
総合評価
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powered by ブクログおもしろかった! でも22万円事件とキリカ父襲来事件が立て続けだったので、なんだか話がどんどこ進むなあ〜という印象もあった。神メモ読んでる感じだと、キリカ父襲来事件は1冊だけで出しそうなんだけど。短編二つくっついたみたいな印象?んん?多分22万円とキリカ父に関連がなかったからなんだろうけど、普通に考えたら個々の大事件にそんなに関連性あっても不自然だし、別にこの二つの事件が独立しているのはいいのか。ただなんとなく、一巻として出しているから何かしら関係あるのかなって勝手に想像してしまっただけだった! とにかく、キリカとの仲は深まってなによりだ。2巻も見つけないとなー!
0投稿日: 2018.01.21
powered by ブクログ主人公のツッコミが冴え渡り、ちょっとしたコントを見ているようなテンポの良さ。なのだが、やはりワシは、鈍感主人公のハーレムラノベが苦手なのかもしれない。現実感を求める気は無いけど、余りにも無理を感じてしまう。その分、探偵要素などが傑出していれば別の魅力を感じられるのだが、アッサリし過ぎて残念なことにワシには響かなかった。主人公を軸にした会話劇が楽しかった感。
0投稿日: 2016.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラノベではよく見かける、主人公以外全員ぶっ飛んだキャラなのかと思っていたら、物語の後半主人公もぶっ飛びはじめて笑いました。 超巨大学園と、八億円ものお金を動かせる生徒会。現実離れしているこの手の学園ものは大好きです。 推理要素よりギャグ要素の方が強い印象ですが、真相究明までの過程を一番楽しめたのはやはり二十二万円騒動でしょうか。 日影と他の役員との繋がりが深まっていく様は、王道ですが読んでいて爽快でした。特に主人公・日影がヒロイン・キリカのために紛争する描写はテンポがよいですね。 最後の照れ隠しキリカちゃん、それにまったく気付かない日影…早くくっつけと思った私は男女カプ厨です。 最後に、書記への出世おめでとう日影!
0投稿日: 2015.07.11
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評価:☆4.5 愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、堂々開幕! この感じ懐かしい・・・キャラの配役や会話のやり取りが神メモを彷彿とさせるのは自分だけではないでしょうw 主人公のツッコミとかまんま鳴海だよ。詐欺師というところまでそっくり(笑) 生徒会メンバーを筆頭にみんなハイテンションでまともなキャラがいないので、そんな人達との愉快なやり取りを楽しむ作品になってるかなという印象です。 キリカ父は真面目で厳格な人かもしれないと一瞬でも思った自分がバカだった(笑) なんだよ生まれる前の受精卵の段階から可愛かったってwwそりゃあんなこと言ってたら嫌われるよwww 「人間の方のひかげも戻ってきたの?」 「人間の方って言うなよ!僕が本家だよ!」 タイトルから予想してたほど探偵・ミステリ色は強くなかったけど、ボケ&ツッコミに笑わせてもらったので満足。 「ひかげが、いるから」 そんなキリカの精一杯の照れ隠しが可愛いかった(´∀`*) 物語は今後どう進めていくのか分からないけど、キャラ同士の掛け合いが気に入ったから安定して楽しめそうだ。 「ひかげが照らして、ひなたができるの。いい名前でしょ?」
0投稿日: 2014.03.17生徒会探偵キリカ
杉井光おなじみの「やればできるけど無気力な少年」が主人公のシリーズ。今回のパートナーは会計エキスパート!
