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モルヒネ
モルヒネ
安達千夏/祥伝社
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総合評価

183件)
2.7
10
22
71
51
17
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    「生」「死」に対する観念、主人公で医療にも関わっている女性は本作の中で印象に残る言葉を残していた。印象に残る、つまるところ恐らくは一般的な生死に関する考えとは真反対なのである。それは結局のところ作者の心理を反映している的なことが末尾で他者によって語られていた、深くは知らないがそうなのであろうし、そのように作者の背景、人生が小説の中に現れるということがAIにはできない趣をうんでいる。話の展開としては終盤に向けて少し物足りなさを感じたものの、様々に考えさせられるところがあった。純粋な医療、恋愛物とは言えないが、こういった小説は残るべきだと思う。

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    全くもって泣けなかった。死を目前にしたピアニストが、一度捨てた元恋人の前に現れ、ヒロインが翻弄されていくお話。叙情過ぎて読みにくかったな。 ただ、小久保さんの最期と奥さんの看取り方には心打たれた。終末医療を考えるいいきっかけにはなりました。

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    重ねるほど霧が晴れ、微睡がなくなる本 見切りをつけましたと澄ましながら、悪あがきをやめられない。これを努力と人はいう。達成感を得られない種類の人間の際限ない自己懲罰を。他人が認める美しさや価値を鵜呑みにできず、ひたすら己が求める欲に純粋に生きる。死という幸福は、この種類の人間に与えるべき。 例えの言葉選びが好き。ある程度成長した大人のおもちゃ箱から取ってつけた様な正常でありつつ奇才な言葉。 贅沢を知らないもので、貧乏の自覚症状がはっきりしません。私に言い換えるなら、愛を知らないので、受け取っている自覚がありません。 可能な限りの誠実さを込めて言い訳した。なるべく自分にとって腑に落ちる様にと付け加えたい。 たまに、誰にも話さないと決めた秘密を口滑らせたくなる時がある。 トンカチ同士がぶつかり合う様な掛け合いと乾いた土が互いにひしめき合う様な心地よさ 私より先に死ぬ人は、大っ嫌い。看取られたいわけではなく、看取りたくない。死人は無責任だから。大切なカケラを私の記憶という忌まわしい流れに散りばりながら這いつくばってくる。大切な存在を作る事は、自分に向かってナイフを突きつけるのと同等だと思う。 大切な人が溺死したら、場所を選ばずその人に触れられる。 羨ましいなんて言葉を向けるのはきっと波紋を呼ぶだろうけれど、誰でもよくない人肌を求められる事に心底嫉妬する。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    ただただ、 泣きながら読んだことを覚えている。 モルヒネという言葉が 鎮痛薬であることは分かっていて読んだ記憶もある。 また読んでみようかな。 泣きたいわけじゃないけれど、 あの時の私と、今の私は 痛みの感度が随分と変わった気がする。

    1
    投稿日: 2025.02.18
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    読む力が必要な作品なのかな。比喩表現や鉤括弧のない登場人物の会話、回想、ふと力を抜いてしまうと急に話がわからなくなってしまう本という印象。 でも、看取り、死生観、死の選び方などとても良い作品。

    0
    投稿日: 2024.07.17
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    少しレベル高かったかも。 漢字や言葉の選び方、長瀬に対する見方が最初と途中からでは少し違って見えた。

    1
    投稿日: 2024.02.18
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    婚約中の女性が、かつて邪険にされた元恋人の末期癌に付きそうという、ちょっと理解に苦しむ設定の話。取り澄ましたシュールな文章で不思議な世界を描いている。

    1
    投稿日: 2024.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切なかった。 姉が死んだ真紀の気持ち、婚約者に無意識的なのか他の男性に執着されている長瀬の気持ち、かつての恋人に会いに来たが最終的には1人を選んだヒデの気持ち。

    0
    投稿日: 2024.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常の中に死が紛れ込んでいる。 そんなふたりが再び出会ったなら。 最後のシーンは過去と未来をつなぐヒデの想いが垣間見える。 オランダでヒデとはぐれてしまった後、主人公はその足跡を辿った。 追ってもそこに彼はいない。 街の中で道行く人の中にも見つけられない。 日本へ戻る飛行機で記憶の中の彼の言葉に気づいたときにまとわりついていたものが一つ剥がれ落ちる。 主人公を生かしていたのもまた誰かの死だった。 そこには希望も含有されていた。 日常はそんな別れも忘れさせてゆくけれど。

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    登場人物みなさん繊細であった。 生と死と、愛と孤独と、 相反するけれど、対極しているけれど、 どちらも本当で、どちらも持っている。

    0
    投稿日: 2022.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    決して明るい本ではないが、感情移入できた。 ヒデが何故現れたのか、きっとこれが全てではないんだろうけど、32になるまで死ねないように、邪魔された。 伏線に気づかず、、悔しいけど衝撃泣いた

    0
    投稿日: 2021.06.17
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    表現が独特で、たまにはっとさせられるような綺麗な言葉を見つけられた。欠片を散りばめるのが上手い。比喩が多い文体だった。死生観や安楽死について考えさせられる物語で、全体的に暗くて物静かな雰囲気。でもちょっと私には合わなかったかな。もう少し軽くてシンプルな文の方が好きかも。

    0
    投稿日: 2021.04.03
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    出版社のせいか、読みにくかった。 生死についての難しいお題で、死を考えさせられた。 長瀬院長となぜ婚約してるのかが疑問に残った。 表現の仕方が独特で比喩的部分が多い作品だった。

    0
    投稿日: 2021.03.15
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    評価が分かれるタイプの本ですが、私は好きです。 自分の心の暗い部分に引きづられながら、人生を謳歌することも能動的に死ぬこともできない毎日を送っている人は実は少なく無いのでは無いでしょうか。 そんな人にとっては良い本だと思います。

    0
    投稿日: 2020.06.09
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    昔から気になってた本で、、やっと読んだ。 想像していた内容とは感じが違った。 最初のうちは、なんか分かるって思てたけど読むうちに分からなくなり‥ 難しかった。 ちょっとダークな感じ。

