
秋葉原通り魔殺人事件 なぜ男には敵が見えないのか―新潮45eBooklet 事件編13
中村うさぎ/新潮社
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総合評価
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彼は誰を殺したかったのか
今でも当事の報道を鮮明に思い出せるほど深い傷跡を残した事件 あの事件を女性であり、オタク文化に精通している中村うさぎさんが独自の視点で読み解いています。 犯人の育った背景から社会情勢、また犯人の育った世代に深く衝撃を与えたあの「アニメ」といった様々な視点から鋭く切り込んでいると感じます。 もう当時から5年以上たち、震災などで風化しつつあるこの事件を忘れないため今一度考え直す良い機会となりました。
2投稿日: 2014.03.28この事件だけの話ではない。
敵は誰なのか? 憎むべきは誰なのか? 自分はどうすれば、幸せになれるのか? この事件の犯人が抱いたものは、何だったのか。 ボリュームは少ないが、その胸中に迫る一冊。 (余談だが、著者へのイメージが少し変わった。)
2投稿日: 2013.09.24