0投稿日: 2014.01.05安定の杉井光
杉井光は量産力と安定感に関してはかなりのものだと思う。惜しむらくはヒロイン造型の多様性がないので性格が数パターンしかないこと。でもまぁそんなに気になるほどでもない。 目新しさを求める人は別の作家を探そう。
1投稿日: 2013.11.08なかなか面白いです
第一の事件は部費の現金封筒消失事件、第二の事件は音楽系部活の会計不一致事件です。いずれも主人公のちょっとした助けでキリカが解決します。そしてクライマックスはキリカ自身が退学させられそうになったのを、主人公の機転でひっくり返します。 引きこもりの偏食天才小型少女とさえない僕というのは、神様のメモでも見た組み合わせです。作者が好きなんでしょうね」
1投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ優秀な姉と比較される事を避けるために、下調べもせず入学したのは 生徒数が効いた事もないような巨大学園。 しかし、その頂点に立つのは3人の少女。 きっかけはよくある、休んだ人へのお届け物。 しかし、向かったのは家ではなく生徒会室。 そこに住み着いてるお金の妖精さん…もとい、会計。 そこから芋づる式に出てくる生徒会の面々と…怪しげすぎる女子生徒達。 これだけ聞けばハーレム状態なのに、まったくうらやましくない。 むしろ怖い…これは近づきたくない。 いや、このモードにならなければ近づいてても大丈夫ですが。 個性ありすぎる女の子達と、たまにでてくる姉。 なのに、そこに没する事無い性格…性格? 脳内のひらめきがすごいですというか何と言うか。 まさに詐欺師。 腕章は詐欺師でいいと思いますw そのまま日常が続いていますが、3つくらいの事件? どれもこれもなるほど、という感じはありますが 一番どん引きするのはお父さんかと。 家族愛じゃなくて、純粋ラブですか!? そしてなぜ騙されるんだ…お馬鹿すぎる。 8億円という数字がでかすぎて、そうですか、で終わってしまいますが 最後の8億円に関わる人達の台詞は、リアリティーがあります。 さすがに運営費だと言っても、疑惑の目でみますね、普通。
1投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ昔から好きな作家さんである杉井光さんの新作ということで読んでみた。まだ風呂敷を広げただけという印象だが、これから面白くなりそうなので期待。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ杉井光らしい、平凡な主人公があっというようなことをやらかすお話。 Kindleで作者買いしてみました。 多少無理がある展開もありましたが、まあ、ラノベらしくさくっと楽しく読めました。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ生徒数8000人って…… どんな規模の学校なんだよっ! ってつっこみたくなりました(笑) 内容は一巻目から結構シビアな内容でしたが、解決策の大胆さと、会話のテンポの良さが心地よかったです メンバーも本当に個性的で面白い
0投稿日: 2013.02.27
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特にやりたいことも夢や希望もない平凡な学生というありがちな設定 親に介入されたくない、姉と比べられたくないひかげは寮のある学校を選んだ 教室で席が隣の子は生徒会に所属していて教室にはずっと来ていないらしい。 先生に頼まれたプリントを生徒会室に届けに行ったら生徒会長の孤徹さんに生徒会へと誘われた。 生徒会と対立する監査委員会や中央議会の代表からも各会へと誘われる、ハーレムかよ! そんなこんなで悩んでいたらひかげは事件に巻き込まれ犯人にされてしまう。 助けてくれたのは生徒会で会計担当のキリカ。彼女は生徒会の会計だけでなく探偵という役職を持っていた。 彼女に救われたひかげは生徒会へと入ってハーレムを築いていくのでした。(後半適当) キリカがかわいい!
0投稿日: 2013.01.20
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記念すべき講談社ラノベ文庫第一作目となった『キリカ』。 著者の杉井光先生は『神様のメモ帳』(電撃文庫)などで有名らしいけど、氏の作品を読むのもこれまた初めて。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 舞台は生徒数8千のマンモス高校、白樹台学園。この学園を統べる生徒会メンバーは、たったの3人。会長、副会長、そして会計係。しかも、全員美少女。 この女の園な生徒会にひょんなことから庶務としてこき使われることになった編入生・牧村ひかげが、学園で起こるちょっとした事件を「探偵」の一面も持つ会計係・聖橋キリカと共に解決していく、学園ラブコメ・ミステリ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【良かったところ】 ・相変わらずぽんかんさんのイラストがキュート。目とツヤツヤな髪が良い。 ・キリカのキャラデザが新鮮。二の腕までズラして着た制服に、マフラーかのような執行部腕章、植物の芽を思わせるカチューシャ…。ストーリー上の存在感はむしろ会長や副会長の方が大きかったように感じたけど、外見上のキャラ立ちはさすがメインヒロイン!って感じ。 ・庶務扱いだったひかげが巻の最後に「書記」に任命された!生徒会役職の高嶺の花具合の見せ方が上手かったので、書記就任にはぐっとくるものが。 【ちょっと残念だったところ】 ・キャラの属性付けとかはどうしても「こういうの他にもあるよね…」という既視感が避けられなかった。平凡でクラスに馴染めてない男主人公、周囲を取り巻く万能美少女たち…。それだけ学園ラブコメものの王道パターンということか。ここからどう差別化できるものなのだろうか、自分も真剣に考えよう。 ・ひかげのツッコミと周囲の人物たちのボケの応酬がやはり会話劇の中心構造なんだけど、必ずしもくすりとできるものばかりでなく、さらっと流す部分もあったのは寂しい。まあ笑いどころはそれぞれだし、言い出したらキリがないけど(でも、キリカの父親がカメラアングルを指導するところはおもしろかった。) ・キリカが総務執行部の「会計」係なわけだけど、もっと予算案編成のところで会計職の大変さとかを具体的に描写しても良かったのかなあと。その大変さがあっさりとしか伝わってこないのが惜しいなと思った。 次巻以降も期待!!
