
総合評価
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powered by ブクログSF的、未来的な場面設定だけど、今でもあり得るかもしれないシチュエーション。 全体的に寂しい気持ちが漂う。
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1つ前にけっこう読むのに体力を要する本を読んだので、このショートショートが丁度よかった。 小学生の時に教室に置いてある本で、星新一があった気がする。その時も熱心にいろいろ読んだが、ほぼすべて忘れてしまった。久しぶりに星新一のショートショートを読んで、この読後感が懐かしいような、こんな感じだったっけ?みたいな気持ちにもなった。記憶ではすべての話のオチがスッキリしてたような気がするけれど、改めて読むと案外不思議のままで終わっているのも多いんだなと思った。 表題作である「地球から来た男」と、「ゲーム」と「戦士」が特に面白かった。 「地球から来た男」はオチで自分が真相に気付かされるのではなく、主人公だけがにもわかっておらず、それを眺めるという構造が楽しかった。 「ゲーム」や「戦士」は自分の思い描いていた星新一のショートショートという感じで、悪魔との契約や近未来といったよくある話題の中で、その発想は無かった、みたいなオチがあって、懐かしさも相まってよかった。 特に「戦士」の未来の安楽死の発想は、今考える未来としても十分にあり得そうで、これが40年以上前に書かれたというのが信じられない。
1投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログ17のショートショート。昭和の空気が漂う。短さを感じさせないほど、一つ一つが濃厚に気持ちに揺さぶりをかける。『世にも奇妙な物語』を見終わった時のような、なんともモヤっとした読後感。
1投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星新一を知ったのはおとんのおかげだ。幼い頃、落語のように、星新一を語り聞かせてくれた。おとんは話が上手く、それをそっくりそのまま真似て小学生の頃わたしも話が上手い人みたいになっていたっけ(笑)この本の中だとあと五十日が面白かった。
0投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログ某国営放送で、ドラマ化されて興味を持ちドラマ化されたタイトルのこの本を手に取ってみた。 各話読んだ直後はそれなりに余韻に浸ることができますが、どれもこれも二、三日経つと全く頭に残ってません。 時間潰しには良いかもしれんが、それ以上のものを求めるのは厳しいジャンルなのかもしれませんね。ショートショートって。
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ全体を通して感じたのは星新一独特の感触だった。ショートストーリーがオムニバス形式でとんとん進んでいき、それぞれは繋がっていないものだった。ただ、同じような単語を別の話で使うことが多いような気がして、実はこの話って全部繋がってんじゃないか?って思う瞬間が何回もあって、その答えは回収されないまま全ての物語を読み終えてしまった。他の人の考察も見てみたい。星新一の口調が似てるからそう感じただけなのか。実際はよくわからない。でもそのよくわからないモヤモヤ感は各ショートストーリーを読み終わったときのモヤモヤ感と通じるところがあるかも。それはそれでいい後味。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ10代に読んだ時は ただただ面白い読みやすい でした。 最近 地下鉄の中で読むとちょうど ひとつのストーリーを読み終わることがわかり 片手に文庫を持ち 星新一タイムを楽しみました。 ただ 楽しいだけじゃない いやそれよりも こんなに毒があったり 哀しさみたいなものがあったんだ!と以前とは全く違った感想。再読して 星新一の魅力を知ることができたような気がしてます。
10投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あらゆる男たちが主人公のショートショート集。 「死」が絡むほんのりヒヤッとするようなストーリーや、皮肉が混じったオチが多めな印象です。私は好き! 〈お気に入り〉 向上・・・病気にさせるレーザーで悪人を排除していく話。権力の危険性。 あと五十日・・・死ぬ恐怖と、死なない恐怖。 もてなし・・・上手い話には裏がある。
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ星新一氏が面白くないわけはない。 初めて読んでから既に半世紀ほどたっているけど、全く古く感じない。 ただ、改めて読んでみて、SFという衣をを被った「心理学 哲学」教本だったんだと思い立った。 星新一特有の人を斜めから観察して、軽快に皮肉ってサラッと終わる。 特別なことが起こってるとと思っているのは本人だけで、周りから見たら「よくあること」の一つと思うかも……。 カバーイラストと挿入画は、片山若子氏。 贅沢な文庫本でした。
7投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログ厭世的で夢想的。現実を捉えているがその輪郭はどこかあやふや。 星新一さんの作品は初めてだったのだが、その世界観に引き込まれた。 この人の作品が人気になるのは必然なのだと思わせる魅力がある。 星新一さんには、この世界がどう見えているのか。 とても気になった。
0投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ中学、高校生の頃に触れ、そのスマートな文章と世界に引き込まれた。当時はブラックユーモアと風刺に面白みを感じていたが、歳を取りあらためて読みなおし、別の面白さを知った。孤独感やさまざまな淋しさを読後体感した。内容も現在と違和感がない。時代を超えて通じる作品。
