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Another エピソードS(角川文庫版)
Another エピソードS(角川文庫版)
綾辻行人/KADOKAWA
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総合評価

119件)
3.6
16
41
50
2
2
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    『Another』の間に起こった見崎鳴を語り部とした一夏の幽霊譚。続編、と銘打ちながらも実際の位置付けは外伝に等しく、話の広がりもスケール感もさほどなく、あくまでサブストーリーといった塩梅である。幽霊の一人称視点で物語は始まり、なくなった死体の謎や死因の謎、電話の謎など、細かな謎が散りばめられているものの、謎への吸引力のみで読むにはインパクトが足りず、また、謎の究明に時間的な制約や妨害などもないため、ストーリーとしては盛り上がりに欠ける。前作とはアプローチの仕方が逆転してはいるが、誰が死ぬかわからない逼迫感がなく、またヒロインの回想から物語が始まるのもあって身の安全も保証されているので、良くも悪くも身の危険のない安全圏の物語なのだ。 ただ、それでも最後の謎にはそれなりのどんでん返しがあるのと、幽霊屋敷モノとしての雰囲気はあったので外伝として見るなら悪くはない一冊だとも思う。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    AnotherエピソードS 読み終わりました。 正直、Another上下の方が印象は強く残るけどコレはこの先の物語への序章のように感じました。 最初は頭の中を整理するのが大変やったけどラストの方で困惑してる読者への助け舟が出されたので、、、。後味スッキリです。

    3
    投稿日: 2025.09.20
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    ★★★☆☆人形の目を持つ少女、見崎鳴がこの夏に遭遇した、不思議な体験。夜見山北中学三年三組にふりかかる災厄。事故にあって左足を引きずる青年賢木晃也。幽霊は存在するのか。死んだらどうなるのか。死体はどこにあるのか。感想としては、そんなに驚く仕掛けはなかった。ホラーを期待していたが怖くなかった。途中までどうゆう展開なんだろうと不思議な感覚。

    1
    投稿日: 2025.08.30
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    やはりこのシリーズは好きだ。惹き込まれるような謎と爽快な伏線回収。しかもただのホラーミステリーだけに留まらず現象の‪”‬ある設定‪”‬によって切なさも感じることが出来る。続編のAnother2001も楽しみだ。

    2
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     途中まで何の捻りもない謎が続くので、キャラ依存のえらい軽いノリの話かなぁと思って読み進めていましたが・・・。最後にひっくり返されます。  「えーーーっ!?」、と思う度合いは強いですが、必ずしも全てがいい意味でもなく。「そんなん、知らんがな」という、騙される快感ではない感情が。フェアじゃないと言いたい訳ではないですが。  続編なので、前作を読むことは必須かと。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    Anotherの後、本作に先駆けAnother2001を読了してしまい、エピソードSの印象が薄まったかもしれません。 3作の中で一番ミステリ要素が強いかな、と感じました。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    「Another」を読んだ後そのまますぐこちらも読んだ。 直接的に続編というわけじゃないけど、スピンオフとして楽しめた。

    7
    投稿日: 2025.04.14
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    全く予想していなかった展開と結末でした。。本当に伏線回収が素晴らしいです。 この作品はAnotherシリーズで私がいちばん最初に読んだ作品で、綾辻先生の素晴らしい作品達に出会うきっかけを作ってくれた思い出の一冊です( ߹ㅁ߹)

    1
    投稿日: 2025.03.27
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    読み始めて、最初は「Another」とは全く関係ない、幽霊もののホラーかサスペンスなのかなと思っていたが、最終的には全てのキャラの設定を見事に回収し、「Another」に絡めて見事なオチで度肝を抜かれた。 この本でも軽く、「Another」の設定を説明しながら物語が進むので、単体でも読めるが、自分としてはぜひ「Another」は先に読んでおくことをおすすめする

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Anotherのスピンオフ的な作品。 Anotherとは別で進んでいくのかなと思いきや、実際はほとんどそうであったけれども、最後の最後でAnotherを読んだ後にしか得られないなんとも言えぬ感情が残った。 無理やりなという意見もあるけど、そもそもの災厄の設定がそうなのでそこまで気にならなかった。幼い子どもであり普段のことも考えれば無い話ではないし、そこの部分を切り取れるのはさすがだと思う。Another本編がすごすぎるので、些かサラッと終わったような感覚はあるが、1週間で起きたこととして書かれていると思うと、鳴は本編のただ中にこちらも体験していたのかと思うと、なかなかのタフさだと感心する。

    7
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幽霊となった賢木の死の真相を推理する物語。 見返した時に内容を思い出せるように盛大なネタバレ。幽霊だと思っていた賢木は実は想であり、幽霊ではなかった、というオチ。 賢木が死に魅了されていたのは、3年3組の厄災で亡くなった恋の相手=(死者)であったから。災厄の元凶を好きになってしまったために記憶が欠落し、誰かのことをすごく好きだったのに誰だか思い出すことができなかった。 完全に見崎鳴の能力を知っていたが故に、幽霊は本当にいると思い込まされていた。どんでん返し。 賢木の死体が地下から発見されるシーンはなかなかグロテスクでした。大量の虫系苦手…。 面白かった!続編も絶対読もう。

    2
    投稿日: 2024.11.13
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    犯人はおおかた予想できるものの綾辻先生の伏線の回収が鮮やかで度肝をぬかれるシーンが多々ある。 非常にサクサク読める作品で早く次巻を読みたい。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    Another本編から続けて読みました。本当に時間を無駄にした、、 オチもなんとなく読めてるし、終始薄っぺらい会話と主人公の心情描写(オチがオチだけに仕方ないのだけど)が延々と続く。何を言いたいのか、伝えたいのかわからない「、、、」だらけのページ。 Another 2001へのブリッジらしいので、2001を読んだらもう一度読み返したくなるのか?いや、仮にそう思ったとしても読むのは苦痛な気がする、、 無理にこちらは通らず、直接2001に進んでいいと思います。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    びっくりするものは、特にありませんでした。綾辻先生は、前作でほとんど力を使ったという感じでした。 私の中での綾辻ブームは、ここで終了しました。

