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千里眼 マジシャンの少女 完全版 クラシックシリーズ6
千里眼 マジシャンの少女 完全版 クラシックシリーズ6
松岡圭祐/KADOKAWA
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総合評価

14件)
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    600頁を超える作品。読み応えがあった。 カジノ構想を実現すべくお台場に巨大な施設が建設され、オープニングセレモニーに、日本一ツキがある男と、イカサマのプロが招待される。 騙し騙されの展開が繰り広げられる内容かと思いきや、テロリスト達と戦うダイ・ハード的な展開に。 黒幕は警察庁長官と警察庁刑事局長と警視総監というありえない展開すぎて若干ついていけない。 最後は潜水艦で黒幕どもを撃墜するなどアクションムービーみたいな展開に。   マジシャン紗希は前作の終わりに、マジシャンの世界大会にこれから出場し世界に羽ばたいていく描写で終わったのに、今作ではその大会で失敗してフリータのような生活をしている描写があり残念な肩透かしをくらった

    5
    投稿日: 2024.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや~ほんとに、最近の物語にはないくらい壮大な大風呂敷を広げてくれる。だからこそめちゃくちゃワクワクするし、あり得んだろ!と思うところもあるが、エンターテイメントとしては最高。

    0
    投稿日: 2023.02.24
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    雪山で遭難事故が発生した。休暇で訪れていた岬美由紀は救出に向かうが、現場に人影はなく雪崩に呑み込まれてしまう。折しも東京都知事は、お台場の巨大カジノ建設計画を発表。オープニングセレモニーには天才マジシャン少女、里見沙希が出演していた。ショーが始まったその時、銃声が轟き、会場は武装集団に占拠されてしまう。彼らの真の目的とは?最高のリーダビリティと称される。

    0
    投稿日: 2018.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    600p越えの長編。カジノを舞台にした籠城事件、潜水艦バトル、鬼芭阿諛子の再登場と見所盛りだくさん。始め読んだ時には「何じゃこりゃ」と思ったが、6冊目にもなるとこの何でもありのごった煮感が不思議に面白く思えてくる。次はどんな話なのだろうか?。続きは手に入れていないが、いつか読み進めたいと思う。

    0
    投稿日: 2017.08.25
  • 大量虐殺の物語から死人の出ない物語への転換点?

    これまでの千里眼シリーズを読んできた読者ならば、ははぁ、彼女が岬美由紀なんだな、と比較的早い段階から気づいてしまいます。 彼女の存在は、書かれていないのですが、このシリーズを読破してきた読者だからこそ、書いてはいないのに彼女の存在を理解できます。 その意味では、私はとても楽しめた作品でした。 また、前作までの大量の死人の出る物語展開から、本作品では、ほとんど死人の出ない、むしろ人命尊重の展開に変わっていることに気づきます。 万能鑑定士Qや特等添乗員αの世界観にもつながりを感じる作品となっていると思います。 そのためか、岬美由紀のスーパーウーマンぶりが、より一層に際立った作品だと思います。 大量虐殺がなかった分、暗い気分にならずに楽しめました。

    0
    投稿日: 2016.07.06
  • 臨床心理士・岬美由紀が活躍する千里眼クラシックシリーズ第6弾

    美由紀は休暇を取ってスキーに来ていた。そこに突然現れた自衛隊ヘリ。救難信号を受信したというので美由紀も同乗し、ホバリングするヘリから信号源付近にダイブする。しかし、そこには誰もおらず、呆然とする美由紀を雪崩が襲った。 東京では東京湾沖合に巨大アミューズメント施設が建設されていた。表向きはレジャー施設だったが、実は密かにカジノの建設が進められており、やがては法改正を果たしたい議員らが視察に訪れる。そこでは、実際のカジノ同様、現金のやりとりも行われるべきという意見をくみ、400億円の現金が倉庫に運び込まれていた。それは、これからはじまる大いなる陰謀の始まりだった。 途中まで読んでいて、明らかにそれまでの美由紀と言動が異なる美由紀と、どう考えてもただのアミューズメント施設の従業員には見えない女性が登場し、やや混乱を招きがちになる。その伏線が冒頭の雪崩事故であるが、そのつながりも決して無理はない。本作のキーマンはタイトルにもある「マジシャンの少女」と「落ちぶれた汚職刑事」で、いずれも美由紀顔負けの活躍を果たす。 それにしても、F15のパイロットまでは許すとしても、潜水艦の操艦指揮もこなせるなんてのはちょっとやり過ぎでは。どこまで万能キャラクターになってしまうんだろう、岬美由紀は。