1投稿日: 2012.12.29
powered by ブクログええーーっと? ニート探偵の方がスキだなぁ まあ、学校は通わないけども・・。 読みやすいと言えば読みやすい・・
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ[個人的に良かった所] - ヒロインが好み - 会話が楽しい [個人的に良くなかった所] - テンプレ感
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんか勧められたから、とりあえず読んでみた。そしたら案外面白かった(笑 日常にはありえないっしょ?って舞台だからこそ起きる現実的にありそうでなさそうな事件をとても面白い形で解決していく主人公の手腕が見もの。もちろん女の子のキャラクターは突っ込みどころ満載で最近のライトノベルみたいにお決まりのハーレム調だけどもストーリーがなかなか楽しいので続きも読みます。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログ“「生徒会、きらいになっちゃったんですか?」 いきなり直球。僕は咳き込みそうになる。 「……い、いえ?べつにそういうわけじゃ」 「だって、ここのところちっとも顔を出してくださらないし」 「僕がいてもやることないので……」 「そんなことありませんわ。いてくださるだけで生徒会室が華やぎますもの」 ぬいぐるみでも置いとけよ。 「狐徹もあれでけっこうなさみしがりやなのです。ひかげさんが来てくださらないと」 「会長は、すぐに飽きるんじゃないですか。僕なんて」 「私は飽きたりしませんから!」 美園先輩はいきなり僕の両手を握って顔を寄せてくる。どきりとして後ずさり、トネリコの幹に後頭部をぶつけてしまう。 「ひかげさんなら一日中でも見つめていられます!」頭大丈夫か。 「あー、あのう、姉からメールがきたんです」 「ひなたさんからっ?」美園先輩の顔に朱がさす。 「それで、僕のクラス分けを先輩が仕組んだとかって……」 「きゃあああ」 美園さんはほおを赤らめて目を伏せ、僕の手を握ったまま上下左右に振り回した。 「ひなたさんっ。言っちゃうなんてひどい」 僕はあらためて啞然とする。ほんとだったのかよ。”[P.70] 登場人物のキャラは個性的で好き。 最後の盛り上がり部分が楽しかった。 “キリカはしばらく呆けていた。脱力した手からモバイルが滑り落ちそうだったので、僕は彼女の両手を自分の両手で包み込むように握って、言った。 「いつもやってるゲームだろ。簡単じゃないか」 自分の声が震えないようにと、僕も必死だった。体温が触れあった手から流れ出ていくのがはっきり感じられた。 それでもキリカは動かなかった。唇を嚙むのが彼女の精一杯だった。だから僕は、彼女の首に手を伸ばし、腕章の端に指をかける。小さな肩がびくりと反応する。 「……探偵は、こういうとき——なんの役にも立たないかもしれないけど」 僕は息をはきかけるようにして言うと、腕章のマフラーをたぐって回した。キリカが顔を上げた。もうひとつの役職が刺繍された一枚が、彼女の喉元に戻ってくる。 「キリカは、『会計』だろ?」 ぬくもりが離れる。 キリカは、小鳥の卵でも運ぶようにしてモバイルをそっと手のひらに載せ、ベッドに腰を下ろした。やがて打鍵音が始まる。モバイルの背面、ネットへのアクセスを示すLEDが激しく明滅する。キリカの瞳の表面を、無数の銘柄名と株価が流れ過ぎていく。”[P.264]
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ主人公が入学してしまったのは生徒数8000人の超巨大学園。 そこを牛耳る生徒会は3人の女の子。 神メモの杉井光氏が綴る、愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリー。 バカバカしい!とにかくバカバカしい!! かわいい!とにかくかわいい!! 変態がいる!とにかく変態がいる!! だけど1つのすじが通っているストーリー! そして監査委員が郁乃が一番好き!
