
総合評価
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powered by ブクログ若者の悩み、将来、本当のやりたい事、自分の気持ちと相手の気持ち、様々な問題を独特なスピード感で描いている。心に響く作品。 ラストは えーっ何でそうなっちゃうの? 2巻早く読みたい。
2投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログTSUTAYA閉店に伴い購入。 前から読みたかったが今回購入して初めて読んだ。 良かった。 映画も見たいところだけど、評価はどうだったのだろう。
0投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を先に見たけど原作もめっちゃいい ゆるく2人で過ごして2人ともダメ?になってしまうみたいなのがリアルにありそう それでも楽しくて幸せならいいんじゃないかとか思ってしまう作品
0投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
浅野いにおは女の人だと思った。そんくらい芽衣子の心理描写がうまいと私は思う。 現実は厳しく、辛い。 理想論や綺麗事ばっかりいってられねーんだよ。 現実はそう思い通りにいかねーんだよ。 ぽんって飛び込む覚悟があったとしても、それで成功するのはほんの一握りだろ? って、割り切りつつも、悩みもがきながら努力し生きてる人がやっぱ素敵だって思った。 だから、浅野いにおが描く世界はたまらなく好き。 好きだけど、切なくて苦しくて、涙が止まらない。 海辺で花火をするシーンがたまらなく好き。
2投稿日: 2021.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この漫画を古本屋で買ったので、この漫画は表紙がベタついているイメージがついてしまった。 大学生カップルが大人になって暮らすゆるい日常に、ある日突然訪れる死。 それと向き合っていくメイコたちの心情がしっかり絵に現れていて、好きだった。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログ社会に出た若者の、生きにくい、息苦しい焦燥感を、淡々と描く。 暑苦しくもがかず、しずかに淡々としながら、心の底には深い悲しみと、自分自身を信じられないながら信じたいという揺れ動く気持ちが垣間見れる。 その淡々とした表現に、実際に世の中とのギャップを感じている同世代はかなり惹きこまれるのだろう。 インタビューでもいっていたように、いにおさんは読者がどういうものに惹きつけられるかきちんと計算して描いているというのがよく分かる。セリフが男性脳的、論理的。 また、このソラニンの雰囲気は、彼自身のキャラ(『漫画みたいな恋ください』鳥飼茜 で描かれている)に似ている気がする。 何事にも冷静でいるように外からは見えて、マイペース。 でも、中はマグマのようにぐつぐつ創作に燃えている。 シチュエーション的には、『南瓜とマヨネーズ』魚喃キリコ に似ている。 『南瓜とマヨネーズ』はダメな男女感のだらしなさ、人間のどうしようもなさがエモーショナルに表現されていて、その人間の業のようなものに惹かれた。 それを、いにおさんはいったん冷静なムードで包む(登場人物たちのすずしげな眼)。 このまなざし(登場人物たちの社会との距離の取り方)に共感できるか否かでこの作品に入り込めるかが分かれるのではないか。 わたしはおじさんになってしまったのか、このまなざしになんとなく惹きこまれなかった。 『南瓜とマヨネーズ』は「人間って動物なんだよね。」というような、ロジカルではどうにもコントロールできない感情が生々しく、惹かれるのだなと。
8投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログ私はいい漫画に出会えたかと感じる時、必ず漫画の中の登場人物たちがきっと違う世界で今も生きているんだろうと思えるんだけど、ソラニンはその中の一つ。 ソラニンを読むと、きっと幸せはお金でも名誉でもないんだろうなと思える。恋の話は大嫌いだけど、これは大好き。ソラニンを読むと大人になってもいいなと思える。
0投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ結構前に読みましたが、読み返すとあの頃の自分を思い出します。当時は主人公と同じ境遇で、仕事を辞めようかどうか悩んでいた時にこの漫画に出会ったので、ものすごい共感しました。 特に後半に登場する主人公のセリフや心情には、心に響きました。自分も会社を辞めようと思ったときから毎日が怖く、色々な思いが駆け巡っていき、どうしていいのかもがいていました。漫画でこんなにズシンと来たのは、初めてでした。 リンクするところがあったからだと思いますが、こういう思いをしているのは、多くいるのではないかと思います。 映画化されましたが、個人的には漫画がオススメです。映画には触れなかった部分もあるので、響く人には響きますが、そうでない人には、日常のありふれた生活を描いているため、刺激がないかと思います。今は新装版も出ていることをこれを書いているときに知ったので、1巻完結ですし、あという間に読めるかと思います。 個人的に物語の場所が知っているところなので、親近感があり、どこかにいるんじゃないかと勝手に想像しながら、読んでいました。
1投稿日: 2019.04.19
powered by ブクログまたなんだかバンドを無性にやりたくなってきた、そんな漫画。自分の青春時代を思い出す。 この繊細な絵が自分は大好き。
0投稿日: 2018.11.05
powered by ブクログ"「あ、何?歌詞書いてんの?ちょっと見せてみ?」 「ダーーメだって。」 「そーやって種田、昔から作っても照れて あたしに見せないよね。」 「今度はちゃんと完成したら見せるし聴かせるって!!」 「絶対だよーー!!」"[p.128]
0投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
涙は枯れないのだと、悟った作品。種田が死んだら、自分はもう。1巻の終わり方が好きだ。種田の馬鹿な死に方が好きだ、自分も死ぬときは最後に青空を独り占めしたい。
0投稿日: 2017.02.03
