ファラデーが、青少年のために行ったクリスマス講演会の講義録をもとに出版されたものである。 この本は、昨年ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が、化学を志すきっかけとなったものとして有名になり、自分もその影響で購入した。 ファラデーの講義録は、さすがに青少年向けとあって非常にわかりやすく、当時の一般社会への科学啓蒙に対する情熱が伝わってくる。「ロウソクの科学」という訳で現代でも「ロウソクの化学史」といったようなところだが、内容はロウソクの話から広がって、気体の電気分解や酸化・還元といった化学の興味深い内容に詳しく触れている。 現代では中学の理科で習うような内容だと思うが、当時の青少年たちからしたら、これは科学の最先端の内容だろうと思う。本書にも、当時の子供達になったつもりでという記述があったが、当時この講義を聴いた子供たちは本当に衝撃的な印象を受けたに違いない。 本書は、ファラデーの生涯についても納められており、階級支配のあった当時の英国でしがない印刷工が、王立研究所の研究者になる話は非常に印象的だった。 幸運もあったろうが、ファラデーの科学に対する情熱が、様々な障害を乗り越える原動力になったのだろう。今からでもこんな情熱を燃やしたくなってしまった。確かにノーベル賞受賞者が推薦する本だとなぜか感心し、読んで損はないと思った一冊だった。

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    投稿日: 2020.05.29
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    ノーベル化学賞受賞者が子供の頃に読んだ本として目に止まって。 ロウソクは、炎、燃焼、水、酸素、、簡単で、そして奥深い化学が詰まっていることがわかった。ファラデーの実験も、大気圧、酸素分解、重さなど子供の目には魔法のように映り魅力的で、そして不思議さがわかるものだと思う。19世紀のでんじろう先生。 これを読んだり見たりすると、自分もその科学の一端に触れ、人間の発展に貢献したくなる、のかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【内容】 一本のロウソクに火をともせば、深遠な科学の世界への扉が開く。製本工から夢を叶え、偉大な科学者になったファラデー(1791‐1867)が、もっとも愛した聴衆―少年少女に語りかけ、実験をくりひろげる名講義。世界中で愛読されてきた本書は今なお科学の精神を生き生きと伝える。現代の読者のために詳細な訳注・解説を付した。新訳。 【感想】 200年近く前に、こんなにも正確な科学の知識が見出されていたことに脱帽。 本に書いてあるようなリアルな実験付きの講演だったら、 科学に興味を持つこと間違い無いだろうなぁと思った。

    0
    投稿日: 2020.01.29
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    ノーベル賞の受賞コメントから話題になっていたので。 最終講で和蝋燭が登場したときは思わず「おお!?」と思ってしまった。 ロウソクが燃える「だけ」の現象ではないんだな、と気付かされた。ロウソク以外にもきっと色々な面から見て面白い現象とかものとか、あるんだろうな。これまでは、仕組みであったり流れであったりがざっくりわかっていればいいやと思っていたけれども、もう少しきちんと説明できるようにならないと、子どもに何がどう面白いのか、うまく伝えられないよな…もう少しがんばろう。

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    投稿日: 2019.11.17
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    ついつい世間に流されて読みました。 子供の時に読んだのですが、当時は結局読み終えられなかった記憶があります。 ただ、いま大人になって改めて読んでみると、なるほどというとこが多く楽しく読み進めました。 やっぱりこれをおもしろいと感じれる子供がノーベル賞もとれるんだな。

    0
    投稿日: 2019.11.16
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    吉野彰さんの背中を押した古典的名著。 ノーベル化学賞受賞の吉野彰さんが科学を志す契機となった ファラデー『ロウソクの科学』が話題!各社増刷!

