
総合評価
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powered by ブクログ科学のスペシャリスト7人のお話は、平凡な暮らしをしている私には到底聞き及ぶ事のない分野のお話ばかりで、時に難解なものがあるのは当然のこととして、とても興味深く貴重なお話の数々、感動しながら読みました。 そもそも科学の扉をノックする小川洋子さんが流石だな〜というのと、それを読みやすくまとめてあるのがまたすごい。 村上和雄先生のサムシンググレート。 アポロ宇宙飛行士もその言葉を発したのではなかったでしょうか。 偉大なる何ものか。先生の本も読んでみたい。
0投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログこれは面白い!一気読み。しばしば感涙しそうになる。「1.宇宙」「2.鉱物」「3.DNA」「4.スプリングエイト」「5.粘菌」「6.遺体科学」「7.トレーナー」という科学のスペシャリスト7人へのインタビューなんだけど、この感動はなんだろう?どの方も素晴らしいのは確かなんだけど、お話を聴き受け止める小川さんの感性に共感するところが大きいのかなぁ。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ人気小説家が書く科学の本だけに、難しい科学を分かりやすく面白く解き明かす内容を期待したが、難しいものは難しいままだった。
0投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ小川洋子らしい目線で 科学的な題材と向き合ったエッセイ。 7つのテーマが収録されている。 科学の説明というよりは 科学的題材と向き合う研究者の人柄や ストーリーに主眼が置かれている。 家庭の医学が好きだった子供時代など 小川洋子作品の表現でみたシーンも出てきた。
9投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログノックする程度の本当に触りの部分だけを、いわゆる「素人目線」で見聞きしたエッセイ。SPring8 を 8 の字と想像している点など面白いものの、物足りないといえば物足りない。
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ本を読んでいて、人が話しているように黙読し、記憶に文章というのは、、、。この本は、読み終わる頃に今の自分にひっかかる文章があった。『美容院で髪を切ってもらったり、整体院でマッサージを受けたりしている時、美容師さんやマッサージ師さんに、それまで、誰にも言えなかった秘密をふっと打ち明けてしまうことがある。身体を他人に任せていると、無防備な状態になり、心が開かれてゆくのを感じる。』最近、そのようなことがあったなと思うのと同時に、無自覚のまま、文章で再確認したりする時、読んでて良かったなと、ふと思う瞬間であった。
8投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ文学部出身の著者ではあるが、新聞で一番好きな記事は科学の記事だという。 そんな人物が第一線で活躍する科学の専門家7人にインタビューをしたもの。根っからの文系人間の僕には理解不能な箇所もあるが、それでも努めて平易に書こうとしてくれる。宇宙の神秘のような超マクロから、細胞の中のDNAの塩基配列の超ミクロまで。研究テーマは多種多様。しかしどんな対象であっても、終わりなき解明に挑む研究者の皆さんの姿は等しく輝いている。
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ数学はいつでも苦手だったけれど、科学はどうだったか思い出せない。自分が親しく科学的学問を学んだのは高校生の頃、地学で星の運行にふれたのが最後。 目に映るもの全てに詩情があるというなら、同じく科学のまなざしを持って世界を読み解くことが、こんなにも豊かに可能であるとこの本は教えてくれる。 特にすきなのは3章と6章。 死への流れと死のかたち。
2投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログ73冊目『科学の扉をノックする』(小川洋子 著、2011年3月、集英社) 作家・小川洋子が科学のスペシャリストたち7人にインタビューをし、それを纏めた一冊。 ジャンルは天文学や鉱物学、生物学、スポーツ科学など幅広いが、いずれも専門的な内容ではないため、全くの門外漢でも問題なく読むことが出来る。 小川洋子らしい柔らかな文章で書かれており、一つ一つのインタビューはまるで物語のようなユニークさ。 科学に興味がなくても十分に楽しめる。 「私は今日ほど安らかな気持で、死の話に耳を傾けたことはなかった」
15投稿日: 2022.12.15
powered by ブクログ小川洋子さんが様々な科学者にインタビューする本です。 科学では、知れば知るほどわからないことがたくさんあること。 宇宙、鉱物、遺伝子、生物、、、まったく異なる分野なのに、なにか共通するものがあり、人間社会に通ずる話が見えてきます。そこを小説家が絶妙に料理してくれるので、小説に膨らむ妄想を楽しみつつ、それぞれの分野の最先端を理解することができます。 科学の初心者におすすめの本
3投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ科学の入門書にどうぞ 博士の愛した数式で有名な小川洋子さんが科学者たちにインタビューしたエッセイです。難しい科学用語も小川洋子さんの手にかかれば不思議と分かりやくすなります。しかし、小川洋子さんは阪神タイガースファンなんですね!好きな球団の方にインタビューできるなんてうらやましい。子供におすすめしたい一冊です。
