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夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦/KADOKAWA
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総合評価

3036件)
4.0
1071
953
514
162
68
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    以前、Twitterで拝見した「京都には森見登美彦のせいで意味不明な自意識になってしまった大学1年生や浪人生があまりにも多すぎる 公共の福祉のため焚書したほうがいい」というツイートが非常にお気に入りです。法律的に御酒を嗜めない頃にこの本を手に入れてから、未読のまま長らく実家の本棚に眠っており…当時の自分が読んでいたら更に楽しめていたかな、と思います。今しがた黒髪の乙女よりも歳上になってしまいましたし、御酒も、もう身近なものですから。しかし、内向的な私が、京都の夜、見知らぬ方とぜひとも一献交わしたくなるような一冊でした。

    4
    投稿日: 2025.02.09
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    定期的に摂取したくなる森見ワールド。ずっと読みたくてやっと読めました。 やっぱり面白い! 黒髪乙女が可愛い!こんな風に素直にむんと胸を張って生きたいものです。 装丁も素敵です。

    2
    投稿日: 2025.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この前に読んだ、太陽の塔に似ていて独特な言葉遣い、舞台は京大、男がひたすら女に恋し追う物語。 違うのはファンタジーみが強い点と、男女交互の視点の為男臭くならない点と最後に結ばれる点。 私には地から浮くようなファンタジーは少々読み進めるのに苦労した。 第一章 夜は短し歩けよ乙女 木屋町先斗町辺りでの酒 第二章 深海魚たち 糺の森での古本市。 第三章 御都合主義者かく語りき 学園祭。 第四章 魔風邪恋風邪 猛威を振るう風邪。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    読書初心者には難しい言い回しが多かったけれど、小気味よいテンポで読めたし、自分なりに画を想像するのも面白かった。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    恋愛ファンタジー小説。 文学を嗜む人の言い回しばかり出てきて、好きな人はものすごく好きな小説になるだろう。 ただ、各章の最後の方がファンタジーに逃げられた感じがして、ちょっと嫌気がさしてきたのと、個性を大事にしたキャラクター設定なのは分かるが、誰の個性も好きになれなかった。 話としては、学園祭が面白かったような気がする。 でもやっぱり、演劇の脚本は退屈だったが。

    4
    投稿日: 2025.02.06
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    文体は難しいのに、なぜか読みやすい。ファンタジーと現実が入り混じっていて、勢いたっぷりのユーモア溢れた恋愛のお話。 読むときのリズム感と想像力、大事。 読んでいると、ふわふわと浮遊するような感覚になる。現実の延長線上にあるはずなのに異世界に迷い込んだような不思議な気持ちになって、言語化が難しいけど、ずっと幸せでドーパミンがどばどば出る。

    11
    投稿日: 2025.02.04
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    「奇遇ですね」 「たまたま通りかかったものだから」 その「たまたま」にはすさまじい努力があったりなかったり。 ジャンルにすると恋愛ファンタジーになるのか。 独特の言い回しが好き。

    2
    投稿日: 2025.02.03
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    「四畳半神話大系」以来2冊目の森見登美彦。 そちらでも考えたが、主人公に同情・心酔するのではなく、 ある種のコメディとして真っ当にストーリーを俯瞰して読みすすめていけるのがいい。。 先斗町に行きたくなったのはいうまでもなく・・・

    1
    投稿日: 2025.02.02
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    解説を先に見てしまったので、かなり影響されてしまった気もする。世界については説明はないので、勝手に妖怪SFラブコメとして読んだ。たぶん違うが。

    2
    投稿日: 2025.02.01
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    作者の言葉の上に乗って、黒髪の乙女と共に、時にはその背中を追って京都の街を縦横無尽に歩き回る。 言葉を紡ぐことの楽しさを、いつでも思い出させてくれる作品だ。

    8
    投稿日: 2025.02.01
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    各キャラがとにかく濃く、天下も激しいため世界観に追いつくのが大変だった。 大学という青春バーゲンセールの貴重な価値を大切にしよう

    2
    投稿日: 2025.01.30
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    一度見たら忘れない装丁、京都が舞台、セリフの言い回しから、大正ロマンを感じてしまう、恐ろしい存在感のある作品。 リズミカルな文体が読みにくいという人も多いようですが、私は読み応えがありました。難読漢字がでてきますが、昔の新聞みている感じで楽しかったです。 まぁ、オシャレな作品ですわね。

    19
    投稿日: 2025.01.27
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    だーいすき! 能ある鷹は爪を隠すと言うが、隠し場所を忘れてしまった。 森見さんの独特な文章に出会って、日本語を楽しむようになった!

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説新潮掲載の宮島奈緒さんの書き下ろしをきっかけに購入しました。 初めて森見さんの本で、何とも言えない言い回しが多く、これは読むのに時間がかかりそうで最後までよめるかな?と思いましたがとんでもないくらい物語に引き込まれました。 結構最初に出てくる東堂さんの錦鯉センターは地元も地元の中学校校区内笑でした (そんなセンターが実在したかは聞いたことりませんが笑) また読み始めた年末から年始にかけて、今年は特にインフルエンザが大流行したこととも重なり 魔風邪恋風邪なんかは、あーあるあるというところと最後のメルヘンチックな展開。そしてクライマックスのキュンキュンイベントはなんとも幸せな気持ちになりました。 森見先生の本をこれからも漁ってみます