    2
    投稿日: 2019.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半に進むにつれて読み進めたくなる気持ちは高ぶったが、誰が話をしているのかが私にはわかりづらく、それ故に登場人物の相関関係が掴み辛かった。 ただ、如何なる時でも自然に死を迎えるまで生きるべきなのか? 医療行為を受ける事自体が命を操作していて、その延長線上に安楽死があるのか? 自分なら...それが自分にとって大切な人なら...私には答えが見出せない。 説明 内容(「BOOK」データベースより) 在宅医療の医師・藤原真紀の前に、元恋人の倉橋克秀が七年ぶりに現われた。ピアニストとして海外留学するため姿を消した彼がなぜ?真紀には婚約者がいたが、かつて心の傷を唯ひとり共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。やがて、克秀は余命三ヶ月の末期癌であることが発覚。悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた…。すばる文学賞作家が描く、感動の恋愛長編。

    2
    投稿日: 2019.07.19
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    在宅医療、緩和ケア、尊厳死、看取り、家族ケア、、福祉的視点から興味を持ち読み始めました。在宅で看取る家族の悩みや不安、それでも最善の医療を選択し、幸せに逝ってほしいと思う気持ち、1つの例としてとてもリアルだと思いました。恋愛小説と言えども、恋愛小説感は薄いです。安達さんの本は初めて読みましたが、回りくどさがあるというか、私にとっては少し読みづらかったです。しかし、印象的なフレーズや表現がたくさんあり、とても考えさせられる一冊でした。

    0
    投稿日: 2019.04.30
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    叙情的な描写が多くそれを好きな人には好みの文章だと思う。話している人が突然変わったり、時間経過、場所の変化のスピードが急変する独特の文章は自分にはあまり合わなかった。個人的には星2つですが、好みによるのだろうと思い星3つにしておきます。悲しみがずっと根底に流れてはいますが、恋愛小説でした。水の情景を何度も思いながら読みました。

    0
    投稿日: 2019.03.23
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    やっと読み終えた!主人公の感情、描かれてる背景を凄く丁寧に丁寧に表したいのは分かるんだけど・・・丁寧な言い回しが回し過ぎて(汗)長々とし過ぎちゃって、困った(笑)なんというか・・・言葉を並べすぎちゃったみたいな。だから、全然、物語に入れずに終わった。幼少期の辛い出来事、余命幾ばくかの別れた元カレ、婚約者、在宅医療・・・人の死、自分の抱えてる闇・・・どれも中途半端に終わってしまったかなぁ。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分を棄てて夢を追って行っちゃった男が、余命数ヶ月で目の前に現れたからって、婚約者のいる女性が心を揺さぶられちゃったりしないでしょ?と、思いたいものだけど、それがあるらしいんだな、これがw まあ、数ヶ月でいなくなっちゃうからこそなんでしょうけどね? このふたりには、かなりモヤモヤとした気分にさせられましたが、婚約者が素晴らしく寛大で良い人でホントによかったわ〜!! ちゃんと幸せになってね!とエールを送りたくなりましたw

    0
    投稿日: 2019.01.06
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    書店での紹介に惹かれ購入しました。 冒頭や、所々によい部分、文章がありましたが、概ね何を伝えたいのかがよくわからず、私には合いませんでした。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    帯に惹かれて購入し読みました。 言葉の使い方はとても素敵な作家さんだと思います。 でも、それだけでした…

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    死について考えさせられる小説。 所々の比喩や、真紀とヒデの会話のやり取りの描き方が 上手いなと感じた。

    0
    投稿日: 2018.06.26
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    表現力がもの凄い、文章力もめちゃくちゃ高い。それは分かるんだけど、まず自分にはこの文体がなかなか肌に合わなかった……ようやく慣れてきたかなと思ったところで、今度は主人公の「私」が自分にとってもの凄くなんかこう……いけ好かない女性像の代表みたいな行動を取るもんで、これまた好みに合わなかった……笑 本屋で買ったときに恋愛小説、って紹介のされ方をしてた気がするけど、個人的には死生観(?)から一切目を逸らさずに向き合った作品、っていう印象の方が強い。安楽死とか尊厳死とか、両親が存命な自分もいつか選択を迫られたりするのかなって思うと気分が沈むけど、その薄暗い印象こそがこの小説の魅力なんじゃないかな。星4と迷ったんですけど……んー……やっぱり文体と主人公が苦手!笑

    0
    投稿日: 2018.02.22
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    幼児虐待 死 自然死 尊厳死 安楽死 医師 モルヒネ ホスピス 脳腫瘍 ガン ピアノ バッハ レオンハルト アムステルダム スキポール空港 コンセルトヘボウ

    0
    投稿日: 2017.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死ぬために医者になり、死に憧れながらもちゃっかり婚約者までいる状況下で、死にかけの元彼と浮気をし、さらに海外にまで飛んで行ってしまう、意味の分からない女性が主人公の話。 これほどまでに感情移入出来ない主人公も、相手も珍しかった。 人生を戯曲か何かと勘違いしてるような言い回しがお互い多く、真意が本当に伝わっているのか不安になるレベル。伝わっていたから、彼らは「恋人」だったのだろうけれど、伝わっていなかったから彼との別れは二度とも「失踪」だったのではないだろうか。 冒頭の姉の死と、167P~171Pのやりとりはとても良かったが、あとの全てが蛇足に感じる。 「意識を失ってなきゃ耐えられない状態なんて、もう俺自身であるとは思えない。耐える理由もない。」 こう切望するヒデの言葉に、ただの医者でも掛けられる程度の言い訳じみた言葉しか返さなかった主人公に失望した。さらに海外に着いていくと言い出したものだから、こっちがついていけなくなった。 表現方法が独特で、はっとするほど綺麗な言い回しがあり、その点だけに☆+1。

    0
    投稿日: 2017.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ーーー 在宅医療の医師・藤原真紀の前に、元恋人の倉橋克秀が七年ぶりに現れた。ピアニストとして海外留学するため姿を消した彼がなぜ? まきには婚約者がいたが、かつて心の傷を唯ひとり共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。やがて、克秀は余命三ヶ月の末期癌であることが発覚。悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた…。すばる文学賞作家が描く、感動の恋愛長編!