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ10年近く本棚に眠っていたので手に取った。 まずこの本の特徴として、小川洋子さんが書いているだけあって文章が読みやすい。 読みやすいといってもユーモラスだというわけではなく、何というかスラスラ入ってくる。 それは一つ一つの情景・感情描写にも普段から気を使い、細部にまで目を向けているからだろう。 このような作家特有の繊細さを持って科学について書かれるとどうなるか。 科学をストーリーとして味わえるのだ。 科学の内容だけでなく、そこに携わる科学者の心情までも事細かに描いてくれている。 よって、「科学をしている人」を客観的に見ることができるのだ。 「科学者はそんなことを考えながら科学と向き合っているのか」と感心させられることが多い。 科学者が書いた本だと、どうしても科学の内容に重点が置かれる。 作家が科学について書くことで、科学と科学者との間の相互作用を描くことができるのだ。 自分は特に 3章 命の源”サムシング・グレート” 6章 平等に生命をいとおしむ学問”遺体科学” 7章 肉体と感覚、その矛盾に挑む の3つの章が非常に印象に残った。 科学者も人間であり、理性と感情を完全に分離して考えることなど不可能なんだと教えられる。 人間臭い科学者こそが魅力的なのだ。
2投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ小川洋子(1962年~)氏は、岡山市生まれ、早大第一文学部卒の小説家。『妊娠カレンダー』で芥川賞(1991年)、『博士の愛した数式』で本屋大賞(2004年)、そのほか谷崎潤一郎賞、野間文芸賞などを受賞している。 本書は、2008年に出版され、2011年に文庫化された。 本書は、「子供の頃から、新聞で一番好きなのは科学の記事でした」という著者が、科学の7分野の研究者に対して行ったインタビューをまとめたものである。 章立て及び対談相手は以下である。 1章:宇宙を知ることは自分を知ること/国立天文台教授 渡部潤一 2章:鉱物は大地の芸術家/鉱物科学研究所所長 堀秀道 3章:命の源“サムシング・グレート”/筑波大学名誉教授 村上和雄 4章:微小な世界を映し出す巨大な目(SPring-8)/財団法人高輝度光科学研究センター特別研究員 古宮聰 5章:人間味あふれる愛すべき生物、粘菌/京都大学名誉教授 竹内郁夫 6章:平等に生命をいとおしむ学問“遺体科学”/東京大学総合研究博物館教授 遠藤秀紀 7章:肉体と感覚、この矛盾に挑む/阪神タイガースファームトレーニングコーチ 続木敏之 研究者や(科学)ジャーナリストが、特定の分野に関して、一般向けに網羅的にまとめた入門書や、最新の研究結果をレポートしたものとは異なるが、好奇心の塊のような著者と、研究愛に溢れた各研究者のやりとりから得られるものは少なくない。 また、宇宙科学や生命科学のような注目される分野については、否応なく関心も向くし、知識・情報に触れる機会も多く、自ら関連する書籍を読むことも少なくないが、そのほかの、そうした機会の少ない分野(先生方には申し訳ないが)についても取り上げられており、そういう意味でも本書の価値は大きいと思われる。 宇宙科学、生命科学から鉱物学、粘菌学まで、様々な科学の扉をたたき、興味を呼び起こしてくれる、作家と研究者の対談集である。 (2021年6月了)
2投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログ宇宙、鉱物、遺伝子、放射光、粘菌、遺体科学を専門とする6名の研究者と、プロ野球のトレーニングコーチを取材して、それぞれの専門的な内容にも触れつつ、宇宙や生命といった科学の奥深さ、面白さを紹介した本。 著者の小川洋子さんの科学に対する愛が端々に感じられ、大人でも子どもでも、読んだ人たちが、科学に興味を持つきっかけにもなると思う。
16投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ作品名のとおり、入門書の一歩手前のようなインタビュー記事のようなものでありながら、小川洋子さんの妄想から始まる各章はとても物語的。グルーヴ感満載の読み心地で、研究者の方々の人となりがひしひしと伝わってきて楽しい。
2投稿日: 2021.05.26
powered by ブクログ科学の現場を訪れながらも、たびたび小川さんの妄想の世界に連れていかれる。ちょっと突飛だったり微笑ましかったり、小川さんの小説のような世界観に浸れます。
2投稿日: 2020.12.19
powered by ブクログ作家の小川洋子氏が科学のスペシャリスト7人にインタビューしたもの。 ふだん関わりのない事柄であるが、とても面白く読むことができた。 特に、宇宙に関する内容が印象深かった。 「木星、土星、天王星、海王星、この四つはガスでできているため、大地がありません」(p16) だから、人間が降り立つことはできないのだそうだ。 ガスでできた星。 宇宙の神秘さを感じさせられた。 また、粘菌の生態も興味深かった。 動物と植物の中間の様な状態になって、増殖を繰り返す。 生物の動きには、すべて意味があることを改めて感じた。 人間の力の及ばない自然科学の世界には、ロマンと壮大な気持ちを覚えた。
2投稿日: 2018.05.18
powered by ブクログ理系の知識を付けたいと思い、色々読んでたけど、文系の私に一番しっくりきたのがこの作品。数式や原理原則がつらつらと書かれているのではなく、物語的に宇宙とか鉱物などの自然科学のことが語られています。ロマンティックです。
6投稿日: 2018.03.02
powered by ブクログ再読本。 数年前は楽しく読んでいたような気もする。改めて読んでみると、著者が言うように興味あるものを気の赴くままに書き綴ったインタビュー本である。なので科学のこの分野を知りたい!と読むとがっかりするかも。 著者によって擬人化された諸々の表現や、安易な可愛い発言が目についてしまって残念。恐らく私には合わなかっただけなのだろう。