    3
    投稿日: 2025.01.16
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    学生の頃に買ったまま読んでいなかった本。 引越しの際に出てきたので読み始めてみたけれど… 昔はこの作家さんが好きだったのに、大人になった今読んでみると、あれ、なんだか文章が私に合わない… 独特な言い回しや世界観などが楽しめなくなっていた。 買ったあの頃に読んでおくべきだった。 1話だけ読んで、あとは中々読み進められないのでまたいつかに…

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    5年前くらいに買って読み終えてなかったので、そろそろ読むかと久しぶりに本を開いてみた。 何故読み終えてなかったか。 独特な文体と世界観に10数ページ読んだだけでは入り込めなかったからだ。 "オモチロイ"って何…いつの時代の話なの…読みにくい…10数ページ読んだだけでは分からなかったが、今回最後まで読み進めて何となく世界観が掴めた。 純粋無垢な少女が京都の街を歩き回り、ある時はお酒をたらふく飲んで、またある時は古本市で運命の本を探し、その他にも大学の文化祭で劇の主役を務めたり、風邪に苦しむ人たちのお見舞いをしたり。この自由奔放さが可愛くポップに感じられた。そんな彼女に恋する先輩の不器用な努力も見逃せない。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    何よりタイトルが良い。 ドタバタ劇の中に何かがある感じ。その何かは読者のそれぞれで異なって感じるのかもしれない。自身の学生時代のとある瞬間と同期するのかもしれない。 解説の挿絵が良い。

    20
    投稿日: 2025.01.01
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    四畳半神話体系が面白く、同じ作者であったため、読んでみたのだが、文章が個性的であり、内容も少々複雑であると感じたため、最後まで読むことができなかった。(勝手な期待をしてしまったのかもしれないが) 時間があるときに、アニメ映画の方を視聴してみようと思う。

    0
    投稿日: 2024.12.27
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    日常の話にファンタジー要素を入れ、少し難しい文体で書かれた微笑ましい作品という感じ! 私はファンタジー部分の想像があまり出来なくて難しい文体も得意じゃないので馴染めなかった、、

    1
    投稿日: 2024.12.17
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    森見登美彦先生は初めて読みました…と言いたい所なんですが、実は一度読めなくて断念しちゃってたんですよね(笑) だけど、改めて買い直して読み始めたらスルスル読めるようになってました(笑) 摩訶不思議な世界観でなんか、どこの世界線なんだろうと思いながら読みました‼︎ 結局、キャラ達が濃くて読み進める内に愛おしいかったです‼︎ 黒髪の乙女は可愛い過ぎました(笑)

    2
    投稿日: 2024.12.13
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    始めは独特な文体や世界観に馴染めなかったけれど、次第に濃すぎる登場人物たちに惹かれていき、気が付いたら作品自体に愛着が湧いていた。「黒髪の乙女」がとにかく可愛い!

    2
    投稿日: 2024.12.11
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    登場人物のクセがすごい。 顔立ちや匂い、指先の動きまではっきり伝わってくるほどに人物にピントをあて物語が進んでいく、大正ロマンな雰囲気が魅力的なこれぞ森見節の一冊。 とにかく伝えたいのは乙女がかわいい。 きっと好きになってしまう。いや、ほんとかわいいんです。

    2
    投稿日: 2024.12.10
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    2018/11/12読了 ビブリアから移行 最初は普通の学生の恋愛話だと思ってたから、いきなり街に三階建てのバスが出てきたときは、びっくりした(笑) 「天使のような味のラムネ」とか、 とっても可愛くて、想像を掻き立てる、豊かな表現の仕方がお気に入りでした。 あと、世界観がとっても好き♡ 大正ロマンな感じ。 ストーリーは、少女側と私側で起こったことが繋がってたりするところが面白かった。 私も一つ一つの縁を大切にしていきたい。 達磨が空から降ってくるとこらとか、 作者が何を意図しているのか理解出来なかったのが悔しい…。 もっと現代文ちゃんとやっとけばよかった〜! 「一期一会という言葉を知っているか。それが偶然のすれ違いになるか、それとも運命の出会いになるか、全ては己にかかっている。」

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    数年ぶりに再読。森見作品らしく、阿呆だけれどどこか切なく面白い面々が生き生きと日々を生きていて面白い。日常を変えたいなら自分から歩いていかないとダメなんだと気が付かされる。樋口師匠の厄介だけど憎めないキャラクターが好きです。

    1
    投稿日: 2024.12.02
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    ノスタルジックな世界感 京大と古本屋と酒と夜の提灯と鯉がうまくマッチした作品。本は繋がっているというフレーズが記憶に残りました。もう少し恋愛の比率が高いとよかったような気がします。

    11
    投稿日: 2024.11.30
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    まさにポップでキュートな恋愛ファンタジー 第1章「夜は短し歩けよ乙女」が、因果は巡るという感じがして面白い。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    アニメ「四畳半神話大系」を見た後に読みました。 相変わらず独特な世界観で、「四畳半神話大系」が好きなら必ず刺さる作品になっています(登場するキャラクターが1部重なる)。 また、学生時代を京都で過ごしたか、過ごしていないかで作中の情景が浮かんでくるか否かが別れるかと思います。 自分は京都の大学に通っていたこともあり、読んでいて容易に情景が想像出来ました。 あまり小説は読みませんが、個人的には大満足の1作でした。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    4畳半神話体系と同じ世界線の話。あいも変わらずくだらない内容をお堅い文章で書いてあって面白かった。私と黒髪の乙女二人の視点で物語は進むのだが乙女の方もなかなかの曲者。4章あって個人的に好きなのは学園祭の話。偏屈王の劇をめぐるドタバタが良かった。樋口さんと羽貫さんはこちらでも大活躍。李白の正体が結局掴めぬままだがその正体不明な感じもまたいい。

