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愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
岡田尊司/光文社
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総合評価

186件)
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46
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38
5
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    <この本のよい点> ・光文社新書は、本文の紙がツルツルしていていい。 ・明朝も美しい。 →印刷屋さん、えらい。 <内容について感想> 「子供をいっぱいハグしてやりましょう。」  は、まあいい、として。 これで「愛着障害」なるものが存在するように語るのは、オカルトの域と変わらないように思った。 近世までは、乳母や、姉、村の女性たちで育てられる子供は多かったのでは。核家族化した、ごく一時的な現代の家族像を起点で、人格形成総括して語るスタイルは、一面的過ぎるというか、ハチャメチャな様相。そりゃ、母=太陽で、理想的な日照時間を与えてくれればいいだろうけど、躓きの石がほとんどないツルツルなほうがレアなんではないだろうか。工場の品質管理のような徹底ぶりで、暗闇のない工業製品みたいな子供→人間をお望みか? 偉人や有名人の例ばかり出したら、「愛着障害でよかった」とならないか。口あたりのよい有名人の話をいくつも出して、本として一般受け「あー本読んだな~と思わせりゃいい」という風なのは、いい加減過ぎやしないか。 文学者に愛着障害が多い、と、よくありがち偏見から適当なこと書いてあるけど、作家は自分語りが生業なんだから、よく語りがちな人の半生が資料として残りやすいだろう。 釈迦やムハンマドが愛着障害、まで出てくると、漫才でもみているのか、と。 (ばかな私の悪いところは、どんなアホな話も最後まで聞いてしまうところである。アホかな思ったけど、ちがった、あーよかった、と思いたいのだ。こんなにひねくれてなお、まだ世界は善で溢れてると、どこかで信じてるのだ。。) ごく標準的な一般人にも「愛着障害」例はたくさんあるだろう。 この本を、もう少しセンセーショナルに成り立たせるためには、有名人ではなく、無名のドロップアウトやアウトローの膨大な取材から導かれた例が多数必要だっただろう。 自分や身近な人が抱える問題を、「愛着障害」に原因を委ね、転嫁してみて、リラックスしたい時にはいいのかもしれない。

    9
    投稿日: 2016.06.23
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    即断即決(ゼロ秒思考)の赤羽雄二さんのススメの本で手に取りました。 何でもかんでも愛着障害のせいにするのもどうなの、という思いもあるが、 生きづらさを感じる人にとってはこの書を読み心をスッキリさせ、次のステップに移るのにいい本だと思います。 夏目漱石やクリントン大統領、ヘミングウェイ、ルソーなどなど偉人等のエピソードを踏まえながら分析し、解説、克服法を探ろうとする書です。 第6章の愛着障害の克服 という章で記載されてる下記の内容が一番好きです。 大事なのはどんな小さいことでもいいから自分なりの役割を持ち、それを果たしていくこと。(社会的、職業的役割を中心にすると親密さの問題を棚上げして仕事上の関わりと割り切って自信をつけていくことができる) 自分のためというより周囲の人のためになれば尚一層よい。 全か無か、といった二分法的な認知ではなく、事態を冷静に受け止め、そうなってよかった面もある、という試練や苦痛からも前向きな意味を見出そうとする姿勢が必要

    2
    投稿日: 2016.06.12
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    自分に思い当たる部分が多く、とても重苦しい気持ちになりながら何とか読み終えた。 私はどうやら「恐れ―回避型」の愛着障害らしい。(夏目漱石と一緒だとか) 安全基地となる存在を確保し、愛着の傷を修復し、社会的・職業的役割と責任をもつことで克服していけるとのことなので、少しずつ頑張っていきたい。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    自分が長年悩まされていたものの正体がわかった気がします。思い当たる節が多すぎて頭を抱えました。まともな人の視点で書かれているので、自身のおかしな部分への気づきがあると共に、軌道修正に大いに役立ちます。しかし同時に、完全な愛着を作ることができた人間がこの世の中に何人いるのだろう、そうそういないのではないかとも感じられました。とても有意義な本でした。

    0
    投稿日: 2016.01.03
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    幼少期の愛着について、その重要性を教えてくれる。子を持つ親には、まさに関心事である。しかし、例えば兄弟が多く、歳が近い場合、母親の取り合いになるだろうが、そのようなケースは、子供にどのような影響を与えるのだろうか。甘やかす事と、愛着形成のための一線とは?など、マニュアル本のように本著を読むなら、不足する部分に疑問が湧くだろう。しかし、先ずは、愛着が大事だという事を意識するだけでも、意味があるのだと思う。

    1
    投稿日: 2015.09.14
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    自分の幼い頃のことや、人との関わりを思い出しながら読んだ。 子どもにとって、親や養育者から受ける愛情がどれほど大切で、その後の人生に影響を及ぼすか、本当によくわかった。 今現在子どもがいる人、これから親になる人…自分の同世代の人たちに読んでほしい本だった。 また、偉人のエピソードは個人的に好きだった。

    0
    投稿日: 2015.07.27
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    愛着、それは「人と人との絆を結ぶ能力」であり「人格のもっとも土台の部分を形造」るもの。とすると自分ももれなく愛着、に課題アリ。「安全基地」という言葉が残る。付かず離れず、求めれば応じ、求めねば応じず。何でも話せる。自分のことや誰かのことを想起しながら考える。愛着、厄介なもんや。無駄にダラダラと偉人を挙げて説明するはいらん。

    0
    投稿日: 2015.07.27
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    愛着障害に着目して過去の偉人などの事例を通し詳しく解説している。分析もさることながらただ状況を説明するだけに終わらず愛着障害を持つ人への打開策やいくつかの選択肢を提示しているのでかなり救われるし参考になる。心理学系の本はいくつも読み漁ったけど今まで読んだ中でトップ3にはいる。定期的に読み返してたら悩みが軽減されそうだ。

    0
    投稿日: 2015.07.27
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    ・親子関係、パートナーとの関係に悩みを抱えている人に。 ・これから子供が産まれる人に。 ・偉人の「実は…」というエピソードが好きな方に。 流行っていたので読んでみたら存外面白かった。障害とかいうから平々凡々な人生を過ごしてきた自分にはあまり縁のない話かと思ったが、この本はもう少し身近なアプローチでした。多くの人が感じたことがあるだろう、誰かとの付き合いがしっくりこないとか、衝突してしまうとかいった人間関係の悩みの背景にこの「愛着障害」が隠れているかも?読んでいて何でもかんでも愛着障害かい!と突っ込みたくなるきらいはあるが、人間関係の悩みが少し軽くなるかも。(解決はしないが…) あと偉人の具体的エピソードが豊富なので、ゴシップとまでは下世話ではないが、そういうノリでも楽しめる。 あと、自分はたまたま新生児を育児中なので、この「愛着の絆が確立する時期」を本当に大事にしようと思った。

    0
    投稿日: 2015.04.26
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    http://susumu-akashi.com/2013/04/%E6%84%9B%E7%9D%80%E9%9A%9C%E5%AE%B3/ 言葉にできると不安は収まる。 以前、巻末の愛着スタイル診断テストをした時は恐れ-回避型だったけど、今はただの回避型だ。私も成長したな。