3投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ星新一は1926年に生まれて1949年に作家としてデビューした。年代でいうともう100年近くむかしの人である。にも関わらず、彼の作品は現代でも絶大なる人気を集めている。 なぜかと理由を突き詰めれば、星新一の描く世界が普遍的であるからに違いないだろう。世界において最も変化しないものは人間の本質だからだ。 星新一は人間の愚かさ、弱さ、儚さをとてもよく理解している。だからストーリーに納得感があるし、読んでいて痛快に感じるのだ。 それでいてなお、星新一は人間を愛している。その弱さを受け止め、愛おしさをもって人間を描く。決して楽観的ではなく、どちらかという厭世的で暗い描写ではあるが、それを是とする懐の深さがある。 星新一の作品を読むたびにそうしたことを感じる。 「罪をにくんで人をにくまない社会には、まだなってない。」 本文より
0投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログ読みやすくて良い。 一つ一つの物語の意味するところを理解できると さらに面白くなると思うがそこが難しい。 個人的に1番面白かったのは「ゲーム」。
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ「戦士」が好きだった。この話は特に、まさか…という思いが強かった。 他の作品も世の中の悪を許さない雰囲気があり、なんだか共感できてしまったのがまた自分に対して怖いところだけれど。 読み終わってもすっきりしないのがすごく良いと思う。Z世代は結末を先に知りたがるらしく、そういう人たちにとっては、もしかしたら何が面白いのか分からないかもしれない。でも「本を読む」ということ自体を楽しむ気持ちは、人類からなくなっていってほしくない。星作品がずっと愛され続けますように。
0投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログ初めての星新一作品でした。 短編小説でも、不思議な体験をする男の話がずらっと並んでいて、世にも奇妙な物語感が満載。 とても楽しめました。 「もてなし」「ゲーム」「包み」がお気に入りです。 どういう展開だろうかとワクワクしながら読める作品でした。
0投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログよく読書をしない人におすすめする本として星新一の短編があがるけど、実際どんなものだったっけ?と思って読んだ。 読みすすめやすくてオチもわかりやすくて、確かにこれはピッタリだなぁと思った。 私は「包み」が好きだった。 始まり方も、そこからオチまでの感じも、オチも、わかりやすくてすっきりしてる。 ハラハラドキドキします!とか感動します!とかそういうことじゃなく、なるほどなぁとかへぇとかうんうんとかそういう小さな気持ちを感じるための本だと思う。 ページをめくりやすい本というのが一番しっくりくる。
7投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログ窮屈だ。 いま見えているようにしか、見えないことに。 カチコチと凝り固まって、それ以上に広がることができない。 はみ出すことができない。 ひとがやることに、世の中にあるものに。パターンが透けて見えて、こんなもんだとすぐ分かった気になってしまう。 それがあながち的外れじゃなく、真理をついてると思えてしまうから。余計に、エラそうな、勘違いが甚だしい。 でも、そんな賢しらな自分に、冷ややかな目を向けてしまう自分もいて。そんな同居に、まぁ、居心地が悪くてしょうがない。 ヒトは、安定したいんだろう。安心したいんだろう。 自分が理解できる姿に、自分が存在するこの世界を落とし込みたい。そうすれば、心が落ち着くと、そう信じて、このカラダが働いている。 そんな風に思えることが度々だ。 生きれば生きるほど、時間に比例して、沢山のものを溜め込んで、自分が出来上がったような気になって、少し、安定したつもりになる。 でも、そうやっていっても、今となって、見えてるものに躓いて、途方に暮れてしまうこともあるんだ。 安定することで見えなくなるものもある。 欠けているからこそ、手に入れられるものもある。 今手にしているものから、見渡せる世界に、そうじゃない世界がどこかに存在しているとイメージできる。そんな方法だって、ヒトは手にしていると、みんなだって、分かるだろ。 世界が姿を変える。そんなときを、また向かえる。 更新される瞬間を、また手に入れるために
0投稿日: 2021.04.17
powered by ブクログ中学生の時に読みはまった星新一のショートショート集を改めて読み直しました。 1本20頁程度の短い話なので、通勤中や寝る前にサクサクと読めました。初版が刊行されたのは30年以上も前なのに、解説にもある通り古めかしい感じが全くない、色褪せない話ばかりで大変面白かったです。 個人的には「戦士」の世界観がこの世界でも実現しそうな感じで怖いながら印象に残りました。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ今までに読んだ他の著者のショートショートと比べて、ラストでのどんでん返しで驚かしてやろうという意図が前面に押し出されている感じではなく、そこに奥深く感じる。一話一話読み終わった後にじわっと広がる感じ。ピックアップ:表題作、「もてなし」、「包み」。
0投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ星さんの本は、はじめてでした。 ついついふふっとなってしまったり、ほぉ〜っと唸ってしまうようなそんな話ばかりでした。 幼少の頃にみた週間ストーリーランドを思い出しました。 星さんはお亡くなりになってますが、ついさっきこの話を書いたの?ってぐらい私たちの今ある身近に感じる生活感が書かれてました。 自分がもしこうだったらどうなるだろう…という 日々の生活の中でたまにする妄想は、はっと我にかえる間も無くいつのまにか終わってるもので、つきつめたらこんな感じの1話の終わりになるのだろうとおもいました。きっと次私が妄想してしまうときは、星さんの力をかりちゃいそうな気がしました笑