    0
    投稿日: 2017.05.09
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    筆者が何をテーマにし、何をこの小説を通して読者に伝えたかったのか、私にはさっぱり分かりませんでした。 読解力が足らないのでしょう。

    0
    投稿日: 2015.09.21
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    「思い出は、閃光のように突然に意識を貫き駆けまわるけれど、私を傷つけはしない。記憶は安全だ。過ぎた時間は戻らない。命を落とした姉が、二度と死ぬことはない。 」 母の死。姉の死。かつて愛した男の死。 どうして私の好きな人はみんな先に死んでしまうんだろうというやり切れなさ。私も味わったことがある。死という避けられない課題をすがるように夢見るように追い続ける主人公が、運命的に死へと歩み続ける元彼の姿に、その恐怖や失っていくものを見せつけられ、生きているということはそれだけで手放さなくて良い可能性を秘めていることに気づかされていく大人の成長記。 綴られている言葉の全てが突き刺さって、涙があふれてしまいそうだった。 家族が死ぬって、どう乗り越えればいいのだろうか。 それが自分で解決できるまで、乗り越えられる自信がつくまで、家族には死ぬのを待っていて欲しいなとも思った。

    1
    投稿日: 2015.02.17
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    読んだのは3度目ですが、やっぱり好きですこの小説。 ただ3度読んでも、恋愛小説といえるほど恋愛が主題になっているとは思えない(笑) どちらかといえば、尊厳死や安楽死について考えさせられる話だと認識しています。 わたしもあんな風に、毅然とした態度で人を看取ることができればと思うけど、きっと愛する人にはどんな形でも長生きしてほしいと延命措置を望むのだろうなあと毎回考えてしまう。

    0
    投稿日: 2014.10.27
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    32歳まで生きられない。いつでも死ぬことが出来るように医師になった。他人のために忙しくしていたら、死ぬのは後回しでよくなった。明るい側で生きている人と一緒にいれば頑張れるけど、暗い側の方が居心地がいい。そうやって逃げるけど、結局生きるためには明るい側に戻ってこなくちゃいけない。32歳になった。

    0
    投稿日: 2014.09.28
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    死を前にした弱さや、強がり。 昔の恋人という関係性に甘えてしまう姿などはリアルに思えた。 結局私は必要とされなかったという主人公の言葉は、むしろ必要とされたことへの喜びと、最終的な場面を見させられなかったという安堵に思える。 彼女は、必要とされなかったのではなく、必要とされたからこそそこにいたのであり、大切にされたからこそ、死ではなく、人為的な別離が選択された。その意味で彼女が特別な存在であることは間違いない。 死していなくなることと、行方不明で会えないということ。 会えないという現象の点ではどちらも同じだ。 受け取る側の解釈が違うだけ。 彼女に会うという選択をしたのは、男の弱さと身勝手さだが、それが彼女にとっても幸せなことであったことは間違いない。 生きているということは、生まれた瞬間から延命されているということだ。

    0
    投稿日: 2014.08.07
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    面白くなかったなぁ。 流し読みした中で、この言葉だけすごく考えさせられたから備忘のためのメモ。 「不安心理と愛情を混同するな。 会いたいのは、愛情からではなく、自分の不安を鎮めんがための欲求にすぎない」

    0
    投稿日: 2014.06.01
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    自由なようで、自由じゃない。 推理小説ばっかり読むせいか、 なかなか入り込めず。 P226らへんからよかった。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    ストーリーは面白かった。主人公の過去の傷や今抱えている虚無感、虚無感とないまぜの使命感。親しい人の死と向き合う姿や、過去の亡霊を切り捨てる勇気など、共感できる部分は多い。しかし、文体がわかりにくい。現在の会話、心理描写、過去の会話のかき分けがはっきりしておらず、誰の何時の発言なのかが、わかりにくい事が、しばしば。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    人の死を扱った小説はごまんとある。 だけど、この小説が持つ雰囲気の重みは…なんといっていいやら。 倫理観については他の小説より掘り下げてる気がする。 とにかく重い。 けど「泣かせよう」とした小説でないのがとてもいい。実際、泣ける類のものじゃない。 人の死を扱った小説は、少なからず読者を泣かせようとする意図が汲み取れるものが多いから。 考えさせられる1冊です。 読んでも時間の無駄ではないかなあ 真紀の母親とか姉のエピソードはちょっと怖くて、狂気じみてる気がする。かなり特異な環境。 でもそれがこの小説を引き立ててるんだろうなあ、きっと。 ちょっと表現法、言い回しが私には合いません。 言い回しがくどくて、わかりづらい。 ストーリーが追いづらい。 失踪した恋人が現れる場面とか、わけがわからず何度も何度も読み直してしまったよ。 しかしラストの終わり方はなんとも好みです。 自分が書くのでも、きっとこういう終わり方にするだろうな^ ^

    0
    投稿日: 2014.02.04
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    死ぬのが怖いです。 大切な人が、死ぬことも、考えたくもありません。 きっと私は日向が好きなのです。 だから、主人公にも、日向を歩いて欲しかった。痛い、悲しいというよりは、ゆるせなかった。

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新聞広告に載っていたのを見て図書館にて借りました。 元彼があと2.3ヶ月の命。 医師として、友として。

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    死と向き合うというよりは、自分の居場所を見つけられないが為に他人の死にも敏感はヒロイン。 常に自分の死に場所をも探し続けながら生きている。 身近な他人の死を幼い頃とは違った形で受け入れることによって初めて死に対しておおらかになる。 死に対しておおらかになって初めて他人の優しさに気づくのかなと思わせる。 安楽死や尊厳死についても考えさせられる作品でもある。

    0
    投稿日: 2013.08.26
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    あんまり覚えてないなー高校生の時に読んだんだけど。 泣いた記憶と、やたらボルボに乗ってた記憶が残ってる。

