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これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学
これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学
マイケル・サンデル、鬼澤忍/早川書房
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総合評価

336件)
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    正義に対して3つの考え方があるという。 1. 功利主義(最大多数の最大幸福) 2.リバタリアニズム(個人個人の自由が最優先) 3. 美徳(倫理、道徳的に正しいかどうか) 普段何気なく思ってる「正しい」「間違ってる」という感覚を、この3つのアプローチで分解していく。 取り上げられる様々な事例、思考実験がいずれも興味深く、考えさせられる。

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    投稿日: 2012.03.13
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    正義に関わる事例をあげながら、著者の共同体主義など、政治哲学がわかりやすく紹介されています。 実際の講義も面白いのだろうな。聴いてみたい。

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    投稿日: 2012.03.05
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    内容はかなり難しいが、とてもおもしろい! 著者が市場に否定的なことにも共感を覚える。 アメリカのことを主題に書いているが、日本の正義についても書いてみてほしい。

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    投稿日: 2012.02.26
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    アリストテレスからロールズまで、正義をめぐる哲学問題を具体的事例に即して見事に解説している。日ごろ理屈はわかるがなんとなく嫌だな、と感じていた違和感の元が完璧に整理されていて、おそろしいほど。ってことは、著者のオルグに参ってしまった、ってことなんだろうか。 アメリカの選挙でいつも「中絶」とか「同性婚」なんかが争点になるのを見て、「そんなことより年金とか税金とかの方が大事じゃないの?」と突っ込みをいれていたが、本書を読んでその浅はかさに気づかされました。すみませんでした。

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    投稿日: 2012.02.20
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    いま現在を生きる僕たちにも、先人の哲学者たちの哲学が、知らないうちに浸透していて、思考や行動に多大な影響を与えている。しかも哲学は今ある課題に対して、さらに新しい視点と深化を深めていく。 2元論に整理される「善」と「悪」が、本気で論じる対象でなくなったけど、「正義」という新しい価値観を身につけるといいんですね。

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    投稿日: 2012.02.18
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    出てすぐに図書館で借りて読みました。そして今日、文庫を見つけたのでまた読んでます。こういう話が大好きで、皆に意見を聞いて回りたくなる。何度読んでも答えはでて来ないし、そこには多少影響を受けた自分の根底にある哲学を再認識するだけ。でも再認識をする機会を本で得られたのは初めて。本当に貴重で何世代にも渡って遺したい本です。 それにしても、こんなに込み入った複雑極まりない話を、整理してとてもわかりやすく書いたサンデスさんの表現力は本当に勉強になります。

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    投稿日: 2012.02.17
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    サンデル教授の政治哲学が集約された文庫。これはほんまに読むの時間かかった!笑 理解しながら読み進めるのが新鮮でもありしんどい作業でもあり。 内容としては、例をとりあげながら3つの政治哲学的観点を議論していくもの。最後はサンデル教授の理想論に近い考えが述べられてるけど、この本を読み進めていくにつれてやっぱりそうなるよねーとはなる。 自分がまるでサンデル教授の講義に参加しているような気分になりながら問題に取り組める作品。

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    投稿日: 2012.02.13
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    遅ればせながら読んでみました。 きっと誰しもが、正しくありたい と思って生きているのだと思うけれど 「正しさ」は一様じゃなくて いろんな正義がある… だから、僕は僕、君は君… そんなスタンスが一番スマートなんだ と(無意識のうちに)考えてたけど それは間違いでした。 僕は僕、君は君…と言うとき 僕は(やはり無意識のうちに) 自分の正義を絶対化していたのかも… 絶対に正しいことなんて、 本当はないのかもしれないけど 正しさを追求することの中にしか (暫定的な?)正義はないのかも? そんな風に考えちゃいました(^^)

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    投稿日: 2012.02.10
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    素晴らしい。 一般人がちょっと興味をそそられるような導入部の話から始まり、分かりやすい実例と仮説、反証を論理的に展開して行く。功利主義、自由主義、カント、ロールズ、果てはアリストテレスまで。話は前段部をからめとるように展開して行くんですよ。ふむふむと読み進めて行くわけです。 そんでマッキンタイアの物語的な人生の話で、「うーむ、なるほど」ってなるんですよ。いやホントに。 自分、哲学知らないです。でも面白いと思った。 正義っていうより生き方、在り方の話じゃないでしょうか。

