
総合評価
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powered by ブクログしっかり日々を生きよう 今日一日を生きよう 大切な人たちとの時間を大切に過ごそう 時間は有限だということを思い出させてくれる本
2投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログコルベットさんの本棚から。 余命1年と宣告された妻のために、1日1篇のお話を書き続けた眉村卓さん。闘病生活は5年だったということは、宣告よりもかなり長く生きられたんだなぁ。 きっと1日1篇の力も大きかったのでは。 普段のお二人のやり取りは他愛のないことばかりだけど、そこに愛情、悲しみ…色々な感情が見え隠れして、なんとも切なかった。 「お葬式の名前は、作家眉村卓夫人、村上悦子にして欲しい」の言葉と最終回では、我慢していた涙が止まらなかった。出先で読むのはダメなやつだったな。
56投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ長年連れ添った伴侶を 見送った後の心境たる や。 喩えるなら最終列車が 行ってしまったホーム でしょうか。 静かで、すこし寒くて だれもいないベンチに ぽつんと座るような…。 立ち尽くす人もいれば 淋しく微笑む人もいる でしょう。 笑い声の余韻、喧嘩の 後の湯呑みのぬくもり … 時折、風が吹いて記憶 をそっと撫でていく。 愛した分だけ空っぽに なると言うけれど、 それはね、満たされて いた証なの。 ほら、夜空を見上げて みれば星が瞬いている。 もう一度ただただ君の 名を呼びたいと、 だれしもいつかきっと そう思う日がくるから ── 静かに涙が溢れてくる。 最終章に溢れる想いは 言葉にしようとすると 喉の奥で崩れてしまう。 だから、もうこの表現 方法しかなかったのね と、何度も頷きました。 喪失とは、終わりでは なく静かに続いていく 愛のかたち。 声は届かないかもしれ ないけど、ぬくもりを 間近に感じる。 その人はもういないの ではなく、ここにいる のだと。
210投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログだいぶん前に購入し、そのままだったが、ようやく読み終えた。 死を宣告された妻のために毎日一話ずつ書くことを決めた著者の「話」と記録。 「話」の方は難しく、よくわからない物語がほとんどだったが、妻との何気ない会話のやりとりが良かった。
1投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ読む前から分かっていたけれども切ない。お話やエッセイ自体はいつもの眉村ワールドだけれども、最終章は生の作者の気持ちが強くあらわれていて、やはり強く心を動かされてしまいました。
1投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ眉村さんの、小説家らしく、愛する人の夫らしく、奥さんへの愛を込めた物語を描き続けたその姿勢と、最後の一文に込められた精一杯の愛に心を打たれました。 学校の先生がおすすめの本として授業で取り上げていたのを思いだし、手に取りました。 愛のあたたかさと力強さを改めて感じました。
0投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ感想 愛する人の死を前にして何ができるか。絶望してはいけない。その人が生きた証を残す。文章は適当な曖昧さを持っている。だから美しい。
0投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログ感動できず、途中から流し読みで終えた。 一つ一つの話がピンとこなかった。 この作者のことを知らないのがあるんだろうけど。 ただ、奥さんを深く愛してたのは伝わり、これだけひとりの女性を愛するということは凄いことだなと関心させられた。 なんというか、俺には合わなかったかな。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログSF作家である眉村卓氏が、癌で闘病する妻に毎日ショートショートを作り続け、読んでもらう、病が進み読めなくなってからは病床で読み聞かせるという、ちょっと通常の不特定多数の読者に向けて書いた物語ではなく、あくまでも最愛の妻に向けての物語。 アメトーーク!の「読書芸人」で紹介されていた一冊だけれど、たしかに死を目前とした妻に向ける物語という意味では鬼気迫る迫力を感じるけれど、紹介していた芸人たちの手放しでの賛辞が妥当かどうかはちょっと微妙かも。 特に最後の一篇だけ読んでも泣ける、ということに関しては首を傾げざるを得ない。 でもまあ、眉村氏の奥様に対する深い深い愛情については痛いほどよくわかった。
6投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログ最後、泣きました。 眉村さんがどれだけ奥さんのことを想っていらしたか、そしてお二人がどれだけ望ましい関係であられたかがよくわかりました。 一日一話の物語をすべて読んでみたいです。 単純に眉村さんの書く話がおもしろい。 この本に収録されているものの中では、「ある書評」「書斎」「秒読み」などが読んでいてとてもワクワクしました。 読んでいる途中はSF作家なんだ!ぐらいに思っていましたが、 眉村卓さんは「ねらわれた学園」の原作者なのか! 現代版のアニメ映画しか観たことありませんが、これはいいきっかけになりそう!
0投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログ長年寄り添った夫婦の気持ちはわからないが故に、この本の評価も低くなってしまった。 ただ、「自分の祖父母もこれほど互いのことを思い合ってるのではないか?」とは思う。心では、「パートナーに対して何かしてあげたい!」という気持ちを持っているのかもしれない。 これは俺がパートナーを持つ、かつ数十年寄り添わなければ、わからない気持ちだろう。 「人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、目指す方向が同じでありさえすれば、それでいいのである。」 これは長年連れ添ったパートナーがいる人でしかわからない思考だろう。だが、一部わかることも自分にはあった。
0投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ長年連れ添ってきた最愛の妻ある日突然余命1年と宣告されたら… 小説家である夫は余命1年と宣告された妻に、1日1篇お話を送ります。日に日に衰弱していく妻の最期の時まで、1778話という莫大なお話を書き続け、1番最後のメッセージは夫婦だからこそわかる長年の絆が見えました。お話の間に書かれている奥さんとの思い出話はフィクションではなく実話だからこそ情景が鮮明に見え、素敵な夫婦がまた一緒に暮らせる日が来ることを読み手までもが願ってしまう、そんな愛であふれている作品です。
0投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ飛び飛びで読んでもたからか、そんなに感動はなかったな。 この作家自体のことをしらなさすぎるのか、商業レベルの基準もよくわからんかった
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ話を聞いたときロマンチックだなぁと思ってた。 ちょうどつれあいが大手術したばかりだったのでいずれ自分にも襲いかかってくる事柄なんだなとヒシヒシ感じながら読んでいたら体調崩す、というオマケがつきました涙。 外観が遮断され非日常が日常になり日々を恐れつつ必死に過ごす。しんどい。 自分が同じ境遇ならどうやって過ごすのだろう。答えが出ない。