    0
    投稿日: 2013.06.14
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    「うずくまって泣きました。。。」 というポップに惹かれて衝動買い。 でも読んだあと「違う」と思った。 なんだろ… うずくまって泣く、というような外的な行動には昇華されないと思うんだけど。 もっと内的な「痛み」のイメージ。 一人で心の中で感じて、耐える、痛み。 私はカタい文体とか白黒はっきりするものが好きだから こういう叙情的でふわふわした文章は苦手なんだけど これはすごくよかった。 「死」の暗さと恋愛のせつなさが重なって、 どうしようもない思いにかられる。 かなりの変化球だけど、 やっぱり「恋愛小説」だと思った。私は。 『モルヒネ』。 タイトルがいいね。 この言葉の持つ重い印象とか苦しさ、 そして「死」のイメージが 読んでる間ずっとつきまとって文章に意味を与えてる。 「不安真理と愛情を混同するな」 若い頃のヒデの言葉。 違う、と大きな声で否定したいけど、 論理的に反論はできない。 これを言った本人は本当にどうしようもなくなったとき 昔の恋人を頼ったわけだけど、 それはどっちの心理かと考えると、どっちにでも解釈できる。 さらりと書かれたこの文章がちくりと刺さったのは 誰もが経験したことがあってでも目をつぶってきた、 とても人間的なものだから、だと思う。

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    誰かに公然と説明できたり胸を張れる気持ちでも状況でもないのだと思う。けれど純粋と思う。人の命を止めも引き延ばしもするモルヒネが抽象するものについて考える。やるせないラスト、でも個人的に終わり方がとても好きなのです。心にずっととどまっているお話。

    1
    投稿日: 2013.03.26
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    小説としてはありかと。私はこういう恋愛小説はふーん…という感情しかもてないなあ。先は読めるがきれいにまとまっていた。

    0
    投稿日: 2013.02.25
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    無音がよく似合う。 この本を読んだ人はちょっと不思議に思うかもしれないが俺にはこの本を読んでいて常に無音を感じ続けた。それは真紀の心なのかもしれないと感じた。どこか音のない世界にただいるだけのために生きていく真紀。その世界に唯一存在を感じることができたヒデとの間にいろいろな想いが伝わってきた。 完全に俺の感性だけどなwでも、二人の関係性にちょっと惹かれたりもする。ただそれでも俺は長瀬のようにしかなれないと思う。そんな中で読者としてみるとどこか不思議な魅力があったりして。 個人的には難しい話だと思うしちょっと読みにくいかも?ただ考えさせられることもがかなりあった。どこか共感できないところもなぜか惹かれたりして。

    2
    投稿日: 2012.12.05
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    幼い頃に母親に先告立たれ姉を亡くし、二人の死の要因となった父親とは縁を切りホスピス治療にあたる医院に勤める女性医師の話。死んでゆくこと、死にゆく近しい人を見送ること、尊厳死と安楽死の違いなど、作品全体を通してずっと「死」について語っている。そもそも悲しい生い立ちで後に出会う暖い人たちの心の発する熱で暖を取ってかろうじて生きてきた女性が大人になり死を扱う職につき大切な人を見送ることになり自分を見つめ直し再生してゆく話。全体的に沈んだ雰囲気で読んでいて悲しかったけれど、彼女の周囲の人たちが優しいのと前を向いた感じで完結するので読後感は暗くないです。

    1
    投稿日: 2012.12.04
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    独特な台詞回しが最初は読みづらく感じましたが、進むにつれ逆に流れるように読むことが出来ました。 題名から連想していた内容とはかなり違ったのですが、最後まで読んでやはりこの題名だなと感じました。 永遠のテーマであろう『愛と死』について考えさせられる一冊です。 ただ世界観が独特なので好き嫌いは別れそう。

    0
    投稿日: 2012.09.27
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    幼い頃に母が自殺し、姉は父に殺された。その後、医者の養女として育った真紀は、死ぬために医者になり、死に向かって生きている。そんな真紀の前に、かつての恋人ヒデが7年振りに姿を現した。しかし彼は末期癌に侵され、すでに余命3ヶ月であった…。 読みにくい、というか、登場人物に同調しにくい小説であった。真紀も、ヒデ(ヒデは特に、最後までどうもいけ好かない感じが抜けないままであった)も、院長を含めた病院スタッフも、何だか、う~ん。

    0
    投稿日: 2012.09.19
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    悩みたくて悩んでる人は勝手に悩んでいればいいと思うけど、その人をすきになっちゃった人はつらいだろうな。それにもしそれに気づかないで一緒にいるなら道化みたいで悲しい。

    0
    投稿日: 2012.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きだった姉の死、自殺した母 なによりも憎き父を警察に突き出した私。 在宅介護で日々に追われる真紀の元に、昔の恋人だったヒデが姿を現した理由は 彼自身が末期がんに冒されていたからだった。 彼の残り少ない人生、多忙な婚約者との間に揺れる想い 婚約者ではなく、ヒデにだけ打ち明けていた自分の生い立ちと過去。 あ~恋愛以上の愛だ。 余命残りわずかって本人はきっと延命を必要以上に望むことなく 残された時間を自由に静かに過ごしたいという願いとは裏腹に きっと周りの人はもっと生きてほしいって願うよね絶対~。 死は誰にだって訪れるのはわかっているけれど わかっていても大切なものが死んでいくのはやっぱりつらいよね~。 流れるような女性らしいやわらかな文章っていいね)^o^(

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    もっともっと深く落ち込んでいくものじゃないのかなぁ。 わかるけどさ。 なんか、なりきれてない感じがするのです。

    0
    投稿日: 2012.06.25
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    筋書きは面白いと思うのに ちっとも読み進まなくて 結末にさえ興味を持てなくなってしまい 八割くらい読んで終わり 言い回しが苦手 肌が合わない感じ

    1
    投稿日: 2012.06.02
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    生きながら死んでいる主人公が死を目前にした昔の恋人と再会する話。 死生感をどう捉えるかによって、感動もするかもしれない。 ただ、実際に家族を自分の責任で死なせ、ひとりで看取った過去を持つ人にとったら、死の表面をなでただけのような感じにも読める。 心を抉るほど苦しくなく、心が救われるほど晴れやかでもない。 死がテーマなのか、愛がテーマなのか。 また心持ちが変わったら読んでみよう。