powered by ブクログ井上芽衣子=宮崎あおい 種田成男=高良健吾 カレー地獄 すめん 体に毒が溜まってく 両腕にブルガリの時計 夢はアルタ前に自分の銅像を建てること タヌキ女 …つーかコイツの鼻毛は規格外の伸びっぷりだな。 …ずびまぜん。 黒い囁き カレーのトッピングに焼き魚 折衷案 仕事行ってくるダス。 行ってらっしゃいザンス。…目的の無い自由はまるで退屈で、なんの引っ掛かりもなく、流れるように日々が過ぎることを1週間で思い知る。 俺のチンポコマジウォンビン‼︎ 日和った ひいては虚構と異常に溢れた世の中と、それに順応して寧ろ退屈な俺達って⁉︎ 才能と興味が一致するとは限らない ゲロちゃんをポストと勘違い そろそろフォース使えるんじゃないスか? たまに運指が乱れてるけど 君こそ心の傷を赤裸々路上で歌う系? …6年。あはは終わってる。うぐふっ‼︎ サバ川アユ川 人に聴いてもらう以上、詞には強いメッセージが必要なんスよ‼︎ 「べつにー」とか「でもー」とか「まぁー」とか、あんまり理屈捏ねてばかりだと…俺らみたいになっちまうぜ… 白目のヒトにそんなこと言われても。 メシズル そーゆー一瞬の気のゆるみで、積み上げてきたものが全部パーになるかもってことを、よーく考えてみ? なんつーの?この解放感? 言っとくけど種田は頭の中が青っくさい10代のめでたい奴よ? やる気なしのマニフェスト? 減給 まぁ自分のプライドが傷つかない程度の職場に収まったってとこ? 後ろ向きで前向きな考え 評価されてはじめて価値が出るんじゃん⁉︎ 俺サミット 猜疑心 強行採決じゃあ〜っ‼︎ 異常な性癖が開花して連続幼女暴行魔30歳・自称詩人とかになっちゃったら⁉︎ 焚きつけた あの日あの時あの瞬間を録るってことが大事なんだ。そーゆう意味じゃうまくいったんじゃん? 職無し文無し ずるーん じゃあアンタのリアルは金か‼︎ 貸しボート 向こう岸はもう神奈川 そんな大事なことテキトーに言うな‼︎バカァ‼︎ 恋愛は自分達で起こした奇跡なんだから、最後まで絶対に投げちゃだめだよ‼︎ つー訳で、漫画的に言えば次号から社会人編に突入だぁ。 ナルちゃん!勃起‼︎バーカ。 …なんだか、今日はすごく、空が高いや。
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログ若者が、いずれ「何かを決めなきゃいけない」という、人生の分岐点みたいなところに差し掛かるまでの「間」。いろいろな読み取りかたはできると思うが、ダラっとした日常の描写の中に、自分が一番感じたのは、ヒタヒタとせまってくる「その時」への恐怖感。映画のために作られたアジカンの「ソラニン」はすごくこの歌(詩)にあっている。
1投稿日: 2016.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いらだちは、希薄な自分へのラブレター。 そこにあるのは、表層に見える社会や大人への不満ではない。 欠落のある自分から、未来の自分への渇望だ。 若者に限らない。 今という時代でどう夢を見たらいいのか、という自問自答は すべての夢見られない人の胸を打つ。 種田と芽衣子。 ソラニンというジャガイモの毒につながるネーミング。 ソラニンは、空も内包する。 毒に内包された希薄な希望。 それこそがソラニンの意味かもしれない。 もっと言えば、夢は人間の毒かもしれない。 夢見なければ、もっと楽に生きられる。 でも、夢がなければ生きていけない。 英雄のいない時代は不幸だが、 英雄を求める時代はもっと不幸だ。 という言葉を思い出した。 夢のない私は不幸だが、 夢を求める私はもっと不幸だ。 上巻と下巻で趣を一変する。 上巻は種田の葛藤と決断。 下巻は芽衣子の葛藤と行動。 美しいのは行動なのだ。 夢を見にくい今という時代。 反面、夢があちこちに落ちているように見える現代。 コンビニにも夢は落ちている。 というか、夢は拾うものか。 このコミックは 「夢を見る」という「夢」への 果てしない写し鏡だ。 浅野いにおを若者に受けているという 世代論で終わりたくない。 太宰に通底する、というのは言い過ぎだろうか。
0投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログ前から存在は知ってたけど 弟から拝借して読みました・・ 私は音楽とかやってないし、 (読んだ時は)まだ入社してないし、 実家が東京だから上京することもぴんとこない けど、毎日に流されてしまって 不安とも途方にくれるともつかない どうしようかなっていう感情だけはすごくリアルだった 細かい絵が上手い!
0投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ【マンガ読了メモ】×3(160107 21:40)浅野いにお『ソラニン』1, 『ソラニン』2, 『ひかりのまち』/小学館
0投稿日: 2016.01.07
powered by ブクログ大人になりきれない若者のもやもや、燻り、暗い部分を煮詰めて丸めて閉じ込めたようなお話。同じような境遇の人には支持されてるのかな。
0投稿日: 2015.08.28R & R isn't dead
Keeping giving proof of my being is the role of R & R.
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログはっきり言ってしまうと、高校生の時に試しに読んだ時は、この作品の良さというか、浅野いにおがこんなにも支持される理由がよくわからなかった。 しかし、自分も20歳を過ぎてから改めてちゃんと読んでみると、登場人物達が抱えている「毎日の生活の倦怠感」とか「将来への漠然とした不安」とか「若さ故の根拠のない自信」に対して、共感し過ぎて心が痛いのと同時に、「あぁ、自分だけじゃないんだ…」という妙な安心感があって、始めて浅野いにおのすごさが分かった気がした。 と、読後の勢いで書いてみる。
0投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログ【オススメ!】 いにお先生の代表作。コミック入荷しました。映画もコミックも未見の人は必見です。アジカン作曲の歌も聞きくらべても楽しいですね。 (スタッフ:♂:20代)
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログ誰しもに当てはまる倦怠感?と少しの物足りなさが登場人物みんなに流れてて、共感するのにまず時間が全然かからない! ただ、そこで「現実的に無理でしょ」と横槍入れちゃうと終始暑苦しいような青春ストーリーとなってしまうかも………。 このままじゃいけないなんて思って、思い切って出した勇気も結局は次のことをするための手助けなんかしてくれないし、彼は彼で何するでもなく宙ぶらりんのまんまだし。 芽衣子と種田ほど全部が惰性になった状態というのが私に凄く当てはまって、そこで完全に漫画に惹きつけられました。 ネタバレはしませんが、最後まで読めばこれがただの青春ストーリーなんかじゃなくって読者にほんの少しの悲しみと、愛と、勇気を与えてくれるのだなと勝手に思いました。 漫画も最高ですが、映画も宮崎あおいに高良健吾と最高です! 私は映画→漫画でしたので………笑 芽衣子と種田そのまんま、という感じです。
0投稿日: 2015.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでなかったのよね「ソラニン」 空の忍者でソラニン?! 種田と芽衣子の同棲生活。 種田はバンドやってるアルバイターで、 芽衣子は先日会社を辞めたぷー子さん。 生活とか、 友達とか、 恋愛とか、 青春とか、 若者よ、どう生きていくのだこれから! と、 言う感じのお話しかな? ・・・。 種田君は大丈夫なのかしら?