0投稿日: 2022.01.12
powered by ブクログ夫婦の絆って素晴らしい!読書芸人カズレーザーが絶賛していた作品。大きな感動を呼ぶ1冊。 子供の頃、本書の作者眉村卓の学園もののSF作品を読んでいた。数十年ぶりに筆者の作品を手に取る。 余命1年を宣告された妻。小説家の夫は妻のために毎日1作の短編小説を書くことを妻に約束する。余命宣告を越えて5年間の闘病生活。作品は全部で1778篇。その中から選んだ19篇から成る本書。 もちろん作品だけでなく筆者自らの作品解説。そしてこちらも感動の妻との思いでを語るエッセイ。妻との数多くの思い出が涙を誘う。 一日一話。プロの作家とはいえ、相当の苦労があったようである。それでも毎日妻のため出来立ての作品を届ける。そして妻の暖かな視点からの批評。奥さまこそ筆者の一番のファンだったのだろう。 意識を失った後の最終の三話。筆者の動揺が隠せない作品がまた大きな感動。 そして奥さまが亡くなった直後に書かれた最終1778話のラスト。 いかがでしたか? 長い間、ありがとうございました。 また一緒に暮らしましょう。 夫婦の絆を強く感じさせる1冊。妻にもっと優しくしなくてはとく思った感動作でした。
0投稿日: 2021.12.23
powered by ブクログ内容は、淡々と進む感じ。短い小説と、それを書いたときの心境が綴られている。お涙頂戴的な話でもなく、奥さんへのラブレターというわけでもなく、小説家らしく商業誌に出せるレベルの小説を、奥さんのために書く。というところが、良かった。 眉村さんの奥さんは、小説家である旦那さんを、きっちり支えてきたんだなぁと思った。 いろんな方がお勧めしてるのもわかる。
0投稿日: 2021.12.01
powered by ブクログタイトルから分かるように、 妻が余命宣告を受けた日から、夫である作者が妻が亡くなるまで毎日短編ストーリーを書き続けた話だ。 内容はそのいくつかの短編ストーリーとエッセイで、読んでるとエッセイなのに小説を読んでるような不思議な気持ちになった。 また、文体だったり使う言葉・漢字で作者の年齢を感じて、本を読むとこういうところの面白さも感じれるのかと感心した。 どんどん短編ストーリーを読み進めて、最後の1778話を読んだときにはグッとこみ上げてくるものがあった。 最後のあとがきの終わりでもグッときた。 初めて本を読んでしっかり感動した。よかった。
0投稿日: 2021.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
眉村卓氏が、癌で弱っていく妻に毎日一話のお話を書くことに決めて、5年(?)くらい書き続けた。 そのお話自体は、新聞で紹介されたり、抜粋して書籍になったりすでにしているらしいが、この新書はその経緯を著者自身が書き記し、どんな心もちでお話を書いていたのか、自分の書くお話がどのように変化していったのか、などの当時の心境や奥様の様子も少々紹介している。そしてこれまで他の媒体では紹介されていない「お話」を中心に、何篇かも収録されている。 最愛の伴侶が、余命わずかと知った時、人にできることは限られているとは思うが、作家ならではの「一日一話書く」という行為。私はとても共感できる。あえて闘病とは関係なく、物語を紡いでいく。紡ぎながら、著者自身も戦っている。 最後の一行で号泣する…と、ウワサに聞いていたので、最後のページを開かないように気を付けながら読み進めた。そして、最後の一行というか、最後の一編に号泣です。世の中の多くの夫婦は、その原稿用紙の1枚のような、他の誰にも理解できない絆(良いことも悪いことも)を共にしているのではないかな。私もそんな夫婦関係を築いていきたいと思った。
2投稿日: 2021.08.06
powered by ブクログ素敵な夫婦… 人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の隅から隅まで知る必要はないのだ。 夫婦に限らずそうなのかも。 最終回…苦しくて泣きました。でも、こんな風に思えるくらい、大切な人に出会えるって、やっぱり幸せですよね。
1投稿日: 2021.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
眉村卓は、子どものころからおなじみの作家。「ねらわれた学園」や「なぞの転校生」「まぼろしのペンフレンド」など、ドラマ化されてワクワクしながら読んだ記憶がある。 この本は、ガンに侵された妻のために眉村が1日1話の創作を書き、読んでもらったものをまとめたもの。 数年前、「アメトーク」の読書芸人でカズレーザーが紹介して即重版になったはず。カズレーザーは、ラストがとてもいいと語ったように記憶している。そのページを光浦靖子に示すと、一瞬にして彼女の目に涙が浮かんだ。 そして昨年2019年、眉村自身も亡くなっている。 ラストは本当に悲しい。 本当の読み方ではないけれど、「死に向かっていく妻に向けて書いている物語」として受け止めていて、ひとつひとつの出来については忘れてしまいがちだった。 P117 妻の闘病生活が始まってから、私は毎日短い話を書いたけれども、それは、何度も繰り返すがエッセイではなくお話でなければならない。私自身の投影の要素が入ってくるとしても、私自身の気持ちをナマで出すのは許されない。そんなことをしては、妻が辛いだろうからだ。 ~ しかも、商品として通用するレベルを保持するように努めて、だ。 ~ それが私の仕事だ。 p167「土産物店の人形」の自己注釈 一読して、なーんだと言われても仕方のないような話であろう。 だが、ものものしい予兆があり、それなりに覚悟をしていたにもかかわらず、少なくとも今のところは何も起こっていない、あるいは先になると何か起こるかもしれないが、、現在は無事--ということは、多くの人が体験しているのではあるまいか。 P180 毎日短い話を書くにあたって、私が自分に課した制約のひとつに、どんな話であろうともどこかで必ず日常とつながっていること--というのがあった。この作業に対する私のスタンスを示すためであったが……その日常と言うものがこんな具合になって来ると、よりどころが少しずつ変質して行かざるを得ない。私自身、そのことを感知していたけれども、だからといって、どうしようもない。 P193 1777 けさも書く だが、たしかに声は聞こえたのだ。 彼はわれに返った。 幻聴だろう。 でも、幻聴でもいいではないか。自分にとっては、本物の妻の声だったのだ。自分にとっては本物の声だったのだ。 ↑ 幻聴でも錯覚でも思い違いでも言い間違いでも。それが自分にとって「そう」であるのなら、「そう」でしかない。そして、「そう」だと思って生きていく。生きていけばいい。そう思った体験と重なった。
0投稿日: 2020.12.24
powered by ブクログきっとこの本を読んで感動する人もいると思うけども、私としては面白くなかった。これは単に私の趣味嗜好の問題。
2投稿日: 2020.10.17
powered by ブクログ「聞いた事があるな」と思った本をひたすら読む期間に初めに手に取った一冊。自分が面白かったか否か、それだけでいつもは星をつけている。今回はこの本を面白かった!いや、面白くなかった!という判断を私は出来ずにいる。じんわりと胸に広がるこの感覚が感動なのか寂しさなのか、それすら分からずに本を見つめている。 奥様が亡くなる5年間、毎日書き続けてきた話を、時系列に並べてその時の状況と照らし合わせながら読む。 形式としてはものすごく分かりやすく、好みの本だった。 筆者の奥様への愛と、その5年という年月に思いを馳せて、私は私なりの感想とさせていただく。
