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不毛地帯 第一巻
不毛地帯 第一巻
山崎豊子/新潮社
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総合評価

142件)
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56
50
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2
1
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    去年話題になった不毛地帯。山崎豊子さんの小説は初めてなのですが、どんどん引き込まれていきました。読み進むのがつらい場面もたくさんあったけれど、読まずにはいられない。そして、読まなければいけない話だと思いました。山崎豊子さんの他の作品も読んでみたい。でもその前にこの5冊を読みあげなくては。

    0
    投稿日: 2010.11.25
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    とても言葉には尽くせない。それほど深く重厚な作品だった。 敗戦後、何度も死を考えながら、思いとどまらせた谷川大佐の「生きて歴史の証人となれ。」という言葉は忘れられない。 しかし、そんな中でも上司や若き青年兵が壱岐の周りで死んでいく。特に、志半ばで死んでいく青年兵の場面は本当にやりきれなかった。

    0
    投稿日: 2010.11.15
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    商社志望だが、海外勤務は嫌だ…とのたまうバカだけでなく商社やインフラに関わる人間は読むべきだ。 それらの職は使命感と責任を持って仕事をし、常に戦場に在ると自覚すべきだと分かるはず。

    0
    投稿日: 2010.11.05
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    いわゆる流行に乗ってみた的な。 シベリア抑留の話が中心で、あんまり商社の話はなかった。 けど、かなり感動。 右翼になるつもりは毛頭ないけど、壹岐正の意志の強さには見習うべき点が多くあると思う。 堀のシーンは、本気で泣いた。

    0
    投稿日: 2010.11.05
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    これが実話ってのは有名な話だが、やはり何か偉業を成し遂げるには沢山の犠牲をしいられるということ。 今の三菱商事がここまでの大企業になったのは・・・この沢山の犠牲があったから。そしていきさんの信念の強さに脱帽。

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    投稿日: 2010.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <1>2009.10.14~23読了 <2>2009.10.23~30読了 <3>2009.10.30~11.5読了 <4>2009.11.5~11読了 <5>2009.11.11~19読了

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    投稿日: 2010.09.04
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    残り一ヶ月で不毛地帯を完全制覇! と言うことで読み出しました。 第二次世界大戦で日本軍の参謀として活躍していたおじさんが、ソ連に10年以上捕虜として捕らえられていた後、商社と言う新しいステージで活躍すると言うストーリー(ものすごく簡単に言うと)。 1巻目はソ連での捕虜生活を中心に描かれていますが、まぁむごい。 国と言う支えがなくなったときの発狂の仕方と言うか何と言うか、読んでいて辛くなりました。

    0
    投稿日: 2010.08.27
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    山崎豊子さんの代表的作品です。去年唐沢さんでドラマ化されたので知っている方も多いと思います。 主人公はシベリア帰りの元日本軍幹部。この本で初めてシベリア抑留の実態を知りました。その意味では歴史を学ぶ好書といえます。 それにしてもこの小説のモデルがあの瀬島龍造と知って、その激動の人生に感動する思いです

    0
    投稿日: 2010.07.24
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    辛かった・・・ 山崎豊子さん、と毎日呼びかけてしまうほど つらい内容でした。でも、事実をこのような形で 知ることができるのは、作品のすばらしさ、宝だと 思うので、これからも読み続けたい作品です。

    0
    投稿日: 2010.07.12
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    ドラマにつられて読みだしました。うわあああおもしれええええ!! 豊子先生の文章はなんでこんな読みやすいんだろう。ふしぎ!あと原作の壹岐さんなんかすごくかわいい!