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ「神様のメモ帳」の杉井光が贈る学園探偵もの。 ・・・え、探偵?これ、カブってね?って思うかもしれないが、「生徒会探偵」だけあって主人公は学校に通ってる(←ここ大事)し、神メモと比べるとかなりライトで何というか、ダダ甘レベル。 ただ、作品の雰囲気だとか探偵がモニターの前に常駐してるのは一緒なんだけど・・・ こちらも魅力的なキャラが沢山出てきて、面白い。なんかNEET探偵団以上に残念なメンツなんだけど。 そしてキリカの親父www登場人物やノリは神メモと比べるとライトノベル!って感じ。神メモの重い感じに挫折した人にはオススメ。
1投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログハーレム系ラブコメか、日常系ミステリなのかと思って油断していたら、終盤のカタルシスに全て持ってかれた。全力で青春。全力でボーイミーツガール。最高に面白かった! ……ところで、アニメ化したらCVは日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、浅沼晋太郎でしょうか。脳内での再生率が半端ない。
0投稿日: 2012.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ライトな神様のメモ帳・・・とか思ってたら同じ方が書いてるんですな。気張らず読めて、キャラ設定、舞台設定も面白いとかなり好みな内容。
0投稿日: 2012.05.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
某NEET探偵の著者が書く学園探偵モノ. ひかげくんの入学した高校は生徒数8000人のマンモス校. 女好きの暴君会長, 全校のマドンナ副会長, そして総額8億円の予算を握る会計・聖橋キリカ 生徒会に引きずり込まれたひかげくんは キリカのもう一つの役職である生徒会探偵の補佐に. 面白かったよ. 某NEET探偵と展開が似ている気がしないでもないけど大丈夫. ヒモとか軍事オタクとかヤクザの組長とか出てきません. そしてドクターペッパーも出てきません. 代わりに変な会計監査とか変な議会議長が出てきます. 監査ちゃんも議長ちゃんも可愛いなぁちくしょう.
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログ杉井光の学園ミステリということで即買い。 内容としては学園に限定して地味にした神メモという感じです。杉井光的には神メモでやりたかったことを焼きなおしてるのかもしれません。 少し雑な下ネタが多目でした。
0投稿日: 2012.04.29
powered by ブクログ事件が地味なせいか探偵要素が薄く感じるがしっかり粋にオチてるので満足。2つ目の事件の解決方法はかなり好みで良かった。話のつくりが丁寧で最後まで安心して楽しく読むことができた。女の子もかわいいし。美園さん超かわいいし!!あと「変身」シーンはちょっとかっこよすぎるだろう。あれはずるい。最高。早く続きが読みたい。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログ設定こそ違うものの神メモと同じキャラとノリ。神メモはアニメしか見てないが、これがこの作者の持ち味なら、この作者の本はもう買うことはないな。 作品として完成してるけどつまらん。
0投稿日: 2012.04.02
powered by ブクログ雰囲気はコメディ寄りではあるけどやはり神様のメモ帳に似ているね。 話の流れとかキャラ構成とか。 またツッコミよりボケの人が多く、その会話が楽しい。 ていうかこの生徒会百合ばっかりか。 1巻はキャラ紹介と主人公が(変人揃いの)生徒会の中でどう自分の居場所を見つけていくかがメイン。 杉井節が好きならいけるぜ。
