
総合評価
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powered by ブクログ国見さんが会長になって、御巣鷹山事故一周忌を迎えるまで。 政官財の癒着とか、そうゆう汚いものがいっぱい見えてくる。それでも国見だなんだとおれの価値観からしたらクリーンな人たちもいるわけで、世の中おもしろい。
0投稿日: 2009.12.27
powered by ブクログ酷い!とにかく酷い!腐っている!の一言です。 もうやりたい放題ですよ。昔はこんな会社だったのかと思うと本気でむかついてしまいました。今はこうじゃないと思うけど… 左翼に対する扱いってこんなにも酷かったんだね。左翼じゃないのもかかわらずだけど。
0投稿日: 2009.12.16
powered by ブクログ国民航空再建の過程を描いたこの一冊。 前冊とは打って変わって企業の中のドロドロの利害関係などを描いているだけあって、読んでいて萎えてくる部分も多かったです。 でも、大学4年生で就職を控えている今の時期だからこそ、読んでいてもリアリティが凄く、退屈と感じる部分は少なかったです。 自分は企業に入った時にどんな人間になっていきたいのか もう一度考えさせられた一冊でした。
0投稿日: 2009.11.29
powered by ブクログ3部5巻からなるこの大作。 4巻は新任会長に抜擢された会長室篇。 某ナショナル・フラッグ・キャリアの「国民航空」の腐敗を 「事実に基き、小説的に再構築」したこの作品。 なんだかんだ言ったって、最近結構飛行機にも乗るし、 裏側を垣間見ると、ちょっと不安になります。 今回はANAで往復しましたが、前回の11月の出張の時はJAL。 JAL乗りながら、3巻の御巣鷹編を読んで号泣していた俺って。 ブックカバーしてあるから、何読んでるか分からないだろうけど、 ちょっとヤバイ人でしたね。 そう言えば、事故も多いし、不祥事多かったから JALが嫌いで、スターアライアンス派だったんだってことも 思い出したりしながらも。 最近は、時間帯がいいと気にせず乗っちゃっている自分も いたりして。そもそも、トラブルは収まっているわけではないんですが。 中国にいると、日系よりも、やっぱり中国系のキャリアの 整備のほうがもっと不安。 最近、中国国際航空と上海航空がスターアライアンスに加盟したり、 中国南方航空がスカイチームに加盟したりと、世界基準に近づいてきた 中国の航空会社。でも、上海ベースの中国東方航空はまだワンワールドに 認められないんだよね・・・。 MUの整備はヤバイっていう話も聞くし・・・。 御巣鷹編で涙したのは、墜落後、遺体を捜す家族の執念だとか、 その想いに対して。 俺がこんな場面に遭遇したらどうするんだろうとか思いながら。 子供の頃、将来の夢は?って聞かれて、大人になって 何をするっていうことを飛ばして、「実家の畳の上で死にたい」って 言っていた俺。 この本を読んで、その思いをまた新たに胸に抱いた。 http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2007-12-16
0投稿日: 2009.11.26
powered by ブクログシリーズ4冊目。新会長に抜擢された主人公が、新設の「会長室」に配属され、熱意ある会長ともども会社の悪弊を正すべく奮闘努力する。とはいうものの、超悪徳の魑魅魍魎的エライさん達が会社中にはびこっており、改革は遅々として進まないようであります。それにしても、悪徳のお偉方たちのなんとまあ憎たらしいこと!がんばれ、いい人たち!しかし、何というか、「良いモン」と「悪モン」の構図がハッキリし過ぎなかんじはしますね。おぉ、残すはあと1冊だ。
0投稿日: 2009.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だんだん、嫌になってきたなぁ……。 だって、あんな事故を起こしておいて、それを深く反省する様子もなく、国民航空の偉い人たちは、自分の保身とか金儲けのことばっかり考えてるんだもん……。 もちろん小説だから、全部が全部実際に合った事…ではないだろうけど、こんな航空会社、ホントに信用できん。 出てくるやつの8割くらいがみんな悪い奴で、なんだか疲れた。 某航空会社が映画化をよく思ってないというわけがよくわかるわ。 国見さんの頑張りはすごいけど、この航空会社、一筋縄じゃいかないよ〜、潰されそうだよ、国見さん!!
0投稿日: 2009.11.01
powered by ブクログ飛行機事故を起こした会社の遺族対応のこと、 それさえ人事で私腹をこやす人。 やりきれない気持ちばかり。 大きな会社ってこんな面もあるのかな。 恩地がんばれって思った。
0投稿日: 2009.09.25
powered by ブクログ会社って何もかもドロドロしてるように思えてくる。 こんなことが普通にまかり通ってた時代があったんですね。
0投稿日: 2009.09.17
powered by ブクログいよいよ恩地さん返り咲き!! アフリカの濃ゆい3巻から打って変わって本社です。 国民航空どうなるのか!?