    0
    投稿日: 2015.04.06
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     学校で、愛着障害じゃないかと疑われる子がいて、  先日その子が廊下で、ものすごい勢いで女の子を追いかけていたものだから、  「やめなさい」  と前に立ちはだかったら、見事わたしと激突。  ブチ切れられる。  わたしの腕に殴りかかり、  「ふざけんなよお前。お前なんか教員に向いてねーんだよ。教員辞めろよ。お前みたいなのが舐められんだよ。誰もお前の言うことなんか聞いてねーんだよ。クラス全員お前の言うことなんか聞いてねえじゃねえか。全員に舐められてるからだろうが。むいてねーんだよ。やめちまえ!」  というようなことを言われる。  あんまりの言われようだなぁ。でもそれ、本当だよなぁ。この子は衝動性が強いから、今思ったことを口走っているけど、普段思ってるけど口にしないだけで、そう思っているんだなぁ。あーツラ。  そう思ったら、涙が出てきそうになる。  それ、クラスの子が全員聞いていて、教室に入ったら、しーんとしていて、「先生、そんなことないよ。」とは言わなかったけれど、わらわらわたしの周りに集まってきては、(お弁当の時間だったので)「先生、卵焼きは砂糖と塩、どっちが好き?」とか、「先生、お弁当ちょっと分けてよ。」とか、普段絶対言わないことを言ってきた。  翌日の日記に、「担任が先生でよかった。」と、わたしにしかできなかったことを、いっぱい書いてきてくれた子がいて、  久しぶりに、堰を切ったように泣いた。  「私は教員に向いていない。でも、今ここで働かせてもらっているのだから、わたしにできることを精一杯やろう。」  そう思って、8年間教員をやってきました。  でも「お前なんかお呼びでない」と言われ、  8年間をすべて否定されるようなことを言われ、  そうか、やっぱりそう思われているのか。わたしなんかいないほうがいいのだ。・・・でも私は、やめたところでいったいこれから、どこへ行ったらいいのだろう。  そう思わされている今。  わたしは、「担任が先生でよかった。」と、いってくれる子を支えに、頑張って行っていいものなのだろうか。  分からない。  愛着障害。  この本の巻末に、愛着診断のチェックシートがあった。  わたしは強い回避性愛着障害だった。  思い当たる節はある。幼いころから、父親との関係が良くない。今も良くない。  「この人は、子供なんかほしくなかったのだろう。」  そう思って今を生きている。  納得のいくストーリーを、そこからいくらでも作り出すことができる。  そこになぞらえて言うのであれば、  わたしは、人を育てるという職業を通して、  自分を癒そうとしているのだろう。  絵を描いたり、本を読んだりして、自分の世界を守ろうとしているのは、  どこにも安全な基地が自分の中にないからだろう。  男の人と、うまく関係を作れないのも、そこが原因なのかもしれない。  そこから、自分を自分で育て、癒すきっかけを持てるのであれば、  わたしは、この愛着障害と向き合うべきなのだろう。  わたしを、  私のすべてを否定する存在がいる場所でなお?  来年度が始まる。  がんばれる気力が今、  大幅に損なわれている。  回復できないまま、また私は自分を奮い立たせて1年を始めるのであろうか。  誰か、助けてほしい。    …きっと、わたしに食って掛かってきた子も、  そう思っているのだろう。  誰か、自分を救ってほしいと。  でも今、わたしは沈没寸前の小さな船のようなもので、  たくさんの人が救いを求めてきたら、  自分がつぶれてしまいそうな気がする。  誰か…  半年だけ、頑張ってみよう。  あと半年だけ、生きてみよう。  できるだけ、人の役に立てるようにこの身を捧げてみよう。  もしがんばれたら、もう一ヶ月だけ、生きてみよう。  もし、だめだったら、そこまでだ。  だれにも必要とされなくても、生きられるものかと思っていたけれど、  だれか一人にでも否定されることが、生きる気力をこれほどまでに削がれるものなのかと思う。  半年だけ。がんばって生きてみる。  この痛みを忘れて、にこにこ笑って生きている自分を、心に描きながら、頑張る。  「わたしなんて、生まれてこなければ良かった。」  そう思うことが、どれほどつらいことか、分かって上げられる人間でいられますように。  「あなたがいてくれてよかった。」  一人でも多くそのことを伝えられる人間でいられますように。

    15
    投稿日: 2015.03.23
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    映画うまれるの作者が紹介されていて読もうと思った本。 私は出産して、 親に対して否定的な見方や感情をもつように なったので、何かしらあるかなと気になった。 しかし、テストは安定型でした。 親に対して否定的な見方や感情をもつことは 親が自分に対して否定的であったといことの反映で あり、自ら自分を否定するということに結びついている。 親を否定的な面だけでなく、良かった面や愛情を受けたことにも向き合うようになる。 悪い点や至らない点もあったが、親はそれなりに努力し愛情を注いでくれたのだ、あるいは親もうまく愛せない事情を抱えていたのだということをトータルな視点で受け止められるようになる。。 ものすごく共感なのですが、 分っているのだけど否定的な感情は残っています。 けど安定型なので愛着障害ではないのかな・・・。 と、ものすごくいろいろ考えた本でした。

    0
    投稿日: 2015.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子どもが成長するうえで最重要とも思える 愛着 アタッチメント 養育者とのアタッチメントに問題がある 愛着障害について、 さまざまな有名人を例にして説明している また自分のアタッチメントの型を 診断する部分もあり、興味深い。

    0
    投稿日: 2015.02.01
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    久々に衝撃を受けた本。愛着障害があるゆえに人間関係がスムーズに築けなかったり自己不全感があるということは読む前から想像できたが、愛着障害があると一定のホームベースがないゆえに現状を破壊し新しいものを作るという創造性が発揮される場合があったりとか、愛着が安定している人と不安定な人と回避性傾向がある人では仕事における関わり方が違う(愛着がある人は仕事は仕事と思う、不安定な人は仕事の評価と承認が人格に結びつくので仕事以上の意味を持つ等)など、初めて知る見解が多く参考になった。

    0
    投稿日: 2014.11.08
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    著名人が抱えていた愛着障害がどんなものだったのかというのを詳しく知ることはできるけど、どう解決していけばいいのかというのはわりとあっさり説明されている。その部分をもっと書いてほしかったな。でも読んでて、わりと自分は過去を克服しつつあるプロセスにいることが分かったのはよかった。巻末のテストでは不安型に分類されたけど、それを認めて、自己否定してしまう自分をどうにしかしていこうっていう前向きな気持ちにはなれた。どんなに努力をして成果をだしても自己否定が抜けないのをどうにかしたいんだけど、そういう本書いてくれないかな。

    0
    投稿日: 2014.07.18
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    途中半だるみした感はあるけど、愛着障害の概要に関しては理解できた。もっとつっこんだところが知りたい。

    0
    投稿日: 2014.05.02
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    http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036430

    0
    投稿日: 2014.04.14
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    あなたは、 人と交わるのを心から楽しめないことないですか? 本心を抑えて相手に過剰に合わせてしまいませんか? 拒否されたり、傷つくことに敏感になっていませんか? 損するとわかっているのに意地をはってしまうことはわりませんか? こういう傾向がある方は、愛着障害の可能性があります。 http://ameblo.jp/nancli/entry-11805165648.html

    0
    投稿日: 2014.03.27
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    自分がこんな人である理由が、少しわかった気がする。 で、ワタシはどうすればいいの?っていう解決策はあまりなかったな。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    生後六ヶ月から3歳頃までにある特定の人物(多くの場合、あるいは理想として母親)と「愛着関係」を築き、その信頼関係、戻れる場所を安全基地とすることで少しずつ冒険をし、失敗すれば泣きながら戻ってきて安心し、再び外に出て世界を広げていきながら成長していく。 幼少期が如何に大事か良く伝わる一冊。

    0
    投稿日: 2014.02.20
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    精神科医が自身の主観を述べている本。 切り口、角度はいいかも。でも考察や論調に全く共感できない。 愛着障害とされる人たちへの愛が感じられない。どちらかというと侮蔑しているようにさえ受け取れる。 第6章でやっと、ちょっとだけ著名人の例をあげたり克服方法について触れているだけ。又、著名人のエピソードも直線的な描き方。 心理学の授業で、養育者のネグレクトと虐待で保護された兄弟が専門施設で愛着再形成、成人、結婚して子供も設けて幸せに暮らしている例を教えていただいたことがあり、そういったエピソードのほうがよっぽど心に響く。