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    先日、昔観たアニメ版が面白かったということで「Another」の原作小説に手を出し、読了。 どうやら続編の「Another 2001」なる作品が出ているらしい。 む?その前に「エピソードS」っていうのがあるらしい! っていうことで、恐らく2001への繋ぎになるのかなと推測し(半分仕方なく)読んでみた。 まぁ、これ単体だとそんなに面白くは無かったかな! 何とな〜く最初の方からオチは見えていた気もするし、言うなれば2001のイントロダクションにあたるものなのかなと。 ここ2ヶ月ぐらい、綾辻行人作品しか読んでない。 次はどうしよう…「2001」に進むか、"館"に戻るか…

    9
    投稿日: 2024.08.21
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    まーた、どんでん返し、、、、 あと何回綾辻さんに騙されて、何回読み返したらいいんですか( ᵒ̴̶̷̤‧̫ ᵒ̴̶̷̤ )✨ 強いて言うなら、本編のAnotherと同じ熱量でエピソードSを読むと少し物足りなさを感じる

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    Anotherを読み終わったのでそのまま駆け抜ける様に読んだが…これはやっぱり本編が良過ぎたなあ。もちろん今作もどんでん返しに驚かされたりはしたのだけれどイマイチ引き込まれることがないまま読了してしまった。 でも2001が読みたくて改めてAnotherシリーズを再読してるので、次回Another2001こそが1番楽しみである。

    29
    投稿日: 2024.07.23
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    Anotherシリーズ第二弾 そんなにでもないのかなぁと思ってましたが、さすが綾辻行人先生! 素晴らしかったです。第三弾を、読むのが楽しみ!

    1
    投稿日: 2024.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全編通してゆっくりとしたお話でした。スピンオフという位置付けでしたが、独特の世界観の作品でした。 ヒントはあったものの、前作から読んでると尚更、超常現象ありきの世界で幽霊がいる事に何の違和感もなく読んでしまってましたね。そういう点でもやられた。 次は楽しみにしてる本編の続編。楽しみ!

    7
    投稿日: 2024.05.12
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    ミステリとしては普通に面白い Another本編とはまた違った面白さでAnotherを期待して読むと少し残念な気持ちになる

    1
    投稿日: 2024.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目が良かったので辛めの点数(:前作には明らかに及ばない)になっている。本来単品の構想であったAnotherを無理に続けたようにも感じた。 1作目が最高の評価であったため、今作で評価が多少落ちてもその続編に対して同様の期待をしてしまうので、 次回作(Another 2001?)が本作のような出来であれば、Anotherシリーズがそれ以降続いても手を引こうと思った。 「前作が大当たりだったんだなぁ」と思う作品。 前作同様ミステリーの手法を用いてホラー作品を書いているが、短いためか、前作で手の内を知っているためか、前作ほどの驚きはない。そのため、”前作が予想以上にヒットしたため多少の無理をして書いた”感じ を受けてしまう。前作と比べて事件がこぢんまりしているせいもあるかもしれない。 とはいえ、面白いことには変わりなく、謎解き(?)の部分では「なるほど」と思うこともある。 前作の設定を使ったミスリードもあり、語り部がサカキ氏の幽霊という点にも疑問を抱かない作りになっていた。 ホラーということで幽霊が生前の記憶がおぼろげだという点も疑問に思わず、かといって謎解きに無理も感じなかった。友人の名前を使ったトリックも面白く、サカキ氏(=想)の途中の解釈とあっけないオチも無理なく納得した。 全体的に、幽霊と実際の二面性をどちらも破綻無く上手く表現していたと思う。

    1
    投稿日: 2024.03.04
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    想像の範囲を逸脱しない割に納得感がまるでない。正直面白くなかった。 なぜこんな不可解なことが起こるのか?というミステリー的問いに対する答えが「それはそういうものだから」と言っているようなものでしかなくがっかり。 「ルール」なんて言葉を作中で使ってしまったらそれはもう「そういうもの」だと言っているのと同じなのでは。 他にも不可解なことを単なる偶然で片付けたり、一事が万事面白くなりそうなのにならない作品だった。Another前作はめちゃくちゃ面白かったのになぁ。

    0
    投稿日: 2024.02.17
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    Anotherの本編とはまた違ったお話。本編を読んでおかないと分からないことがあるので、先に本編を読むことが大事。 内容としてはすごく面白い。本編とこのエピソードSを全部読んでほしい。

    1
    投稿日: 2024.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024年1月読了 「Another」本編の外伝。あの独特な世界観が引き継がれており面白かった。幽霊が幽霊ではなく、幽霊になったという思い込みだったいうオチに一瞬首を傾げたくなったが、その後の鳴と恒一の会話を追いながら理解できた。「Another2001」も読みたい。

    1
    投稿日: 2024.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幽霊になった気分を味わう。 幽霊を対象にした小説はいくつか読んだことがありましたが、「自分が幽霊になる。」というのは初めてで、斬新な感覚でした。 主人公が幽霊となって自分の死体探しをする内容で、全体的に静かでゆっくりとしたものでした。 前作に比べて刺激が足りなくて中弛みしてしまいましたが、ラストのネタばらしで納得させられる部分が多々有り楽しめました。

    3
    投稿日: 2023.12.30
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    Anotherの外伝。 現象が始まった年の夏休み、見崎鳴が夜見山を離れ、海のある別荘に滞在した時の話。そこで会った賢木晃也は実は… そして姉の息子である想は、来年赤沢家から夜見山中学に通うことに。ここからAnother2001に続くんだ!