3投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログ星新一、二冊目です。 一冊目の「悪魔のいる天国」と比べると、主人公はどれも孤独感が強めだったような気がしました。 どうしてなのか考えると、本作は「死」や「実存」がモチーフのお話が多かったかな?と思いました。 「死」と向き合っていたり、はかない自らの「実存性」と向き合っていたり。 個人的なベスト5 夜の迷路買って もてなし ある種の刺激 向上 能力
0投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログショートショートで、SFな題材。なんだろう、なんていえばいいのだろう。固有の風味があるなと感じる。 文字数という小さな箱があり、その中に物語を詰め込む。入り込ませすぎず、さらりと結(むすび)まで連れて行ってくれる。 わたしは文庫本で読んだけれど、このスタイルはスマホで読むのに合いそうかも、となんとなく思った。
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ短い文体、数ページに込められたプロット、最後に枠組みそのものをひっくり返す展開など、子供時代に楽しんだ星新一さんはやっぱり素晴らしいです。
1投稿日: 2019.11.21
powered by ブクログ昭和の時代に書かれたSFショートショートなのにまったく古さを感じさせない。星新一さんが今の時代に生きて今の時代に書いたSFみたいな錯覚を感じた。この方はひょっとしたらほんとうにタイムスリップをしたりテレポートしたりする能力を持っていたのではないのですか!?いや絶対そうに違いない! 私が好きなのは「包み」。ある青年が置いていったある包みにイマジネーションを誘発されて、次々と傑作を生み出していく画家のストーリー。この包みは画家にとっては結果としてはギフトととなるのだけど、置いていった青年本人にどうってことない品だったという。人生にはそういうことが結構あったりするのかもしれないですよね? 「向上」はひょっとしたら…なんですが、デスノートの原作の方が星新一さんのこれを読んでヒントを得た、なんてこと、ないですかね?なんか、雰囲気が似てますよね。 まぁたぶん、いうまでもなく、星新一さんのショートショートはたくさんの人達に影響を与えまくったんでしょうね。そして、これからも。 凄く面白かったです。
3投稿日: 2019.07.13
powered by ブクログこれだけショートストーリーをあびると、構成自体はあるていどフレームがあって、あとは言葉選びとかになってくるんだなあってわかる。
0投稿日: 2019.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星新一の作品をまともに読むのはこれが初めてかもしれない。 もっとSFっぽいものを想像していたのだが、ちょっと趣が違ったのが意外だった。 表題作等を読んで、その毒気というかブラックユーモアに、変な喩えかもしれないが『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造を想起した。 ある種社会を風刺したそのアイロニーには小気味よく、古さを感じさせない洗練されたセンスにはさすがとしか言いようがない。
1投稿日: 2019.01.27
powered by ブクログ展開は完全なギャグなのに不思議な哀愁がただよう表題作「地球から来た男」、シュールを極めた怪作「ある種の刺激」、むやみにスケールが大きくてオチの方は小さくまとまるアンバランスさがたまらない「戦士」など、アイデアの豊かさに圧倒される。以前別の本で読んだ話と似通っていても、味わう驚きは重複しない。星新一は<捻りを効かせる>ことに関しては、まさに右に出る者が無い究極のプロフェッショナルである。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ初めて読んだ星新一作品。 読んでいる間は、ほんの一瞬、今いる自分の世界とは違う、別の世界へ意識が飛び、不可思議な出来事を垣間見ているような気分になりました。 さも当たり前のように行われている会話や動作には、読者の視点では何とも奇妙で不可解なことばかりなのに、実際には、こんなことが日本の何処かで本当に行われているんじゃないか?と思うほど現実味を帯びていてこわい…! 淡々と語られているのがさらに拍車をかけていて… 怖いもの見たさなのかも…? いつの間にか、星新一ワールドに どんどん惹き込まれていました。
1投稿日: 2017.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛につかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために独断で処罰するという。それは、開発途上で放置されたテレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。気づくと、おれは野原に横たわっていた―。奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集。 【感想】
0投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログ定期的に読みたくなる星新一ショートショートシリーズ。気楽に読めるし、感心するというか納得させられるような面白さがある。好きな本の作者は?と聞かれたら間違いなく星新一と即答で答えると思う。星新一の著書をいろいろ読んで、悪魔や宇宙人のたぐいや近代化が進んだ未来の話などよく出てくるテーマに気付くようになってきたけれど、それを飽きだと感じさせないのもすごい。個人的には「あと50日」「包み」「戦士」が印象的だった。
1投稿日: 2017.07.11
powered by ブクログカドフェスの「かまわぬ」カバーが欲しくて購入(^^;)しかし星新一さんの作品はいつ読んでも違和感なく、色褪せないな~(*^▽^*)それとも自分が作品と共に古くなっているから、違和感ないのかな~(--;)