    1
    投稿日: 2014.02.18
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    子どもは、愛着という安全基地がちゃんと確保されている時、安心して外界を冒険しようという意欲をもつことができる 安全基地を確保している人は、外界のストレスにも強い 子どもの4つの愛着パターン  安定型、回避型、抵抗両価型、混乱型 支配的、従属的、操作的コントロール 大人の愛着パターン  安定型、不安型(とらわれ型)、回避型(愛着軽視型) 愛着形成の臨界期 生後半年から一歳半 回避型 感情に流されず、事実だけを冷静に見つめる 強情やわがままやどの過ぎたいたずらといったものは愛着障害の子にみられる 回避型の愛着パターンを示す子ども 母親は子どもに対して感受性や応答性が乏しい 抵抗両価型の愛着パターンを示す子ども 母親自身不安が強く神経質だったり、子どもにたいして厳格過ぎたり、過干渉だったり、甘やかしする一方で、思い通りにならないと、突き放す態度をとるといった両価的な傾向がみられる 不安定型の愛着スタイルを生む重要な要因の一つは、親から否定的な扱いや評価をうけて育つこと 親との関係を見る上で重要なのは、愛着に問題がある場合、親に対する敵意や怨みといったネガティブな感情、あからさまな確執や軋轢だけでなく、過度の従順さや良い子としての振る舞いと言った形で親に奉仕することも多いことである。また両方の感情や行動が両価的に混在していることも多い。関係がうまく行っている局面では、気に入られようと親を喜ばせるが、それがうまくいかない局面になると、否定的な感情が噴出し、関係が急に悪化したりする 親の期待に応えられない自分をひどく否定し、責めたりすることである。親を否定している一方で、親から認められない自分を、ダメな人間のように考えてしまう傾向がある 愛着障害における対人関係 適度な距離がとれない ストレスにたいしてネガティブな反応をとりやすい ストレスを自分に対する攻撃ととらえて、すぐさま反撃行動をとる 不安定型の愛着障害の怒りは非機能的 愛着障害 全か無か 全体より部分にとらわれる 道化役を演じてしまう人は、自己卑下的な傾向が強く、その根底には自己否定感がある。自分を粗末に扱うことで、相手に気を許してもらおうとする。それも他者に対する媚であるが、そうしないでは生きてこれなかった子供時代の境遇が、そこに反映されている 愛着障害の人 ネガティブな評価の一般化 良いことはわすれ、悪いことのみ残る 傷ついた体験を語り尽くす パートナーや恋人が安全基地として受け止めると、愛着障害が改善 親と和解できたときに、自分自身とも和解できる 否定的な認知を脱するということは、全か無かという二分法的な認知でなく、清濁併せ飲んだ統合的な認知が持ているようになること

    0
    投稿日: 2014.02.09
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    愛着障害とは何か、いかにして生まれるか、その後の発達や大人になってからの生き方にどう影響するのかがよくわかる   文章も平易で、大事なこと(愛着スタイルは一生に影響する云々)は何度も繰り返している   有名人を具体例として・数多く挙げているから理解も深まる(小説作品をそのまま作者の主張や人生が現れるものとして扱うのはどうなのか?という問題は脇に置いておいて)   しかしこれほどまでに「愛着形成が大事!」と声高に言われてしまうと、すごく不安になってしまう   私の性格、全部親の養育態度の結晶なのだろうか   (そんなわけはないけれど)   基質ってなんだろう、遺伝ってなんだろう   巻末のテストをやったらどの傾向も等しく10点だったよ?  

    0
    投稿日: 2014.01.25
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    アルコールとストレスで体を壊した療養中に読んだ。 私の診断テスト結果は「安定型:2、回避型:12、不安型:11」と予想通りの極端な非安定型だった。回避型ほど達観していないが、不安型ほど他人を振り回すこともない「恐れー回避」型である。 歴史上の人物の例などの部分が多くやや冗長な構成だが、本書を読んでずいぶん救われた気がする。「安全基地がもてない障害」という説明は極めて的確。克服方法に関しても、たしかに自分でも幾度か試みているものばかり(幼児帰りによる自己育てなおし、自分が育てる側になる、宗教者にサポートを求める)で納得がいった。 また本書の解説による「正しい知識と正しい理解」での救いもある。愛の形が人と違うことに苦しむ必要はない、そういう障害なんだもん、という気持ちにもなれる。

    0
    投稿日: 2014.01.10
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    愛着という概念は知っていたが、本書はその視点の重要性を存分に説いたものだった。巻末の自己診断テストも素晴らしい。回避型、不安型ともに示唆的だ。また、宗教者、文筆家に多いのもうなづける。困難こそ最大の糧なのだ。環境は多大な影響を及ぼすが全てではない。本書の内容を踏まえ、人を見限らないことが大事だと思った。 ・母に支配されて育った人の場合、母には従順だが、思い通りになる存在をみつけると、その人を支配する傾向がある。 ・養育環境の関与が大きい。遺伝的要因:不安定愛着0.2~0.5,発達障害0.7~0.9,パーソナリティ障害0.5~0.6 ・親の愛着スタイルが子どもに伝達される ・傷にとらわれてしまう。受けた傷よりも、はるかにその人を苦しめている場合もある。 ・ほどよい距離が取れない。傷つきやい。破壊的な効果しかない怒り。過去にとらわれる。全か無かになりやすい。全体より部分にとらわれやすい。 ・寛容性がない。厳しく罰すべきという意見になりがち。 ・発達障害と診断されることも少なくない。 ・依存しやすく過食や万引きも、溜め込みも。 ・男児の妊娠中にストレスを受けると、男性ホルモンの量が少なくなる。 ・愛着は仕事ぶりにも関係する ・愛着障害を克服する場合、第三者の関わりが不可欠。数年対というスパンもある。 ・安全基地:いざというとき頼ることが出来る。守ってもらえる。外の世界を探索するためのベースキャンプ。 ・良い安全基地。1.安全感の保証。2.感受性。3.応答性。4.一貫した対応。5.何でも話せる。 ・一生付き合うという覚悟で、腹を据えて、その人に関わろうとしている日専門家や家族の方が、愛着障害という点では、大きな力となる。 ・親と和解できたとき、不思議と自分自身とも和解することが出来る。

    2
    投稿日: 2013.12.16
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    人との距離がうまく取れないと感じている人や、子どもを持つ人たち、ていうか、全ての人に勧めたい一冊。 スペクトラムと考えれば、殆ど全ての人が該当するのではないかと思われる、愛着障害。 本書では全く触れられていないが、昭和40年から60年まで、母子手帳に、抱っこや添い寝は望ましくないと書かれていた事は、現在の少子化問題、子どもへの虐待、実の親への介護中の虐待などに繋がっているのではないかと感じる。 幼児期のスキンシップによる刺激で、脳の発育ホルモンが出るという研究結果もでているそうなので、それが全てとは言わないが原因のひとつなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.12.04
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    人格形成の土台には愛着が重要な役割を果たす。生後六カ月から一歳半くらいまでの「臨界期」が愛着形成においてもっとも重要な時期といわれる。愛着の絆が結ばれると、子供はその場所を安全基地として、探索的な活動ができるようになる。

