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衆愚の時代(新潮新書)
衆愚の時代(新潮新書)
楡周平/新潮社
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総合評価

38件)
2.7
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5
16
9
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    いつも鼻息荒くなにか 問題が起これば、 やれ社会が悪いと宣う 人たちがいます。 ご自分も、その社会を 構成する一員であると いうことに、 気付いてるのかいない のか・・・ いずれにしても大人の 態度ではないし、 いい歳して世間知らず の若者達と同じ論調の 社会批判は、 聞いている此方の方が 恥ずかしくなります。 冷静に現実を見据えて 真因を叩かなければ、 いずれ足元を掬われる のは自分自身。 衆愚の群れに埋もれて その居心地に馴染んで しまった私たち。 そろそろまどろみから 目を覚ますときにある。 早晩茹でガエルになる 前に。

    57
    投稿日: 2023.10.12
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    テレビのコメンテーターや司会者の発言を聞いていると頻繁に頭の中がハテナマークだらけになる。確かに自分の知らないウイルスや海外のニュースの内容なら、へぇなるほどと感じる事もあるが、何でもかんでも騒ぎ立てるだけのコメンテーターを見ていると見るに耐えず、怒りすら覚える。つい先日までは擁護する様なコメントを偉そうに話していたのに、世論が逆方向の批判に転じるや否や、あたかも自分は初めから反対していたの如く、徹底的に真逆のことを主張し始める。つい数日前と逆ですが、一体貴方の本当の考えは何なの?と問いかけたくなる。単なる世論を面白半分に騒ぎ立てるだけならいっそ、いない方が害はない。まぁ、それ位なら我慢すればいいしその番組その局を避ければ良いだけ。怖かったのは災害発生時の緊急避難にも関連する様な内容で、司会者がこんな時はどうすれば良いの?とウェブミーティング越しに専門家に質問した際の回答だ。私でも一瞬「違うよ」と声が出てしまったが、どちらに逃げたら良いかの判断を明らかに間違えさせる回答を即答していた。恐らく見栄えだけで呼んだのかと思う様な、綺麗な方で、恐らくは医師という難しい職業とのギャップを狙った、あたかもバラエティ番組の様なキャスティング、更には司会者の質問に躊躇なく科学的にも真逆の回答。質問された側のプライドもあってか一か八かの即答には驚いた。コマーシャル明けに、番組キャスターが逆だった事を簡単に謝って済ませていたが、もしコマーシャル前で番組を回してしまった人が居たら、もし今後それが真実だと信じたまま、災害現場で逆の行動を取ってしまったら。そこまで考えの及ばないのか、単に無かった事で済ませようとしてるのか、局の品位を激しく疑う。 そんな事もあってか、私も筆者同様言いたい事は山ほどあるから、えらくすんなり読み終わる。こうしたレビューの機会がなければ、そうした日常のストレスな出来事を敢えて表明する事もないので、そのちょうど良い機会になった(万が一このレビューを読む様な方居たらごめんなさい)。 まぁ、出るわ出るわ、世の中こんなにも不条理といい加減、取り繕いに溢れている。筆者は政治やメディアや国民意識に対しても、相当の憤りを感じているだろう。いや、そう感じながらも普段は冷静に対処する術を知り自身の中で処理できていると思うが。筆者もせっかくのこの様な執筆機会を得て、世の中に溜まった汚れや澱みについて次々と吐き出してくれる。見ている方は、そうだよな、よくぞ言ってくれました、やっぱり本質的にはそこか、といった相槌を打ちながら読むパターンになる(1番ストレス解消になる)。 教育にしても、雇用にしても、社会政策にしても、簡単に職を転々とする若者(若者全部が悪いとは言わないが、社会の勉強は明らかに必要だ)にしても、時代・世界が変わったとか、技術が変わったとかではなく、本来人が備えていなければならない、考える、我慢する、義務を果たしてから権利を主張するなど、生きていく中で当然持ち合わせる考え方や力が落ちてきた事を危惧している。同感だ。 また、今月も辞めていく20代後半の社員がいた。彼は次は決めてないという。何をやりたいか自分探しをするという。自立できていないのか。30歳目前で自分探しも良いが、いい加減見つけたほうが良いだろう。これまで何を目指していたのか、成人して10年過ぎてまだ探すのも良いが、これでも生きていけるのだから、世の中甘い。