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    投稿日: 2010.07.12
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    山崎豊子さんの作品で初めて読んだ作品。 これまた実話ベースで作られているため、話が非常にリアルである。シベリア拘留時代と商社マン時代の二つの不毛地帯が描かれている。 何と言っても瀬島さんがモデルになっている壱岐正の不器用ではあるが意志の強さには非常に心を打たれた。

    0
    投稿日: 2010.06.06
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    元伊勢丹会長をモデルにした話。1では、強制労働の過酷さと共産主義の恐ろしさが生々しく伝わってくる。心臓の弱い人にはあまりお勧めしない。

    0
    投稿日: 2010.06.05
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    不毛。 じぶんのことを考えちゃうと、 まわりがどんどん脅威になって、 それでどんどん追い込まれてく。 ほんと不毛。 なんでみんなと協力・切磋琢磨ってできないんだろね。 むずかしい。

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    投稿日: 2010.06.05
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    初・山崎豊子。懇意にさせていただいているおじいさんが作中に出てくるということで興味はあったけど、なかなか読むことはなかったのだけど、ちょうどいい機会だったので読んでみた。ストーリーテラーだね。流れるように話が流れていく。長さを感じない。日本はどのように生きていかなければならないのか。日本はこんなんでいいのか。というようなことを頭の片隅で考えながら読了。(09/8/2)

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    投稿日: 2010.05.15
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    第二次世界大戦終了後、ロシアに捕虜(戦犯)として投獄された壱岐正。 ロシアでの凄惨を極める捕虜生活、その後の日本帰国後の近畿商事への入社、そしてFX戦闘機の入札へ関わる。 壱岐正の近畿商事での商社マンとしての始まり。

    0
    投稿日: 2010.05.03
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    先日、ドラマで最終回を先に観てしまったというのもありますが 一巻で読むのをやめてしまいました シベリアが強烈すぎて、 日本の、それも大阪に帰ってきた生活が それなりに迫力はあるのですが シベリアの大変さに比べると どうもな~と睡魔がおそってきて 挫折。 今、元気のない関西が 経済界を動かしているかのような ノリがいまいちなんだろうな しかし、このキャラ設定は本当にすごい 「シベリア抑留11年の主人公」 ここまですごいキャラはまたとないでしょう シベリア編を読んでいる最中、 寒くて、夢にまで、雪景色が浮かんできて 強烈でした あの、ロッカーみたいなとこに入れられる 拷問って あんまりや~~~

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    投稿日: 2010.04.19
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    ドラマが始まる前までには読み終わろうかと思っていましたが、そんな甘くなかった(笑) 1巻が500ページ近くあるので、読み終わるのに時間かかるかかる。 5巻あるので、家や電車の中また空いた時間を見つけては読もうと努力しました ただ、出来なかった。 見通しが甘かった。 沈まぬ太陽も挑戦したいですが、少し休憩させて下さい(笑) 内容としては、前半シベリア抑留、後半は商社としての人生が描かれています。 シベリア時代は壮絶そのものでした。 命を落としても仕方ない状況にも関わらず、壱岐は生き延びた。 くじけそうなときは多々ありましたが、それにも負けない心を感じました。 商社で第二の人生を歩み始めた壱岐も凄かった。 中途入社にも関わらず、どんどん昇進していきます 昇進していくのは、先を見る力が人一倍あったからではと僕は思います 最後のシーンでは特に感じました。 僕がいる業界も厳しいですが、商社も商社でキツい業界ということを知りました。 政界との繋がりもあるので、コワい描写も出てきます ただ、僕はこの壱岐という主人公からいろんなことを教わりました。 分野は違えども仕事に対する考え方は共通する所もあるので、今後参考になります やはり日頃の努力、積み重ねがものを言うのかなと思います

    0
    投稿日: 2010.04.10
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    働く意味。 使命感を背負う意味。 それらのあまりの深さ。 じぶんは何をこの社会で成し遂げたいのか これは不安にも、 期待にもとれる。 でも、使命感を貫けるか否か。 社会を使命を果たす場として考えるならば、 主人公っである 壱岐さんの生き様は そういった点で非常に参考になる。

    0
    投稿日: 2010.04.10
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    ドラマは途中までみて、なんとなくみるのをやめてしまったのだが、 やっぱりなんだか気になって本を読み始めた。 1巻はシベリア抑留時代を中心に進むが、 戦争の悲惨さがとても伝わってくる。 でも、きっと現実はもっともっと悲惨なのだろう、とも思う。 ドラマを途中までみていたこともあって、 どうしても唐沢寿明の顔や和久井映見の顔が浮かんできてしまう。 だけど、小説を読んでるとシベリアで歯が抜けたとか、 商社に入社してからもくたびれたスーツ姿だったりとか、 やっぱりちょっとギャップがあって、 その人物像を想像するのが難しい感じ。 それにしても山崎豊子の小説はどこまでが事実で、 どこからがフィクションなのかよくわからないので、 この小説にある壹岐正=瀬島龍三として読んでしまいそう…。