2投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星座を作っている星、これは変わらない星と言うので恒なる星恒星と名付けられたわけです。ちょこまか動く回っているのが惑う星惑星です 孤立した小さな存在ではなく、無限の宇宙とつながっているのだと言う、不思議な安堵感を覚える 宇宙を探索することは、自分自身とは何もであるかを探索することに等しくなる 鉱物学者には、ルーペとハンマーを持って山へ行き、石を叩く義務があると先生はおっしゃる。大地に出向いて石を叩く、これが鉱物学者の最初の仕事だと先生はおっしゃる 薬の代わりにお笑いビデオを出すような病院が出てくるかもしれません。だから私は、笑は副作用のない薬だ、と言っているんです 要するに大きな仕事は、あるところから常識を超えないとダメなんです。理性だけではないんです。ジャンプするのです
2投稿日: 2017.12.01
powered by ブクログ感傷的すぎる著者の感想を減らしてでも、先生方の解説を増やして欲しかった。概説が終わってこれからというところで終わってしまっている感があり、もの足りず。
2投稿日: 2016.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『さよなら、僕が愛した九つ目の』 冥王星が惑星ではなくなった時、彼又は彼女を偲んで泣いた少年の歌を聴いていた。 それから、十年。 冥王星は仲間はずれになったのではなく、もっと近い仲間の元へ帰ったのだと知る。 嬉しくてちょっぴり恥ずかしくて、でもやっぱり、嬉しくて。たった、数行に私は救われてしまったんだ。
3投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログ「博士の愛した数式」などの作品で有名な作家、小川洋子氏が、それぞれ分野の違う7人の科学者たちを訪ねるという内容。 文系の人が書いた自然科学の本ということで、科学本としては読みやすい部類に入る。 ただ専門用語や若干複雑な説明も書いてあるため、理数系はからっきしだめという人には、ちょっと辛い部分があるかも。 ただこの本の魅力は、単に科学に対する見識を深められるというところにあるのではない。 そうではなく、小川洋子氏の科学への純粋な興味と、作家ならではの独創的な解釈。 そういった単なる知識ではないところにこそ、この本の面白さがあると思う。 だからこの本を読むときは科学の知識を理解する、理解しようとする必要はまったくない。 身構えずに純粋、もっと言えば無心な気持ちになって読むのが良い。 ところで、素人目線で科学を見るとどうなるか。 そこには未知の世界に対する純粋な驚きがあるわけだけれども、その感情を文章としてわかりやすく表現できる著者の穏やかでいながら鋭い洞察のこもった筆致にも、とても感銘を受けた。
7投稿日: 2015.05.19まずは扉をノックから
タイトル通り、各々の専門家のおうちを訪問してお話してきましたって感じの気軽な入門書。 小難しい話は一切ありません。 小川さんの人柄もあってかその道のプロたちが、目をキラキラさせた好奇心いっぱいの少年に感じてしまいます。 理科なんて科学なんて、難しくって嫌い!って思ってる人にぜひ読んでほしい1冊です。
2投稿日: 2015.05.12未知の魅力
小川洋子さんらしい文章と感性で綴られている本です。科学が身近に感じられる科学者との会話、小川さんの捉え方が新鮮で楽しく読み進めていくことができます。今まで想像したことのなかった観点、視線からの科学の魅力がつまった本になっています。
1投稿日: 2015.04.03文系の方に是非お薦めします。
タイトルだけを見ると、科学の話か、難しそうだなと敬遠してしまうかもしれませんが、小川さんの素朴な疑問や興味からその分野における一流の研究者との対談が始まっていくので、専門的な知識がなくてもどんどん話に引き込まれていきます。それぞれの研究者の人間的な魅力も存分に伝わってくるので、この短編集を読めば、新聞やテレビで科学に関するニュースに接した時、これまでとは違った受け止め方ができるのではないでしょうか。
3投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作家の小川洋子氏が、専門知識をもった科学者たちへのインタビューを通して、科学の面白さを追求するもの。 宇宙や遺伝子、素粒子、遺体科学の話しなどについて、素人目線で専門家に質問してくれているのが嬉しい。 作者は、いかにこの本が作者のわがままに満ちあふれているか、と謝っているが、人の物事の興味というのは主観であってわがままであることは当然のことで、そういう意味では逆にそのことがこの本の面白さを表しているのだと思う。 STAP細胞のことなどで、もし科学への興味を失う子供達いるのなら、この本はいい後押しとなることだろう。
2投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ完全文系人間にとって、未知の世界。入門書といえど書いてある内容は難しく、わからなかった。しかし小川さんによる感想、解説が興味深く、登場する学者さん達に敬意を払わずにいられなかった。好奇心をもつこと、想像力をもつこと、命について考えること。あらゆる学問の原点は同じなんだと。文系・理系で二分化せずに、知的好奇心を培っていきたいと思わせてくれるような1冊。
2投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログ小川洋子さんは、子どもの頃から科学記事が一番好きだったそうだ。本書はそんな彼女が、自然科学の最先端の学者たちのもとを訪問して話を聞くという内容。これを読むと、彼女の知的好奇心と、十分に開かれた感性や想像力のあり方がよくわかる。「ヒトゲノムの組み合わせが4の30億乗の可能性があって、その中からたった1種類選ばれた」のが人間だ、というところなど、まさしく「奇跡」が現前する思いになる。また、著者がタイガースの試合をテレビで観戦する時に、バランスボールに乗って自らに苦役を与えながら見るというのも微笑ましい。
2投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ野球好きなんで第7章はひとまず置くとして、第6章が秀逸。 作家の小説世界と見事にクロスしていて、かつ内容も凄く興味を抱かせる。 他は興味があるので覗いてみました、といった印象かな。 対談(インタビュー)集になると、この作家特有の研ぎ澄まされた静謐感が失われていると感じるのは気のせいかな?
