
総合評価
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タイムスリップもの
旅客機が飛行中、謎の衝撃と共に恐竜のいる時代にタイムスリップ。 それから500年後、彼らの子孫たちはギフトと呼ばれる超能力を持ち、たくましく生き残っていた。 文明は石器時代レベルまで戻っても、受け継がれた知識は21世紀のものというのが良いアクセントとして機能している。 知識の伝承の中で一部フィクションと混ざって面白いことになっていたり。 なぜ自分たちの先祖はこの時代に飛ばされたのか? ギフトとは何なのか? やがて訪れる災厄は回避できるのか? 恐竜絶滅が史実である以上、自分たちも滅亡するしかないのか? 先が気になるところで1巻終了。 今後が楽しみです。
2投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログなぜこの本を選択したんだろう? 旅客機が突然不時着。そこは白亜紀だったってな設定に興味があって、つまり「神はサイコロを振らない」のパターンで手に取ったんだと想像する。 しかし、カバーは人前では恥ずかしいようなデザインだし、物語は旅客機不時着500年後のストーリーであり、恐竜たちとの共存共栄社会だし、イメージはジュブナイルだし、そもそもこれはシリーズ第一巻であり完結していないしと踏んだり蹴ったりで、流し読みで終わった。 ストーリーとしては、恐竜絶滅隕石説にのっとり、メキシコ湾へ巨大隕石が落ちる前を描いている。この後の巻では、それをどうして回避するのか、もしくはその時に主人公たちが21世紀に(恐竜と一緒に?)戻ってくるのかという展開が想像できるのだが、どっちにしても面白くなさそうだ。
0投稿日: 2012.02.15
powered by ブクログ10月28日読了。恐竜が地上を闊歩する白亜紀の世界にタイムスリップした現代の人々。グッとくるつかみ、発生する最初の犠牲者、と盛り上げておいての「それから(略)」には驚かされた。「恐竜世界を半裸の女戦士(重要)が飛び回る世界のお話を書きたい!」という著者の妄想が結実した小説シリーズであるようだが、「ギフト」なる能力の考え方を持ち込み超能力バトル的な要素を持たせたり、文明の進歩が止まり現代の科学知識が呪術的な捉え方をされていたりと、世界観がとても面白い。奇をてらった話のようにも見えて少年少女の葛藤と成長や古い因習の打破、父親との対決・・・など伝統的な物語のスタイルを踏襲してもおり、大変楽しく読めた。山本弘の作品は高校時代などにずいぶん読んだが、相変わらず多作で博学かつ小説がうまいなあ~
0投稿日: 2010.10.28
powered by ブクログこれ、続き物だったのか……! いつものことながら、本屋で適当に流し見をしながら直感で買ってくるので、いろいろ失敗する。続きものの二巻だったり。 いや、これは一巻だけど。 面白かったです。 冒頭の展開から、その人たちがそこで紆余曲折して生きていく『LOST』のような展開なのかと思いきや、違った。更に500年後の子孫たちの話がメイン。 かなり謎と伏線を散りばめて終わっているので、続きが楽しみです。
0投稿日: 2010.03.24
powered by ブクログ「旅客機が白亜紀に漂着して500年後、超能力を獲得した人類が生存していく戦いの話」 とりあえず1巻は、世界内での人類の生態と、恐竜滅亡の原因となる隕石落下が近づいていると警告があったところまで。 久しぶりの若年向けでどうだろうと思ったけれど、やはり山本弘は面白い。 シロウ君は応援したくなります。 が、スーザンは難しい女だね。能力を抑える方法があったとしても、彼女にしても嫁にしても、苦労はしそうだ。それが良い、という向きは、よく、わかるが。 あと、あいかわらず山本さんのは、少女が妙にエロい状況を味わうことになるね。最後までは無いのも、またいつもの。 若いころは良くフェブラリーがフラッシュバックしたものです。
0投稿日: 2010.01.04