    1
    投稿日: 2024.11.19
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    今どきこんなに純情な大学生が1組もいるのか!?と突っ込みたくなった。京都が舞台だったので情景が浮かんで読みやすかったが、場面や語り手がコロコロ変わるので共通テストの物語文を思い出してなんか懐かしくもなった。内容は少し間延びしていてちょっと飽きかけたのと頭いいぶってる頭いいやつが主人公の1人のせいで日本語が難しくそこでも飽きそうにはなった

    5
    投稿日: 2024.11.19
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    装丁のイメージ通り、何処かレトロさを感じる文体だった。 昔話とか紙芝居とかを読んでいるのに近い感覚で、不思議と読みにくさはなかった。 ファンタジーではあるけれど、あまりに溶け込んでいるから、この人は"人"じゃない...のか......?と首を捻りながら読み進めた。 舞台が京都なのもあって、人ならざる者が人の世に紛れているのもなんとなくリアルだよなぁと思った。 お酒は強くないけど、こんな不思議な知り合いが欲しい!

    2
    投稿日: 2024.11.09
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    以前どこかで見た「京都の情景が美しい本」という紹介文で気になっていた一冊。 「黒髪」の乙女に恋心を寄せる「先輩」。 双方の視点で交互に語られる恋物語。 ”偶然”何度も遭遇する2人。 そんな2人が体験する奇妙な出来事。 今まで読んできた本とは明らかに異なる文体や独特な世界観でした。正直、通読しても、作者が表現したかったであろう事を掴みきれませんでした。 2回目、3回目読む事で新しい発見がある本だと思います。

    4
    投稿日: 2024.11.08
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    まず文体が独特なのは言わずもがな、かなり人の評価を分ける作品。4部構成でおそらく1部を受け入れれば最後まで、そこでダメなら最後まで読めないと思う。最初はトンチンカンでついていけるか不安だったけど、途中から世界観が読めてきて最後まで楽しむ事ができた。好きな人はトコトン好きになれる、そんな作品でした。自分的には刺さらなかったけど、こーゆーのも嫌いじゃないです。

    3
    投稿日: 2024.10.28
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    読んでも読んでもなかなか進まないな。という感じ。 感動するとかスカッとするとか具体的な感想が思いつかず…。 イマイチよく分からないまま終わった。 黒髪の彼女は終始浜辺美波を思い浮かべて読んだ。

    2
    投稿日: 2024.10.27
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    ダメだ…最後まで読めなかった… 話がはっちゃかめっちゃか過ぎ… 恋愛小説だと勝手に期待して読んだからなのか、 ファンタジー?要素も強いし、情景も浮かばないし。 ??が多すぎて、私には合わなかったです。

    10
    投稿日: 2024.10.24
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    まっことにオモチロイ物語でした。私の好きな樋口氏は天狗なのかどうなのか?李白氏も間違いなく人ではないので、本物の天狗だと理解しておきます。笑

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    一つ一つの言葉選びがおもしろくてクセになる。何回も何回も読み返して、じっくり言葉を噛み締めたくなる。 ファンタジーで決して内容が私好みなわけではなかったけど、文章がおもしろいだけでこんなにも楽しめるのかと驚き。映画や舞台ではなく小説で読んだからこその楽しみだった。 またじっくり読み返したい。

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    刊行当時に購入したけれどどこかに行ってしまい、十数年振りに再読 言葉遊びが小気味良い恋愛小説 もっと早く読んでいたら京大を目指していたかもしれない

    0
    投稿日: 2024.10.18
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    10年振り再読。独特な文体と世界観が魅力的で面白かった。けど10年前に読んだ時の方が面白く感じた気がする。 3章の話が特に好き。

    0
    投稿日: 2024.10.15
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    森見の文章力が凄まじく、古風で巨大な図書館の引き出しから言葉を集めているような気分がした。 読んでると、自分が賢くなっているような気にさせてくれる。 ファンタジーなのにどこか懐かしいという、不思議な気持ちで、ほわほわしながら、くすっとしながら、とても楽しく読めた。 複雑で奇怪だが、映像が浮かぶととても楽しく、一緒に宴会をしているような気分になる。 ただの街の描写にも個性がばんばんに詰まっていて、ずっと森見登美彦のフィルムを通して、世界を見ているかのようだった。

    0
    投稿日: 2024.10.15
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    とても勢いのある恋愛物語だったです。文体が独特で慣れるのに時間が掛かったけれど、時々クスッと笑えるような言い回しが良かったです。また第二章の古本市の話が好みでした。

    1
    投稿日: 2024.10.10
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    2007年第20回山本周五郎賞 2007年直木賞候補となり 2010年第3回大学読書人大賞 2017年アニメ映画化 森見先生の京都を舞台とした 大学生達のお祭り 黒髪の乙女と 彼女に恋する先輩ヘタレ大学生が 夜の京都でトラブル連続の中 時折出会ったり また見失ったり だって なるべく 彼女の目に止まる作戦で行動してるんだからそうなります 言葉のチョイスがまあ素敵 古風でありながら 大喜利的な  リズム感ある文脈 京都を駆け回るストーリー わからなくても楽しめるから良いんです

    99
    投稿日: 2024.10.10
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    難しい言葉が多く、全部調べながら読みたくなってしまう… 話の内容としては恋愛要素強め。同じ心境の男性にウケそう。 ファンタジー感はジブリみたいで良いなと思った。偽電気ブランのポカポカする感じがすごく飲んでみたくなる。

    6
    投稿日: 2024.10.08
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    私事だけど、先祖のお墓が平安神宮の近くにある。 なので京都は東山・洛中はほぼわかる。 そのリアルな知名とアンリアルなそして奇想天外な物語が絶妙に絡まって、現実との境界線がわからなくなる。 それがまた面白い。

    0
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    俺の周りにも口数は少ないけど、魅力的な人がいる。その人を見てるみたいだった。口数は少なく、面白い言葉は言わないけど行動が突拍子もなくて天才感じる。

    1
    投稿日: 2024.10.03
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    主題歌がアジカンということで読み始めた作品、思いの外はまった。言葉遣い、出てくる人たちのキャラクター、話そのものがとても好みでツボをくすぐられた。ファンタジーでありコミカルであり生き生きとしていて、なんとなくロアルドダールを読んだときと同じ気持ちでわくわくした。映画でどのような印象を受けるかとても楽しみ。.