0投稿日: 2020.09.17
powered by ブクログお話をつくることで作者自身が癒され、そんな作者を受け入れることで、妻も癒されたのではないか。夫婦って何だろうなと最後の最後で考えさせられた。夫婦がみな同じ想いや考え方を抱くわけではない。それぞれに夫婦の形がきっとあるんだと思う。 夫婦になりたいと思った。自分達なりの夫婦をやってみたいと思った。
4投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログいつだったか、カズレーザーがおすすめしていた。エッセイでありショートショートであり、肩肘張らずに気軽に読める。奥様が亡くなられた後の最後の一遍は、泣ける!とか感動!とかいう言葉よりも「粋だねぇ」が似合うと思う。
2投稿日: 2020.05.14
powered by ブクログカズレーザーさんが15年ぶりに泣いたとのことで期待しすぎながら読んでしまった。 余命わずかの妻を持つ作家の背景がチラつき、それぞれの作品が違った意味を持つのが特徴的だった。静かに心揺さぶられる作品。
1投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ本人も言っていた通りオチの無い話ではあったが、こういう本の形もあるのかという、新しさに感心した。 本の内容では「少し長い後書き」の中の「相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、めざす方向が同じであればそれでいいのである。」という一文が1番印象に残った。ついつい欲張って何でも知りたくなってしまうのだけど、どれだけ一緒に過ごしても、他人だから全てを知り理解することはできないなと。だからそこに労力を使うのではなく、大切なこと、めざしたい方向について語り合うようにしようと思う。 眉村先生は毎日1話を書き続けるにあたり、いくつか制約を設けました。その一つが読んであははと笑うかにやりとするものでありたい、ということだった。 最終回は、奥さんが天国で微笑んでいるのが想像できる内容だった。
1投稿日: 2020.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アメトーークでカズレーザーが15年ぶりに泣いたと言っていたため手に取った本。 最近母が亡き婦人と同じく大腸癌になったため、 最初は他人事だと思えずとても重い気持ちで読んだ。 亡くなるまで、1778話。毎日毎日よく書いたと思う。 小説家という立場だからこそ、できることがあり それをやり遂げた眉村卓さんはすごいと思った。 しかし小説家という立場だからこそ、妻だけではなく世の中へ向けて書いてほしいという妻の願いから、眉村卓という小説家の妻であることへの誇りを感じた。 またお葬式での看板も同様である。 あまりSFは読まないけれど、SFを構成するまでの著者の意図も書いていただきなるほど。と興味深く読ませていただいた。 最後に近づくにつれて、よりナマの感情を出そうとせずとも伝わってきて心が締め付けられたかのように苦しくなった。 いい作品であったと思う。 また最後の人と人がともに生きていくための眉村卓さんの考えが、沁みた。「また一緒に暮らしましょう。」という締めの言葉に愛を感じた。 こんなふうに思える人と人生を共にしたいと思った。
0投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログこの本に収録されている話を読む限りだが、奥様の病状が深刻になればなるほど作品の完成度が高く感じた。神経が研ぎ澄まされる、という事であろうか? 私は妻ではないが、母を亡くす間際は最後の3話に少し似た感情か沸き上がった事を思い出した。 「妻のトリセツ」の後にオススメ。 田村書店天下茶屋店にて購入。
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ死に向かって時間が過ぎている。それを感じさせられた。 一つ一つの話はありきたり(?)のもので、だけど作者の妻の様子によって、小説は人の中から生み出されるものだから、どうしても影響を受けてしまい、最後の方は妻の死を意識したものになっていると、(実際に書いてあったし)感じた。 また読みながら、自分の大切な人の死が迫っていたら、何ができるか考えた。 人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいいのである。「P204より」 当たり前のことだけど、直ぐに忘れてしまうことだなと思った。
0投稿日: 2020.04.24
powered by ブクログ著者後書き 「人と人とがお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいいのである。」
0投稿日: 2020.04.10
powered by ブクログカズレーザーさんが紹介しているのをTVで見て即購入してもう5回は読み直してます!! めっちゃおもしろかった!!
0投稿日: 2020.03.10
powered by ブクログ本日2冊めの読了。 カズレーザーさんが紹介なさったというのは、知らずに読みました。どちらかというと、この本が出た時のブクログの紹介や感想に惹かれて、予約待ちを随分して、ようやく読んだ感じです。 眉村さんといえば、私にとっては『ねらわれた学園』や『消えたペンフレンド』などを子供の頃に図書館で借りて読み、SFなんて何も知らなかった頃、ただわくわくと楽しんで…星新一さんや新井素子さんのファンになり…。そこからゼラズニィやハインラインに進んだ、SFのとば口を教わった作家さんのお一人です。ヒット作もお持ちのベテランですが、新作は手にしていなくて、ふっとこの本で再会させて頂きました。 うーん。今日、窓の外は朝から冷たい雨なのですが。こんな雨の日に読む本ではなかったですね。サラサラと読み進められますが、淡々と語られるお話も、奥様のためのお話も、寂しさと愛惜がにじみ出るようで、悲しくて、ページを繰る手が早くなりました。きっとお若い頃から、大作家になられるまで、一緒に苦労なさった時期が、一番お楽しかったのではないでしょうか。 眉村さんはプロらしく、書き継ぎながら、出版も念頭に置かれたようですが、ここに描かれた心情は、本来他人が大騒ぎしたり、取り沙汰するようなものではないと思います。このお話たちの整い方と、眉村さんご本人の寂寥は、読む側の感想を出なくさせます。泣くなんて、できそうもないくらい。ただ、ご夫婦で睦まじく天上でお暮らしであるよう願います。 雨の雫が遠くで冷たく光り、やわらかなオーボエを聞きながら、ページを閉じて、息をつきました。
2投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ内容は著者が書いたショートストーリーの一部を抜粋したもの。 私はこれを良いとも悪いとも評価できない。 また、他人にこれを勧めることもできない。 ただ、本書を読むなということもできない。 理由としては自分の経験から、本著を読んでいて段々と悲しくなっていったから。 最後の方はこの先を読みたくないなと思いながら無理やり読みました。 この本の感想は本書にある書かれているように千差万別だと思います。 ただ自分が本書に対して☆3を付けたことに、 これ良い意味で☆3だとか悪い意味で☆3だとか決して思わないでほしい。ただ単に無理矢理にでも点数をつけるとしたらこの点数にすることにしか出来なかったというだけなので。
1投稿日: 2020.01.26
powered by ブクログ夫婦ってこうなれるんだ、と思いました。著者が最後に書いてらっしゃるとおり、相手の心の隅から隅まで知る必要はなく、生きる根幹、目指す方向が一緒であればいいんですよね。 SFのショートショートの良さはあまり自分には分からなかったけど、最後の三話を読んでたら、勝手に涙が滲んできました。