    0
    投稿日: 2023.06.25
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    「衆愚」とは愚かな民衆という意味で、過去に同じ新潮社から政治学者の矢野暢(とおる)が出版した同タイトルの本は、マスコミやポピュリズムに流される民衆に警鐘を鳴らした一冊。ベストセラー作家である著者があえて同じタイトルの本を出版したのは、やはり今の日本人が世論に流されて愚かな考えに走るのを憂いての理由から。 「派遣切りは当たり前」・「就活で失敗してネットで愚痴るバカ」・「官僚なんてマフィアそのもの」と身もフタもない批判が炸裂する本書は「あとがき」にも書かれているようにバッシング覚悟での出版という事だが、読後の脱力感はひとしお。ご意見はごもっともなのだが、もう少し日本の未来に希望の持てる提言という形にして欲しかった。

    0
    投稿日: 2020.12.12
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    冒頭から今の日本の政治家、マスコミの批判が炸裂するが、共感する部分はうすかった。著者は作家であることから、文章が読みやすいことはよかった。 著者の言いたいことで共感できたところは ・マスコミの報道する弱者と呼ばれる人たち全員を援助する必要はない(自らなにも行動せず、社会の責任にするものもいる) ・勉強する気もないのに大学に行く必要はない(職業訓練を充実させるほうがいい) ・先も読めないのにマイホーム購入するのはばかげている 後半になってくると?という部分もあったが、前半は割りとおもしろかったと思う。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    内部留保 ワークシェアリングの弊害(残業手当が減るなど) 向田邦子「総中流意識を抱くのは学校給食の為」 乳幼児突然死症候群(うつ伏せで寝せるのがよい、と信じられた頃に多発) 泉谷しげる『春のからっ風』 京浜ホテル騒動 AOP(action operation plan) SADA(sales administration distribution advatizment)

    0
    投稿日: 2014.10.08
  • 民主主義なのだから

    多数決が、必ずしも正しい訳では無い。所謂「正論」は衆愚から疎まれるだろう。いいとこ取りは出来ず、結局は因果応報で、報いを受ける。残念ながら、外的な要因が無いと、この国は変われないと言う事なのか?ただ、筆者に、自分の世代がこの様な若者や社会システムを作ってしまった反省は無い様に思える。

    2
    投稿日: 2014.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはちょっと酷い。 断片的には的確な事も言っているのだが、本として構成されると、支離滅裂、通読に耐えない。

    0
    投稿日: 2014.03.01
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    なかなか痛快。 テレビのコメンテーターの欺瞞などはまさにその通りだし、共感もできる。 でも半分くらいは、「それってほんとなの?」という批判があったことも確か。床屋談義としてはいいのだけど、まず事実(あるいは貞節となっている学説)はどうなっているのか、をちゃんと提示してもらわないと、すんなりと批判に同意できないんだよね。 あと、最後に著者が心配していたほど過激な内容ではないと思うので、安心してよいのではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2013.08.11
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    基本的に書いてある内容にはほぼ同意します。 マスコミのレベルの低さやFXのレバレッジの異常さなどは感じます。 しかし、残念なのはところどころで配慮に欠ける論調があること。 「エコノミスト、投資コンサルは車券売り場の予想屋やギャンブル氏の予想欄に◎とか▲とかつけている人間と、何の違いもない。」 車券売り場の予想屋やギャンブル氏の記者の方に失礼です。 彼らはギャンブルを謳って結果で判断されるので。 また、老後が見えない日本を課題としていますが、本来未来はどうなるかわかりません。 老後といえる歳まで生きているかもわからない。 だからこそ、今にフォーカスをあてるべきであり、老後を語るのは逆に無責任だと考えます。