    1
    投稿日: 2024.10.02
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    某WEBサイトにて「ライトノベルより文章のしっかりとしたライトノベル」という書評を見て納得した。 初見ではスタジオジブリの世界観をイメージした。 誰も不幸にならない舞台の中で、奇想天外ヒッチャカメッチャカな出来事が続く。 しかし終始、必ず平和であるという確信が持てるのが安心感があって良い。 読み手の想像力、空想力によって受け入れられるかどうかが二分され、その上でその読み手の好みかどうかによってさらに評価が二分される作品ではあると思う。 非常に高く評価されるのをよく見たので読んでみた。 一定のニッチな層の大人の中の隠れた童心にぶっ刺さるであろう作風である。 その点、唯一無二に違いない、と思った。

    0
    投稿日: 2024.10.01
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    ☆3.5 若い頃に読めば面白い。大人が読めば時代錯誤。  青春小説。  著者の若いころの秀作。デビュー作「太陽の塔」も、その次作「四畳半神話大系」も、SF大賞の「ペンギンハイウェイ」もこれには追っつかない。ただし、直木賞は落選した。  なぜか。甘いからだ。青いからだ。ひたすら青春がそのやうに書かれてゐるからだ。  こんな女子はをるまい。  私は森見登美彦は純粋すぎるのではないかと思ふ。千夜一夜物語を読んで、入れ子小説を書く。自身の京都大学を重ねて青春小説を書く。竹が好きだから、竹取物語を訳す。挑戦的なことはいかに?

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    #68奈良県立図書情報館ビブリオバトル「あつい!」で紹介された本です。チャンプ本。 2016.7.16 https://m.facebook.com/events/252422205142959/?acontext=%7B%22action_history%22:%22null%22%7D&ref_source=newsfeed&ref_mechanism=feed_attachment

    0
    投稿日: 2024.09.29
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    小難しい表現がいたるところで使われている。散りばめられているぐらいであれば好きなのだが、常に使われているため読みにくく飛ばし読みに近くなることが多々有った。そのため細部まで注意深く読むことができず、森見ワールドに入り込めなかった。森見ワールドは入口から垣間見するだけでもおもしろそうなのが伝わるし、自分自身が主人公と同様に乙女に魅了され恋に落ちてしまったので疲れながらも最後まで読み切れた。乙女の言動はとても素直ででも少し不思議で、惹きつけるものがあった。 おともだちパンチ

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    森見ワールド全開でしたね。 登場人物が個性的すぎ、真に奇天烈な話でした。 全然バラバラの話の用で繋がっていて、ラストはそうくるのね。

    1
    投稿日: 2024.09.27
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    現代の不思議の国のアリス的な物語で、感受性豊かな若い内に読むと、今とは違った感想になると思いますが、今の年だと、うーむ、やや理解が難しい。 話は、ダブル主人公が一人称で話が進み、クスッと笑えたり、知ってる地名も出てきて、難しい表現があるけど、以外と読みやすい作品でした。

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    評価がよかったし、夜行が楽しめたので 期待して読んでみたけど 思ってるものと全然違った よくわからない、読むのが苦痛で序盤でギブ 恋愛ファンタジー? とにかく好んで読む本とは違った

    3
    投稿日: 2024.09.21
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    ユーモアセンスと教養に溢れた語り口で男女大学生それぞれの視点から二人の関係が発展していく過程を描いた作品。 個人的に馴染みがある京都の描写が多いところも気に入っており、十年ぶりくらいに久々に読み直してみたところ、やはり面白かったです。本書を読んで何かの思索にふけるというということはないのですが、若気の至りの馬鹿さ加減が読んでてどこか懐かしいことに加え、少し固い文体も好みであり、純粋にエンタメとして心から楽しめる作品です。

    6
    投稿日: 2024.09.21
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    なんでしょう、この物語は?って思うくらいの描写と展開でしたー夢の話?又は妄想物語? 結局なんだったの?って感じしか印象に残らなかった本は初めて、2冊目かなぁ。 第一章を数年前読んだ後、あまりに滑稽無形なので読むの辞めての再読完読でしたが完全な斜め読みで処理しちゃいました。

    7
    投稿日: 2024.09.20
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    僕はこれまでいくつもの本を読んできた。とは言っても百数冊そこらだが。 もう10年も近く前に読んだこの本は僕の読んできた小説の中でエンタメの面でナンバーワンである。 この本のおかげで、身近に無さそうで有りそうなファンタジーに心が動かされるようになった。そして、一番好きな作家は?なんてあまりされない質問に自信を持って、森見登美彦と応えられるようになった。 本は新たな視点との出会いだと思う。私小説的なものも文学のものも、その登場人物を掘り下げない限り読者はそれを割り切って読むことは難しい。本の中にいる登場人物の考え方や話しぶりは自分に置き換えた時に、自分を見つめ直すきっかけになる。 僕が小説にさらにハマるきっかけとなったこの本は、僕の表彰台の中ではこれからも燦然と輝き続けることだろう。