    0
    投稿日: 2019.10.30
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     今年のノーベル賞受賞者の吉野彰氏が,小学校の先生に勧められて読んで教えられた本として紹介されていたので,すぐに店頭から消えたという。この現象,毎度のことだけど…。  わたしの本棚にあったのは,岩波文庫版。矢島祐利訳である。  内容は,子ども向けクリスマスレクチャーの講演の様子を収めたもの。講演の場所は王認学会(ロイヤル・インスティテュート)で,当時は,いろいろな科学者が一般人向けに講演をしてきたらしい。  ファラデーは,製本屋にはたらきながら,そこに書かれている文章を読んで科学に興味をもったという経緯がある。その後,曲折を経てデーヴィーの助手として働き始める。そして,中学校でも習う科学的な大発見をするのだ。  本書は,「ろうそくの科学」と書かれているが,「そうそく」は単なる出発点である。6回の講演の中で,「ろうそく」が燃えると何がどうなるのか。空気とはなんなのか。燃えるとはなんなのか…など,いろいろな知識をユニークな実験を交えながら教えてくれる。本書にはところどころに分かりやすい実験器具の図も掲載されているので,ややこしい解説を読む助けになるだろう。  子どもにはちょっと難解だと思われるが,吉野氏は本書を手に取って読んだんだと思う。他の会社からも数冊,『ろうそくの科学』が出ているけど,吉野氏の小学生の頃には出版されていなかっただろうし…。(本書の発行は1933年)  ここまで感想を書いてみて,気づいたことがある。それは,今,手に入るの岩波文庫版は訳者も変わっているし,ページ数も多くなっているようだ。これは読み比べてみるのもおもしろいかも。

    3
    投稿日: 2019.10.21
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    ノーベル賞受賞した吉野彰さんが科学を志す契機となったファラデー「ローソクの科学」の本として実際にTV番組で紹介されています。 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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    投稿日: 2019.10.10
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    角川文庫のかわいい表紙に騙されて、きっと角川文庫の方が易しいだろうと角川文庫を読んだが、こっちの方がずっといい。角川文庫とこちらとどちらにしようか迷っているなら、こちらが絶対いいです。 訳が新しいことはもちろんだけど、解説も充実しているし、何より訳者がとことん調べて考えた上で注釈を付けている。足りない図は補ってあるし(アルガン型ランプ、角川は絵もないし、ネットでも日本語ではヒットしないし、一体どんなものかと思っていたが、こちらにはちゃんと絵がある。)、角川みたいに図に番号はあるのに本文にどれを指すか書いていないなんてこともない。とにかく、かけてる情熱と手間が角川の比じゃないんです。値段は若干高めだけど、内容の差はこんなものではない。 同じ内容なら安い方、と安易に決めないでほしい。ファラデーの伝記もついています。出し直すなら、前よりよいものを。さすが岩波文庫。

    8
    投稿日: 2019.06.20
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    円柱型のロウソク 火をつけると、整った綺麗な形の炎があがるのは、炎の熱による上昇気流で、空気が円柱の形に沿って昇るから ロウソクの真ん中に溶けたロウがたまるけど、フチまでは溶けずに垂れないで溜まるのは、上昇気流によって周辺のロウは冷やされて溶けないから ロウソクの芯の周辺が暗いのは、そこではロウはまだ気化しただけで、燃えてはいないから などなど、円柱型のロウソクの奇跡的なほどの完璧さに涙がこぼれる 科学の諸要素が感動的なほどに結晶してるロウソクの佇まいに惚れ惚れ こういうのを小学校の授業とかでやらないといけないんです

    0
    投稿日: 2018.11.24
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    ファラデーといえば電磁気分野で多くの業績を残した偉大な科学者である。しかし、彼の生涯を歴史的な観点から見ると最初から華々しかったわけではないとわかる。そもそも彼は製本工であって、高等な教育を受けていなかった。それが助手となり、王立会員となり、研究所長にまで登りつめ、今日の教科書に名前を残すことになった。ファラデーは所長となってからいくつかの企画をしたが、この本はその中の一つ「青少年のためのクリスマス講演」を収録したものである。ゆえに理論はいらない。ロウソク1本という日常の小道具一つからあらゆる化学現象が語り出される。19世紀の偉大な科学者の実学をどうか読んでもらいたい。(化学システム工学専攻) 配架場所:工5号館図書室 請求記号:B-00:F2-1:1t ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002907691&opkey=B153973883417461&start=1&totalnum=6&listnum=1&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=000000