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
当時、映画だけはみたことがって、最近まんがを借りてよみました。借りたときに友人から、「種田がなんで自殺したのかわからない」といわれたので、その辺を気にしながら読んでみました。 読んでみたら、種田は自殺しなくてもよかっけど、そうする理由は十分あったかなとも思いました。 映画はやっぱりおしゃれに作られてるせいなのか、まんが版からはずっと暗いお話に感じられました。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログ重かった。 かっこいいこといってるのに かっこよく片付けないでギャグ要素をバックに入れてくるのは、いにおさんの一種の作風ですね。 誰かと人生を生きることや、脛をかじってないで、自立して歩んでいく辛さを感じさせられました。 自分はまだまだそういう経験がないですが、いつかどこかに務めた時読み返してわからなかった感情が理解できるようになるんじゃないかと、思います。 会いたいって言って理由なく会えるのが恋人だね、という言葉を読んだことがありましたが一言であっけなく途切れてしまうのも恋人なんだなと痛感しました。 人生って本当に難しいですね… 染み込む人には滲みつく物語ではないでしょうか。 映画ではどうなってるのか気になりました。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
納得していない日常の中、小さなきっかけで変化が始まる。 退屈な日常から抜け出せば楽しい日々が待っていたかといえばそんなことはなくて。逃げ出した先で新しい不満にぶつかる。人と違うことをする不安。自由の不自由さ。なんとかしようとしてどうにもならなくて・・。 変化は一瞬で、変化の先には日常になってしまう。日常には不満がつきもの。でも少しの希望もある。 芽衣子さんが先に進み、種田も動き出す。種田の音楽への挑戦はけじめをつけるためのものであって、少しの期待はあってもうまくいくとは思っていなかったはず。ソラニンの歌詞は決意そのもの。フリーターでもミュージシャンでもない、種田にとってのつまらない大人になる。過去と決別し、前に進む。目的は芽衣子さんと一緒にいるためだったはずなのに、らしくないなんて言われちゃって。 ゆるい幸せの中でしか成り立つことができない。八方ふさがりな状態は赤信号に突っ込むには十分な動機になる気がする。弱い人間かもしれんけど。 本巻の日常は否定的で、変化につれて生き生きとしていく。変化の先は不幸なものだったけれど、不幸のまま停滞し続けることがないのも日常。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログこーゆー葛藤ってみんなありますよね。 もっと若い時に読んでれば、 もっと本の世界に入り込めたかな。 若者がモラトリアムと夢とで苦しみつつ 恋愛もするハナシ。 「宮崎あおいちゃんで映画化」って知ってから 読んだから、あおいちゃんにしか見えませんでした。 主人公。 2へ続く。 .
0投稿日: 2014.04.07ソラニン
有名な作品で、映画化もしたので一度読んでみたいと思っていました。 安全な道を選ぶのか、それともリスクを侵して勝負に出るのか。人生の生き方を考えさせられるとても興味深く面白い作品でした。 種田と芽衣子のやり取りにも思わず笑ってしまいます。 1巻を読み終えたらすぐに2巻も読みたくなってしまいました。 気になった方は是非一度読んで見てください。 ( ´ー`)
0投稿日: 2014.02.07
powered by ブクログ青臭い。学生の頃の気持ち、社会人になってからの理想と現実のギャップ。焦燥感。埋められない穴にもがく若者たち。大人になるってそういうことなんだ。年を取るにつれて、もがくことを忘れ諦観する。忘れちゃいけないんだ、あの青臭い気持ちを。
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ切なすぎて嫌なのに、なぜか何度も読み返してしまう・・・そんなマンガでした。初めて眼鏡男子もいいな、と思いました。
0投稿日: 2013.12.30
powered by ブクログ最高傑作というしかいいようがない。 切なさ、苦しみ、悲しみ、その中にひっそりと潜む幸せ。 今を生きる難しさを痛感する一読必死の傑作。
0投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生のときに買って、雰囲気だけ触るように読んで、「ふーんよくわからん」だったんですが、働くようになって改めて読むと、共感や意見が、むくむく沸いてきて深夜にかじりつくように読みました。下巻も。 個人的にはこれを読むとスピッツの「空も飛べるはず」が頭に流れます。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログとても青臭い。 でも、こういう生活にすごく憧れてる。 みんな、自分の才能は信じられないし現実とか安定性とか考えるしで、結局は無難な道を選ぶ。 堅実で安全で、そんなんじゃん。 私も「大卒」の資格が欲しいから奨学金何百万も借りてバイトして、絵を描く時間潰してまでつまらない授業受けてる自分は糞だって 大学入って少しして気付いたんだけど。 なんかこう、なんか。 上手く書けないけどこの感情。 今だからこそ「ソラニン」。 ちなみにこれ、さっき下北沢で買って、電車の中で読んでました。 山の方まで2時間近く、あえて各停で座って。 なんでそんな私的なシチュエーションなんて書いたかというと。 舞台が小田急線の和泉多摩川なんです。たぶん。 記述はないけど、風景やら描写やらがいつも電車の窓から見てるのと同じ。 だからなんか相乗効果みたいなのが。
0投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログ残念感! これ系かぁ~ もうちょっと深いのを期待してしまってましたわ でもこの青々しさこそが人気のヒミツなのか? だとしたら単に私が適正年齢過ぎちゃったってだけかも