    0
    投稿日: 2012.05.09
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    在宅医療の医師、真紀の前に、もと恋人が7年ぶりに現れる話。 しかし、その元恋人は余命3ヶ月の末期癌であった。 末期癌患者の疼痛緩和で使われる「モルヒネ」を話の軸としてストーリーが展開し、愛と、残りの命を考える作品でした。

    0
    投稿日: 2012.05.04
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    自殺した母親、父親に殺された姉。 幼少時のそういった経験から、常に「死」を考えている、 在宅医療医師の主人公の女性。 院長という婚約者もいる彼女の前に、7年前突然いなくなった 元恋人が患者として現れ・・・ そんなお話。 うーん、やっぱ女性の書く本ってちょっと分からないなぁ~ 女性が読めば共感するところも多々あるのかも。 こういう気持ちの揺れ、結果的に取ってしまう行動とか 俺にはよー分からん。。。 それと、登場人物の言葉が「」だけでなく、ト書きの部分に 書かれてて、あ、ここも会話になってたんだ、って思ったり。 場面や回想が区切りもなく切り替わったり。 そういうところがあったせいかなぁ~ どうも物語りにのめりこむことが出来なかったな。 唯一気に入ったのは、坂本という人物。 この人からは、「あたたかさ」を感じられたなぁ。 物語を読む時って、こういう温度感を感じられるかどうかって とっても大きいと思うんだよね~ じゃなきゃ、リアルさを感じられんけんね。

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    投稿日: 2012.05.01
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    なんか元気がない時に読みたくなる1冊。 決して明るい作品ではないので、元気が出るわけではないのですが落ち着く・・・というか。 情熱的な小説よりも、こういう静かな恋愛小説が好き。

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    投稿日: 2012.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    * この小説を読んで「死」に対する漠然とした思いが少しだけ変わった さらさらと流れるような文章だけれどもひとつひとつの言葉が重みを持っていて 油断していると心臓をぎゅっと握りしめられるような 誰もが死というものに対して恐怖を持っているけれど 死というものは思っているよりもっと身近で いつも隣にいて 決して怖いものではない もしかしたら人は生まれた時に死をも受け入れてしまっているのではないのだろうか と思わせられるような話でした 全ての

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    投稿日: 2012.03.24
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    @yonda4 書店のPOPに「むせび泣きました」って書いてるから、むせび泣きたい訳ではないけど、購入。 全然むせび泣く内容ではなく、金返せと怒りに打ち震えて泣いた…

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    投稿日: 2012.01.09
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    在宅医療医師、藤原真紀の前に元恋人の倉橋克秀あらわれる、ピアニストとして海外留学してた、真紀には院長という婚約者いる、克秀は末期がんグリオーマで余命三ヶ月だった

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    投稿日: 2012.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

     なんていうか……。  何とも、言い難い話だと思ってしまった。  主人公の女の人は、自分が死ぬときを待っていて。  自分が死ぬ為に医者になったようなもんで。  それなのに、自分の雇い主でもあるとっても陽の輝きを持った男の人と、婚約して。  でも、迷いが少しあって……と。  そんなところに、昔の男が現れる……。  しかも、その人は余命3ヶ月もない……となると。  そら、迷うわな……という感じでは有ります。  最終的には、その昔の男はいなくなってしまうんですが。 「恋人に会いに行く」  と言って、元々住んでた外国に戻るんですが。  もしかして、会いに行こうとした恋人はピアノだったんじゃないかと、途中で思ったりしたんですが。  真相は謎のままです。  そして、彼が何処に帰ろうとしたのかも、謎のまま。  もしかして、彼は自分いなくなる、ということを教えにきたのかもしれないけど。  それもまた、謎のまま。  わからないことはいっぱいで。  正直、主人公の中でも、何かが変わった訳ではないので。 「で、結局なんだったの?」と言ってしまえば、それまでなんですが。  少しは、主人公が成長出来ればいいなー、と思います。  もうちょっと続きがあれば、すっきりしたかもしれませんね。

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    投稿日: 2011.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔の恋人が余命いくばくもない状態で主人公・真紀の勤めるホスピスに現れた。 死を前にして元恋人の要求することを受け入れるべきか受け入れざるべきか…、というお話。 前評判が高くて読んでみました。 高校生くらいの時に読んでいたら泣けたかも。 もしくは自分が純粋さを無くしたのか。

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    投稿日: 2011.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰よりも深く自分を理解していたけれど、 自分を救ってくれる力はなく、 権利もないと思って離れていった元カレが、 7年も経ってから突然現れ、死んでいく。 安楽死の是非を問われる作品。 感覚的・概念的な記述が多くて理解できなかったけれど、 終わり方にはほっとしました。 途中に眠くなって2回、挫折しそうになった。

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    投稿日: 2011.12.12
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    在宅医療医師の藤原真紀の前に七年ぶりに現れたヒデ。真紀は同じクリニックの院長・長瀬と婚約中。しかもヒデは末期がん。ときたらもうぐちゃぐちゃな話かとおもっていた。 しかし、真紀の生に対する考え、真紀とヒデとの関係、真紀と長瀬との関係が静かに描かれていていい作品でした。事務の坂本も温かい。 ほんといい作品でした。

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    投稿日: 2011.11.05
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    「うずくまって泣く」のキャッチフレーズに惹かれて購入。 扱ってるテーマは重いものの、淡々とした文章で書かれているためにそこまで重くない。むしろ何となく無気力で病的な感じ。 物語全体に漂う雰囲気は結構好きだったけど、オランダに行くあたりから雑な感じがした。登場人物のそれぞれの行動もイマイチ理解しがたい・・・。