2投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログ星新一さんの独特な世界観はもちろんのこと、 「地球から来た男」では、本当の孤独とは 何だろうかと考えさせられました。 とってもオススメです 大勢の中に本当の孤独はあった。
1投稿日: 2016.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじめての作家。カドフェス2016で、手にした。不思議の世界に連れて行かれ、最後は思いもよらない転回で終わる。短いストーリーの中で、内容はとても濃いもので、物語の中に引き込まれる!何なんだ?この作家は……。別の作品も読んでみたくなった。
1投稿日: 2016.08.26
powered by ブクログ17編のSS どれも短いながらその世界に入れて、おわってしまうのが惜しくなる。たとえ不運な終わりでも嫌な気分はそこまで強くなく、主人公とともに受け入れられるのは文章の力なんだろうなあ。
1投稿日: 2016.05.11
powered by ブクログ星新一のショートショート。世にも奇妙な物語みたいな話のオンパレード。短い話の中できちんとオチがついたり、余韻を残した終わり方をしたりする。今読んでも色褪せない普遍性を持っている。一話が短いので気軽に読めるし、面白い。お気に入りの話は「包み」。
1投稿日: 2016.05.10
powered by ブクログ初の星新一作品。 初版が昭和58年というからビックリ。 全く古さを感じませんでした。 表題作の地球から来た男、ブラックユーモアがきいていて、のっけから引き込まれました。 しかしどうもショートストーリーと言うものが苦手で。(苦手というか慣れていない) ペース配分が今一掴めず、勿体無い読み方をしたかも。 でもとても楽しめたので他の作品を読んでみよう。 表紙のイラストが好き。
2投稿日: 2016.03.02
powered by ブクログ角川文庫から出ている星先生のショートショートです。 表紙が素敵ですが、中身も素晴らしい。 『地球から来た男』は人の心の中をぞくりとさせる、 そんな感じのショートショートでしたね。 「住む人」「はやる店」が怖かったなぁ…。 表題「地球から来た男」は産業スパイがあったらこんなこと ありそうな気がします。
1投稿日: 2015.12.08
powered by ブクログ和田誠さんの表紙じゃないんだ… 素敵な色遣いの表紙ですが、 星新一は和田誠さんが良かったなー。 と思いながら手にした一冊。 星新一のショートショートは 頭のコリや疲れが取れます。 ので、時々思い出したように読むので、 読んだ事あったかな…と思いつつページを繰るのですが、 多分、読んでない、かな?(笑) 「戦士」「もてなし」「疑問」辺りが好きでした。
1投稿日: 2015.07.26星新一の世界。
悪魔。魔法。超科学。オカルト。夢。社会機構。 全てが詰め込まれたごった煮の短編の詰め合わせです。 日本のショートショートの元祖とでも言うべき星新一の世界観。 理不尽な落ちと超展開と皮肉めいた現実感の割合がちょうどよい比率で混ぜ合わさって絶妙な読後感を味あわせてもらえます。 素晴らしい作品です。
1投稿日: 2015.07.11星さんらしい短篇集
「地球に落ちてきた男」より前だったか。あれのタイトルをもじった中篇なのかなと読んでみるまで勝手に想像してました。
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログ15分の朗読ラジオ収録のために選んだ星新一。何十年ぶりかで読んだけど、やっぱり面白いし深い。 藤子不二雄と手塚おさむ、星新一が同じ時代に生きていたんだから、タッグを組んで壮大なSF作品を作ればよかったのに。あぁあ、もったいない、もったい。
1投稿日: 2015.03.03
powered by ブクログ次に長めの本を読む前の箸休めに。 尻切れ感があるのと上手く落ちてるのと半々な感じ。どんな長編小説も削りに削ればこんなんなのかなー。
1投稿日: 2014.12.03軽いノリなのに妙な後味
短編それぞれがものすごく短いので,細切れ時間に読める。 世にも奇妙な物語。
0投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログ『夜の迷路』『もてなし』『あと五十日』『包み』『ゲーム』『戦士』『疑問』『能力』がお気に入り。 『あと五十日』全てが終わらせたつもりでも、それは全ての終わりでないことも。 他の作品と異なり、カバーが新潮文庫版で使われているのと似たような紙質だったのを覚えている。
1投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ星新一さんの文章は無駄に長い表現が無く、また物語の主人公は不思議現象やオカルト的存在を簡単に信じるもの分かりのよい大人達なので、テンポ良く読めて気持ちよかったです。 個人的には、「もてなし」のブルギさんと「戦士」の安楽死問題がゾクッとして好きです。 不思議なことに頼って楽をしても、人生そう上手くはいかない、、ということがよく分かった一冊でした。
1投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ不思議な話。 モヤモヤしたり、ゾクっとしたり。 世にも奇妙な物語に似てる。 短編集よりも更に短い、ショートショート集。 挿絵が可愛い。
1投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログいつもの(通常運転)星さんでした( ´∀`)文章固いかなぁ、と思うと実はそうでもない、飽きそうだなぁ、と思いそうでも、読み出したら止まらない、不条理なのにもやもや感が残らない、あっさりした余韻はある。星さんの影響を受けた作家さんの作品を読んでもやはり「違う」文章の下味そのものが違う、つまり他の作家さんのはいろいろ複合された味が足りないんだなぁ、と思い知らされるのです。