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    投稿日: 2012.02.09
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    正義とはなにか。生きていく上で直面する困難をどう理解するか。 哲学とは面白いが,抜けだせなくなる怖さがある。 本書は多角的な考え方が示されており面白い本であった。 今までとは違う視点から物事を見つめなおすように心がけたい。

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    投稿日: 2012.02.09
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    やっと読了 難しかった 一つ分かることは、必ずしも正義は、これという断言できるものではないということ。 ある考え方に基づけば、こういう主張になるし、また違う立場にたてばまたかわってくる。 議論では、お互いの拠り所となるものが違えばきっとぶつかり合う。 理解しながら生きていく必要があるんだなあ。 もう一度読み直しても果たして理解し切れるかはわからないけれど、哲学的知識は身につくかなあ。

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    投稿日: 2012.02.08
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    物事を判断する時 自身にとって心地良いか否かを 判断基準にすることが多々あるが それらは全て、今ある選択肢の中で あるいは自分が経験したことの中からのみ “今の自分にとって”どうなのかが指標になっているのだと思う。 公正であるというのは思っている以上に難しく 「適切なことを『適切な人に、適切な度合いで、適切なときに、適切な動機から、適切な方法で』すること」は難しい。

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    投稿日: 2012.02.08
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    あなたは幸せですか。 では、あなたのその幸せは、どのくらい「富」に関わるものですか。 全く関わらないと考えた方は、いま、その幸福だけをもって別の国に生まれ直してください。この日本と同じく幸せと言えますか。 これらの問いは、富めることが幸福であり、貧しいことが不幸であり、またその逆を意図して質問したのではない。 ただ、今、「幸せ」というものに、どれだけ「富」が関わっているのか問いたかったのだ。 長らく持っていた疑問に、市場主義、自由経済の正義がある。 歴史上、特権階級が、そうでないものから「搾取」していたことは、多くの国であったことと思われるが、現在は、富めるものはより富み、貧しいものとの格差が広がる一方。これも、「搾取」ではないのか。より悪いことに、全世界的に合法的な。 本書は、そうした疑問の解消につながるもの、とまではいえないのだが、それでも考えるよすがにはなる。 ベンサムからカント、アリストテレスまで、多くの哲学者たちの考えを元に、現代世界の問題を読み解こうとしている。 何より心強く思えたのは、これからの世界の趨勢を担うであろう、ハーバード大学の学生の多くがこの教授の講義を受講し、「正義」について考えているという事実である。 そして、ご存じ、NHKでこの政治哲学の講義が放送されるやいなや、何度も再放送されるほどの人気番組となった。 実を言うと、「正義」といわれるとよく分からない。 しかし、人々が、その「良心」によって考え、行動することこそ、世界の幸福へと近づくと信じる。 最大多数の最大幸福にこぼれた人が、一人もいなくなるように。今、生まれたばかりの赤ん坊まで、「すべての人が幸せであれ」と、人々が願って行動できるように。

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    投稿日: 2012.01.31
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    正義、共通善、自由、選択、目的、合意、宗教、道徳、 権利、責務、連帯、帰属。理解したか同意できるかは別として 「マイケル・ジョーダンの金」(自由至上主義の章) 「テニスコートとクマのプーさん」(アリストテレスの章) 身近だったり感覚的に捉えやすい例を挙げての説明で とても読みやすい。 しかし、この手の話は本を読んで 自分の知識になったと思うのは全くの不完全、思い上がり。 与えられた枠組みと、考え方を使って 自分はどのように考えるのか、同じ考え、異なる考えを持つ他人と 意見を交わしあったり、考え続けてまとめたりしなければ。 お題を提示して、考え方を紹介し、ポイントの整理をして 著者の考えを述べ、一緒に考えることを求めるので 明確な答え・解釈・だけ欲しい人には不向き(?)。 一時期よくTVで見かけた人なので興味を持って購入。

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    投稿日: 2012.01.31
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    哲学の歴史がわかる本ですね。 題材は面白いです。 哲学に答えがないことは初めからうすうすわかっていましたが、 やはりそのようです。 著者も明確に「正義とはこれだ」と断言はしてなくて… 理系の人間としては、もう少し断言してくれていいのに、って思います。 とはいえ、○と×をつけることが重要ではなく、 哲学の観点から(思想の観点から??) 意見を言い合うこと、場合によっては議論することが重要、 正義とは何かを考え続けることが重要ってことのようで… それはその通りな気もします。