    0
    投稿日: 2024.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神様の御都合主義! このフレーズ大好きです。 恋愛も勉強も仕事も、そして出会う人も出会いたい人も全部全部その時の都合によって決まっているからこそ面白い。 慣れ親しみのない言い回しが最初は目立って読み進めるのに時間がかかったけど、どんどん自分の頭の中に楽しそうな描写がありありと想像できて読んでワクワクした。 行きすぎのないファンタジー要素も満足度高め。 表紙も小説とマッチしてるし、読み返したい作品の一つ。 映画観たいよおおおおお

    2
    投稿日: 2024.09.18
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    森見登美彦さんの本を今さら読んだ。 言い回しというか表現が素敵で、なんだか幸せになれるとわたしは感じた。現実的なお話なのに、ファンタジーで森見さんワールド全開。 わたしが好きなのは「ごはん原理主義者VSパン食連合」に「ビスコを食べれば良いのです!」と言っちゃうところと、風邪を引いたときのすりおろし林檎。 休みの日、勉強した後にゆっくりちょっとずつ楽しみに読んで、帰りはるんるん気分でちょっと歩いて帰ってしまうほど、ハッピーになっちゃう。 昔から森見登美彦さん好きな人は一定数身近にいたし、気になりつつ手を出さなかった、たぶんわたしは今のわたしが読むべきだったんだなと、今初見で読めてよかった!! わたしの中では樋口さんは美形なんだけど、アニメは違う雰囲気の樋口さんで、小説の良さだなこれが。

    1
    投稿日: 2024.09.13
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    森見登美彦独特の文体です。ファンタジー要素もあってフワフワしてます。誰も不幸にならない平和なお話。こんな青春あったらいいなぁと羨ましいです

    1
    投稿日: 2024.09.07
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    きつかった。現実とファンタジーが入り乱れて脳が追いつかなかった。あと言い回しも独特で理解力のない自分にはきつかった。

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    読みやすさ★★★☆☆ 誰かにあげたくなる★★★★★ ためになる★★☆☆☆ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 学生の頃に一度読んだはずなのに、内容をほぼ覚えていなかったのでもう一度最初から読んでみました!なので再読というよりは初見の気持ちで読了しました。 人と人との繋がりって、とてもあたたかくてどこかくすぐったくて、素敵なものだなとこの物語を通じて改めて心に響きました。 物語に散りばめられた色々なフレーズが宝石の粒みたいにきらきらしていて、好きな言葉がたくさん集まりました!言葉の宝物が増えて、読後はほくほくとした気持ちになりました。 そして、先輩と同じように黒髪の乙女に恋をしてしまった……。純粋で天然で、裏表のないその姿が本当にキュートすぎるこの子!!抱きしめたくなる! ただ、独特な言い回しをした文体なので、「これ読みづらい!」と思ったら読了までに時間がかかってしまうかも?

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    今頃かい!って感じやけど、今頃この本に出会ってしまい、鷲掴みされてもうた。「妄想と現実をごっちゃに」してるというよりも、その並々ならぬ幻想の世界が僕には甘美に感じられたし、先斗町で李白の三階建電車が目に浮かんでくるようや。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    電気ブラン飲みたい!となる本。笑 不思議な世界観と、不思議な文体、主人公の生き方を経験したこともないのに、なんか懐かしい感じになる。本好きの方には不屈の名作。

    0
    投稿日: 2024.08.29
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    私には合わず、読み終わるのに時間がかかった。 評価が高かったので後半おもしろくなるか!? とも思ったがそうでもなかった。 むしろ、読み終えた達成感が生まれた 不思議な世界観・言い回しなので 刺さる人には刺さるのかな?

    0
    投稿日: 2024.08.28
  • 神様の御都合主義に導かれ...

    京都の学生生活を『うる星やつら』と『天才バカボン』が混じり合ったような世界観で、椎名誠のような軽薄な文体で描き出したらこうなるか。 W主演の片割れは、天真爛漫な女学生。 "楽しきことは良きことかな"と、京都の街をぽてぽて歩きながら、常にオモチロイことを無我夢中で探している。 「それをはむはむ食べたら、満腹ぷくぷくになって、元気もりもりになるに違いないのです。そうなのです」 ムツカシイ話は大嫌い。 でも筋道が通らなければ、「なむなむ」と呟いて、必殺「おともだちパンチ」をお見舞いすることに躊躇はなく、こっぱみじんこだ。 もう片方の主演は、この女学生に恋する先輩大学生。 唾棄すべき青春を呪いながら、ぴうぴう吹きすさぶ恋風に煽られて、わが意中の黒髪の乙女の気を引くために、今日もせっせと外堀を埋め続けている。 夜の木屋町先斗町では、パンツと下着を盗まれながらも、暴走する己のロマンチック・エンジンに突き動かされて、酒豪の彼女を追い求め彷徨う。 下鴨神社の古本市では、彼女愛読の絵本を手に入れるため、火鍋を囲んで死闘を繰り広げる。 さらに学園祭では、ゲリラ演劇を乗っ取り主役まで奪い取る。 脇を固める登場人物もユニークだ。 身の上話を語りつつセクハラを働く東堂オジから、酔うと手当り次第に人の顔を舐めまくる羽貫さんに、何一つ期待しちゃいけない樋口君まで。 さらには悪しき蒐集家の手から古書たちを解放する古本市の神様から、大金持ちの謎の李白翁、詭弁論部員、偏屈王、パンツ総番長、韋駄天コタツ、しまいには巨大な招き猫まで現れる。 読者は、この不可思議なワールドを、ゆっくりじっくり味わって、ふくふくと笑いながら、今度京都を訪れたら、頭の中で「ぽんぽこりんに膨らんだ情景が蘇るだろうな」と確信することに....。

    0
    投稿日: 2024.08.23
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    Audibleで。大好きな世界観。京都の大学生の一遍を覗けたようでそれもすごく楽しかった。文学的な言い回しとファンタジー要素強めなストーリーがとにかく癖になる。黒髪の乙女がとにかく、可愛い!