2投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ企画はいいと思うんだけど...。 個人的には何か物足りなかったです。 まぁ「扉をノック」なので、妥当といえば妥当ですね。次があるならもっとずんずん入り込んで欲しいなぁ。
2投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ小川洋子が科学のプロフェッショナルを訪問するエッセイ形式インタビュー集。 高度で難解な内容を咀嚼してわかりやすく説明しながら、研究者の情熱が伝わってくる文章は、情緒的でないのに感情を揺らされる物がある。 何より小川さんが科学を敬愛し、研究者を尊敬しているのが伝わってきて読んでいてとてもすっきりと入ってくる。 たまに出てくる文学的な描写も煩さはなく、むしろ理解と感動を深めてくれる。 一番夢とロマンを感じたのはやはり宇宙の話で、 続いてでてきた鉱物学とのつながりも秀逸である。 ちょうどペルセウス座流星群が見られるというのも運命的。http://happism.cyzowoman.com/2013/08/post_2866.html 印象的なのは人や動物の死体を集めて骨にする研究者。 現代の成果主義や働き方への問も感じさせられる。 一つの道を究め突き進む人の姿は本当に美しくて感動的。 仕事とは心豊かに生きるためのものだと再確認させてくれる。
3投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログ「博士の愛した数式」の作家が、科学者に直接その分野の魅力と不思議を聞く。表紙を描いている南伸坊氏とよく似たスタイル(文体も)で、難しいはずの内容もするすると頭に入ってくるのは快感。特に鉱物学や遺体学のあたりは、小川氏の書く小説のリズムとばっちり合っている。数学がなかったのは残念だが、他の作が有るのね。村上先生の話の項はよく知っている内容なので、やや足りない感あり。最後に相変わらずのタイガース愛があふれる一項。全体に科学と言えども構えずに読めるので、全世代にオススメです。冗談のない南伸坊。
2投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログこの本を楽しむのに、見ただけで頭が痛くなるような化学式や、小難しい物理法則といった知識の類は必要ありません。 主役はあくまで、科学の根底にある美と、その神秘を日夜追い続けている科学者達の生き様であるからです。 また彼等を描き出す小川洋子の清潔な文章からは、科学への強い憧れと静かな感動が溢れんばかりに感じられます。 宇宙、鉱物、粘菌、遺伝子――テーマによってマクロとミクロを自由自在に行き来しつつも、常に肌に近い言葉でもって表し読者に伝える表現力は、さすがという他ありません。 小説家の感性から科学の現場を捉えている本書は、タイトル通り科学という学問への案内書となるだけでなく、私達が生きるこの世界の奥深さについて改めて気付かせてくれる、非常に物語的な一冊であるように思います。
2投稿日: 2013.04.15
powered by ブクログp.146「解剖学で進化を研究するのは、歴史学と同じなんです。歴史を研究する人が、お墓を発掘したり、古文書を解読したりして多角的、総合的に皆を納得させるような歴史像を描いてゆく…」
1投稿日: 2012.11.28
powered by ブクログタイトルだけでちょっと難しいかな、と積んでたけど、開いてみたらいつも通りの小川さんでした。 世界の美しさを本当に綺麗な言葉で伝えようとする人だなぁと思います。
2投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログ本を途中で投げ出したレビューで構わなければ、参考にしてくださいね。 テンポが遅くてげんなり。 小川洋子さんの「博士の愛した数式」は大好きな本の一つで、その作者の濃やかな世界観をもっと覗きたくて読んだのだけれど、繊細すぎて正直ついていけない。研究所の容貌や、博士たちの様子を丁寧に描き出すのも素敵だけれど、彼らがなぜその学問が好きなのかとか、学問の本質が何なのとかをもっと探って欲しかった!