    13
    投稿日: 2023.12.17
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    前作に引き続き、不思議なそしてちょっとゾクっとするお話でした。 話の進むペースにどんどん引き込まれて、あっという間でした。 自作は既に手中にあります。

    4
    投稿日: 2023.11.27
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    「Another」を読み終えたら次はこれ と孫が言っていた。 夏休みに、かつて夜見山北中学の三年三組で“現象”を経験した青年に会うため、“湖畔の屋敷”を訪れた鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は―!?

    2
    投稿日: 2023.10.16
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    数年前に読んでハマった『Another』の外伝的な位置付け。気になっていたもののなかなか機会がなく…今回続編の『Another2001』を読むにあたり、先にこちらを読んだ。 いや、面白かった。 前作で触れられていた鳴の夏休みの一週間で起こった出来事を切り取った物語。 鳴と、幽霊になった賢木、その賢木の死の真相と、自身の死体を探す物語。 『Another』の雰囲気、不気味さはしっかり残り、件の“現象”に、幽霊の要素も加わり、最後にはしっかりと驚きもあり、読む手が止まらず。それほど長くない作品ということもあり、一気に読了。 朝霧カフカさんの解説も面白かった。綾辻行人さんの未読の作品が残っている幸せ。なるほど。 次の『Another2001』は、本作で出てきた想も出てくるとのことで、楽しみ。早くを読まねば。

    3
    投稿日: 2023.09.17
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    Anotherはやっぱり物語の雰囲気が好き。 不穏で謎めいていし、登場人物が魅力的。 次の2001が、楽しみ。

    10
    投稿日: 2023.09.09
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    本編とは少し趣向が異なるが2001へ続くため読了。 人物の相関図がわかるので読んどいて良かったかな。ストーリー的には少し物足りなさを感じたが2001への続きという意味合いでこれはこれで。

    10
    投稿日: 2023.08.28
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    〈死の色〉を視る美少女と 死体を探す幽霊の、 ひと夏の冒険の物語。  幽霊の正体と死の真実、本編Anotherと繋がる今後に期待する外伝的な話で、これはこれで面白い。鳴の幽霊に対する考えが、死者と幽霊の違いを描き出していると感じる。

    1
    投稿日: 2023.08.15
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    Anotherのスピンオフ(外伝?)で見崎鳴がクラス合宿に行く前に家族で海の別荘での話。 賢木晃也に会いに行くとすでに春に亡くなっていて賢木晃也の幽霊に会う。 次のAnother2001に繋げる為の話かな?Anotherが面白かったので、ちょっと拍子抜けしたけどスピンオフ(外伝?)だと思えばよかった。2001が楽しみになった(*´∀`*)

    2
    投稿日: 2023.08.13
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    最初は、非現実的な存在である幽霊のお話しを?綾辻行人が??と訝しがって読み始めましたが、幽霊〈賢木〉視点での描写がとてもスっと入ってくるので、なんだか存在の胡散臭さが気にならなくなり引き込まれていきました。 賢木の死の真相が知りたくなり…、また、私が先回りして先に読んでしまったAnother 2001の主人公となる想のこともどんな背景を持つ少年なのかが気になってきて、気付いた時には幽霊の正体は…!という感じでした。ああ、やられた。 楽しいひと夏のお話しでした。

    6
    投稿日: 2023.08.12
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    anotherの続編、スピンオフということで読んでみた。前作が面白すぎたので期待しすぎた感はある。面白かったし騙されたけど、前作には届かないなぁと。まあスピンオフだしね。 ストーリーはもう一人のサカキの話だったけれど、終始子供っぽくて違和感あった。解説でこの物語はメイが主人公って書いてあったけど、ずっとサカキ視点だったし、なんだか違う気がした。それに、前作はホラーミステリー的なジャンルだったけど、今作はSF要素少なめのSFミステリーよね。そのあたりも好みからズレてたとは思う。 にしても、最後まで読んでしっかり騙されたから面白かった。そして表紙の子がメイと明言されてて良かった。となると、前作の表紙はメイじゃない気がするけど誰なんだろ。 とりあえず続編読むのが楽しみ。

    3
    投稿日: 2023.08.06
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    結構しっかりミステリーで、番外編だと思ってちょっと軽く見てたから、思った以上に満足。別荘っていう少し特別、非日常感がある場所で物語が進むのが、anotherの雰囲気にピッタリでとても良かった。 鳴ちゃんの落ち着きと冷静さのお陰で、安心しながら読めて必要以上に怖くならないから、ホラー系が苦手でも読みやすい!

    2
    投稿日: 2023.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もう何度目かの騙されたー笑 鳴が毎度「賢木さん?」と聞くので何かあるなぁとは思ったけど、いつものように他のエピソードに紛れてそのうちにその違和感を忘れてしまうんだよな 綾辻行人は圧倒的に読ませる力が凄いんだよなぁ 今回も最後まで楽しみながら読んだ

    3
    投稿日: 2023.07.19
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    死の色が見える少女見崎鳴が夏休みに出合った幽霊の話 綾辻さんのホラーはミステリー寄り 幽霊の正体は勿論、「Another」のルールを踏襲した様々な伏線が一気に解消される この作品は「Another」を読んでから読むのがオススメです。

    10
    投稿日: 2023.07.19
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    どうやらanother2001読むためには これを読まねばならないらしい another本作の空き時間を補完する物語 内容は…ファンディスクですね anotherの怪奇な設定を思い出させてくれました 2001読む準備完了!

