
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
撮影初日に釘踏み抜くなど怪我 飛び上がって帰っていくシーンは毎回撮影 複数人で持ち上げる板から落ちる事何回も 中の下半身はビキニの水着、経費で落とせた ※税務署員の子供もウルトラマンのファン 上半身は裸 背中を丸めたスタイルはジェームス・ディーンから 子供の頃にバイトでネギの空中切り(蕎麦屋)
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ初代ウルトラマンのスーツアクター、ウルトラセブンのアマギ隊員役としてウルトラマンに関わった古谷さんの自伝。 スーツアクターなんて言葉がなかった時代、スタッフと試行錯誤してウルトラマンを作り上げる様子は読んでいて興奮させられる。映画に憧れ東宝ニューフェイスとしてデビューしテレビ作品に鞍替えした著者から見た当時の映画界やテレビも興味深い。 著者はウルトラセブン後に俳優を引退しイベントプロを立ち上げるが残念ながら失敗。そのあたりはまだ人に話せるほど気持ちが整理できていない様子。いつか話せるようになるといいな。 幼少期からこの本を書くきっかけのウルトラマン俳優たちとの再開まで、全編通して著者の素朴な人柄が伺える爽やかな文章で気持ちの良い読後感にさせてくれる一冊。
0投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログ悠里さんと毒蝮さんのラジオ、GG放談で知った本。そうか、ビンさんはウルトラマン辞めたかったんだ。と思った。ウルトラマンをもう一回見返したい。そしてビンさんの気持ちが入れ替わった所も見てみたい。
0投稿日: 2023.04.09唯一無二の貴重な体験談
「最初のウルトラマン」の中の人の貴重な経験談。色んなスタッフの人柄まで描かれていて、ファンにはたまらない内容。自分は怪獣デザイン担当・成田享さん(郷土の先輩だ!)の優しさを知れて良かった。古谷敏さんの素人っぽい文章が 逆に真面目で温かい性格をよく表していて一気に読ませてくれます。
1投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ『#ウルトラマンになった男』 ほぼ日書評 Day491 初代ウルトラマンのスーツアクターを務めた、古谷敏の著書。 やはり、本人による記述は迫力がある。一番怖いのは水。炎や爆発も熱くて怖いが、マスクに水が入って息ができなくなると、命の危険を感じるのだと。 ウルトラマンの着ぐるみも、大変だったが、一度試しに怪獣に入ってみたところ、立つことすらできない。それを着こなすアクターの凄さに感動。 順調に視聴率も伸び、現代に続くウルトラシリーズの第1作なのだが、俳優として顔の出ない役に葛藤し、何より肉体的な負担がものすごく、カットがかかりマスクを外しては吐く、といっても吐くのが辛いから食べ物を口に入れていない、仕方がないから黄色い胃液を吐いていた。 そんな中、降板を考えていたときに、ウルトラマンに夢中な子供達の声を聞く。 ワンクールを終えた頃、同期の女優に仮面が古谷の素顔に見えてきたと言われる。 「にせウルトラマン」の回で、他のアクターのウルトラマンに大きな違和感を覚える。 ウルトラマンは自分だ。着ぐるみの中に入っているのではなく、そのスーツを着て演技しているのだ。そう思えるようになる過程は感動的。 https://amzn.to/3BO6IQs
0投稿日: 2021.10.16
powered by ブクログビンさんの若い時の写真、すっごくカッコイイ。あれだけスリムなのと日々の鍛錬でウルトラマンは格好良かったんだな。
0投稿日: 2018.10.16
powered by ブクログウルトラマン本というよりは、古谷敏さんのまじめでやさしいお人柄が感じられる文章。もともとアマギ隊員ファンでしたが、ますますファンになりました。ステキです。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ古谷徹の内面が分かって面白かった。彼は、ウルトラマンになる事が、嬉しいだけと思っていたが、そうではない面があった事。また、他から、どう思われてきたかを知った事が、随分遅い事などがある、意外だった。
1投稿日: 2018.03.18子供たちが夢を育てるその手伝いをしよう