2投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログまさにタイトル通りの本。 宇宙の話、鉱物の話、遺伝子の話、粘菌の話はまだ馴染みのある方だけど、スプリングエイトの話、遺体科学の話ははじめましてだった。 特に遺体科学にとても興味があるので、遠藤先生の著書を読みたい。 「遺体にひそむ謎を追い、遺体を人類の知のために保存する」のが「遺体科学」らしい。 解剖するだけではなく、保存するのだという。しかも「無制限・無目的」に。 なんともスケールが大きいと思う。ドキドキする。 この本は1冊でその分野のことがよく分かるという本ではないけど、その分野の魅力がとてもよく伝わってくる。 それはインタビューを受けている先生方のお話の魅力はもちろんのこと、小川さんのキラキラとした好奇心によるところが大きいと思う。 特に最終章の阪神タイガースのトレーニングコーチのインタビューはさすが小川さんという感じ。 バランスボールの上でタイガースを応援している小川さんを想像してにこにこしてしまう。 この本を入門書として、学生の頃とは違う関係を築けるかもしれない、そんな気持ちにさせてくれた。
11投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ各分野の科学のスペシャリストの元を作家・小川洋子が訪ねインタビューして著した本。対談集かと思ったのですが、小川洋子自身の言葉で書き表されており、文系人間にも取っ付きやすくなっております。 何せ「あの」小川洋子の手によるのですから。怪しげで魅力に溢れた科学者を生み出し、些細な物事にもキラ星の如く光を与える小川洋子の筆によって科学は物語となります。いや、科学自体に物語となる核が秘められていたのかも。科学者の語る言葉は、作家が紡ぐ物語と同じ力をもっています。 天体、鉱物、遺伝子、微細物、粘菌、遺体学、スポーツ学。どれも遠い世界だと思っていたのが、身近に感じられます。しかし科学書ではないので、あくまで興味を沸き立たせるという感じ。ここで興味を持ったものについては、改めてそれぞれの科学者の方々の著書を読むのもありでしょうね。僕としては動物遺体学に興味が沸きました。
2投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログ作家・小川洋子さんの対談集。素朴な疑問を科学のスペシャリストが優しく答えてくれる。 一番感じたのは、科学者の情熱。その道を究めた人物の話は、どんな分野でも面白い。
2投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログ小川洋子の想像力は、苦手。 小さいものを見ようとすればするほど大きな装置が必要になってくる、というのはおもしろかった。
2投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログ一群のサイエンスライターは措くとして科学がテーマの対談と言えば知の巨人こと立花隆氏。若手なら『パラサイト・イヴ』の瀬名秀明氏か?両氏とも非常に面白いのだが時にはテーマにのめり込み読者そっちのけで熱く語り過ぎる嫌いがある。さて本書は直木賞作家 小川洋子による『文系の文系による文系の為の』科学読み物!宇宙、鉱物、遺伝、極微、粘菌、遺体に関して斯界の権威に教えを請う。最後に科学は科学でも少し毛色の異なるトレーニング科学についてタイガースの続木コーチと対談するところが大の猛虎党らしく同病患者としては微笑ましい^^
2投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログお話を聞きにいってその内容をまとめた本。 小川がそう科学に強くなさそうで、それでも聞いてきたことをしっかりまとめていて、結果的に話がわかりやすくなっているところがよいですね。 しかも、科学の技術的内容だけじゃなく、話を聴いてきた人の人柄も良く表現されていて、類書との差別化になっているのではないでしょうか。 遺体科学とか、初めて聞いたので大変に興味深かったです。
2投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログ7人の異なった分野の科学者たちとの対談集。美しい文章を書く作家さんが科学について書いても珠玉な1冊に仕上がる。細部まで目が行き届く観察眼、静かでかつ暖かい表現力、知的好奇心に溢れ優しい人柄が詰め込まれた小川洋子ワールドだった。科学者もユーモアに溢れ、“いつも空を眺めている天文学者や天文家はUFOを観たことがない”とか、笑いと遺伝子について考えてみたり、あのスプリング8も、うさぎ跳びは膝がね…やっぱりと興味深く、難しいと思っていた用語もわかりやすい説明だった。そして各章を締めくくる文章も素晴らしかった。
2投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
科学に関連する多分野の方の取材集。視点や纏め方は小川さんのオリジナリティにあふれている。文体もやさしく、どれも興味深い内容だった。
2投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログ学者たちの人選も良いし七つの話のどれもそれなりに面白い ニュースでは得られない学問の巷を知ることは より実態を理解できたような気になれてうれしい これを読んでいるうちに治外法権の学問畑が産学共同に追いやられて 今の学問がいかに目先の欲に走っているかを再び嘆くことにもなった 学問だけではない芸術畑も同じように知ってか知らずか 官僚と実業界の飴と鞭に侵されて 今や勲章と札びらで飾り付けられたピエロかペットと言ったところか それにしても作家を代表しているがごとくに 「作家」意識をことあるごとに持ちだされるたびに 少々癖壁としながら読まされたことが残念だったかな