0投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ眉村卓『妻に捧げた1778話』は昨年11月、同企画でカズレーザーが取りあげ、「15年ぶりに泣いた」とコメント。冷笑的な芸風の彼に似つかわしくない感想が反響を呼び、2004年に発売されたこの本が俄然、新たな読者を増やしている。 末期がんを宣告された妻のために、1日1話ショートショートを書く。原稿用紙3枚以上、病人の神経を逆なでしない題材で、固有名詞はなるべく使わず、どこかで日常とつながっている、商業誌に載ってもおかしくないレベルの作品を──作家として難儀な制約を自ら課し、眉村は1997年7月16日から書きはじめる。そして1日たりとも途切れることなく書きつづけ、妻が亡くなった2002年5月28日、遺体がもどった自宅で最終回となる1778話目を書いた。この本にはその中の19篇と結婚生活をふり返るエッセイが収まり、人と人とが共に生きていく要諦を伝えている。 〈生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいいのである〉とはいえ、「生きる根幹、めざす方向」が同じ相手と夫婦になるのは難しい。だからこそ眉村にとって妻・悦子は、文字どおり絶対的な妻だった。その思いが最終回の最終行を眉村に書かせ、10余年ぶりに再読した私の胸をまた、つまらせた。
0投稿日: 2020.01.05
powered by ブクログアメトークで取り上げられた時から気にはなっていたけど、依然として平積みされていたので、買ってみた。 正直、ショートショート自体としては、えっ?そのオチ??って思ったりであまり好みではない。 これは、前後のエッセイや闘病生活の話を含めた物語として読まないとだめですね。無限と思っていた時間が有限と知らされた後、夫婦の愛を確かめる作業。
0投稿日: 2019.12.21
powered by ブクログ淡々としたエッセイなんだけど、行間に哀惜というか、切ない想いがにじみ出ているエッセイである。 静かに、胸に染みる。
0投稿日: 2019.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は結構涙もろいタイプですが、私が子供すきて理解できなかったのかもしれませんが、あまり感動しませんでした。なぜ何も文がなかったのかが、全く理解できませんでした。まだまだですね私は。もう一度読み返します。
1投稿日: 2019.11.04
powered by ブクログ奥様のおっしゃるとおりこれエッセイやんかと思うお話もあるけれど、奥様への愛情に溢れた一冊。 続けることは尊い。誰にでもできることではないよね。 令和元年11月3日 亡くなられたとことをニュースで知りました。 奥様にようやく会えますね。 ご冥福をお祈りします。
1投稿日: 2019.09.24
powered by ブクログ末期ガンの妻のため一日一遍話を書き綴る本作。 著者の終末を感じながらも表に出さないよう毎日粛々と書き続ける心の葛藤や、非常を日常として受け止める決断には胸が詰まった。 1778話の最終回が近づくにつれて溢れ出てくるナマの感情には心が震え、涙を拭いながら読んだ1冊
1投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ子供の頃読んだ謎の転校生以来の眉村卓。 ちょっと本来のSF作品という感じとは違うけど、これはこれでグッときた。
0投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ短編のエッセイ集。 読みやすい作品ではあるが、前評判が良かったので、そこまででは…と感じてしまった。
1投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログ妻に捧げた1778話 著:眉村 卓 余命1年を宣告された妻に対して一日一作品、妻のために作品を綴る。そして妻に向けたその作品はプロである著者が商業的な読み物として世に出せるものという水準が求められている。 妻に向けながらもその先にある読者を考慮する作品。 全1778話の中から厳選された作品が本書にて編纂されている。 著書の作品を紡ぎあげる目的は何だったのだろう。余命一年を宣告された妻に対しての想いを綴るそれは、手紙でもなく、そしてその作品によって完治を図るものでもないように思う。ただ目の前の人に喜んでもらう。その妻の喜びは裏・将来の読者を意識した喜びが叶えてはじめて妻も喜ぶ。 難しく深い作品が本書にはつめこまれている。 どんな心境で読み進めるべきか迷う時も多いものの、何か期待を込めて読んでいる自分がいた。 一日一作品を紡ぐ大変さはあったとは思うが、妻と著者との関係はこの作品によって永遠なものとなっている。話すとはまた違った残り方に心が動いた。
0投稿日: 2019.07.07
powered by ブクログ僕が青春時代、既にオールドタイプのSF作家という認識でいました。何冊か読んだ事はあると思うのですがあまり覚えておりません。(不定期エスパーシリーズを読んだ記憶があります) 本作はカズレーザーさんがアメトークの読書芸人で紹介した事で一気に広がったと思うのですが、(僕も見ていました)メチャクチャ感動する泣ける、という方向の紹介だった為泣かせて欲しい症候群の人々が群がったのがとっても残念でした。 淡々とした筆致で奥様との日々を語り、短編を淡々とつづる。 長い時間を共有した夫婦だからこそ醸し出せる奥深い空気感。 誰にでも訪れる別れに、わが身を置いてこそ感じるしんとした切なさ寂しさ。 最後の一文に込められた感情に背筋が伸びます。自分もこんな風に配偶者に向き合いたいと強く想いました。 「感動するって聞いたのに泣けませんでした」というようなレビューを書いている人が沢山いるのにびっくり。どれだけ慟哭したいんだよとガックリ来ました。
6投稿日: 2019.06.17
powered by ブクログいつ泣けるのかと読み進めたけど泣けなかった。 ただママの事を考え、最後の時は結婚して良かったと思われたいのでこれからもママの事、大切にしたいと思わせてくれた一冊。
1投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前評判から、感動してボロボロ泣きながら読むような話かと思っていたが、違った。 当時の感情を露わにして涙を誘うでもなく、エッセイ部分でも穏やかに当時のことを思い出して綴られているように感じた。それだけに、毎日一話ずつ書いているお話の最期の数日の作品が、著者自身で設けた制約も捨て、どうしようもなく滲み出した日記のようで、胸に迫ってくるものがある。 看病疲れから妻の病室でうつらうつらしていた時に確かに妻の声が聞こえた、という1777話を、もう眠り続けて聞ける状態ではない妻に対して、「何日か前から、書いたものを読んで聞いてもらうのはやめていたけれども、これは枕元で真面目に朗読したのである。」p.183 とされている。元気になってほしい、目を覚ましてほしい、もう一度持ち直してほしい、と強く思ってはいらしただろうが、現実に最期が近付いていることを実感している中で、せめて幻聴でもいいからもう一度だけ声が聞きたいと願われたのだろうと思うと、涙が滲んだ。 一番印象的だったのは、次の一文。 「私の協力者であることに、妻は自負心と誇りを持っていたのだ。」p.74
0投稿日: 2019.06.01