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    投稿日: 2012.01.31
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    アメリカの大学で政治哲学を教える著者の、講義を元にした本 とにかくベストセラーになってるからもう少し軽い内容かと思っていたらかなり骨のある本だった。あなどっててすみません。 「正義」とは何か?「共通善」はあるのか?具体例を挙げて説明してあるのでわかりやすいけど、全体的に難しい。カントのところが特に難しかった。まぁ大学生向けの講義なんだから、難しいのも当然か。なんとか読了。あと、「ハーバード白熱教室講義録」を読んでいたので、それも助けになった。 「線引き」って難しいし、一体この世の中の「誰」にそれをする資格があるというのか?ということなんじゃないか、と思う。

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    投稿日: 2012.01.28
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    テレビで授業の風景を少し見たことがあったので、興味があり購入。 哲学って難しい。 読みきったけど、わかったような、わからんような・・・ 正義って何だ??(笑

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    投稿日: 2012.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

     近年の出来事を抽象化して道徳と正義の要素を抜き出し、その問題に対してあるべき政治的対応の姿を、ジェレミー・ベンサム、ジョン・スチュアート・ミル、イマヌエル・カント、ジョン・ロールズ、アリストテレスといった過去の哲学者の主張を引き合いに出しながら考えていく。  一つの物事に対する様々な側面からの解釈を学べるという意味で教育的だと思うが、著者自身が示すあるべき姿がないため、この日本語タイトルが適しているかは疑問に感じた。  この本で語られるのは、正義とは何か、という問いに対する人類の思索の歴史だ。  功利主義において正義とは、最大幸福の実現だという。この場合、自動車のリコールにかかる費用と不具合により発生する事故後の補償を比較して、後者の方が安ければリコールをしない判断を下すのが正しい判断ということになる。このような考え方は、犠牲になる誰かを具体的に考えない場合には正しい気もするが、その犠牲が自分や身内になる場合は許容できないだろう。ここでは個人という視点がごっそりと抜け落ちている。  この個人の自由を最重要視したのが自由至上主義(リバタリアニズム)だ。ここでの正義は、他人にも同様の権利を認めることを前提として、自由に自分の行動を選択できることだ。だから、大金持ちと貧乏人に分かれるのも自然なこと。そこには両者の選択の違いがあったのだから、ということになる。  しかし、この自由だけでは何をやっても良いのか、ということになってしまう。それはあまり道徳的という気がしない。そこでカントは、外的要因に左右されず選択できる自律的自由を定義し、自律的自由を持つ人々が仮想的に同意した契約により、道徳的な社会が築かれると説いた。  そこに平等という概念を加えたのがロールズである。人は生まれながらにして平等ではない。金持ちの家に生まれる者もいれば、足が速い者、頭の良い者がいる。それぞれの才能を利用して個人が自由に選択して得られた結果は、全て本人の功績ではないと説くのだ。だからこそ、自分の才能を利用して富んだ者は、他者に分配する義務があることになる。  一方、アリストテレスは、社会の目的を達するためになされることが正義だと説く。人間は集団に属して生きるものなのだから、集団を良い方向に進める人が優遇されるべきだという。ここで許される個人は、共同体に属するものとしての個人だ。  正義や道徳は個人から導かれるのか、共同体から導かれるのか。著者の考えは後者に近い。何故か。  例えば、日本は過去の戦争について謝罪を要求される。正義や道徳が個人に基づくならば、自分は直接関わっていないのだから過去の戦争について謝罪をする必要がない、という見解が成立してしまう。しかしこれは何かおかしい。ゆえに著者は、個人は共同体に埋め込まれた存在であり、共同体の歴史の影響を受けると考えるのだ。  では、具体的に政治はどんな正義や道徳に基づいて行わるべきなのか。それについては著者も未だ答えが見つかっていないらしい。ただ、国家の役割について改めて考えさせられた。  仮に共同体の割合を大きくすれば愛国心の様な価値観を押し付けられることになる。こんな正義がまかり通る国家は息苦しくて生きづらい。一方で、才能や所与の条件、個人の環境や努力による結果を受け入れるだけで、この種の感じにくい不平等が捨て置かれる国家には、共同体の意味がない。  どこまでを国家が面倒見るべきか、何を目指して政治を行うべきか。そして、外に目を向けた場合に、他国との格差を放置することは正義にもとらないのか。現実的に取り得る平衡点を探求するにしても、果たして存在するのかもよく分からない。

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    投稿日: 2012.01.25
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    哲学ってやっぱり難しいなぁ!具体例には興味をそそられたけど、これっていう答えはなくて、考え続けなくちゃならない問題なんだろうな。