1投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログソラニンは、お友達におすすめしてもらってからずっと気になってた。 読んでみたら泣かずにはいられなかった。すっごい好きだ。好きすぎて映画のDVD買っちゃうくらいに好き。映画はビリーがかっこよすぎたけどライブみれてよかった。 あたしと浅野いにお先生の出会いはここから始まって以来とりこになってる。 やっと内容についてですが、種田っていう男の子と、芽衣子っていう女の子と仲間とバンドのお話で、すっごい生きてる感がする。あー漫画のキャラが泣いてるーじゃなくて、自分も一緒に泣かずにはいられない感じ。なんていうんだろ。こんな説明じゃわかんないと思うので、ま、読んでみてください。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ悩み巡り回していけばいくほど、どツボにはまっていく。ただ日々が過ぎ去っていくだけの日常には満足することができず心に穴が空いた、そんな毎日の繰り返しの中で不安が押し寄せつつも生きていくしかない。 種田と芽衣子さん、ふたりの葛藤はありきたりと言えば当てはまるかもしれない。けれどもその現状から抜け出したいと思いつつも考えることさえもやめてしまう人が多数なのではないか? 自分の今の葛藤と重なり合う。その時の心境の言葉ひとつひとつがうま〜く表現されている。 自然の力で引き込まれて行く
0投稿日: 2012.12.25
powered by ブクログ『今時の若者の葛藤を描いた』という論評が多い気がするけど、 常に『何者でも無い自分に』閉塞感を感じている若者は 一定量いるわけで、そういう意味で僕には どの時代にでも通じる大人になりきれない若者を描く、 ありがちなストーリーのゼロ年代アップデートバージョンに思えた。 1巻のラストは『さらば青春の光』で ヴェスパに乗ったジミーが崖っぷちに向かって走る エンディングのオマージュだろうか?
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログ金か夢か 現実か理想か 後者にかけてみた二人の不安でもあり淡い迷走。 幸せって何だろう。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ辛いことがあっても、仲間がいれば乗り越えられる。 先に進みたいことがあったら、仲間によって助けられる。 平凡な日常を平凡なまま、幸せに過ごせるのは仲間のおかげ。 平凡な日常をなにもせぬまま、停滞させるのは仲間のせい。 仲間は大切なものだけど、でもちょっとしたきっかけで仲間は壊れるんじゃないかしら。 【巻数】全2巻 【掲載誌】週刊ヤングサンデー 【連載年】2005年~2006年
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ日本の若者のリアル。 それをここまで描ける作家は本当に少ないと思う。 一つの恋人同士(あえてカップルでなく、恋人)を巡る、一つの物語。 映画版もよかったですが 浅野さんの描くこの雰囲気が、私はとても好きです。
1投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログこんな簡単にライブできるまでギターが弾けるようになるとは思えないが、何か新しいことを始めるきっかけになる本。 恋人が遺した歌は、別れの唄ではなく、 くすぶってる自分に向けて別れを告げる前向きな唄。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ情緒不安定の時には読んじゃダメですってば。 下手すりゃ、こっち側に帰ってこれなくなる。それくらい心に染み入る。突き刺さる。 オレらくらいの年代の男子諸君は、もろ直撃するんではないだろうか。あの切なくて、やり切れなくて、全てを投げ出したくなり、全てを抱きしめたくなる、言葉にならない感情。 映画も秀一の出来栄え。
1投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ映画化したりして話題になると勝ったと思うミーハーな私。 そのひとつ。 でも、これは心にじっくりと居座って熱い石のようにジワジワずっとあたしを動かしてる気がする。 作家さんに対して通り過ごすことができなくなったキッカケ。 夢を追いかけるってどういうこと?どうすること?どうしたらいいの?そんなあなたの隣にいつもいるあたしはどうしたらいい? そんなことに答えも出さないこの作品に振り回される。 ただ、いまはあなたの答えを待ってるだけだけど。
0投稿日: 2012.06.01
powered by ブクログいにおさん、玉大OBさんと知って、同じ学舎を見て感じていた人の世界観を読んでいてなんとなくだけど身近に感じたー
0投稿日: 2012.06.01
powered by ブクログ青春真っ只中の心の痛みと共に居てくれた漫画。 種田に、芽衣子に、僕らを重ねなくなったのはいつからだろうか。 やっと冷静に客観的に読めるようになった頃には、すっかりソラニン(毒)なんか抜けて、ただのバンド漫画にしか見えなくなってたのが少し寂しかったりもする。
0投稿日: 2012.05.29
powered by ブクログ意外としっかり考えられている。漠然さがリアルなんだろうけど共感出来るほど若者ではないな。 絵は割と標準。キャラクターは気になるレベルではない。
0投稿日: 2012.05.25
powered by ブクログ同棲している種田成男と井上芽衣子の生活ぶりを丹念に描く。若い人の心情というのが実に的確に捉えられている。これだけ心情を描写しきれるのって小説でも映画でも少ないのではと思う。 内容で気の利いたフレーズがあればメモしておくのだが、これはもうほとんどがうまい表現ばかりでメモしきれない。 例えば、テキトーにページを開いてみると 「あたしが仕事を辞めたのは、仕事に不満というよりは、疲弊してくたびれてゆく自分が嫌だったから。」 「今のゆる-い幸せな感じは気持ちいいけど、時折、自分が社会にまるで貢献していないのを思い出して、まるでこの世に存在しない、死人のような気分になって、すごく怖くなる。実はそんな夜もあるんだ。おかしいな。死んだように生きるのがヤで会社を辞めたハズなのに。・・・くそっ。むずかしいもんだ。人生ってのは。」 繊細で生真面目で、テキトーで、力強くて気が弱い井上芽衣子のキャラのリアリティが抜群だけど、種田成男のキャラも素晴らしい。若い男性をこれほど平凡だけど深く、繊細って描くのって初めてだ。すごく普通なのだが、作品には出てこなかった。 「こなに好きなはずなのに、ずっと一緒にいたいのに、ホントは、あたしは心のどこかで種田との生活を終わらせて楽になりたいと思ってたんだ。」 といった恋愛の心情の複雑さの描写もうまい。 「カレーのトッピングに焼き魚・・・芽衣子さん、これは新たしいいやがらせかい?」といった軽いコミカルさもいにおさくひんの良いところ。 絵のうまさは写真をコピーしたような画風を批判されるほどにうまい。 これだけの作品なので映画にしてもいいのではと思ったら映画になってました。チラッと予告編を見ると同じセリフを喋ってる。しかしここまでドラマ的に完成度が高いと実写に移す意味ってないような気がする。