powered by ブクログ【感想】 タイトルだけで泣ける・・・晩年の良い夫婦のスタイル 自分の妻がそういう状況になった時、自分はこんなにも色んな事を妻にしてやれるのかな?いや、出来ないな。 ただ、妻に捧げた1778話の内容がほとんどくだらない空想なのは如何なものか。 正直、話の一つ一つは読んでいて全く面白くなかった。 両方が元気なうちに、いっぱい思い出を作りたいなーと、読んでいて漠然と感じた。 【引用】 p9 妻が退院してから、私は考えた。何か自分にできることはないだろうか。 思いついたのは、毎日、短い話を書いて妻に読んでもらうことである。 文章の力は神をも動かすというが、もちろん私は、自分の書くものにそんな力があるとは信じていない。 ただ、癌の場合、毎日を明るい気持ちで過ごし、よく笑うようにすれば、体の免疫力が増す、とも聞いた。 p203 ひとつひとつ記憶がよみがえるたびに、あのときああすればよかったのではないか、こうすればよかったのではないか、との悔いが出てきて、しかも何が正解だったのか、いまだにわからないのである。 そして今となっては、たしかめるすべもない。 私は癌になった当人ではなかった。 その私が、妻の心境をいくら推察しようとしても、本当のところがわかるはずがない。 人と人とがお互いに信じ合い、ともに生きて行くためには、何も相手の心の隅まで知る必要はないのだ。 生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいい。
5投稿日: 2019.04.30
powered by ブクログ草彅剛と竹内結子が夫婦役の映画で この作品の存在を知った。 決してカズレーザーに感化された訳ではない。 奥さんへの想いが現れた行動が積み重なって 生まれた作品たちは筆者のルールとして 出版されても恥ずかしくないレベルだから 読んでいて楽しめるショートショートだし、 それが書かれた当時の出来事も分かるから 感情移入せざるを得ない。 奥さんだけが読める最終回の内容と その最後の1行には体が震えた。 他の作品も読みたいし、 映画も見てみたい。
1投稿日: 2019.03.06
powered by ブクログ余命宣告をされてしまった奥様のために、一日一話クオリティの高いSSを作り読んでもらう。楽しんでもらえれば病と共存し、命をつなぎ止められると思うから。作家様の深い愛情と思いが込められた一冊。奥様なしでは生まれなかった1778のSSのうちの一部を、複雑な気持ちで読みました。こんなに想ってもらえるなんて、いいなぁ。
1投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ【 #読書感想文 】 妻に捧げた1778話 2019年の目標に本を1冊以上読むを掲げて、最初に読んだ本。カズレーザーさんがお薦めしてたことと、読書初心者の私にはショートショートの方が読み易いかという理由で選んだ。 癌の妻に毎日1話短編小説を、亡くなるまで書き続け、その何話かと注釈付の1冊。 ショートショートについては、1778話中のごく一部なので、他の物も是非読んでみたいなと思うほど面白かった。SFは苦手だけれど、世にも奇妙な物語はついつい見てしまうって人にお薦めしたい。 いくつかの制約を決めて書いておられるけれど、最後は筆者の気持ちが抑えきれない所に人間だものを感じた。
0投稿日: 2019.01.31
powered by ブクログKindle版を購入。その日のうちにさくっと読んだ。でも、著者の気持ちを考えると、あまり気楽にも読めない。自分が同じ状況になったら、僕は何をするだろうか。何もできないだろうか....。そんなことを思わざるを得ない。一番いいのは、僕が著者のような経験をしなくてもすむように僕が先にいくことかな(^^;; それにしても、老眼が気になるようになってから本を読むのが辛くなってたんだけど、kindleにしてから読書量が増えた。珍しいうちだけかもしれないが...。
0投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログ妻のために毎日一遍ずつお話を書き続けた。本書に収録されたのはそのごく一部。 印象的だったのは妻の言葉。 入院が一か月以上になり、もはや形成挽回が不可能であるのが明白になった頃のこと。 … 「わたし、してもらいたいことがある」 … 「お葬式の名前は、作家眉村卓夫人、村上悦子にして欲しい」 来られる人がわからないと困るからと理由をつけたが、妻の本心は、共に人生を過ごし、ずっと協力者であったことを証明したいーということだったに違いない。私にはそれが痛いほどよくわかった。 … 通夜と告別式の案内のために道筋に立てられた表示板には、そうしるされ、遺体と共に車で会場に向かう私と娘は、ああ出ているね、と言い合ったのだ。告別式で私は、この経緯を参列の方々に申し上げ、了解を乞うたのである。そのとき私の脳裏には、前年の三月に二人で松尾寺に詣ったさい、祈願の札に、病気平癒と書けと私が二度も言ったのに、妻は聞かず、文運長久とだけしるしたことが、よぎっていた。私の協力者であることに、妻は自負心と誇りを持っていたのだ。 こういう方と一緒になりたいものですね。
0投稿日: 2018.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アメトーーク!でみて、ずっと読もうと思っていた本。やっと読了。最終回の最後の一文「また一緒に暮らしましょう。」は涙腺崩壊不可避。そして、奥さんが自分の葬儀は「眉村卓の妻」としてやってほしいって言っていたのが、すごく印象的だったし、素敵だなって思いました。夫婦で色々な事があると思うけど、支え合ってたんだなって。そんな奥さんを亡くしてしまった眉村さんの気持ちを思うと胸が痛みます。
0投稿日: 2018.10.24
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泣ける本というふれこみが強い本だが、じわじわ来るのはそういうことではなく、伴侶との別れが来ることへの恐怖。 大切にしないといけないなと改めて思います。
2投稿日: 2018.10.19
powered by ブクログ図書館で借りた本。余命1年と宣告された妻のためだけに書いたショートストーリーを抜粋した内容で、SFやエッセイもある。看病日記では無いが、妻の容体と出来事を年表にして夫婦で生きた年表も最後にまとめている。ショートストーリーは活字出版目的で書いていなかったので、極普通の話が多かったかな。
0投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログ沁みましたぁ‼︎ 伝わる、愛…情…で、いいのかな。 結局、支えあっている。よ、ね。 章のまとめ方がよくって。 特にラストの章。 想い出の中に少しだけ。 224古い硬貨 1116蝉になる 1680聞いて忘れて下さい
0投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説家の夫と、その夫と共に歩んだ妻との営みがあった。街に出かけたり、娘と遊園地に行ったり、俳句を批評しあったり。その一環として夫の書いた小説を読み感想を言うという営みがあった。病気で臥せる配偶者からの一方的なコミュニケーションになりがちであるが、眉村夫妻はそういう時に至っても夫からの働きかけがあったという証である。丁度近親者の葬儀があった時に読んだのだが、自分の死、または配偶者を送る、その時をどう迎えるのか、自分だったらどうするだろうか、どんなコミュニケーションを取ろうかと考え始めるキッカケになった本。
0投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログ余命1年の妻に捧げる1日1話の小説との事である意味感動を求め読んだが、思い出の回想と小説が入り乱れて感動もせず斜め読み。結局、この手の話(妻に捧げた。。。)は本にせず個人的な思い出として留めておいた方が良い。共感も持てず目的が良く分からない??