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    投稿日: 2011.08.08
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    今年初読の1冊。 わたしも帯に惹かれて手に取りました。 結果、泣くほど感情がゆすられる場面もなくて、内容も展開も、正直いまいちヒットしなかったです。 ただ、この主人公の女医の、生い立ちに関わる場面場面がやけに印象的で、導入から、時折回顧的に・断片的に出てくる、過去の記憶や感情の記述には、少し胸打たれるものがありました。 なだけに、そんな主人公と、元恋人のピアニストとの展開が、なんとなくピンボケしている印象に仕上がっているように感じました。 なんだかざんねん。 個人的には、安達千夏さんに興味をもちました。 別の作品読んでみようと思います。

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    投稿日: 2011.07.25
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    久しぶりにこてこての感動ものを、、、というのと、死んでしまう予定の人がピアニストで、手が動かなくなってしまうという設定に惹かれて読んでみた。特に自分のなかに何か残るものがあるわけでみなく、心に響く言葉や話があるわけでもなく、「ふうん」という感じ。物語の設定は特異なのだけれど結末は、限りなく普通。それを狙ったのかな?わかりません。

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    投稿日: 2011.06.19
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    ポップに号泣したとか、色々書いてあったけど特に何も感じなかった。 こういう人もいるもんかぁ。 ふーん…って感じ。

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    投稿日: 2011.04.30
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    正直どこに涙を誘われるかまったくわからなかった。 騙されて買ってしまった感が残りました。 でも縛ることも縛られることもなく、近くにいても遠くに思えるその心がもどかしかった。

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    投稿日: 2011.04.04
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    自分の中で残るものが見つからなかったのが残念。癌末期での死の考え方など恋愛小説の枠を超えている内容ではあるのでその点では良いかなと思ったけど。書き方なのかなぁ。もっとぐっとくるものがほしかった。

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    投稿日: 2011.03.03
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    本屋さんのポップを読んで「読みたい!」と思ったため読みました。 感想は、「でもなー」「なんだかなー」って感じ。 同じような小説があるのも面白くないだろうけど、あたしには合わなかったみたい。 文章が読みにくかった+何が言いたいのか伝わらなかったからかな。 テーマは「死」について。重いよね。 たまには好きなテイスト以外の本を読むのもいいかもね。

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    投稿日: 2011.02.27
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    重いです。暗いです。でも久しぶりに食い付いて読んだ一冊でした。どうせ癌患者の治療の苦しみとかが綴られた本なんだろーな、と思ったら全然違いました。しかし考えさせられる。「死」って何ってより「生」って何って考えた。この本、オススメです。

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    投稿日: 2011.02.27
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    題名から、自分なりに想像していた内容と、本の内容が、読み進めるうちに、結構違っていて。 今まで、恋愛小説を読んできて、どこかしら共感できるものが多かったのですが、この小説の主人公には、そういった意味では共感に近い感情がほぼ持てませんでした。 途中の話の展開が、ちょっとわかりづらかったです。ドラマとかなら、あるような話の流れなのかな。文章にするとちょっと焦って話の展開を読み間違えそうになるかんじでした。 読み終わってすぐには、なんだかとっても煮え切らない気持ちになったのですが(話の展開的に)いざ、今、落ち着いて思い返してみると、こういう生き方しか出来なかった主人公は、人より不器用だったのかな、とも思います。 どの行動が、どんな行動が正しいのか、それは正解なんてないのかもしれないけど。。そんな事を考えてしまいました。 読み終えた後、こんなになんともいえない気持ちになった作品ははじめてかもしれません。

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    投稿日: 2011.02.25
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    本屋さんのポップでは『号泣でした』みたいな事を書いてたけど、、、。 ゴメンやけど、泣けんかった((+_+)) 途中までは引き込まれて読んでいけたんやけど、、、。 2人がオーストリアに行ったアタリからは何だか『???』って感じになってしまった、、、。 死んでしまうって分かってる男の人との再会。 しかも、元彼って、、、。 だめだぁぁ、そんな再会。 小説より映像で見てみたいと思った一冊。

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    投稿日: 2011.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幼少時代での姉や母の死、そして死を間際にした元恋人を通じて、 生と死について苦悩をめぐらす話。 生きること、死ぬこととは?ということを 新たな角度からアプローチできる本。 とても重いし、難しい。。 「私より先に死んでしまう人は、みんな大嫌い」 このせりふがとても印象的。

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    投稿日: 2011.01.09
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    『あの場所にいるのが、 必ずしも私である必要はない。 でも誰かがやるべきことなら、 それが私であってもいい』 自分だけが持つ価値なんて、 よく分からないし、 もしかしたら最初から そんなのないのかも。 けどそんなことに 絶望するほうがおかしくて。 こういう考えが在れば 良いんだって。 なんか一つ、 自分の中でモヤモヤしたものに 答えをくれたセリフでした。

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    投稿日: 2010.12.19
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    婚約者を置いて、末期ガンの元恋人に付き添う女医。 身勝手な振る舞いを繰り返し、女医を翻弄する元恋人。 女医を気遣ってか、何も言わずに見守り続ける婚約者 ピアニストの夢を追いかけ、突然彼女の目の前から姿を消した元恋人の倉橋が、今度は突然姿を現した。何があったのか? 目的は何か? さまざまにめぐらす思いの中で、彼女は婚約者を置いてまでも元恋人の最後を看取るために婚約者から離れる事を決断する。 それはかつての恋人・倉橋がしたような決然とした別れではなく、「ちょっと出かけてきます」と言うような曖昧な雰囲気での離別だった。 女性の目線で描かれた、女性のための恋愛小説といった感じが否めないのが残念だが、まぁそれなりに読める作品ではある。 ただ、主役となる女医も元恋人も婚約者も、それぞれがあまりに身勝手な振る舞いをしすぎているような気がしてならないのは、減点すべきところだろう。 2006年7月/祥伝社/祥伝社文庫

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    投稿日: 2010.10.28
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    これは自分が読んだ本の中で、ワースト3に入るくらい面白くなかったです(。-人-。) ゴメンネ 面白くなさすぎて印象に残ってます(^_^;)