    0
    投稿日: 2013.11.04
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    あれ?美由紀が全然出てこない…と、半分くらいまで読み進めて、タネがわかってしまったけど、小説ならではの仕掛けで面白かった。 政府が極秘で進めていたお台場カジノ施設の建設。その試験営業に呼ばれた都知事の息子の国会議員、警察のtop3、リストラ後に急にギャンブル運が上がった男、汚職の濡れ衣を着せられて警察を追われた男、一大舞台で失敗した天才少女マジシャン。しかしそこには大きな陰謀が動いていて、会場はテロリストに占拠されてしまう…

    0
    投稿日: 2013.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はカジノを日本に作る企みを阻止するというシンプルなお話。日本国内の中の話なのでいつもより壮大さはないけれどあっさりしてて読みやすかった。意外に私は最初から騙されなかったです。しかし雪崩の方法とか気になります。ダビデが国内の事だからか出なかった。。次回は出るかなとちょっと憎いけど楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.05.19
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    たまたまカジノで働いているというのはいかにも不自然ですが、ご都合主義はこのシリーズにつきものなので、よいです。

    0
    投稿日: 2012.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「マジシャンシリーズ」を先に読んでいて良かったです。 というか、千里眼シリーズよりもマジシャンシリーズ寄りの内容だったような。。。 かなり始めの方からモヤモヤした気分だったので、後半になってすっきりしました。

    0
    投稿日: 2012.02.11
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    8月-3。3.5点。 お台場カジノ計画。影で大きな陰謀が。岬の活躍が、だんだんバウアー並みに。 まあまあ。巻き込まれた中年二人がいい味。途中から薄々中身がわかった。

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    投稿日: 2011.08.08
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    「マジシャン」シリーズの里見沙希も登場する作品。 不可思議なことの多い前半から巨体カジノを舞台とした謎の武装組織からの逃避行や、クライマックスの潜水艇での戦いなど、スリルのあるストーリーの展開にあっという間に引き込まれページ数を気にせず読めてしまいました。 藍河・永幡といった中年キャラもいい味だしてます。

    0
    投稿日: 2010.08.13
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    美由紀とマジシャンシリーズのヒロイン、里見沙希の夢の共演!だから千里眼シリーズを読んでいない人は、これを読む前にマジシャンシリーズを読んでないと面白さ半減です。 話は常にスリル満点で、分厚いけれどすぐに読めちゃいます。

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    投稿日: 2009.12.09
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    小学館版を読んだ時から約3.5年経っており、お話のディテールは忘れていたものの、おおまかなあらすじは記憶にあったので、意外性とかハラドキ感はなし。それでも引き込まれて読みたくなるのは、さすがの松岡エンターテインメント。 ただ今回は、小学館版との違いがほとんどなくて、唯一クラシックシリーズとしての整合性の面で細部のつじつまあわせやってるだけじゃん。。。といった印象もあって、読感としては、小学館版を読んだ時のそれをそのまま転載しておくこととします。 >松岡ワールド三大シリーズ主人公の揃い踏みエンターテインメント小説として、安心して楽しめるお話でした。また人間物語としては、藍河という嵌められた元刑事が新たな登場人物として光っていました。 ただ今回の悪役は、いまひとつ迫力が不足していて、もうひとつバックに、メフィストあたりを絡ませてくれていたら、もっとハラハラドキドキ物語にもなったんじゃないかと思います。 (2009/1/22)

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    投稿日: 2009.01.28