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    投稿日: 2012.01.24
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    テレビ番組で「白熱授業」を少し見ていたからか、とても面白く読めた。途中で難解な部分もあり、通勤電車で読むには…というところもあった。もう一度ゆっくりと読み返したくなる。これまで直感的に善悪について「感じて」いたが、そう感じるまでのプロセスや考え方を分析すると、何を重視しているかがわかる。「哲学」という分野の面白さがわかった。

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    投稿日: 2012.01.24
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    福祉、自由、美徳、という概念を軸に、 「正義」とは何か?を問う。 非常に考えさせられる深い内容。 正義について、というテーマだが、 その実、多角的に考えることに関しての 論理的な考察だと思う。 この本は、読んで納得することが重要ではなく、 自分自身で考えることが大切。 日本もこういった授業が必要だと思った。

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    投稿日: 2012.01.22
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    自分がどのような価値観をベースにしているのか、という点を見失うと、一貫した主張をすること、相手の主張を正しく評価することはとても無理、と改めて考える。 カントに触手を伸ばしてみたい気持ちが、若干芽生えるも、もうちょっと、先にとっておくことにする。

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    投稿日: 2012.01.19
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    公務員試験対策に、TAC公務員講座 行政法担当 吉原先生のお勧め。 ロールズ批判。コミュニタリアンの立場。

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    投稿日: 2012.01.18
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    (「BOOK」データベースより) 「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義“JUSTICE”。経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?NHK『ハーバード白熱教室』とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー、待望の文庫化。

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    投稿日: 2012.01.18
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    うん、目の前の一人を犠牲にすれば、より多くの人が助かるとか哲学的なん分かりません 途中で断念しました どうしたら読破できるんでしょ?

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    投稿日: 2012.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    TVですっかり有名になったサンデル教授の正義とは何か?という問いを自問自答し続ける本書。古くはアリストテレスの事例からマイケルジョーダンまで 様々なケースに基づき正義の多面性を解説してあるのが面白い。 こういった哲学をアメリカ人が研究していること自体が僕には驚きであった。 最初は人名の数を比べるような正義だけかと思っていたのだが,アリストテレスを現代風に解説してあるのが興味深い。 残念ながら,僕には理解できない部分が結構あった為に☆4。 政治家がみんなしっかりとした信念をもって政治を運営してくれたらもっといいせかいになるよねぇ。。 本書の中でサンデル教授は正義とは何かを結論付けてはいないが,幸福の最大化,自由の尊重,美徳の促進が正義の要素であると語っている。

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    投稿日: 2012.01.11
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    「自分にとっての正義とは?」って本だと思っていたら「世の中のあり方とは?」といった政治哲学の本だった。そして大学の講義を本にしたというだけあってとても難しい。 自分の中の正義を考えるというより、世界と自分の関わり方を考えさせられた気がする。一部の政治問題に俺はある意味極端な考え方をもっていたりするんだけど、こういう正義もあるのかとハッとさせられた部分もある。 考えながら読むことに意味があるんだろうな。大学の講義で他の人の意見を聞きながらだと、もっと違うんだろうなとも思う。DVDも観てみようかなと思った。 自分の考え方に気づきが得られたし、3年後に読んだらまた違った視点で何かが得られそうなので★4つ!

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    投稿日: 2012.01.11
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    新年の1冊目として、あまり普段手にしないジャンルをチョイス。哲学に関わる本なんて「ソフィーの世界」以来だろうか・・・。 一つ一つ考えながら読むのは非常に時間がかかったが、書いてあることの3分の1は理解出来たような気がする。 少しまとまった時間が取れた時に、再読しようと思う。

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    投稿日: 2012.01.10
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    とても読みやすいのだがスゴく頭を(思考回路を)刺激された。 それゆえ自然と時間がかかってしまった。 サンデル先生の自作も予定されているが期待出来る。

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    投稿日: 2012.01.06
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    著者の講義の動画が見たいのでも、著者の発言をただ延々と聞くのでもなく、著者と議論がしたいと思った。彼も議論したい、あるいは沢山の人に「正義」について議論してもらいたいと考えていると読み取って、翻訳家の方もこのようなタイトルにしたのではないだろうか? 彼はこの本の中では「正義」とはこうあるべきだとは言っていない。おそらく「正義」に普遍的な正解はなく、各々が持っているものなのではないか。 理性的に話をしようとしても、話題によって感情的になってしまうことがある。確かに他人を納得させたり、論文というものを書くのには感情ではなく理性的に論を展開しないとうまくいかない。 ただそれは手段にすぎないのではないだろうか。