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間関係…親子、恋人、友人、同僚などとの関係に、なんだかうまくいかないなと思う人にすごくお勧めな本。図書館で借りたけれど、買おうと思う。 「愛着障害」という言葉は昔からあるけれど、どんなタイプがあるのか、大人になったら実際にどんな影響が出て来るのか、どう克服していくのか、実在の著名人の生き方を紹介しながら書かれていて、分かりやすい。本を読むだけでも、自分を外から見れて楽になる。

    1
    投稿日: 2013.09.25
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    愛着の形成と愛着障害の症状 この、知識なくして なまじ関わると怪我をする。 どんな療法に、携わる視点であっても 一読の価値がある本。 また、パートナーとの関係に悩む場合に ヒントが見つかる可能性のある本。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    概ね良書思うが、、、、、、 愛着というものが人間の成長過程に置いて重要なファクターであることはその通りと思うが、、、、 なんでも愛着障害と障害をつけることはないのではないかと思う。 100%愛着を満たされる人間はいない。皆だれしも愛着に関しては不全感を抱えているものだ。読んでおばさんのわたしですらああ、当てはまると思うし、若い時であれば、私は愛着障害なのだ!と思ったであろう。 不全感を乗り越える為にこの書物に書いてあることを噛み砕ければ良いのだけれど、人によっては障害という言葉に拘泥しあたかも自分が病者のように思う人間も出てくるかもしれない。 ACのようなものか、心理学上のある一つのくくりであり、それは病ではない、そのことを忘れずに読むのなら良書、、、、と思う。 私自身も勿論幾ばくかの愛着障害を抱えており(敢えて障害をつける)またそんな私に育てられた子どもたちも何らかの愛着障害を抱えているだろう。そういった不全感を何かに昇華してほしい、また昇華できると信じる力のようなものももらえたのだから。 明治の文豪が取り上げられており、愛着に問題のある育ちをしたからこそ、その不全感を癒やすために渾身を込めて小説を書いたということに、感銘を受ける。文学とはそういうものなのだと改めて。取り上げられた作家を再読したいと思う。

    0
    投稿日: 2013.09.12
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    本当に読んで良かったと思った本。自分は愛着不安定だったんだとか、苦しさの原因を言葉に出来ただけでも助かった気分になった。救われた。

    0
    投稿日: 2013.09.02
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    名著中の名著っ! 気軽に子育ての参考にしようと思ったら非常に深い内容で、人間関係で思い当たる人達が多く、相手を優しく理解・受け止める事が出来る。 愛着障害のある人もない人も出来るだけ早く読む事を強く進める。 早く読めば読むほど、その後の人間理解に役立ち公私ともに有意義な人生となると確信。 図書館で借りたが買うことにする。

    1
    投稿日: 2013.08.04
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    極めて良書。 愛着とは何か、どのように形成され、障害されるときには何が起きているのか、どのような影響が残るのかが一読で理解できる。 愛着障害が人の一生に強い影響を与えることが分かれば、自分で自分を育てなおすこともできるし、周囲の大人も対応を変えられるだろうに。 もっともっと理解されてよい世界だと思う。 医療界だけでなく、教育界、福祉界に携わる方には是非読んでほしい。

    0
    投稿日: 2013.07.21
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    自分に当てはまることが多すぎて 読み進めるのに苦痛があった この本の出会い 良かったのかわからない

    1
    投稿日: 2013.07.07
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    『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』(著:岡田尊司) 岡田さんの著書は依然、「アスペルガー症候群」も拝読させて頂いた その時も今回も思ったんだけど・・・ なんか、なんの知識もない人が読んだら、殆どの人がアスペルガーや愛着障害を 持った人のように感じてしまう、ちょっと危険だなぁって・・・ 私なんか確実に愛着障害あるもんね(苦笑) 最近、会社の若い子とか見てて思う・・・ みんな病気になりたがってるのか?って ちょっと悩んだりするとすぐにメンタル不調だと言って、なんの抵抗もなく精神科に行き 病名をつけて貰って帰ってくる そうすることで安心したかのよう・・・ まぁ、いいんだよ、病院に行くのはね・・・ みんなこういう本を読んでいて、やたら詳しい(笑) 対処法まで知ってる だったら、どうにかしろよって思うけど(笑) 岡田さんがどうこうってわけじゃないんです 本当に病気で苦しんでいる人たちもたくさんいるしね ただね・・・ 例え、愛着障害だったしても、生きてかなきゃいけないんだし 大事なのは過去じゃなく、今で、これからなんじゃん?って思うんだよ・・・ 自分が愛着障害があると受け止めて、じゃ、これからどうするってことなんじゃん?って・・・ あんまりそこら辺のことは触れられてなくて、ちょっと残念だなぁって思うんだ 個人的には自分の愛着障害の傾向が分かって面白かったけどねぇ~

    0
    投稿日: 2013.07.06
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    発達障害より先だわ。確かに。確実に。 発達障害はむしろ「二次障害」なことがある。 遺伝因子は否定しない。しかし、「造られた病」であることも実感する。 「自分という病」も「造られた」ものだと。 怒りを、過去を、親を、赦しに変えるところは現実的に非常に難しいものもある。難しい状況を抱える人がいるだろう。 だけど、「知ってしまった」以上は、自分を自分で空から見下ろせることもあるんでないかい? などと軽く思った。 「有効に働いたのは、言葉巧みな働きかけでないことは間違いない。交わした会話の内容さえ、それほど重要ではないかもしれない。むしろ、エリクソンが彼女に与えた、無防備とも言える親密さ、あけすけさが、マーサが抱えていた愛着不安を和らげ、リラックスして自分の問題を語り、それを受け入れることを容易にしたのではないだろうか。そのために、エリクソンという存在のアウトサイダー性や子どものような無邪気さが、彼女を解放するのに役立ったように思える」 エリク・H・エリクソン。英語をほとんど解せぬまま渡ったアメリカで診療を開始した、愛着障害をもつ心理学者のことだ。 これこそ、最高のカウンセリングだと思う。心打たれた。 彼は確執があった義父からもらった名前、ホンブルガーをミドルネームのHにして、エリクソンという名前を自分でつけた。エリクソンとは「エリクの息子」。「自分で自分の親になった」のだ。 自分自身が求めていた理想の親に自分自身に向けて成る。 深い示唆と救いがそこに見えた感じがした。 自分の仕事にも重要な視点とヒントをもらえた。 巻末の愛着スタイル診断テストをやってみたら、「安定型の得点=回避型+不安型の得点」だったことが意外。回避型の方が高かったのは納得。

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    投稿日: 2013.06.16
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    人との絆を結ぶ能力を愛着とし、それを安定なものと不安定なもの分類し、不安定なものは幼い頃にうまく関係を結べなかった養護者との愛着を埋めることで、克服できるとしている。そのための手法としては、親代わりの存在を作る、社会的役割を担う事で、絆を結ぶ訓練をする事が挙げられているが、究極的には、自分が自分の親代わりの存在になる事も有用であるとしている。何れにしても、克服できる問題であるとしてる事に勇気がでました。

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    投稿日: 2013.06.15
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    Sさんののお勧め。 例に出された国内外の有名人の記述は面白かったので、 読み物としては良かったが、 内容としては目新しさはないし、 学問的には歯切れが悪いと言うか、 科学的な説明にはなっていない。 それはこの著書の問題点ではなく、 心理学という学問の問題点ではあるが。