    0
    投稿日: 2013.06.16
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    小説かと思って読んだら、コラムだった。しかも、作者の言いたい放題。それが、いちいち共感するので、一気に読んでしまった。高校生とかが読むと、その先の人生の糧になるんじゃないかな。40近いおっさんが読むと、あぁーそうなんだよ、ってなんか居酒屋の話のネタみたいな感じになるけど。

    0
    投稿日: 2013.05.26
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    どこにでもいるおっさんが、 近頃の若者はけしからんと感情的に 批判している様な内容に終始。 この本を買うのが愚か。

    0
    投稿日: 2012.02.08
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    マスコミ報道や社会常識に潜む欺瞞をに対して、著者の考察を交えながら解剖していく新書 冒頭のホリエモン・派遣村の報道やコメンテーターの大衆迎合的な論調を一刀両断・・・まではよかったのですが、派遣社員・官僚・国会議員・民主党など、まあ普通かな。 嫌われることを覚悟して書いたと言う割には、そんなに冒険していないです。 なので、このレベルであれば雑誌コラムでもイイ感じ。 新書というより、ライトなコラム集としてなら楽しめます。

    0
    投稿日: 2012.01.17
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    小説はあまり読まなかった10年以上前に、楡氏が書くビジネスを舞台にした小説に面白みを感じて彼の著作を何冊か読みました。ビジネスマンを経験しているだけあって、彼が調査して書かれた内容は、実際のビジネスでも通用すると思いながら読んだのを覚えています。 その楡氏が、巷に言われている偽善的な内容について社会人の立場から書かれた書かれた本で、私を含めた会社に勤務している社会人には役立つ内容だと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・アメリカにおいて大量の失業者を生むことになった要因は、クリントン政権時代に国家の産業基盤を製造業に置かず、ITを始めとする情報産業に加えて、ブッシュ政権下では金融業にしたことにある(p16) ・給料の額は組織に貢献した労働価値をけして上回らない、仕事のなくなった派遣労働者にどんな労働をさせるべきか「派遣切り」に異議を唱える人は示すべき(p27) ・非正規雇用者を生んだのは、消費者である、同じものを買うのなら個人商店には目もくれず量販店を選んだのは消費者(p33) ・自分の評価を客観的に知りたいならば、異動の際に代わりに配属されてきた人物を見れば良い(p62) ・派遣切りと言われる現象が問題になる以前には、「正社員になると会社に縛られる、そんなのは嫌だ」と言っていた人も大勢いたことを認識すべき(p74) ・最近ブームになっているFXは、レバレッジと称して元手の10倍もの金額を担保もなしに運用できるというのは、常軌を逸している(p104) ・2008年末から2009年初めにリーマン・ブラザーズが行った品川駅前の手法は巧妙を極めているが、やった本質はヤクザの地上げと変わらない(p109) ・今の世の中にはIT長者は、大抵は世間がITの何たるかが知られていなかった時代に、その将来を見越して己の信じる道に邁進したから今があることを認識スべき(p138) ・日本で売られている果物、野菜の味の良さに例外なく外国人は驚嘆する、値段の高さもそうだが、中国が日本の海産物を買い漁っているのも事実(p142) ・官僚を捨てて民間企業に転じた人間に共通しているのは、官僚としての能力を図られる尺度が、いかに多くの天下り先を作ったかにあるかが嫌になったこと(p161) ・本当に大切に思う人間とは、お金の貸し借りはもちろん、会社の経営もしてはならない(p173)

    0
    投稿日: 2011.12.24
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    タイトルで見事読者を一本釣り。舌鋒鋭い文体及び主張だが、論理的根拠は微塵ほども無い。著者はどや顔で箴言の賜物を記したつもりなのだろうが、読み手にはただの愚痴にしか映らない。他の方の感想にある飲み屋の親父の愚痴という表現に100%同感。あと、例え話に何度もヤクザを持ち出すのが鼻に付いた。この辺りにも筆者の人間性が表れているのかと捉えかねないので、内容はともかくとして編集者はその辺もちゃんと推敲すべきである。