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    投稿日: 2010.09.16
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    主人公・真紀と、婚約者・長瀬が働く医療現場に、 主人公の元彼である音楽家のヒデがやってくる話。 ヒデは末期のガン。 絶妙なバランスの三角関係。 切ない、切ない、切ない。 男に見れない人、というのはよく聞くのだけど、 きっとは男にしか見えない人なんじゃないかな。 恋愛小説は苦手だけど、この切なさは良い。

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    投稿日: 2010.08.04
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    最初の方の文章が、なんとも映画のワンシーンのような 岩井俊二映画を想像しながら、読んでいました。 帯に書いてある、うずくまって泣きました。。。は無かった。

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    投稿日: 2010.07.16
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    はー高校生の作文コンクールの方が熱っぽい分まだ読める!!! 一文一文が長くて、且つ読点が多すぎてちっとも締りが無い。 二人称がころころ変わりすぎてなんの話してるのかついてゆけない。 序論・本論・結論が欠けまくっていてそもそも成立してないモノローグばっかり。 などなど。一言で言うと「こういうつまんねえ話し方する女の子って多いよね!」ってかんじ。 例えば『更衣室のドアを開ける私に、任地のカンボジアでひと目惚れしたという妻と暮らす坂本は、どこに耳があるかわかりませんよ、と耳を澄ませばようやく聞こえる程度の声で話す。』っていう一文とか、正にそれっぽい。情報量が雑多すぎてひとつもピンとこない。カンボジア云々が後にも先にも何にも懸かっていない。一文に二回も「耳」っていう単語が出てくる。 無駄ばっかり、女っぽい、女っぽい。 個人的に、自分の事不幸だと思ってる人間も、自分の事強いと思ってる人間も超ニガテって言うのも勿論あると思う。でもそんなレベルじゃなくいらいらした…いやー全部読んだ私は偉い!!見事になにも得なかったが。 一言内容に関して触れるなら、自分と似てる人が自分を変えてくれるなんてとんだ勘違いだと思いました。

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    投稿日: 2010.07.08
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    もし何年も忘れられない人がいたらどうしますか? もしその人が突然目の前に現れたらどうしますか? 私は現在の安定した生活をすべて捨てることになるかもしれなくても、忘れられない人とのケジメをつけに行くべきだと思います。 偽りの愛情というものは相手にもきっと伝わるし、自分にとってもきっと後悔することになるのではないでしょうか。 人が何を考えているのかは本人にしかわからない。ただし、その人が本心を偽ることで醸し出す微妙な空気は周囲の人に必ず伝わっているでしょう。 どう生きるかを選ぶのは個人の自由ですし、人には皆それぞれの居場所があります。 過去の居場所とは違っても、新たな自分の居場所を見つけて自分の生きたいように生きる。これが大事!

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    投稿日: 2010.06.09
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    【生きている間にやることはみな暇つぶし】 うーん、可もなく不可もなくというところか。 恋愛もの。死期をさとった元彼が会いにきて。。。 文章はきれいでどこかで読んだような気もする。

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    投稿日: 2010.05.26
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    夢中になって連続して読みました。 何と表現していいか…? 胸が苦しくなって、涙が止まりませんでした。 恋愛小説なんて、くくってほしくありません。

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    投稿日: 2010.05.06
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    いまひとつパンチが効いてへんなー。 曖昧な表現が多いというか、女性的というか。 主人公とその彼氏の暗い性格が気に食わない。

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    投稿日: 2010.05.04
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    在宅医療の医師・藤原真紀の前に、元恋人の倉橋克秀が七年ぶりに現われた。ピアニストとして海外留学するため姿を消した彼がなぜ?真紀には婚約者がいたが、かつて心の傷を唯ひとり共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。やがて、克秀は余命三ヶ月の末期癌であることが発覚。悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた…。すばる文学賞作家が描く、感動の恋愛長編。 (amazonより抜粋)

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    投稿日: 2010.05.01
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    しずか~な作品で、対して波風もたたず退屈だった。 全体的に‘何がしたいのかわからない話’という印象。

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    投稿日: 2010.03.26
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    透明感のある文体が好きな作家です。 前々から読みたいと思っていた本でした。 情景描写が本当に素晴らしい。 幼い頃に姉が死すという悲劇に直面した女性の物語。 長じて医療の仕事に就き、婚約者もある日々の中で末期ガンの元恋人に出会い、揺れる日々を描いています。 「死」という重厚な主題を扱いながらも重苦しくありませんでした。 平坦に描かれているがゆえに、主人公の絶望が切々と沁みます。 哀しい最期が待つと予感の元に読み進めましたが奇妙に結末は爽やかでした。 不思議な余韻が残るお話です。

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    投稿日: 2010.03.18
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    本当に望むことは当人にしかわからない。 でも自分ですらわからないこともある。 何かをしてあげたいと思う。 でもその何かがわからない時もある。 何も出来ないこともあるし、 何もしないことを望まれることもある。 切なくて、悲しい。 ☆☆☆★ ホシ3.5つ

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    投稿日: 2010.02.14
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    ずいぶん前のことなので、確かではないが 帯の「うずくまって泣きました」の言葉に惹かれて 買った気がする。 たくさんの人が、この帯の言葉に惹かれて買ったんじゃないだろうか? 私はこの本を読んで、うずくまって泣いたことはない。 たぶんこの本を読んで、一滴も涙は流していない。 でも嫌いじゃない。すごく好きでもないけど。 全体的に暗い。重い。 ジャンル的には恋愛小説らしいけど、 私にとってこの本は恋愛小説じゃない。 『死』のお話だ。 生と死ではなくて『死』だけの話。 またそのうち、しっかり読み返してみたい。