1投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログ星新一さんの小説を読むのは数冊目だけど、最後に一抹の哀しさみたいなものが残るお話が多いのだな、と改めて。 SFとか、超常現象とか、そういうものを扱ってるお話でも、人間的な部分がきちんと大事に描かれている。 そしてSFでも難しくないからとっつきやすい。 ホラーとは違う意味でぞくっとする感覚があったり。 「包み」「密会」「あと五十日」がとくに好きです。
2投稿日: 2014.08.22
powered by ブクログ表紙がきれいで手にとって、ぱらぱらみたら解説が桜庭さんだったので買っちゃいました。やっぱ面白いなー!「住む人」「包み」とかが好きです。
1投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログ自分にとって初めての星新一さん本。 衝撃。発想。展開。哀愁。哀切。人間愛。人間嫌い。 ユニーク。天才。毒舌。アイロニー。 すべて好きな要素が詰まっている。 ショートショートというジャンルにも初めて触れました。 おすすめ。一話10分ぐらいで読めますから。
1投稿日: 2014.08.20
powered by ブクログ表題作の「地球から来た男」もそうなんですが,オチがだいたい分かるものの,最後までそれが明言されない話が多いため,非常にもやもやとさせられます。 どれもありそうでやはりなさそうな,そんな不思議なお話が詰まっています。
1投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ何十年も前に書かれたお話なのに現実味があって、だけど、現実の世界とはかけ離れていて、掴もうとして手を伸ばすのに指の隙間から通り抜けていってしまうような不思議な感じがしました。
1投稿日: 2014.07.20さまざまな出会い
子供の時読んだ星新一のショートショートと異なり、男女間の色恋沙汰も多少含まれている短編集。いつも読みやすいがなおのこと読書が進みます。 内容はある男が、紳士や悪魔、女性や秘書、科学者などさまざまな人物と出会い話しが進むお決まりのパターン。大笑いはできないが、結末がいつも楽しみな作品が揃っています。
2投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログほとんど10年ぶりの星新一だったんだけど、あれ、こんな趣向だったっけ? たまたまか、読み手の意識が変わっただけか。 8割はなにがなんだか、分からないオチ。ちょっと笑えるどこか毒舌的でアイロニーを含んだショートショートが好きだっただけになにか拍子抜け。意味のあるオチがあった方が好きだなぁ。
1投稿日: 2014.07.01空いた時間で気軽に読めるショート・ショート
文章は軽妙で読みやすく、とにかく文全体からからコミカルさが伝わってきます。よく考えたら怖いような話でも、文章やその中でのしゃべり口調のせいか全然深刻な感じにならず、気軽に読めてとても面白かったです。 私は著者の作品を読むのは今回初めてです。私の中では何故か、星新一=日本SF作家の大御所=ハードSF作家というイメージが勝手に出来ており、本の表題にもなっている「地球から来た男」と扉絵を見てどんなSF的で壮大な、または新鮮なストーリーを見せてくれるのかを楽しみにしていましたが、「コントかよ!」と良い意味で強烈な肩透かしを喰らいつつ、ニヤニヤしながら読ませていただきました。 読了後に少しだけ調べましたが、元々こういう作風でいくつも映像作品にもなっていて、原作者を認識していなかっただけで見たことがあるものもたくさんありました。 本著に掲載されているショート・ショートはSF(サイエンスフィクション)とか、SF(スペキュレイティブ・フィクション)というより、藤子・F・不二雄が言うところのSF(少し不思議)というのがぴったりですね。
6投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ珍しくさくさく読めた本 読み終わったあと不思議な気持ちになる 世にも奇妙な物語を見ているような感じ 先を想像しながら読むと楽しい 初版が昭和58年問というのに驚き 自分にはショートショートが合っているのかもしれない
1投稿日: 2014.04.16
powered by ブクログ収録作品: 地球から来た男 夜の迷路 改善 もてなし ある種の刺激 あと五十日 包み 密会 住む人 はやる店 ゲーム 戦士 来客たち 疑問 向上 ある日を境に 能力 お気に入り: 改善…あの時こうしていればと思う時の気持ちが軽くなった ある種の刺激…その発想は無かったので面白かった あと五十日…早とちりを皮肉っていて面白かった
1投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログやっぱり面白い。 発想というか目のつけどころが秀逸。 箱の中身を想像して書いてたら有名になった画家の話とか、隣で寝ている妻が電話機代わりになる話とか、悪夢を見れば儲かる話とか、個人的に1番面白かったのはヒーロー気分になって死ねる安楽死の話。 ストーリー おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛につかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために独断で処罰するという。それは、開発途上で放置されたテレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。気づくと、おれは野原に横たわっていた―。奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集。
1投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログ確か小学生の時に出会ってから読みあさった星新一さんのショートショート。短い中に鋭いメッセージが込められててひねりがあって、いつ読んでも面白いな。
1投稿日: 2014.01.17
powered by ブクログ安定の星新一。 一つ一つの物語から心がひっくり返される気分。 ハッとさせられる。 思考がルーティーン化して進歩のない時、星作品を読んで頭に刺激を入れてはいかが?