    0
    投稿日: 2010.03.26
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    ドラマを見て読みたくなりました。ドラマではあっさりしていたシベリア抑留の描写が凄まじくて、暫くは普段の自分の生活の全ての事が些細に思える程でした。その後の壱岐正を全て許してしまいそうです。ドラマを先に最後まで見てしまったのですが、少し後悔しています。

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    投稿日: 2010.03.20
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    TVドラマを見出して読み始めた口 TVではかなりの部分が省略されている事がよく解った。 結局TVドラマよりも早く5巻まで読み終えたが、省略部分が頭の中で整理されて読んで良かった。

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    投稿日: 2010.03.18
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    第2次世界大戦敗戦後からシベリア抑留の下りは凄いの一言。 死刑ともいえる抑留生活をこうもリアルに描写できるものなのか。 小説の凄さを感じました。 また、私達の祖父の世代には抑留生活を耐えきった愛国精神、軍人魂があったのかと思うと、日本人で生まれたことに誇りを感じます。

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    投稿日: 2010.03.07
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    山崎豊子さんの作品は 「沈まぬ太陽」以来だけど やっぱり、読み応えがありますね。 彼女の作品はどんどん読む側を引き込んでいきます。 主人公の壱岐正の姿は ビジネスマンとしての道すべて参考になります。

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    投稿日: 2010.03.03
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    ドラマ化をきっかけに読んだ。長編だが飽きることなく、最後まで読めた。 舞台は、高度成長期の日本の商社、今では考えられない伸び盛りのうらやましい環境であるが、取り組めば何でも成功させてしまう主人公、壱岐。惚れます。

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    投稿日: 2010.02.07
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    山崎豊子著。1976年。2009年にテレビドラマ化。大本営参謀である主人公がソ連軍に抑留され、シベリアの地で過酷な強制労働を課せられる。現代社会からは想像を絶する厳しい状態を強いられていた当時の実情を、本書の中から学ぶことができる。シベリアでの抑留を終えた主人公は、日本の中で商社マンとして第二の人生を歩み始める。

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    投稿日: 2010.02.06
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    超長編。僕は山崎豊子は神だと思います。歴史的な側面政治的な概念それら他も世界を広い目で見るとこういうことが書けるんだなと感動。ただ長いです(笑)まだ三巻の途中。。。

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    投稿日: 2010.02.01
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    戦争の話なので、あまりいい気持で見ることはできなかったけど、とても面白かったです。ドラマで知り、小説もみると、主人公がどれほどすごい人間なのかがわかりました。強制労働25年の刑になっても、あきらめずに頑張っているところがとても感動しました。

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    投稿日: 2010.01.19
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    ドラマ化もあり、新版になっています。 元陸軍参謀の壱岐正の生き様を通し、シベリア抑留の苦悩、 そして再就職先での近畿商事にて熾烈な商戦の暗部を描く。 前半のの1巻・2巻で、シベリアでの強制労働、 後半の3巻・4巻で砂漠での石油開発といった、 二つの「不毛地帯」を描いている。 二つの祖国、大地の子と合わせて、山崎豊子の戦争三部作と 言われる中の一つ。沈まぬ太陽を読んでから、二つの祖国を 読んだので、次はこれでしょうということで、読み始めたもの。 かつては商社マンの必読書とも呼ばれたというこの本。 一応、俺も商社マンの端くれとしては、感じるものもありました。 繊維商社から始まった近畿商事が重工業化を図っていますが、 俺の会社も分野が違うところもあるけれど、同じような 構造を抱えています。 社内各部門での風通しがよくないところも含めて。 もちろん、壱岐の視線とまだまだペーペーの俺の視線は 違うんだけどね。 とは言え、まだまだモノを買って売ってに毛の生えた程度の ことしか出来ていない商社マンの俺としては、 耳の痛いところもありました。 前半のシベリア抑留のところでは、ただのキーワードとして しか知らなかったシベリア抑留のことを具体的イメージとして 知ることが出来ました。 それは中国残留日本人孤児だってそう。 旧満州に終戦時にどれだけの日本人がいて、 どのようにしてその地を追われていったのか。 その歴史の一端をしっかりと心に刻む必要があると思います。 http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2009-01-23