0投稿日: 2018.08.11
powered by ブクログ子どもの時に好きだった作家さんなので久しぶりに読んでみた。病気の奥様のために一日一話を書く。エッセイにはしない。必ずお話にする。病気や人の死、深刻な問題、大所高所からのお説教、専門用語の乱発、効果を狙うための不愉快な視点などは避ける。ラブロマンスは書かない。夢物語でも荒唐無稽でもいいが、どこかで必ず日常とつながっていること。1347降水時代、1680聞いて忘れて下さいが心に残った。これだけの制約をもうけて、この歳で大変な介護生活の中でよく書けたなあと思った。
0投稿日: 2018.07.01
powered by ブクログ癌に侵された妻のために、1日一話ショートショートを書くことに決めた筆者。その日々は5年にも及ぶ。 妻のためを思って書いた短編集でもあり、それが全てでもないという筆者の言わんとしているところは何となくわかる気がする。 筆者の本意ではないかもしれないが、個人的にはショートショートそのものよりも筆者がショートショートを書き進める中で、妻の病状も含め、どのようなことを考えていたのかいわばエッセイのような部分に興味が惹かれた。 そして、ラストの短編集で、 ありがとうございました。 また一緒に暮らしましょう。 という言葉に心打たれた。
1投稿日: 2018.06.25
powered by ブクログ20180615 自分の励みになるように思い読んでみた。夫婦の在り方、相手に何ができるか、色々考えさせられた。一人のために真剣に取り組んだ事は多くの人の心に響く。意図してやれる事ではない点も参考になった。一日一日を大切に生きる。大事にしたい言葉だ。
0投稿日: 2018.06.16
powered by ブクログ余命一年と宣告された妻のために毎日一篇の話を書き続けた著者。メディアでも取り上げられ読みたいと思っていた本でした。毎日、話を書くのは大変ですし、しかも他人に読ませるレベルのものを書くというのは。 この本に収められているお話はSFっぽいものが多かったような気がします。ちょっとブラックなショートショートという感じで読後に余韻が残るようなお話でした。きっと奥さまも毎日のお話を楽しみにしていただろうと思いました。夫婦愛に溢れた本でした。特に最後に書かれたお話「最終回」に著者の気持ちがこもっていました。
0投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログガンと闘う奥様のために、また自分のためにも、日々新しい話を作り、それを奥様に読んでもらうということを、最後まで続けられた著者による、その日々の振り返り。実際の話自体は、他の媒体にいろいろと掲載されていて、本書では、奥様の入院から最後までの心境変化などを中心に書かれています。できるだけ正直に、どう思ったのかなど書かれています。 著者の奥様への思いよりも、奥様の著者(それも作家としての著者)の妻であるということの強い拘りがすごいと思わされました。
0投稿日: 2018.06.04
powered by ブクログ【エッセイ、小説、実録】 どれも読めるということではなく、ただ、眉村さんの想いに触れられたことが嬉しい。
0投稿日: 2018.06.03
powered by ブクログ余命は1年と宣告された妻に向けて毎日1話の物語を書くと決めた作者。5年後の最後の日に、また一緒に暮らしましょうとの言葉を掛ける。闘病の物語かと思って読んだが、殆どが関係のない物語。が、最後の頃は、作者及び妻の心境がうまく綴られている。
0投稿日: 2018.05.31
powered by ブクログ■テレビで大反響!癌の妻、闘病5年。夫は毎日一話、書き続けた。ちょっと変わった愛妻物語。 余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をした。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。五年間頑張った妻が亡くなった日の最後の原稿、最後の行に夫は書いた──「また一緒に暮らしましょう」。妻のために書かれた1778篇から19篇を選び、妻の闘病生活と夫婦の長かった結婚生活を振り返るエッセイを合わせたちょっと変わった愛妻物語。
0投稿日: 2018.05.25
powered by ブクログ単純に、収録されているショートショートが面白いが、最後に涙させられた。夫婦仲良くやっていき、円満に最後を迎える。そのために何ができるか。といったことを考えさせられる。今後何十年もの夫婦、家族生活の中で、たまにこの本のことを思い出すことになりそうだ。
0投稿日: 2018.05.22
powered by ブクログただのショートショートとしては読み応えはない。出版社としては売れると踏んだのでしょうが。何だかなあ。
0投稿日: 2018.05.22
powered by ブクログ物書きの作者ががんで死にゆく妻に毎日欠かさず1話ずつ短編を書いたという話。その話ひとつひとつは特筆するほど印象には残らないものの、二人の若い時からの歴史や関係も詳細に書かれていてそのベースのもとに読み進めると最後は作者の想いが伝わってきて辛かったようなでも二人は幸せだったんだろうなっていう温かい気持ちになるような不思議な読後感だった。こういう生涯のパートナーに巡り合えたことじたい幸せなんだろうな。俺はまだいないけど・・・w
0投稿日: 2018.05.16
powered by ブクログ癌を患う妻のために一日一話書き続けたという背景の話、そしてその抜粋の話が(厳選だとしても)たしかにクオリティが高く、非日常と日常を併せ持つ感じで読んでいて面白かった。そしてやはり最期の三話の、病院と妻に限りなく近づいた「エッセイやんか」と言われたお話たちがぐっとくる。 「泣ける」「感動する」という評判を期待して読むと、確かに中身が薄い。あと、もう少し書いた小説を入れてほしかった。
0投稿日: 2018.05.04
powered by ブクログすばらしい夫婦だったのだなあ 奥様の詠んだ俳句には闘病の辛さを感じるが、そこを感じさせない温かな闘病記だ 癌の身のあと幾たびの雛まつり
1投稿日: 2018.04.25
powered by ブクログちょっと前評判がハードルを上げてた感が否めないかも。 にしても自分が出来ることの最善と言う意味合いでは作者自身もある程度折り合いがついたのではないかと。 今と理想の折り合いをつけていかないと辛い思いばかりが残ってしまうように思います。
2投稿日: 2018.04.23
powered by ブクログこのお二人の夫婦のお話は泣かせようと演出したらいくらでも泣かせれる様な感動話、美談にできると思うんだけどそういった形式でセルアウトにしてないのがとても良い。 夫婦って特別な関係でもあり、ただの他人のペアでもあるんだけど、二人にしか分からないこともあり、一緒に生活してても分からないこともある不思議な関係だと改めて感じた。 1778話目の最終回の空白部分にぐっとくる。また一緒に暮らしましょう。で泣ける。
0投稿日: 2018.04.22
powered by ブクログ自分にはとても出来ない。 著者は余程奥さんのことを愛していたんだと思います。 毎日書き続けたラブレター。 素敵なお話でした。
0投稿日: 2018.04.11