「胸~に 付け~てる マ~クは流星~」オープニングの主題歌のとき出演者の名前が順にクレジットされる。その一番最後はいつも「ウルトラマン 古谷 敏」の文字。この人がウルトラマンなのか、どんな人なんだろう。そしてその姿をボクらの前に見せてくれた「ウルトラセブン」でのウルトラ警備隊アマギ隊員。 歴史に残るスーパーヒーローを演じていた人。着ぐるみの中での過酷な撮影、顔を売ってナンボの俳優が素顔を出せない役。でもボクらはウルトラマンのその素顔がとても優しいことをなぜか知っていた。怪獣相手に闘っていてもその怪獣にすら寛容なことを知っていた。以前何かでウルトラマンの姿が仏像をモデルにしていたと知って少し納得したものだが、それだけじゃなかった。中に入っていた人が優しい人だったんだ。 「金城さん、最近怪獣を殺すの、嫌になってきました。何かもやもやして、やりきれなくなっていい演技ができない、そんな心境なんですよ。たまには殺さないで、宇宙に帰してやりたい。…」「ビンちゃん、わかったよ。考えておくよ」脚本の金城哲夫さんもちゃんとそういう話を作ってくれる。 私はリアルタイムでは少し後のウルトラ兄弟(エースとか)の世代なのだが、平日夕方に再放送で何度も見た初代ウルトラマンのほうが断然好きだった。初代は後にシリーズ化されるウルトラマンたちとは少しテイストが違う、なんか特別なんだ。近年だと「ウルトラマンマックス」が放映されていた時は毎週息子と一緒になって楽しんだ。わかる人にはわかるよね、この気持ち。あのテイストはきっと古谷敏さんの功績でもあったのだ。
1投稿日: 2017.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者はウルトラマンのスーツアクター。着ぐるみでの危険なシーンや苦労談など秘話満載である。また、隊員役に抜擢(つまり顔出しOK)されたウルトラセブンの裏話、その後、役者から裏方に転身していった人生航路も描かれる。人生の苦闘を経て一回り人間的に大きくなった著者。ウルトラマンファンなら読んで損はないと思うし、真摯に苦闘を重ねた人生論として読むのも良。
1投稿日: 2017.01.20
powered by ブクログ<目次> はじめに 第1章 ウルトラマンへの道 第2章 過酷な撮影現場 第3章 ウルトラセブン~独立 第4章 40年後 あとがき <内容> 逗子市立図書館
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ文章は素人くさい(かなりの部分を本人が書いているようだ)が、当時の写真やエピソードも多数でおもしろい。苦労の連続だったようだが、いつか再び日の当たる瞬間が来るんだな、という感じ。
0投稿日: 2014.09.28観てる方は気楽だったけど。
ウルトラマン本人でしか解らない、ウルトラマン視点の撮影現場が追体験できた。 現代では改善されている点もあるかもしれないけど、命がけの撮影環境だったんだと実感。 忘れちゃいけない怪獣役のアクターも、きっと同じような苦労をされたんでしょうね。
3投稿日: 2014.01.21昔は良い時代だったんですね
版権がうるさい昨今では考えられませんが、作者が独自にウルトラマンのショーを開催出来たというのは、新鮮な驚きでした。しかもウルトラマンに入っている役者はふつうの役者で、アクション俳優ではないというのも新鮮でした。確かにそういわれてみると初代ウルトラマンは少し違う動きをしているようにも見えます。こういった舞台裏を知りたい方には楽しい作品です!
4投稿日: 2014.01.02
powered by ブクログ私にとってのTV番組のルーツでもあるウルトラマンが放映されたのは1966年、もう45年も前なんですね。 いつも行っている図書館の返却棚で、ウルトラマンの横顔が眼に入りました。私は、まさに「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の世代なので、表紙を見た瞬間に手を出していました。 著者は、初代ウルトラマンを演じた古谷敏さん。彼は、ウルトラセブンではクールな知性派「アマギ隊員」でもありました。 本書では、古谷さんにしか書けない「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の製作にまつわるエピソードがそれこそ山のように紹介されています。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログ昭和の時代、日曜7時にちびっこをテレビに釘づけにした張本人、ウルトラマンのスーツアクター・古谷敏氏の自伝。 彼にしか語ることが出来ない、数々の苦労話や裏話は貴重である。 数十年、待ってた甲斐がありました!