    1
    投稿日: 2013.05.30
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    80点。1980年代以降「病気じゃないのに変な人」がゴロゴロ出てきて、そんな人たちにはとりあえず「発達障害」という病名がつけられた。昨今「発達障害」と診断されるケースが急増している。子どもだけでなく大人も。児童のADHDの有病率は6%に達し、学習障害は10%に及ぶ。一方で「発達障害」と診断されながら、実際は「愛着障害」であるケースが数多く見過ごされているんだそう。 私は素人なので病名探索自体あまり意味がないとは思っているし、いたちごっこみたいなやりとりを見ても、伝統的な精神分析的アプローチがこの手の対策としては役に立たないと言っていいだろうと思っていた。 ちょっと前にこの件についていろいろと論を交えたことがあったのだが、ここまでは意見に違いはなかった。 私の方は、直接的に現在の問題を抱えた認知や行動のパターンを変容させようとする認知療法的なアプローチしかないだろうと思っていて、実際の行動体験や有効な社会技能、現実的な認知パターンの学習・遂行を具体的な目標とすることは可能だろうと思っていた。 しかし、その人の考えはそうではなかった。この本にあるように、愛着障害の場合は精神分析的アプローチだけではなく、認知行動療法すらも機能しないことがあるという。 非特定因子と呼ばれる、未だ特定されてない要素にこそ重要な部分が含まれていると考えるならば、補助的と思われている部分が本当は中心で、中心と思われている部分が、補助的な働きをしているにすぎない。要するに通常の精神医学の方法では十分な認識や対処の術などないのだ。心を扱うプロフェッショナルなはずの精神医学が、である。 そうだとしたら、私は認識を改めなければいけない。話を聞いて親身になっているようで「分析」という暴力的で冷たい刃をただただ突きつけていただけになる。共感ではなく解釈を与えることによって洞察を生み出そうとしてみても全くの無意味どころか逆効果でしかない。 じゃあ、どーすんの。となると原初的なプロセスしかないとしか言いようがない。人が人をいたわり、世話をし、愛情をかける。でもさ、もちろん大事だと思うけど、相当な根気が必要だし、諦めちゃうのが現実だと思う。あー、もちろん大人になってからの話で、子育てに於いては諦めないけど。しかも、これら要素って母胎回帰願望というか、庇護されたい男の根源的欲求じゃん。擬似ママがいるって話でしょ。そんなの誰も相手してくれないでしょう。 だったら「何かにそこそこ依存して、不完全ながらもたんたんと生きるだけの智慧程度のものがあればいいじゃん」という境地にめぐりめぐって再び落ち着いたさ。

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    投稿日: 2013.05.11
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    「愛着」とは…人と人との絆に結ぶ能力のこと。愛着障害は、幼少期の生活環境などにより、適切な愛情を受けられなかったことによりおこるそうです。そして何が問題かというと、その後の人生に大きな影響を与えるという点です。自分に対してのマイナス評価であったり、薬物中毒の道へ走ってしまったり、自分自身の子供を愛せなかったり・・・。この障害は決してレアなケースではなく、普通の家庭にも家庭でも起こりうることだとか。有名な人々も過去に抱えている人が多いようです。まだまだ知られていない分野のようですが、とても興味深い分野でした。

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    投稿日: 2013.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発達障害の本を読んでいて興味があったのでこちらも読んでみました。 個人的には著者の文体、人柄がとても好きです。 発達障害と診断される人の一部に愛着障害が原因とされることがあるらしいです。  親や養育者による虐待、ネグレクト、養育環境の悪さ、養育者の交替が多い、両親の不仲、過保護、偏った愛情などにより子どもが精神的に不安定になったり、精神疾患を抱えたり、問題行動を起こしたり、発達障害に似た状態になったりしてしまうといいます。 夏目漱石や太宰治、ルソーやミヒャエル・エンデなどの著名人の家庭環境や成人後の行動などを例に挙げ、わかりやすく解説されています。小説を読んだことがある方は「なるほど」と思う部分も多いかと思います。 実際、精神的に不安定な子どもや問題行動を起こす子どもの存在を知っているので読んでいて非常に納得するものばかりでした。 また、大人でも「ちょっと困った人だなぁ」とか「この人コドモみたいだなぁ」と思う人がちらほらいるのですが、そういう人たちにも当てはまる部分があり、これから付き合っていく上でのヒントのようなものも得ることができましたし、読み終わってすっきりすることができました。 これから子育てする方は育児書のひとつとして読んでみると新たな発見があるかもしれないです。

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    投稿日: 2013.03.20
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    子供時代の環境が、人格形成の大部分に影響を与えるという話で、芸術家、特に作家などはその影響を受けている人が多いと知って、うーんなるほどと他人事のように思いながら読んでいたのだが、巻末の愛着スタイル診断テストをやってみて、結果に驚いて、いやこれは他人事ではない、と思った次第である。

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    投稿日: 2013.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛着にはいくつかの型がある。それを愛着スタイルといい、他者とのつながりや相手への反応や期待に心理的な差が出る。愛着スタイルは、2~3割が遺伝的要因で7~8割が養育などの環境的要因とされる。愛着スタイルは恒常的に持続するので、子供の時に身に付けたものが大人になっても変わらない。 愛着スタイルには安定型、回避型、不安定型がある。安定型は、対人関係の絆が安定しており助け合いが容易で、人の反応を肯定的にとらえる率直さと前向きな姿勢が特徴である。回避型は、距離を置いた対人関係を好み、所属する組織と気持ちを共有することなく、他者との葛藤を避け自己責任を重視する。不安型は、常に周囲に気を配り相手の反応をうかがい、自分は嫌われていないかを恐れ空回りするのが特徴である。本書での「愛着障害」の定義は不安型の愛着障害を指す。 愛着障害の特徴は、対人関係において相手の距離が近すぎたり離れすぎたりと、適切な関係を築くのが難しいことにある。そこでネガティブな反応が多いのも特徴とされる。そのため相手の気持ちへの共感性が未発達なのである。 愛着障害の克服には自らの愛着の傷を治す必要があり、そのためには他者をいやす必要がある。相手を癒す過程で自分が癒されるのである。そして事故を肯定してくれる相手の存在が重要であり、そのような安全基地が愛着障害を治していく。 以上が内容の主だったところです。本書では愛着障害の例として夏目漱石、太宰治、川端康成を示していますが、正直かつての文豪も愛着障害だったという部分はいらないと思いました。スティーブジョブズも含めて普通の人とは違うことが繰り返し出てきますが、長くて少し鬱陶しいと感じます。精神関係の問題の中に愛着障害が潜んでいる、これは分かりますが解決策として、結局のとこと、愛情を受けるになってしまっていて物足りなさがあります。

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    投稿日: 2013.03.13
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    偉人に、辛い経験をした人が多い。特に作家さんの多さには驚いた。でも、その辛い経験が力になり、様々な作品を生み出している。病むことは力かもしれない。 愛着の大切さがよくわかった。こればかりは自分でどうこうするのが難しいから、やっかいだと思う。癒すことのできた人は、その経験を前向きに乗り越えている。たとえば、トラウマ的な存在である親が何年もして頼ってきたとき、どうするのか。そういう点でも明暗は分かれるのかもしれない。

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    投稿日: 2013.02.14
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    愛着障害という視点で、現代社会が直面している対人関係の全てを説明してしまうような強引さはどうかなと思った。ただ裏を返せば、みんな何かしら愛着障害を抱えていて、愛着ってそれだけ重要なんだということは深く納得。これから生まれてくる小さな人に対し、愛着形成がなされる乳幼児期にずっと側についていることはできないので、量より質でありったけの居心地のよい環境を与えてあげたいと思う。

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    投稿日: 2013.02.03
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    まだ一章目。愛着愛着言葉が繰り返されると、まるでそれですべてが説明された気になれるから不思議。それだけこの言葉は人を惹きつけるというか、ねっとりさせる魔力がある言葉なんだろう。これから具体例っぽい2章目に入っていく。