    41
    投稿日: 2023.07.09
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    Anotherのとある部分において裏では何をしていたのか、どんな物語が展開されていたのかというものになります。 これもまた巧妙でした。 小説だから出来たトリックだなと思いました。 なかなかに凝った内容で、Another読了後に読むとなお一層お楽しみ頂けるかと。 そして最後には今後に続く一文が。 それを見て「今後は一体…」と期待に胸が膨らみました。 断章のような位置づけだと個人的には思いますが、それでもやはり素晴らしかったです。

    4
    投稿日: 2023.07.07
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    今回も見事に引っかかった。読んでて違和感はあったけど読み進めるうちに違和感は薄れ最後の最後で気付かされ、戻って確認するとあぁ確かにって納得。あと鳥肌が凄かった。怖いけど騙されることが面白い。 朝霧カフカ先生の解説も読んでて笑ってしまった。

    5
    投稿日: 2023.06.22
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    Another2001が文庫化ということで、元々読む気はなかったんですが手に取りました。 次に繋がる話なので、2001を読む方は読んでおいた方がよいかなと思います。 ストーリー自体にそこまでの驚きはないですが、Anotherの世界観が好きな方なら高評価、そうで無い方だと単体の評価は低いかもしれません。 私は楽しめました!!

    3
    投稿日: 2023.06.13
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    本編anotherの内容をもっと覚えていたら、もっと楽しめたかな?と思いました。 ちょっともったいなかった。 でもいつも通り、あーそうだったのかー!やられたー!という感想です。 いつも気持ちよくどんでん返してくださってありがとうございます。

    10
    投稿日: 2023.05.10
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    前作のヒロイン、鳴ちゃんと榊原くんの会話の内容。 幽霊の語り?のような変わった展開で進む。 ホラーよりもミステリ色強め。

    0
    投稿日: 2023.04.27
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    こちらはAnotherの続編ではなく、サイドストーリーのような作品になります。 Another編において記述がありましたが、夜見山北中学の三年三組で不可思議な事件が起きている中、見崎鳴が夏休みに夜見山から離れた所へ行った時のお話です。 個人的には後半まで退屈すぎて挫折しかけていましたが、最後はちょっと無理矢理なところが見られつつも綾辻さんらしいかな〜という展開に落ち着きました。 ただ、本編ではないのである程度納得のいく作品かと思います。

    0
    投稿日: 2023.03.25
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    「Another」を読んで、面白かったので、早速手に取りました。 続編でもなければ、スピンオフかというと少し違う、外伝的な位置付けです。 どんでん返しのような「あーやられたー」って感じではないですが、「あーそういうことだったのね。なるほどね」という感じで、これはこれで良かったです。 「Another」同様、伏線回収・解説が丁寧です。

    0
    投稿日: 2023.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     Anotherの外伝的な作品。しかしこの作品単独で見てもとてつもなく面白い。  冷静になって考えると答えはそれしかないのだが、読んでいるうちはその答えにたどり着けない。  なにせ「死者」がなんの違和感もなく学校に紛れ込むことができる世界線だ。幽霊が自我を持って世界を探索していたとて何の疑問を差し挟む余地もない。  事件そのものは単純であるが、その単純なものにここまでの深みを与える綾辻先生の力に脱帽。続編もあるようなので、ぜひ読んでみたい。

    2
    投稿日: 2023.01.13
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    比良塚想のエピソードの詳細が明らかにならぬまま読み終わったAnother2001。 そんなばかなと検索したら出てきたエピソードS。 ちゃんと調べなかったばっかりに、読む順番間違えました。

    0
    投稿日: 2022.10.27
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    ホラー感は少なく、ちょっとファンタジーに近い印象であった。ミステリを読んでいるというより、夏休みの宿題に取り組んでいる感覚。

    4
    投稿日: 2022.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本編で鳴が、別荘に行く、と言っていた期間の話。 過去の現象の生き残りであったある生徒に話を聞きに行くも、その生徒は既に死んでおり、幽霊としては存在することに。果たしてこの意味とは? 幽霊が、幽霊でなく実体を伴っているただの想君だったとは。思い込みの激しいのもいいところだし、家族がいるところでは普通に見える理由も納得のいくトリックだったのではないだろうか。 現象の逃れ方で地域を離れる、というのが、少しどうなのかと思った。みんなで引越しするなりその地域を出てしまえばいいのでは?と少し思ってしまった。

    2
    投稿日: 2022.10.03
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    anotherの番外編。 anotherの世界観であるのはいいけど、展開にちょっと無理矢理感が強いかな? あと、「逃げる」という選択肢を公に認めてしまうと、なんで他の子供達は逃げないんだ、としか思わないので、作品としてその選択肢を提示することは悪手だったのでは?と思う。

    1
    投稿日: 2022.09.04
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    Another 2001へ繋ぐための物語。Anotherのように災厄が起こるわけではなく、ほんのひと時の間の話だから、割とゆったりしてる。 それでも事件は起こるので、まあまあ楽しめた。 Another → Another S → Another 2001と連続で一気に読むのがオススメ