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    投稿日: 2010.01.17
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    この分厚い本のほとんどが主人公・壱岐のシベリア抑留に関する記述であり、人によっては全く面白くないと感じたりもするだろう。だが本の帯に「戦後の日本を活写する記念碑的作品」とあるとおり、こういった部分も含めて「不毛地帯」だと思う。 最後の方で僅かながら商社マンとしてのシーンが描かれるが、一気に躍動感が増す。一気に引き込まれる。

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    投稿日: 2009.12.22
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    唐沢寿明主演のドラマに触発され、小説を手に取りました。シベリア抑留のシーンは強烈ですね。現代の日本人があまり知らない歴史がそこにはあります。陸軍参謀から商社マンへの大転身が興味あります。当分、嵌りそうな小説です。

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    投稿日: 2009.12.05
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    ビジネスに役立つ一冊。 この本との出会いがなかったら、今の自分はないと思います。 参謀として部下や仲間を大事にする壱岐正の姿は1巻目から4巻まで変わらない。精神的に極限を超えたシベリア抑留中でも正しい心を持ち続けた。新設された自衛隊に幹部として戻らず、商社マンとしての道を選んだ彼の男としての道、 ビジネスマンとしての道すべて参考になります。 欲の皮が張った上司や、現場のことがわからない上司とどう向き合うべきか、壱岐正に教えてもらいました。そのへんのビジネス書を読むより、勉強になりました。すごい本でした。

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    投稿日: 2009.11.29
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    この本はどうも…相性が悪かった。1巻だけ読んだ感想↓ (1)主人公の元陸軍参謀のソ連捕虜時代の回想がやたらと長く、飽きる。1巻の7割以上がシベリアでの話。 (2)軍人時代のエピソードがないため、主人公の能力が伝わってこない。  (3)なのに、大商社の社長に就職を請われているのが腑に落ちない。 (4)食うや食わずの最悪の環境にあるのに、捕虜仲間の助けを変なプライドで断ったりして、その浮世離れ感にカチン。(重労働から洗濯係に回してくれようとした人がいたのに「軍人が他人の汚れ物を洗うだなんて」と拒絶。そんな恩知らずは勝手にくたばってしまえ) (5)再就職先で、シベリア時代の11年間を埋めるために図書館に通って空白の間の新聞の縮刷版を読ませて欲しいとリクエスト。一見勉強熱心な人っぽいが、そんなことは日本に引き上げてきてからフラフラしてた2年間の間にやっておくべきことじゃないのか? (6商社の用語から何もわからない、と若手の男性社員に世話をかけまくっているが、よくよく読んでみると面接から入社まで2ヶ月と書いてある。どうしてその間に最低限の商売用語くらい調べなかったのか?会社をナメるなよ! などなど、挙げ始めるとキリがない、イラっとポイントがたくさん。これまで読んだ2作品はとっても面白かったのになぁ、、、この本は1巻で挫折してしまいました。残念。

    0
    投稿日: 2009.11.17
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    主人公の壱岐正は、伊藤忠商事の瀬島龍三がモデルとされている。 2009年10月よりフジテレビで連続ドラマ化(唐沢寿明主演)。 壱岐正は陸軍中佐で大本営参謀。終戦の詔に対し、参謀総長の命令書が出されていない以上武装解除に応じる必要がないと解する関東軍部隊の説得に努めた。日ソ中立条約を犯して侵攻してきたソ連軍に拘置され、重労働の刑(25年)を宣告されシベリアに送られる。そこで11年の抑留生活をおくることになる。帰国後参謀としての経歴を買われ商社の近畿商事に入社。 1巻では、壮絶なシベリア拘留生活と慣れない商社生活が描かれている。

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    投稿日: 2009.11.15
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    現在、フジテレビで放送されている。人気ドラマであり、また、私の父もいま、「不毛地帯」を観ているので。 ドラマよりも想像以上も人気が上昇している。