    0
    投稿日: 2024.08.21
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    数年前からbar moonwalkに度々行っていて、いつか読まなければと思っていました。早く行って、偽電気ブランを飲みたい。

    1
    投稿日: 2024.08.13
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    初めて森見さんの著書を読んだ。レビューでもよく言われるように、読みづらい文章ではあったが、2章の火鍋シーンからスラスラ読めてどんどん物語に入り込めた。先輩がまったく乙女の意識の中に入らず頑張れ!と気付いたら応援していたが、最後のデートで乙女もドキドキワクワクしていて微笑ましかった! 象のお尻の女性と彼はその後どうなったのか気になるー! ◎鵜の目鷹の目で探す ◎無手勝流…力によらず策によって勝つこと。戦わずに勝つこと。 ◎久闊を叙する…無沙汰を詫びる挨拶をする ◎痛快無比…比べようのないほど愉快で愉快でたまらないこと ◎吝嗇家…ケチ ◎幇間(ほうかん)…男芸者 ◎睥睨(へいげい)…じろりと見ること ◎玲瓏(れいろう)…玉などが透き通るように美しいさま ◎韜晦(とうかい)…自分の本心や才能、地位などを包み隠すこと。 ◎濡れ手で粟…骨を折らずに多くの利益を得ること ◎行方は杳として知れない ◎虚心坦懐…先入観を持たないニュートラルな状態のこと

    6
    投稿日: 2024.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっっっっと読み終わったぁぁあ!って感じだった。もう文章が難しいと言うか不思議すぎて半分くらいまで全然慣れず、何度も挫折しそうになった。特に難しい話でもないのになんだこの読みにくさはと‥でも、気づいたら独特な表現にも慣れてきて後半はスラスラ読めた。 主人公らの少し変わっているけどなんだかいそうな人柄が面白かった。男性の方は本当に不器用で応援したくなった。ファンタジーも少し混ざっていて私もこんな経験してみたいなーと思うところもあった。何はともあれ、ハッピーエンドでニヤけちゃった。 とにかく読み切った自分に拍手!

    2
    投稿日: 2024.08.02
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    とにかく著者の日本語の美しさにクラクラする 京都散歩したくなるなぁ この世にはオモチロイものがたくさんあるのね

    7
    投稿日: 2024.07.30
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    天然気質と逞しさと身軽さを持ち合わせ意図せず攻めまくる乙女。妄想と現実と夢の狭間で悶々と黒髪の彼女に心を寄せ不断の努力を惜しまない私。恋の行方を追いかけながら妄想空想的滑稽な出来事の数々に、にまにまほのぼのしてしまう。 明石さんではない黒髪の乙女と下鴨幽水荘の下宿人ではない私。そこにお馴染みの四畳半メンバーと新顔キャラ。なんとなく後回しにしてしまっていた作品ですがとても楽しく読みました。四畳半シリーズからは毎度、人生楽しむがよし、そんなメッセージを受け取り姿勢を正されます。マジメか笑!!

    10
    投稿日: 2024.07.22
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    森見さんの本初めて読みました、2年前くらいに森見さん作の本の映画化を見て急に読んでみたくなって今回初!語彙や表現の使い方が独特で新鮮でした。登場人物は本当に人間なのか?!とびっくりするような少し現実離れした様子も書かれていて不思議な感覚が味わえます

    1
    投稿日: 2024.07.21
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    学生時代にアニメを見て、記憶に残っていたため手に取った。 個人的には1話目の李白との飲み比べの話が好きだ。 表紙の女の子が赤い服を着ており、かつ話中にリンゴとダルマが何度も出てくるため、作品のイメージカラーは赤色だと勝手に思っている。 そのためか1話目の飲み屋街を練り歩く話は、私の頭の中では千と千尋のパパとママが豚になってしまう赤い提灯のぶら下がる街並みが思い浮かぶ。 そんな街中で奇跡的なすれ違いを繰り返す乙女と先輩が非常に面白い。 また「言葉遣いが気に入らない」という感想を目にしたが、私はこの言葉遣いがあってこその本作だと思う。 確かに「オモチロイ」なんて言葉は使いも見たこともないが、そのような言葉遣いのおかげで、なんとなく煌びやかでガヤガヤとした良い昭和時代の世界が作り上げられる。 まぁ当方平成生まれなので昭和時代の世界は本か映像でしか知らないのですが…… 最後に、この本を読めば、飲み会がより楽しくなる気がする。特に上野みたいな下町飲み屋での飲み会がね。

    7
    投稿日: 2024.07.16
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    京都に滞在しており、何となく京都が不思議な雰囲気をまとった町だと感じたことで本書の存在を思い出し、無性に読みたくなり、再読。 マジックリアリズムの世界と京都の町がよくマッチしている。 以前はマジックリアリズムを受け入れられなかったのだが、年を取ったからか突然その世界に触れてみたくなった。当時はファンタジーとごっちゃにしていたが、現実との境界を行ったり来たりするような独特の世界観は心地よさすら感じる。 そして、黒髪の乙女が何とも言えず愛らしい。キュンキュンしてしまう。 京都に実在するお店も出てきて、これまた楽しい。 以前(2017年)登録したのがハードカバーなので、文庫バージョンのこちらは改めて登録。