    0
    投稿日: 2018.10.17
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    正直、辛かった。 科学(化学?)の心得がある程度あり、実験の過程が頭の中でイメージできればいいのだろうが、わからない人間にとってはただ手順とその結果を説明されても何がなんだかさっぱり。 科学のための視点とかもう少し上位レベルでの話しが出てくるのかと思ったが、基本的にはひたすら実験手順の説明。 料理番組をラジオで聴いてるような感じ。 何度も出てくる「すこぶる」(=very?)と「アンダースンさん」が気になった。

    1
    投稿日: 2018.10.15
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    ファラデーが最後のクリスマス講演でこの話をしてからちょうど150年の今年に出た新訳で読めた幸せをかみしめる。

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    投稿日: 2018.05.27
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    こんな講義を受けてみたかった。いまだったらVRでファラデーを蘇らせてネット講座なんてことも可能だろうし、実現したら面白そう。

    1
    投稿日: 2017.10.14
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    ★科学道100 / めくるめく失敗 【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11030248

    0
    投稿日: 2017.07.05
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    日曜朝のFM番組で小川洋子さんが12月に紹介していた本。ファラデーの青少年のためのクリスマス講義録、全6回。 ざっと150年前の産業革命後のイギリスでも理科教育は全く行われていなかったと云う。きっと、当時のイギリスの子供たちはワクワクドキドキで、ファラデー先生の実験に見入ったんだろうなあ。 小中学生の頃の理科室を思い出した。燃焼実験とか、電気分解とか。 「ファラデー先生。質問。どうして、火から水が出てくるの。ろうそくの中に水素があるの」とか、手を挙げて、聞いてみたいなあ。

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    投稿日: 2017.02.13
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    ◆きっかけ 『昭和の親が教えてくれたこと』の中で筆者の森まゆみさんが、オパーリンの『生命の起源』と共に叔父に薦めてもらったと挙げていて。2016/9/8

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    投稿日: 2016.09.08
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    30年近く理科教育に関わる仕事をしていながらこの古典を読んだことがなかった。今回、仕事で必要に迫られて読んでみることにした。いや、おもしろい。実験内容についてはいまでも扱える基礎的な部分が多いのだけれど、150年前だからこそていねいに説明されている内容がたくさんある。たとえば呼吸のこと、光合成のこと、酸素や二酸化炭素のこと。いまなら、小学校高学年の子どもたちならばたいがい知っているはずの内容を、時間をかけて説明されている。それはそうだろう。電気をつけるとか、写真を撮るとか、いまなら日常普通にしていることが、当時は真新しく、とても珍しいことだったのだろうから。また、それとは反対に、気体の重さを求めたり、温度をかなり低いところまで下げたり、日本が江戸時代の末期と考えると、それだけの技術があったということも驚きだ。本書を使って、子どもたちに理科のおもしろさを伝えるのと同時に、当時の時代の雰囲気を味わってもらえるといいと思う。

    1
    投稿日: 2016.06.16
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    もし150年前にノーベル賞があれば何度も受賞していただろうと言われる科学者、ファラデー氏による青少年のためのクリスマス講演録。ロウソクの炎のゆらめきから見えてくる科学的考察はとてもシンプルでありながら驚きに満ちていて、世界の法則に触れた瞬間の輝きに満ちている。化学記号を使わない故の読みにくさや時代背景の取りにくさはあるけど、訳者の言う通り当時の少年少女の気持ちに寄り添って読むことでその喜びに触れることができるだろう。センス・オブ・ワンダー、驚くことの才能を持ち続けることを忘れないでいて。