0投稿日: 2009.07.01
powered by ブクログ4巻目、会長室篇の導入。 実直かつ誠実で、責任感にあふれた国見が事故後の国民航空へ会長として入る。 そこで目にしたものは過去の露骨な差別待遇によってのし上がった、「魑魅魍魎」のような人間たちであった。 手にした利権を絶対に離さんとする幹部、そして運輸官僚。 国見、恩地らと行天をはじめとする旧勢力たちの攻防がリアルだった。 実際の企業財界、政界、官僚、マスコミのつながりもあのような形なのだろうか。 恐ろしいほど現実的すぎて、社会の大きさを感じてしまった。
0投稿日: 2009.04.17
powered by ブクログ御巣鷹山の墜落事故をきっかけとした、国見会長による改革と、既存勢力との葛藤を描く。 最近もこういうことが政治であったような。。。歴史は日々繰り返されるということか。 国見会長のように、いつまでも人を信じ、自分を信じるままに、高邁な理想を追求できるような人間になりたいと思いました。 小説の出来としては、ベタに悪い人たちの描写が多く、大衆迎合的小説になりつつある印象があって、☆×3にしました。 さて、最終巻どうなることやら。
0投稿日: 2009.02.04
powered by ブクログ読むのにかなり時間がかかってしまった。 (3)まででだだーっと盛り上がった分、会長室篇での人間関係やしがらみがちょっとわかりにくくて、間延びしてしまった感がありました。 でも、会長の心意気にはすさまじい男気と誠実さを感じる。 中のぐだぐだを見ていると、某航空会社(ぁ、もちろん今は違いますよね^^)には乗りたくないなぁーみたいな心境になってしまう。
0投稿日: 2008.10.18
powered by ブクログ精錬実直な国見氏が恩地の航空会社の会長に就任。恩地氏を会長室付部長に大抜擢し、徹底した内部調査に乗り出す。ボーイング社が日本からの調査に対して示すデータや証明の合理的な態度、個人とのアライアンスを守る会社の姿勢は、自分が、まれにアメリカの会社と仕事をする上で実感しているところと一致して、学ぶところが多かった。合理性で鉄壁にしようとすることが多い自分の反省も含めて。
0投稿日: 2008.10.11
powered by ブクログふと、気がついた「この作品は、多くの関係者を取材【略】事実に基づき、小説的に再構築【略】」 ダメだ一気に醒めた。 幾ら「小説的」といわれても、神・仏のような会長、苦難に耐える聖人のような志高き主人公、 に対する分かり易すぎるほど単純化された周りの悪党共。 事実に限りなく近い3巻を挟んでコレが事実、 または事実に限りなく近いという錯覚を 作家が読者に与えようとしているのでは? そのために3巻があるのだとしたら少々その姿勢に疑念(個人的な邪推)が沸く。 あまりにも白黒分けすぎ。 2巻まででやめておくべきだったか。 主人公一人だったらまだしも、同じような会長が出てしまって、180度見る目がかわって 惰性で最終巻に進む。
0投稿日: 2008.09.26
powered by ブクログ話がだんだん難しくなってくる。 生協だとか組合だとか子会社の汚職だとか、専門的すぎ?! おまけに主人公も誰だか分からないような巻だった。 まさしく最近のNARUTO状態!!w
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログ矢野提供本。 私の大好きな山崎豊子さんの本です。 文章にひきこまれ、日本語の言葉の美しさに魅了されます! ぜひぜひ読んでみてくださいっ。
0投稿日: 2008.07.22
powered by ブクログちょっと方向転換。企業の汚い部分を申し分なく発露。 いきなりとっつきにくくなった感があるけども、なんとかついていけた。 腐ってるなー
0投稿日: 2008.06.25
powered by ブクログ週刊新潮連載時、週刊新潮がJAL機内から姿を消したというエピソードを持つ『沈まぬ太陽』。報復人事、御巣鷹山、利潤追求…、その人間模様と社会性、壮絶な事故の描写は他の追随を許さない生々しさがあります。『白い巨塔』の財前&里見助教授を彷彿とさせる恩地&行天の対決も怖い…。巻末の取材協力者と主要参考文献の一覧も圧巻です。
0投稿日: 2008.04.21
powered by ブクログ御巣鷹山の事故発生を受けて関西紡績の国見が会長に抜擢され、国民航空新体制がスタートする。恩地も国見に会長室勤務を命じられ、ついに日の当たる所で仕事をすることになるも社内の労組問題が本当にややこしくてどうにもならない。事故からちょうど1年経った慰霊祭の場面で4巻は終わる。慰霊祭のシーンは3巻の御巣鷹山編よりも涙を誘います。こんな小説があるのに、この会社は今でも労組が何十組もあるという。労組問題が難しくて仕事もろくにできないんじゃないか…。
0投稿日: 2008.03.10
powered by ブクログ企業や官僚や政治家や。どろどろしてるのはもう分かったよ。そーゆーどろどろを書きたいのも分かったよ。もっと面白く話を展開させておくれよ。あー。次は最終巻ぢゃないか?!
