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彼女がフラグをおられたら(16) 冥土の土産よ、最期に卒業式のことを教えてあげるわ
彼女がフラグをおられたら(16) 冥土の土産よ、最期に卒業式のことを教えてあげるわ
竹井10日、CUTEG/講談社
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総合評価

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  • 面白いコントみたいな話最終巻

    世界を救うために再びグリモワールで戦うことを決意した颯太。 しかし、予想外の事態がおこり世界に閉じ込められてしまうのですがそこは最初の1巻が始まった仮想世界の続きだそうでそれを考えると本当の意味で主要キャラが総出演しているお祭り騒ぎ状態w 戦いは結構真面目なのにそれ以外の所ではとにかくギャグを挟む面々が面白くて最後までそのテンションでいってくれましたねw このコントみたいな会話劇は気に行っているのでこの作品が終わってしまうのは寂しい気もしますが、いい終わり方だったのではないでしょうか。     

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    投稿日: 2016.10.16
  • 優しさで殴りつけよう

    ここまで,仮想あるいは現実のクエスト寮の面白くて優しすぎる面々に囲まれた日々と,時代どころか世界をも超えた複雑な運命の物語が並行して進んできたが,最後にこの両方が結び付いて素敵な大団円。 まあ,いかにも伝説に対応した名前の皆さんだったし,それっぽい役割は期待されていたわけだが。 最初は『はじまりの旗の物語』を解決し浄化するためにグリモワールの中へ。 ここでの颯太は,SBDとしての能力を使いこなして見事に戦い勝利する。かっこいい。 が,孵化した「暗黒の夢の卵」の力はそこで終わらず,颯太は盟友ギルガメスに後を託して例の仮想世界へと墜ちる。 そこではフラグを見ることもなく,時に感じる違和感を突き詰めることもできないまま,再開された幸せな日々が進んでいく。 そして,卒業式で感動のクライマックスが。 誰もがかけがえのない存在ではあるが,その中でも菜波の思いの強さは特別だったのだなと納得。 で,サブタイトルの敗北フラグっぽい発言の主体は結局誰なんだろう? 作者なの?

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    投稿日: 2016.10.03