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    投稿日: 2014.12.20
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    高校、大学と進むと力学でも電磁気学でも微分積分やベクトル解析を多用して本質が見えないことが多い。その意味で理科らしい授業は中学の時がMaxだったと思う。自分の場合、担任が理科教師で大学も研究棟も一緒だったし、この本を読むと一昨年亡くなったその恩師を思い出す。ファラデーは高等教育を受けておらず数学の知識が無かったが、それが逆に現象の本質に迫る方法論を身につけさせた。ロウソクが灯っている時、何が燃えているのか、知れば誰でも不思議に思うはず。大気の組成とか水の電気分解とか、理系文系の別なく読まれるといいな。

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    投稿日: 2014.09.22
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    科学の啓蒙書としての古典的名著で、今で言う大学受験参考書とかによくある「ライブ形式」の元祖(か?)。一応、実験装置などは挿絵などでフォローもあるのだが、必ずしも今の人の常識に照らしてわかりやすいわけではなない。むしろこれを下地にして今風にリメイク版「ロウソクの科学」ライブをやってくれる人が現れてくれることに期待。 正直、今の時代に即した内容で楽しくてためになる啓蒙書はたくさんあると思うので、評価はもう少し辛くしてもいいと思っているが、多くの人を啓蒙してきた歴史的な価値とファラデーへのリスペクトとで満点。

    0
    投稿日: 2014.06.04
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    説明がとても実践的で、現象の記述がとても具体的です。炭素、鉄、鉛、リンを空気中、酸素中での燃え方の記述など、実演しながらの口述なので、その表現は目に浮かぶようだ。教科書を読んでの理解とは違って、まるで実験室で先生が実演しているのを見ている感じがする。150年前の書籍なので、使用されている器具等は、今では想像するしかないものもあり、理解するのが難しい面もある。ファラデーはもともと職人から研究者になったという。それゆえ理論家というより実験家なのだろう。現代のいろいろな科学の解説書を含めても、これほど見事な解説書はないと思う。

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    投稿日: 2014.05.14
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    2013 11/5読了。Amazonで購入。 岩波文庫をちゃんと読もう企画+ずっと前だけど某知人がビブリオバトルで取り上げていたのを思い出して買った本。 1860年、1本のロウソクからはじまるファラデーのクリスマス講義をまとめたもの。 次々と繰り広げられる実験から燃焼の仕組みや水素、酸素、二酸化炭素の性質、その化学変化などが扱われていく。 理科の教科書で見るような実験もふんだんに取り込まれていて、というかむしろ理科の教科書の由来がこっちなのか? 100数十年も前なのに凄いな、と思う。 本気で実験と化学が好きだったんだろうなあ・・・>ファラデー

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    投稿日: 2013.11.05
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    「ファラデーの生涯」のみ読んだ。そのため、点数による評価はしていない。科学の入門書だと思って読んでみると、ちんぷんかんぷん。小中学校の理科の勉強をする必要を感じる。

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    投稿日: 2013.10.09
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    イギリスの科学者マイケル・ファラデーが、1860年のクリスマス・レクチャーとして英国王立研究所で6回分の講演をまとめた本作。題のごとく、ロウソクが燃焼時に起こる様々な物理・化学現象を解説した1冊。 実際に講演を聞いているような口語訳で文章が書かれているので、ファラデーの口調が想像しやすく、親しみが感じられます。とは言え、実験内容は本格的で難解。内容をよく理解しようと思うならば、まずは『ロウソクの科学』をもとにした他の著書を読んで基礎作りした方が良いかも。

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    投稿日: 2013.10.01
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    火などを使った科学実験の内容と,その語り口調も楽しめる一冊. 所持していたものが昭和八年初版だったので少し異なるかもしれませんがこちらで登録します.