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    投稿日: 2011.12.22
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    これからの「正義」の話のレビューをしようww完全に哲学本で久しぶりに読み応えがあり、出張中には読みたくなくなる程のヘビーな内容であった。しかし、具体例がところどころ出てくるのでそこから知的好奇心を高めて読んでいけた。例えば、路面電車の前に5人作業員がいてブレーキが聞かない状態。右側へ電車をそらせば5人は助かるが、1人別の作業員がいてその作業員は死んでしまう。あなたならどうする?5人を助ける事は正しいように思える。ただし、死ぬ必要のない1人を殺すことは正しいか?右にそらさなくても5人は死なない可能性もある。などなど道徳的な問いが続いて面白い。表面的ではなくて、自分の生き方に通ずる思考力が養われた気がする。

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    投稿日: 2011.12.15
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    これからは、さまざまな社会的、政治的事象、あるいは身近な出来事に対する感じ方、捉え方が変わるかもしれない。自分自身のプリンシプルを固めるのに役立つだろう。

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    投稿日: 2011.12.03
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    ずっと読もうと思ってたけど、値段が高すぎて手が出せずにいた。文庫化でようやく。 これこそ、「適正価格」の問題じゃないか(笑) うーん、おもしろかった。カントさんのくだりが。 でも、やっぱり西洋人の論理で納得いかんとこも多々。 次に期待。

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    投稿日: 2011.11.28
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    ハードカバーで購入・既読したので、小さくなったからといって、買いませんけど、 ハードカバーの大きさ・重さで手に取るのを躊躇していた方々には、この文庫化は朗報ではないでしょうか。 今まで躊躇っていた方々にも、是非、お手に取っていただきたい!! 正義を論じている割には、とても取っつき易く、読み易いです。 熱烈、オススメ!!

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    投稿日: 2011.11.27
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    アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、名前を聞くだけでも頭が痛くなるよな哲学者の話がさんでる教授の手にかかるとアーラ不思議。ものすごく今日的な内容になってしまいます。 先日やっと読み終えました。内容もさることながら扱っているテーマも相当難しいものです。しかし、いろいろなことが起こっている今だからこそ、自分の軸がどこにあるかを確認するために必須の文献であると確信します。この本は自身の講義である『正義(ジャスティス)』から出来たものですが、自分の授業に『正義』と冠することからでもサンデル教授のすごさと並々ならぬ覚悟と、あふれるような自信が解ります。 僕は2011年の年明けにNHKで放映されていたさんでる教授の講義をまとめて一気に見るという三が日を送っていたので今ではこの本がどれだけすごいかを実感する日々です。先日、サンデル教授が東京大学の安田講堂で公開授業を行ったときの様子を見たことと、先日の震災の特別講義を拝見させていただいたときに『前の世代が行った過ちを今の世代の人間が受け継ぐべきか否か』などの非常に難しい課題を扱っていて、その授業に引き込まれる自分がいました。 そして、地震があったときの様子をさんでる教授が独特の切り口で講義を進めていく様子は圧巻の一言でした。この本をもう一度改めて本格的に読んだのはその後です。今までこういう哲学が軽視されていたからこそ、サンデル教授の授業がスポットライトをこうして浴びるのはある意味では必然であり、個人的にもにうれしいことです。

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    投稿日: 2011.11.22
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    教育テレビの番組を見ていたので、店頭で山積みになっているのを見て、ブームが去ったら買おうと思っていたものの、ついつい手を出してしまい一気に読了。 本書では、分配的正義がいかにあるべきかについて、功利主義やリバタリアン、リベラリストのアプローチではうまく説明できないことを、身の回りで起きている、あるいはいかにも起きそうな実例を元に考えていきます。 構成や話の順番が番組と少し違っているようなので、番組のtranscriptと期待して買うと途中で挫折するかもしれませんが、番組とは別のwordingでじっくり読んでみようという人向けでしょうか。首を傾げたくなるような翻訳がほとんどないのも本書のすばらしい点です。 最近の政治哲学や憲法の人権論を勉強する学生さんがどのような本を読んでいるのかわかりませんが、教科書で憲法の人権論の背景にある議論を理解するうえでも本書のような書籍を読んで欲しいなと思いました。

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    投稿日: 2011.11.08