2投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログ全二巻読了。ありきたりな話なんだろうが、他人事には思えない内容ばかりで、とにかく心に響いた。暇潰しで読むつもりだったのに、久しぶりに良い漫画に会えたな。映画は…見ない方がいいんだろうな笑
0投稿日: 2012.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ半分までしか読んでないんだけど、浅野いにおのマンガはさー 若い子なら皆持ってる不安感を和らげる感じのそれなんだね 花沢健吾や真鍋昌平だと煽って逆に安心するみたいな 意味合いが読み物<刺激物という感じが流行なんかな なんだかんだで読んだ後に「まあいいや」「なんとかなるよね」って感じるものが多い気がする「頑張ろう」とか「次に向かおう」とはならない それが悪いということではなくて 途中までのメモ 以降の巻も読みます
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
進路に迷う若者の日常を描く。 メッセージ性は強くないが、登場人物が模索しながら生きていく姿に 自分の学生時代を重ねることができるいい作品だった。 特に種田がCDを送ってデビューを目指すところなどは、 自分が履歴書を会社に送る事とダブって見えた。 だからバックバンドを断った理由もわかる気がするし、 バイクに乗りながら号泣するシーンにも、 種田の心中を想像することができる。 肩書があればひとまず安心なのだろうか。 それは他人がつけるもので、自分を決めるのは自分でしかない。 団塊という世代が世の中の中心から退いた後、 それを受けて次の時代を作る若者の葛藤だといえるかもしれない。
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログおやすみプンプンよりかは気軽に読める作品だと思います。 でもその中でメッセージが明確にあって、主人公と自分が当てはまりやすくて、感動した作品。
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現実味を帯びない夢アリ 今の自分はイマイチ 社会にはかなり不満アリ どうすりゃいいんだよ? という種田に共感できる部分があり 読んでいて、なんもいえない気持ちになる。 でも最後には前に進むしかねぇんだよなぁと 前向きな気持ちになるのが不思議。 浅野いにお作は読み終わった後、 なんかひたすら大声で叫びながら走りたくなる。
0投稿日: 2012.03.13
powered by ブクログモラトリアムってこういうことなんでしょうか。 ものすごく宙ぶらりんな時期に読んだので、感情移入ではないけど、なんとも言えないいたたまれない感に苛まれ、それでいてすごく羨ましかった。 読むとアジカンが聞きたくなる。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
芽衣子が種田のお父さんに"私に出来ることは何か?"って聞くと お父さんは、 「彼を忘れないでやって欲しい」 「彼が居た事を証明し続けるのが、あなたの役割なのかもしれない」 って言って去っていく。 芽衣子が自分の置かれた状況とすこし似ていたので、 そうか。それなんだ。って納得して 少しだけ顔を上げて深呼吸出来た漫画でした。
0投稿日: 2012.03.06
powered by ブクログ映画は、知らない。 ASIAN KANG-FU GENERATIONさんが唄った唄を知っているだけ。 知り合いが、唄っていて。 気にはなっていたけど、原作は読んでいなくて。 このたび、よんだ。 焦燥感。このままでいいんだろうか、って、だれだって思う。 このままずるずる生きていていいんだろうか、って。 さよなら、僕もどーにかやるさ、さよなら、そうするよ――ぉ―――
0投稿日: 2012.02.15
powered by ブクログストーリーもキャラ設定も陳腐で、ありがちなモラトリアム系マンガ。だけど、なんか心に引っかかるのは「社会」に取り残されていく感じの焦燥感の描写が自然だから...、かな。久しぶりにギターが弾きたくなった。
0投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログ一番すきなマンガ 芽衣子と種田の関係がちょっとずつ変わっていくような、変わらないようなかんじが切なかった。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ宮崎 あおいが主演で映画をやってたってことは知ってたけど、 それがどんな内容でどんな話なのか知らなかった。 種田や芽衣子さんは自分と同い年で、考えていることもなんか似ていて、自分は音楽やバンドをしたりはしていないけど、本当の所の自分を表してるのかなぁ?なんて思ったりした。 幸せってなに?とか哲学的にかんがえさせられるような話だったな。 映画も見たいって思った!
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青春は苦い。「真剣に何かをするときにつきまとう後戻り出来なくなる恐怖。時間が経つにつれ確実に減っていく選択肢」ただ好きだからで突き進めないもどかしさに共感する。「死」を出してくるなんてズルイよ…と思ったけどここからまた物語りは始まるのだなと思った。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログソラニンは妙に甘酸っぱい ソラニンは妙に切ない ソラニンは妙に可笑しい ソラニンは妙に泣ける 1冊で感情がコロコロ変わる そんな恐ろしい作品がソラニンだ。 良くも悪くも大人になれば青春時代はうらやましいものだ なんだかんだで悩みはあったけど毎日遊んでバイトして恋をして寝て、夢ができて。 思い出してみても意味があったのかわからないからっぽな毎日だったけど、思い出してみるとなんだかドキドキワクワクしてしまう。 そんな自分の青春と比べながら読むのも粋だと思いますよ。 まあ私もまだ青春真っ只中ですがね(笑)
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ『プンプン』や『海辺の〜』も読んでみたのだが、『ソラニン』くらいの平和レベルが私には合ってるのだなぁ…と感じた。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログ1巻の終わりから最後まで涙が止まらなかった。 私自身がバンドを少し組んでたから余計かも… 映画は種田がイケメンすぎて観る気になりませんでした…種田はカッコ悪いのがいいんだ!!
