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総合評価

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  • けっして聖人君主ではない劉秀の魅力が光る

    歴史小説というより娯楽小説として読むと充分楽しめる。 力士都がキーパーソン過ぎてしまうのが玉に傷だが、宮城谷氏の『草原の風』を読んだ時に謎であった郭皇后廃位の理由や無能な鄧禹を厚遇する理由がよくわかった。 劉秀も実に人間臭くていい。 中華統一を成し遂げるような人物ならこれぐらいのしたたかさはあって当然だろう。

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    投稿日: 2017.08.12
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    文庫で3巻は長かった。が、これが中国の歴史小説の特徴なんだから仕方なし。 昨年は「項羽と劉邦」全3巻(司馬遼太郎)を読了した。こちらは漢(前漢)を読んだ。劉邦が激しい戦いに勝利をしていかに漢を興隆したかのストーリー。 今回はその前漢が滅び、王莽が新朝を建国したところからストーリーが始まる。劉秀(のちの光武帝)の若い時代から即位するまでの一連の歴史が描かれている。 驚いたのはその争いのきっかけが酒蔵のお母さんである呂母が、息子をあらぬ罪で殺害された仕返しを県令に行ったのがことであること。 また当時の武器の様子や、曲芸団や運輸業者が兵器の移送に関与していたことなど、西暦20年ごろとしては驚くほどの進化が見て取れる。(卑弥呼が出る200年も前!) この後漢は三国志の時代に滅びることとなるが、こちらは読了しているので、次に読みたい中国歴史小説は随や唐の時代かな。そのあたりの小説があったら教えて欲しいです。

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    投稿日: 2012.09.03
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    最終巻 結構順風に進んでいく 史実だから仕方ないか? 蓬莱(日本)を目指す脇役(力士都など)が日本人作者の作品か 中国史にしては少し地味かもしれない

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    投稿日: 2012.03.14
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    完結編。結構、「これで終わり?」って感じのあっけない終わり方。ちょっと残念。「矍鑠」の語源となった?(他の人だったかな?)、馬援が殆ど出てこないのが非常に残念。出来れば、天下を取った後の馬援の話とか、「隴を得て蜀を望む」のくだりがあったら良かったのに・・・

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    投稿日: 2006.08.20