2投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログ小川洋子さんならではの、やさしい文章で科学の話が書かれている。 本を書くことを目的に科学者のもとを訪れたように感じられたのが少しだけ残念だった。
2投稿日: 2012.03.07
powered by ブクログ宇宙、鉱物、粘菌、遺伝子、遺体科学など、さまざまな科学分野の専門家へのインタビュー集。 どのジャンルも興味深いのだけど、それぞれもう少し、深堀りして欲しかったなあ、というのが本音。 とはいえ、小川洋子さんの興味の源泉が辿れて、知らなかったジャンルへの興味が開けてくる、という入門書の位置づけとしては、よかったかも。 特に冒頭の宇宙、鉱物についてのインタビューは興味深かった。 科学を追求していくと、物語的になっていく。科学と文学は、むしろ近い存在なのかもしれない。
2投稿日: 2012.02.17
powered by ブクログ取材集。科学知識というより、科学者のモチベーションについての考察(妄想)と共感が描かれて、小説じゃなくとも小川洋子ならではの本。生命科学と遺体科学の二章が特に良かった。
2投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログ文系だけど科学のロマンにも惹かれる… 科学ミーハーな自分にも興味深いテーマと飲み込みやすい構成で面白かったです
2投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ自分が文系大学だからか、理系の人と話しするのはとても好き。ものの見方が違うのが新鮮で、かなり好意的なイメージがある。 だから内容は面白いのだけれど、 いかんせんこの著者の文章が苦手です。なにか、。私は小説家!アピールに感じてしまう表現が多発で。。 おかげで薄い本な割りに時間かかりました。 内容は面白いです。 Oct, 2011
2投稿日: 2011.10.21
powered by ブクログ親しみやすい文章で、粘菌や鉱物の話が書かれていて、とても読みやすかった。 他の分野についての本がでたら、また読みたい。
2投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログ『博士の愛した数式』を著した人なので、かなり理系の世界にも詳しい作家かと思っていましたが、どうやら科学の世界に関しては、一般的レベルの様子。 その彼女が、文系人の代表として、理系のさまざまな分野で活躍する人の元に話を聞きにいったものです。 はじめの天体は、私もとても興味があるところなので、熱心に読みましたが、放射光施設などの話は難しくて、なかなか頭に入りづらかったり、粘菌もいまひとつ興味が湧かなかったりなど、章によって食いつき度が違いましたが、著者はどの分野においても、熱心に話を聞き、わかりやすく紹介してくれています。 作家としてのプロ意識からというよりは、興味が止まらない様子。 やはり、未知の世界への尽きぬ関心が、創作活動の源なのかもしれません。 ビギナー目線での彼女の感想に、私もはっとした箇所がいくつもありました。 たとえば、「星と名のつくものは、全てキラキラ光っていると思い込んでいたが、これもまた間違いだった。」(p16)など。 確かに、星といっても、地球のように自分では発光していないものもたくさんあるわけですね。 これまで宇宙に描いていたイメージが根底から変わりそうです。 また、人が足で踏んで確かめられない、ガスや塵が集まってできた星が宇宙上にはたくさんあるとのこと。 土星の環なども、そうした塵の寄せ集まりでしたね。 一度再生した物質は、無にはならず、姿を変えて宇宙を巡り続けるという論はなるほどと思いました。 厳密に考えれば、確かに個体は死を迎えても、完全な無になることはないわけです。 専門家にとって、UFOはありえないのだそうです。 しょっちゅう空を観測している、空を見慣れた人は、一切その手のものを見ないのだとか。 異星人の立場で考えても、隣の星まで4光年、普通は10万光年もある遠い距離から、銀河系の端の地球まで来る価値がなく、リスクが大きすぎるんだとか。 地球に生命が誕生したことが、奇跡なんでしょう。 兵庫県の播磨にある放射光施設は、研究内容に関しては、印象が薄かったのですが、スプリング・エイトと呼ばれる建物の外観は、巨大な輪の形をしており、インパクトが強かったです。 超近代的な輪の真ん中には、けもの道しかないあ自然のままの山を残しているというのも、印象的。 何も知らずに付近を通りかかったら、ビックリ仰天するでしょう。 雲母(中国語)は日本語ではきららといい、吉良上野介の領地、愛知県の吉良町は、かつて雲母の産地だったことから、きらの名前がついたんだそうです。 つまり忠臣蔵はきら対大石、きららが大きな石にやられるという構図だと書かれていて、おかしくなりました。 どの分野も、人間を超える何か大きな力、サムシング・グレート(大自然の叡智)に向かって飽くなき研究を繰り返している、人類の未来にとって大切な仕事ばかり。 とても遠くに感じられていた理系専門分野が、この本を読んだことで、門戸を広く開けてくれたように思えました。