    0
    投稿日: 2011.11.21
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    はっきり言って、筆者の自説を愚痴っているだけの本でした。  それぞれのテーマに賛成できるか出来ないかだけで、  ふーんという感じ。   派遣切りは正しいとか、株屋を信じるなとか、  サラリーマン根性論とか、農業・漁業復権説とか、その辺まではよかったんだが、    若者が優遇されすぎているとか、  老人のテーマパークを作ろうとか、  はてはあさーい民主党批判とか、    その辺で読んでて痛々しくなってしまった。

    0
    投稿日: 2011.10.17
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    大好きな作家楡さんのエッセイ。 世の中の社会問題を題材に 楡さんなりのフィルターにかけ、 独自の理論を展開した本。 モノの見方がちょっと変わっていて、 読んでいて面白い。 特に「老人専用テーマパークを作ろう」はなかなか。 ちょっと作ってみようかな。。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     経済小説の作家による現代日本のエッセイ。  著者は派遣切りに同情的な風潮を「偽善だ」、「甘えるな」と罵倒したり、「マスメディアに乗せられる国民は愚かだ」と愚痴を垂れ流す。国民がマスメディアのセンセーショナルな報道に流されやすいことについては頷けるが、読んでいて気分の良いものではなかった。内容も根拠に乏しい臆測がつらつらとあるだけ。   結局のところ、著者も「義憤」という情緒的反応にかられているだけ。著者のように皆が皆本音をぶちまけるようになったら殺伐とした世の中になってしまう。「上から目線が間違っていて、下から目線が正しいのか」と言っていたが、何故そんな強引な二項対立的な話になってしまうのやら。首をかしげざるを得ない。

    0
    投稿日: 2011.06.18
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    久々に大外れ。ここまで外れたのはなかなかお目にかからない位ハズレ。著者の他の作品が好きなので余計にがっかり。なにもしないおっさんの愚痴がただ並べ立ててあるだけで呆れてしまった。

    0
    投稿日: 2011.06.16
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    2011/5/4読了。 本にする必要がある内容かはともかくとして、日本に溢れる偽善的言説に対する苦言として、一読しても損はないだろう。しかし、この本を手に取るような人は、既に現状に違和感を覚えている人であろうとも感じた。 だが、若者が老人より優れているなんて幻想だという主張があったが、今の日本では、老人は若者より優れている、という幻想の方が強いと思うのは私だけであろうか。 ○上から目線、下から目線の定義とは何か?弱者の立場にたった議論が常に優位に立つのは異常。 ・人事異動は、双方の部署の合意によって為される。つまり、自分の代わりに来た人を見れば自分の評価が分かる。

    0
    投稿日: 2011.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「衆愚の時代」、そのタイトルが面白かった。 書き出しも面白かった。以下に例を挙げる。 ”デフレ社会は一見安くものを買える社会の見方だけれど、生産コストを下げるために産業空洞化を進めて、むしろ家庭を逼迫する” ”マスコミは、常に弱者(たとえば派遣村の人々)の側にたった物のいい方を最もらしくするけれど、自分たちの機構は思いっきり弱者を蹂躙する構造になっている” ”ワークシェアリングは実現しない。なぜならば既存の社員の賃金カットに繋がるから” 次に、軽く社会事象が紹介されている。 ”クリントンはIT、ブッシュは金融を国家の主幹産業に据えた。その結果、雇用需要が大幅に現象した” ”希望就職先についてもその会社が安泰とは限らない。むしろこれからの日本では農業がいいんじゃないか” しかし、読み進めるうちに、首を傾げてしまった。 ”子供手当てなんて出しても、家計の足しにされるだけ。それよりも一生懸命働いてきた高齢者の手当をして欲しい” ”選挙で世代交代なんてけしからん。若者だからって使えるわけではない” 戦後生まれの筆者の心の叫びとしては受け止めることはできるが、どうしても”衆愚”を若者に限って語られているような気がして、はたしてそうだろうかと思ってしまった。