0投稿日: 2011.10.26
powered by ブクログ他の浅野いにおさんの作品に比べて、分かりやすいと思いました。 リアルに近くて、痛くて、苦しいけど、そこが好きです。 生きたいと思いました。
1投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログ2011.10.08 1巻 開始 2011.10.19 2巻 読了 信頼。 仲間に対する信頼。 あいつが何をやろうが、こいつが何をやろうが。 お前のすることはおもしろい、笑える。痛いかもしれないけど、ともかく楽しい。 そのような信頼。 そういうことを信じて僕は彼らに身を委ねるのだ。 とかいっちゃって。へへっ。
0投稿日: 2011.10.08
powered by ブクログ映画を見てから迷わず2巻まで購入しました。 途中から胸が苦しくなりました。 主人公たちのやるせない毎日と当たり前の悩みが、自分に対して問いかけられているようにリアルで痛かったです。
0投稿日: 2011.10.01
powered by ブクログこの限りなく不透明なイマを生きる、僕らの青春狂想曲―― 社会人2年目、種田と芽衣子の楽しくもせつない、小さな恋の物語―― 性別・年代を越えて確かな共感と感動を呼ぶ、超話題作!!
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ社会人になる一歩手前の少年、少女らの夢と希望に焦がれる純真な気持ちと、社会人として溶け込んだ後の自身の才能の限界と、社会の現実に打ちのめされる大人達の心情を柔らかいタッチで鋭く抉った佳作。それらを描く際に表出されるやや押付けがましい作者の主張に鼻白むものの、「虹ヶ原ホログラフ」と比べ話が分かり易く、正攻法に訴えかけてくるものがある分、浅野いにお作の漫画にしてはそこそこ楽しめる一品であった。
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログたっつぉんっっっえっゔぁぁあああああああああ!!!!!! 二巻完結で大きな展開もあって巧いとおもいます。 こういう人達っていますよね。 でも自分はこういう人達苦手なので評価は3 なぜあの時新刊書店で鼻息荒げてこの漫画を一気買いしたのか自分でも良くわからないけど 持ってることが嬉しくなる程にオシャレな漫画。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログ浅野いにお作品の中でも一番読みやすいと思います なだらかな日常タッチで描きながらも確かな感動を与えてくれる作品です
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログとなり駅が舞台で、たまたま色々重なる部分あって、ついつい大人買いしました- アジカンのソラニン、好き
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログ鬼才、浅野いにおさんの本。 大卒ニート、まあフリーターの種田くん。 種田くんと音楽と彼女。 今の社会を写し出す青春バンド漫画です。 僕は浅野さんのダークかつそれでいて正義を振りかざす作風って素敵だと思います。 そんな大人って今の時代、なかなかいないじゃないですか。 どんなにおっさんになっても、『生涯現役』『生涯青春』 宮藤官九郎さんや中村義洋さん、伊坂幸太郎さんなど、現代の作家さんを意識させる作風を感じます。 ザ・青年漫画。 2011年8月13日 読了 カス"
0投稿日: 2011.08.13
powered by ブクログ映画も漫画もまじで興味ないと思ってたのに、読んでみたらものすごく地元が舞台ではないですか。ちゃんと読み返したら我が家も背景として描かれているのではあるまいか。あぁやだやだ登戸なんてと思ってたけど、侮れないな。 ここのところ神奈川愛の強い私です。 「神奈川県の持つポテンシャル」トーク、今なら無料で出張講師します。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログソラニンってジャガイモの芽に含まれてる毒。 私自身ジャガイモを調理するときは念入りに芽を除く。 でもジャガイモが成長していくためには必要なもの。 人間もそんなもんだよなーて思う。
3投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
種田と芽衣子の恋と、人間関係を描いた青春漫画。 っていうと「よくある」って感じがするけど、これは切なくなった。 再びミュージシャンになろうとした夢はかなわず、 諦めて実家に戻って暮らすか、 恋人の芽衣子とも別れるかと揺れる種田。 思い悩んで芽衣子の前から姿を消すが、 結局、前に辞めた仕事に戻り、芽衣子の元に戻る決断をする。 「自分はこれでいいんだ」と自分を納得させようとする種田の前に、 「それで本当にいいのか?」と問いかける心の声がする。 とたんに何かが爆発し、 種田は号泣しながら赤信号の交差点に突っ込んでいく。。 20代半ばから後半は、 漠然と「自分はこれがやりたいんだ!」って思っていた夢と、 自分に何ができるのかという現実が交差しあう地点で。 自分の一生が、まあまあどんな感じになるのか見通せてしまう時で。 それは往々にして、子供のころ予想していた自分の将来から考えると、 ものすごく平々凡々たるつまらない「結末」に思えることもある。 それでも自分が行きたい方へともがくことは、 「赤信号に交差点で突っ込む」ようなことだと分かっていても、 突き進んでしまった種田の部分は、せつない。 馬鹿だなぁっていう気持ちと、 自分を振り返ってみて、「どうしてもっとあの時、あきらめずにやってみなかったのか?」っていう、どこか羨ましい気持ちがどちらも、ある。
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログちっちゃな悩みを積み重ねる毎日。妥協したフリして自分を騙す毎日。光が見えては消える毎日。人生に正しい選択なんてあるのかな。。。