2投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログ作家の小川洋子が宇宙や鉱物、粘菌など科学の各分野の専門家にインタビューした本。 小川さんの表現が面白く、専門家の方たちの魅力がより一層引き立っていた。 科学にうとい僕でもするする読める内容だったので、読者を選ぶといった本ではないし、うとい人ほど面白く感じるような気がする。 この本を読んで少し科学と登場した専門家に興味がわいたので、関連書籍を読んでみようと思う。
2投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログどの話も興味深い話ばかり。分かり易く教えてくれるので読み易いです。全部で7章。 個人的には1章と5章が好き。
2投稿日: 2011.09.20
powered by ブクログ作家の小川洋子が科学施設を訪ね、科学者と対談する科学本。科学の話しと小川洋子の妄想が入り混じった面白い本だった。彗星学者、鉱物科学研修所所長、生命科学者などの専門的な科学知識を小川洋子の目を通して、とってもわかりやすく紹介されてておもしろかった。小川洋子って変わった人やなー、って改めて思った。
2投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログ読み始めて驚いたのは、小川さんの著書「ミーナの行進」とリンクしていること!ここでもコビトカバのポチ子に出会えるなんて!旅に持っていく本として、「ミーナの行進」と「科学の扉をノックする」、この二冊を選んだ自分を思わず褒めてあげたくなりました。 これを一回口頭で聞いただけで、理解できるなんて!と思うくらいちょっと難しい言葉が続く科学のお話の間に挟まる小川さんの文章にホッとします。こんな科学のお話が学校の授業で聞けたら、「この勉強がなんの役にたつの?」なんてよくある学生の文句もなくなるんじゃないでしょうか。全てのことが生きている私たち人間と深く繋がっているんだな。 星座の速見盤時計を身につけた彗星学者との出会いから始まった、小川さんの科学者の方々との交流。そんな彗星学者と出会ってしまったら、そうだなぁ、それは惹かれざるをえないよなぁって思ってしまいます。7つの科学のお話をもとに小川さんが物語を書いたとしたら…と想像を膨らませずにはいられません。
2投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログ夏の文庫フェア8冊目。 冒頭の、祖父から「きれいなお月様が出ているから、外に出て見なさい」と誘われる場面から、すうと惹きこまれます。 どの章からも、著者が科学に並々ならぬ愛情を抱いていることが伝わってきます。 そして、科学者たちの研究にかける情熱と、「その人らしさ」がありありと描かれています。 よく知る分野についてはすっと頭に入ってきましたが、疎い分野については、わかりやすく話してくれているんでしょうが、まだ難しく感じました。 著者は科学が大好きで、当然その分野に明るいので、お会いする科学者たちに投げかける質問も、私ほど無知な人間のものではありません。 興味を惹かれる分野がいくつかあったので、それについては改めて入門書を手に取りたいです。 特に面白かったエピソードは、2章堀秀道氏の「日常、ルーペは5秒以内で取り出せる」というところ。 ”まさに西部劇に出てくるガンマンの、早撃ちのようなものである。武士に刀、鉱物家にルーペ、というほどの必需品なのだ。”(p45) 堀氏が、いかに滑らかに、素早くルーペを取り出すのかが、この描写によって目に見えるように伝わってきます。 そして、自分で採ったトパーズを奥様の婚約指輪に贈ったという話。 ”こんなにもロマンティックな婚約指輪の贈り方は、他にないだろう”(p59) まさにその通り。 文庫本のあとがきに、”自分が本当に伝えたいのは、その研究に打ち込む人間の姿なのだと気づきました。題材が何であれ、作家はやはり人間を書くのが仕事です”とあるように、研究する分野そのもののみならず、科学者のひととなりが、柔らかみを帯びて伝わってきます。 このような最先端分野も、研究しているのはひとりひとり人間なのだと、改めて気づかされました。 巻末にある写真の、著者のやわらかな笑顔が印象的でした。
2投稿日: 2011.08.24
powered by ブクログ新しい世界を知ることができた。科学にはうとい私にもわかりやすく、素直にすごいな~と感じさせてくれる。なんといっても小川さんの描写がとても魅力的。そういう目で見てみれば、科学はどんどん楽しくなっていきそう。
2投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まず、最初に思ったこと。 紙、白っ!! 自分の中の文庫本なり本のイメージというのは、ちょっと古びた茶色っぽくてちょっと薄い紙に文字が印刷されているものだった。 とにかく白い、ただそれだけで何故か安っぽく感じてしまい、実際、流し読みした程度です。(もちろん自分の記憶にないだけで、このような白い本に出会っているのかもしれないが、読書記録を意識し始めてからは初めて。) 博士の愛した数式を、読書感想文の課題図書で読んでいたので小川さんは思い出に残る作家さんの一人です。 今回はそれぞれの分野の科学者との対談とのストーリーということで、先に読んだ「科学の横道」のような対談のようなお話の、言い方が悪いかもしれませんが“文系視点ver”のようなものと思っていました。 実際はなんの前触れもなく渡部さんのお話から始まり、科学を深くというよりは、ちょっと軽く学ぼうというような、小川さんの知的好奇心に基づいたものでした。 知的好奇心に基づくもののためか、読んでいて小川さんの科学観が今イチよく分からない。 あとがきから、“文学とかけ離れた科学の専門家とお会いするのは…”とあり、ここで「文系」「理系」の壁を作ってしまっていらっしゃるんだな、と思いました。 もとより、本の内容と自分の求めていた内容と、ベクトルがずれていたためあまり興味を持って読めなかったです。