powered by ブクログ余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をする。 しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。 五年間頑張った妻が亡くなった日、最後の原稿の最後の行に夫は書いた「また一緒に暮らしましょう」。 妻のために書かれた一七七八篇から選んだ十九篇に、闘病生活と四十年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイを合わせた、 ちょっと風変わりな愛妻物語。 ************************************** アメトーークの読書芸人で、カズレーザーが「15年ぶりに泣いた」と言うてて、これは読んでみたいと思った。 余命一年と言われて、五年間頑張れたのは、こういう気持ちがあったからでは!?と思ってしまう。 病気の進行や治療の成果もあるかもしれんけど、まだまだ生きたい気持ちや、周りの力強い支えで、寿命は長くなるねんな、と思えた。 「また一緒に暮らしましょう」 一緒にってところが、先に亡くなっても嬉しい言葉やと思った。
0投稿日: 2018.04.08
powered by ブクログガンを宣告された妻のために1日1話を書くことを決めた小説家のノンフィクション。5年生存確率はゼロと言われながら、宣告後4年近く生きることができたのは、夫の小説を読む楽しみがあったからかなと思ったり。カズレーザーが絶賛するほどの涙のシーンは感じなかったが、夫婦の仲の良さを感じるほっこりした気持ちと相方を亡くすことの恐怖や喪失感はひしひしとと伝わった。
0投稿日: 2018.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
泣ける! 悲しい! というよりは夫婦の良さが伝わって来る一冊だった。 作品を時に褒めたり時にいちゃもんつけてみたり。 ノルマである物語ではなく、作者が書きたかった物語、作者そのものを表す作品が読みたかったんだなぁ。 特に、最終話なんて、二人にしか読めない一話なんだと思う。
0投稿日: 2018.03.29
powered by ブクログ書き手の気持ちを知りながら読むと、また違った読み方ができる。全ての本に当てはまらないが、これも1つの読書か。 作家に、背景に感情移入できると泣ける。
0投稿日: 2018.03.25
powered by ブクログ眉村先生と奥様は、固い絆で結ばれていたのだなということを感じました。 新書でも読みやすかったです!
0投稿日: 2018.03.21
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をする。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。五年間頑張った妻が亡くなった日、最後の原稿の最後の行に夫は書いた―「また一緒に暮らしましょう」。妻のために書かれた一七七八篇から選んだ十九篇に、闘病生活と四十年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイを合わせた、ちょっと風変わりな愛妻物語。 読み終えて、闘病生活の奥さんにとって作者の書いたお話は生きる楽しみだったんじゃないかなぁと感じました。 また作者にとっても 奥さんとのいつの日かのお別れのためには必要な事だったように思った。 全てのお話は載っていませんが 私は好きです。とてもいろんな事を想像させてくれるお話だと思いました。 たくさんの本を読んできて 脳内で情景を思い浮かべながら読める作品は 自分にとっていい意味でとても影響された作品なんだろうなぁ感じています。 最終回で〝また一緒に暮らしましょう。〟と書いた作者も奥さんも共に幸せな人生だったのだろうなぁと感じました。
1投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作家 眉村卓が闘病する妻に一日1作品短編のお話を綴った。その時の様子と作品集。 私的にはご夫婦の様子が目に浮かんで、小説のように感じられた。お互いを信頼しあい、なんでもないやり取りが愛おしく感じる。 短編の話は 好きなものあり、???の物ありであったが、「最終回」は 目頭が熱くなった。 きっと 作者の頭の中にはちゃんと話があって、それを語ると 奥さんはにっこり笑って うなずいて、「完成したね」なんて労って・・・ 妄想入りました。ごめんなさい。
1投稿日: 2018.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作者がガンを宣告された妻のために毎日書いた小説のうち極一部が紹介され,それにまつわるエピソードなどの据えられている. 自分はやはり小説は苦手なのかもしれない.新書を一冊読んだ満足感がない.テレビで話題になったわりにはという感じ・・・
0投稿日: 2018.03.11
powered by ブクログAmazonでおススメされたらしい。 最近の本なのかと思ったら、奥付を見ると2004年と少し古い本。読書芸人だかそんな番組で紹介されたので、注目が集まったようだ。 私の感受性が衰えているのか、背負っている重さが違うのか。帯に書かれているような感情を一切抱くことなく、読了した。
0投稿日: 2018.03.09
powered by ブクログ癌になった妻のために、筆者は“何か自分にできることはないだろうか”と考え、“毎日、短い話を書いて妻に読んでもらうこと”を思いつきます。“癌の場合、毎日を明るい気持ちで過ごし、よく笑うようにすれば、体の免疫力が増すーとも聞いた”(p9)からでした。 病気の妻を読者としたため、書くものには制約を設けました。エッセイではなくお話にする、商業誌に載ってもおかしくないレベルを保持する、読んであははと笑うかにやりとするものであることなどです。 病気の妻に捧げる話と聞いて、もっと深刻で哀しい話なのかと勝手に想像していましたが、初めは病気とは関係のないショートショートでした。病気だからこそ笑える話を、という発想が素敵でした。そして妻はそんな筆者の協力者であることに自負心と誇りを持っており、理想の夫婦だと思いました。 最後は“病気の変化と進行には無関係ではいられなかった(p13)”、“ナマの気持ちを表に出してしまっている作品(?)(p182)”ですが、その話の変化に胸が苦しくなりました。 話の変化から筆者の気持ちの変化を感じましたが、泣ける話というよりは、夫婦のお互いへの思いやる気持ちを感じて、憧れるような物語でした。
4投稿日: 2018.03.05
powered by ブクログ芸人の紹介で最近売れてるらしいが、奥さんが数年前に買ったのが家にあったので読んでみた。 1778話めの最後の話は、そうきたか、という感じで流石だし、深い愛情を感じる。全体を通しては、もっと泣ける話かと思ったらそうでもなかった。 ショートショートもいいが、それ以外のエッセイの部分がよかったように思う。 しかし、この著者はやはりSFがいいかな。
0投稿日: 2018.03.05
powered by ブクログ番組を観ていたので、 とにかく最後のページが見たくて見たくて、 それを我慢しながら読むのがつらかった。 がっつり短編集かと思いきや、 そうではなく、 夫婦の在り方が淡々と書いてある。 うちの両親もお互いに癌が発覚し、 見舞いに行っている間は いろいろなことを思っていたのだろうな。 今、二人とも健在で 一緒に出かけて行く姿はまさに奇跡だな。 泣いたかと言われれば、泣かなかった。 だからといって、感動しなかったわけではない。
1投稿日: 2018.03.04
powered by ブクロググッとくる部分はあります。 夫婦の形はいろいろあるなあと思いました。 ただし、評判のような感動とか、泣くみたいなことは なかったです。 ただ、奥さんともう少し話をして、いっしょに何かをしようと思いました。
0投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログガンに冒された奥様との最後の日々を描くエッセイ部分と,その奥様のために5年間毎日1話ずつ書き続けた1778話のショートショートからの抜粋が交互に配置された,何とも不思議な構成の書.「エッセイとはしない」という縛りがあるにもかかわらず,ショートショートの内容は次第に日常を色濃く反映するものとなってゆく.