    0
    投稿日: 2011.04.22
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    泉谷しげるさんの「春のからっ風」っていい歌詞だな。 なんでもやります ぜいたくは言いません 頭を下げわびを入れ すがる気持ちで仕事をもらい 今度こそまじめにやるんだ 言葉がたりないばかりに 相手に自分を伝えられず わかってくれない周りをうらみ 自分は正しいと逃げ出す いいな。その通りだよ。 人間、苦境に立った時こそ、真価を問われるもの。 仕事は趣味でするものではない。好きや嫌いでするものではない。 金融工学なんて学問を駆使する以前に、貸しちゃいけない人に金を貸せば、焦げ付くというのは常識。 大学生活って、大学にいけばこそ身につけられる場なんじゃないか。

    0
    投稿日: 2011.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楡氏の小説はすべて読破しているが。この手の本をお出しになって少々驚いた。直感的に概ね共感できるが少々エキセントリックでは?と思うところもあれば穏当すぎるところもあり。ゆえに★4つ。この手の書物にトライなさるのであればある程度刺激的な趣旨は必要。石原慎太郎氏を見習うべき(笑)中途半端な部分はある意味不必要だと個人的に思う。しかし、なんとなく楡氏の創作の根源を見れた気がした。今後も読み続けよう。

    0
    投稿日: 2011.01.06
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    好きな小説家である楡周平さんが社会問題に言及した一冊。 う〜〜ん、ちょっと無理があるかなぁって感じな一冊。述べていることは確かに同意できる一面はあるんだけど、具体策が伴わないなぁって感じ。 ただ、八方美人な政治の進め方にはイラッって来ていて、国民の意見なんてその場でコロコロ変わるので、あんまり気にすること無く大局的な検知で仕事してもらえればいいかなぁと感じている。 好きな漫画の一つである「沈黙の艦隊」にてアメリカ大統領であるベネットが「50年後の世界も明日のことと同じように語れる」と述べるシーンがあるけど、そのような政治家が居るんだろうか。