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    投稿日: 2013.02.02
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    幼い頃の愛着が対人関係や仕事にまで影響を及ぼしている点に着目し、著名人の生涯を交えながら、愛着障害が生まれる原因、そのスタイル、克服の仕方などについて語られた本。 愛着の臨界期は生後6ヶ月〜1歳半。この時期に親から離されたりすると愛着に大きなダメージを受ける。 愛着には安全型、回避型、不安型の3つのスタイルかある。回避型、不安型といった愛着障害を克服するには安全基地となる存在を見つけることが大切だ。ある意味、赤ちゃんの頃からやり直すことである。親との関係を修復するのが基本ではあるが、パートナーがその役割を担うことが多い。よい安全基地には5つの条件がある。1⃣安全感を保証する。一緒にいて傷つけられない関係をさす。2⃣感受性、共感性。3⃣応答性。これは安心感に繋がる。求められていない時に余計なことをするのも御法度。4⃣安定性。その場で変わる対応ではなく、一貫した対応を取る。5⃣何でも話せる。最後の5⃣はそれまでの4つがクリアされて達成される。 愛着障害は行動を左右し、人生を歪める。対人面だけでなく生き方の根本にも影響を与えている。合理性ばかりを求めるのではなく根の部分、愛着という原点から社会を作り直していく必要がある。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    「心の安全基地を持つことが、自立の第一歩...つまり、必要な時は人に頼り、だからといって従属せず、対等な関係を構築できる人間になるための要」という本。安全基地となるべき親との良い関係を子ども時代に持てなかった文豪や有名人達のケースを読み解きながら、愛着障害や克服法を解く。エンデもジョブズもルソーもクリントンも例として紹介。とても読み易い導入本。

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    投稿日: 2013.01.28
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    偉人と呼ばれる人の言うなれば奇行を愛着障害という文脈で語る事でその実態を分かりやすくといた本である。 発達障害、自閉症スペクトラムなどとの関連は今後の研究が待たれるところではあるが、その理解や解決に役立つ内容だと思われる。 これらのキーワードに興味がある人は読んでおくべき。

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    投稿日: 2013.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛着障害については、確かにあまり専門的に勉強したことがない。 しかし、愛着というのはその人の行動パターンの根幹にかかわるので、非常に大きなテーマなんだろう。 まだ、心理療法がうまく扱えていないテーマなのかもしれない。 うつ病などの精神疾患、境界性人格障害などのパーソナリティ障害などにも、関連がなくはないのだと思う。 本書は新書なので、著名な人のエピソードを多く記述して、一般の人にもわかりやすくイメージを持たせることを目的としている印象。 読みやすく、入門書としては良書だと思った。

    0
    投稿日: 2013.01.24
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    子供の頃の親との関係が、大人になっても影響を及ぼし、人間関係をうまく築けなかったり、時には「発達障害」と診断されたりする。なかなか興味深い本。時間がある時にゆっくり読み返したい。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    発達障害は生育歴が関係するのではないか?という日頃の問題意識に対して、めちゃめちゃ参考になった。 著者も発達障害と愛着障害は見分けが難しく、同じように診断されているとのことで、自分の仮説に合致していた。 また、愛着には3パターンあり、それぞれの傾向は参考になった。 そして、愛着障害の克服方法については、今の自分には難しいところはあるが、将来的にはできるようになって、どんな人も受入れられるホームベースになりたい。 ちなみに、この人の本は、境界性パーソナリティ障害もそうなんだけど、図解がなく、淡々とした文章で読みにくいんだよな。作家さんでもあるようなので、小説の書き方がベースにあるのかも。

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    投稿日: 2013.01.17
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    ★★☆☆☆2.5 読んでいる途中で飽きてしまう本だよ。 書かれてある内容は正しいと思うけれど、著名人の愛着障害の例が多く、著者の伝えたいことが見えにくかった。 しかも、有名人の例ばかりなので、結局何かしらの問題がある方が人生に深みが出るように見えてしまう。著者は分類と実例の列挙で大体満足しているのか、とまで思ってしまった。障害を分類したからと言って、今後著者はこの分類を使って何をしていきたいんだろう。そこが気になる。 1つ良かったのは、自分が今持つ心のかたちのルーツを、子供時代に遡って思い出しながら読めたところだよ。著者の指摘に思い当たる所はあると思う。

    0
    投稿日: 2013.01.12
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    愛着障害の強い人物は、魅力の在る人も多い。 本人は苦しくて幸せではないかもしれないけれど 本当は計り知れないエネルギ−を持っているように感じます。 まさに『病む事は力』だと思う 自己と向き合って苦しみを乗り越えられれば きっとエネルギ−を陽転させられると思います。

    2
    投稿日: 2012.12.23
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    とても解りやすい。幼少のころの両親からうける愛情によって、人生が決まる、ほど愛着障害は重症。巻末の愛着障害テストが面白い。

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    投稿日: 2012.12.21
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    自分に当てはまる行動とか心理がいっぱい。俺は愛着障害だったのか・・・・しかも、巻末の愛着スタイル診断テストの結果によると、重症っぽい(^^ゞ

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    投稿日: 2012.12.11
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    安易な類型化や根拠に乏しい決めつけといった心理学に特有のきらいはあるものの、それらを差っ引いてもおつりが余りあるほどの良書。とにかく注目すべきは、夏目漱石やルソー、ヘミングウェイや中原中也そしてジョブズと挙げられてく歴史上の偉人文人達の具体的エピソード。「幸福の形は一つだけだが、不幸の形は人の数だけある」という箴言を地で行くが如く、いかに幼少期に愛されなかったかを示す人生譚が次々と挙げられていく。そう、愛着障害を抱えない方が異常なんだから、そんなに心配しなくていいんだよ。全ての愛されなかった大人たちへ。

    1
    投稿日: 2012.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛着障害を克服して生きやすく幸福な人生へ。 読むは易し、行うは難し。 読了して6年、いまも虚無感や人嫌い、人疲れに度々悩まされる。 でも今のところ、一番心にストンと落ちる本。 2012/11/21読了、2018/10/03再読。

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    投稿日: 2012.11.21
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    難しくて長い。事例が多いのでしょうがないかな。小さい子を持つ親としては、子どもとの関係をどうする方がいいのか、そこまで踏み込んで欲しい感じがちょっとあります。

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    投稿日: 2012.11.20
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    現在子育て中ですが、子どもへの接し方について考えると同時に、自分のこれまでの人生や経験、価値観を振り返る良い機会になりました。

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    投稿日: 2012.10.31
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    幼い頃の家庭環境などに性格、行動パターン、対人関係などに関わりがあることが分かり、自身の傾向がわかる。 自分自身を見つめ直すことにつながる一冊。

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    投稿日: 2012.10.18
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    生まれた環境によって幼い子どもの性格や考え方などに大きな影響を及ぼすことがよくわかった。育児をする人は読むといいと思う。

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    投稿日: 2012.10.05
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    なんか恐ろしい本を読んでしまった… 自分は安全基地にできそうな人を得たからいいけれど、子どもができた時安全基地になれるかなぁ…。

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    投稿日: 2012.09.23
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    類型別事例紹介の本。前半は歴史上の人物などの事例もあり、愛着障害というものについてイメージは膨らむ。しかし、後の「克服」の章になると一転して分かりにくくなる。 歴史上の人物が例だと、どうしても距離感が遠くならざるを得ないし、克服の過程に直接関わっているわけではない。著者が現場の人間であるならば、歴史上の人物の事例は半分に留めて、現場の事例を紹介すればよかったのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2012.09.15
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    発達障害と違って、医学的な根拠はない。 しかし、こういう考え方はあった方がいい。目からウロコでした。 巻末に収録されている愛着スタイルチェックをやったところ、全て同じような値だった。全ての不安定型に当てはまるのかもしれない。 うーむ、身に覚えがある。 克服方法にもっと力を入れて欲しかった。