    0
    投稿日: 2022.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★良いところ ① 「語り手自身が、自分を別の存在だと勘違いしている」系。 こういうタイプのいちばんの気になる点は、周りの人間が「あなたはちがうでしょ」と指摘したらそこで物語が終わるのに、だれも指摘しようとしない点が、かなり都合が良いように見える。周りの人間が、その勘違いに合わせて付き合っている。   叙述トリックは「登場人物は普通にふるまっているが、読み手だけが騙されている、勘違いしている」というのが普通かなと思う。   もう少しそこをフォローしてほしかったかも。 ほかには「鏡を見ても自分が見えない」とかも、ちょっときびしい。例えば「お兄さんの姿は見えない(男の子の姿は見えるとは言ってない)」とかならギリOKかも。   過去の作品には、「自分がロボットだと思っている精神障害者」が語り手で、300ページくらいロボットのつもりだったけど、じつは人間でしたというもの。やっぱりまわりの人間は「気を使って指摘しなかった」「合わせてた」ことになっているが、普通に無理だろと思う。   ・他作品にも「自分を死んだお兄さんだと思っている男の子」もあった。これもまわりが気を使って指摘しなかった。登場人物ぜんいんが演技してたら、読み手がだまされて当然では、という気がして、ものすごいドッキリを見た感じになる。後から検証するときも、「このセリフは不自然ではないか」→「演技してたから」で全部成立してしまい、検証の意味がなくなる。 たとえば「君って違うよね?」「なんで演技してるの?」みたいなこと言って、相手が死ぬほど狼狽したので、今後指摘しなかった、みたいなフォローがあってほしい。アンジャッシュのコントみたいになりそうだが。 outroductionでだいぶフォローしていたが、あと2倍くらいあっても良かった。 ★デメ ① 終盤までかなりダレる。もう少し謎と謎明けがあってよかった。  幽霊とメイちゃんが出会うシーンとかも、普通はかなりカットすると思う。もちろん伏線のためにカットできないのだが、ていねいに書かざるを得ないのでわりとダレる。   もうすこし幽霊ならではのシーンがあっても良かったかもしれない。不倫シーンを見るとか。 「ものに触れないけどがんばったら触れる」「電話がとれない」なども、幽霊ものあるあるシーンなので、そこをどう切り抜けていくか(実際には幽霊じゃなかったので、どうごまかすか)は良いところだった。   「幽霊が出る/出ない」のタイミングの法則、ルールみたいなものもほしかった。普通は、お兄さんの話題が出たら出る、だろうか。ただひとりのときはよくわからないが、単に「屋敷に行ったら」とかなのか。   あるのかもしれないが、outroductionでフォローしてほしいかも。 「語り手が勘違い系叙述ミステリ」なので、後からかなりフォローせざるを得ない。「ここは実はこうだった」というのが。

    0
    投稿日: 2022.07.25
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    読みながら、文と文の間に挟まれる、誰かのつぶやき、フォントサイズ違いの誰かの…。あれが不安を煽ります。暗黒館を思い出しながら、何を騙されているのか分からないまま、最後はえ~!!という感じだった。

    0
    投稿日: 2022.06.25
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    『Another』の続編。夜見山中学3年3組の災厄のある年、いないものを引き受けた不思議な力を持つ見崎鳴が、過去のある年のクラスに属していた関係者から当時のことを尋ねるため「湖畔の屋敷」を訪れる…。そこで青年の幽霊と遭遇…謎が謎を呼び真相が明らかになる…。まさかの展開に、読むのをやめられませんでした。『Another2001』の序章ともいうべき内容で、綾辻さんの世界がまた好きになりました!

    10
    投稿日: 2022.06.17
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    人形館の殺人に似た雰囲気を感じて、自分好みだった。鳴がかわいい。 まんまと騙されたし、ラストまで読むとスッキリする。2001を読むのが楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真相がわかって、そうだ語り手を信用できない作家だった……となりました 地下室で死体に倒れ込むシーンを映像で想像してしまってウッッとなってしまったり、あとがきの「S」の意味にそれもか〜!と膝を打ったりしました。面白かった

    0
    投稿日: 2022.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    #読了 Anotherの続編。夏休みに鳴は幽霊と交流する。 幽霊の正体が判明したあとに改めて読み返すとたしかに変な反応とかしていて、違和感を持ったところだったり。まったくわからにようになってる小説もあるけど、読み返すと「確かに」ってなるあたりすごく好み。 Anotherも面白かったけど、こちらもミステリーとして面白かった。

    0
    投稿日: 2022.04.11
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    前作で榊原と鳴のコンビのファンになったからまた二人の話が見れるのかと思ったら違った。 メインとなる賢木の人間的魅力もあまり伝わってこなかったしあまり面白くはなかったかな。 賢木の幽霊が現れた現象の真相にはあっと驚いた。 綾辻行人作品は二作目だが、最後の最後に明かされる真相と何を意図するか不明なセリフの伏線回収が魅力だと感じた。 ただそこにたどり着くまでの話があまり波風立たなくて読んでて眠くなってしまう。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    前作Anotherの続編というか番外編になるのかな 前作のようなガッツリホラーサスペンスを求めると結構物足りないと感じる しかし、次作Another2001の繋ぎの話になるので、Another2001をこれから読もうと言う方は絶対に読んでおくべき

    0
    投稿日: 2022.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綾辻行人の叙述トリックの風味が好きだなあと確信した一冊。鳴と榊原のほのかな恋心を匂わせたまま、明言することなく終わったのが良かった。鳴の浮世離れした雰囲気が好き。

    0
    投稿日: 2021.11.19
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    3 事前に『Another』本編を読むかアニメ版を観ておくこと。 全く関係ないが「メイちゃんのムチムチ大作戦」というパワーワードを思い出した。 あと「Anotherなら死んでた」とか。

    0
    投稿日: 2021.11.04
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    前作anotherとはほとんど別物でした。そこまでホラーでもないです。 オチは「そうきたか!」というより「なんじゃそりゃ!」ですね。あとドストレートに解説で伏線回収しすぎでは…まぁおかげで分かりやすくはあったけど。 そしてせっかく前作でいい雰囲気だった鳴ちゃんのミステリアスさが半減しました。服装とかもめちゃくちゃ普通の女の子になってました。夜見山から出られた解放感からでしょうかw 一生懸命チャリの練習してる鳴ちゃんの姿想像したらフフッときますね。 次作はまた災厄の話に戻るそうで、文庫出たら読みたいと思います。