    0
    投稿日: 2010.11.21
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    政権交代後、メディアをつうじて「弱者の目線、弱者の立場」という言葉が今まで以上に頻繁に言われている。確かに世の中には子供や障害者、病人、老人、予期せざる出来事で困窮生活を送ることを余儀なくされている方々がおられるし、国としてそうした方々に救いの手を差し伸べる、あるいは再起の機会を設けることがもちろん必要であることに、疑いの余地は無い。「弱者の目線、立場」と言われれば正面きって反対しづらい。しかし、ことさら弱者という言葉を強調してモノを論じ政策を実行するのは問題が多すぎる。それは、衆愚という間違った方向に国を進めているのではないか?というのが著者の基本的な主張。 「派遣切りは正しい。派遣を求めたのは消費者であり、派遣をなくせば企業は競争力を失い、それは日本経済のさらなる停滞、空洞化を促進し国民に跳ね返ってくる。」 「世間とのかかわりを拒んで勝手気ままに生きたい無責任なプータローにフリーターという格好いい名前を与え社会的に認知したマスコミは間違っている。」 「高速道路無料化の公約も、物流の経費削減で経済活性化につながる事業用車両は対象にならず一般車両のみが対象でどうして経済が活性化するのか?」 「子供手当ても要は「お前らが無事に育つまでに費やした金はくれてやったんじゃない。貸してやったんだ。だから将来ツケはきっちり払えよな」と言っているわけです。」 著者は、政府の政策やそれに安易に追随するメディア、識者、評論家そして自分の頭で考えずマスコミに判断をゆだねる我々国民の衆愚の流れを指弾する。私にはすべてうなずけることばかりである。 そして、「次の世代に借金を残すような公約を掲げる政党は、はなから信じるに足りはしない。」と明言する。 真心もなく無責任な甘言を撒き散らし、歓心を買うために金も無いのにバッグやコートをプレゼントする。そんな男を、まともな女性なら信じはしない。そんな男についていくのは、目先の欲に駆られたあわれな女性だけである。日本人は、そんなさもしくあわれな国民であってはならない。 与党だけではなく、自民党や他の党も同じ。政治家たちの頭の中は目先の参院選のことだけ。つねに目先の選挙や支持率で頭が一杯であり、長期的基本的な国家ビジョン戦略は無きに等しい。目先の選挙、支持率だけじゃなく、日本の目指すゴールを明確に定め国民に腹を据えて説明し、国民とともにそこに向かって突き進む強い意志を共有する。そんな政府を我々はいつ持てるのだろうか?目先の個人的損得や感情的判断だけで政治を考えない。そんな国民に、我々はいつなれるのだろうか?それにはまず、国民一人一人が衆愚に陥っていないか常にセルフチェックする必要がある。政治家やメディアの言うことを鵜呑みにせず自分の頭で考え判断するしかない。 昨年「永遠の0(ゼロ)」という史実をベースにした零戦パイロットの小説を読んでから、「客観的冷静に考えたら日本が負けると誰でもわかったはずの太平洋戦争を始めてしまい、数百万の人間が死ななければならなかったのは何故なのか?誰に責任があったのか?」という素朴な疑問から昭和史や戦記を何冊か読んだ。 私なりに少しわかったのは、個々の状況では特定の個人の考え判断が戦争へと歴史の歯車を回したことはあっても、あの戦争の根本責任は昭和天皇とか東条英機とかの一個人にあったのではなく、軍部を中心とした政治家等国家の中枢部にいた複数の人間(まさに衆)の衆愚、そしてマスコミが国民を衆愚へと導き、戦争への引き金を引いてしまったのではないかということ。開戦に反対だった著名な軍人、政治家も何人かいたが、衆愚の流れに抗することは出来なかった。これが衆愚の恐ろしいところで、日本人は他民族と比べても優秀賢明な民族だと思うが、衆になった時に愚かになる特性は他民族に比べても強いように思う。 それは企業でもどんな組織でも考えてみればすぐわかることで、個々人は健全賢明な考えを持っていてもいったん何かの流れが出来上がるとおかしいと思ってもまっとうな意見を表明しづらくなり、大勢の流れについつい合わせてしまう。いわゆる場の雰囲気というやつである。そこでまっとうな意見を表明すると、空気が読めないとして存在を排斥される危険性まででてくる。 政府も国民も、日本はまさに衆愚の時代。 衆愚は民主主義の宿命とはいえ、我々は、その危うさを自覚する必要がある。 この政治家、政党は選挙だけではなく本当に国を考えているか? このメディアは視聴率や販売部数だけでなく、社会を考えてニュースを流し記事を書いているか?この男はエッチや自分の都合だけでなく、真剣に自分のことを思ってくれているか?(スイマセン!?) 衆愚の危険性からまず自分を、そして家族と国を守るため、つねに眉に唾つけて目を見開いていることが必要である。 2010年04月11日 17時15分 [ 閲覧数 26 ] 2 4 [ 拍手した人 ] 日記カテゴリ「ニュース・

    1
    投稿日: 2010.10.31
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    「マスコミ」を「マスゴミ」だと思っている人が読めば 特に新しい話ではありません。 自分が社会に出て歳を重ねたことも影響していると思っていたが、 いつからだろう。こんなにコメンテーターのコメントが 不適切になっていったのは。 弱者とは誰のことか? 現実逃避して、夢を追い続けて定職につかなかったやつ等が弱者か? 自由が欲しいと言って派遣社員になってるのが弱者か? もちろんひとくくりにはできないが。 都合のいい情報ばかりが流れるこの社会を確認できる一冊。

    1
    投稿日: 2010.10.31
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    正論ばかり言う、マスコミそれから、会社の経営者、そう、自分自身もそうかも知れない。 弱者を助けよう! なぜ、仕事をしようとしない人を助ける といった、ごく素朴な意見をいうことができない。 そんな時代になったんだな。 建前ばかりで本当に疲れるね。 しかし、波風立てないためには、「建前」を言っておくのが正解だ。 ならば、こんな時代、私は、どうすればいいのか。 この本には、その点は、明確に書かれてはいないが、自分で考えるしかない。 マスコミに踊らさせず、自分で考えてみよう。