    2
    投稿日: 2024.07.15
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    作者による自慰的な作品。 文章が気取っていて臭い。それが美しければ良いのだが、徹頭徹尾美しくもない。 こんな文章を称賛している者もまた「こんな文章を読んでる私って素敵でしょ」と、自慰をしているに過ぎないと感じた。読む価値なし。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    恋愛に奥手な青年と天然純真な乙女による、大学生同士の恋愛(に至るまで?)を描いた青春小説、と言えばよくありそうな話ですが、とにかくこの作者の言い回しのセンスが卓越していて、一見堅苦しい単語が並んでると思いきや、物語の奇妙でシュールな展開と相まって、他の作品では見られないような実に面白味のある唯一無二の空気感を生み出しています。最初から最後までユーモアにあふれていて笑いながら読めるのですが、爽やかで微笑ましいラストで締めくくられていて、読後感も素晴らしかったです。京都好きならなおハマると思います。

    2
    投稿日: 2024.07.13
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    小説好きなら絶対に刺さるとか、独特な文章がコミカルで面白いとか。そんな前評判を目にしていたので、これを面白いと思えないとセンスがないんじゃないかと戦々恐々としながら読んだ。その上で勇気を持って感想を言う。 よく分からん笑。 確かに雰囲気は抜群に良い。京都の詳細な街並みだったり、程よいファンタジー要素だったり、世界観はたしかに魅力的。 だけど、ストーリーだったりセリフ回しが私には合わなかった。何より、ここ笑い所なんだろうなというシーンが悉く刺さらなかった。多分、笑いのツボが絶望的に合わないんだと思う……。 とは言っても、あくまで好みの問題レベル。流石本屋大賞2位の構成と文章力。客観的に良い作品なのは間違いない。

    35
    投稿日: 2024.07.07
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    「黒髪の乙女」のことは、読んでいて、可愛いくて好きになったし、先輩の頑張りを自分のことのように応援していた 特殊な世界観だったけど、没入できたし、素晴らしい作品だと思った

    2
    投稿日: 2024.07.05
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    オススメされて読んだ本。登場人物の入れ替わりが難しくて、あれ?って思うことが何度かあったけど、お互いの気持ちが交差していて、とても楽しい気持ちになった。出会いを大切に、小さな好機を逃さず、コツコツ頑張ろうと思える本!

    6
    投稿日: 2024.07.04
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    知ってる場所か多く出てきて風景が鮮明に脳裏に浮かんでくるので内容は親しみやすかった。だかしかし、古風というか普段読みなれないので表現が多くそちらのほうが読んでいて楽しく勉強になった。

    40
    投稿日: 2024.06.13
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    穏やかで可愛らしくてメルヘンチックだけど現実的で、京都の街中で鏡の国に入り込んでしまったような不思議な気持ちになる本。 主人公のいじらしい片想いも見どころだけど、なんと言っても電気ブランの飲み比べのシーンがお気に入り!つい自分も電気ブランを飲んでみたくなって、飲んでみると得意とは言えない和製ウイスキーで、自分はまだまだだなと思わせるところまでがこの本の醍醐味です!

    2
    投稿日: 2024.06.10
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    文学が好きな人はどっぷりハマる作品だと思います! ただ、読書初心者には情景を想像したりストーリーを思考するのは難しい作品だと思います!

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    東海オンエアの虫さんがおすすめしてたのをきっかけにずっと積読してあった本。何度とか読み進めたものの、使われてる言葉とか流れが私には難しく、何度も中断を繰り返してた。 でも読書が趣味になって改めて読み進めたら何とも面白くて面白くて!!森見登美彦さんって面白い本の書き方するんだなって感じられたし、青春っていいなあ、夜の街歩きたいなってそう思った。 人間味あふれる感情と言葉に魅了された!! 心が大人になってやっと読めた達成感がすごい!!

    13
    投稿日: 2024.06.07
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    第1章はあれよあれよと登場人物が出てくるわ話の方向性が掴めないわ、言い回しが独特だわで諦めのあの字が過ぎったけれど、突如展開される非現実的な世界観に引き込まれていった。特に第3章の点と点が繋がっていく感覚は爽快だった。「ワァ…!」とちいかわになった。

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    中学二年生の頃初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。私が森見登美彦作品を読み始める"きっかけ"になった本だ。 森見登美彦の癖のある文体と奇想天外な脳内、何故森見登美彦の描く大学生はこんなにも愛おしいのか... 大学二年になった今でも、何回と読み直している人生のバイブルの様な作品。

    8
    投稿日: 2024.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むの一体何回目だろうか、、、 いつまで経っても主人公が切ないし、 黒髪の乙女はオモチロイまま 自分の中でこんなに褪せない作品もないかも知れない ずっと思うわけじゃないけど、なにか読みたい 確実に気持ちがいいものが読みたいって思う時に思い出す作品 お酒を延々飲んだり鯉が竜巻に攫われたり 古本市で絶対に負けられない戦いを制したり 素敵な出会いをしたり 日常って周りをよく見ればそれこそオモチロイことばっかりなんじゃないかなって思う 退屈な日々をどう感じるか、退屈なままダラっと過ごすかオモチロくするかは自分次第 お友だちのお見舞いを優先するところと お昼をもりもり食べるところ 竜巻の果てに出会ってちゃんと手を伸ばすところ じんわりずっと好き