1投稿日: 2013.11.06実は期待してなかったけど
面白かったですね。60年代初頭の鮮烈な感じから、次第に星流を確立し、70年代には円熟したユーモラスな作風に落ち着き、80年代に入ってからはさすがにネタ切れ感が、、、と思っていました。 いや、浅見でした。以前の作品がきっちりとした俳句としたら、自由律の作品のような奔放さを持っており、同時に枯れたシニカルさシリアスさも見せてくれます。その時代時代で違った魅力を見せてくれる星さんはまさにショートショートの巨人ですね。
2投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星新一さんといえばSF小説の祖として知られていると思いますが、今回のこの作品では近未来的な表現が少ないと第一に感じました。 人間のメンタル面に重点を置いてそこからの問題を喜劇的に描くというスタンスの作品が多かったのではないでしょうか。 「密会」などはユーモア傾向だったので読みやすかったですが、往来の作品を好まれる方はどうなのかな、と少し考えたりもしまいました。
1投稿日: 2013.10.07傑作ショートショート
どの作品も面白かったです。NHKで映像としてちょくちょく見てたがやっぱり本はステキ。
2投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログ「包み」がすきかな。 本の裏に書いてあるように,「奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集」。 星さんの作品は,個人的にはSFちっくな話のほうがすきかなー
1投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ星新一のショートショート集。 小学生〜中学生くらいの時に好きだった星新一を読み直したくて購入。なんとなく昔読んだ時の方がわくわくできた気がするのは、どうしてでしょう。 2013.06.30
1投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログショートショートの神様、星新一さんの本を。 17篇もの短いストーリーがぎゅっと。 ひとつ20ページもないから読みやすい! どれもこれも不思議な話。 日常に降りかかる非日常の話。 表題作にある”地球から来た男”もまた不思議な話。大企業の潜入捜査に入った男がつかまって、地球外にテレポートさせられちゃうけれど...という。思い込みのすごさとか怖さとか。もし自分でもそんなわけないよな、と思いながらも、ふとしたときに、もしかして、とか思ったりするんだろうなあ。 お気に入りは”ある種の刺激”かな。ツボに関するお話。人体にはツボがあるっていわれてて、的確にそのツボを刺激することで悪い症状が緩和されたりするって、まあよく聞くよね。そのツボが企業という組織体にも存在するんでは?というお話。そうかも、と思わせるのがこの本の凄いところかもね。パワースポットだとかはもしかしたらそういう運気とかそんなののツボなのかもね。トイレが落ち着くって人はトイレがリラックスのツボなのかもね。
1投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ星新一作品はシニカルなイメージだったけど、この本は不思議なストーリーが多いかな。 挿し絵がすき。
1投稿日: 2013.04.28
powered by ブクログ初の星新一。 ショートショートって慣れてなく、内容と相まって不思議な気持ちに。 なぜか笑うセールスマンを思い出した。 包みとおもてなしが印象に残った。ブルギさん。
1投稿日: 2013.04.09
powered by ブクログやっぱり星さん怖いっ時雨沢さんとにた物がある気がします。ジャンル的に。自分のエゴとしっかり向き合えるような本でした。
1投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ確かに主人公はみな男性だし、勤め人だし、孤独感が漂っていて、ってそういう作品を集めたにせよ、とてもたくさんのアイデアで書かれているのになんだかワンパターンに思えてしまってちょっと残念。 もう少し若いころに読んだらよかったかな。
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星新一2冊目。初版は昭和58年なのに古さをほとんど感じない。普遍的な面白さがある。短い話の中で落ちがしっかりあるのがやっぱり凄い。特に好きなのが「包み」。巻末解説の桜庭一樹さんも同じだった。包みの中を想像して色々な絵を描いて有名になっていくという変わったサクセスストーリー。他にも各話ごとにSFのアイディアがあり読んでいて楽しい。
2投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ短編小説というのが苦手で。 どうにもこうにも、これは性格なのでいかんともしがたいのだが、元々長編の物語が好きなのは、多分に、物語をネタではなくキャラクターで見る、いわゆるキャラ読みをするからではないかと思う。 キャラ読みの最大の利点は、一度キャラクターを認識してしまうと、どんな長大な物語であろうと、苦もなく読めてしまうところ。 銀河で有名声優が艦隊戦をする物語然り、魔界と化した新宿で美影身がその糸を振るう物語然り。(高校生時代に一番はまった、今でも特別な作品ね) 某鳥打ち帽とパイプの名探偵やオシャレ髭のベルギー人、キザな大怪盗にしても、要するに、物語そのものも好きだけど、あのキャラクターたちがいいんですよ、キャラクターたちが。 ところが、短編はそうはいかない。 どうしても、そのストーリーのとっかかりの時点で、「さてこの物語を語っているのは何者だ?まず男か?女か?少年か青年か美女かおばさんかそもそも人間か果ては無生物か否か?」といったところから捉えようとする作業が必要になり、どうしても、言うなれば毎回毎回、リセットボタンを押しながら読んでいるような感覚を覚えるのである。 そうすると、長編作品の時に感じる、物語にどっぷり浸っている、「あっちの世界に行っちゃってる感じ」を、楽しめなくなってしまうのだ。 