0投稿日: 2008.03.02
powered by ブクログ2008.1.3 どんなことがあっても屈しない恩田元。まさに正義の方でした。彼のような人が今の世の中にいるのかなぁ?
0投稿日: 2008.01.04
powered by ブクログ夢中になるまでに時間がかかりましたが、読み進めていくうちに、これは読まなきゃいかん!と思う本でした。 もちろん小説ですので、全部が本当のことではないにしろ、小説内の某航空会社の体質が現実のニュースと絡み、なんともいえぬ腹ただしさを覚えました。
0投稿日: 2007.12.23
powered by ブクログ国見会長がすごいと思う。かっこいいな、と。 でも当たり前のことが当たり前でないという実態。恩地さん言ってた「片目の猿」の話。 なんていうか、これが現実なのかなぁと思うとやんなる。 あと飛行機乗るのも怖くなる。 もともと飛行機あんまりすきじゃないしなぁ。。 ふと、山崎豊子を読めるようになるなんて回復したなぁと思ったり。本を読むことはすきなことだから、よっぽどのことがなければ読むのがいやにはならないのでバロメーターになるな、と。去年の夏は活字を見るのがしんどかったもんなぁ。。それから考えると、うん、よかった。 (07/11/23)
0投稿日: 2007.11.23
powered by ブクログ世界最大の墜落事故は、人災だってゆう視点から、会社を利益第一から安全第一に変えようとする話。(5)に続く。
0投稿日: 2007.05.23
powered by ブクログ腐っとる。これが本当に一企業の内部だとしたら、どうかしとる。しかし国見会長、全然関係ない企業やのに、そこまで会社再建に燃えるとは・・・。すごい。
0投稿日: 2007.05.10
powered by ブクログ日航機墜落事故を小説的に再構築した作品。全五巻。 利潤追求を第一とした経営を立て直すため、新会長に国見正之が就任。組織の建て直しを図るが、政・官・財が癒着する利権の闇にことごとく阻まれる。ここまでいくと人間の欲って醜い…。(07/3/7)
0投稿日: 2007.04.30
powered by ブクログ2月? 新会長の国見を中心に、空の安全を図るべく新たな一歩を踏み出した国民航空であるが、その闇は深かった・・。 [感想] 御巣鷹山の事故の一周忌までの話であるが、贖罪の意識もなく会社内部で、私利私欲を尽くす存在が多くいるという腐敗の構造には驚いた。
0投稿日: 2007.02.22
powered by ブクログこの会長室編が小説と言う部分なのではないのだろうか。御巣鷹山編の被害者の実名と実録そのままではなく、国見会長は鐘紡から来られた方とは似て非なるもののようである。ただ、恩地氏が初めて上司らしい上司に出会えたことは読んでる方が安堵する。
0投稿日: 2006.09.13
powered by ブクログ「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しかし、それは終わりなき暗闘の始まりでしかなかった…。
0投稿日: 2006.06.14
powered by ブクログそういや、この頃って「JAL」は特殊法人だったんですよね。中曽根行革の『民活』で民営化になったんだっけ。カネボウといい……。人間の9割ぐらいは、核から腐敗臭、ドロドロしたヘドロが流れ出ている。問題はそのヘドロをどするか。恩地は本人が知らないうちに、核のヘドロを自分自身で吸い込んでいるみたい。
0投稿日: 2006.05.06
powered by ブクログ会長室編からは、新会長の国見会長が軸になって話が進むので、ついつい「恩地さんはどーした、早く出せ!」とつっこんでしまいました。とても真摯な気持ちで事故を受け止め、国航再建に尽力する国見会長には、感銘を受けますが、それ以上に、どうしようもないほど腐りきった国航の体質に呆れ返りますね。
0投稿日: 2006.01.15
powered by ブクログ出世するためには何をやってもいいのだろうか。。。 語弊があるかも分からんが、「悪いこと」やってまで出世しようとする人って、 ゴールは「出世する」だよね。 出生した後の事なんて、全然考えてなさそう。
0投稿日: 2005.10.30
powered by ブクログ政界と財界のつながりがテーマに。なんかドロドロしてますね〜。どこまで実話に基づいているのかは不明ですが、あの御巣鷹山の惨事を引き起こした後も私腹を肥やす国民空港・および関連子会社の首脳陣には呆れる。
0投稿日: 2005.10.26
powered by ブクログ大手航空会社に勤務するオンチ君が主人公で、「善人」のモデルとなっています。全5巻にわたって、善をまっとうすることが1つのテーマであり、テーゼになっています。オンチ君の反対のモデルがギョウテン君で、企業・社会を上手く生きていくために、正義を見てみぬふりをしたり、不正を行ったりします。こちらが大勢だったりもします。
4投稿日: 2005.04.21
powered by ブクログ離陸した以上は、明確にした目的地に着陸することです。今まで聞いたあなたの意見や経営の進め方をみると、あなたは王道を行く人です。(p.388)
2投稿日: 2002.06.08