    2
    投稿日: 2024.05.19
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    ハイテンポカオス。摩訶不思議な世界観で、夢が現実かもよくわからないまま物語が展開されます。独特な文体や京都の古風な魅力など、雰囲気で楽しめる要素が豊富でした。腐れ大学生の捻くれ具合や相変わらず毅然としている樋口師匠がとても面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.05.17
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    豊富な語彙と固い言い回しで、どこかの文豪を彷彿とさせる独特な文体。ファンタジーと現実世界が融合したユーモラスな世界観。森見登美彦の作品は初めて読んだが、非常に「らしさ」が感じられ、おともだちパンチ、ナカメ作戦、オモチロイ、、など数々の楽しい表現に魅了された。また、個性溢れる愉快な仲間たちや奇怪なエピソードが、思わぬ形で繋がっており、点と点が線になるような感覚を楽しむことができた。登場人物はそれぞれ何者なのか?なぜそのようなことが起きた?等々、多くの謎が残っているものの、そんな奇想天外な不思議さ、訳のわからなさがまた面白い。京都の地名が多く出てくるため、地理感覚があったらより楽しめたのだろうと悔やまれる。

    2
    投稿日: 2024.05.11
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    以前読んだ時はキャラの濃さに胸焼けしてしまった記憶がありますが 今回は黒髪の乙女かわいい!と思いながら読むことができました。 みょうちくりんな登場人物が次々と出てきて繰り広げられるドタバタ劇。 そのごちゃごちゃ感が、大学生らしいというか。 なんだかちょっと懐かしくなりました。

    1
    投稿日: 2024.05.07
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    可愛い装丁とタイトルからは想像も出来ないくらい、奇想天外で摩訶不思議な物語。 夢か現実か、何なのか全然わかんないし、どこをどう進んでいるのか突拍子もない展開なんだけど、なんか読んじゃう。 なぜか止まらない。 好き嫌いハッキリ分かれる世界観かなと思うけど、私は大好きでした。

    3
    投稿日: 2024.05.05
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    とても好き。読んでいて心躍りました。そして、あの頃の自分は、とうしてピュアな感情を置き去りにして穿ってしまったのかを悔いました。 もしかしたら身近に樋口さんや羽貫さんはいたのかもしれない。

    1
    投稿日: 2024.05.05
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    パート毎に先輩と彼女どちら目線で話しているのか見分けるのに苦慮し、作品の魅力を十分に味わえなかった。

    0
    投稿日: 2024.04.29
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    AmazonUnlimitedで読了。昔流行ってなーと思いつつまだ読めていなかったので読みました。世界観が独特で読む人によってはハマらないかも。「ファンタジー」「青春」「京都」のミックスした内容で、わたしは舞台である京都大学近辺に住んだ経験があるため面白く読めました。登場人物はクセのある人間ばかりで、自分にはない感性を披露してくれています。こんなふうに日常を感じられたらいいなーと少し羨ましくなりました。

    10
    投稿日: 2024.04.21
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    はあ〜お腹いっぱい! ファンタジーで不思議な描写ばかりなのに、その情景が易々と想像できます。この物語と一緒に自分まで色々なところをひたすら歩き回っていた気分になりました。何だかとても楽しかったです。おともだちパンチ…オモチロイ…なむなむ…森見登美彦はなんてユーモラスな人なんだ…。

    2
    投稿日: 2024.04.21
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    文体が私には高度過ぎて、なかなか話に入り込めなかったです… ただ、内容は面白いと思いました。 そこで繋がるんだなというところがいくつもありました。

    0
    投稿日: 2024.04.20
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    京都を舞台にした奇想天外青春ストーリー 不思議っぷりにはまってしまいました。 京都だからこそ似合うこの世界観。 大学生のかわいくもおかしな恋の様子が、なんだかほほえましくて読んでいてとっても楽しかったです。 下鴨神社、糺の森‥またまた京都に行きたくなってたまらなくなっています。

    5
    投稿日: 2024.04.18
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    文体に馴染みがなく、読み進めるのに難儀した。しかし読み進めるうちに世界観に入り込んでいき、楽しめた。(辞書を引きつつ)育児中、子どもが寝た後に読んでいると、自分も物語と共に一夜の旅をしている感覚で満たされ、とても充実した読書時間となった。

    2
    投稿日: 2024.04.16
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    初めてこのような文体の本を読んだが、とても面白かった。最初は、なんだか頭に入ってきづらい文章だなと思いながら読んでいたが気づいたらおもしろくてページを捲る手が止まらなかった。 表現や言い回しがユニーク!!

    3
    投稿日: 2024.04.12
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    ふわふわしてどこか暖かくなるような世界観とキャラクター達。みんながみんな好き勝手幸せそうに生きていてこの本が大好きになった。

    3
    投稿日: 2024.04.10
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    自分を読書の世界へ引きずり込ませてくれた大切な本です。この文体、世界観に嵌ってしまったら最後、抜け出せなくなること間違いないです。 アニメ映画も出ているのでそちらも是非。

    1
    投稿日: 2024.04.03
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    とっても楽しかった!! 初めは文面?言葉遣い?に馴染めず、読み辛いと思っていたけど、10ページも読めば、面白さが勝って読了しました! 主人公の可愛さと、何でこんなことがーー!と思わされる場面が多く、最後まで飽きずに読むことが出来ました。 これだけ面白ければ、初版から16年経った今でも人気なのは納得です。 最初の文章の読み辛さを克服してしまえば、あとは面白さのみです。

    6
    投稿日: 2024.03.31