ところが。 そんな短編嫌いなボクでも、大好きな短編作家がいる。 藤子・F・不二雄。 そのSF短編集は、「少し不思議でSF」という有名な言葉を引用するまでもなく、読みやすい短編を、これでもかと書き残してくれた。 そして、星新一。 こんなにも読みやすく、こんなにもユーモアに富み、こんなにも好ましい短編。 長編向きな読者であるはずのボクが、心躍らせて読む、短編作家。 そのショートショートの面白さ。 表題作『地球からきた男』の、タイトルにまったくそぐわない諧謔っぷり。 不可思議千万なブルギさん。 預けられた包み。 悪夢と引き替えの幸福。 悪魔の三つの願い。 夢のテレポーテーション。 「あっ」と叫んで三歩歩くと死んでしまう奇病、三歩病。 藤子・F・不二雄と、星新一の作品に通底するのは、「今、自分の隣に、この世界の空間に、今まさにありそうでない、ちょっとだけ不思議な物語」が、スッと心に入ってくる。 ユーモアと優しさと、一見、人を小馬鹿にしたような、溢れんばかりの人間愛で、その物語が構成されているような気がする。 ちょっと疲れたな、と思ったら。 そんなときこそ、気軽に読めるこの作品を、お手にとってみてはいかがですか。
1投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ久しぶりに星新一を読むと、文章の素晴らしさに目からウロコが何枚も落とされる。べりべりってめくられちゃう。ひょえーってなります。 無駄を省ききったシンプルすぎるほどシンプルな短文。 組み合わせることで、人々の欲望や幻想 内面にもつ恐ろしさなどをさりげなく表現していく。 この人はやっぱ違うわ。 小学生のころから飽きることなく読んでます。何度も何度も。
1投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログ久々に星新一読んだ。今回のはテレパシー、悪魔、夢など精神に関わる内容が多くてなかなか面白かった。ブラックな終わり方なのに、ニヤリと笑ってしまうのは何故だろう。
1投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ一時期星新一にはまってショートショートをあらかた読み尽くしました。 やっぱり面白いわ星新一。 こう、ブラックにふっと笑ってしまう感じが。
1投稿日: 2012.07.15
powered by ブクログなんか世にも奇妙な物語みたい。いろんな種類の話が入ってるが、文体はあっさりしててたんたんとすすむ。自分は、あと五十日・戦士・能力が好きかな。意外に考えさせられる内容。
1投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログいや、ミステリーかと思って購入した自分が悪いんですけどね… 短編で様々な種類の話が収録されてるのでちょっと時間が空いた時に読めます。
0投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログ生徒から借りました。 ショートストーリーやから、パッと読みきれる。 「包み」が1番好き。かなり印象的な内容。 SF物語は苦手やけど、リアルさがあるので書き方がやっぱり上手いんやなーと。
1投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログ星新一のショートショートは、中学生の時にたくさん読んだが、途中後味の悪さに投げてしまった。こっちが狩る側だと思ったのに、実は狩られる側だった。という「狩る側だと思っていた側」視点で読んでいた自分としては毎回やられた!と感じる。内容を深く考えない当時の自分にとっては後味が悪いという感想しか得られなかった。今読み返すと確かにやられた!という展開なんだが、単なるどんでん返しな作品ではないとわかる。2,3度読んでこそ内容が掴めてくる。 SF作品といっても全くのフィクションではない。起こりえる未来または現在も理想とする未来のように思う。 今回の「地球から来た男」はオカルト的なものも強かった。 夜の迷路はオカルトな部類だろう。しかし、オカルト的怖さを書いたものではないと感じる。幽霊に憑かれ死に至るという、第三者からみれば恐怖だと思うが、主人公の男は最後笑っている。この男にとって結果的に死ぬことはハッピーエンドだったということだ。相手が人ではなかったことや死んでしまったことなどはどうでもいいことで、女と結ばれ孤独ではなくなったという男の結果が大事だ。 『包み』 想像力というのは偉大であるという話。この本のなかで一番好きな話だった。
1投稿日: 2012.02.15
powered by ブクログ「地球から来た男」、最初はとても不思議だと思いましたが久しぶりに読んでみるとまた違う視点から見ることができますね。彼はきっと飛ばされてなどいないのだと、さっき読んで思いました。
1投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログ地球は母なる星で母をあらわすことはば母しかないのだなあとわかる。 星新一はいろいろ読んでみているけれど、これが書かれたのは普段読んでいるものと時期がちょっと違うような気がする。見慣れない言葉が書かれていてびっくりした。 そういえば、大人になったら星新一に会いたいと思っていたなあ。 どちらかというと人間関係が寂しい結末のものが多いかも。
1投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログ言わずと知れたショートショートの大作家。 あの当時に未来的な世界を描いていながら、どこか現代的でもあり、いつの世にも通底する人間の有り様を表している。 ちょっとしたエスプリを効かせた展開が楽しい。
