
わくらば日記
朱川湊人/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ人や物、場所などの過去を見れる力を持った姉とその妹の話。 現在モノとか大正系は割に読んだことあったんですが、昭和モノはあんまり読んできたことがなかったので手を出してみました。 割とはちゃめちゃなはずの妹の語り口が上品なのにひかれて買っちゃいました。 過去を見れる力をつかって、警察の神楽百合丸さんと一緒に事件を解決していく昭和ミステリ。 最初は本当に嫌々事件に協力するので、少し読んでると苦しくなりますが、神楽さんもやっぱりステキな人です。 百枚の年賀状に泣かされた!面白かったです〜
0投稿日: 2009.03.24
powered by ブクログ朱川湊人初読み。単行本版は影山徹の、奥行きと雰囲気がある街並みの絵だったように記憶しているが、文庫は浅野いにお。さいきん書籍の仕事が多いな、端正で小道具のディテール正確、着彩もキレイ、たぶん仕事も速いんだな(週刊連載しながら描けるわけだから)。人気出るのわかる。 肝心の中身はよく彫琢されたお家芸という感じ。次の展開を意味深に示して、それが実際の話運びで裏付けられていく、追想型の語りならではの仕掛けがいちいち気持ちよく決まっている(いわゆる「そのときはまさか××が○○になるなど、ゆめにもおもわなかったのでございます」的なアレだ)。ヒロインたる語り手の姉がほんとうに、昭和三十年代という設定とよく調和して美しい。ちょっと理想的すぎる女性だが、それが話にはまってるんだよ。 シリーズものってのはこういうふうに構成せねばならんなあ。勉強になりました。
0投稿日: 2009.03.22