    1
    投稿日: 2021.10.24
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    Anotherの外伝、続編物語。夏休み、鳴は過去に「三年三組の呪い」を経験した青年に会うために、湖畔の屋敷を訪れていた。しかし、そこで遭遇したのは謎の死を遂げた青年の幽霊であった。青年の幽霊は自分がなぜ死んだのか、死体がどこにあるか分からずに彷徨っていたため、鳴が死体探しを手伝うことに。 最後に全てが繋がっていく伏線の回収が秀逸で、期待を裏切らない面白さでした。 本書は続編のAnother2001への橋渡しとなるお話でした。続きがとても楽しみです。

    0
    投稿日: 2021.08.28
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    綾辻さんの本、どれだけ読んでも毎回だまされる…。 見崎鳴ちゃんて前作のときのイメージでは、他者にあまり関わろうとしない子なんかなって思ってたので、意外と行動的やし、なんならめっちゃ探偵してるやん…と思いました。

    0
    投稿日: 2021.08.19
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    210816*読了 鳴ちゃん大活躍な小説。 Another上下巻を読み終え、流れるようにエピソードSも読み始めました。 幽霊と過ごした夏のひととき。 あの痛ましい現象の渦中であった夏休みに、鳴ちゃんが別荘で過ごしていた時の出来事が、幽霊視点で書かれています。 最後はえ!そういうこと!?と驚く展開に。 最近だと相沢沙呼さんに驚かされてばかりだったけど、こういうサプライズ展開の雄といえば、綾辻さんなのでしょう。 すらすらと読み進めながら、続きをどんどん知りたくなる、この引き込ませ方はさすが綾辻さん。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    既に何年か前に読んでるので今回が2回目ですが、夏休みの間に鳴の周辺で何があったのかというお話でした。 本編読んだ後に読むのがおすすめです。 最後はええーそうだったの!?と驚き、謎な部分を鳴と榊原が解説してくれるのでスッキリして終わります。 想くん、夜見山に引っ越してきちゃったか...

    4
    投稿日: 2021.08.15
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    大好きな鳴ちゃんにまた会えて嬉しい。 推理のほうはからきしで、全く読めなかった。 Anotherと同じく、非科学的なものがあるのかないのか、読者を混乱させる見せ方が秀逸。

    0
    投稿日: 2021.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幽霊の一人称語りで話が進んでいくのが面白かった。幽霊の存在について書かれている部分もあり、興味深かった。  本作は物語の展開があまりないように感じられ、少し退屈に感じてしまったところがあったが、地下の隠された部屋の悍ましい描写のあたりからスピードが出てきて、最後の謎が明かされる部分は引き込まれて一気に読み進めた。幽霊の正体に驚嘆した。そして、伏線がしっかりと張られていることにも驚いた。全体的に、面白かったと思う。綾辻さんの他の作品も読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2021.07.18
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    『Another』を読了した勢いで手に取った。 描写のタッチなんかはとても好み。 綾辻さんらしい。(他の作家さんに疎いのもあります。笑) ただ、結末?落とし所?に関しては、 あまり好きではないかな、と。 もちろん、全体を通すと読みやすく、展開や『Another』本編との繋がりなども非常に楽しめた。 あくまで「好みの問題」として。 解説にも合ったが、時系列的にも『Another』“続編”という考え方であってはいるが、“外伝”として楽しむべきかと。 『Another2001』早く読みたいものだ。

    0
    投稿日: 2021.07.05
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    Anotherの続編的存在な本作品。サラッと読めるから先に読みがちかもですが、とりあえずAnotherを先に読むことをお勧めします。ネタバレすごいから(笑) さて、綾辻さんの代表作の一つであるAnotherシリーズの外伝的な位置にあるエピソードS。冒頭から幽霊視点で話が進んで、なんかふわふわしてるな〜と思いながら読んでいたら、あああ!ってなりましたよ。 “アライ”のあたりからザワッとして、後半はもう一気読み。 ラストに綺麗に伏線が回収されているのはさすが綾辻先生。 読み終わったらとりあえずAnother2001を読みたくなった。続きー!ってなる(幸にしてAnother2001も積読中なんで、すぐに読み始めてますが) この感覚がたまらんのよね。深泥丘ではオチがなかったので物足りんかったんよなぁ(笑)あれはアレで好きやけど。

    0
    投稿日: 2021.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

     『Another 2001』はまだ未読だが、近々読むために助走としてAnother本編と併せてこちらを再読。  ホラー要素の強い本編に比べると、本作はミステリー要素の方が強い印象。  いわゆる叙述トリックというものだろう、一人称視点ならではの結末で、映画『シックス・センス』と似たようなどんでん返し。映像化は難しいかもしれないが、「信頼できない語り手」の作品はネタバレなしでは探そうとして出会えるものではないので、個人的には貴重な作品である。

    0
    投稿日: 2021.03.25
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    鳴が、1週間別荘にいた頃の話。Anotherでは語られてなかった青年の幽霊と出会った話。Anotherでは、何をしていたんだろうと疑問がずっと残ってて、ここで分かるとは(๑´ლ`๑)笑まさかの結末にも驚いたが、最後の想君のいる場所が、物凄く気になる…これはAnother2001で明らかになるのだろうか?

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    アニメの「Another」を見て、続編を読みたく手にとりました。 これはスピンオフというのか…本編の支流の話。 ただ、この後に「Another 2001」がある。 この本の主人公とでもいうべき人が次のAnotherの主人公。 そういう意味ではAnotherファンなら是非読むべき1冊。 そしてAnotherとは違う、しっかりとした推理小説になっているのがまた楽しかった。

    0
    投稿日: 2021.01.17
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    最後まで読むと理論的に説明もあるのでそんなものかと納得ですが,最初は鳴に騙されました.それにしても,3年3組の呪縛は恐ろしい.

