
総合評価
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powered by ブクログ前作『死体は語る』から30年、専門誌の連載をまとめた一冊。 前作がエッセイ集的な作りだったのに対して、今回は図版が多く使用され教科書的。モノクロではあるが脳や内蔵の写真も多いので苦手な方もいるかもしれない。どの章もわかりやすく整理されており大変面白く読めた。 前作で少なかった(無かった)毒物や銃創の話が特に面白かった。 あとがきに、監察医制度が4箇所になったとあり、そこ退化してしまうのか…と思った。(東京横浜名古屋大阪神戸、から横浜がなくなり4箇所) 前作で悪事と切って捨てた障害児の幼女を火傷を装って殺した母親へのコメントが「その児が憎くてやったのではない。追い詰められた母親の気持ちを考えると心が痛む。」とあり、おおアップデートしていると感心した。「運命のいたずら」ではなくそれこそ福祉の問題だと思うが…。 「地蔵背負い」は相変わらず、死体所見から犯人像まで言い当てた稀有な事例、としか取り上げられていなかったが。文中に「若い女性」とあるのは「進路指導を受けていた中学3年生の女子」で、「進路指導をしていた福祉事務所の主事が相談相手の少女と性的関係を持ちその口封じに殺された」事件、である。就職で遠くに追いやろうしたが少女は地元で働きたいと希望していたので雨の日に河川敷に呼び出し絞殺した。凄惨で身勝手すぎる事件だが、筆者にとっては自分が法医学を志すきっかけになった事件、というウエイトの方が重いようだ。 一方、酒鬼薔薇事件の推測が誤っていたというコラムは興味深かった。自分の間違いをこうやって書く人は珍しい気がして。対人の仕事なので、犯人への理解を時代に合わせて深めていくのはいかにも大変そうだ。相手には普通の理屈がまず通じないことも多いだろうし。
0投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生々しくて少し気持ち悪い写真もある。 1よりもより、専門的。 警察向けの雑誌の連載だからこそなのかな。
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ司法解剖の詳細が載っています。なるほど、こうやって犯人逮捕に至るのか…と感動しつつ読みました。やっぱり罪(殺人罪)からは逃げられないと実感させられる素晴らしい本です。
0投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ1冊目より詳しく症状の説明があり、事件の内容はさらっと書いていた印象。ちょいちょい筆者の自己主張のような承認欲求のようなものを感じる文章だった…
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログ死体の特徴について色々書いてあってとても勉強になった。上野先生の豊富な知識や経験にはとても驚いた。生きている間だけではなく、死後も名医にかかるべしというのがとても印象に残った。法医の人手不足の中で名医にかかるかどうかは運だと思うし、人材育成も難しいとは思うけれど、せめて殺人犯が野放しにされないような社会であって欲しいと思った。
3投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ普通に面白かった。 素人にも分かりやすい、法医学の入門書。 刑事ドラマが好きな身には興味のある内容。
2投稿日: 2021.04.21
powered by ブクログ死体解剖保存法第8条に基づき、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5大都市において施行されている(監察医)制度。と、『死体は語る』の感想に私が引用記載していたが、本書『死体は語る2』のあとがきでは、横浜が廃止され、全国4都市のみで施行されているとあった。法医学専攻する医師不足と予算配分の影響とのこと。残念な状況である。 東京都23区内で発生した変死者は、警察に届けられ、遺体は警察官立会いで監察医が検死する。検死で死因が不明な場合行政解剖して死因を明らかにする。 これが、監察医制度で監察医は地方公務員にあたるとのこと。 本書には、死因を特定する医学的知見とともに、一見事故に思えるものでも、検死や行政解剖で別の原因で死亡したことが明らかになることがあることを、包み隠さず記されている。 殺人事件を扱う作家必読の書といえるのかもしれない。 こうした監察医制度がない道府県の悩みについては、『焼かれる前に語れ』という本をお勧めする。司法解剖医であり千葉大学大学院教授である岩瀬博太郎さんの著書。 監察医制度がないところでは、死因が特定されずに火葬されることが多い実態がわかる。2007年9月に出版されているものなので、環境は変わっているかもしれない。岩瀬さんの著書もう一冊『法医学者、死者と語る』2010年8月初版もお勧め。不審死の90%が法医解剖されていないことが記載されている。 できることならば、監察医、司法解剖医のお世話にならない死に方をしたいものである。 医師になる人の動機の多くは、人命救助であろう。法医学医の担い手となる人は少ないことも心情的に理解できるが、法医学医は社会秩序を担保するため重要な役割を担うもの。この制度が今後どのように推移していくか、注視していきたい。
3投稿日: 2021.02.01
powered by ブクログ首吊り自殺と絞殺の違いは?「砂を吸い込んだ溺死体」は何かおかしい?物言わぬ死体から真相を明らかにする上野法医学の決定版。
0投稿日: 2020.11.10
powered by ブクログ何度か同じことがでてくるけど それだけ生者の浅はかなたくらみを 死体の声に耳を傾ける名医は聞き取ってしまうのだろう。 逆に、耳を傾けない(経験が不足している)と まんまと。。。 お世話にならずに言葉少なに死にたいものです。
0投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログ法医学者で監察医の著者が、警察官向けの雑誌への連載の文庫化作品。 やはり、一般向けの他の著書に比べてやや専門的か。
2投稿日: 2020.03.20
powered by ブクログ【死後も名医にかかるべし。『死体は語る』に続く最新作】首吊り自殺と絞殺の違いは? 「砂を吸い込んだ溺死体」は何がおかしい? 物言わぬ死体から真相を明らかにする上野法医学の決定版!
0投稿日: 2020.02.17