0投稿日: 2011.06.16
powered by ブクログ浅野いにおさんの漫画は全部好きですが、このソラニンは特に好きです。 種田をはじめとする人間味あふれる登場人物に、つい感情移入してしまいます。 こんな青春、いいなあと思います。
0投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログ悩みが多いときなどにお勧め。 映画にもされているが断然漫画のほうが面白かった。 答えを出すではなく、悩みは悩みのままで描いているところが読みやすく、共感もできた。 登場人物全員に魅力があった。
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログフレーズはキャッチーで共感できるけどストーリー展開は微妙… 種田くんの死は必要だったのか… 全2巻読了
0投稿日: 2011.05.11
powered by ブクログいにおさんワールドの中でも読みやすい作品だった。「もしも」の渦にいる芽生ちゃんに一緒になって苦しくなった。
0投稿日: 2011.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだ当時は同世代だった登場人物たちが、 自分に酔いすぎの考えなしに感じられて、最後まで冷めた目で読んだ作品。 彼氏の死も、作中のリアルじゃなく、展開上の一要素に感じられて不快でした。 葛藤が主体の作品を見る場合、ひとつは共感できるか、 もうひとつは彼らが何を選びどう行動するか、注目するけど、 この作品はどちらもピンと来ませんでした。
0投稿日: 2011.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学時代、軽音サークルで知り合った仲間たち。 卒業後、就職するもの。就職しないもの。卒業さえしないもの。 理想と現実のギャップに悩み、失い、踏み出す一歩。 付き合って6年目、同棲して1年目の種田と芽衣子。 仲間たちとダラッと過ごす日常。 捨て切れない反骨精神。 突然会社を辞めた芽衣子は、音楽を諦め切れない種田の背中を押す。 学生と社会人。たった1年の違いでも、その差は大きく、世界は違って見える。 あるものは就職する仲間たちを羨み、呪い、あるものは学生気分の仲間たちを羨み、蔑む。 よくある若者たちの青春・葛藤モノと、この作品が違って映るのは、浅野いにおが描く絵のリアルな作風が、現実を生きる読者の見る風景と同じように映るからではないだろうか。 悩み、沈んだ時の人込み。気持ちが晴れた時の空。 望まない雨の日。鬱陶しい仲間のバカ面。 誰にでも起こり得る世界を、誰にでも映り得る風景で。 そして馴染みある話し言葉で紡がれるから激しく痛む。 要所要所に入り込む、独特の小ネタで笑いながらも、登場人物に同調し切った頃に畳み掛ける正にマンガみたいなドラマ。 そしてマンガみたいな仲間たち。 絶望と再生。 カッコ良く、美しいものばかりではない。 希望と不純物でキラキラと輝く世界。 マンガよりマンガで、映画より映画、それで現実より現実の構成と画力が、ただただ“良いお話でした”とさせない魅力的な物語に昇華している。 この2冊だけで、全ての登場人物の日常が安易に想像できてしまう各キャラクターの表情や見せ方は圧巻。 「棒人間でだって表現できるはず!」 と、作者が言ったかどうかは知らないが、きっとそういう経緯で次の作品が出来ていったんだと思う。 浅野いにお、その他の著書 ・おやすみプンプン(1~3巻) ・虹ヶ原ホログラフ ・すばらしい世界(全2巻) などなど。
0投稿日: 2011.03.30
powered by ブクログ独特の世界観を持つ浅野いにお先生の中で、一番普遍的というか。 窓口の広い作品だと思います。 2巻で終わりですが、本当に素敵な作品です。 映画化もされて嬉しかったです。 初めて読んだ当時は映画化なんて予測もしていなくて。 ソラニンという曲が実際に聴けるとも思っていなかったので。 映画化を聞いた時はどんな曲になるかワクワクしました。
0投稿日: 2011.03.06
powered by ブクログ基本的にロック物は好きです。宮崎あおいの映画もヨカッタ。 社会に出る怖さや、人生について、恋愛、友達、大人になっていくと忘れさられてしまうこと。 あの時、誰でも経験した思い、、思い出させてくれます。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ大学生の時にバンドをやっていた私は、感情移入せずにいられなく 号泣しました。 種田の部屋の雰囲気が当時の彼の部屋の雰囲気と そっくりで、懐かしくて切なくて。 映画も観てしまいました!
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ前から存在は知ってたけど とっても話題になってきたので 弟から拝借して読みましたw 私は音楽とかやってないし、まだ入社してないし、 実家が東京だから上京することもぴんとこない けど、毎日に流されてしまって 不安とも途方にくれるともつかない どうしようかなっていう感情だけはすごくリアルだった 細かい絵がうまい!
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログこのまんが読むと 無性に悔しくなるのです。 なんで好きな男を 踏み台にして 成長してんのかと。 もっと 早くできなかったんかいと。 女の子の馬鹿野郎って 悔しくてたまらなくて でもどうしようもなく 愛おしくなるのです。
0投稿日: 2011.01.30
powered by ブクログ映画化、そして作中に出てくる歌がAsian kung-fu generationによって作曲された作品 浅野いにおはやっぱりスゴイ!!! 話もさることながら、キャラの表情・感情が丁寧に表されていて喜怒哀楽以上の感情がこの作品にはあります もちろん話も作り込まれていて、また切り口によっていろいろな表情を見せる作品に圧巻されます いろんな意味で『表情豊かな作品』と言えると思います。 完結済み 1,2巻発売中!