    0
    投稿日: 2010.10.10
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    ちょっと極論かな、と思わせるところもあったけど、確かにうなずける指摘多し。働く気がないのに保障だけ求める人がいればそりゃあ腹は立つけど。庶民としては、共感できました。

    0
    投稿日: 2010.09.24
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    著者は『Cの福音』等で知られる小説家。 氏の作品は好きで、既往の作品は全て読んでいるが、氏はやはり、小説を書くべきだ。 世の中の様々な建前論に本音で反論を展開する、エッセイ風の仕立て。主張には、多くのサラリーマンならば概ね共感できるとおもうが、さほど深い内容でもなければ、過激な内容でもない。新橋の呑み屋で交わされている程度の内容。

    0
    投稿日: 2010.08.13
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    著者の意見には概ね賛成。ただ専門外の分野に首を突っ込みすぎるのはいかがなものかと思う。 失礼だが全体的に浅いと感じた。 ただこういった正論を吐く著名人がまだ存在しているという事実は心強い。

    0
    投稿日: 2010.08.09
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    恥ずべきプータローをフリーターと言ってその立場を守ろうとマスコミが言うのはいかがなものか。昔花形の商売も30年もすれば変わる。夢と言うなのまやかしで妥協できないと言ってプーとなるより、どこかで妥協してでも正規雇用を勝ち取ることが大事なのではないか。働くことの意味は今も昔も不変、生きるために日銭を稼ぐために働くのだ。 著者の入社面接や社内異動に関する話は笑って納得。 昔は給食がなくお昼のお弁当の具で家庭の貧富の差が明確になった。貧しいことを恥ずかしいと思い、贅沢をしていると思うことで謙虚さが生まれ、社会を知るきっかけとなった。今は自由の意味を履き違えて自己主張だけする子供がいる。全てが平等であるとすることに無理があるのだと思う。同感。 ただし、今から昔のような生活に戻れとはいえない。彼の正論はわかるが、ではどうすればいいのか、一人ひとり考える必要がある。

    0
    投稿日: 2010.07.05
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    基本的には納得できる内容であり、改めて身が引き締まる思いである。だが、普通に世間で議論されるような内容でしかなく、全体を通して斬新さに欠け、深みもない。世間の糾弾を浴びることを覚悟で書いたと語っているが、そこまで過激な内容ではない。 若者や弱者面する者への警句としては納得する内容もあり、良いことを言っているように思う。ただ、少子化対策よりも高齢者の老後を充実させろとか、著者の年齢が高いからか老人の側に寄って立つ姿勢が妙に際立って見え、著者の自己本位な人間性が伺えてしまう。 衆愚の時代というタイトルからマスコミや政治、世論などにもっと深く突っ込んだ内容を期待したのだが、意外に薄い内容で期待はずれ。タイトル負けした残念な一冊。

    0
    投稿日: 2010.06.30
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    すばらしい爆笑本。だいだい「衆愚」という言葉。まったく今どき…と苦笑せざるを得ない。2ちゃんねるの書き込みにも怒ってたりするのだが、その時点でチラ裏本だし。「昔は良かった」「最近の若者は…」「私がアメリカ勤務の時は」「こう言うと叱られるかもしれないが…」と嘆く、嘆く。 強気を挫き弱者を助けることが正しいなんてオカシイ!と叫びつつ、自分は、しがない物書きみたいなスタンスのヘタレっぷり。正社員になりたくない人が多いから、消費者が安いものを求めるから、派遣労働は当たり前・派遣切りもまた当然と言いながら、株や投資はケシカランという。お金を少しでも儲けたい人がいるんだから投資だって当然なんじゃない!?(彼の論法に従えば)。仕事が無いなんて言ってるやつは仕事を選り好みするからだ! とこれまた言い古されたお説教。人間ってそんな部品みたいにどこでも挿せるものか?? 希望通りの職種や部門で働けない場合だってあるんだ! って!! そんなことは誰だってわかってんだよ。じゃあ、希望なんて取り下げて、単なる労働力として一生過ごすかね、と思ったら…最近は物が豊富で若者に欲がない! と来た。希望を通そうとしてもダメと言い、じゃあいいやと諦めたら、向上心がないとお怒りになられる。 大きく言うと〝社会の価値観と自分の価値観が違う。それは社会の価値観が間違っている!〟と憤られておられるのだが…あれ、これ結局、ご立腹の対象の若者たちと一緒じゃん。でも社会にストレスがたまるのは自分だけのように曰う。こんなオレオレ理不尽オヤジが最も日本をダメにしてるのに、ね。