    0
    投稿日: 2012.09.03
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    誰にでも、いつになっても、「安全基地」と呼べるものが必要なんだなと思った。母親であったり、夫や妻であったり。

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    投稿日: 2012.09.03
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    子供の頃の親との関わり方で、大人になってからの性格に特徴がでてくる。 著名人の話が所々ででていて、すごくわかりやすく、興味をそそられた。 巻末には、自分の愛着障害を調べるテストがついていた。 読み進めるなかで、なんとなく、自分は愛着不安傾向があると思っていたら、愛着不安がやや強い、愛着安定タイプだった。納得。 愛着障害を打破する過程で、幼い頃の体験を思い出し、話すというものがあった。 それで、思い当たったのは、ここ最近、記憶の底に沈めていた幼い頃の嫌な記憶を思い出し、それを納得するというか、赦す思考がある。 これは、障害克服の段階なんだ。。と思ったら、なんだか安心した。 この本は、障害に苦しむ人にも良いし、障害がない人には苦しむ人の原因がわかって良いと思う。

    0
    投稿日: 2012.08.26
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    愛着障害の状態像について細かい説明がどこまでも続き、「どうなってしまうのだろう」と不安になる頃に、「修復」や「回復」について述べられていきます。 著名人を引き合いに出しての説明はイメージをつかみやすく、とてもいい助けになりました。 愛着障害を抱えながらも、しっかりとそれと向き合っていこうとするならば、より深みのある人生を歩んでいけるのではないかと感じました。 人との関わり方、自分との向き合い方を考えていく上で参考になる本でした。

    1
    投稿日: 2012.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛着障害を持った人たちが回復する道筋は、まさに、師匠の平本さんのセッションで時々みかける怒りを出し切るワーク(別名:枕たたき)と全く一緒だった。一般的に難しいと思われているのかもしれないけど、理屈を知っているカウンセラーが増えて、回復する実績が増えていけば、加速度的に救われる人が増えるに違いないと信じてみる。

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    愛着が人に与える影響を、歴史上の偉人の例も引きつつ、かなり詳細に解説してくれる。 事実をそのまま説明してくれるのが主なので、それに対しての処方箋にはあまりページが割かれていない。 この本に書かれているように、愛着がこんなにも人間の人生を左右するものだという認識が、どれほどの人たちにされているのだろうか…?不安でしかたないです。 文学者には愛着障害含め、何かしら困難を持った人が多いというのは、ただただ悲しい。 読後は人間観が広まる気がする。人間に対して丁寧に接したくなる。 著者の本は読み応えがあります。いい本。

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    投稿日: 2012.07.23
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    親との傷ついた関係が、大人になってからも生々しく心を捉え、親を求める気持ちと、憎んだり拒否したりする気持ちが葛藤したまま、ずっと不安定な心を持ち続けている人が少なくはないと思う。 この不安定さは、親だけにではなく、自分を取り巻く環境の中の人達にも向けられ、過剰に傷つきやすかったり、人に対する愛情を持てなかったりと、悪い影響を及ぼすのである。 親が子どもに与える愛情がどれほど大切かがわかる。

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    投稿日: 2012.07.18
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    ACの本かなと思い購入。違うけど似ている。 幼少期の愛着が人生に大きく影響を与えることを説明している。 これを読んで、夏目漱石を読んでみたくなった。

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    投稿日: 2012.06.24
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    身の回りにいる人を理解する上で、必読といってもいいぐらいのレベルでよく出来ている本だと思う。 本書で使われる「愛着障害」という言葉の意味は、一昔前のアダルトチルドレンにやや近い。ただ、こちらのほうがより包括的かつ、誤解を生まない言葉として機能するように思える。 全体的に面白かったが、特に愛着障害と発達障害の関係性を論じているところが興味深い。著者によれば、愛着障害によって発達障害のように見える行動が引き起こされる事例がままあるようで、経験的には結構思いあたるところがあるような気がする。 この本で紹介されている事例や統計に関しては無論、すべてを鵜呑みに受取るわけにはいかないが、実感ベースではかなり的を射たことをいっている。そういう意味で、科学性うんぬんというよりも自分の感性をもって人におすすめ出来る本。

    0
    投稿日: 2012.05.15
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    愛着障害について、これ一冊に凝縮されている。 紙幅をうまく使い、論じてある点は、医師であり作家としても活躍する筆者ならでは。 教育にかかわる者すべてが読むべき書だと思います。 愛着障害とは、しっかりと育ててもらえなかった者がなるもので、表面上は発達障害等として現れることが多い。怖いのは、世代間連鎖。 克服するのはすごく大変であるが、きちんとした愛着関係を築ける人が周囲にいたり、自分がきちんと何かしらの役割を果たしているという自己肯定感、自己有用感を得たりすることで、回復していくケースが多い。そのために、本人も、思い切りをもって物事に挑戦していく姿勢をもつことが大切である。 全ては、将来の子どものために!!

    3
    投稿日: 2012.03.21
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    愛着障害についての本。 自分のことも含めて、目を開かされた部分が多かった。 近年の文豪などを例にあげ、わかりやすかった。 欲を言えば、克服の部分も、事例を出して、詳しく書いてほしかった。 一人ひとり、対処法が細やかに分かれるだろうことを考えると、ここまでしか書けなかったのか?とも思う。 現代、70%もの人が愛着障害を持っているというのも、驚く反面、分かる気がする。 これから先、もっと増えるのかもしれない。 子育ても怖さ、大切さを改めて思いもした。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    子ども時代の経験の影響で、大人になってから「愛着」に問題を抱えている人は1/3位だという。カップルとして考えると、半分以上は少なくともどちらかが問題を抱えている。その根幹を認識することで、現状に対応していく道がひらける。

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    投稿日: 2012.01.30
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    自分の過去と照らし合わせながら読んだ。 自分に当てはまるところもあるし、そうでないところもある。 愛着障害をタイプ分けしているが、必ずしもこのタイプ分けが万全であるとも思えない。 血液型のように、何でも人間を型にはめようとすると無理が起きる。 本書の最後の方に、愛着障害をどのように克服するかについて記載してあり参考になった。 ただ、光文社新書は、少し原稿が冗長な気がする。 もっと編集してもいいと思う。

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    投稿日: 2012.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に心理学の本に触れたくなった。そういう時はたいてい、自分の心と向き合いたいと思っている時だ。 この本を読むと、自分だったり近しい人に当てはまることがたくさん見出せる。多かれ少なかれそういうものは皆持っており、それが突出して生活に支障が出ると「障害」だと思っていたのだが、最近は「障害」だと認識する閾値が下がったように思う。実際、本を読んでいる中で、私は絶対愛着障害だと確信したのだが、最後の愛着スタイル診断テストをすると、安定型ということで問題なかった。 昔は子供が多く、兄弟が亡くなってしまうことも多かった。子供たちは乳母に預けられたりしていたため、さほど愛着という概念が発展していなかったように思う。だから親が決めた結婚相手と割り切って結婚できたのだ。そしてそれが何世代も繰り返される。結構ドライな関係だった。ご近所さん付き合いや親戚関係も頻繁で、社会全体が緩い愛着で結ばれていたと予想される。 一方、現代は子供の数が減り、手塩にかけて育てた一人の子供が亡くなったら大問題。固い絆で結ばれている。結婚相手にも親との愛着に替わる非常に強い絆を求めるため、恋愛結婚が多くなる。とっても濃厚な関係だ。お隣の人がどんな人かは分からず、親戚も地方におり、愛着を示す相手が限られる社会になったように思う。 ある特定の人に向けて濃厚な関係を築く社会になったから、そこに対する愛着の弱さが「障害」としてクローズアップされてくるのだろう。ならば、昔のように緩い愛着関係に戻るのはどうだろうか?実際に私も特定の人と強いきずなで結ばれていた時は、社会が皆敵に思えて怖かったし、一人で行動できなかった。でも、思いきって飛び込んだら、意外と一人でも行動できることが分かったり、みんなに応援してもらったり。そういう経験を積み重ねたら、少し心が楽になった気がする。 心理学の本を読んで自分の心や行動の傾向を知るのはとっても良いことだと思う。そんな中でも悩める仲間たちに紹介したい一冊。