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ又貸しでみた漫画。 だらだら仕事して 音楽をして 恋愛をして よくある恋人同士。 いなくなったらどうする? 恋人じゃなくても 大事な人が消えてしまうことに 覚悟は持てそうに在りません。 読んだ後は喪失感、何これ、 ありえなくない感じに自分を重ねてるんですか、私笑 ですが周りに聞いてみたら そう感じていたのは私だけではありませんでした。 これを読んでから 私はさん付けで呼ばれるようになりました。←
1投稿日: 2011.01.28
powered by ブクログ突き放し方も、ニヒリズムも、 人間の生々しさと繊細さと乱暴さも、 ホントに良く見ています、感嘆。
0投稿日: 2010.12.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰もが求める「自由」「生き方」「恋愛」(そして男の子にとっては『女の子』)が全部まぜこぜになって、描かれていた。世の中に居るのは、基本的に善人であるという、優しいストーリーである。死んでしまった種田は、実はあらゆる男の子に当てはまり、本当は、死んでしまったことで、芽衣子との恋愛が成立しているという、哀しいやはり優しいファンタジーなのだ。本来はここで、残酷な現実に二人は向き合うことになり、やわらかい恋愛はどんどん台無しになってゆくはずなのだ。種田は死んでしまったことで、芽衣子にやわらかい優しいままの世界を遺したのだ。かといって、自殺を推奨するような酷い内容ではない。死というものが、残された者にどれだけの苦痛を与えるかということを、これでもかこれでもかと、まるでロックの如く、じわりと叩きつけている。 私も、ずいぶん昔、好きだったかもしれない人が急死してしまって、もうそれで心を自分で支えることが出来なくなったことがある。付き合っていた訳ではない。私には他に付き合っていた人が居たからだ。ただ手元に、その人から貰った、電話番号が書かれた名刺だけが、残っていた。立ち直るのに、十年以上かかった。 芽衣子はこの先、痛みを抱えた、優しいやわらかい大人になるんだろうな。
0投稿日: 2010.12.12
powered by ブクログ少し前までの生活を思い出してしまう一冊。「ふらふらしてたい」と思っちゃうので、決心鈍っているときは読めません。
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログこれほど人の心をブン殴っていく漫画もないなぁと思います。良い意味で。 読むといまだに、いろいろな感情が湧いて心がざわつきます。多分良い意味で。 ほんとに大好き、ソラニン。
0投稿日: 2010.11.04
powered by ブクログこれを読んだのが、彼らと同年代の20代半ばでなくて 30代半ばのおばちゃん主婦の自分で、良かったです。 でなければ嫉妬と焦りで歯軋りしていそう。 今は、「青春だねぇ~」と他人事で読めるのでね…
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログ映画から。どいつもこいつも人間臭い。リアリティのある世界観。誰しも自分の中に持っているモヤモヤした気持ちが、そのまま漫画になった様な。何というか、引き込まれます。二巻のラストでは爽快な読後感が。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ浅野いにおの描く若者の葛藤には妙にドキリとしてしまう。 単純にまっすぐ夢を追いかける事の怖さだったり、割り切れない気持ちだったり、本当にうまく描かれてるなーと思う。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ現代社会の、特に若者が持つ葛藤をサラリとやわらかく、でも核心を持って表現していると思います。共感度大。
0投稿日: 2010.09.29
powered by ブクログ映画化もされた漫画 ASIAN KUNG-FU GENERATIONの歌ってる『ソラニン』もまた良いんだな、これが☆ ありきたりな日常から感じるさまざまなこと。 日常から感じる嫌なこと ほのぼのした日常の良さ 周りにいる人の大切さとか感じた 個人的に読み始め7、10、14、15ページの芽衣子が考えてることがめちゃくちゃ共感だった☆ ちょっと引用させてもらいます(ノ∀`)スイマスン 9,10ページ引用→ あたしが思うに大人は『まぁいいや』のカタマリだ。 おなかが出てきてもまぁいいや。鼻毛が出ててもまぁいいや。捕まらなければまぁいいや。ココロなんて無くてもまぁいいや。どこかで戦争や災害が起きてたくさん人が死んでも自分が幸せならまぁいいや。 この本読むころ、自分が日常のこういうとこが嫌でこういうのよく考えてたからなんかすごい親近感わいた まぁ 結論言うと なんかがんばろう☆と思える漫画やと思います 漫画が充分おもしろいんで映画見る気しませんっ!すいません浅野さん!おわりっ!
0投稿日: 2010.09.24
powered by ブクログ思い出しレビューシリーズ。 映画「ソラニン」を観終わったあとに読む。 と、映画ではしょられた部分とか、わかりにくかった部分がより明確に想像できるようになった。 映画が「恋愛」に重きを置いたかんじの構成だったのに比べて、原作はもっと、なんてゆうか「生き方」的なものに重きを置いてたんかな、と。 映画を観て、ずっとひっかかってた 「種田は最期になんて思ったんやろ?」っていう疑問。 普通の「恋愛映画」なら、あのとき種田は事故に合わなかっただろう。 あのとき、種田の頭の中をいっぱいにしていたのは、明らかに「芽衣子」ではなく、音楽とか芽衣子とか仕事とか友情とかすべてをひっくるめた「人生」「生き方」に対する迷いやった気がする。 普通の僕らの、普通の恋愛や普通の青春や普通の悩みを等身大で描いた作品。おなじ気持ちで、社会のあわいを生きてるひと、多いはず!
1投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログ清々しいほどの青春漫画で好感が持てます。ただ浅野さんは他にとても面白い漫画を何冊も描かれているので……「浅野いにお」にハマるきっかけには良いかもしれません。
0投稿日: 2010.08.30
powered by ブクログ友人に借りて読み、手元に置きたくなったので購入しました。全2巻。 1巻のラストでウワァァァ!ってなります。 2巻を早く手に取りたくて仕方なくなります。 完結してからこの作品を知って本当によかった。私はあまりこらえ性がないので、2巻発売前に出会っていたら、先が気になって気になってずーっとソラニンのことばっかり考えていたに違いありません。 映画化したみたいですが、そっちはどうなのかな… 正直、予告編を見ただけで「えー全部ネタ出ちゃったじゃん!」という満腹感を覚えてしまったので劇場に足を運ぶには至りませんでした。追加エピソードとかあるのかなぁ? でもそんなものがあったとしても、ソラニンの世界はこの2冊で充分。過不足のない、磨き抜かれた漫画です。
0投稿日: 2010.08.27
powered by ブクログ現代人の気持ちがリアルに表れていて 自分自身とても共感できた一冊。 未来って何だろう 幸せってなんだろう ととても考えさせられる1冊
0投稿日: 2010.08.21