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログ『神様のメモ帳』や『さよならピアノソナタ』等で 人気の作家・杉井光氏の新作品ですね。 メモ帳は最初は買っていましたが、内容が幾分暗いので 私の好みとは合いませんでした。 その後の物語がどうなったのかは分らないのですが、 死がただ暗いだけで救いが薄いのが苦手。 暗さそのものが嫌いという訳ではなく、要は見せ方ですね。 そう言う訳で杉井作品は何となく手を伸ばさなかったのですが、 この度創刊となった講談社ラノベ文庫で杉井氏も新作を出しました。 そのイラストに携わったのがぽんかん⑧氏で所謂ジャケ買い?(*^ω^*) 正直言って女の子の絵はどれも同じ顔かなと思うのですが、 その顔が可愛いのでいっか、と。一寸セルフィに出来そうな絵柄ですね。 物語は生徒数8000人規模の大学園に、 優秀な姉と比べられるのが嫌で 寮に入り家から逃げる事で この高校に入学した主人公日影を中心としたものです。 余り他人と関わらずにいる日影・・・・最近この手の主人公が多いな(^◇^;) ですが実際には姉への劣等感から自分に自信を持てず、 自分を知らない状況の様です。 その名前からして姉のひなたと相反する 負のイメージと思い込んでいるのですが、 実際には話の途中に姉から「影には日の光の意味も 含まれた良い名である」と教えられ 日影も少し変化を見せるようになっていくのですが、 それは過程での一コマ。 物語は日影がとある切欠で生徒会に所属する 会計・キリカを訪れる事となり、 その後寮で部費の盗難事件が発生し、 その犯人として日影が責められたところ、 生徒会でキリカのもう一つの肩書きである探偵として 日影の窮地は救われ日影は恩返しの気持ちから 生徒会で活動の手伝いを行う事になります。 生徒会に入ってからの日影の立場は『子羊はまよわない』の ナルタマ少年と似ていますね。 キリカが真実を見つけ出してくるのに対し、日影がそれを足掛かりに 人間関係の解決を図るべく奇抜な発想を繰り広げるという。 この巻最後のエピソードではキリカを溺愛する父親が キリカの転校を進めようとし、 父に抗えないキリカが諦めて逃げようと仕掛けたところを 日影が大胆なアイディアで生徒会の自立と キリカの転校を阻む一手に打って出ます。 この辺りの這い上がろうとするキャラの描写のバランスの良さは 杉井作品を敬遠していた私にもとても楽しめ、 これからも期待が出来る楽しい作品だと感じました。。
0投稿日: 2012.03.18
powered by ブクログ生徒数8000人、総額8億円もの生徒会予算を握る生徒会。生徒会長によってむりやり生徒会に引き込まれ「庶務」という名ばかり雑用役職をもらってしまう主人公・・・・ 女好きの暴君女会長・全校のマドンナだけど天然すぎる副会長・8億もの予算を一人で配分する学内不登校児 と他にもこれでもか!とキャラのたっている登場人物ばかりでてくるハイテンション学園ラブコメ・ミステリです。 「神様のメモ帳」の作者であり謎解き探偵ものはお手のものな感じです。 まだシリーズスタートしたばかりでキャラ紹介の様な1巻ですが、各キャラが魅力的なので先々が楽しみな作品です。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ神メモの作者さんの新作。 神メモのナルミくんが真面目に学校に通ってる(笑)。が第一印象。 内容としてはダークな神メモとは違い、かなり軽め、そして、ハーレム?っていう感じ。お金がらみのお話が多いのですが、そんな言うほどミステリーでもなく、学園ドタバタコメディって感じがします。 まぁ、なかなか面白かったです。
0投稿日: 2012.02.03
powered by ブクログ杉井光さん全開。恐らく、講談社ラノベ文庫の顔になっていくと感じるほど面白い。神メモやさよならピアノソナタとはうって変わって、ボケが暴走過剰制御不能でツッコミまだー?状態。なのに話はしっかりしてて、最後にはグッと引き寄せられる展開が待ってるんだから憎いぞ杉井光。キャラクター達も個性的すぎて魅力的すぎる。次巻もかなり期待大!!