    0
    投稿日: 2021.01.10
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    「アナザー」の事件の渦中、一夏別荘に行ったメイの体験談。直接的にアナザー本編には関わりないが、知らないと面白みは半減だろう。 (とはいえ、この本を読むのに「アナザー」を読んでいないという事も考えられないだろうが…) 話自体は”幽霊が自分の死体を探す”という設定こそ凝ってはいるが、話の展開はスムーズ。もちろん綾辻作品ならではの大きな仕掛けはあるが、少し話が長く感じた。 この作品の後に「アナザー2001」に取り掛かったとのことなので、刊行まで6年! ここからどう続編に続くか楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.12.30
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    『Another』から続けて読みました。 外伝的なエピソードということでしたが、しっかり楽しめました。 本編の謎とは異なる趣とはいえ、予想ができない展開はまさにミステリーでした。 『Another 2001』を読む前に読むことをオススメします。

    0
    投稿日: 2020.11.25
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    「見えるの?きみには、僕が」 自分の死体を探す、記憶喪失の幽霊。 死の色が見える、虚ろな碧眼の少女。 沈殿する底の黒から遠く響く、声。 死んだら、みんなとつながれる。 或る夏。 消えてしまう前の。 淡く儚い、誰も知らない哀しい冒険。

    2
    投稿日: 2020.11.18
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    『2001』の方を先に読んでしまって「しまった⤵️」感があったので。 だけど本当にエピソード…でしかなかった。 新刊の2001の方を読んでしまった今、登場人物の想くんの過去の姿が見えた!だから良かった~位の感想。 なにしろ、新刊の『Another2001』凄かったですから。

    1
    投稿日: 2020.11.01
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    綾辻流の幽霊とはこういうことか。 Anotherの続編というよりは外伝的な内容で、夜見北中の災厄と関わりつつも別文脈での物語。後書きでも自ら書いているが、著者によるミステリー文脈で幽霊を表現した作品であり、しっかり面白いんだからすごい。 超常的なものを扱いながらルール設定が厳密なのはいつも通りで、ミステリーなのできちんと「真相」もあり、Another本編とは確実にスタンスを変えているのに、共通の世界観で動いているので、本編が好きなら楽しめる。共通の主人公である見崎鳴の、人間らしい感情が垣間見えるのも良い。

    0
    投稿日: 2020.10.26
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    『Another』の続編。きっちり読ませていただきましたよ。 はい。面白い。 はい、見崎鳴ちゃん。可愛いし、すごい。 もう、これって『隻眼美少女探偵・見崎鳴』というシリーズでいいじゃね? って感じですね。 本書はホラーというよりもミステリーですね。 まあ、本書は前作とはストーリーは直結していない(本作は前作の事件の途中のお話)ので、外伝的に扱いになるのかな。 でも、『2001』では本書の主要登場人物が主人公になるみたいだから読んでおかなきゃね。 というわけでレビューは少ないけど、『2001』が楽しみすぎて、ヤバイ(笑)。

    14
    投稿日: 2020.10.25
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    Another 2001を本日購入。その前に外伝的作品のエピソードSを読んだ。内容にはそこまで惹かれなかったが、2001を読む前に想という人間に触れられただけでも良かった。2001で、3年たった想と鳴の変化も楽しみです。 2001を読む前の良い助走になった。賢木は生きてて苦しかったろう。 2001を読みはじめるぞー!楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     あの本編の間にこの体験をしてたって?  それでよく夜見山に戻ろうと思ったね。自分が渦中にいる災厄のほうが大事ではあったんだろうけど。  文庫が出たときすぐ買ったけど、そのまま読まずにおいてあったやつ。なんとなくね、幽霊の正体については覚えていたんですよ、こういう系統だったかなぁって。なのでさくさくっと読んでしまったんですが、こうやっぱり、傍点の振り方とか、カッコの入れ方とかが綾辻だなぁって。好きだなぁ。  これで新作を読む準備が整いました。たぶん主人公は想くんなんだろうねぇ。

    2
    投稿日: 2020.09.09
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    綾辻行人さんのAnotherシリーズ(って言っていいのかな?)2作目。 来月発売予定の『Another2021」に備え。 ホラーっぽくもあり、ミステリ要素もあり。綾辻さんらしい雰囲気に浸りながら読了。

    5
    投稿日: 2020.08.30
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    Anotherの外伝的な本書は見崎鳴が夏休みに体験した不思議な出来事についてのお話であるが、当然不思議なだけでは終わらずそこにミステリーやホラーの要素が多く含まれているのは言うまでもない。ミステリーのオチとしてはそこまですごいということでもないが、Anotherの外伝として、そして続編への架け橋としてAnotherという世界をより深める重要なお話であることに間違いはない。 Anotherの正式な続編となるAnother2001が出るのを楽しみに待ちたいと思う。

    2
    投稿日: 2020.08.18
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    鳴さんのメイン武器はツルハシっと_φ(・_・ 綾辻行人先生相変わらずすごいです。 館シリーズは次が暗黒館… あの容量を本屋で見て、その量にまだ手を出しあぐねてるから丁度いい気分転換にもなりました。 「Another」と今回の「エピソードS」、トリックやキャラが魅力的で面白く、さらにはオカルト要素もあり自分の大好物で続編の「Another2001」が待ちきれないです… ウズウズしてます…笑

    2
    投稿日: 2020.04.02
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    厄災の年の夏休み、鳴が家族で海の別荘を訪れた時のお話。 賢木さんの幽霊視点という、珍しい型で話が進んで行きます。 結末も驚きましたが、Anotherは死人が自覚なく存在するので、とても切ない気持ちになり、涙が出ました。 ホラーのつもりで読んだのですが、、、っ。 最後の最後の一文で、裏切らない驚きの結末を迎えます。 これは間違いなく、「Another」の続編です。 ホントにホントにとてつもなく「Another2001」が楽しみで仕方ない!