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    投稿日: 2012.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ読んでいる途中ですが、ここでひとまず忘れないうちに記録します。 はじめの部分は予想期待していたことが書かれていて、読みながらふむふむといった感じでした。”愛着”というのは環境に影響があるということ、それによって人への信頼度や密接度がかわり自己表現に影響をきたすこと、統制型といういい子ちゃんタイプの愛着障害が存在すること(これが一番内在化している気が) どのパターンでも個人での葛藤が多いと思います。なぜこんなに気象が激しいのか、無意識のことであるため当の本人が理解することは至難であると思います。 納得いく内容ですが、事例にでてくる人物が偉人に偏っている点が少しバランスがよくないと思いました。偉人は愛着障害を持つ人の中で基礎能力が高く、障害がうまく作用した(あまりよくない表現かもしれませんが)特例となんとなく思うので、読んでいてちょっと非現実的な気もしました。 続きは読み終わってからまた。 ----------------------- 続き! 終わり方が建設的でよかったです。 愛着障害というものがもっと世の中に認知されるようになればいろいろな問題が解決されるのではないかと思います。 しかし愛着障害の認知の問題として、 ・安定型の人は愛着障害に陥っている人の心理がまったくわからないこと、それ故に不適切な行為を与えてしまい混乱を招くこと ・愛着障害を少しでも自覚していないがために、愛着障害を持っている者同士やその他の人に及ぼす影響を正しく把握出来ないこと などの問題があると思います。 自身の問題を内在化させて向き合うことが大切ですが、そういったきっかけや試みを掴むタイミングや環境に恵まれるかはまた難しい問題だと思いました。 克服には周りの理解が必要という点ではちょっとPTSDの問題と近いようなそうでないような。 PTSDの本も読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2011.12.16
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    両親との葛藤やいろいろな感情を かかえている人は多いです。 そういうものを「愛着障害」というのですが、 実は三人の人が集まると、 そのうちの一人が愛着障害をかかえている割合が、 なんと70パーセントもあるということです。 それぐらいありふれているのです。 もちろん軽度から重度まで程度はありますが、 軽度のものは誰でも少しはかかえているのです。

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    投稿日: 2011.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これを読み、子育てにプレッシャーを感じる母親がまた増えそう。 病死での離別は、不可抗力でどうする事も出来ないし、 現在の虐待の問題の根は「貧困」だったり「連鎖」だったり、「核家族」という身近に育児を助けてくれる人の不在だったりする。 この問題を論じずに「子の幼少期に一生が決まるから愛情を命一杯かけましょう」は、母親を追い詰めるだけ。 ただ、最後の方に、親からの愛情を受けられなくても、成長するうちに周囲からの情に触れて、人格の改善がされる・・・という点で少しだけ救われる気がした。 最終的には「親を赦す」になるそうだ。 う~~~難しい・・・・・・・・・。 最後のテスト、私は「安定ー回避型」でした。

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    投稿日: 2011.12.14
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     この本によって、「愛着障害」という言葉がメジャーになるかも知れない。読んでいてそう思った。面白くて分かりやすい。多くの人に受け入れられる余地のある本だ。  対人関係などに苦しむ愛着障害というのは、決して子どもだけの問題ではなくて、大人にも当てはまり、それに苦しんでいる人も少なくないのだという。精神科医でもあり作家でもある著者は、愛着障害の例として作家を数多く取り上げている。小説好きの僕としては余計に分かりやすかった。  愛着障害の診断テストも付いているので、是非やってみて欲しい。

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    投稿日: 2011.11.05
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    反応性愛着障害は知っていた。どうも、被虐待児の愛着障害のことにばかり注目していたが、それだけではないことがわかる。様々な有名人のエピソードを出していて興味深く読むことができた。

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    投稿日: 2011.10.10
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     愛着(アタッチメント)大学の児童心理の授業で学んだ記憶がある。  たとえば、子どもがはいはいをして、お母さんの元を離れてどこかに行く。行った先で、痛い目に会って泣いてお母さんのところに戻る。心の安定、生きてくための支えとなる人がいるから、はいはいしてどこかに出かけるということもできる。  幼稚園、小学校、中学生、高校生、社会人・・と人が生きて行く過程は、常に、挫折、葛藤、悲しみ、苦しみ、挑戦、克服の連続。それができるかいなかは、人が人生の最初の方で築く人との関係によってできた基盤。それが愛着。    歴史上の人物、イノベーションを興した人は愛着傷害を抱えている。小さなころの親との関係が不安定だったり、否定、攻撃を受けたり、別離を経験していたり。  谷崎潤一郎、バラク・オバマ、スティーブジョブズ。  発達心理学のルソーも。。  果ては、釈迦も。    苦しみ、傷があるから、何かを生み出さざるを得ない必然性があったり、向かうものへのパワーが出たり、癒しとなっていたりする。だから、だれでもあるんだということではなく、一生苦しんで生きることに困難を抱えながら生きる要因となってしまう。  アスペルガー、多動性傷害も、先天的なものではなく、愛着障害によるものともいえるみたい。  教育では、最後は家庭だとよく言うけど、親と子というごく小さな人間の関係にある問題なのです。  専門的であるけど、事例も豊富。  これはいい本。    東日本大震災で子どもたちが親を失ったり、離ればなれで暮らすことになったりしている。  また、震災後、経済的理由で、子どもが煩わしくなったという調査結果も聞いた。    幼少期の大事な時期に不安定な状況におかれいる子がたくさんいて、そこで受けたものが傷として残って生きていく。  いろいろな形でその傷が痛むわけだけど、それは、ずっと続く。  ・・それを思うと、、、うーーん。         

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    投稿日: 2011.10.05
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    愛着障害という概念を初めて知った。今まで発達障害関連の本を読んでも今ひとつしっくりこないところがあったのだが、愛着障害という捉え方をすると腑に落ちるところがたくさんある。 ACもそうだが、「なんでも親のせいにするな」とか「過去に囚われても仕方ないじゃないか」ということをよく言われる。 しかし現在の自分の基盤が過去の出来事によって作られていることは否定しようがないし、そこから理解していかないと現在の状態を改善することも難しい。 少なくとも私は、自分がなぜ人と対立すること、喧嘩することをこれほどまでに忌避するのかが今までわからなかったが、これを読んで自分が「不安ー回避型」であるということがわかっただけでも読んだ価値はあったと思う。

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    投稿日: 2011.09.26
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    最近、愛着(attachment)とその障害に関する書物をぼちぼち目にするようになってきた。とはいえ、それらは虐待や発達障害との「関連」や「相関」に焦点づけているものが多い。その点、この本はAinsworthのタイプ分けをベースに、一貫した論点でまとまっている。著者は精神科医という肩書きの他に、小説家という顔も持つだけあり、愛着障害の例として挙げた(臨床事例ではない)有名人のエピソードを、うまく各章に散りばめている。専門書を紐解く前の前菜のつもりで手にしてみたが、予想以上に得るものが多かった。 繰返しになるが、本書は虐待や発達障害と愛着の問題を「区別」することを主眼に書かれているので、「関連」を求めて読むと期待はずれですよ。

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    投稿日: 2011.09.23