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログアメトーークは観てないけど、話題になっていたので手にとってみました。 余命が明らかな妻のために1日1話の短編を書き続けた作者。独自のルールを設け毎日書き続けることはいくら作家さんでも大変なことだったと思うし、奥さまへの深い愛情を感じます。 「泣ける!」という宣伝文句が目立ち過ぎ、美談が先行してしまっていますが、ドラマチックな感動ストーリーとはちょっと違います。短編を書くことになった経緯、物語の注釈などをはさみながら構成されています。 愛する人が死にむかうとき何ができるだろうか、考えさせられます。
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ2018.2nd 帯に吊られて購入しました。夫婦愛を感じる一冊!ですが、泣ける名作かというと個人的にはそこまで感動はしなかったかな。 でも、オススメの一冊ではあります!
0投稿日: 2018.02.21
powered by ブクログ最後、泣きました。 眉村さんがどれだけ奥さんのことを想っていらしたか、そしてお二人がどれだけ望ましい関係であられたかがよくわかりました。 一日一話の物語をすべて読んでみたいです。 単純に眉村さんの書く話がおもしろいと感じました。 この本に収録されているものの中では、「ある書評」「書斎」「秒読み」などが読んでいてとてもワクワクしました。 読んでいる途中はSF作家なんだ!ぐらいに思っていましたが、読み終わったあとに気がつきました。 眉村卓さんは「ねらわれた学園」の原作者なんですね。 現代版のアニメ映画しか観たことありませんが、設定がおもしろい作品だなと感じたのでいつか原作もチェックしてみたいと思っていました。 いいきっかけになりそうです!
3投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログアメトークで見て、さらに帯(アメトーク関連の)により、期待値が上がりすぎていたのかもしれない。 思っていたよりは普通だった。 ただし、最後の一文は、震えた。 感動で震えた。 私は未婚だが、いわゆる理想的な夫婦の精神的な関係性のようなものに見えて、素敵だな、と純粋に思った。
0投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログ筆者が何と言おうとこれは愛のなせる技であると思う。私はパートナーに「また一緒に暮らしましょう」と最期に言えるだろうか、あるいは言ってもらえるだろうか
0投稿日: 2018.01.24
powered by ブクログ癌と闘う妻に、毎日1話ずつ自作の物語を捧げた実話。 続けることが願掛けみたいなところもあったように書かれていましたが、短い物語とはいえ、毎日書き続けたことに、奥様への思いがどれほどだったかということが伝わってきます。ただただすごいとしか言えないです。 奥様が亡くなった日に綴った最終話には静かに込み上げるものがありました。 年を重ねても、お互いを最良のパートナーと感じられる夫婦でいたいと心から思えた一冊です。
0投稿日: 2018.01.24
powered by ブクログアメトーークで紹介され、気になって読んでみた本。著者の妻も夫(著者)に看取られて幸せだったろうと感じる、温かい話だった印象。小説も短い話であるが、一つ一つの文章が丁寧に綴られていて長い間連れ添った夫婦の愛情やそれを読んだ妻が笑ってほしい、病に倒れても暗くならないで明るく過ごして欲しい気持ちが感じられる。看病というのは世話することだけでなく、著者のように小説という形で闘病中も暗くならずに前向きで過ごして欲しいという小説も闘病の支えだろうと思った。話からも、著者から妻への思いが沁みる小説。
0投稿日: 2018.01.17
powered by ブクログ病床の妻のために毎日書いたショートショートをまとめた本。ただ、途中のエッセイの分量が多い気がする。感動すると聞き読んだが特に心は揺さぶられず。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ余命を宣告された妻に毎日書き続けたショートストーリーを、妻の容態や著者の心境と併せて紹介。 感想: 特に感動することはなかった。予想がつく内容。あらびき団の2017年末にAMEMIYAが唄った曲の方が泣けた。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ余命の明らかな妻に、毎日1話ショートショートを書き続けた作家の記録。アメトークでカズレーザーが紹介してたので読んでみた。 なぜ新書なのかと思ったが、妻のために書いた短編を集めただけでなく、完全なノンフィクションだということがわかって納得した。 1778話のうち本書にはわずかしか収載されていない。でも、その背景や作者の思いを感じるためのエッセイが大事。 ショートショートの評価は人それぞれだろう。個人的には自分で設定した制約の中でこれだけの話を書くのはすごい!と思った(それでも抜粋されているが…)。 でも、読みとるべきなのは2人の歴史や関係性。やっぱり最終話は心に響いた。愛するとは生活をともにすることなんだ。 あー!いろんな人に伝えたくなる。カズレーザーに今更ながら後追いで共感している。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ20180106 感動。 商業小説かと思ったけど、そうではなくて、筆者の思い、妻の思い、どれもスッと心に沁みてきた。商業小説であっても、というか、商業小説であった方が、妻は良かったのかもしれないけど。 -祈願の札に、病気平癒と書けと私が二度も言ったのに、妻は聞かず、文運長久とだけしるしたことが、よぎっていた。私の協力者であることに妻は自負心と誇りを持っていたのだ。 -人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいいのである。私たちはそうだったのだ。それでいいのではないか。 夫婦は色々な形があっていい。あるべきだ。 でもこんな関係ステキだなぁと思う。
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログ注釈まで含めて1つの物語。設定やオチは練られてなくとも、毎日書いているという状況まで含めて1つの実話。アメトーーク!で知り、最後の言葉に期待があった。ありふれているようで、心に刺さるメッセージ。積み重ねた物語、思い出が響くのかもしれない。陣痛に苦しむ妻に寄り添う病室にて。
0投稿日: 2018.01.03