    0
    投稿日: 2010.06.19
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    まあ、だいたい言ってることには賛同しますけれど、あまりなるほどと膝を叩くような鋭い意見はない。これ自体が床屋政談(今だったらネット世論か)的。

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    投稿日: 2010.06.01
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    「世間の糾弾を浴びることを覚悟で…」書いた本らしい。 この本を書くきっかけとして、 「テレビに出てくるコメンテーターの無責任な言動が目に余ると感じたから」とある。 確かに、テレビのコメンテーターはたいしたことを言わない。 この本の内容は「派遣切りは正しい」などの主張があるが、 世間的に正しくないというか、 マスメディア的に正しくないことへの反論であり、 よくよく読んでみれば、この本にある内容のほうがしごくまっとうだと思う。

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    投稿日: 2010.05.05
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    うーん、ひたすら退屈だった。著者が言いたいのは、常識を疑えって事なんだと思うんだけど、その著者が自分で新しい常識を作ろうとしてる。老人テーマパークの献策はもはや失笑ものだった。無駄な時間を使ってしまった。もうちょっと次元の高いものが欲しかった。

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    投稿日: 2010.05.03
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     徹底的に今の国民の考え方がおろかでマスコミや評論家に流されていることを批判しいてる。派遣村・格差社会・ローン地獄も自業自得。もっと身のたけあった考え方を国民に迫る。

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    投稿日: 2010.04.25
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    最近、テレビでニュースに関するコメントを聞いているとイライラすることが多い。 またこんなこと言ってるよとか、 みんな同じ風になってきてるよ(同じか笑)とか、 話すり替えてんじゃねえよとか。 でもよく考えてみればテレビはそもそも見る人を惹き付けるために作っているのであって、本気で世の中良くしたいと思って作ってるわけじゃない。 私たちがテレビみて、頼もしそうな言葉に安心したり、 正義感溢れる発言に共感したり、 そういった視聴者の「気持ち良さ」を創り出すのが言わばテレビの仕事なのだから責めたって仕方ないのかも知れない。 でもさ、でもさ! ヤバイと思うよ、日本、正直。 そして一番ヤバいのは、 そのヤバイのの根本的な原因は鳩山さんだとか亀井さんにあるんじゃなくて、あたしたちにあるんだってことにあたしたちが気づいていないことなんですよ。 まさしく、今は「衆愚の時代」なんですよ。 自分は焦るだけで具体的に何をしていいのかわかりません。 懸命に生きようとする姿勢が、 あたしに果たしてあるのだろうか。 それを獲得していきたい。 とにかく生きたい、生活したい。 そうやってがむしゃらに頑張ってみたい。 自分が心に抱えてた不満をぶちまけたような本だけど、 きっと多くの人が共感するんじゃないかと思う。 この本読んで「何だと!!」って怒りたくなるところがあるかもしれないけど、 それはそう思った自分を素直に見つめて考えて欲しい。

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    投稿日: 2010.04.21
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    現在日本人が陥っている問題に鋭い意見を提言している。個人的にもよく言ってくれたと共感できる点があり痛快な部分もあった。しかし文中でもあるように作者自身が上からの目線で意見を言っている傾向も強く、じゃあ作者はどのような行動をされているのでしょうか?とも感じた。問題の分析は的を得ている部分は評価できるが、内容的には「居酒屋でお願いします」と感じるかも・・・。

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    投稿日: 2010.03.27