2投稿日: 2011.08.09
powered by ブクログ夏の文庫フェア1冊目。 作家が科学者をインタビューする、 「科学の世界への招待」本。 宇宙の始まりの話や、エニシング・グレートの話、 ちょっと聞いたことあったけど、実際どうだったけを再確認できる 話題もあれば(逆に言えば知ってたよその話、とも言える)、 おぉーこんな学問が(遺体学はいちばん面白かった)と、 思わず感嘆が漏れてしまうような内容もある。 ただ、「最新科学の紹介を作家を介してわかりやすく」 のコンセプトはすばらしいのだが、どうしても 最新科学の説明にはついていけない部分があったのも事実。 おそらくある程度勉強していないと理解できない内容が含まれています。 本書に含まれている7つの科学の扉、 どれか一つでも気になったものがあるならばきっと著者の勝ち。 ノックだけではなく、その奥に入ってみましょうと言われてる気がする。 もう少し色々調べて勉強してみる。
2投稿日: 2011.07.19
powered by ブクログ小川洋子さんが科学者に会いに行き、お話を聞いている。なので、最先端の科学を紹介すると言うよりも、科学者たちの人となりを綴っているという感じ。主に、人物や施設に焦点が当てられ、小川さん独特の温かい冷静さを持ったタッチで仕上げている。読み物として面白い。
2投稿日: 2011.07.11
powered by ブクログ特に一番最初の天文学の先生の話なんかは、一般常識レベルのことを無理矢理文学的な表現にしようとして頑張り過ぎなんじゃないの?というイメージ。もう少し深い話を期待してたんですけどね、数学者の藤原さんとの対談のときのように。 数学以外のジャンルについては、小川さんの文学的表現も空回りな印象。
2投稿日: 2011.07.11
powered by ブクログ面白かったです。表現に素数とかが出てきた時に『ああ、博士の愛した数式を書いた人なんだな〜』とか思いました(苦笑)
2投稿日: 2011.07.02
powered by ブクログ科学とは本当に面白くて奥が深いものだなあと思う。ひとつの分野の研究に打ち込む人たちのなんと清々しいことだろう。 「浮世離れ」とはまさしくこういうことをいうのだね。 どの話も大変興味深かったのだが、宇宙の成り立ちや鉱物の奇跡、遺伝子の精巧さなどが特に心に残った。 「一度誕生した物質は無にはならないのです」すべての物質はつながりあい、関係しあっているのだ。
2投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログ本書は「博士の愛した数式」の著者の小川洋子さんが科学分野の専門家を訪ねて書いたエッセイ集です。 天文分野から鉱物、粘菌、プロ野球のトレーニングなどと言った内容が全7章にわたって書かれており、それぞれ小川さんの感性が光るエッセイでした。 科学分野と言っても、巷によくある一般向けに書かれた専門知識の解説本と言う感じではなく、訪ねて言った先で聞いたことや知ったことを小川さんの心で受け止め、表現している文章が綴られています。 例えば、兵庫県にあるSPring-8(スプリングエイト)を取り上げた第4章では、冒頭、スプリングから春をエイトから8を連想した小川さんが綴った文章に思わずくすりとしてしまったなど、終始柔らかい気持ちで読み進められました。 本書に取り上げられた分野全てに精通している人にとって、この本を読んでも新しい知識を得る事など無いでしょう。 しかし、どちらかと言えば、(上記しましたが)本書は取材を通して書かれた科学の解説本ではなく、取材を通して書かれたノンフィクションなのだけどどことなくフィクションな感じがするエッセイ集なので、一つの文学作品として楽しめる本です。 柔らかい気持ちで科学を楽しもう。 そんな気持ちの方にはお勧めです。
2投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログやっぱり一流の仕事をしている人の話はおもしろい。それぞれの分野にそれほど関心があるわけではないが、研究者の熱意が伝わるインタビュー集。個人的には動物の遺体をひたすら収集する遺体科学の研究者の話が特にそそられた。
2投稿日: 2011.05.27
powered by ブクログ科学に興味があるのはもちろんなんだけど、著者はやっぱり職業柄、専門家たちの人物像にも無意識に着目してたんだなぁというのが文章に滲み出てる。 あと、それぞれの分野イメージから、めくるめく妄想が広がってしまうという現象も、全章に見られておもしろかった。 資料写真が、本格的な科学本に比べて少ないので、いろいろと文章を頭で理解し想像を巡らせる必要はあるけれど、著者が「科学好きの一般人」という立場だったため、だいぶわかりやすかった。 おかげで、ずっとわくわくした気持ちが持続した状態で、科学を覗くことができた。
2投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログ女性作家にはあまり手を出さない方なんだけど 小川洋子氏の作品の「ひんやり感」は結構好きかもしれない。 んで、その人の対談集だったので読んでみた。 結構ミーハーだ(笑)。
2投稿日: 2011.05.01
powered by ブクログ科学アレルギーを持っているような人にはちょうどいいガイドになると思う。専門的なことは程々に、分かりやすく書いてある。そして小川洋子さんの感受性が光っている。
2投稿日: 2011.03.30