    4
    投稿日: 2020.01.22
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    「Another」の外伝的な話。時間的には続編となる。幽霊に関しての結末は「やっぱりなぁ」という感じだった。賢木晃也が死に間際に呟こうとした言葉の意味のオチはなるほどとは思った。

    1
    投稿日: 2019.10.05
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    前作を読んでからそうとう時間が経っていたので、思い出しながら、少し調べながら読みましたが、それなりに楽しめました。 得意のミステリ+ホラー(そこまで怖くない)のナイスミックスで、ミステリやホラーの初心者にも読みやすい。 むしろ、読書初心者や若者向けなのだと思うので、まぁでも、そこそこのオッサンでも楽しめましたよ。

    0
    投稿日: 2019.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Anotherの外伝。本編(上下巻)に続いて続編がある事がわかりそのまま一気読み。本編(上下巻)とは違った趣向ではあったが、やはりストーリーが進む展開は遅い。しかし進むにつれて引き込まれていく感じは本作も同様。しかも最後にはやはり、えっ⁉︎って言うトリックもしっかりと組み込まれていた。メイ...不思議な魅力で私の記憶に刻む。 説明 内容紹介 1998年、夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは、死の前後の記憶を失い、消えたみずからの死体を探す青年の幽霊、だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の、秘密の冒険が始まる―― 内容(「BOOK」データベースより) 聞かせてあげようか。あなたの知らなかった、この夏のお話。異能の美少女・見崎鳴は語りはじめる。1998年、夏休み。かつて夜見山北中学の三年三組で“現象”を経験した青年に会うため、“湖畔の屋敷”を訪れた時のことを。鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は―!?名作学園ホラー『Another』、驚愕の続編!!

    7
    投稿日: 2019.07.22
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    「Another S」Anotherの外伝。ちょっと不思議な物語。同じ文の繰り返しがもどかしい。感情表現が豊かな鳴。冒険の終わりに待っていた結末は少しの驚きを添えて。なるほど…そういうことか。納得。若干あっけないような気もするけど これはこれで面白いかも。読み終えるとタイトルの意味もわかってくる。そして次なる三年三組へ…?続編が出るまで待機。

    0
    投稿日: 2018.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    語り手が本当に幽霊なはずはないけど、どういうことなのかなーと思いながら読みました。館シリーズにこんな感じの一人称語りの話がなかったっけ。人形館かな(読んだのは随分昔のことだし、今は手元にないので自信なし)。 1998年当時で小6ということは、2001年が舞台となる続編では想くんが出てくるのでしょうか。ネタ的にはやり尽くしているような気もするのだけど、一体どういうお話になるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    生死の境を彷徨う「幽霊」の正体は一体何なのか?じわじわと湧き上がる不安と焦燥感に囚われ、最後のどんでん返しに愕然とした。ただ、前作では、見崎鳴から漂う摩訶不思議なオーラが読者を釘付けにしたが、『エピソードS』では彼女にまつわる謎が既に全て解けた時点から始まるので、『Another』シリーズの醍醐味を味わえないと感じた。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    綾辻行人が2013年に発表した「Another」続編の文庫版です。本編は2012年にアニメ化&実写化もされました。本書の舞台は1998年の「災厄」のさなかに手がかりを探しに夜見山市外に出かけた見崎鳴に起きた事件です。なので本編を読んでおかないと微妙に話に置いていかれます。ミステリ的手法とホラー要素の融合という本編と同じ形式で書かれていますが、幽霊譚的な色合いが濃い話になってます。本編に比べると話が短いという点とスピンオフという点を考えれば及第点だと思います。正式な続編の2001、2009が楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アナザーのサイドストーリー。 アナザーと時系列的には同じであるのだが、アナザーで主人公の一人である 見崎鳴 が夏休みに夜見山を離れて別荘へ行っていた時の出来事を後日 アナザーでのもう一人の主人公 榊原に話すという物語。 鳴の両親の知り合いの賢木晃也は死んで幽霊となってしまう。 ただ自分がどうして死んだのか、死体はどこにあるのかが分からない。 鳴が自分の姿を認識してくれたことにより、二人で探索が始まった。 とうとう死体を見つけ出すのだが、幽霊の正体死んだ晃也ではなく、生きている甥の想であった。 想は晃也の死を目撃しており、その死を受け入れられずに無意識のうちに晃也の幽霊を演じていた。

    0
    投稿日: 2018.03.12
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    Anotherの番外編。 Anotherを初めて読んだ時の衝撃を思うと拍子抜けしてしまうかも。 でもあの世界観が好きだから、関連作品が出るのはとても嬉しい。 続編にも関わるラストになっているので、Anotherファンは必読です。 続編が出るのを楽しみにしています。

    0
    投稿日: 2018.02.11
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    「Another」は確か、表紙に惹かれて単行本で読んだ記憶。 でも内容をスッカリ忘れてしまっている為、半分程度しか楽しめなかったんじゃないかと思う。

    0
    投稿日: 2017.10.20
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    本筋よりこちらの方が好みでした。幽霊となった僕が自分の死の深層に迫る。こういうのはすごく先が気になって、しかもこの本は読み易くて、どんどん読み進めることができた。結末は…人好き好き。

    0
    投稿日: 2017.05.11
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    Anotherの続編、外伝の様な。 去年の夏、旅行で飛行機に乗る前に空港で何となく買った一冊。そのまま忘れて今に至る。 Anotherを読んだのがだいぶ前なので、大まかな内容は覚えているものの、細かいところが曖昧で今一雰囲気が掴めず。 続編はなくても良いかなぁと思ったのですが、 あれだけ人気が出ると周囲の人に書いてくれ!と言われるものなのでしょうか。

    2
    投稿日: 2017.04.15
  • 本編を読んでからでないと

    Another本編を読んでからでないと,意味がわからないので注意してください。 一方,登場人物の感じも本編とはちょっとイメージが違うので,おやっという気も します。

    2
    投稿日: 2017.02.26