1投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さよならピアノソナタと神様のメモ帳足して2で割ったような物語という印象。浮いた22万円のエピソードが一番好き。探偵と銘打ったのだから、ラストエピソードでも探偵らしいとこを見せて欲しかったのに、サブの話だと思っていた株取引ゲームを持って来られたのはちょっと残念。話の作りとしてはすごく巧いとは思うんだけど。 次巻は美園先輩をもっとプッシュしてくれたら嬉しいなと思いましたまる
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログハーレム設定が苦手ですがこの作品は大好きです。主要キャラの女の子みんなが主人公の男の子が好き、なんてこともありませんし。 ボケばっかりな周囲のキャラに対する主人公の的確で早いツッコミが面白すぎます(笑)あと、ヒロインのキリカがとにかく可愛いくて癒されました。
0投稿日: 2012.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
杉井光はいわゆる昨今の”ラノベ”よりもう少し前の時代の 少年少女小説に近い繊細さを持った作品を書くイメージが あるのだけれど 今回はそういった魅力を残しつつもイマドキの ”ラノベ”の破天荒さというか何でもあり感といったゾーンに重心を 移しているように思う。 あとキャラ萌えw少々露骨だが、さすがにうまいw つまるところ「神様のメモ帳」を学園ハーレム生徒会モノに 華麗に見事に絶妙に翻案してみました!という読後感。 後書きにもあるが「メモ帳」の彼が裏社会のフィクサーとして めきめき頭角をあらわしていっているということは 同じポジションにあるひかげくんも将来有望である。 2巻が待ち遠しい!
1投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ総生徒数八千人という超マンモス校の、八億円の予算を抱える生徒会の少年少女の話。 1巻ということで、出逢いというかきっかけというか序編というかのはずなのだけど、しっかりドキドキハラハラしました。クライマックスの場面なんか、スポーツ観戦のいい試合を見てるかのような高揚感だった。次巻以降も期待しちゃうなー。 女の子たちのキャラもよかったし、主人公のヒグラシくんのツッコミ体質もいい塩梅。 それにしても、うさぎのひかげくんかわいいな。
2投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログホップステップジャンプってな感じて盛り上がりを演出し、魅せた。読みやすくて難しい言葉もあまりなくて、さらさら読めて良い感じ。ただまぁ男が少ないよね…。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログラストは相変わらずの、もったいつけつつ盛大に終わらす杉井節。いろいろうまい。 ただ、あえてハーレムもの的な状況にさなくてもよかったのになあ、とも。魅力的な野郎キャラも欲しい。その意味で☆-1。 まあ、続巻あるでしょう。楽しみ。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
講談社ラノベ文庫という新しいレーベルで出ることになった杉井さんの新シリーズ。 作者本人も後書きで触れていたがどこか冴えない主人公が探偵の助手をやって、しかも探偵助手というよりは詐欺師?と呼ばれるような手段を用いて問題を解決するというどこかで聞いたことがあるような流れの話しで、正直新刊のわりには真新しさはなかった。 確かに舞台設定などは神メモと比べるとよりカジュアルでいかにもライトノベルな感じではあったが問題解決の流れがどうしても神メモと同じようになってしまってるのが物足りない部分でもある。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ内容説明 前払いなら千五百円、後払いなら千八百円 僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのはたった三人の女の子――。ハイテンション学園ラブコメミステリ、堂々開幕! 内容(「BOOK」データベースより) 僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのは、たった三人の女の子だった。女のくせに女好きの暴君会長、全校のマドンナである副会長、そして総額八億円もの生徒会予算を握る不登校児・聖橋キリカ。生徒会長によってむりやり生徒会に引きずり込まれた僕は、キリカの「もうひとつの役職」を手伝うことになり…生徒会室に次々やってくるトラブルや変人たちと戦う日々が始まるのだった!愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、堂々開幕。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2011 12/9読了。WonderGooで購入。 マンモス学園で巨額の生徒会費(8億円!)を一手に握る生徒会会計である、と同時に「探偵」という不思議な役職も持つ聖橋キリカと、彼女の周りにいる個性的な生徒会の面々、それに生徒会庶務の主人公の活躍を描いた作品。 特に個別章にはなってないんだけど、細かいエピソードが順を追って書かれていき、主人公が徐々に生徒会に居場所を見つけていく仕立て。 「生徒会探偵」とありつつ最後は推理ではなく主人公の一大策略が光る展開になっていく・・・作者曰く、『神様のメモ帳』の主人公が影のフィクサーになって学校行かなくなっちゃったので、ちゃんと学園を舞台にした作品が書きたかったとかなんとか。 無個性主人公⇒実は凄い、展開は上記作品にも通じるが、こっちのほうがノリが終始ギャグで気楽に楽しめる。ラノベラノベした、まさにラノベレーベルの立ち上げにふさわしい作品と思った。
0投稿日: 2011.12.09