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    投稿日: 2010.02.05
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    きっとこの物語の中心的な物語として 2人の男のどっちを選ぶかっていう そういうのだった気がする。 どっちを選ぶとか選ばないとか 率直にいうとわからなかった というより・・・主人公に感情移入 というか主人公すら理解しにくい人だったからなぁ。 主人公の感情とかを、8割かは理解できるかできないかって 物語を理解できるかできないかにも関わる気がする・・。 自分の過去を知っているAと 過去を知らないB (過去は、総括的な言葉なだけで、  自分の性格・仕草・思想、そういうのも含む) Aは安心できるが、(逆に、欠点を知られてるから)侮れない。 Bは安心できないが、違う世界が待っているとも言える・・のか? 主人公がなぜBを選んだのかは 移入できなかったのが大きかったけど (だいぶ歳月が経った)今ふと思ったのが  過去をとるか  未来をとるか なのかもしれない、ということ。 言い方は飛躍的ではあるが Aは自分の過去が宿っているとすれば それを切り離したい・・・一緒にはいられない・・・ そういう意味でAは選ばなかったのではないか・・なぁ。 自分でも自信ナッシング・・・←(・Д・ )ポカーン AとBの男はそういうメタファーだったのかも。

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    投稿日: 2010.01.06
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    最初は何だろうと思った。 絡み合った糸が解けていくように、二人は別離の道を選ぶ。 その過程のすれ違う痛みこそが、モルヒネへの渇望。 他作も読みたいと思わせる作家である。

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    投稿日: 2010.01.05
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    12/11 読了。久々に恋愛ものを読んだ。独白が延々と続くような感じの文体があまり好きにはなれなかった。。

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    投稿日: 2009.12.16
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    しとしとと雨の降る日の1日のように 静かに、でも確実に時が進んでいるような、そんな作品。 何か大きなイベントがあって、 最後にぐわーーーっと盛り上がるようなものとは正反対。 それぞれの心情に波はあっても、 それを決して外には出さない、出せない、 胸がきゅっと締まる感じがしました。 それぞれ自分自身で判断した選んだ選択でも、 これでいいのか、正しいのか、って凄く深く考えてしまうことが沢山詰まっています。 (…といって思い切り暗いわけでもありません。) そして、この作品には色々な"怖さ"が詰まっている。 生きていく"怖さ" 死と向き合う"怖さ" "知りたい、でも知りたくない"という"怖さ" "始まると、終わりが見えてしまう"という"怖さ" プライドとか、優しさとか、強がりとか、 そういうものって、自分自身をただ守るだけの感情なのかな。 恋愛小説、というよりも 寧ろもっと人間の深いところをつついたような作品。

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    投稿日: 2009.12.10
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    いかにも。 肥大した自己顕示欲をうまく扱えない天才が死に向き合う、 人生の最後を綺麗に見せてる感じ、でしっくりこず。 自分の学生時代を顧みると 周りにいないタイプの男性のため、理解に苦しむだけかも。 さらさらと読めるつっかかりのない文面なので、 季節の変わり目や感受性が高まってる時期におすすめかも。

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    投稿日: 2009.11.19
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    在宅医療の医師・真紀の前に、元恋人の克秀が7年ぶりに現れた。 ピアニストとして海外留学するために姿を消した彼がなぜ? 真紀には婚約者がいたが、 かつて心の傷をただ一人共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。 やがて、克秀は余命3ヶ月の末期癌であることが発覚。 悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた・・・。 すばる文学賞作家が描く、感動の恋愛長編。 以上、あらすじより。 感情表現が苦手な真紀と克秀の微妙な関係。 ふたりはよく似ていてお互いをよくわかってた。 大切だから・・・。 ひとそれぞれの相手の思いやり方を 死を目前にしたとき どこまで感じ取ることができるか。 どこまで思いやることができるか。

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    投稿日: 2009.10.26
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    080529(n 080630) 080529(n 080816) 081202(n 081229) 090119(n 090205) 090227(n 090412) 090227(n 090414) 090809(n 090827) 090919(s 090926) 090921(n 091025) 091110(a 091123) 100305(a 100314) 100309(a 100530) 100309(a 100530)

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    投稿日: 2009.09.21
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    テーマがテーマなだけに、それはそれは感動に咽び泣くのであろうと本を取ると、裏切られた感じ。 それがいいことなのか悪いことなのかは知らない。 ところで、今、文庫の解説読んだんですが、 それを書いている人がこの本に対して何をどう解説しているのか、1ミリも理解できなかったのですが、 僕は馬鹿なんでしょーか。

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    投稿日: 2009.09.21
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    だいぶ前に読んだのだけど。 恋愛小説を読んで泣きそうになったのは初めてかもしれない。 主人公の元恋人の男性は末期癌にかかり、余命は三ヶ月。 二人の恋愛に未来はないけれど、終わりに向かって歩む……。 あぁ、そうか。 物語全体に「しめやか」さが漂っているんだ。 この感じ、源氏物語の宇治十帖に似てる。

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    投稿日: 2009.06.30
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    終末医療を扱った小説。 話の展開はリアルで興味深い。 『モルヒネ』というタイトルに惹かれて読んだが、内容とはあまりしっくりこなかった感じ。 作者は、最初にタイトル『モルヒネ』ありき、で書いたのかな。 この点が腑に落ちたら★★★★★。

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    投稿日: 2009.06.05
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    姉の部屋にあったので読んでみた。読み始めから重苦しい感じであまり好きな雰囲気の本ではない。幼児虐待、末期医療、在宅看護、尊厳死など考えさせられたことはたくさんあった。  物語的には主人公の元恋人にたいする自己満足のような気がした。

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    投稿日: 2009.06.04
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    長編恋愛小説です。 タイトルからも想像つくかと思うのですが、癌と戦う男性が出てきます。主人公は自分の死のために医者になった女性。同じ医者の男性と婚約してるんですが、先ほどのがんになった男性がひょっこり現れるんですよね。 ただひとり心の傷を共有できた、かつての恋人は余命3か月。心が揺れる。 面白かったです。心情描写も精緻で。 ベタですが、生と死について考えさせてくれる物語。 単にそれだけではなくて、安楽死とか尊厳死。そんなものも考えさせられます。 「モルヒネが欲しいと言うヒデを前にして、私は、己の無力を呪った。彼を留める理由になり得ない自分の不甲斐なさに苦しんだ。力になりたいのに、なぜそんなむごい言葉を私にくれるのだろうと、悲しかった。」 これを読んでほかの人がどんな感想を持つのかを知りたいですね。

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    投稿日: 2009.05.09