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ヘーメラーの千里眼 完全版 上 クラシックシリーズ8
ヘーメラーの千里眼 完全版 上 クラシックシリーズ8
松岡圭祐/KADOKAWA
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総合評価

10件)
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    2018/10 5冊目(2018年通算138冊目)。今回の話は、軍事演習中に幼い子供を誤って死なせてしまった元恋人が、頑なに真相の証言を拒む理由を岬美由紀が解き明かすという話の筋。本編ではこれまであまり語られなかった岬美由紀の自衛官時代のエピソードも交えて物語は進んでいく。美由紀は、何というか臨床心理士の割に人間的に未成熟な部分が多いなという印象。それは防衛大学校時代もあまり変わらない。頑なというか、物事に対して一途というか。それがこの人の魅力なのかもしれないけれど。続きも読んでいきたいと思う。

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    投稿日: 2018.10.20
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    航空自衛隊の演習中に発生した重大な過失事故。それを起こしたのは優秀な戦闘機パイロット伊吹直哉だった。麻薬密輪船の領海侵犯に悩まされていた防衛省は、自衛隊への信頼が揺らぐ中、伊吹の精神鑑定のためかつての恋人でもある臨床心理士・岬美由紀を航空自衛隊基地に呼び戻す。事故の真相に迫る美由紀の前に立ち塞がる巨大企業アルタミラ精神衛生の陰謀とは?防衛大学校時代の青春を鮮やかに描き切るシリーズ最高傑作。

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    投稿日: 2018.06.07
  • 臨床心理士の岬美由紀が活躍する千里眼シリーズ第8弾!

    航空自衛隊の演習中に、標的の中に隠れて遊んでいた少年が演習における爆撃によって死亡する事故が発生。しかも、使用された武器は新型の爆薬で、炸裂と同時に肉体は蒸発し、骨すらも残らず、後に残るのはわずかな細胞が分解された後の一部の元素だけのため、本当に少年がいたかどうか誰にもわからないため、自衛隊としても本当に事故があったかどうか慎重に見極めるために報道発表すら行われなかった。その事故を起こしたのは美由紀の防衛大学校時代の先輩であり、操縦などについてアドバイスをしてくれた師匠でもあり、かつ当時の恋人でもあった、空自のエースパイロット、伊吹一尉だった。 伊吹と過ごした日々を振り返りつつ、事故を起こしたことでやけになり、もはや自分は存在していてはいけないとでもいうかのような態度をとる伊吹に対し、諦めずに支えていこうとする美由紀の姿が描かれる。 相変わらず出てくる自動車は普段の生活では全くなじみのないものが多いが、ついに世界最高額といっても過言ではないスーパースポーツカー、ブガッティ・ヴェイロンまで登場してしまった。松岡圭祐という人の車への執着はどこまでなんだろうと、物語の本筋とは違ったところでものすごく興味を引かれてしまった。

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    投稿日: 2013.11.18
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    空自のエースパイロット伊吹さんが訓練中のミスで偶然基地に入ってしまった子供が入った的に確認をしっかりとしないまま命中させてしまった事件で、美由紀さんがカウンセラーになるお話。伊吹さんが悩み苦しむのは確かにわかるんだけれど悩むシーンが長すぎるような。シーンが過去に戻ったり現在に戻ったりするけれど、戻るたびに伊吹さんが自問自答を繰り返していて、気持ちは計り知れないくらい苦しいはずだけど動きが最後までほぼなくてこれは下巻だけ読んだらいいのではというくらい緩慢です。その分下巻でどういう解決へ向かうのかが気になります。

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    投稿日: 2013.07.11
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    完全無欠の心優しき女性主人公が活躍するスケールの大きな活劇です。千里眼シリーズ最高傑作といわれています。

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    投稿日: 2012.12.23
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    10月-1。4.0点。 元恋人の自衛官が、訓練中に誤ってこどもを撃った。 真相は不明。上巻では主に過去の話。下巻で真相かな。

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    投稿日: 2011.10.05
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    序盤は軍事用語の波にのまれそうだったけど、なんとか持ちこたえた。 美由紀のふつうの人っぽい部分が新鮮でした

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    投稿日: 2011.03.24
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    自衛隊の演習中に起きた過失事故、その原因となったパイロットの精神鑑定のため、美由紀が古巣の自衛隊に戻って活躍します。 上巻は事件の話はさわりくらいで、美由紀の防衛大学校時代の回想が中心となります。防衛大ってある意味浮世離れした世界なんだなあ、としみじみと感じます。クラシックシリーズの中でもかなりリアリティのある作品です。

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    投稿日: 2011.03.12
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    もう、クラッシックシリーズ買うのやめよう・・・ 結局、殆ど書き直していないような気が・・・ 映画、トップガンを思い起こす空中戦 岬美由紀が最愛の人を救うために 自衛隊に復帰し、麻薬を水際で防ぐ・・・ 荒唐無稽であるが、痛快なストーリーです

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    投稿日: 2009.04.06
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    自衛隊の演習中に起きた過失事故をめぐる陰謀が、ヒロイン岬美由紀の青春時代の回想と織り交ぜになって解き明かされていきます。 小学館版を読んだのが3年半前。 http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=4879 で、かなり記憶には残っており、結末、とくに子供の行方の問題はわかっているんですが、陰謀って何だったっけ?のあたりがあやふやで、ついつい読んでしまうってのがリーダビリティっていうことなんでしょうか。 ただ、読後に小学館本を引っ張り出して部分的に読み直したりしてみたのですが、ベルティック・プラズマ爆弾を発明したMITの博士論文の発行年が、小学館版では2003年だったのが2005年に変更になっていたというくらいで、どこが完成版なのかよくわからんでした。 (2009/4/3)

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    投稿日: 2009.04.04