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    投稿日: 2012.09.09
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    【レビュー】中世イギリスの科学者ファラデーさんの、子供向け公演がまとめられて出版されたもの。歴史的な意味と、科学的な意味で興味深かった。 中学校の授業でも習った多くの実験は、当時ナポレオン時代から既に確立されていたものだったことに驚いた。 また、ロウソクが燃えるということと、人間を初めとした動物が呼吸をするということについての多くの類似点を指摘していことにも驚いた。

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    投稿日: 2012.03.18
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    途中の、水が生じる~辺りから斜め読み 分かりやすく書かれた現代のポピュラーサイエンスの本ばっかり読んでるせいか、内容が頭に入ってこない。 分からせる気があるのか?と筋違いのつっこみを入れたくなる。現代の作家は親切です。 光学中心に書かれてるのかなー、と想像して読み始めると、はるかに広範囲な分野について書かれていてたのでビックリ。

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    投稿日: 2012.02.29
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    無理な注文なのだが、実験の映像を見ながら読みたかった。ローソクの科学の実験を再現してWebにアップしてくれる人はいないだろうか?

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    投稿日: 2012.01.28
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    名著、とはこういうものなのでしょう。 子供たちに、ロウソクを使った実験を通して科学の不思議を伝えている、六日間の講義録。 子供にわかりやすく講義しているから、そんな難しいことやってないだろ…と思っていたら、基本的だけど意外と本格的な実験をしていたり。 丁寧に書かれた註釈を読みながら読むのは結構根気がいりますが、註釈読むことで、よりその場で講義を受けているような感覚になります。 わかりやすい図もついていて、小学校でやった理科の実験を思い出します。 石灰水とか、懐かしいなあ。 なんだか、科学って、やっぱり素敵ですね、世界は不思議に溢れているなあと、実感。 ファラデーに講義をしてもらいたかったなあ…。 とても偉大な人だと思います。

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    投稿日: 2012.01.27
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    ファラデーによるクリスマス休暇の間に行われた六回連続の子供のための講義の記録.ろうそくの炎の観察から始まり,燃焼による生成物とその物質の特性を多くの実験を通じて明らかにしていく.ちょっと実験の数が多すぎて考える時間が少ないような気がするが,子供たちを対象にした講演なので仕方がないのかもしれない.この本の中の多くの実験が私たちが高校生までに学校でやってみる,あるいは見る実験であることにも驚く.なにせ150年前の本なのだから. 詳細な注と巻末のコンパクトにまとめられた小伝もこの岩波版の良いところ. ただ子供が読むならもっと図の多い版が良いかもしれない.

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    投稿日: 2011.12.27
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    誰しも名前ぐらいは聞いたことがあるであろう、科学者ファラデー。彼が1860年から6回に渡り行った"科学講義"内容の実録。 なぜロウソクは燃えるのか、をテーマに、各種の実験を交えつつ話が進む。語り口調で書かれているので読み易い。 我々が小学生の時に行った実験は、総じて150年前に実証済であったことに感心しました。 「ロウソクって、溶けたロウが燃えてるんでしょ?違うの?」という方、どうぞ。 図書館借用

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    投稿日: 2011.06.25
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    ファラデーが少年少女のために行ったクリスマス講演をまとめたもの。 ロウソクという身近な現象から物事の本質を取り出す過程を見事に説明しており、 本当に理解した人の説明がいかに上手いか を思い知らされた。

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    投稿日: 2011.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生の時、物理の先生の勧めで「ロウソクの科学」をくりかえし読みました。一度は読んでおくことをおススメします。

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    投稿日: 2011.03.06
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    科学へのコンプレックスとこじんまりとしたタイトルの可愛さ、友人の勧めで買いました。1860年の科学実験に招かれにいきます。

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    投稿日: 2011.01.29
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    ファラデーのクリスマス講演録。ロウソクを題材に、科学の不思議を楽しめる著書。科学の知識は高一レベルだが、一気に読めた。

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    投稿日: 2011.01.17