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    投稿日: 2009.11.12
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    テレビ放映中というのもあったが、主人公壱岐正がシベリア抑留帰還後に商社に入った歳が46歳と、小生と同じことで、この著名な大作を読み始める。文庫本全5巻、原稿用紙5千枚の迫真の歴史・ビジネスドラマ大作であった。終戦、シベリア抑留、帰還後の商社を舞台にした壮絶なビジネスと社内闘争。モデルとなった伊藤忠商事殿との付き合い浅からぬものがあるので、商社の行動、社内の人間模様にはとても興味深かった。この競争心、バイタリティが良くも悪くも戦後日本の高度成長をドライブしたと思わせるに十二分の迫力であった。

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    投稿日: 2009.11.08
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    「何を云うんだ、私のような者を懇望して下さった会社だ、それに軍人であった私が、それ以外の仕事に携わる時、一から苦労するのが当たり前じゃないないか」

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    投稿日: 2009.11.02
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    凄惨なシベリア抑留の描写が生々しい。 それに比べればわれわれの今の生活はなんと満ち足りていることか!

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    投稿日: 2009.10.15
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    なんか古臭いのかなと思って読まず嫌いだった山崎豊子を、妹が買ってきたので借りて読んだらすごくおもしろかった。ひとつひとつのエピソードをもっと深く書いてもいいんじゃないかなとも思ったけど、適度に軽くさらっと進むほうがスピード感があっていいのかもと、読み終わって思った。

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    投稿日: 2009.10.13
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    不毛地帯(1)−(5) 「商社マンになるものとして、絶対に読まなければいけない書。」 と言われたために読んだ本。 まず言えることは山崎豊子のすごさである。 数々の名作を生み出しているだけあって、読んでいて止まらない。 分厚い5冊を一週間余りで読破してしまった。 内容としては、世界を股にかけ、一見華麗に思われがちな1人の商社マンの苦悩を描いている。 その仕事ぶりについて、人によっては色々な評価をするのだろうが、自分にとっては ”利益をあげるためには何をしてもいいのか。” というテーマが非常に胸に迫ってくる。 企業で勤める限りには永遠に悩まされるだろうが、壱岐正のように、常に清廉な心をもったまま人を相手に正々堂々ビジネスをしていきたい。 コメント堅っ!!笑

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    投稿日: 2009.09.27
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    フジテレビ50周年ドラマで力入っています。 唐沢寿明主演で他キャスト豪勢。 「沈まぬ太陽」「さまよう刃」「坂の上の雲」「龍馬伝」と、 ぶ厚めの傾向が続くようですが、 それぞれ展開は大きくしていく必要あり。

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    投稿日: 2009.09.16
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    唐沢寿明主演でドラマ化するということで久しぶりに山崎豊子作品を読みました。重厚で奥深い作風なので、一巻読み終わるのに十日近くかかった・・・。『大地の子』では中国でしたが、今回はロシアでの極限体験から物語が始まります。凄絶な囚人としての日々の描写に息を呑みました。他作品でもそうでしたが、正直、専門的な話、今回では軍関係や繊維関係の件はさっぱりわかりません。けれど、山崎さんが描く誇り高い人間の生き様には作品を読むたびに感動させられているのでこれからの展開が楽しみです。

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    投稿日: 2009.07.21
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    好きな作家のひとりである、山崎豊子氏の小説。 この小説は、シベリアに11年抑留された主人公が、戦後の新たな世界の中で、商社という、軍隊とは全く違ったフィールドでの葛藤を描いたもの。 1巻では、主にシベリア抑留についての描写が大半でしたが、そのあまりの凄惨さ、非人道的なまでの仕打ちに戦慄を覚えるほどの衝撃でした。 人間追い詰めようと思えば、どこまででも人を追い詰めることができ、また逆に人は極限状態の中ではどれほど卑屈になれるか、また、 力強い信念が、どれほど人間を人間たらしめているか、生々しいシベリア抑留の描写の中でありありと浮かんできました。 人間とは、信念とはを考えさせられる内容でした。

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    投稿日: 2009.05.11