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ今年はウルトラシリーズ誕生から45年です。 ボクらの世代では、やはり、オリジナルウルトラマンです。初代というか、第一次というか。 で、その中の人であったのが、この著者、古谷敏さんです。 読んでいて思うのは、俳優としては不遇だったのかもしれないけど、もぉ、いい人すぎるんじゃないの?ということ。 行間からいい人汁があふれてきてるのです。淡々と衒いなく活写されている、昭和40年代のあのころが、懐かしい。 誰かの悪口などはありません。が、一箇所だけ、古谷さんに対して態度の超悪かったスタッフのことがでてきますが、それは本人が怒る前に尊敬する監督が叱ってくれたということで、監督へのお礼になっています。 その他、イデ隊員の二瓶正也さんやアラシ隊員の石井伊吉さん、アキコ隊員の桜井浩子さんのことなどが、お礼の言葉とともに語られます。 タイトルからもわかるように、スーツアクターであっても、主役であり、これまでのウルトラマンを初め、その亜流までもの流れを決定づけたマンのことに紙数がさかれています。 アマギ隊員役で出演していたウルトラセブンのことは、あまり書かれてはいません。 といっても、自分がオリジナルであり、魁であるというようなエラそうなことは一言も書かれていません。やはり、繰り返されるのは失敗と葛藤と周囲への感謝の言葉。 苦労と言っても、ウルトラマンの水中撮影でスーツの中に水が入ってきて死にかけたとか・・・。 熱中症でいつも吐きながら演技をしていたとか・・・。 (ボクも学生時代にかなりやったので、身を持ってわかります) ほんとは、俳優を廃業し、成功していた会社も倒産し・・・もっと辛かったことは山ほどあったのだとおもいます。 でも、そんなことは全くスルーされています。 本当に心優しいヒーローだったんだなあ。 YouTubeで古谷敏さんの出版記念パーティーが観られます。 これを観ただけで、彼のすばらしさがわかります。 まだまだ、格好いいんで、俳優として観てみたいです。
0投稿日: 2011.06.04
powered by ブクログ始めは不本意な仕事だったかもしれない。 でも、それにどう誠実に対処できるかで人生は大きく変わる。 著者の古谷敏はウルトラマンによって人生が動きだし、そしてそれを見た子供達の人生も動き出した。 まるで、ウルトラマンが古谷敏を選んだような、そんな奇跡。 文章は平易で決してうまくはないけど、本心が気持をこめて書いているので、1章毎深く感動できる。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログウルトラマンの中の人、古屋敏さんの回想録です。マスクの中で泣きながら一生懸命演技されていたご様子に心を打たれます。そして努力が実ってセブンでは念願の隊員役になられました。180センチのステキなかたで、中の人を見ちゃっても夢が壊れませんでした。
0投稿日: 2010.09.08
powered by ブクログ初代ウルトラマンを演じきった古谷敏氏が、とても過酷だった撮影現場を今、振り返る。それにしても、もどしながらの撮影とは、ものすごいエピソ−ドです。今は、もっと快適なのだろうか?ラジオ番組でおなじみの大沢悠里アナウンサーの若き日の写真にはびっくり。
0投稿日: 2010.05.30
powered by ブクログウルトラマンを演じた古谷敏さんの自伝。 何気なく読みはじめて、ぐいぐい引き込まれて 気がついたら一晩で読了。 ウルトラマンや怪獣の中の人の苦労や 当時の役者さんやスタフのつながり。 さわやかな読後感。 良い本。演じていたのが古谷さんでなかったら どうなっていたのか。中の人は大事ですね。
0投稿日: 2010.04.10
powered by ブクログ古谷敏のこの本を読んで、成田亨がいかに彼の肉体を気に入っていたのかが伝わってきた。スーツアクターの苦悩はいろいろ耳にしていたが、それよりもこのウルトラマンの造形を作った成田の思い入れを再認識できたのがうれしい。三鷹でやっていた成田亨の展覧会、同じ時期に見に行ってたんだ。
0投稿日: 2010.03.21
powered by ブクログ初代ウルトラマンのスーツアクター古谷敏氏の回顧録。 メロドラマ映画の主役を目指し、役者の世界に飛び込んだ若者が顔を見せない配役に選ばれる。その葛藤はこの本だけでは語り尽くせないと思う。それでも、彼は仲間や子供たちの笑顔に支えられ、自分だけのウルトラマンを創り出す。 しかし、彼のピークはそこまでだった。 ウルトラマンが終了後の俳優業引退、起業、結婚、消息不明のことについて、多くを語っていない。つらい、不器用な人生を送ってたんだろうと察する。 でも、彼はウルトラマンでの苦労があったから、昔の仲間の後押しで、再び表舞台に帰ってくることができた。その結果が、この本だ。 不本意な仕事・人生だったけど、その努力は誰かが見てくれている。ウルトラマンの撮影秘話も興味深いが、彼のおとぎ話のような人生に感動した。
0投稿日: 2010.02.09
powered by ブクログ2010.01.24 日本経済新聞に掲載されました。 初代ウルトラマンのスーツアクター。 回顧録。
0投稿日: 2010.01.24