1投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「地球から来た男」4 著者 星新一 出版 角川文庫 p128より引用 “ずっと置かれたままの包みは、いまや彼にとって イマジネーション・マシンといえた。 作品を創造する源泉だった。” ショートショートの代名詞と言える著者による、 短編作品集。 表題作を含めた17作品収録。 地球外へ追放された男の話から福の神の話まで、 とんちと皮肉と教訓がもりだくさんです。 上記の引用は、 とある中身を見ることが出来ない包みの話の一文。 最初から何もかも見えていては、 想像力を働かせる余地が無いということでしょうか。 チラリズムというのは、 こういう所に快感を覚えることなのかなぁと思います。 少子化が進むのは案外、 色々なものが簡単に手に入りすぎるからかもしれないな、 とも思いました。 その他のショートショートの作品に比べて、 少し長めの話が集められているように思います。 それでも短編なので、 時間の無い時でも少しずつ読み進めることができます。 ーーーーー
1投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ1編20頁ほどのショートショートが17編。どれも淡々と語られる、オチる話。 オチが予想通りのものもあれば裏切られるものもあり、楽しく読めた。 「あと五十日」「包み」「ゲーム」が好き。「あと五十日」は後日談なんか読んでみたい。 MVP:なし
1投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『地球から来た男』 『夜の迷路』 『改善』 『もてなし』 『ある種の刺激』 『あと五十日』 『包み』 『密会』 『住む人』 『はやる店』 『ゲーム』 『戦士』 『来客たち』 『疑問』 『向上』 『ある日を境に』 『能力』 船橋図書館 2011年8月12日読了
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログやっぱショートショートはいいなあ。「包み」が良かった。 ちょっと哲学。 物事は考えよう。 あと表紙が綺麗。
1投稿日: 2011.05.12
powered by ブクログ・10/9 ということで、中国本ばかりだとあれなんで、これも同時に読み始めることにする.久し振りの星新一だ.かなり前に智が星新一を買ったときに一緒に買ってあった本だ.ようやく読む運びとなった. ・10/10 読了.あっという間だったけど、これらの作品ってなんでいままで読んだことがなかったんだろう.それだけじゃなくて最近も星新一の新刊があるっていうのは、どういうわけなんだろう.角川文庫で発売する以前は他の出版社かなんかで発表していて、今回から角川に版権が来たとかいう理由でもあるのかな。。。
1投稿日: 2010.09.09
powered by ブクログ20100826 空想の世界に旅立った気分。 難しい設定が描写されていなくとも、 人の想像力はそれをカバー出来るのだ。 大事なのはその想像力をいかに刺激できるか、なのだろう。 「もてなし」のブルギさんの話はなんだかんだで押しつけられて、損(死)をしてしまう可哀想な男の話。 要領良く生きている人って、いるよね。 代わる代わるいろんな世界観があらわれる星ワールド。 また別の作品も読みたい。
1投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ星新一はこれが初読です。 短編がぎっしり詰まってるんで毎晩寝る前に一話ずつ読むのもいいかも。 サラリーマンとか普通に暮らしてる普通の人達がSF的な事件に巻き込まれていくんだけど当の本人は結構あっけらかんとそれを受け入れてるのが妙な緩さを出してて良い。 デスノートっぽい話もあるんだけどこっちのは人を殺して裁く当の本人がやっぱりあっけらかんと、すんなりと、それを受け入れて使命感を感じている様が淡々としていてそれが逆に妙な怖さを出してるな、と。 ちなみにその短編はデスノートよりも昔の作品です。
1投稿日: 2010.06.05
powered by ブクログショートストーリーの中で現実的ではないところと現実のところのあやふやな気持ちが表現されていて、おそらく多くの人が理想というか夢というかそういうのを感じるときにはこういう感覚もあるのかなぁ?? というお話でしょうか。。。 そうだよなーって感じですよ♪
1投稿日: 2010.01.27
powered by ブクログショート・ショート集。 収録は ・地球から来た男 ・夜の迷路 ・改善 ・もてなし ・ある種の刺激 ・あと五十日 ・包み ・密会 ・住む人 ・はやる店 ・ゲーム ・戦士 ・来客たち ・疑問 ・向上 ・ある日を境に ・能力 表紙がなんかカッコイイ。 「夜の迷路」がブキミで好き。
1投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログ面白かった。普通のサラリーマンとか、割と普通な世界の中の星ワールド。 個人的には、も少しスペイシーなのがすきかな、やっぱ。
1投稿日: 2009.05.11
powered by ブクログSSの魅力ぎっしり。『あと50日』、心に残ります。シニカルなのがいいと思わせてくれる作品が詰まってます。
1投稿日: 2008.07.22
powered by ブクログ2008年5月17日読了 地球から来た男・夜の迷路・改善・もてなし・ある種の刺激・あと五十日・包み・密会・住む人・はやる店・ゲーム・戦士・来客たち・疑問・向上・ある日を境に・能力 視点。疑問。解決。
0投稿日: 2008.05.17
powered by ブクログ小気味良いショートショート。短いって分かってるからすぐに読めて、次々いってしまうからキリがない…のが星マジックです。表題の作品はエドモンド・ハミルトンを彷彿とさせました。こういうの好きだなぁ。
1投稿日: 2008.04.27
powered by ブクログショートショートなのでとても読みやすいし、話も一昔前に書かれたとは思えないほど内容に古臭さを感じないです。オチが無いのもあって、え、これでいいの?と思う話もあるけど、そのオチの無さも面白くて好きです。
1投稿日: 2008.03.22
powered by ブクログ地球から来た男 夜の迷路 改善 もてなし ある種の刺激 あと五十日 包み 密会 住む人 はやる店 ゲーム 戦士 来客たち 疑問 向上 ある日を境に 能力
0投稿日: 2007.11.02
